男「…う、はぁはぁ」

女「…？」

老婆「目を覚ますか！？」

男「あぁ、あぁ、みさきちゅぁん」

女「…え？」

男「はぁはぁ、僕だけのアイドル…」ﾋﾞﾝﾋﾞｰﾝ！

老婆「…！！」

老婆「りゅ、龍じゃ！！龍を持っていたッ！！」

女「え、りゅ、龍！？」

老婆「見よ！この股座の盛り上がり！まさしく龍…！！」

男「うああああっ！！」ﾄﾞﾋﾟｭｳｳｯ！！

男「はっ！ゆ、夢！？」

老婆「…」

女「…」

男「うわあああああああ！！！！？？？？」

男「なんだあんたら！！」

老婆「ふぉふぉふぉ、おぬしの龍、しかと見せてもらった」

男「龍…？」

女「ばばさま、私とこの人を二人きりにさせてください」

老婆「ほほう？」

女「龍、いずれ戦う時が来ると思っていました」

老婆「ふぉふぉふぉ、だがこの龍はちと凶暴そうじゃぞ、何せ加減を知らぬであろう」

女「いいのです。私とて加減を知らぬ身」

老婆「あいわかった！！では、わしは隣の部屋でヘッドフォンで大音量で音楽を聴いていよう」

女「ありがとうばばさま」

ﾋﾟｼｬﾝ

男「あ、あの」

女「さあ、あなたの龍を出しなさい！！」ｶﾁｬｶﾁｬ

男「ちょっ、何でベルト外して…」

女「えいやあああああああああっ！！」ｽﾞﾙﾝｯ

男「えっ、えっ！？」

女「龍…！！」

男「ちょ…」

女「眠っているのね…」

女「私があなたの龍を目覚めさせるわ」

女「…じゅぷっ」

男「ううおおおっ！？」

女「さあ、かかってきなさい！」ｼﾞｭﾎﾟｯｼﾞｭﾎﾟｯ

―――その時、男の龍が過去にない覚醒をする

ちんこ「――――ｸﾞｧｱｱｱｱ」

男「…まさか！！」

ちんこ「ｸﾞｵｵｵｫｵｱｵｱｱｱｱｱｱ！！！！」

女「きたっ…！！」

男「う、うっ、駄目だっ！！！！吸い込めええええええええええええ！！」

ﾄﾞﾌﾟﾝｯﾄﾞﾋﾟｭﾙﾙﾙｯﾋﾞｭﾝｯ！！！！！

女「ｱﾌﾞｫｯ…ｵｺﾞｯ…あっ…がっ…」

咆哮にも聞こえたソレは男の愚息が大量の欲を吐き出したただそれだけの音であった。

女「…んっ」ｺﾞｸﾝ

女「龍の力…まだ、足りない」

男「俺もだ、俺もまだお前に全てを託していない…」

女「合わせよう、互いを…身体をッ！！」

男「ああ！！」

―――――――――――

二人の対話、身体を通して響き渡る鼓動！！

大地！！地鳴り！！！それら全てが彼らに起きている！！