アーニャ「私…、魅力ない?」
ジェレミア「一体どうしたというのだ突然」
アーニャ「いいから答えて」
ジェレミア「……?アーニャはとても魅力のあるレディだ」
アーニャ「ほんと?」
ジェレミア「ああ。勿論だとも」
アーニャ「じゃあ……、ジェレミアは私のこと好き…?」
ジェレミア「ああ。勿論だとも」
アーニャ「///」
アーニャ「……じゃあ、結婚してくれる?」
ジェレミア「ッ!?…どういう意味だ?」
アーニャ「そのままの意味…」
ジェレミア「」
アーニャ「してくれる?」
ジェレミア「……それは無理だ」
アーニャ「どうして…?」
ジェレミア「私はアーニャを引き取ったときから、アーニャをどこに出しても恥ずかしくない一人前のレディに育てると心に決めた」
アーニャ「ジェレミアがいろいろ教えてくれた」
ジェレミア「うむ、掃除に洗濯、料理に勉強に身だしなみと教えられることは色々教えてきた」
ジェレミア「しかしそれは私がもらうつもりでやっていたわけではない。アーニャには将来いい男性を見つけてほしい」
アーニャ「ジェレミアはいい人」
ジェレミア「……そもそも、私とアーニャじゃ恋人としては年が離れている」
アーニャ「でも天子は、この前星刻とお付き合いしてるって言ってた」
ジェレミア「……あれはとても特殊なパターンだ」
アーニャ「特殊って何?」
ジェレミア「……それに、私はアーニャを娘のように今まで思って育ててきた。今更そのような目で見ることはできない」
アーニャ「……!?」ガーン
ジェレミア「いいから早く朝ごはんを食べて早く学校に行ってきなさい」
アーニャ「……」
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