先生「ではこれから卒業式を初めようか」 (19)
先生「少し退屈になるがよく聞いてくれよお前達」
先生「先生は君たちと同じこの高校を卒業し、一般的に難関と言われる大学に入り、そこで熱心に勉強して教師になったんだ」
先生「でもな、たまにこれで本当に良かったのか? と思うことがあるんだ」
先生「学校のシステムを教えてやろう。学校というのは主に、どれだけ苦痛なことに対して集中力を向けられるか、ということを鍛えるところだ」
先生「それぞれ多彩に角の尖った人間を箱に入れて振って丸くして、一生辛いだけの労働をなんとなくこなす機械へと変えてしまうわけだ。そっちのほうが都合が良いからな」
ザワザワ
男(こいつ、何が言いたいんだ?)
くぅ~疲れましたw これにて完結です!
実は、ネタレスしたら代行の話を持ちかけられたのが始まりでした
本当は話のネタなかったのですが←
ご厚意を無駄にするわけには行かないので流行りのネタで挑んでみた所存ですw
以下、まどか達のみんなへのメッセジをどぞ
まどか「みんな、見てくれてありがとう
ちょっと腹黒なところも見えちゃったけど・・・気にしないでね!」
さやか「いやーありがと!
私のかわいさは二十分に伝わったかな?」
マミ「見てくれたのは嬉しいけどちょっと恥ずかしいわね・・・」
京子「見てくれありがとな!
正直、作中で言った私の気持ちは本当だよ!」
ほむら「・・・ありがと」ファサ
では、
まどか、さやか、マミ、京子、ほむら、俺「皆さんありがとうございました!」
終
まどか、さやか、マミ、京子、ほむら「って、なんで俺くんが!?
改めまして、ありがとうございました!」
本当の本当に終わり
先生「なぜ必至に大人は子供に童話を聞かせるのか? なぜサンタクロースを信じさせようとするのか?」
先生「強迫観念によって一般に言われるような正しい人間でいなければならない、と思わせるためだ。社会というのはそうしなければ成り立たないほどちっぽけな蜃気楼だからだ!」
先生「働き蟻が損をして、狡猾なだけの馬鹿が得をする世の中だ」
先生「はっきり言ってやる。人を殺したって天罰なんて起きやしない、真面目に頑張ったって神様はお前なんて見ちゃあくれない」
先生「真面目であろうとすればするほどお前は甘いだけの蜜となり、よってくるのはグロテスクな溝虫ばかりさ」
先生「先生は君達が私のように社会の歯車にされるのは嫌です。だから先生は決めました!」
先生「先生は外装だけが綺麗な虚構を教えるのはやめます! 最後に特別授業です。狡猾で最悪な人間しか出ることのできない、恐怖の卒業式をここに開催しようと思います!」
先生「皆さんの知っての通り、ここの学校のセキュリティーは高く、警戒体制のときは比喩なしで虫螻一匹入ることはできません!」
先生「逆もまた然り。作用反作用。裏を返せば虫螻一匹出ることもできないということですね、はい」
先生「現在はそのセキュリティーを更に私好みにしており、たくさんのミッションをクリアしなければ出ることはかないません。皆さんにはその過程で人間の裏、心理の矛盾回路、悪の定義、神の不在を学んでもらおうと思います」
先生「私みたいに侘びしい人生を送らないための、必修科目です。授業名は……【悪か死か?】ってところですかね」
先生「それでは生徒諸君、無事五体満足で卒業できる強者の登場を、私は心待ちにしていますよ。君達に目があればまた顔を合わすこともあるでしょう。それでは授業を始めます!」
キーンコーンカーンコーン
ザワザワ
オイドーユーコトダヨ
男(……人を裏切れ、自分だけ生き延びろ?)
(そんなの、そんなの……)
男(……僕だけ残っちゃうじゃあないか)ニタァ
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