レヴィ「間違いねえ、アイツはインポだ」(247)

エダ「おいおいレヴィ、いくらなんでも言い過ぎだぜ。自分に魅力がないからって“イキる”なよ」
レヴィ「話を聞けよビッチ。同時に相手出来る人数を増やされてえのか?」
エダ「おーおー、そいつァ嬉しいね。あんたと違って休む暇がなくなりそうだ」
レヴィ「いいか? アタシを起こしに来てンだぞ? 何かあっても良いンじゃねえか?」
エダ「それだけ仕事熱心って事だろ。“良かったなァ”グッスリ寝られて!」ニヤニヤ

レヴィ「クソッ! ロックの野郎、真っ裸で寝てても顔色一つ変えやしねえ!」

エダ「……ヘイ、まさかそれで誘ってるつもりなのか?」
レヴィ「? 何言ってンだよ、当たり前だろうが。それとも何か? ラッピングでもしとけってか?」
エダ「はん! いくらロメオでもゴリラ女が毛皮を脱いで股開いてちゃドン引きするさね!」

レヴィ「……――チッ! やっぱ、股を開いとくのがマズかったか」

エダ「は?」

エダ「まさかとは思うが、今のは聞き間違いだよな?」
レヴィ「あん? 今ついてるそいつをぶっ飛ばしてヘッドフォンと取り替えてやろうか?」
エダ「……その前に、あんたのオツムの方を取り替えるのをお勧めするね。
   中身がショートしちまってまるで役に立たねェらしい」
レヴィ「本気で取替えが必要みてェだな。横向けエダ、弾がもったいねェから“一発で”済ましてやる」
エダ「悪いがアタシゃ今のコイツが気に入ってンだ。それに余計な事に金は出さねェ。……それよりだ」
レヴィ「なんだよその目は。ウザってェ」

エダ「お前がさっき言ったこと、“マジか”?」

レヴィ「何度も言わせるンじゃねェよクソ尼。面白くねェ」
エダ「……ああ、“マジ”であんたの脳ミソはとっくにジャンク・フードになっちまってたンだな」

レヴィ「ヘイ、エダ。アタシは機嫌が良い、サービスだ。“二発”分の値段はこっち持ちだ、遠慮すんな」
エダ「今まで色んな馬鹿を見てきたが、これほど救えない馬鹿は初めてだ。死んどくか? 無駄だろうけどよ」
レヴィ「アタシはお前ントコの詐欺師に救ってもらう気はねェから安心しろ」
エダ「……レヴィ、お前は本当にそんなンで誘ってるつもりなのか?」
レヴィ「当たり前だろうが」
エダ「……グッ、ク」
レヴィ「おい、コラ、エダ。何笑ってンだよ」

エダ「ぎゃーっはっはっは! こいつァ良い!」

レヴィ「――……ヘイ」
エダ「そ、それで誘っ……だーっはっはっははは! やめろよエテ公……は、腹がなくなっちまう……!」
レヴィ「何がおかしいンだよ。あ゙あ?」

エダ「ぶわァーはははははは!! 参った、参った、降参だよ!……ぶふうッ!!」

レヴィ「面白くねェ。今までで最高にムカつく笑い方だ」
エダ「……くくく、そう怒るなよ二挺拳銃。“笑いが止まらなくなっちまう”」
レヴィ「オーケイ、それじゃあサックリ止めてやるよ。感謝しな」
エダ「レヴィ~、お前はとんでもない勘違いをしてるぜ? それも、死ンだ方が良い位のな」
レヴィ「聞かせてみろよ。それによっちゃあ楽にあの世へご招待だ」
エダ「いいか、お前が全裸で股を開けて狸寝入りしてンのはな、“逆効果”なンだよ」
レヴィ「つまらねえ締めの言葉だな。じゃあな、エダ」

エダ「ぶっちゃけ、お前のプランにロックもドン引きしてると思うぜ?」

レヴィ「――マジで言ってンのか? このアタシが“あそこまでしてるンだぞ”?」

エダ「それこそ正気とは思えねェよ……」

レヴィ「ヘイ、ヘイ! サングラス越しじゃまともにモノも見られねェのか?」
エダ「むしろサングラスをしてて良かったよ。でなけりゃとっくにアタシも電波にやられてジャンキーだ」
レヴィ「自分ンとこの売りモンにでも手を付けたみてェだな。そこらの犬と喋った方がマシな気がしてきたぜ」
エダ「いいかい、よく聞きな。アンタのやり方じゃ、例え地球が滅んだってロックはアンタにゃ欲情しねェよ」
レヴィ「あり得ねェ」
エダ「そうか、せっかくの無料アドバイスを無視するたァね。一生やってろバカタレが」
レヴィ「このアタシの考えのドコに問題があるってんだ」
エダ「問題だって? チーズよりも大量の穴がある所か、工場が爆破されたみたいにひでェよ」
レヴィ「……気が変わった。詳しく聞かせな」
エダ「100。格安だ」
レヴィ「死ね。50」
エダ「……」
レヴィ「? なンだよ」

エダ「――……いや、まさか本気で金が取れると思ってなかったンだよ」

エダ「とりあえずだな、問題点を言ってやる。全部だ」
レヴィ「ンだとコラ!?」
エダ「……ちったァ頭を使えよ。アンタのドタマにゃ何が詰まってるンだ? クソか? クソが詰まってンのか?」
レヴィ「表出な。まずお前の頭ン中をぶち撒けてやるよ」
エダ「想像してみろよレヴィ。――……いいか? お前が朝ロックを起こしに行ったとするだろ?」
レヴィ「そンな事はあり得ねェ」
エダ「話の腰を折るんじゃないよ。ったく、これだから全裸で股を開いて……はぁ」
レヴィ「な、なんだよ、その鉄火場に丸腰で飛び込んで平和を唱える馬鹿を見るような目は!?」
エダ「上手いこと言うな」
レヴィ「感心してンじゃねえ!……チッ、想像すりゃ良いンだろ、想像すりゃあ!」

エダ「良い子だエテ公。……それで、だ。ロックがマッ裸で足開いてサオをおっ立ててたらどう思うよ?」

レヴィ「チャンスじゃねェか。わざわざカモがネギの準備をして待ってるなんてよ」

エダ「死ンどくか? 今よりゃマシな頭のつくりになるかもしれねえぞ」

     ・    ・    ・
ホテル・モスクワ事務所

レヴィ「……――って事があったンだよ。なあ、姉御、訳がわからねェと思わねェか?」

バラライカ「……」

レヴィ「? どしたよ姉御。呆けちまって」
バラライカ「……ああ、ごめんなさいね。少しばかり“理解不能な事”を聞いたものだから」
レヴィ「だよなァ!? さすが姉御は話がわかるぜ! やっぱりロックとエダがどうかしてンだ!」
バラライカ「ねえ、レヴィ」
レヴィ「なんだい姉御」

バラライカ「貴方――薬やってるの?」

レヴィ「何言ってンだよ姉御まで?」
バラライカ「そう……気の毒な話ね」
レヴィ「?」

バラライカ「――とりあえず、何を言いたいかがわかったわ」
レヴィ「姉御は理解が早くて助かるぜ」
バラライカ「レヴィ。あんまりロックをからかうのは気の毒だからやめてあげなさい」
レヴィ「なんだいそりゃ。アタシはからかう気なンって微塵もねェよ」
バラライカ「言い方を変えた方が良さそうね。全裸はともかく、股を開くのはやめなさい」
レヴィ「? 最初っから開いてた方が、ロックも“走りやすい”ンじゃねェか?」

バラライカ「……何か言ってやれ」ボソボソッ
ボリス「遺憾ですが……」ボソボソッ
バラライカ「……私もどうしたら良いかわからんよ」ボソッ

レヴィ「ヘイ! 内緒話たァゴキゲンじゃねェな」
バラライカ「ねえ、レヴィ」
レヴィ「なんだい、改まって」

バラライカ「良い病院があるの。紹介状を書くわよ?」

「さぁオネニーサマ、どうぞニーオネーサマに」

ソーヤーたんの出番はありますか

バタン!
6「ダッチ!大変だ!妖怪モジャアワビが出た!」
ダッチ「…ヘーイ、ロック、頭がフロリダに行っちまったのか?」

     ・    ・    ・
イエロー・フラッグ

レヴィ「……――ってな具合に、クソ尼には棺桶を、姉御には収容所を進められた」

シェンホア「そンなの当たり前ね、アバズレ。表歩く危ないないか?」
レヴィ「なンだよ、ですだよ姉ちゃんまで冷たくすンなよな」
シェンホア「私、馬鹿に付き合う暇ないね。レガーチの隣のベッド、あいてるますよ?」
レヴィ「ヘイ、そりゃケンカ売ってンのか? そうだなよな、ですだよ姉ちゃん?」
シェンホア「無駄に噛み付く、アホのすることですだよ。薬、抜いてから来る良い」
レヴィ「ジャンキー扱いすンな。……何が悪いのかサッパリわからねェ」
シェンホア「……あいや。本物だたか」
レヴィ「ですだよ。お前だったらどうするよ?」
シェンホア「そうね、とりあえず股は閉じるの事するよ」
レヴィ「……マジかよ」

シェンホア「あと、口も閉じるもっと良くなる。ついでに死ぬのもっと素敵ですだよ」

レヴィ「へェ、そうかい。とりあえず先にお前が踊れよ“ですだよ”」
シェンホア「ジャンキーに付き合う暇ない。何の得もない、お断るするます」
レヴィ「遠慮すンなよ。今なら鉛弾は出血大サービスのセール中だ」
シェンホア「それ、マジで言ってるか? だとしたら、救いようないね」
レヴィ「……ファック! 何が悪いってンだ! アタシは気ィ使ってやってンだぞ!?」
シェンホア「アバズレ、よく聞く良い」
レヴィ「聞いてやるよ、ですだよ姉ちゃん」

シェンホア「お前、あの日本人興奮する思ってるの間違いよ。これ、オーケーか?」

レヴィ「……」
シェンホア「何、その納得してない顔。とりあえず、返事をするですだよ」
レヴィ「……オーライ、とりあえず納得しといてやるよ」

シェンホア「――……アバズレじゃなく、アホタレだたか」

シェンホア「いいか? 狩りする時、お前イキナリ突撃するか?」
レヴィ「その時の装備によるな。ま、ロック程度ならデリンジャー一つありゃ突撃で十分だろ」
シェンホア「バカタレ。そう思って、何も結果出てるない」
レヴィ「そりゃあ……運ってやつだろ」
シェンホア「お前違ってる、武器の使い方よ。武器は効果的に使ってこそですだよ。
     いくらウスノロでも、武器見せながら逃げるの事当たり前ね」

レヴィ「……あ~……つまり――コッチから仕掛けろって事か?」

シェンホア「今、わかた。お前、真性のアホね。つける薬ない」
レヴィ「とりあえず、お前に話したアタシが間抜けだったよ。“言葉がまるで通じねェ”」

ソーヤー『ザ…ナんの……話?』

レヴィ「お前にゃ関係ねェよゴス女。ひっこんでろ」
シェンホア「アホ話ね。ここに居るアホの」

ソーヤーたんキターー(゚∀゚)ーー!!

支援

     ・    ・    ・

ソーヤー『…ガガッ……』

レヴィ「へっ! やっぱり時間の無駄だったじゃねェか!」
シェンホア「ソーヤーは呆れてるですだよ。いいかアホタレ、それ程お前の話間が抜けてるます」
レヴィ「そりゃあこっちの台詞さ。そろいも揃って、言葉が通じやしねェんだからな!」
シェンホア「いいからとっとと帰る良い。お薬の時間はとっくに過ぎてるよ」
レヴィ「……オーケイ。どうやら、その役に立たねェ口を鉛で溶接されたいらしいな“ですだよ”」
シェンホア「私前に、お前の脳ミソスライスして見てみるお勧めよ」

レヴィ・シェンホア「……」ギロッ

ソーヤー『ガガッ…キもちハ…ガガッ…わかル』

レヴィ・シェンホア「どっちのだ(ね)!?」

ソーヤー『……』スッ…

レヴィ「――うっし! 2対1だな! お前、意外と良い奴だなァゴス女!」
シェンホア「……あいや、馬鹿が二人に増えたか」

レヴィ「ヘイ、ヘイ! ですだよ姉ちゃん、これでどっちの頭がイカれてるかハッキリしたな!」
シェンホア「ソーヤー、本気で言ってるますか?」

ソーヤー『裸ナら…ザザッ…やりヤすクて良いじゃ…なイ』

レヴィ「そうだよな! へへっ、お前は話がわかるみてェで良かったぜ!
    今まで話した奴は、頭がどうかしてたンだ。そうに違いねェ」ニッコニッコ
シェンホア「……ムカつく顔ね」

ソーヤー『服を…ガッ…脱がセる手間が…省けルわ』

レヴィ「どうとでも言うですだよ! よう、そろそろ薬の時間じゃねェのかい? クックック!」
シェンホア「仕返しのつもり? だとしたら、頭が悪い所のさわぎない。完全にイカれてるます」

ソーヤー『ミンチに…ガガッ…しヤすそう』

レヴィ・シェンホア「……」

レヴィ「……なあ、アタシは“こいつ”と同類か?」
シェンホア「……違う方面でおかしいですだよ」

ミンチwwwwwww

レヴィ「――ちっ! 結局話が振り出しに戻っただけじゃねェか、クソッ!」
シェンホア「むしろ、始まってもいないね」
レヴィ「ヘイ、ゴス女。野郎を朝起こしに行って、タマもサオも放りだしてたらどう思うよ?」
ソーヤー『…ガガッ…///』
レヴィ「……話にならねェ。恰好だけじゃなく、頭ン中まで古くせえつくりをしてる」

ギィィィ――

「――話は聞かせて貰ったぜ。苦労してるみたいじゃないか」

レヴィ「……――どうしてアンタがここに?」

張「なに、ちょいとばかり“面白い”噂を聞いてな。暇つぶしさ」

レヴィ「へっ、それを本気で信じるとでも思ってンのかい? そんなジョーク、“誰一人笑わない”ぜ」
張「言ってくれるな二挺拳銃。お前は、“男の気持ちってもんをまるで理解しちゃいない”」
レヴィ「……旦那。アンタまでアタシを馬鹿にしようって事かい?」
張「有り体に言えばそうだな。二挺拳銃、お前はとんでもない馬鹿だ」
レヴィ「……いくら旦那とはいえ、さすがに聞き捨てならねェな」
張「睨むなよ。いくら俺を睨んだ所で、お前の『すっ裸大作戦』は成功しやしない」
レヴィ「センスのねェ作戦名だな。スクール通いの貴族のぼっちゃんでも、もうちょいマシな名前を考え付く」

ソーヤー『…ガガッ…ナイス…センス』クスリ
シェンホア「……それ、本気で言ってるますか?」

張「いいか、武器ってのは抜き身なだけじゃ駄目だ。“収まってる方が良い場合もあるのさ”」
レヴィ「回りくどい言い方はよしてくれよ旦那」
張「こらえ性がないな。――いいか、ある程度は服を着てた方が“そそる”んだよ」
レヴィ「……」
張「お前さんの発想は悪くない。だがな、全裸ってのは“情緒”がねえ。そして、“情緒”ってのは――」

張「――靴下だ。全裸に靴下ってのはな二挺拳銃、“間違いがねえ組み合わせ”だ」

あぁ、ニーソだ軍曹。

     ・    ・    ・
翌日

レヴィ「旦那、話が違うじゃねェか!」
張「“がなるな”、二挺拳銃。イタリア産のトマトみたいに顔を真っ赤にして、ピザでも作る気か?」
レヴィ「こんだけ恥ずかしい思いをしたのは初めてだよ、クソッ! ロックの野郎を殺してやりてェ!」
張「何があったか説明しろ。それからでも、遅くない」
レヴィ「完全にスルーだったンだよ! 目玉が空洞になっちまったみてェな虚ろな目をしてやがった!」
張「……それは解せないな。俺の言った通り、全裸に靴下だったんだろう?」
レヴィ「ああ、そうさ! ちゃんと洗ったばかりの靴下でラッピングしてな! おかげで恥をかい――」

張「――“レヴィ”」

レヴィ「……どうしたんだよ、旦那」
張「まさか、“一から説明してやらないと駄目”とはな。いいか? 一度だけ言うからよ~く聞け」
レヴィ「お……おう」
張「靴下ってのはな――」

張「……――洗ったばかりのモンじゃ、意味がねえのさ」

     ・    ・    ・
その翌日

レヴィ「駄目だったぜ、旦那。昨日よりもひでェ……ケツの穴に花火を詰められたような目で見てきやがった」
張「……すまんな二挺拳銃。もう、俺にはどうすれば良いのかわからんよ」
レヴィ「旦那……」
張「女が使用済みの靴下をはいて、全裸で待ってる。これで落ちないとなると……どうにもならんな」
レヴィ「マジかよ……クソッ!」

ガンッ!

張「モノにあたるな二挺拳銃。当たっても、靴下の臭いは良くはならんぞ」
レヴィ「そンな事はわかってるよ!」
張「すまんな、二挺拳銃」
レヴィ「……いや、気にしねェでくれよ。面倒かけちまってすまなかったな」

シャツだ!ぶかぶかのワイシャツが足りないッッ!!

     ・    ・    ・
???

レヴィ「おい、くそめがね。何か言えよコラ」
ロベルタ「何でございましょうか」
レヴィ「スカしてんじゃねェ。とっととお前が自分ンとこのぼっちゃんをタラし込ンだやり方を教えろってンだ」
ファビオラ「おい、お前! なんだその態度は?」
レヴィ「あん? なんだいロリータ、あのぼっちゃんがいない所だと随分強気じゃねェか!」
ファビオラ「――っ、婦長様! 何とか言ってやってください!? 若様まで愚弄され――」

ロベルタ「私の取った方法を教えるメリットがありません。お引取りを」

ファビオラ「って、婦長様!?」
レヴィ「足元見るんじゃねェよくそめがね。どうせ大した方法じゃあねェんだろ?」

ロベルタ「そうですね。しかし、貴方に実行出来るとは思えません」

レヴィ「オーケー、再確認出来て良かったぜ。アタシは、お前がクソ以上にクソ気にいらねえ」
ファビオラ「えっ、ちょっ……ええっ!?」

この次は誰だ?ローワン?ヨランダ?

ロベルタ「これ以上話す事はありません。どうかお引取りを」
レヴィ「はっ! まさかこれからぼっちゃんの尻の穴の掃除でもやろうってのかい? 精が出るねェ、犬っころ!」
ファビオラ「おいチンピラッ! その口を閉じないと――」

ロベルタ「穴ではなく、腸です。勘違いしないでくださいまし」

ファビオラ「んなっ――!!?」
レヴィ「ダーッハッハッハ! なんでェ、犬のお前が主人の尻の穴の調教をしてンのか!」

ロベルタ「旦那様にはした事はありません。若様にだけ、物心つく前からコツコツと……」

ファビオラ「婦長様!? それ、本当の事なンですかッ!? ねえ、ちょっと!?」

レヴィ「物心つく前からかよ。――チッ! 使えねえな、くそめがねは」
ロベルタ「よろしければ、尻の穴の舐め方をお教えいたしますか?」ニィィ
レヴィ「……気にいらねえ笑い方だな。“教える気はサラサラねェって嫌でもわかる”」
ロベルタ「勿論です。これは、若様のために、若様と一緒に磨き上げた技ですので」

ファビオラ「婦長様――ッ!!?」

ちょwwwwwwwwwww

しえん

     ・    ・    ・
数日後、暴力教会

エダ「ヘイ、エテ公。どうなったンだい?」
レヴィ「何がだよ」
エダ「そりゃ、ロメオとあんたの事に決まってるじゃないのさ」
レヴィ「……なんだ、その話か」
エダ「なんだいなんだい、シケたツラしやがって。服と一緒に頭のシワまで脱いじまったってのかい?」
レヴィ「死ね。てめえみたいなクソビッチじゃあるまいし、上手く行くとは限らねェんだよ」
エダ「ヒヒヒ! で、服は着るようになったのかい?」
レヴィ「ああ、アホ臭くなっちまったからな。グッスリ眠る方が、なんぼか得ってもんだ」
エダ「そうしたら、ロックのリアクションは変わったりしたンじゃねェか? まさか、股は開きっぱなしか?」
レヴィ「どっちもしてねェよ」
エダ「……――なァ、レヴィ。一つ悪い知らせがあるんだが良いか? 最も、これは確定情報じゃあねェが」
レヴィ「もったいぶるな。とっとと話せ」

エダ「レヴィ……もしかして――ロックがインポなンじゃなくて、
   お前がロックに女として見られてねェって話なンじゃねえか?」

レヴィ「……あん?」


おわり

こんなくだらねえもん最後まで読んでくれてありがとうよ、クソッタレ共

表記の試しだったんだが、
“ン”と“ェ”はこっちの方がいいか?

そうか・・・

>>101
こっちの方がいい

>>107
把握した

“え”と“ェ”をどこで使い分けてるかがわからん
教えてエロい人

レベッカ姉さんは“酔った勢い”ってのを考えないんだろうか

ロック×レヴィ(*´Д`*;)ハァハァ

エロパロ板行くと萌えるSSいっぱい投下されてるぞ

違う書き方試してみる
お題くれ

ブラクラ以外の何のネタをやれとw

“ン”“え”“ェ”“ッ”“――”“……”の使い方とか形式とかさぐる。そのための捨てスレのつもりだった

>>117
いや、gjだったぜ!

嫉妬レヴィたんも見てみたい...
が、黒ロックさん×Mレヴィたんが一番読みたい

>>1さんや、ガチエロはないんかのう

エロを... エロをください!!!!!!

「ヘイ、ロック。ちょっといいか? ああ、返事はいらねェよ。ついて来い」
「どうした、そんな改まった顔をして。俺は一体何をされるンだ?」

 レヴィの普段とは違う真剣な顔つき。
 ロックは少々たじろぎながらも“いつものように”軽い調子で言葉を返した。

「イイから来い。お前は耳の遠くなったジジイでもなけりャ、ウスノロの亀でもねえだろうが」
 
 だが、レヴィはその軽口には乗ることなく、強引にロックの右腕を取り歩き出した。
 ノリの良い彼女らしくない態度と、有無を言わさぬいつもの態度。
 それにロックは多少困惑し、
ダッチは二人に軽く視線を送った後、何もなかったかのように手元のグラスをあおり、
ベニーは今朝届いたばかりの新型のPCをイジることに熱中し続けていた。
 “世は事もなし”。
 今日のラグーン商会も、このロアナプラに“最も相応しく、最も相応しくない”言葉の泥の海につかっていた。
 ……一人だけ真剣な顔をしている女――レヴィを除いて、だが。

     ・    ・    ・

「どうしたンだよレヴィ。ダッチとベニーには聞かせられない話なのか?」

 連れてこられたのはラグーン号のドック。
 わざわざ聞こうとしなければ、海に面したここでの会話は他に漏れる事は無い。
 最も、どこに聞き耳を立てている輩が居るとも限らないのがこの街なのだが、
“あえて”ラグーン商会の話に聞き耳を立てる輩は、金銭的にも――肉体的にも釣り合わないのでいない。

「よおロック。何かあたしに隠し事をしてねェか?」

 先ほどまでとはうって変わって、レヴィは笑顔でロックに問いかけた。
 しかし、その目は笑っているという、“子供も喜ぶようなもの”とは程遠かった――

あっ、こりゃ駄目だ
時間がクソを三回出来るくらいかかっちまう

おおおおおおおおお━━━━(゚∀゚)━━━━!!!
wktkwktkwktk

ロックの台詞にはンやらェの妙な使い方はなかったはずだが…

すげぇウザイ事言うけど
レヴィが「~しちまったンだ」とか使うのはいいが
ロックは「ン」は使わない気がする

ロック「隠し事? 隠し事なら、今ここで話してる事がダッチとベニーへの隠し事に――」

レヴィ「――“ロック”」

ロック(隠し事って言われても……ああ、もしかして“アレ”の事か)

ロック「悪かったよ、ゴメン」

レヴィ「……――オーケイ。白状する気になったみてェだな」

ロック「だけど、そんなに怒るような事か? まるで、“今にも人を殺しそうな目をしてるぞ”」

レヴィ「いいかいロック。今すぐ土下座してワンと鳴いたら勘弁してやるよ。オーライ?」

ロック「は? な、なんでそこまでしなくちゃならないんだッ!?」

レヴィ「自分の股間に手を当てて考えてみな。そしたら嫌でもわかるだろうが」

ロック「……!?」

ロック(なッ……なんで勝手に部屋を片付けた位で怒ってるンだ!?)

>>142-143
そういうの頼む

アタシ→あたし、だと読みにくいからあえて
傍点→“”で代用

三点リーダとダッシュはあえて削ったり統一したりしてる

レヴィ「ヒントをやるよロック。あんた、昨日は何してた?」
ロック「昨日、って……仕事だったじゃないか」

ロックがレヴィの部屋を片付けたのは三日前。
つまり、レヴィが怒っている理由は部屋を片付けたという“チンケ”なものではない。

レヴィ「察しが悪いのか? それともトボけてンのか?」
ロック「いや、お前が何を言おうとしてるのかがまるで分らないんだ。
    なあ、俺は知らない内にヘマをやらかしてたのか?」

ロックはその一言を発した直後、ドック内の気温が下がったように感じた。
理由は勿論、レヴィの発する空気が剣呑を通り越し、
今にも尻の穴に銃弾を詰め込みそうなものになっていたからだ。

ロック「――レヴィ、正直に言ってくれ。俺は一体、何をやらかしたんだ?」

レヴィの怒りは相当なものだと悟ったロックは覚悟をきめ、問いかけた。
そんな殊勝な態度をとるロックにレヴィは――

レヴィ「とッぼッけッんッじゃァねェぞこのクソボケがァァァ――ッ!!!」

ブチ切れた。

     ・    ・    ・
「ヘ~イ、ダッチ。このままじゃラグーン号の風通しが良くなっちゃうよ」

 ドック内で軽快に吐き出される銃弾の奏でるタンゴを聴きながら、
ベニーはPCをイジる手を止め上司に言外に二人――主に一人を止めてくるよう言った。
 この騒ぎの中では、集中して新しい機材の調子を見る事が出来ない。
 ベニーは、良くも悪くもマイ・ペースなのだ。

「そいつに関しては俺も同感だし、泣きてェ気持ちでいっぱいだ」

 ベニーの上司――ラグーン商会のボスであり、ラグーン号の船長である大柄な黒人のタフ・ガイ――
ダッチもベニーの言葉に同意した。
 しかし、グラスを傾ける手を止める様子は一切なく、サングラスの下の瞳をかすかに揺らすだけ。
 ダッチは、更に言葉を続けた。

「だがな、ベニー・ボーイ。お前さんに“命と引き換えに船を守る覚悟があるか?”
 あるなら俺は良い部下を持ったッて事だ。さあ、その気があるなら今すぐ止めて来てくれ」

 誰も厄介事には巻き込まれたくない。
 クサいものには、金の臭いがしない限りは“関わらない”。
 それがロアナプラに住む、無法者の中にある共通意識であり、それはこの二人にとっても同じことだった。

「遠慮しとくよ。“たまにはこうやって騒がしいのも良いしね”」

 ベニーは肩をすくめ、本心を冗談で塗り固めながらダッチに言った。

「……――やれやれだ。全く、“ツイてねえ”」

 無論、ダッチはベニーの内心を察していたし、彼に文句を言うのは筋違いだとも理解していた。
 ダッチに出来ることは――打ち出された銃弾が、ラグーン号を“あまり”傷つけない様に願う事だけだった。

AT-Xのブラクラは日本編
雪緒ちゃん(´;ω;`)

>>156
気になってたんだが雪緒はチャカに犯されたの?

どれが一番「っぽい」?

135か……速度落ちるな
今度小説も読んでみてから試してみよう

>>164
雪緒が銃もってレヴィのバイク爆破したりするしな

最後の自決のときの雪緒は、アニメの方がなんかキた

>>165
動脈切るのかと思ったらグッサリだもんな

     ・    ・    ・

ロック「~~~~~~ッ!!?」

カチッ! カチッ!…

レヴィ「――チッ、弾が切れやがった」
ロック「……ッ、こ……ここッ、こ……」
レヴィ「ようやくお目覚めかい? 昼間ンなってから目を覚ますようじゃ“目覚まし”失格だぜ」
ロック「殺す気かッ!?」
レヴィ「お前はどう思う? ん~?」ニコニコ
ロック「――……冗談だろ?」
レヴィ「そうだな――それはあんた次第さ、ロック。今すぐすっトボケるのをやめりゃァ話が早い」
ロック「俺はトボけてなんかいないッ!」
レヴィ「……オーケー、どうやら命は惜しくないようだ。あの世“でも”ビッチ相手に腰振ってな」

ロック「――“でも”?」


とりあえずこれで

ロック「“でも”っていうのは、一体どういう事だ?」
レヴィ「いいかいロック、アタシは気が長い方じゃアねェんだよ。知ってたか?」
ロック「あ、うん」
レヴィ「――それなのに、だ。それなのにお前は、昨日の夜イエロー・フラッグでズベ公と会ってた事を隠しやがった」
ロック「……あ、あ~! その事か!」
レヴィ「どうやら頭ン中の回路がようやくつながったらしいな。だけど残念、すぐ断線だ」
ロック「ちょっ、ちょっと待ってくれレヴィ!」
レヴィ「別れの言葉は手短に済ませな。一応聞いてやるからよ」
ロック「確かに、確かに俺は昨日仕事が終わった後イエロー・フラッグで人と会ってた!」
レヴィ「……3」
ロック「その相手が女の人だってのも合ってるッ! というか、どうしてお前がその事を!?」
レヴィ「……2」
ロック「なんでその事でお前が怒って……な、なあ! そのカウントをとりあえずとめてくれ!」
レヴィ「……1」
ロック「……さようなら、ロアナプラ。クソみたいな街だけど、嫌いじゃなかった――」

レヴィ「0」

…カチッ!

ロック「ッ!?……――あれ?」
レヴィ「――さっき言ったろ。弾切れ、ってよ」

レヴィ「ロック――あんたがプライベートで……女と二人っきりでイエロー・フラッグで
    一杯ひっかけてたってのだけでもアタシの引き金は軽くなるんだ。わかるか?」
ロック「いや、なんで……」
レヴィ「ヘイ、今口を開くのは、自殺志願者かただの馬鹿だ。
    ――こういう時は首を動かすだけで良い。オーライ?」
ロック「!」コクコク!
レヴィ「よーし、良い子だ……」カチャカチャ
ロック「!? どうしてまた弾を込めるんだ!?」

レヴィ「“ロック”」

ロック「……!」ブンブン!
レヴィ「オーケイ、そうだ。賢いってのは良い事だな。寿命が“少しばかり”伸びた」
ロック「!?」ブンブン!
レヴィ「なんでェ、不満か?」
ロック「!!」コクコク!

レヴィ「知るか」ギロッ!

ロック「……」

レヴィ「その軽くなった引き金が、だ」

…カチャッ

ロック「~~~ッ!?」
レヴィ「さらに軽くなるような事をあんたはやらかした」

ドンッ!

ロック「……ッ!?」
レヴィ「おい、おい、おい。ロック、そんなに怖がることねェだろ? 笑えよ、オイ」ニコニコ
ロック「……」ブンブン!

ドンドンッ!

ロック「!?」
レヴィ「イ~イ笑顔で笑ってたンだってな? 随分ご機嫌だったらしいじゃねえか」ニコニコ

ドンドンドンッ!

ロック「!!?」

レヴィ「そりゃァそうだよな~、ズベと楽しく夜の街に“しけこむ”となっちゃァ、顔も緩むよなァ?」

ロック「ん~! んん~~~!!」
レヴィ「言いたい事があるならハッキリ喋りな。それじゃあ、そこらのハエとしかお喋り出来ねえぞ」
ロック「……――お前が喋るなって言ったんじゃないか」
レヴィ「ロック。今、クソ生意気な言い方をしたのはアタシの気のせいか?」
ロック「いいえ、違います」
レヴィ「そうかいそうかい、そいつァ良かった。“良かったな、ロック”」
ロック「……なあ、何か誤解してないか?」
レヴィ「誤解? ハッ! 何事も誤解で済めば世の中ハッピーさ。馬鹿が泣きを見るだけで良いんだからな!
    ――だけどな、この世はそう出来ちゃいねえ。違うか、ロック?」
ロック「確かに俺はファビオラちゃんと会って――」

ジャカッ!

ロック「――た、け、ど……」
レヴィ「お前がロリコンの変態野郎だとは思ってなかったよ。まあ、なんだ、死ね」ニコリ
ロック「違う、違う、違う! 話を聞いてくれレヴィ、頼むからッ!?」
レヴィ「趣味の話だったらお断りだね。こっちの頭ン中まで腐っちまう」

ロック「いいか、レヴィ。――誤解だ」
レヴィ「どうりで鈍い訳だぜ。これで納得したよ、ロック」

グリッ!

ロック「頼むから――勝手に納得しないでくれ。ちょっと“命に関わる”」
レヴィ「“今まさに”な。で、何が誤解なンだ? 相手はあのチビジャリじゃなく、ご主人様の方だったのか?
    ロリータだけじゃなく“どっちも”いけるたァさすがだな。見直したぜ」
ロック「どうしてお前は俺を変態にしたがるんだ……ッ!?」
レヴィ「ヘイ、ヘイ。まさか相手はあのくそめがねか? だったらご愁傷様だ。いたぶって殺す」

ロック「相手はファビオラちゃんだけだ――って、違う! 勘違いするなッ!!」

レヴィ「……――とうとうゲロりやがったな。こいつは臭くてたまらねェよ」
ロック「待て、待て、待て!」
レヴィ「何を待てってンだ? お前とあのロリータがどうやって“いたした”かでも聞きゃ良いのか? あァ?」
ロック「俺はそんな真似はしちゃいない!」
レヴィ「ロック。あのロリータはどんなパンツをはいてたンだ? 白か、黒か? さそがし楽しんだンだろうな」
ロック「俺は別に楽しんじゃいないし、彼女はスパッツ――……誤解だ、レヴィ」
レヴィ「――オーライ、“黒”か」

レヴィ「とりあえずお前の言い訳を聞かせてみな。“面白けりゃ”ご褒美をくれてやるよ」
ロック「……信じてくれる可能性は?」
レヴィ「シナリオ次第だ。飽きた時点で殺す」
ロック「信じる気が全く無いように思えるのは俺の気のせいか……?」
レヴィ「ヘイ、せっかくのチャンスを棒に振る気か? バットってのは、振らなきゃ当たらないんだぜ」
ロック「……」
レヴィ「さて、お前があのロリータ相手にどんな場外乱闘をカマしたか聞かせて貰おうじゃねェか」
ロック「――鉛弾のポップコーンに、海水のコーラか。ゾッとしないな」

レヴィ「……――で、なンでお前はあのジャリと飲んでたンだ?」

ロック「いや、仕事帰りに偶然、会っ、て……」

レヴィ「――そいつは面白ェな。最高に笑えるぜ、ロック」

ロック「……」
レヴィ「どうしたンだよロック。続けな」
ロック「……――えっと、“色々あって”イエロー・フラッグに一緒に飲みに行く事になって」
レヴィ「ストップだ。“色々”じゃわからねえ。わからねェよロック。それじゃあ“観客が納得”しねェぞ」
ロック「……彼女は、ガルシアくんとロベルタの二人に気を使ってるみたいだったんだ。
    だから、泊まってるホテルじゃ気兼ねなく飲めないって話の流れで聞いて――」
レヴィ「――つまり――お前から誘ったンだな? ヘイ、ヘイロリータ、飲みにいきませんか、ってな」
ロック「そ、そうなるかな……はは」
レヴィ「……」
ロック「れ、レヴィ?」
レヴィ「どうしたよロック。“続けろ”」
ロック「……俺の気のせいだと思うんだけど、ドック内の気温が下がってないか?」
レヴィ「そいつは気のせいさ。アタシは、“煮えたぎった釜の中に居るように感じるぜ”」

ロック「……――クーラーは?」

レヴィ「生憎故障中だ。修理のメドはたたねェし、その予定も今の所なさそうだ」

ロック「……そうか、“悲しくてたまらないよ”」

レヴィ「おいおい、これはお涙頂戴の悲劇だったのか? 違うだろ? お前が話してるのは――喜劇だ」
ロック「……――この状況で俺に笑え、と?」
レヴィ「そいつは良いな。シケたツラで話されるよりゃ万倍マシだ。――こっちまで気が滅入ってくる」
ロック「……そうか。それなら笑いながら話すよ、出来るだけ」
レヴィ「いい心がけだな。ロリータと飲んで楽しかったかい?」ニコリ
ロック「まあね。面白い話も色々聞けたし、あっちのリアクションも新鮮だったしな」ニコリ
レヴィ「……」
ロック「……――なんで黙るんだよ……!?」
レヴィ「お前の笑顔が妙にムカついたからだ。だから、“笑えよ”。オーライ?」ニッコリ
ロック「は、はは……」ニヘラ…
レヴィ「なめてんのか? なあ、ロック。アタシの事を馬鹿にしてんだろ?」
ロック「滅相もない」ブンブン!
レヴィ「――続けろ」

ロック「……はい」

ロック「――それで、調子に乗って俺たちは飲んで……」
レヴィ「“俺たち”か。随分仲良くなったもんだなァ? それに相当楽しんだみたいだ、良い事だな」
ロック「……案の定というか、ファビオラちゃんが潰れて」
レヴィ「ヘイ、ヘイ。酔い潰させるたァ悪党だなお前も。狙ってたンだろ? 色男」
ロック「いや、そんな事はないぞ!? 彼女のペースが速かったから――」
レヴィ「酒が進むってのは素晴らしいよな。――キリストが槍でファックされた時位爽快だ」
ロック「……それで――そのままにしておく訳にもいかないだろ!? そうだよな!?」
レヴィ「そこでアタシに同意を求めるってのは、“どういう意味だ”?」
ロック「…………今のは忘れてください」
レヴィ「お前な、アタシの事を何だと思ってンだ? さっきの今で忘れるわけねェだろ」
ロック「……ですよねー」
レヴィ「いいから続けろよロック。正直、“アクビが出ちまいそうだよ”」
ロック「――大人しく寝るって選択肢は?」
レヴィ「そりゃお前に失礼だろ。“せっかく”ピーチクさえずってくれてンだからな」
ロック「……」

ロック「――それで……仕方ないから彼女を送っていくことにしたんだ」
レヴィ「そうでもしないとあのジャリは“あの”一件でちょいと恨みを買ってるからな。
    そんな無防備じゃ良くて売り飛ばされるし、悪くて豚の餌だ。“良い事したなァ”ロック」
ロック「……――は、ハハハハハ!」
レヴィ「笑ってちゃわからねえよ。アタシが聞きたいのはその先さ」
ロック「――どこのホテルに泊まってるかなんて、俺は知らなかったし探すのも面倒だったんだ」
レヴィ「そうだな」

ロック「だから俺は――彼女を俺の家に連れてった。
    そして、彼女をベッドに寝かせて俺もすぐに寝た。“それだけ”の話さ!」

ジャカッ!

レヴィ「――サンキュー、ロック。クソ面白くねえ笑える話を聞かせてくれてありがとよ」

                       ,.ヘ、___ __
                    ,心、_| ハ \ミ\ \ヘ癶、

                  /ノ ノ rミl:l:lハ  ヽ `ヽ \ー'\
                 〈  /  |ジ´,,´´} /Nヽ ト,l\ V Yヘ
                 ノ 〈l  lハ  ゞjノー--H/、| } lハ \〉

                // / Nゝ!'^`ヽ  ~''´_,z≧、_N | l ∧ ヽ
               /  l {イ弓彡、ミ_j  、_´¬‐’='^j/ l ハj)ハ  出番はまだかい?
                |  l ! トト!〃_(・'`/        ゚ // /イ 〉 |
                \l,! ヘ|Z彡7ヽ r、      !イ/ /ト! } |      ∫⌒
                 ヽ、|ミ彡彡{          ス//|rノ |

                   |lマ三彡7∠_ 二`ニー'    j/´| ! |       ((
                   | l∨辷/           |  | ! |    ( ⌒ )
                   | ll \払   ´ ミ      /|  | ! l   (~  ノ
              /}       | |l  l\}         /ケl  |   |   ノ
     ヾ 彡\ /ー'/        ! li  | l |\           |  |   lヽ∫
    /`ヾ /  /       ノ| l  | llハ ::::\ _ ィ   _ィ|  |l   r_i~\
   /  /  / \─‐-、_/ム|  l  l/ハ  ヾ壬/   `ヾ|  l|ハノ人、ヽ_三⌒ヽ
  | _/  /‐ヾ、ノリ\::::::::::::::::|  l |三∧    _ _    __,|z ニ1'\ヘ\ _`ヽ_ミリ
  ヽ  ー'´ー=ハヾ、ジ ==二_ァこ- |-¬'}^´ ̄ー´  ̄   │! lヘ:::::::`ー--..、ル(_rヘ
   l     _/  〉:::::::::::::::::::::::/  ノ |  /     ノ    ',  、、\::::::::::::::::::::`丶、
   |l       .ィ:::::::::::::::::::::::/ ハ/  l ─--、   く_.. --─∧ゞ ニ _\__:::::::::::::::::::::
   /::\    ´ ヽ:::::::::::::::::/{ !  _ノ|ゝヘ   `~    z‐、/::::::\ _ ヽ ム:::::::::::::::::
  /:::::::::∧      }::::::::::::〈 ノヽソ (::::||彡〈       〈ミ/::::::::::::::::::ソ フ ノ::::::::::::::::

ロック「……――まだ“俺の”話は終わっちゃいないぜ、レヴィ」
レヴィ「そいつはノーサンキューだ。これ以上聞いたらゲップが止まらなくなって死ンじまう」
ロック「どうして俺が彼女を家に入れた事でお前が怒るんだ?」
レヴィ「そンな事はどうでも良いだろ。お前には“すぐに”関係なくなる」
ロック「……それじゃあ、最後に俺の頼みを聞いてくれるか?」
レヴィ「聞くだけ聞いてやるよ」

ジャカッ!

ロック「……――レヴィ」
レヴィ「なんだ、変態野郎」

ロック「――スパッツをはいてくれないか?」

レヴィ「…………あん?」

レヴィ「――ロック、今のはアタシの聞き間違いか?」
ロック「聞こえなかったならもう一度言ってやる。レヴィ、スパッツをはいてくれ」
レヴィ「……――何のヤクをキめてンだ? スピードか? スマックか?」
ロック「惜しいな。スパッツだ」
レヴィ「……ファック」
ロック「いいかレヴィ。俺は、お前がどうして俺をミート・パテにしたがってるのか理解できねえ」
レヴィ「……ヘイ、黙れよ」
ロック「だけど、昨日ファビオラちゃんと話してて分った。――スパッツは至高だ、どんな薬よりハイになれる」
レヴィ「――いいから黙れよ……!」
ロック「そして、そのスパッツを一番上手くキめられる女は――レヴィ、お前だ」

レヴィ「黙れッつッてンだよッ!!」

ロック「俺は! お前のスパッツをはいた姿が見てえんだッ!!」

        /: : :/: :/} :小: : : : : : : : ≧ー

      __,/ /: : /: :/ ,| : | ∨| : : : : : 廴   
     f´/ }:/.: :.ム斗' | /| `ヘ}ヽ: : : : ヘく
     ∨  ,イ: : :{ :/  j/     V | : : ∨    /    /   /  | _|_ ― // ̄7l l _|_
      ヽ、{∧ 圷旡≧/ / /≦乏ア:| ト、:ハ_  /|  _/|    /   |  |  ― / \/    |  ―――
       |:ヽ}ヘ:/ |  |/ / / / | | ?W |:「ヽ}    |    |  /    |   丿 _/  /     丿
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     ・    ・    ・

ベニー「だってさ、ダッチ」
ダッチ「こいつはとんでもねえ爆弾発言だ。今頃レヴィの頭の中はトロトロのシチューになってるだろうな」
ベニー「それは、良い意味でかい?」
ダッチ「ベニー・ボーイ。俺にだってわからねえ事位ある」
ベニー「まあ、そうだろうね。今回のは事が事だ」
ダッチ「ロックの野郎……スパッツが好きだとはな。――とんだ変態だ」
ベニー「ブルマー好きのあんたに言われたく無いと思うよ?」
ダッチ「それはスクール水着が好きなお前も言えた事じゃあねえな、ベニー・ボーイ」
ベニー「ははは、確かにそうだ」

ダッチ「――さて……吉と出るか凶と出るか、だ」

レヴィ「――クソッ、わけがわからねえ……」
ロック「レヴィ。ここに“たまたま”スパッツはある。あとは――お前が頷くだけだ」
レヴィ「……なンで持ってンだよ……!」
ロック「お前にはいてもらうためだ。“ただ、それだけのために”」
レヴィ「……」

ロック「悪いが、サイズはあってないだろう。多少小さいかもしれないが――我慢してくれ」

レヴィ「…………あん?」

ロック「何せ、借りも――」

レヴィ「……――ヘイ、ロック。そいつは“誰から借りたもん”なんだ?」


ロック「…………誤解だ」


おわり

飽きた
120は消化したはず


出来ればバラライカも…

書く奴増えないと流行らないからお前らも書いて
練習でこのスレ使ったりしてくれておk
おやすみ

とりあえずやってみるんだ
他の二次より時間かかるけど、この程度なら案外やれちゃう

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