エレン「これはいったい・・・」(75)

六巻ネタバレあり

ー×××年 第57回壁外調査にて

エレン「こいつを殺す」ガリッ
ーオレが・・・選択を間違えたから・・・
オレが仲間を信じたいと思ったから皆 死んだ・・・
オレが最初から自分を信じて戦っていれば・・・
最初からこいつをぶっ殺しておけばを!!

今更、すみません ネタバレは七巻です

ーエレン(巨人)は女型としばらく、決闘となる。そして・・・

エレン「・・・・・・ア」

女型「」スパァーン

ドサッ

女型「」ガブッ ビリィィッ

ミカサ「エレン!!」

「ーという夢をみたんだけど女型の正体っtアルミン「それ以上はダメ!!」

エレン「なんだよ、ただ夢の話をしただけじゃねーか。じゃあ、これからアニに聞いてくるわ」

アルミン(あ、完全に終わった・・・)ハァー

ー格闘訓練にて

エレン「なぁ、アニ今日もオレと組んでくれよ。話したいこともあるしさ」

アニ(エレンが私に話///何だろう?もしかして、告白・・とか、キャァーー)カオマッカ

エレン「おい、アニだいじょうぶか、顔が赤いぞ」ピトッ

アニ「!!!!」バタン

エレン「おい、大丈夫かアニ、アニーーー」

ベルトルト「ラ、ライナー、アニがアニが!!!」オロオロ

ライナー「何だよベルロルトん、いや、2m級巨人?それとも、ともてこりん・・・まぁ何でもいいか。で、どうしたんだ?」

ベルトルト「僕の名前は『ベルトルト』だよ。まったく、いい加減名前くらい覚えてくれるかな」

ライナー「おぅ、そうだったなベルロルト」

ベルトルト「で・・アニが・・」(同郷に名前すら覚えてもらってない僕って・・・)

カクカクシカジカー説明中

ライナー「おい、まじかよ・・・」

ー医務室

アニ「…ん、ここは」

ライナー「医務室だ」

アニ(あぁ…そうかあの時倒れたんだったけ)

ベルトルト「アニをここまで運んできたのはエレンだよ・・・」

ライナー「お姫様だっこでな」

アニ「…!!!」//// 

ベルトルト「ライナーが言ったことは嘘だよ…エレンが運んできたのは本当だけど……」シュン

アニ「ベルロルトの奴何すねているんだい」ヒソヒソ

ベルトルト(アニからも名前を覚えてもらってない…もしかして僕はベルロルトなんじゃ…)グスッ 

アニ「今度は泣き出したよ」ヒソヒソ

ライナー「あぁ、それはだな、あいつがお前のこtベルトルト「」ドスッ

ライナー「」チーン

コンコン

エレン「アニ、入るぞ」

ベルトルト「ほらライナー、エレンが来たしさっさと出ていくよ」ズルズル

エレン「なんだライナーたちがいたのか オレは邪魔だったか。それなら、オレがでていくぞ。あ、教官には伝えておいたからな」スタスタ

アニ「ま、待ってよエレン…あんたはか弱い乙女を一人にしていくのかい」

エレン「じゃあ。、オレに何してほしいんだ」

アニ「そ、それは…」

エレン「オレは、今日ここで寝るぞ。 まぁ、アニがこうなったのはオレのせいでもあるしな。教官には許可もらってるから心配するな」

アニ(今夜はエレンと一緒か)ワクワク

ミカサ「」ジーーーーーッ

アルミン「ミカサ、覗くのはよくないと思うな」

ミカサ「アルミンは黙ってて。待っててねエレン。今すぐにその雌狐から助けてあげる」ゴゴゴゴゴゴゴ

アルミン「ミカサ!それはダメだよここで暴れたらエレンから嫌われるよ」

ミカサ「…っ!!!でも、エレンは私の家族。だからエレンを助けるのは私の義務」ゴゴゴゴゴゴ

アルミン「ミカサっ!! もう少しだけ様子見ようよ」

エレン「で、オレに何をしてほしいんだ?」

アニ「明後日ってさ、休みだったよね」

エレン「あぁ、そうだったな。もしかして、付き合ってくれるのか(格闘の自主練に)」

ミカサ「」バタン

アルミン(ミカサ!?ハァ、エレン君はどこまで鈍感なんだ。さぁ、もう行くよミカサ)ズルズル

アニ「エ、エレンそ、それははまだ早いんじゃないか」(こ、これはエレンの告白!?もしかして話ってこれのことかな)

エレン「何言ってるんだ?で、休みは何する?」キョトン

アニ「あ、あのさ一緒に街にいかないか。実は、髪止めが壊れたからエレンに新しいのを選んでほしいんだ(ウソ) 」

エレン「街か…おぅ、いいぞ」

アニ(ガッツポーズ)

エレン「じゃあ、夜も遅いしもう寝るか。明日は訓練に来いよ」

アニ「うん」

ー翌日

クリスタ「あっ、アニおはよう。今日はもう大丈夫なの?」

アニ「うん…」

クリスタ「あっ大丈夫ならよかった。ほら、早く朝食たべないと、時間ないよ」

アニ「うん…」

ユミル「おい、さっきから私のクリスタが気にしてやってるじゃねーか。『うん…』以外に何も言わないのかよ」

アニ「…」

クリスタ「ほら、ユミルそんなに怒らないの」

ユミル「ヘーイ」一歩下がる

クリスタ「ごめんね、アニ。ユミルが変なこと言って」
アニ「…別に」

ユミル「ハハーン、さては愛しの死に急ぎ野郎のことでも考えてるな」ニヤニヤ

アニ「…っ!!!!」ギロッ

ユミル(こりゃ、図星だな)

アニ「じゃあ、私はもう行くよ」スタスタ

ピタッ

アニ「クリスタ、後で話があるから」

クリスタ「えっ」

スタスタスタ

ユミル(素直じゃねー奴)

ー訓練終了後女子寮にて  アニ「あのさ…クリスタ」

クリスタ「ん?どうしたのアニ」

アニ「明日、クリスタの服を貸してくれないか」

クリスタ「どうして?」(明日、エレンとデートかな)二コッ

アニ「あぁ、実はー」

カクカクシカジカー説明中

アニ「ーということなんだ。クリスタならその、洋服とかたくさんもってそうだから」

クリスタ「うん、いいよ」

アニ「本当!?」パァーーッ

ユミル「っんな、クリスタ実は、私も明日出かけるからさ服を貸してくれ!」

クリスタ「ユミルはダメ」

ユミル「ど、どうしてだよクリスタ」ガーン

クリスタ「だって、ユミルと私服のサイズが違うじゃん」

アニ「・・・」
ユミル「・・・」

その頃男子寮では・・・

エレン「なぁ、アルミン…アニってさ、何が好きなんだ」

アルミン「キュウニ、ナニヲイイダスノ?」

エレン「何で片言なんだよ」

アルミン「ベツニ、ボクハフツーダヨ」

エレン「あぁもう分かったから、そのしゃべり方やめてくれ」

アルミン「うーん、アニの好きな物でしょ。僕には分からないな。ベルトルトとライナーは何か知ってる?」

ベル・ライ「グガーー」z z z

ベルトルト(このSSで初めて名前を呼ばれた!!)

アルミン「そういうことだから…ごめんね」(明日、ついていこう)

エレン「おぅ……そうか」

アルミン「じゃあ、もう寝るね。おやすみー」

オヤスミー

アルミン「エレン、明日楽しんできてね」

エレン「おぅ…ん?」(アルミンに明日のこと話したか?)

~デート?当日

クリスタ(ちょっと今日は早く起きちゃったな…アニも起こそうかな)

クリスタ「アニ、起きて朝だよ」

アニ「う~~~んもう少しだけ」ムニャムニャ

クリスタ「……今日エレンとデートでしょ」ボソッ

アニ「…っ!!」ガバッ

クリスタ「やっと起きた♪」

アニ「ク リ ス タ ?」

クリスタ「ごめんってば そう怒らないのエレンに嫌われちゃうよ?」

アニ「…」

クリスタ(これ、使える)

アニ「今、何時?」

クリスタ「えーっと、まだ4時かな」

アニ「じゃぁもう一眠りするかな」

クリスタ「ダメっそれにエレンに待ち合わせ場所伝えたの」

アニ「あっ…」

クリスタ「ほらやっぱ
り、今からエレンのところに行くよ」グイッ

アニ「えっ!?今から」

クリスタ「文句言わないの」

アニ「ーで、ここまで来たけど、やっぱり・・・」

クリスタ「もーアニったらほら入るよ」

ガチャッ

アルミン「ライナー・ベルトルト起きてる?誰か来たみたいだよ」

ベルトルト「うん、起きてるよ」


クリスタ「えーっと、エレンのベッドは…ここ」

ベルトルト(クリスタだ)
アルミン (女神)
ライナー (結婚したい)

クリスタ「アニ、ほらさき書いた手紙を枕元に」

アニ「うん」(エレンの寝顔可愛い)

クリスタ「ほら、部屋に戻るよ 私の服を選ぶんでしょ」

ガチャッ
バタン

アル・ライ・ベル(僕(俺)たち天使の服をアニが…)

アルミン「これは一大事だよ 僕は二人の後についていくけど二人はどうする?」

ライ・ベル「もちろん」

アルミン「じゃあ決定だね」

~ドタバタドタバタ~

コンコン

エレン「アニ、入るぞ」

ビュンッ

エレン「うわっ いきなりなに蹴ろうとしてんだよ」

アニ「乙女を待たすなんていい度胸してるね 次は本当にあてるよ」

エレン「や、やめろアニ。それにさっきからワンピース着て蹴ってくるから、その…何というか…」

アニ「今日の私の下着は?」

エレン「緑の縞パン」

ゲシゲシゲシゲシ スパァーン

アニ「ふう。さぁ行こうか。さっきのことは、無かったことにしてあげるよ」

エレン「無かったかとにって…オレ、ボコボコにされてんだけど・・・」

アニ「もっと蹴られたい?次は踵落としもはいるよ」

エレン「いえ、もう結構です」

アニ「それじゃあ、気をとりなおして行こうか」グイッ(エレンの手にぎった♪)

エレン「まださっき蹴られたところが…って手を引っ張んなよ」

アニ「……」

エレン「アニ、さっきからなんで黙ったままなんだ」

アニ「……っか……かい…」

エレン「何て言ったんだ?」

アニ「何か言うことはないのかいっ」カオマッカ

エレン「そんな顔赤くしてまで怒らなくても…でもまぁその、可愛いな」

アニ「…っあんたに言われても嬉しくないよ」プイッ

エレン「そんな、すねなくてもいいじゃないか…いやーでも、驚いたな」

アニ「何が…」

エレン「アニってさ、ワンピースとか着ないだろ?スカートは『進撃!巨人中学校』の方ではいてるからさ。今日のアニはなんか新鮮な感じなんだよな」

アニ「わ、私だってたまにはこんな格好だってするさ」

エレン「あーっ、わかったよ。んで、まずはどこに行くんだ?」

アニ「そうだね…まずは服屋に行こうかな」

エレン「髪止めじゃないのかよ」ボソッ

アニ「他にもいろいろとあるんだよ」

エレン「洋服なら、あの店がいいんじゃないのか」

アニ「いや、いつも通ってるの店があるからそこはまた今度にするよ」

エレン「アニが通ってる店って何処だよ」

アニ「ほら、着いたよ」

ウィーン

???「…」

アルミン「今、服屋に入ったよ。ん?今誰かいたような…うっうぅ…」

ベルトルト「大丈夫?アルミン」

アルミン「僕の胃痛が危険を知らせてるっ」キリキリキリ

ベルトルト「危険ってなに?」

アルミン「分からない…僕はここに残るから二人は監視を続けて」キリキリ

ベルトルト「僕も残るよ。だから、ライナー君一人でやってきて」

ライナー「おぅ、アルミンのことは任せたぞ」

店員「いらっしゃいませー」

ライナー「エレンは…」 

エレン「こんなのはどうだ?」

アニ「パーカーか、悪くはないけど、今ワンピースを探してるんだ。これはクリスタのだから私も一着は持っときたくて」

エレン「ワンピースってお前いつから『新世界』に行きたいと思うようになったんだ?つーかクリスタが〈ワンピース〉持ってるって、あいつ海賊王だろ、いや女王か」

アニ「そんな分かりきったようなボケに誰がツッこむと思う?新世界というか、全世界のワンピースファンから気のすむまで殴られたい?」

エレン「いや、本当ですみません。調子に乗りすぎました」土下座

アニ「わかればよし」

エレン「アニ、これはどうだ」

アニ「はぁ、開き直りが早いね」ヤレヤレ

エレン「それだけを取り柄として生きてきたからな」

アニ「全く、あんたってやつは…でも真っ白じゃなくてもっと落ち着いた色はなかった?」

エレン「いや、アニは真っ白の方が似合うと思うぞ」

アニ「早くここから出たいだけでしょ」

エレン「ちぇっ」

アニ「そこはお世辞でも、似合ってるって言うんじゃないかい」ゲシッ


エレン「痛ってーーーお前さっき蹴ったところをわざと蹴ってるだろ」

アニ「たまたまだよ。たまたま」

ライナー(そろそろ戻ろうかな)

ー15分後

ウィーン

店員「ありがとうございました」

ライナー「おい、出てきたぞ。胃痛は大丈夫なのか」

アルミン「うん、あの後すぐに治ったよ。それで、中で何をしてたの?」

ライナー「漫才」

ベル・アル「漫才!?」

ライナー「その後のことはオレにもわからん」

アルミン「移動するみたいだから、僕たちも行くよ」(あの胃痛はいったい…)

アニ「結局、あの白を買ってもらったけど、本当によかった?」

エレン「おう…で、次は何処行くんだ」(1万500円か…思ったよりも高かったな)

アニ「そうだね、もうそろそろお昼にする?」

ー15分後 
ウィーン

店員「ありがとうございました」

ライナー「おい、出てきたみたいだぞ。それより、胃痛は大丈夫なのか」


アルミン「あの後すぐに治ったよ。それより、中でなにをしていたの?」

ライナー「漫才」

ベル・アル 「漫才!?」

ライナー「その後のことはオレにも分からん」

アルミン「移動するみたいだから僕たちも行くよ」(あの胃痛はいったい…)

アニ「結局、あの白を買ってもらったけど本当によかった?」

エレン「おぅ…で、次は何処に行くんだ」(1万500円か…思ったよりも高かったな)

アニ「そうだね、もうそろそろお昼にする?」

エレン「待ってました!!店はオススメな所があるからそこでいいよな」

アニ「どこでもいいよ」

エレン「よし、早く行こうぜ」

アニ「子供かよ…」

ガサガサ

アルミン(僕たち以外にも誰か監視している!?いや、考え過ぎかな)

ベルトルト「アルミン、僕たちも行くよ」

アルミン「うん」

エレン「ここだ」

アニ「ここってお肉専門店…こんな高いところ?」

エレン「今日はオレのおごりだからな。ほら、入るぞ」

ベルトルト「どうやら、僕たちはここまでみたいだね・・・こんな高いところ入れないよ」

ライナー「何でエレンの奴は入れたんだ?何処にそんなお金がある?」

アルミン「それは…前にエレンのお母さんが巨人に食べられたっていう話はしたよね。多分、そのときの保険金から出してるんじゃないかな」

ライナー「あぁ、そうだったのか…こんな話の後に不謹慎かもしれないがオレたちも昼飯を食べないか?」

ベルトルト「お昼なら、サシャから盗んだパンと少しのお肉を分けてもらったから挟んで食べよう」

アルミン「サシャが!?」

ライナー「何かお前凄いな」

アルミン「それより、大事な話があるんだ」

ベルトルト「大事な話?」

アルミン「あぁ、実はさっきから僕たちの他に誰かつけてきてるみたいなんだ」

ライナー「誰が…」

アルミン「多分、ミカサだと思うんだ。で、二人にはミカサから守ってもらいたいんだ」

ベルトルト「もちろん…と言いたいところだけど、僕たちのメリットは何?」

アルミン「君たちの秘密を黙っておくよ。ベルトルトとライナー…いや、超大型巨人と鎧の巨人」

ライ・ベル「…っ!!!」 

アルミン「どうやら、図星みたいだね」

ベルトルト「アルミン…どこでそのことを…」

アルミン「それなら、『進撃の巨人』10巻に載ってるよ。だから、僕を、今ここで消してもたいして意味は無いし、得策とは、思えないけどなぁ」

ライナー「このゲス野rベルトルト「アルミン、君に従うよ…」

ライナー「おい、ベルトルト急に何言い出すんだ・・・お前がしなくても、オレはここでするぞ」

ベルトルト「アニの為でもあるんだ!」

ライナー「…」

ベルトルト「君も、見ただろ?あんな嬉しそうなアニ顔を…アニは今一人の『戦士』としてじゃなくて、一人の『女の子』として生きているんだ」

アルミン「で、話はまとまったのかな」ムシャムシャ

ベルトルト「あぁ、君の取り引きにのるよ」

アルミン「そうこなくっちゃ!」ゴクン 

ーエレンサイドー 

店員「お客様、ご注文はお決まりになったでしょうか」

エレン「オレは、チーハンで。」

アニ「なら、私はこのびーふしちゅーっていうので。」

店員「チーズハンバーグとビーフシチューですね」

エレン「はい」

店員「かしこまりました。少々お待ちください」

アニ「本当によかったの…その…お金のこととか」

エレン「今日はオレのおごりだって言っただろ。それより、アニは気づいていたか?アルミンやライナーがずっとつけてきたことを…あと別行動でミカサもいるな」

アニ「・・・っ!!!」

エレン「その様子だと知らなかったみたいだな」

アニ「悪かったね」プイ(そういうのだけは敏感なんだ…)

店員「お待たせしました。チーズハンバーグとビーフシチューですね。ご注文は以上でよろしいでしょうか」

エレン「はい。ほら、熱いうちに食おうぜ」

エレアニ「いただきます」

エレン「やっぱ、チーハンは最高だな」

アニ「熱っ」

エレン「どうした?なんならオレが冷ましてやろうか」ケラケラ

アニ「ーんっ」ヒョイ

エレン「あ、オレのチーハン返せ!」

アニ「嫌だね」バクッ

エレン「あぁーオレのチーハンが…」グスッ

アニ「そんな泣かなくても…ほら私のもあげるから」

エレン「あの、チーハンもう一つ追加で」

店員「かしこまりました」

アニ「で、エレンはいつから気づいたの?ライナーたちのこと…」

エレン「今朝から、ずっとだな」

アニ「なんで、ずっと黙ったままだった?」グニッ

エレン「あひひぁんひあいへふはぁひへ…(アニさん痛いです離して…)」

アニ「・・・」

エレン「まぁでも、アルミンたちはずっと泳がせておいたんだ」ヒリヒリ

アニ「何で?」

エレン「ほら、ライナーとベルトルトならミカサを止められるだろ」

アニ「ふーん」

店員「お待たせしました。チーズハンバーグです」

エレン「ちょっと待ってろ、すぐ食べ終わるから」
バクッゴクン 

エレン「ふぅ食った」

アニ「一口で!?」

エレン「さぁ、飯も食ったし、そろそろでようぜ」

ミカサ「待っててねエレン…もうすぐ雌狐を削ぐから」ゴゴゴゴ

アルミン「やっぱりミカサも来てたんだ」

ミカサ「!! その声はアルミン?」

アルミン「ミカサには申し訳ないけど、これ以上エレンたちのところに行かせる訳にはいかないんだ」

ライ・ベル「と、いう訳だミカサ…」

ミカサ「ライナー…ベルトルト…」

アルミン「じゃあ、頼んだよ」
~~~~~~~~~~~~~

エレン「んじゃ行くか」

アニ「ちょっ、何処に?」

エレン「何処って髪止め買いに行くんだろ」

アニ「そんな急がなくてもさ…」

エレン「いや、時間が無ぇんだ」

アニ(時間?)

タッタッタッタッタッタッタッ

エレン「やっと着いた」ゼェゼェ

アニ「だから、急ぐなって言ったのに」ガサゴソ

エレン「?」

アニ「ほら、水。私の飲みかけだけど…」

エレン「おぅ…助かる」ゴクゴク

アルミン(アニも、間接キスとはなかなかやるなぁ)

エレン「生き返ったぁ」プハァー

アニ(エレンと…か、間接キス)ポーッ

エレン「アニ?」

アニ「ん!?何?何もないなら早く入ろうか」アタフタ

店員「いらっしゃいませ」

エレン「いろいろとあるな、どういうのがいいんだ?」

アニ「選ばなくていいよ。センスのなさは洋服で充分だから」

エレン「そんなこと言ってなにげ気に入ってたじゃねぇか」

アニ「そ、それは・・・」(あ、これ可愛い)

エレン「なんだ?これがいいのか」ヒョイ 

アニ「ちょ、ちょっと」ピョンピョン

エレン「アニは、背が低いからな」ナデナデ

アニ「頭、撫でるなぁ」

エレン「じゃあ、買ってきてやるよ」

アルミン(エレン…)

アリガトウゴザイマシター

エレン「アニ、走るぞ」

アニ「またか…」

アルミン(また移動か…)
~~~~~~~~~~~

ミカサ(まだ新しいエレンの匂い…東北東に約2キロ)

エレン「ん?これはいったい…」

アニ「どうやらミカサと殺り合ったみたいだね…」

エレン「じゃあこっちの全身粉砕骨折で内蔵がスクランブルなのがライナーで、四肢と首を半分削がれているのがベルトルトか…」

ベルトルト「エレン…アニを頼んだよ…僕たちは君のように修復できるけど、今回は厳しいな…」

エレン「おまえ等がオレと同じ力を…」

ライナー「詳しくは…『進撃の巨人』10巻をチェケラ!!…」

バタン

エレン「ライナーぁぁぁぁぁぁ!!!ベルロルトぉぉぉぉぉぉ!!!」

ベルトルト(まだ、死んでないし。あと、『ベルトルト』だし)

アニ「あんたらは立派な『戦死』だったよ…」グスッ

ライナー(戦死!?いや『戦士』の間違いだよな。ヤベ、目が開かねぇ…)

ベルトルト「勝手に殺さないでくれる?」

エレン「なんだよ、死んでないのかよ… インパクト薄いな アニもう行こうぜ」

アニ「やっぱり生きてるのと死んでるのとでは、読者の印象が変わるよね。そんなことも分からない、KYホモ達磨の奴等は、ほっといていいよ」

ベルライ(グサッ)

チーン 

アルミン(うわーとどめ刺しちゃったよ…おっと早くしないとミカサが…)

エレン「ほら行くぞ」

アニ「本当どこまで…」

エレン「もうすぐだ」

アニ「…」

エレン「アニ、これを着けてくれ」

アニ「目隠し?あんたにこんな趣味があったなんて知らなかったよ」

エレン「アニ?」

アニ「はいはい」(何も見えない…)

エレン「ヨイッシヨ」

アニ「エレン!?」

エレン「そのままじゃ歩けないだろ?ここからはおぶって行くぞ」

アニ(エレンの背中…大きい)

ガサゴソ  ガチャッ 

エレン「ハンネスさん、後は頼みましたよ」

ハンネス「エレン…ここ数年でここまでグスッ…大人になりやがってグスッ…」

エレン「あーっもう、じゃあ本当に頼みますよ」

ハンネス「おう」

パシュッ ギュィィィィィッ

エレン「もう、はずしていいぞ」

アニ「ここは、ウォール・シーナ?」

エレン「あぁ、ここからの景色を一緒に見たくてな」

ーそこには、夕日で赤く染まるウォール・マリアがあった

アニ(一緒に…)

エレン「いやー時間ぎりぎりだったぜ。この時間は駐屯や憲兵はいないしさ…アニ?」

アニ「エレンこれは私からのお礼だよ」チュッ

エレン「アニ…」ダキッ

アニ「エレン///」

エレン「嫌だったか」

アニ「い、いやもう少しこのままでいて・・・」

エレン「そうか…なぁ、アニ」

アニ「なんだい?」

アニ「エレン///」

エレン「嫌だったか」

アニ「い、いやもう少しこのままでいて・・・」

エレン「そうか…なぁ、アニ」

アニ「なんだい?」

エレン「アニは女型なのか」

アニ「・・・」

エレン「答えてくれアニ…」

アニ「エレンは…エレンは私が巨人だったら…どう思う…」

エレン「オレは巨人じゃないことを信じてる。それに…」

アニ「それに?」

ミカサ「エレン!!」

アルミン「ごめんエレン。僕たちじゃ無理だったみたい…」

ミカサ「エレンどいて。そこの雌狐を殺るから」

エレン「ミカサ…お前がアニと殺るならオレはアニを守る」

ミカサ「!どうしてエレン?あなたは私の家族」

エレン「ミカサ、このことは黙っとくから帰ってくれ…」

ミカサ「」ガーン

バタン

エレン「アルミン、ミカサを…」

アルミン「わかってるよ」

エレン「あと、今日のことはきちんと説明してもらうからな」

アルミン「あ、あぁ。さぁミカサ帰るよ」

ズルズル

ーアニ起きて

アニ「その声はクリスタ?」

クリスタ「今日エレンとデートでしょ」

アニ「なんだ夢か・・・」

クリスタ「ほら、この紙に今日のこと書いて」

ーその後のことは、夢とほとんど同じだった。ただ、ちがったのは…

アニ「ねぇエレン『それに…』の後何て言おうとしたの?」

エレン「あぁ・・・」







エレン「泣いてるのか?」 

アニ「泣いてなんか…」

エレン「よしよし」ナデナデ

アニ「エレン…だってぇ」グスッ

ーそれに、お前が巨人だとしても関係ない。オレは、アニ・レオンハートを愛している。
お前を必ず幸せにしてみせるよ。この、沈みゆく夕日に誓って・・・  

(終)

ーちょっと、続きをー

エレン「柄でも無いこと言ったな」

エレン「で、すっかり夜になってしまったけど…返事は」

アニ「?」

エレン「返事だよ、返事」

アニ「あ、あぁ私の答えは…ちょっと、目を閉じて」

エレン「こうか?」


チュッ

エレン「これはYESでいいんだよな」

アニ「」コクン



























エレン「さぁ帰るか」

アニ「Zzz」

エレン「しょうがねぇな」

エレン「ハンネスさんそろそろお願いします」

シーン

エレン「どうせ、酒飲んで酔いつぶれてるんだろ…」

エレン「アニ背負ったまま立体機動で下まで降りるか」

ヒュン パシュッ ギュィィィィィィィィ

エレン「やっぱり酔って寝てる…」

ハンネス「グガー」

エレン「鼾うるさっ!酒臭っ!」

エレン「やっと着いた」

アニ「……エレン…」

エレン「ん?」

アニ「Zzz」

エレン「寝言か…アニを送ってかないとな」

スタスタ

コンコン

エレン「ミーナ起きてるか」

ミーナ「ふぁぁぁ…ん?どうしたの」

エレン「いや、アニが寝てしまってな…」

ミーナ「そういうことなら、エレンもアニのベッドで寝ていく?」ニヤニヤ

エレン「いや、オレはアルミンに聞くことがあるから」

ミーナ「一緒に寝たらアニ喜ぶのにな~」

エレン「じゃあ、アニを頼んだぞ」

バタン

ミーナ「あーあ、行っちゃった…それにしてもアニの寝顔」

アニ「Zzz」

ミーナ(惚れてまうやろぉぉぉぉぉ)

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

エレン「アルミン、起きてるだろ」

アルミン「Zzz」(今起きたら…)

エレン(絶対起きてるな…)

エレン「明日も休みだし、クリスタと二人で出かけるか…」ボソッ

ガバッ

エレン「やっぱり起きてたか…ってお前らもかよ」

アルミン「エレン、クリスタと…クリスタと何するって?君が二股かけるような奴だとは思わなかったよ」

ライナー「そうだぞエレンオレたちの天使に何するんだ」

エレン「嘘だよ…それに明日は訓練だろ?」

アルミン・ライナー「あ…」

ベルトルト「じゃあ、僕は寝るね」

エレン「いや、起きとけよ?今夜は長いからさ」

エレン「まずは、アルミンからだ。何故ついてきた」

アルミン「それは…」

エレン「それは?」

アルミン「テキトーなこと言ってこの場を乗り切らなきゃ」(興味があったからです)

エレン「アルミン、台詞と心の中の声が真逆になってるぞ」

アルミン「え?うそ…ハハハ…」

エレン「それについても話てもらおうか」

アルミン「僕たち親友だよね」

エレン「」

アルミン「今度、うまかっちゃん奢るからさ」

エレン「」

アルミン「何ならチーハンも付けるよ」

エレン「」

アルミン「うぅ」ジワッ

エレン「」

アルミン「うわ~ん!だって…だっていいじゃないか僕だって興味があったんただよ…」

エレン「本当にそれだけか?」

アルミン「うぅ…本当は胃痛を治したかったからです」

エレン「胃薬飲めばいいじゃないか」

アルミン「エレンのせいで飲んでも効かないんだよ」

エレン「オレのせいかよ。オレは関係ないだろ」

アルミン「その鈍感さだよ!!」

エレン「許してほしいか?」

アルミン「」コク

エレン「オレから条件がある」

エレン「それは…」

アルミン「それは」

エレン「今回のデート代全部お前らにつけといたから」

ライナー「金額がリアルすぎだぞ…おい、アルミン保険金の話はどうなった」

エレン「保険金?」

ベルトルト「今回のデートは全部保険金からじゃないの?その…お母さんの…」

エレン「母さん保険に入ってないぞ…それに、巨人に喰われたから証明ができねぇよ」

ライナー「ふざけるなよ!?アルミン、どうしてくれるんだ」

アルミン「僕知らないよそんなこと」

エレン「おい、話を戻すぞ。ベルトルト・ライナー巨人の力をなぜお前らが使える?」

ライナー「それは『進撃の巨人』10巻をチェケラ!」

ベルトルト「ちなみに、アニメでは放送されないよ」

エレン「ふむ、そういうことか。もう、寝ていいぞ」

ライナー「Zzz」

エレン「Zzz」

ベルトルト「Zzz」

アルミン「寝れない…」

ーエレンは熟睡している。おそらく、アニもだろう。二人はまだ知らない、今後起きる事件を… 



「祭りフィーバー」に続く

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2013年09月17日 (火) 13:02:51   ID: OxCKWjq6

なんか、エレンが主役の恋愛系SSに低い点
くだるやついるな。
糞アルミン組みか?

2 :  SS好きの774さん   2013年10月02日 (水) 14:30:49   ID: 4BHD8B5R

これだからエレン厨は・・・・エレンが主役の恋愛系で評価が低いと
他を煽るようなコメをする。
さすが自己投影しているだけあって自己中心的な考えだな。

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