エレン「中ニ病?」勇太「ああ」(234)

エレン「疲れた…あとは寝るだけか…」

アルミン「明日もキツいだろうね…」

エレン「巨人を駆逐するためには必要な訓練だ」

アルミン「そうだね」

ライナー「電気消すぞ」

エレン「おお、お休み」

アルミン「お休み」

2つになっちゃったのでこっち使います



勇太「ん?」

エレン「」

勇太「…俺と同い年ぐらいか?おーい」ペチペチ

エレン「ん…」

エレン「誰だお前…」ムニャムニャ

勇太「こっちの台詞だ。何でこんなとこで寝てるんだよ」

エレン「こんなとこ?」キョロキョロ

エレン「…どこだここ」

勇太「はぁ?」

エレン「あ…そうか…夢か」ノロノロ

勇太「どこ行くんだ?」

エレン「」スゥ-

エレン「」ガン!!

エレン「…」ヒリヒリ

エレン「痛ぁ!」

勇太「何やってんだよ…」

勇太「お前学校は?」

エレン「は?学校?」

勇太「どこの学校かって聞いてるんだけど。見慣れない制服だし」

エレン「学校…って何だ?」

勇太「…」

勇太「あのなぁ…いくら不登校でも学校ぐらい知ってるぞ」

エレン「……あ!訓練兵団の事か!」

勇太「ん?」

エレン「訓練兵団の事を学校って言う奴初めて見たぞ」

勇太(話が噛み合ってないな)

勇太「つーかもう時間ないじゃん!お前も早くいかないと遅刻するぞ!」

エレン「え?でもここどこだよ」

勇太「場所わからないのか…?」

エレン「おう」

勇太「…ああもう。ちょっと来い!」グイ

エレン「うわ!」

勇太「お前の出身地はどこだ!」

エレン「シガンシナ区だ」

勇太「…外国か?それなら説明が…つくのか?」

エレン「…」

勇太「親は?」

エレン「…母さんは巨人に喰われた。父さんは行方不明だ」

勇太「…巨人って…これはまさか…」

エレン「どうしたんだ?」

勇太「あのー、もう一回言ってくれ」

エレン「だから!巨人に喰われたって言ってるだろうが!」

勇太(これは…また中二病か!)

勇太(きっと交通事故とかで亡くなったんだな。うん)

勇太「ごめん。身寄りはないのか?」

エレン「…いや…さっきまで寮で寝てて…何故かここに…」

勇太「…跳ばされたとでもいうのか?」

エレン「俺だってわかんねえよ!」

プシュ-

勇太「おい、降りるぞ」

エレン「え、あ、おう」

勇太「俺は学校あるから…」

エレン「」キョロキョロ

勇太「どうしたんだよ、落ち着きないな…」

エレン「初めてみる物ばかりだ!すげえ!」

勇太(本気で感動してるのか!?)

勇太「おい」パン

エレン「痛!」

勇太「俺は学校がある。いくとこ無いなら来るか?先生には説明しとくよ」

エレン(学校…訓練兵団!)

エレン「おう!」

キャラはアニメ版を参考にします

エレン「…なぁ」スタスタ

勇太「何だ?」スタスタ

エレン「どうして壁が無いんだ?」スタスタ

勇太「壁ってなんだ?」スタスタ

エレン「巨人の侵攻を防ぐためにつくられた壁の事に決まってるじゃねえか!」スタスタ

勇太(…駄目だこりゃ…)

学校

勇太「ついたぞ」

エレン「…どこだよここ」

勇太「高校だ。中に入るぞ」スタスタ

エレン「ち、ちょっと待って!」タタタ

ジ- ジ-

エレン「何か見てくるんだが…」

勇太「そりゃ制服じゃないし」

六花「おい」

勇太「ああ、小鳥遊」

六花「誰だそいつは?」

勇太「あ、そういえば名前は聞いてなかったな」

エレン「俺はエレン•イェーガーだ」

勇太「俺は富樫勇太」

六花「知っている」

勇太「お前に言ってない」

六花「私は小鳥遊六花。だが…」

勇太「はいはい、それ以上は言わなくていいぞ」パン

六花「む…」

エレン「仲いいんだな」

勇太「先生に用事あるから、お前は先に行ってろ」

六花「いや、私も行こう」

勇太「来なくていい」

職員室

七瀬「身よりがない?」

エレン「ここがどこかわからないんです」

勇太「親も既に亡くなっているらしいです」

七瀬「うーん…じゃあ仕方ないから今日はここに泊まる?」

勇太「それは駄目じゃないですか」

七瀬「でも家が無いんじゃねぇ…」

エレン「…」

勇太「…俺の家に泊まるか?」

エレン「いいのか?迷惑だろ」

勇太「まぁ、ずっとって訳にはいかないだろうけど、事情を説明すれば許してくれる…と思う」

エレン「じゃあ…頼む」

七瀬「良かった!じゃあ頼んだよ!」

勇太「は…はい」

勇太「失礼しました」ピシャ

エレン「そういや俺どこにいたらいいんだ?」

勇太「部室辺りでいいだろ」

エレン「部室?」

極東魔術昼寝結社の夏部室

勇太「とりあえずここにいとけ。許可もらってくるから」

エレン「おう……何だこの下の」

勇太「気にしないでくれ。後、変な奴が来ると思うから適当にスルーしといてくれ」

エレン「わかった」

教室

勇太「おい小鳥花」

六花「何だ。六花と呼べ」

勇太「さっき一緒にいたエレン覚えてるか?」

六花「当然だ。奴と私は同じ匂いがする」

勇太「…確かに気は合いそうだな…中二病同士…」

六花「エレンがどうかしたのか?」

勇太「訳あって部室にいるからそのつもりでたのむぞ」

六花「…危険だ」

勇太「は?」

六花「奴は平行世界のスパイかもしれん。やすやすと入れては…」

勇太「ないない」

エレン「…」

エレン「」キョロキョロ

エレン「暇だな…」

ガラッ

エレン「ん?」

凸森「む!お前は誰デス!?」

エレン「お…お前が誰だよ…」

凸森「人に名前を聞くときは自分が名乗ってからデス!」

エレン「あ…そうか」

先生「よし。授業は終わりだ」

勇太「ふぅ…やっとか」

一色「やっと昼食だな!」

勇太「そういやエレンは…」

勇太「悪い、先に食べててくれ。行く所あるんだ」ガタッ

一色「ん、そうか」

勇太「おーいエレン…」ガラッ

エレン「OKだ!」

凸守「よーし!いくデス!」

ガタガタガタ

勇太「…」

勇太「おい」パン

エレン「痛! あ、勇太」

凸守「おお!ダークフレイムマスター!」

エレン「ダークフレイムマスター?」

勇太「お前は黙ってろ!」

勇太「ったく。何やってんだよ…」

エレン「気が合ってな」

凸守「なかなか興味深い話をしてくれるのデス!」

勇太「エレン、腹減っただろ?」

エレン「ん、おう」

勇太「ほら、パン買ってきた」

エレン「!! くれるのか!?こんな高価そうなの…」

勇太「高価も何も100円だし…その様子じゃお金も持ってないだろうからな」

エレン「ありがとう!」

凸守「凸守の分は!?」

勇太「あるわけないだろ」

凸守「ケチデスね!」

エレン「味濃いな」

勇太「そうか?じゃあ俺は戻るから。静かにしてろよ」バタン

凸守「では凸守も一旦戻らせてもらうデス!」

エレン「おう。じゃあな」

通路

勇太「お、小鳥遊」

六花「勇太か」

勇太「どこ行くんだ?」

六花「エレン•イェーガーに接触してくる」

勇太「……まぁ、ほどほどにな…」

エレン「…ふわぁ…眠い…」

六花「エレン•イェーガー」ガラッ

エレン「あ…小鳥遊六花だっけ…」

六花「そうだ。貴様に聞きたい事がある」

エレン「何だよ…俺…今眠いんだ」

六花「正直に言え。貴様…平行世界の者だな」

エレン「は?」

六花「とぼけても無駄だ。私の邪王真眼が反応している」

エレン「じゃお…何?」

六花「この部に入るにふさわしいか…試させてもらう!」

エレン「は?…え?」

六花「いくぞ」ピカ-

エレン「うわ!」

六花「グングニル!」バン

エレン「痛…くないな」

六花「くっ…やるな!」ピョンピョン

エレン「…何やってんだ…」

六花「くっ…ならば!
シュバルツ•ルシファー!!」ド-ン

エレン「うお!」サッ

六花「!」ドン!

エレン「うわ…思いっきり壁に…」

エレン「お…おーい、大丈夫か?」

六花「こ…この程度…」

六花「や…やはりただ者ではないな…」ヨロヨロ

エレン「いや…別に」

六花「ここまでの力をみせておいて…まだ反論するとは…」

エレン「俺避けただけなんだが」

六花「くっ…余裕という訳か…」

エレン「?」

勇太「おい!」ガラッ

六花「む!勇太か!今は…」

勇太「もう休憩終わりだ!さっさと教室に戻るぞ!」

六花「掴むな」ズルズル

勇太「エレン、もう少しここにいててくれ」

エレン「あ…ああ…」

ピシャ

エレン「何だあいつ…」

勇太「…ったく。時間は忘れるなよ」

六花「勇太…奴は…恐ろしい」

勇太「何がだよ…」


六花「相当戦い慣れている。勇太の力をもってしても勝てんかもしれん…」

勇太「はいはい…」

エレン「アルミン達はどこにいるんだ…」

エレン「…ちょっと外に出てみようかな…」

エレン「ああ…でも…おとなしく待ってないと…」

エレン「うーん…」

教室

先生「~~~」

勇太「…」カリカリ

ヒュ- バチン

勇太「痛!……紙?」チラッ

六花「」チョイチョイ

勇太「……」ピラッ

勇太「え…!?」

勇太(窓…?)チラ

エレン「」スタスタ

勇太「何やってんだ!あいつ!」ガタッ

先生「む…富樫君?」

勇太「あ…すみません…」

一色「どうしたんだ勇太?」

勇太「…」

先生「終わりだ。しっかり復習しておくように」

勇太「やばいやばい!何するかわかんねえぞあいつは!」

六花「私も行く」

勇太「好きにしろ!」

一色「なら俺も!」

勇太「」タタタ

校庭

エレン「…本当にここはどこなんだ…」

エレン「寝てたはずなのに…まさか俺…一生ここで…」

エレン「…はぁ…」ガクッ

エレン「平和だなここは…」

凸守「ん?」

エレン「」グ-グ-

凸守「あれは!タイタンスレイヤーデス!」

凸守「そう言えば…眠たいとか言ってたデスね!」

凸守「場所を気にせず眠るとは!やはり大物デス!」

デス! デス!

勇太「あの声は…」

六花「マイサーヴァントの声だ」

勇太「行ってみるぞ!」

一色「サ…サーヴァント?」

勇太「」バッ!

六花「いない…」

勇太「く…手掛かりが掴めるかと思ったのに!」

一色「なぁ、誰を探してんだよ」

勇太「仕方ない。ここは手分けしよう」

六花「わかった。我が命に変えても探しだそう」

勇太「大袈裟なんだよ」

一色「なぁって!」

勇太「叫ぶな。変わった服を着ているからすぐ分かる。名前はエレンだ」

一色「外国人か?」

勇太「多分な。よし、いくぞ!」

凸守「いくら強くても外で寝ててはアサシンに狙われるデス!」ズリズリ

エレン「」グ-グ-

凸守「さすがに凸守も仲間を見捨てるわけにはいかないデス!」ズリズリ

??「」キラキラ

凸守「ん?あれは何デス!?」

体育館

勇太「どこだ!おーいエレン!」

勇太「くそ…」キョロキョロ

校舎

六花「…」スタスタ

くみん「あ!六花ちゃん!」

六花「む。ちょうど良かった」

くみん「え?」

校舎一階

一色「…情報は変な服に外国人か…これじゃわかんね……ってあれは…」

凸守「」ズリズリ

エレン「」グ-グ-

一色「あれは…勇太の部活の部員と…誰かか」

一色「えーと…変な服なんだけど…」チラッ

エレン「」グ-グ-

一色「普通に日本人の顔だよなぁ…」

一色「他あたるか」

キ-ンコ-ン

勇太「帰りのHRの時間か…」

六花「一旦帰還するぞ」

勇太「急に出てくんな!」パン

六花「あう!」

教室

勇太「見つかったか?」

一色「勇太の所の部員なら…」

勇太「何!?」

一色「金髪でツインテールだったな」

勇太「誰か引き連れてなかったか!?」

一色「引きずられてた人がいたな…変な服の…」

勇太「そいつだ!多分そいつだ!」

六花「さすがマイサーヴァント。既に保護しているとは…」

一色「え!?サーヴァントってあの人の事だったの!?」

一旦休憩します

通路

勇太「部室の方へ行ったんだな!?」タッタッタ

一色「ああ!間違いない!」タッタッタ

勇太「」ガラッ

シ-ン

一色「あ…あれ…」

勇太「いないじゃねえか!」

一色「確かに見たんだけど…」

六花「まさか…組織の者に連れさられたか!?」

勇太「この周辺を探すぞ!」

一色「ああ!」

勇太(どこだ…どこに…)

ス-ス-

六花「…?」ガサガサ

六花「!」

エレン「」ス-ス-

くみん「」ス-ス-

凸守「」ス-ス-

六花「勇太を…」ムギュ

六花「?」チラ

アルミン「」ス-ス-

六花「?」

六花「勇太」グイグイ

勇太「いたのか!?」

六花「変な人も…」

勇太「変な人?」

勇太「」ガサガサ

勇太「良かった、寝てるみたいだ」

勇太「で、変な人っていうのは?」

六花「足下…」

勇太「え?」チラッ

アルミン「」ス-ス-

勇太「…見慣れない顔だな…」

勇太「…まあいい。全員部室に運ぶぞ」

六花「わかった」

部室

勇太「……全員一緒に寝るって普通に考えておかしいよな…」

六花「とりあえず起こそう」ユサユサ

凸守「…むぅ…ぁ…マスター」

勇太「おいエレン」

エレン「ん…ああ勇太か…」

勇太「ああじゃない!何で外にでたんだよ!」

エレン「すまん…何か我慢できなくなって……あ!」

エレン「アルミン!アルミンだ!」

勇太「知り合いか?」

エレン「幼なじみだ!」

エレン「アルミン!」ユサユサ

アルミン「んぁ…エレン…?もう朝なの……」パチ

アルミン「………」

アルミン「………」キョロキョロ

アルミン「………」

アルミン「どこなのここ!?」ガバッ

エレン「落ち着け落ち着け」

勇太「……」

…………………

勇太「んーなるほどなるほど」

勇太「つまり二人は巨人がいる世界から来たと」

アルミン「こんな近代的な所…内地にも無い。あるわけがないよ」

エレン「アルミンが言うならそうなんだろ」

勇太(うーん…今一信じられないが…)

六花「すごい…」キラキラ

勇太「…」ハァ

勇太「まあ…一応信じるとして…アルミンだっけ?」

アルミン「うん。アルミン•アルレルトだよ」

勇太「こっちに来る前は何をやってたんだ?」

アルミン「訓練して…消灯時間に寝た…いつも通りだったよね」

エレン「おう」

勇太「…それだけじゃなぁ…」

一色「勇太!」ガラッ

勇太「お、一色」

一色「見つけたなら言ってくれよ!走り周ってたんだぞ!」

勇太「すまん、忘れてた」

凸守「巨人とはどんな格好をしてるのデス?」

エレン「裸」

凸守「は…裸!?」

アルミン「エ…エレン」

森夏「…」ガラッ

凸守「む!偽モリサマーデス!」

森夏「モリサマー言うな!」

エレン「…」

アルミン「…」

森夏「って、あなた達は!?」

…………

森夏「ふーん」

勇太「どう思う?」

森夏「信じろっていう方が無理よ」

勇太「…まあそうだよなぁ…でも違う世界から来たとしたら説明つく事もあるから…」

森夏「…」

勇太「…ふぅ…もう疲れた。もうこの件は明日でいいだろ…」

六花「勇太、アルミンはどうするんだ?」

勇太「あ…そうか…アルミンも家が無いのか…」

アルミン「…」

勇太「…仕方ないな…アルミンも俺の家に来い。何とかするから」

アルミン「ありがとう」

勇太「じゃ、帰るぞ。ついてこい」

エレン「わかった」

アルミン「ごめんね」

六花「私も」

帰り道

勇太「どう言ったらいいんだろ…」スタスタ

エレン「すごいよな…」

アルミン「うん…この世界の技術があれば…」

六花「そっちの世界の文明は進んでないのか?」

エレン「まあな…」

勇太「おーい、置いてくぞ」

マンション

六花「では」タタタ

勇太「じゃあな」

勇太「…ちょっと母さんと話してくるから待っててくれ」ガチャ

アルミン「わかったよ」

………………

勇太「…」ガチャ

エレン「どうだった?」

勇太「ちょっと入ってきてくれ」

勇太「この人達なんだけど…」

勇母「んー…確かに…」ジロジロ

エレン「…」

アルミン「…」

勇母「あなた達、名前は?」

エレン「エレン•イェーガーです」

アルミン「僕はアルミン•アルレルトです」

勇母「……」

勇太「い…いいかな…?」

勇母「…ふぅ…わかったわ」

エレン「!」

勇太の部屋

エレン「良かったぁ…」

勇太「ああ…」

アルミン「しばらくお世話になるよ」

勇太「とりあえず…ちょっとせまいが布団出すか」ガラッ

勇太「ん?」

六花「勇太」

勇太「…」

休憩

お疲れ
それとエレンの外見は普通に外人、現実に置き換えればおそらくドイツ人だと思うぞ
原作だと瞳の色が金色という自生的厨二でもある

>>93 わかりました


アルミン「窓から…」

六花「お前達は…どうやら成功したようだな」

勇太「まあな。で、何しに来たんだよ」

六花「興味深い物が手に入った。ちょっと見てほしい」

勇太「?」

六花「サーヴァントが持っていた」キラッ

勇太「何だこれ…光ってる…」

アルミン「綺麗だね」

六花「サーヴァントがこれを手にした瞬間眠くなったらしい」

勇太「…」

六花「推測するにこれには闇の力が込められて…」

勇太「それはない」

六花「どうしてそう言い切れる」

勇太「闇の力とかあるはずないだろ」

六花「ダークフレイムマスターともあろう者がそのようなことを…」

勇太「うるさい!言うな!」

アルミン「でも確かに不自然なくらいに光っているね」

エレン「目が痛くなるな」

六花「実はプリーステスにこれを見せた所…封印してこいと言われた」

勇太「捨てろって言われたんだな」

六花「だがこれは不可視境界線を見つけるための鍵になるかもしれん。そこで勇太に預かってもらいたい」

勇太「…まあ、いいけど」

六花「さすがだ。では、頼んだぞ」ガラッ

勇太「やれやれ…」

アルミン「…いつもこんな?」

勇太「はは…」

勇母「エレン君、アルミン君、ちょっと」

エレン「ハッ!」

勇母「え?」

エレン「あ…つい」

アルミン「あはは、じゃ」

勇太「ああ」

勇太「…はぁ…変な事になったな…」

勇太「…」ヒョイ

?「」キラキラ

勇太「…違う世界か…本当にあるのかな…」

勇太「…意味がわからなくなってくるな…」

勇太「…」ポスッ

勇太「…」ウトウト

……

エレン「おーい」

勇太「…ん…」

勇太「あれ…俺寝てたのか」

アルミン「疲れてたんだね」

勇太「まあ…色々あったからな。で、何だったんだ?」

エレン「それがな…」

勇太「は!?俺の学校に!?」

エレン「ほら、俺達服無いだろ?」

アルミン「だから学校に入学してその制服を着てなさいって…どうしたの?」

勇太「発想が…発想が…」ガクッ

勇太「金とかどうするんだよ…」

エレン「大丈夫。問題ないって」

勇太「…で、いつからだ」

アルミン「明日」

勇太「…」

エレン「あと勇太の組だからな」

勇太「何で!?」

アルミン「色々教えてもらえって」

勇太「そうか…」

エレン「なあ、学校って何するんだ?」

勇太「色々」

アルミン「その色々を教えてほしいなぁ」

勇太「明日になったらわかる。風呂でも入ってこい」

エレン「まだ時間じゃないだろ」

勇太「あぁ…そういや兵士だったけ…。ここは時間は気にするな。行ってこい」

エレン「ん、そうか。じゃ行こうぜアルミン」

アルミン「うん」

風呂

エレン「何か…」

アルミン「凄い物ばっかりだよ…」

アルミン「これ何だろう」グイッ

シャワー「」シャ-

エレン「うわ!熱!」バタバタ

アルミン「え!?どうなってるの!?」ポチポチ

エレン「ちょっと!どんどん暑くなってるぞ!」

アルミン「ええ!?」

ギャ- ギャ-

樟葉「ねえお母さん、何かうるさいんだけど…」

勇母「ああ、新しく二人がここに住む事になったからね!」

樟葉「え…どんな人達なの?」

勇母「んー、見にいってみれば?」

樟葉「今お風呂入ってるよ!からかわないで!」

勇母「ごめんなさいー」

エレン「はぁ…どうなってるんだ…」フキフキ

アルミン「捻ったら熱湯が出てくるなんてね…」フキフキ


エレン「よし、服着たし戻るか」

アルミン「うん」

樟葉「」コソコソ

樟葉(これは…意外に…)

エレン「ん?」チラ

樟葉「」ビクッ

アルミン「あ、ここの家族の人かな?」

樟葉「う…うん」

gbgbすぎワロスwwwwwwワロス…
何を書いているかわからなくなってきました
中断

エレン「ここに住む事になったから、これからよろしくな」

樟葉「うん、よろしく…」

アルミン「じゃあね」フリフリ

樟葉「あ…うん」フリフリ

樟葉「…」

勇母「優しそうな人達でしょ?」

樟葉「まぁ…」

部屋

エレン「入ってきたぞー」

勇太「じゃあもう寝るぞ。7時起きだからな」

アルミン「うん。おやすみ」

エレン「おやすみ」

パチッ

?「」キラキラ

勇太「…」

エレン「…」

アルミン「…」

?「」キラキラ

勇太「…」

エレン「…」

アルミン「…」

?「」キラキラ

勇太エレ「眩しいんだよ!」ガバッ

アルミン「タイミングバッチリだ…」

パチッ

勇太「駄目だ、これを何とかしないと…」

?「」キラキラ

エレン「引き出しにでも入れとけばいいんじゃないか?」

勇太「そうしてみるか…」ガラッ

勇太「奥の方に…」カタッ

勇太「…よし、これでいい。じゃ、電気削すぞ」

エレン「おう」

パチッ

?「」ピカ-ッ

勇太「…」

エレン「…」

アルミン「…」

?「」ピカピカ

勇太「…」

エレン「…」

アルミン「…」

?「」ピッカ-!

勇太エレ「何でだよ!」ガバッ

アルミン「…」

勇太「さっきキラキラだけだっただろ!」

エレン「何で光だしてんだ!」

パチッ

勇太「何とかしないと…」

エレン「鉄の箱とかないのか?」

アルミン「これは?」

勇太「それはパソコンだ!」

エレン「駄目なのか?」

勇太「当たり前だ!」

勇太「部屋の外に出しておこう」ガラッ ポイ

エレン「その石には意志があるんじゃないか?石だけに」

勇太「…」

アルミン「…」

エレン「な…なんだよその目は!」

勇太「…」ガバ

アルミン「…」ゴソ

エレン「無言で寝ようとするのはやめろ!」

パチッ



六花「おい、お前達」ユサユサ

エレン「…ん…」

アルミン「あ…おはよう…」

六花「静かに!」

エレン「?」

勇太「」ス-ス-

六花「」カチャ

エレン「スプレー?」

アルミン「いたずらでもするの?」

六花「いたずらではない」カチャ

六花「さぁ!くらえ!」

勇太「させるか」ペシッ

六花「あう!」

エレン「起きてたのかよ」

リビング

エレン「おお…」

アルミン「何て贅沢な…」

勇太「…そうか?パンにサラダだけなんだが」

アルミン「いや、これは凄いよ…」

勇母「さ、早く食べないと遅れるわよ」

勇太「ごちそうさま」ガタッ

エレン「勇太!何持っていったらいいんだ!?」

勇太「学校で必要な物貰うはずだから…用意はいらないと思うぞ」

アルミン「僕らパジャマなんだけど…」

勇太「? 昨日もそうだったから別にいいだろ?」

アルミン「でもやっぱり恥ずかしいじゃないか!」

勇太「大丈夫大丈夫。そろそろ電車が来る時間だから行くぞ」ガチャ

エレン「えー!」

アルミン「ちょっと待って!」タタタ

バタン

樟葉「騒がしい…」

勇母「いいじゃない賑やかで」



エレン「なあ、いつ来るんだ?」

勇太「あと3分くらいだな」

六花「」タタタ

アルミン「あ、小鳥遊さんだよ」

勇太「え?」

六花「六花でいい。勇太、あれは?」

勇太「あの光る奴の事か…?」

エレン「…」

六花「そうだ」

勇太「一応持ってきたけど…」

エレン「…」

六花「どうしたその顔は」

アルミン「昨日色々あってね…」

六花「?」

勇太「ほら」キラキラ

六花「おお!この輝き…やはり…」

フシュ-

エレン「お、来た」

電車内

勇太「もうすぐ着くぞ」

エレン「」ス-ス-

勇太「何で寝てんだ」バシッ

エレン「いて!叩かなくもいいだろ!」

アルミン「何かドキドキしてきたな…」

六花「何!?闇の組織の仕業かも…」バッ

勇太「無いから座れ」

学校

勇太「さて…」

エレン「俺達はどこに行けばいいんだ?」

勇太「母さんから七ちゃんがこの辺りで待ってるって聞いたんだが」

七瀬「あ!エレン君とアルミン君!こっちこっち!」

勇太「いたいた。行ってこい」

エレン「わかった」

アルミン「じゃあまた後で!」

教室

勇太「」ガタッ

一色「おーい勇太!」ダダダ

勇太「何だよ、テンション高いな」

一色「速報だ!今日転校生が来るらしいぞ!」

勇太「…ああ」

一色「反応薄いな!もっと驚けよ!独自のルートから仕入れてきた情報なんだぞ!」

勇太「…知ってた」

一色「何!?…意外とやるんだな…」

勇太「なにがだよ…」

一色「どんな人だろうな…可愛いかったらいいよな!」

勇太「…」

ガラッ

一色「お!」

七瀬「はーい、みんな座ってー」

ガタッ ガタッ

七瀬「今日は授業の前に新しいクラスメートを紹介します」

ザワザワ ザワザワ

一色「ワクワクしてきたぞ!」

勇太「…そうかそうか…」

七瀬「はい、静かにしてください。じゃあ入ってきてください」

エレン「」ガラッ

アルミン「」スタスタ

一色「んあ!?あいつらは!」

勇太「はは…」

森夏「転校生って…」

七瀬「エレン君からお願いね」

エレン「ハッ!訓練兵団所属!エレン•イェー…」

アルミン「ちょっと!違うでしょ!」ガシッ

エレン「あ…つい癖で…」

クンレンヘイダン? ナンダナンダ

勇太「…はぁ…」

エレン「今のは気にしないでください。エレン•イェーガーです」

アルミン「アルミン•アルレルトです。よろしくお願いします」

七瀬「じゃあみんな!仲良くしてあげてね!」

七瀬「席は後ろの二席だよ」

エレン「わかりました」

一色「おい勇太!知ってたのかよ!」

勇太「まあな」

一色「教えてくれれば良かったのに!」

勇太「可愛い子がいいとか言うからな、言いづらかったんだよ」

一色「んん…」

休憩時間

女生徒a「エレン君ってどこから来たの?」

エレン「え…えーと…」

女生徒b「もしかしてドイツかな?」

エレン「お…おう!その…どいつだ!」

男生徒a「好きな物って何かある?」

アルミン「本とか…」

男生徒b「じゃあこれ貸してあげようか!」

アルミン「あ…ありがとう」


勇太「人気だなー」

森夏「ねえ、違う世界から来たなら…歴史とかわかるのかしら?」

勇太「あ…確かにな」

一旦終わり

授業

エレン「…さっぱりわからない」

アルミン「…恥ずかしながら僕もだよ」

先生「えー、ではこの問題をエレン君に」

エレン「ひぇっ!?」

勇太(あいつ…数学わかるのか?)

先生「ここは何になりますか?」

エレン「えー…えー…」

アルミン(フォローできないよ…)

勇太(キョドりすぎだ…)

エレン「あうあ…あ…」

先生「わかりませんか?」

エレン「はい…」

先生「仕方ありません、アルミン君」

アルミン「にゅっ!?」

森夏(なんて声出してんのよ)

勇太(アルミンもわからないんだな…)

先生「アルミン君もですか?」

アルミン「はい」

先生「基本が出来なければマズイですよ。もう少し勉強してください」

アルミン「わかりました…」ガクッ

エレン「…」ガクッ

一色「すげえ落ち込んでるぞ」

勇太「はは…」

昼休憩

エレン「わからないよなあんなの」

アルミン「うん。あれを解くなんて巨人が笑いながらハミングするくらい不可能な事だよ」

勇太「不可能の度合いがわからん」

エレン「で…今は何をする時間なんだ?」

勇太「昼食を食べる時間だ」

アルミン「へぇ、4時間ちょっと勉強しただけで昼食なんて…ねぇ?」

エレン「ねぇ?」

勇太「腹立っな…」

エレン「で、俺達は何を食べたらいいんだ」

勇太「ああ、ちゃんと持ってきてるぞ」ゴソゴソ

アルミン「ありがとう」

勇太「ほら」コトッ

男生徒「なぁ、一緒に食べようぜ!」

エレン「お、おう!」

女生徒「アルミン君こっちこっち~」

アルミン「う…うん」

勇太「じゃあな。完食したら持ってきてくれ」

アルミン「うん。じゃあね」

男生徒「なぁ、エレンのいた所ってどんななんだ?」ムシャムシャ

エレン「うーん…こんなに発達していないな。初めて見るもんばかりだ」

男生徒b「そこまでかよ!」

男生徒「テレビとかゲームも知らないのか?」

エレン「? ああ」

男生徒c「すげえ所だな…」

男生徒「なあ、放課後このメンバーでカラオケ行かねえか?」

男生徒b「いいな!行こうぜ!」

エレン「カ…カラオケ?」

男生徒c「心配すんな。楽しい所だ」

エレン「ふーん…」

女生徒「この曲いいよね!」

女生徒b「うん!かっこいい!」

アルミン(話がまったくわかりませんお爺ちゃん)

女生徒c「アルミンちゃんはどの曲が好き?」

アルミン「な!僕は男だよ!」

女生徒c「あはは、冗談冗談」

女生徒b「それにしても…」ジ-

アルミン「な…なに…」

女生徒b「そこら辺の女の子よりも可愛いよね」

女生徒「うん。すごい」

アルミン「褒められてるのか、けなされてるのか…」

女生徒c(ねぇ…)ヒソヒソ

女生徒b(あ!いいねそれ!とびきり可愛くしちゃおう)

女生徒(賛成!)

アルミン「?」モグモグ

女生徒c「ねえアルミン君、学校終わったら一緒に買い物に行かない?」ズイッ

アルミン「ち…近いよ…別にいいけど…」

女生徒「よし決まり!校門集合ね」

アルミン「うん…」

勇太「またトマト残してんのか…」

六花「これは魔力を低下させる。当然の行動だ」

勇太「ったく…」ヒョイ パク

六花「して、ダークフレイムマスターよ」

勇太「それで呼ぶのはやめろ」

六花「放課後予定はあるか?」

勇太「放課後?特にないが」

六花「ならば一度家に来てほしい」

勇太「ん、わかった」

エレン「ごちそうさま。はい」カチャ

勇太「ああ」カチャ

勇太「ん?アルミンは?」

エレン「あいつなら…女子と外に行ったぞ」

勇太「早速ハーレム状態か」

エレン「勇太、カラオケって何だ?」

勇太「誘われたのか?」

エレン「そうなんだけど…よくわからん」

勇太「歌を歌う所だ」

エレン「歌か…」

勇太「エレンは歌上手いのか?」

エレン「ほどほどだと思うぞ」

勇太「ふーん」

部室

六花「凸守」

凸守「ハイデス!」ポチッ

魔法陣「」ピカ-

六花「では…これを置くぞ」

?「」キラキラ

凸守「ドキドキするデス!」

六花「いくぞ…」グッ

六花「はぁぁぁ…「ガラッ」

凸守「む?」

森夏「…」

凸守「ニセモリサマーデスか!今いいところなんだから邪魔するなデス!」

森夏「あら?そんな事言っていいの?」

凸守「な…何がデス!」

森夏「これをみなさい!」バ-ン

六花「それは…!」

?2「」キラキラ

森夏「ふふん」

凸守「ど…どうして偽物も持ってるデス!」

森夏「偶然拾ったのよ。これとマビノギオン交換しない?」

凸守「ぐっ…これが悪魔の囁きデスか…」

六花「二つあれば魔力が大幅に上昇するだろう…不可視境界線が見つけられるかもしれない」

凸守「マスター…」

森夏「さあ、どうするの!」

凸守「くっ…」

図書室

アルミン「おお…」キラキラ

女生徒「色々あるでしょ?好きなの借りていいんだよ」

アルミン「本当に?」

女生徒「本当に」

アルミン「やったー!」タタタ

女生徒b「走っていっちゃったね」

女生徒「無邪気でいいなぁ」

アルミン「これもいいなぁ」パラパラ

アルミン「あ、あれも興味深…ん?」

古い本「」ゾゾゾ

アルミン「何だろう、これ…」ヒョイ ボトッ

アルミン「え?」チラッ

?3「」シュゥゥゥ

アルミン「これって…」

アルミン「よいしょ…」カチャ

部室

森夏「さあ!早くしなさい!」

凸守「むむむ…」

六花「凸守…」

凸守「…仕方な「きゃあ!」ピカ-ン

六花「! 何が起こった!」

森夏「何なのよ、急に光が…」

凸守「! あれは!」

ミカサ「」ス-ス-

森夏「な…なんなのこの子…」

六花「…突然出てきた…」

森夏「まさか…」

凸守「起こしてやるデス!」ブン

ミカサ「」パチッ

ミカサ「はぁっ!」ガッ グルン

凸守「ぬぅ!?」ドシ-ン

ミカサ「…」

森夏「すっご…」

六花「目にみえなかった…」

ミカサ「…?」キョロキョロ

ミカサ「あなた達は?返答次第によっては…」グッ

森夏「ち、ちょっと!怪しい者じゃないって!」

ミカサ「…ここはどこ」

ミカサ「エレンとアルミンも!?」

森夏「やっぱり知り合いだったのね…」

ミカサ「知り合いなんて簡単な仲じゃない。家族同然」

凸守「そ…そこまでデスか…」

ミカサ「それで、エレンとアルミンは?どこにいるの?」

森夏「落ち着いて。この学校にいるから」

ミカサ「場所は?」

森夏「んー…この学校の生徒じゃない人にうろつかれても困るから後で…」

ミカサ「ならば私もその生徒とやらになろう」

森夏「え~っ」

教室

アルミン「ふぅ」ドスッ

エレン「うわっ、どうしたんだよその本」

アルミン「えへへ、いっぱい借りちゃった」

エレン「薄いのもあるな」パラッ

アルミン「ライトノベルっていうらしいよ」

エレン「ほう」パラパラ

アルミン「あ、後…これ」キラッ

エレン「それって…」

勇太「お、これはいっぱい借りたな…って、それ…」

アルミン「古い本に挟まってたんだ」

勇太「一体なんなんだよこれは…」

キ-ンコ-ン

エレン「チャイムか」

七瀬「はーい、みんな座ってー!」

勇太「じゃあ、この話は後で」

アルミン「うん」

七瀬「えーとですね、授業の前にみなさんに紹介する人がいます」

勇太「紹介?」

一色「教育実習の先生とかじゃないのか」

アルミン「」パラ パラ

エレン「」ペシッ

アルミン「あうっ!」

七瀬「じゃあ入って来てください!」

ミカサ「…」ガラッ

エレン「な!?」

アルミン「どうしたのさ」パラ パラ

森夏「まさか本当になってしまうとは…」

一色「おお!美人!」

勇太「静かにしろ」

ミカサ「」キョロキョロ

エレン「」ワナワナ

アルミン「」パラ パラ

ミカサ「!!!」

ミカサ「エレン!アルミン!」ダッ

エレン「うわ!」

アルミン「え? ってミカサ!」

勇太「ああ…大体そんな感じはしてたけど…」

ミカサ「会いたかった!」ギュッ

エレン「ちょっ…くるし…」

アルミン「ミ…ミカサ…いたいよ…」

七瀬「あらあら、仲がいいわね。でもみんなに自己紹介してもらえるかな?」

ミカサ「ミカサ•アッカーマン」

エレン「それだけかよ」

一旦終わり 更新少なくて申し訳ないです

七瀬「じゃあ、ミカサちゃんはそこの席に座ってね」

ミカサ「了解した。では」

エレン「…何でミカサまで…」

アルミン「嫌なの?」

エレン「嫌じゃねえけど…また世話やかれると思うと…」ガクッ

アルミン「ははは…」

休憩時間

一色「まさか3人も増えるとは思わなかったぜ」

勇太「俺もだよ…」

勇太「ん?あのミカサって子も住む所ないんじゃないか…」

森夏「よろしく」

勇太「待て。さすがに無理だ」

森夏「なんでよ。もう一人増えるぐらいどうってことないでしょ?」

勇太「そういう問題じゃないんだよ!」

勇太「その…異性と住むなんて…なぁ…」

森夏「何考えてるのよ、気持ち悪いわね」

勇太「ああもう!とにかく無理だ!キツイ!」

エレン「…だってさ」

ミカサ「…」

アルミン「じゃあ誰の家に…」

六花「ならば、私の所に来るといい」

勇太「え、いいのか?意外だな」

六花「だが…マイサーヴァントを倒したその力…もう一度みせてもらうぞ」バッ

ミカサ「…」バッ

森夏「やめときなさい。返り討ちよ」ガシ

勇太(強いのか?)

エレン(悔しい事にな…)

勇太「ありがたいけど…十花さんと話さなくていいのか?」

六花「!」ハッ

勇太「…」

六花「た…多分どうにかなる。心配はいらん」

勇太「心配しかねえっつーの…」

森夏「断られたらどうするの?」

六花「…」ダラダラ

エレン「…」

勇太「……仕方ねえなぁ…一応話はしておくよ」

アルミン「よかった…」

勇太「つーか…そろそろこれについて話さなくちゃな」ゴロン

?「」キラキラ

エレン「例のやつか」

アルミン「今日で二つ見つかったんだよね」

森夏「これとあなた達、何か関係してるんじゃない?この石が最初に見つかったのはちょうどエレン君が出てきたころだし」

アルミン「どうだろう…」

ミカサ「あれについて説明してほしい」

エレン「ああ、あれは…

ミカサ「なるほど」

エレン「何かわかるか?」

ミカサ「石は今3個?」

勇太「ああ」

ミカサ「私達は3人。石も3個」

森夏「関係してるって考えてるわけ?」

ミカサ「ええ。これは非常に怪しい。一度潰してみよう」グッ

エレン「やめろやめろ」

勇太「ん、もう休憩終わりか」

森夏「どうする?放課後に一度部室に集まる?」

アルミン「ごめん、僕買い物に誘われてるんだ…」

エレン「俺もだ」

勇太「俺も…何か用あるんだよな?」

六花「」コクッ

森夏「ふーん、みんな予定あるのね…」

ミカサ「私はどうすればいいだろう」

森夏「後で私についてきて」

……………

七瀬「はい、終わり~。解散です」

勇太「よし、じゃあ行くか」

六花「了解した」

エレン「またな」

アルミン「ミカサ、一応家の地図を書いておくね」カリカリ

ミカサ「わかった」

森夏「ミカサー」

ミカサ「待って。今行く」

アルミン「出来た。はい。迷子にならないでね」カサッ

ミカサ「ありがとう」タタタ

アルミン「僕も行かなくちゃ」

森夏「」スタスタ

ミカサ「どこへ行くの」

森夏「部室」

ミカサ「なにをする所?」

森夏「馬鹿をする所」

ミカサ「?」

森夏「ここよ」

ミカサ「…」

森夏「誰かいるかしら…」ガラッ

凸守「お待ちしておりました、マスター!」

凸守「…って、偽物デスか」

森夏「悪かったわね」

凸守「土下座すれば許してやらんこともないデス!」

森夏「調子に乗るんじゃないわよ!」グリグリ

凸守「痛い!痛いデス!」ジタバタ

凸守「で、偽物とアッカーマンはなにをしにきたデスか」

森夏「別に。時間を潰しにきただけ」

凸守「ただ時間を潰すためだけに来たとは!なんて不届き者デスか!」

くみん「ならお昼寝しようよ~」ヒョコ

ミカサ「」ビクッ

森夏「いたんですか…」

くみん「ミカサちゃんだね?話は聞いてるよ」

ミカサ「どうも」

くみん「お近づきの印にこの枕をプレゼント!」ポスッ

ミカサ「! こんな高級な物は受け取れない」

くみん「いいのいいの!」グイッ

ミカサ「…では」

森夏「うーん…ミカサがあの羊枕を使うところが想像できない…」

凸守「同意デス」

校門

アルミン「ごめん、待たせちゃったかな」

女生徒「大丈夫!さ、行こうか」

女生徒b「今日の主役はアルミン君だからね!」

アルミン「え?」

女生徒c「ほら!早く!」グイッ

アルミン「ま、待って!嫌な予感しかしないよ!」

コンビニ

男生徒「エレンもこれにするか?」

エレン「おう、ありがとな」

男生徒「ああ、気にするな」

男生徒b「あいつ気前いいから、どんどんせびるといいぞ」ヒソヒソ

エレン「いや…それは…」ヒソヒソ

男生徒「聞こえてるぞー」

男生徒b「お、ごめんごめん」

エレン「はは」

ミカサ「これは非常に手触りがいい…」フワフワ

くみん「気持ちいいでしょ~?これでお昼寝したらいい夢が見られるんだよ~」

ミカサ「確かにそんな気がする」

くみん「さあ一緒にお昼寝しよう!」ポス

ミカサ「了解した」ポス

くみん「」ス-ス-

ミカサ「」ス-ス-

森夏「…」

凸守「い…一瞬で寝てしまったデス…」

カァ- カァ-

森夏「やっとチア部が終わったわ…」ガラッ

くみん「」ス-ス-

ミカサ「」ス-ス-

森夏「まだ寝てる…」

森夏「はいはい!起きてよ二人共!」パンパン

くみん「むにゅ~あと5分~」ゴロゴロ

森夏「典型的な寝言ほざいてんじゃないわよ!」

ミカサ「あ…エレン…だめ…」ゴロゴロ

森夏「ミカサは何の夢を見てんのよ…」

森夏「ほらほら」ペチンペチン

ミカサ「む…ん…」フワァ

くみん「あ…モリサマちゃん、おはよう」

森夏「おはようじゃないです。もう夕方ですよ」

ミカサ「私としたことが」

くみん「凸ちゃんは~?」

森夏「もう帰りました」

森夏「私も帰るから、ミカサも来て。案内しておいてくれ、って頼まれてんのよ」

ミカサ「わかった」

くみん「じゃあね二人共~」

森夏「…くみん先輩は?」

くみん「私はもう少し寝ていくよ~」

ミカサ「…」モフモフ



森夏「えーと…ここから…」

ミカサ「」モフモフ

森夏「…いつまで枕触ってるのよ」

ミカサ「良い。これは非常に良い」

森夏「…嬉しそうな寝言だったものね…」

デパート前

アルミン「…」

女生徒「いい買い物したね」

女生徒b「うん。もう遅いし帰ろう」

女生徒c「あれ、どうしたのアルミン君」

アルミン(女装)「…なにコレ」

女生徒「いいじゃない、似合ってるよ」

アルミン「似合ってないほうがよかったよ…」

カラオケ店前

エレン「喉が痛い…」

男生徒「のど飴やるよ」

エレン「お、ありがと」

男生徒b「楽しかったか?」

エレン「おう!」

男生徒c「それはよかった」

自動販売機前

森夏「ミカサは何飲む?」

ミカサ「…よくわからない」

森夏「んー、じゃあ適当でいいかな」ポチッ ガタン

森夏「よいしょ……はい」

ミカサ「これは?」

森夏「炭酸よ」

プシュ-

森夏「あ、電車が来たわね」

プシュ-

女生徒「アルミン君はこの電車だよね?」

アルミン「うん…」

女生徒b「じゃあまた明日~」

アルミン「バイバイ…」

アルミン「はぁ…こんな格好で電車に乗るなんて生き地獄だよ…って」

ミカサ「」スタスタ

アルミン(ミ…ミカサァァ!!)

プシュ-

エレン「うわ!やばい!」タタタ

男生徒「急げー」

男生徒b「またなー」

エレン「ああ、じゃあな!」タタタ

電車のドア「」ウィ-ン

エレン「うおおお!!」ダッ

ゴロゴロ ドシ-ン

ドア「」バタン

エレン「ま…間に合った…」

アルミン(うわぁぁ!!エレンまで来たよぉぉ!)

アルミン(ち…違う所に…)

アルミン(! よく考えたら隠れてもどうせ家で見せなくちゃならないじゃないか!)

アルミン(ああ…)ガクッ

エレン「ん、あそこの人どうしたんだろ」

ミカサ「あ、エレン!」

エレン「ミカサか、偶然だな」

エレン「それ、どうしたんだ?」

ミカサ「もらった」

エレン「へぇ、いいな」

ミカサ「! 私の使用済みでよければ

エレン「いらん」

ミカサ「」ショボン

エレン「…」チラッ

アルミン(…何かエレンがこっち見てる気がする…)

エレン「あのー」

アルミン「え!?あ!はいなんでしょうか!」

エレン「服汚れてますよ」

アルミン「あ、あ、ありがとうございます、では」タタタ

エレン「?」

ミカサ「…あの人…」

アルミン(どうしよう他人のフリしちゃったよ…気まずいじゃないか…)

プシュ-

アルミン(あ、ついたみたいだ。急いで帰って着替えよう!)タタタ


エレン「よし、行くか」

ミカサ「ええ」

マンション

アルミン「やっと…ハァハァ…辿り着いた…」

アルミン「ただいま…」ガチャッ

樟葉「お帰りなさい…って…だ、誰!?」

アルミン「あ…はは…僕だよ」

樟葉「あ!アルミン!どうしたの?」

アルミン「色々あってね、ちょっと着替えさせてもらうよ」トトト

樟葉「あ、待って!」

アルミン「」ガラッ

十花「お前ともこれでおしまいだな…」

夢葉「子供達は私が育てるわ」

アルミン「…」

十花「ん?」

夢葉「アルミンお姉ちゃん!」

十花「ああ、お前がアルミンか。六花から聞いている。女だったとはな」

アルミン「男です…」

十花「では何故女装などしている?」

アルミン「不可抗力です」

ガチャッ

アルミン「うわ!帰ってきちゃったよ!」

樟葉「私の部屋に来て!」グイッ

バタバタ ガチャン

勇太「あ、十花さん。なにやっているんですか?」

十花「お前達が勉強しているからな、邪魔しては悪いだろう」


アルミン「はぁ…ありがとう樟葉ちゃん」

樟葉「き…気にしないで」

ガチャ

アルミン「!」

オ、エレントミカサ ユウタ! ドウモ

アルミン「うわぁぁ…」

樟葉「エレンまで帰ってきちゃったね…」

アルミン「どうしよ…」

樟葉「私は外に出ておくから、ここで着替えて」

アルミン「うう…ありがとう…」

十花「なるほど。私の家にミカサがか」

勇太「いいですか?」

十花「無理だ。そんな余裕はない」

勇太「そうですか…」

エレン「って事は」

勇太「…この家で住む事になるな」

樟葉「え!?誰が!?」ガチャッ

勇太「え?」

アルミン「あ」

樟葉「あ…」

……………

エレン「なんだよ、あれはアルミンだったのか。言ってくれればよかったのに」

アルミン「恥ずかしいじゃないか…」

ミカサ「私は薄々気付いていた」

十花「では、私は帰るとする。またな」ガラ

勇太「窓からですか…」

アルミン「とりあえず僕は着替えるから」

エレン「おう、そうか」

勇太「じゃあ、俺はゲームでも」ゴソゴソ

ミカサ「私はこの枕を」

アルミン「あ、あのー」

エレン「? なんだ」

アルミン「僕着替えるんだよ?ちょっと外に出ててくれないかな~って…」

勇太「別に男だから大丈夫だろ」

ミカサ「私も平気」

アルミン「う…」

勇太「」カチャカチャ

エレン「なー、勇太」

勇太「んー」カチャカチャ

エレン「なにか遊べるものないのか?」

勇太「遊べるものか、引き出しを適当に探ったら出てくると思うぞ」

ミカサ「了解」ガラッ


アルミン(この女の子用の服は明日女生徒達にあげよう…そうしよう)

エレン「!」

ミカサ「これは…」

段ボール「」

エレン「封印って書いてあるぞ?」

アルミン「開けてみようよ」

勇太「……」

勇太「………!」

勇太「ちょっと待てぇぇ!」

エレン「なんだこれ」カチャ

ミカサ「鍵爪?」

アルミン「これは銃かな」

勇太「見るな!これは駄目だ!」バッ

エレン「えー」

勇太「大体、封印って書いてあるんだから開けるなよ」

アルミン「ほうほう」ゴソゴソ

勇太「なにやってんだアルミン!」クル

エレン「隙あり!」ゴソゴソ

勇太「あー、もう!」

……………

エレン「ふーん…だからダークフレイムマスターとか呼ばれてたのか」

勇太「ああ…」

アルミン「色々かっこいい物あるんだけどなぁ」カチャ

勇太「かっこよくない」

ミカサ「これは剣か…」シャキッ

エレン「あ、この黒いコートいいな!」

アルミン「この銃は弾出るのかな」

勇太「…はぁ…」

樟葉「みんなー、お風呂入ってー」ガラッ

エレン「くらえ!」ブン

アルミン「甘い!そこぉ!」サッ シュッ

エレン「ぐわ!」バタッ

ミカサ「私の剣をくらえ」ブォン

エレン「うわ!シャレにならねえぞ!」

樟葉「…」

勇太「…」

樟葉「ちょっと…あの…」

エレン「おらぁ!」シュ シュ

アルミン「くっ」サッ サッ

ミカサ「はぁ!」ブォン ブォン

アルミン「ま、待って!当たったら死んじゃうよ!」

勇太「お前ら!一旦終わり!はしゃぎすぎだ!」パンパン

エレン「えぇー」

勇太「ほら!風呂いけ!」

アルミン「ミカサはどうするの?」

勇太「あ、一緒に入るわけにもいかないもんな」

ミカサ「エレンとアルミンなら問題ない」

樟葉「!?」

エレン「俺は嫌だぞ」

アルミン「僕も…」

ミカサ「何を恥じらう事があるの。家族と幼なじみだ」

エレン「とにかく嫌だ!」

勇太「じゃ、バラバラで…」

脱衣所

エレン「ったく…参るなもう…」

アルミン「まあまあ…悪気があるわけじゃないし…」

エレン「余計にタチが悪いんだよ…」


ミカサ「」ソロ-リソロ-リ

樟葉「あ、あのー…」

ミカサ「」ビックゥ

樟葉「なにやっているんですか…」

ミカサ「静かに…これは最大のチャンス。逃す事は許されない」

樟葉「は…はぁ…」

ミカサ「そういえば、あなたの名前は?」

樟葉「樟葉です」

ミカサ「そう。樟葉ちゃんも一緒に見るといい」

樟葉「は!?」

ミカサ「ほら、ほら」グイッ グイッ

樟葉「いいですいいです!」

ミカサ「どうして?」

樟葉「見たくありませんよ!」

アルミン「なに騒いでるの?」ヒョコ

ミカサ「! なんでもない。気にしないでほしい」

アルミン「そう?あまり樟葉ちゃんを困らせちゃ駄目だよ」トテテ

ミカサ「危なかった…」

期待です。
でもなんでsage更新なのですか?

>>226
特に理由はありません

ミカサ「」フンフン

勇太「腹筋なんかやるんだな」

ミカサ「ええ。鍛えおかなければ、いざという時にあの二人を守れない」

勇太「本当に大切に思っているんだな」

ミカサ「もちろん」

勇太「…」

ミカサ「わかってくれたなら私は風呂場の警護にいこう」ガラッ

勇太「それは禁止だ。さっきも覗こうとしてエレンに注意されたんだろ?」

ミカサ「…くっ…」

勇太「次バレたら俺が怒られるんだから、おとなしく腹筋しといてくれ」

エレン「勇太、出たぞ」ガラッ

勇太「ん、じゃあ次はミカサだな」

ミカサ「わかった。高速で入ってこよう」

勇太「いや…別にゆっくりでいいから」

エレン「勇太、勇太。ミカサは寝る場所あるのか?」

勇太「あ…」

勇太「部屋はもうスペースないしな…」

アルミン「寝るとしたら…エレンとミカサが同じ布団で…」

エレン「なんでそうなるんだ!」

ミカサ「さすがアルミン。非常に素晴らしい判断だ」

アルミン「ひぇっ!?」

勇太「もう入ってきたのか…」

エレン「あ、朝に飯を食べた所はどうだ?」

勇太「うーん、ちょっと待っててくれ」

………………

勇太「大丈夫みたいだ。ミカサはあそこで寝てくれるか」

ミカサ「わかった」スタスタ

エレン「ふぅ…よかった」

勇太「…どうしてそこまで嫌うんだ?」

エレン「いや、嫌ってるわけじゃねえぞ。家族だし。でも行動が…」

アルミン「はは…」

次の日

ミカサ「エレン、朝になった。起きて」

エレン「んぁ…ミカサか…」

エレン「…って勇太とアルミンは…」

ミカサ「もう既に起きて朝食をとっている。まだ寝ているのはエレンだけ」

エレン「え!?」ガバッ

勇太「はい、これはアルミンのでこっちは六花」コトッ

アルミン「ありがとう」

六花「感謝する」

ドタドタ

アルミン「あ、エレンおはよう」

エレン「…おお…」

エレン「六花もいるのか」

六花「ああ。今日はプリーステスが不在なのでな」モグモグ

エレン「それより…もう学校行く時間じゃないのか」

勇太「今日は日曜日だから学校はないぞ」

エレン「え、そうなのか」

エレン「なあ勇太」モグモグ

勇太「んー」モグモグ

エレン「休みってことは、どこ行ってもいいんだよな」

勇太「当たり前だろ」

エレン「やった!探検するぞ!」

アルミン「僕も一緒に行っていいかな」

ミカサ「私も」

エレン「おう!」

六花「ふむ…ならば私も参加しよう」

エレン「わかった!」

勇太「おい、六花は探検するところなんかあるのか?」ヒソヒソ

六花「あの異世界から来た三人と共に行動すれば不可視境界線について何かわかるかもしれん」ヒソヒソ

勇太「そうかそうか…」

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