ジャン「俺は誰も好きにならない。」(204)
エレン「みんなの様子がおかしい。」を書かせてもらったものです。
今回は鬱エンドはないんじゃないかな…。多分。
マルコ「はぁ?いきなり何言い出すのさ。」モグモグ
ジャン「俺は昨日ずっと考えてたんだ。」
ジャン「俺は兵士になるわけだろ?」
マルコ「そうだね。」モシャモシャ
ジャン「だとしたら人を好きになると不利なんだよ…。」
マルコ「?どういう事さ。」モグッ
ジャン「例えば、例えばだがマルコ、お前に彼女がいたとしよう。」
ジャン「まぁ親でも親しい人でもいいんだがな、とにかく自分の大切な人だ。」
マルコ「うんうん、それで?」
ジャン「俺たちは今まさに巨人と戦ってる真っ最中です。」
ジャン「兵も疲弊しきっていて補給もままならない状態です。」
ジャン「すると一人の人間が今まさに巨人に食べられようとしています。」
ジャン「食べられそうな人を見るとそれが自分の大切な人だと分かりました。」
ジャン「君は急いでその人を助けに行こうとします。」
ジャン「でも、自分がそこを離れると陣形が崩れみんなが危険にさらされます。」
ジャン「お前ならどうするマルコ…。」
マルコ「…。」
ジャン「まぁ、俺が言いたいのは大切な人を守りたいっていう自分の我が儘でみんなを危険に晒す…。」
ジャン「そんな事があっちゃいけないと思ってな。」ハハッ
ジャン「大切なモノを優先しちゃうもんだろ?」
マルコ「ジャン…。」
ジャン「だから俺は誰も好きにならない。」
ジャン「あの人を守りたい、もっと生きてたい、生きて大切な人に会いたい。」
ジャン「そういうのを一概にしちゃダメだけどよ。」
ジャン「やっぱり不利になると思うんだよ、戦場ではそういう感情は…。」
マルコ「で、でもジャンはミカサのこと好きじゃないか!」
ジャン「あぁ…、『好きだった』さ…。」
ジャン「ミカサのことはエレンが何とかしてくれるさ…、あいつら家族らしいからな。」ハハッ…
マルコ「ジャン…。」
ジャン「でもだからと言ってみんなと関わらないわけじゃないぜ?」
ジャン「みんなと話したりも協力したりもする、必要なら助け合いもする。」
ジャン「でも誰も好きになってはいけない。」
ジャン「そういう感情を押し殺して俺は生きてくことにしたんだ…。」
ジャン「だって兵士だからな…、俺は…。」
ジャン「辛気臭い話になっちまったな!すまんマルコ。」ハッハッハッ
ジャン「今の話は忘れてくれ…。」
マルコ「大丈夫だよ、最初から僕は何も聞いてない…。」
ジャン「…ありがとうマルコ。」
ジャン(俺は…。)
ドンッ
ジャン「ブッ!!」ガタッ
マルコ「!!」
エレン「うおっ!じゃ、ジャン…。」オロオロ
ジャン「…。」ビショヌレ
アルミン「う、また僕の胃痛の原因が…。」
ミカサ「大丈夫、ジャンが悪い…。」
ライナー「また始まるぞ…。」
ベルトルト「恒例行事と化してきたね。」モグモグ
アニ「…。」ズズッ
コニー「またエレンとジャンかぁ?」
サシャ「コニーのパンもらいますね。」バッ
コニー「!!」
ミーナ「あちゃー…。」ハハッ…
ユミル「こりゃ見ものだな…!」クククク…
クリスタ「もう!ユミル!!」
ジャン「…。」ビショヌレ
エレン「ご、ごめんジャン…。」アワワワワワ…
ジャン「エレン、怪我はなかったか?」
「「「「「!!!!」」」」」」
エレン「え…?う、うん。」
ジャン「そうか、気をつけろよ。」
ジャン「タダでさえお前はそそっかしいんだから。」ハッハッハッ
一同(じゃ、ジャンが壊れた…!)
ライナー(い、一体どういうことだ?)ヒソヒソ
ベルトルト(ぼ、僕に聞かないでよ!ね?アニ!!)ヒソ
アニ(あ、アタシに話を降るんじゃないよ!!)クワッ
エレン「で、でもジャンびしょ濡れだし…。」オロオロ
ジャン「なんだ?シャツでも貸してくれるっていうのか?」ハッハッハッハッ
エレン「そ、そんなこと言ってないじゃん!」プンプン
ジャン「悪い悪い、でも俺なら大丈夫だよ。」
ジャン「サンキューな。」
ユミル(お、おい…。)ヒソヒソ
クリスタ(ジャンどうしちゃったんだろ…。)ヒソソ
ミーナ(ジャンが大人びて見えるよ…。)ヒソッ
アルミン(…おや!?胃痛の様子が…!)デッデッデッデー…
ミカサ「ジャンはエレンに色目を使ってる…。」ジャキッ
アルミン(胃痛のへんかがとまった。)シュン
ミカサ「ジャン、覚悟して…!」バッ
アルミン「ちょっと!ミカサ!!」キリキリキリ
ミカサ「…殺った!!」ゴウッ
バキィィィィィッ
ジャン「危ないじゃないかミカサ。」シュゥゥゥ
ミカサ「なっ!!」ビクッ
アルミン(寸前のところで避けてる…。)ホッ
アルミン「て、あれっ!!?」
ライナー「ミカサが外すなんて珍しいな…。」
ベルトルト「だよね…、アニはどう思う?」
アニ「アタシに話を降るなぁ!!」バシバシ
ベルトルト「痛い!痛いよアニ!!」
ミカサ「今度は外さない…。」ジャキッ
エレン「や、やめろよミカサ!!」
ジャン「?ミカサ何かあったのか?」
ミカサ「うるさい…。」ヒュン
ジャン「おぉっと。」ヒョイッ
一同「「「「「!!!!」」」」」
コニー「やめろー!!!パンを返せぇ!!!」
サシャ「フフフフ…、動くとパンの命はないですよ?」アーン
コニー「やめろォォォォ!!!」
ミカサ「な、なんで…。」ヒュンヒュン
ジャン「…。」スッスッスッ
ミーナ「凄い…。」ホワァ…
ユミル「み、ミカサの攻撃をよけれる奴がいたなんて…。」
クリスタ「か、カッコイイ…///」ポッ
ユミル「はぁ!!?」バッ
クリスタ「え?い、いやなんでもないよ!!」
アルミン「じゃ、ジャンが…。」
エレン「スゲェ…。」
サシャ「あ、今動きましたね?」
コニー「う、動いてない!断じて動いてないぞ!」
サシャ「いーや、動きました。」
コニー「動いてないって!!」
ミカサ「はぁ…はぁ…。」
ジャン「終わりか?」
ミカサ「ま、まだ終わってない…。」
ジャン「無理すんなミカサ…。」スッ
ミカサ「ふぇ!!」ビクッ
一同「「「「「!!!!!!!!!」」」」」」
ライナー(い、今の声って…。)
ベルトルト(み、ミカサだよね?アニじゃないよね?)
アニ(う、うるさいよ!ちょっと黙ってて!!)
エレン「今めっちゃ可愛い声聞こえなかったか?」
アルミン「さ、さぁ…、僕には聞こえなかったなぁ…。」ドキドキドキドキ
アルミン(ミカサに萌える日が来ようとは…。)ドキドキドキ
サシャ「動いたのでこのパンの命はもらいますね!」アー
コニー「パァァァァァァァァァァンンンンッッッ!!!!」ブワッ
ジャン「ミカサ、エレンには何もしてないよ。」スッ…
ミーナ「キャァァァァァァッ!!!!///////////」メカクシ
ユミル「ば、バカ!うるさいぞミーナ!!」
クリスタ「ねぇ、何が起きてるのユミル?何も見えないよー。」
ユミル「クリスタは見なくていい!!/////」
ミカサ「う、うん…////わかった…///」ドキドキ
ジャン「ん?なんだって?」
ミカサ「わ、わかったから顔を…///」ドキドキ
ジャン「そうか、すまなかったな。」スッ
ミカサ「ふーっ…////」ドキドキ
ミカサ(じゃ、ジャンがなんか…カッコよく…////)ドキドキ
ミカサ(はっ!!私にはエレンがいるのに…。)アワワワワ…
サシャ「んっ!」モグッ
コニー「ぱ、パンが…、俺のパンがァァァァァァ!!!!」シクシク
エレン「ジャンすごいな!!」パァァァァ
ジャン「ん?何が?」
エレン「ミカサの攻撃をあんなに綺麗に避けるなんて…。」
エレン「いつの間にあんなに強くなったんだ?俺にも教えてくれよ!」キラキラ
ジャン「あぁ、わかったよエレン。」ニコッ
ミカサ「エレン!!」バッ
エレン「うわっ!!」
ミカサ「違うの!これは浮気じゃないの!!!」ブワッ
エレン「い、一体何を言ってるんだミカサ!!」オ、オモイ
ジャン「ハハッ、相変わらず仲がいいなぁ二人とも。」ハッハッハッハッ
アルミン(じゃ、ジャンがエレンに嫉妬しない…だとっ!!)
ライナー「あ、あいつ本当にジャンか?」
ベルトルト「さぁ?僕にはわからないよ。アニはどう思う?」
アニ「フッ!!」ビュッ
ベルトルト「ゴフっ!!」ドゴッ
ミーナ「ジャン人が変わったみたいだね…。」
ユミル「あぁ、アイツ一体どうしちまったんだ?」
クリスタ「ねーユミルー、そろそろ手どけてよー。」ナニモミエナイヨー
サシャ「ムッフッフッフッ、コニーの美味しかったです♡」
コニー「くそぉ…、俺の…。」グスッ
マルコ「あのさ、ジャン。」
ジャン「どうしたマルコ?」
マルコ「いや、何でも無い…。」
ジャン「なんだ?変なマルコだな。」
マルコ(明らかにあのミカサが動揺してたよな…。)
マルコ(…そうか、ジャンは覚悟を決めるとフラグ建設士になるのか…。)
マルコ(せっかく覚悟決めたっていうのに…。)
マルコ(可哀想なジャン…。)ホロリ
---次の日---
ジャン(朝の散歩もたまにはいいもんだな。)スタスタ
ジャン(ひんやりとした空気が心地いい…。)フゥ…
ジャン(巨人が来る前に少し位こういう小さい幸せもいいなぁ…。)
ジャン(ん?誰かいるのか?こんな朝早くに?)
ジャン(ま、俺が言えたことじゃないか。)ハハッ
ジャン(あれは…、クリスタ…か?)ガサッ
クリスタ「ふっ…!シっ…!」ビュッン
ジャン(へー、自主練か…。)
ジャン(ここ最近成績を伸ばし始めたのはそういう訳だったか…。)
ジャン(それにしても頑張ってるなぁ…。)
ジャン(ま、兵士として技術を磨くのは結構なことだ。)
ジャン(頑張ってなクリスタ…。)スッ
パキッ
ジャン「やべ。」ガサガサッ
クリスタ「だ、誰!!」ビクッ
ジャン「あーオレオレ、オレだよ。」ガサガサ
クリスタ「い、いいから早く出てきて!!」
ジャン「オレだって言ってるのに…。」スクッ
クリスタ「じゃ、ジャンか…。」ホッ
ジャン「なんで安心してるんだ?」
クリスタ「い、いやなんでもないの!ほ、ホントだよ!!」
ジャン「へー…。」
クリスタ「信じてないでしょ…。」ジトーッ
ジャン「うん。」
クリスタ「ジャンの意地悪…。」グスッ
ジャン「まぁまぁ、泣くな泣くな。」ハッハッハッ
クリスタ「な、何も見てないよね?」
ジャン「ん?何が?」
クリスタ「わ、私が…そのっ…。」モジモジ
ジャン「あぁ、何も見てない。」ハハッ
ジャン「まぁ、それは良いとしてそろそろみんなが起きてくる頃だぞ。」
クリスタ「えぇっ!もうそんな時間!?」
ジャン「時間も忘れて練習してたのか…、熱心なことだな。」
クリスタ「やっぱり見てたんじゃん…。」ショボ
クリスタ「じゃ、ジャン…。」モジモジ
ジャン「なんだ?愛の告白かぁ?」
クリスタ「そんなんじゃないよ!もう!」プンスコ
クリスタ「私が練習してたこと誰にも言わないで欲しいの…。」
ジャン「ふーん…。」
クリスタ「お、お願い!」ペコッ
ジャン「それなりの理由があるんだろ?わーったよ。」
ジャン「誰にも言わないよ。」ニコッ
クリスタ「ジャン!ありがとう!!」パァァァァ
ジャン「さぁ、用もすんだし早く帰るぞ。」スタスタ
クリスタ「ま、待ってよ!あっ!」コケッ
ジャン「おぉっ……と。」ダキッ
クリスタ「あ、ありがとう。」フィー
ジャン「お前もエレンに負けず劣らずそそっかしいな。」ハハハハ
クリスタ「わ、私そんなにそそっかしく…いたっ…。」ズキッ
ジャン「ん?捻ったのか?」
クリスタ「だ、大丈夫…、これくらい…っ!」ズキッ
ジャン「しょうがねぇなー。」スッ
ジャン「スマンが少しのあいだ我慢してくれや。」オヒメサマダッコ
クリスタ「えぇっ!/////ちょっとジャン!大丈夫だから!!/////」カァァァァァ
ジャン「でもよ、酷くなったら嫌だろ?」
クリスタ「そ、それはそうだけど…//////」
ジャン「ま、嫌だと思うけど。ゴメンな。」タッタッタッタッ
クリスタ「嫌ではないけど…。」ボソッ
ジャン「ん?何か言ったか?」タッタッタッ
クリスタ「な、何も言ってないよ!!/////」ワタワタ
ジャン「そうか。」タッタッタッタッ
クリスタ(今日は…、良いことありそうだな…/////)エヘヘ…
ジャン(呼ばれて飛び出てジャジャジャジャーン…てか?)
ジャン「面白いなこれ…、今度これ言おう…。」メモメモ
ジャン「そろそろ飯の時間だな。」
ジャン「クリスタは医務室で食べるのかな?」ウーン
エレン「クリスタがどうかしたのか?」ヒョコッ
ジャン「いやな、朝にクリスタが…。」ペラペラ
エレン「うんうん。」ソレデ?
ジャン「クリスタかと思ったらライナーだったんだ。」
エレン「あれ?朝トイレ行くときに俺ライナー見たぞ?」アレ?
ジャン「…。」アー
ジャン「ライナーは二人いるんだよエレン。」
エレン「ホントに!?」マジカ!
ジャン「そうなんだよ、ライナーワンとライナードスがいるんだよ。」
エレン「そうだったのか…。」シラナカッタ
ジャン「で、クリスタがどうかしたのか?」
ジャン「あーっ!!!」
エレン「」ビクッ
ジャン「今日の朝ご飯はパンが二つ貰えるんだった(大嘘)。」ダッ
エレン「な、なんだって!!」ダッ
サシャ「パンが二つももらえるんですか!!?」ダッ
ジャン「早く行かないとなくなっちゃうなー(棒)。」ダッダッダッダッ
サシャ「パァァァァァァァンッッッッッ!!!」ダダダダダダダダダダダダダッ
ジャン(うわ、早っ。)ドンビキ
エレン「ま、待ってよ…、早すぎるよ…。」ハァハァ
>>34の修正ですぅ…
ジャン「そうなんだよ、ライナーワンとライナードスがいるんだよ。」
エレン「そうだったのか…。」シラナカッタ
エレン「で、クリスタがどうかしたのか?」
ジャン「あーっ!!!」
エレン「」ビクッ
ジャン「今日の朝ご飯はパンが二つ貰えるんだった(大嘘)。」ダッ
エレン「な、なんだって!!」ダッ
サシャ「パンが二つももらえるんですか!!?」ダダッ
ジャン「早く行かないとなくなっちゃうなー(棒)。」ダッダッダッダッ
サシャ「パァァァァァァァンッッッッッ!!!」ダダダダダダダダダダダダダッ
ジャン(うわ、早っ。)ドンビキ
エレン「ま、待ってよ…、早すぎるよ…。」ハァハァ
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--------
-------------
ザワザワ
オイッ!オレパンカエセ!
トラレルホウガワルインデスヨ!
ジャン「空いてる席は…。」キョロキョロ
エレン「はぁ…はぁ…。」コヒューコヒュー
ジャン「お、あそこ空いてる。」ツカツカ
エレン「ちょ…ま、待って…。」ゼェゼェ
ジャン「となり失礼するぞ。」ガタッ
ユミル「ん?あぁ、別に構わねぇよ。」モグモグ
クリスタ「じゃ、ジャン!」モゴッ
ミーナ「ジャン一人なの?」モムモム
エレン「俺もいるぞ!」ガタタッ
ユミル「こりゃまた珍しい組み合わせで。」モグモグ
サシャ「ジャァァァァァァァン!!!!」バンッ
クリスタ「ど、どうしたのサシャ?」
ユミル「どうせパンくださいとかだろ。」ケッ
ミーナ「まぁまぁ。」
ジャン「なんだよサシャ。」モグモグ
サシャ「なんだよじゃないですよ!!」バンバンッ
サシャ「パン2個じゃないじゃないですかぁ!!」バンッ
サシャ「どういう事なんですか!!」バンバンバンッ
ユミル「そういう事だろ。」モシャモシャ
ジャン「あー…、すまなかった。」モグモグ
サシャ「すまなかった、じゃないですよ!」
サシャ「私がどれだけ楽しみに…。」
ジャン「…ほら。」スッ
サシャ「今度もこういう嘘ついてくださいねジャン!」ホクホク
ユミル「アイツはあれで。」
ミーナ「いいんだろうね。」フフッ
エレン「いーな、サシャ2個も食べられて。」
クリスタ「多分もっと食べてるよ…。」アハハ…
>>43さん、さぁ?わかんないっす(´・ω・`)
クリスタ「…。」チラッ
エレン「ジャンー。俺にもパンくれよー。」パタパタ
ジャン「やだ。」モグモグ
エレン「けちー。」プンプン
クリスタ「…。」チラッチラッ
ユミル「さっきからチラチラ何見てんだ?」モムモム
クリスタ「な、何も見てないよ!!!」アセアセ
ミーナ「んふふ~、クリスタちゃんもそういう年頃ですから。」ムッフッフッ
クリスタ「もう!そんなんじゃないってば!!」プンプン
ミーナ「ごめんごめん。」アハハハハ
42だった…orz
ユミル「ま、まさかクリスタ…!!!」
クリスタ「ち、違うの!!そんなんじゃないの!!!」アワワワワ
ミーナ「へぇ~、クリスタはジャンの事が…。」
クリスタ「わーっ!わーっ!!」
エレン「さっきから何騒いでるんだ?」ヒョイッ
ジャン「知らん、あとさりげなくパンを取るな。」バッ
エレン「けち!」
ジャン「ケチで結構」モグモグ
クリスタハジャンノコトガ…
チ、チガウノー!!!
アルミン「…(めっちゃ楽しそうやんけ…。)」モグモグ
ミカサ「…。」ズズッ
アルミン「…(ミカサはやけにおとなしいし…。)」エレンイナイノニ…
アルミン「み、ミカサ…。」ゴクッ
ミカサ「…?」
アルミン「ミカサはエレンがジャンのとこにいてなんとも思わないの?」ドキドキ
ミカサ「…。」
ミカサ「…。」
アルミン「…。」ドキドキ
ミカサ「……。」
アルミン「……。」ドキドキドキ
ミカサ「じゃ…。」
アルミン「…!!」
ミカサ「ジャンなら仕方ない…。」
アルミン「…は?」
ミカサ「ジャンなら仕方がない…。」
アルミン「え?そ、それは…。」オドオド
ミカサ「…////」ポッ
アルミン「下に戻れミカサァァァァァァ!!!」ユサユサ
ミカサ「はっ…!」ピクッ
ミカサ「あぶないあぶない…。」フー…
アルミン(あのミカサが…。)ゴクッ
アルミン(な、なんて影響力だ!)
------
---------
------------
ジャン「…。」ツカツカ
エレン「…。」トテトテ
ジャン「…。」ツカツカ
エレン「…。」テテテテ
ジャン「…。」ダッ
エレン「…!」アワワワ
エレン「…っ!」ダッ
ジャン「…。」ダッダッダッダッダッ
エレン「…!…!」ハァ… ハァ…
エレン「も、もうダメ…。」バタッ
ジャン(もう追って来てないな…。)クルッ
ジャン(全く、メシ食い終わってからずっとついて来やがって。)ケッ
ジャン(おちおちトイレにも行けねぇよ。)ッタクヨ
ジャン「さて、俺は訓練に備えて休むか。」ツカツカ
ジャン「胸を刺激する、生足魅惑のマーメイド~♪」フンフン
ジャン「出すとこ出してたわわになったら♪」フンフン
ジャン「宝物の恋はやれ爽快っ!」ヘイッ
ユミル「随分ご機嫌じゃないか。」ハンッ
ジャン「な、なんだよ聞いてたのか…。」ハズカシイナ
ユミル「ちょっとお前に話があってな。」
ジャン「話?あ、彼女なら募集してないぞ。」キリッ
ユミル「ちげーよ!!」クワッ
ジャン「なんだ違うのか。」シュン
ユミル「クリスタの事だよ。」ギロッ
ジャン「キャッ、怖い。」キャー
ユミル「おい、お前クリスタに何した?」ガッ
ジャン「おうおう、手が早いねぇ。」ハッハッハッ
ユミル「うるせぇ!何したか聞いてんだよ!」ブンブン
ジャン「ハッハッハッハッ。」ガクガク
ユミル「クリスタがあんなになるなんてよ…。」
ユミル「お前が何かしたんだろ!!」
ジャン「したって言ったらどうする気だ?」ズイッ
ユミル「なっ!!」ビクッ
ジャン「まぁ、取りあえず手、離そうか。」ギリギリギリ
ユミル「なっ!(こ、コイツこんなに力強かったのか…!」グググッ…
ジャン「ふぅ、苦しかった。」
ユミル「お、おい!まだ話は…。」
バンッ
ユミル「ひっ…!」ビクゥ
ジャン「この状態を世間では壁ドンって言うらしいぜ?」タブン
ユミル「フンッ!だ、だからどうしたんだよ…。」ビクビク
ジャン「あー、クリスタの話だがよ。」ズイッ
ユミル「あ、あぁ…(顔近い…////)」ドキッ
ジャン「俺は何もしてねぇよ、しいて言えば…。」アー…
ユミル「や、やっぱり何かあったんじゃないか!」ドキドキ
ジャン「いやな?クリスタに言わないでって言われるからさ。」アッハッハッ
ジャン「でもお前なら言っても大丈夫かもな。」ハハッ
ユミル「な、なんでだよ!」
ジャン「お前はクリスタの事いつも気にかけてるじゃないか。」
ユミル「あ、あぁ…そうだけどさ…。」
ジャン「でも約束したから言えないな。」ニヤッ
ユミル「お、お前!」
ユミル「アタシはクリスタのことが心配で…。」
ジャン「ハッハッハッハッ!!」ゲラゲラ
ユミル「な、なんだよ…。」
ジャン「コイツは傑作だ!アタシはクリスタの事を考えてだと?ブフーっ!!」ゲラゲラ
ユミル「わ、笑ってんじゃねぇ!!////」カァァァァ
ジャン「ひー、ひー、すまんすまん…ぷっ。」
ユミル「ったく…。」クソッ
ジャン「でもよ、戦場でもお前はその気持ちを貫けるのか?」ギロッ
ユミル「な、なんだよ…。」ビクッ
ジャン「お前は、自分を犠牲にしてもクリスタを守れるのか?」
ユミル「あ、当たり前だろ!!」
ジャン「そうか、じゃあお前はクリスタの為に他の奴らを犠牲にできるのか?」
ユミル「そ、それは…。」
ジャン「コニーやサシャ、エレンにミカサにアルミン。」
ジャン「お前と一緒に戦う仲間はもっと大勢いるだろう。」
ジャン「そいつらを犠牲にしてもクリスタを守れるんだな?」
ジャン「生っちょろい考えで生きていけるほどこの世界は甘くない…。」
ユミル「くっ…。」
ジャン「すまん、なんか説教臭くなっちまったな。」バッ
ジャン「精々クリスタのこと心配してやれよ?」ハッハッハッ
ユミル「言われなくたって…!」
ジャン「あとお前、近くで見ると意外と可愛いな。」ウンウン
ユミル「なっ///////!!!」ドキッ
ジャン「不思議ですねー、変ですねー。」
ユミル「…////」プルプル
ジャン「どうして彼氏がいないんでしょうねー。」ウーン
ユミル「ぶ、ぶち殺してやる!!」ダッ
ジャン「ハッハッハッハッ!捕まえてごらーん!」ダダダダダダダ
ジャン「ハッハッハッハッハッ!」ダダダダダダダダ
ユミル「畜生!まちやがれこの馬面ぁぁぁぁぁぁ!!!」ダダダダダダダダ
ジャン「ヒーハハハハハハハ!」ヘーヘーイ
----
------
---------
ユミル「クソッ!どこに行きやがった…。」ゼーゼー
ユミル「今度会ったら覚えてろよあの馬面…。」ハァ…ハァ…
ユミル「畜生、アイツの言葉がまだ頭に響いてやがる…////」ドキドキ
ユミル「あ、アタシがカワイイだと…////」ドキドキドキ
ユミル「な!なんであんな奴にドキドキしてるんだ!」ブンブン
ユミル「…ジャン///」
ジャン「呼んだ?」ヒョコッ
ユミル「っ!!!」ビクッ
ユミル「な、なんで…!」アワワワワ
ジャン「畜生、アイツの言葉がまだ頭に響いてやがる…////」マガオ
ユミル「っ!!」ドキッ
ジャン「あ、アタシがカワイイだと…////」マガオ
ユミル「…/////」プルプルプルプル
ジャン「な!なんであんな奴にドキドキし…。」
ユミル「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!////////////」バッ
ジャン「うおっ!」ドサッ
ユミル「忘れろ!忘れろ!忘れろぉ!!!/////////」ドガッ ゴッ
ジャン「や、やめ…!」ゲフッ
ユミル「うわぁぁぁぁぁぁぁぁ!!//////」ゴッ ゴッ
ジャン「…っ!………ッッ!!」ピクピク
ユミル「うわぁぁぁぁぁぁ!!/////」ゴッゴッ
ジャン「…………。」ピクピク
ユミル「ジャンのバカァァァァァ!!」ダダダダダダダッ
ジャン「…。」
ジャン(だ、誰か助け…。)ピクピク
ジャン(て…。)ガクッ
ジャン「……。」
ジャン「………。」
ジャン「はっ!」ビクッ
ジャン「こ、ここは…。」キョロキョロ
コニー「おー、目が覚めたか。」
ジャン「コニー、ここはどこだ。」
コニー「どこだって、俺たちの部屋に決まってるだろ?」
ジャン「お前が俺を運んだのか?」
コニー「おう!お前重かったぜ!」
ジャン「そうか、迷惑かけて悪いな…。」
コニー「イイってことよ!困ったときはお互い様だ!」
ジャン「あぁ、ありがとうコニー。」
コニー「そろそろ訓練が始まるぞ!行こうぜジャン!」
ジャン「あぁ、そうだなコニー。」
コニー「でも次の訓練てなんだっけ?」
ジャン「馬鹿だなぁコニーは。」ハッハッハッ
コニー「うるせぇ!ジャンはわかるのかよ!」
ジャン「そりゃもちろん…。」アー…
ジャン「…。」
コニー「ジャン?」
ジャン「…。」
コニー「…。」
ジャン「ゴメンなコニー、お前のこと馬鹿とか言っちまって…。」ズーン
コニー「いいって事よ…。」
ジャン「とりあえずそこらへんの誰かに聞こう。」ドッコイショーイチ
コニー「そうだな。」ヨッ
ジャン(コニーは…。)
ジャン「なぁ。」
コニー「なんだ?」ハラデモヘッタカ?
ジャン「この際聞いておきたいんだが…。」
コニー「彼女なら募集してないぞ?」
ジャン「そういう事じゃなくて…。」ハハッ
ジャン「もしも…、もしもだがよ。」
コニー「あぁ。」
ジャン「お前の大切な人が巨人に喰われそうになっててよ。」
ジャン「助けたいけどそれを助けたら他の奴が喰われる。」
ジャン「お前だったらどうする?」
コニー「?何だそんな事か。」ケラケラ
コニー「どっちも助けるに決まってんだろ?」
ジャン「な…!」
ジャン「そんな都合のいいことが…。」
コニー「ジャン。」
ジャン「!!」
コニー「俺馬鹿だからあんま難しいのわかんないけどよ。」
コニー「そういう時は仲間を頼ればいいんじゃないか?」
ジャン(あっ…。)
コニー「ま、俺は頼んなくても大丈夫だがな!」アッハッハッハッ
ジャン「そうだよな…。」ハハッ
ジャン「すまんコニー…、やっぱり俺がバカだったわ…。」ボロボロ
コニー「お、おい!どうしたんだよジャン!」
ジャン「いやなんでもねぇ…、一人で背負い込んじまってただけだ。」ゴシゴシ
ジャン「さ、行こうぜ!」
コニー「お、おう!」
ジャン「…。」ピタッ
コニー「ジャン…?」
ジャン「次の訓練なんだっけ?」
コニー「さぁ?座学?」
ジャン「座学でいいか、行くぞコニー。」
コニー「おう!」
------
----------------
--------------------------
ジャン「なぁ…。」
コニー「なんだ?」
ジャン「やっぱり座学じゃないのかもしれん。」
シーーーーーーーン
コニー「俺もそう思い始めてた。」
ジャン「今みんな何やってんだろうな?」ハハッ
コニー「対人訓練かな?」
ジャン「じゃあ外行くか。」
コニー「そうだな。」オシッ
----対人訓練中----
キース「…。」イライラ
エレン「コニーとジャンどこ行ったんだろうな?」
ライナー「さぁ?トイレでも行ってんじゃねぇの?」スキアリッ
エレン「うわぁ!!」バタッ
ライナー「ハッハー!俺の勝ちだな!」
エレン「畜生…。」イテテ
ライナー「スマンスマン、おっ!来たみたいだぞ。」
エレン「え?」
キース「遅いぞ貴様ら!!!」クワッ
ジャン「すいません!!」
コニー「遅れて申し訳ありません!」
キース「全く…、早くペアを見つけろ!!」プンプン
ジャンコニー「「はっ!!」」バッ
ジャン「遅れちまったな…。」
コニー「まぁ別にいいじゃないか。」
ジャン「そうだな。」ハハッ
エレン「遅かったじゃないか!」
ライナー「何してたんだ一体?」
ジャン「いや、座学と間違えてしまってな。」ハハッ…
コニー「おう!間違えちゃってな!」
エレン「ジャンはそそっかしいな。」
ライナー「全くだ。」ハッハッハッハッ
アニ「…。」スッ
アニ「ジャン、ちょっといいかい?」
ジャン「ん?俺か?」
アニ「アンタ以外にジャンがいるのかい?」
ジャン「それもそうだな。」ハッハッハッハッ
アニ「じゃあ…、行くよ…。」スッ
ジャン「あー、モテる男は辛いねー。」ハッハッハッ
エレン「おぉ!」ドキドキ
ライナー「アニとジャンか…。」ウーン
コニー「どっちが勝つかな?」ワクワク
ジャン「俺が勝てたらお前らの夕食寄越せよな。」ハッハッハッ
ライナー「おう、勝てたら俺の夕食全部やるよ!」
ジャン「マジか!」
アニ「よそ見してる暇があるのかい?」ビュッ
ジャン「はっはっはっはっはっ!」ヒョイッ
アニ「…っ!」バッ
ジャン「ライナー…。」
ライナー「な、なんだ?」ヤベー…
ジャン「絶対全部寄越せよ…。」スッ
エレン「あーあ…。」
コニー「ライナー今日飯抜きか。」ププッ
ライナー「い、いや…。まだわかんないし!」
アニ「…。」
ジャン「どうした?」
ジャン「来いよ…。」ザリッ…
アニ「…。」
ジャン「…。」
エレン「…!」ワクワク
コニー「今日飯抜き。」ププッ
ライナー「うるせぇ!!」
アニ「…ふっ。」シュッ
ジャン「ふん…。」バキィッ
アニ「なっ…!」ビクッ
ジャン「くそっ…、痛ってー…。」オイテテ…
ジャン「肉を切らせて骨を断つってな!!」ビュッ
アニ「ぐっ…!」バッ
ジャン「お、今の避けるか。やるな。」ハッハッハッ
アニ(何言ってんだ、こっちはギリギリだったんだよ…。)
エレン「おぉ!」
コニー「今日飯…。」
ライナー「ふんっ!」ブンッ
コニー「おぉっと!!」バッ
ライナー「避けんな!!」
コニー「やーいやーい!」
ジャン「へへっ、お前が有利だぜ?」
アニ「そうだね…。」ジリッ
エレン「わくわく!」キラキラ
コニー「あちょー!」フンッ
ライナー「遅い遅い!」ハッハッ
コニー「わたぁっ!」バシッ
ライナー「なんだその攻撃は!蚊が刺したかと思ったわ!!」
コニー「ふんっ!お前はもう、死んでいる!」ワタァ
ライナー「なにぃ!!」ビクッ
エレン「ちょっとうるさいよ!」プンスコ
ライナー「ご、ごめん…。」
コニー「全く、ライナーは本当に…。」
ライナー「お前もだろうが!」
ジャン「そろそろ終いにするか、クライマックスってやつだな。」ズズッ
ジャン「俺の夕食もかかってるしな…。」ズズズズズズズズ
アニ「…。」ズズッ
ジャン「言っておくが…、俺は最初からクライマックスだぜ!!」バッ
アニ「…!」バッ
ジャン「行くぜ行くぜ行くぜ行くぜ行くぜ行くぜ!!!!」ババババババババッ
アニ「くっ…!!!」ガガッガッガッガッ
エレン「おぉーっ!!!」キラキラキラ
アニ「くぅ…!」シュッ
ジャン「遅い!!オラァ!!」バシュッ
アニ「きゃぁっ!!」バキィッ!
ジャン「そろそろ終いにするか、クライマックスってやつだな。」ズズッ
ジャン「俺の夕食もかかってるしな…。」ズズズズズズズズ
アニ「…。」ズズッ
ジャン「言っておくが…、俺は最初からクライマックスだぜ!!」バッ
アニ「…!」バッ
ジャン「行くぜ行くぜ行くぜ行くぜ行くぜ行くぜ!!!!」ババババババババッ
アニ「くっ…!!!」ガガッガッガッガッ
エレン「おぉーっ!!!」キラキラキラ
アニ「くぅ…!」シュッ
ジャン「遅い!!オラァ!!」バシュッ
アニ「きゃぁっ!!」バキィッ!
なぜ連投したし…orz
気にしないことにしよう( ^ω^)
ジャン「これで…、終わりだ!」シュッ
アニ「くっ…。」ギュッ
エレン「あ、アニ!」
コニー「ジャン!」
ライナー「俺の夕飯!!」
アニ「………ん?」チラッ
ジャン「お前絶対夕食寄越せよ、絶対だからな。」オイッ
コニー「やっぱり夕食抜きじゃないか。」ププッ
エレン「ジャンすごいな!どうやったたらあんな動きできるんだ!!?」
アニ「なっ!!」ガバッ
アニ「ジャン!まだ勝負はついてないだろ!!」
ジャン「あ~?」
ライナー「ほ、ほら!まだ勝負はついてないって!」
ジャン「お前…、あの状態なら俺の勝ちだろ…。」
アニ「だ、だってまだ…。」
ジャン「必ずしも相手を再起不能にしなきゃいけない訳じゃないだろ?」
アニ「うっ…。」
ジャン「お前は強かった、だが俺の方がお前より強かった。」
ジャン「お前ならこれ以上やっても無駄だってわかってるはずだ。」
アニ「くぅ…。」
ジャン「それに抵抗しない相手をボコボコにする趣味は俺にはない。」
ジャン「女なら尚更だ。」
アニ「た、戦いに男も女も関係ないだろ!!」ガッ
ジャン「おっと!」バッ
アニ「アンタ…、アタシが女だからって…。」ギリッ
ジャン「はぁ?手を抜いた覚えはないぞ?」
エレン「あわわわわわ…。」オロオロ
コニー「止めてこいよライナー!」
ライナー「俺に止められるわけ無いだろ!」
アニ「なら…、アタシともう一度…!」
ジャン「戦ってくださいってか?けっ、やだね!」バーカ
アニ「な、なんで!」
ジャン「お前、その状態で戦っても本気出せないだろ?」ホレ
アニ「ふ、ふん!こんなの痛みのうちにも入らないね!」ガクガク
ジャン「膝が笑ってんぞ。」
アニ「うるさい!」
ジャン「まぁまぁ、また次にしよう。な?」
アニ「ちくしょう…。」スッ
アニ「次は絶対勝ってやるんだからね!!」バッ
ジャン「おう、楽しみにしてるぞ!」バッチコイ
ジャン「ふぅ、納得してくれたか…。」ヤレヤレ
エレン「次俺!俺も戦いたい!」
ジャン「あぁ、ちょっと待ってな?」クルッ
ジャン「ライナー?」
ライナー「!!」ビクッ
ジャン「絶対だからな…。」
ライナー「はい…。」シュン
コニー「ププッ…、飯抜き。」バーカバーカ
ジャン「よし!来いエレン!」
エレン「おう!行くぞジャン!」バッ
ジャン「言っておくが、俺はかーなーり強い!」バッ
-----
---------
---------------
エレン「痛ってぇ…。」ボロボロ
ジャン「スマン…、やり過ぎた…。」
ライナー(ジャン凄いな…。)ブルッ
コニー「ジャンいつの間にそんな強くなったんだよ!」ズルイゾ
ジャン「まぁまぁ、歩けるかエレン?」
エレン「大丈夫さジャン。」アイテテテ
ジャン「無理すんなよ?」
エレン「おう!」
ジャン「さ、そろそろ夕食の時間だ。」ジュルッ
ライナー「っ!!」ビクッ
コニー「飯抜き。」ププッ
エレン「今日の夕食はなんだろうなー。」
ジャン「どうせ、芋とパンだろ。」
コニー「早く行こうぜ!」
ライナー「そ、そうだよな…。」ハァ…
---食堂---
ジャン「さて…。」ツカツカ
ジャン「となり失礼するぞ。」スッ
マルコ「ジャンじゃないか、お疲れ。」
ジャン「お疲れマルコ。」
マルコ「ジャン最近強くなったよね。」モグモグ
ジャン「そうかぁ?」モソモソ
マルコ「そうだよ、ミカサの攻撃も避けたしさ。」モグモグ
ジャン「あぁ、避けたな。」モグモグ
マルコ「ジャンは…。」
ジャン「なんだマルコ?」
マルコ「もし、僕が巨人に食べられそうになったらジャンは助けてくれる?」
ジャン「…。」
マルコ「…。」
ジャン「あぁ…、助けてやるさ…。」
マルコ「ジャン…、ありがとう。」
マルコ「僕はその一言だけで満足だよ…。」
ジャン「あぁ、お前は…。」
マルコ「言わなくてもいいよジャン…。」
ジャン「すまない…。」
マルコ「いいんだよ…。」
--その夜--
ジャン(俺は…。)
ジャン(俺は何のためにココにいるんだ…。)
ジャン(自己満足の為?巨人を駆逐する為?)
ジャン(一体なぜ俺は兵士になろうと思ったんだ…。)
ジャン(はぁ…、くだらねぇ…。)
ジャン(俺らしくないなぁ、悩むなんて。)
ジャン(でも…。)
ジャン(俺は兵士にならなければ悩む必要もなく巨人に喰われてたかもしれない。)
ジャン(巨人に喰われるか…、それも一つの選択か…。)
(((ジャンは僕が巨人に食べられそうになったらジャンは助けてくれる?)))
ジャン(クソッ!なんであんな質問を…。)
ジャン(そんな事…、言えるわけ無いじゃないか…。)
ジャン(俺の…。)
ジャン(俺の横には誰もいらねぇ…。)
ジャン(俺の横は誰もいなくていい…。)
ジャン(俺はこの世界で一人だけで生きていくんだ…。)
ジャン(一人だけで…。)
ジャン(誰かが困っていれば助ける、助けたら仲間だと言っておく。)
ジャン(それでいい、それでみんな納得する。)
ジャン(上辺は皆と協力する、それでいい…。)
ジャン(恋人も、友も、恩師も、親友もいらない…。)
ジャン(温もりも優しさも何もいらない…、何もいらないんだ…。)
ジャン(もういい…、疲れた…。)
ジャン(なんで…。)
ジャン「なんで俺はこんな世界に生まれたんだ…。」グスッ
ジャン「なんで…。」ポロポロ
ジャン「この世に…。」グシッ
ジャン「この世に神はいないのか…。」ポロポロ
風呂ってきます( ^ω^)
ゴソゴソ
ジャン(ん?下からもの音がする…。)
エレンエレン…
ジャン(あぁ、ミカサか…。)
ジャン(にしても何してるんだミカサはこんな時間に…。)ウーン
ジャン(…ちょっとだけ。)ノゾキ
ミカサ「ハァ…ハァ…//////エレン…////」チュッチュッ
エレン「うーん…、うぅーーん…。」
ジャン(覗いた俺が馬鹿だった、寝よ。)
ジャン(毎日あんな事になってるのか?)モンモン
ジャン(も、もう一度だけ…。)スッ
ジャン(い、いや!もう二度と見るもんか!)ブンブン
ジャン(寝れなくなっても知らんぞ!下的な意味で。)
ジャン(あ~。でもな~。)
ジャン(俺も男なんだな…。)
ジャン(もう疲れた…、寝よ。)ハァ…
ミカサ(さっきから上がうるさい…。)マッタク…
---朝--- チュンチュン
ジャン(あれから一睡もできんかった…。)ズーン
ジャン(アイツ毎日あんなんやられてんのか///!?)ポッ
ジャン(アイツそのうち搾り取られて死ぬぞ。)
エレン「何か最近朝起きると体がだるいんだよな~。」
アルミン「どうしたんだろうね?」
ミカサ「何か悪い病気かもしれない…。」
ジャン「…。」
ジャン「エレン…。」ポン
エレン「なんだ?何か用かジャン?」
ジャン「まぁ、なんだ、頑張れよ。」
エレン「?お、おう!」
ミカサ「…ジャン、ちょっと来て。」グイッ
ジャン「おぉ?彼女なら募集してないぞ?」オオット
ミカサ「いいから…。」グイッグイッ
ジャン「おい!そんなに引っ張るな!おい!!」
エレン「連れてかれちまった…。」
アルミン「…。」
エレン「もうすぐ朝飯なのにな?」
アルミン「えぇっ!あ、うん!そうだねエレン!」キョドキョド
ミカサ「…。」
ジャン「なんだよミカサ。」
ミカサ「…。」
ジャン「早くしろよ、俺は腹が減ってるんだよ。」
ミカサ「昨日…。」
ジャン「あぁ?」
ミカサ「昨日の夜…、その…、見…た…?」ドキドキ
ジャン「あー、えーっと…。」
ジャン「お世話になりました。」ペコッ
ミカサ「そう…/////。」ドキドキドキドキ
ジャン「でもよ、程々にしといてやれよ?」
ジャン「毎日あんなんだとイザって時に大変だからな?」
ミカサ「イザって?」
ジャン「そりゃあ、巨人が来た時とか。」
ミカサ「子作りするときとか?」
ジャン「そ!ヤったのにできませんでしたーじゃ示しがつかな…。」
ジャン「スマン、話がずれた。」
ミカサ「全く、ちゃんとして…。」
ジャン「俺が言いたいのはな毎日あんな搾り取られてるとその内体に異常がではじめるぞ?」
ミカサ「例えば?」
ジャン「禿げたりとか。」
ミカサ「そ、それは困る!!」オドオド
ジャン「だろ?」
ジャン「そりゃいいと思うよ?エレンも溜まると思うし。」
ミカサ「うんうん。」
ジャン「でも毎日あんな…、7~9発搾られてたらよ…。」
ミカサ「違う、昨日は12発。」
ジャン「やめろよ!エレンそのうち死ぬぞ!?」
ジャン「もはや一種の拷問だろ。」マジデ
ミカサ「そうなんだ…。」
ミカサ「じゃあ、今日からは5発にしとく…。」
ジャン「いやもう夜這いに来るのやめろよ!」
ミカサ「え~…。」
ミカサ「じゃあ私はこれから夜どうすればいいの?」キョトン
ジャン「寝ろよ!」クワッ
ジャン「何だお前は?サキュバスか何かの生まれ変わりか?」
ミカサ「そんな…////サキュバスだなんて…////」テレテレ
ジャン「なんで照れてるんだよ…。」ドンビキ
ジャン「とにかく搾るんだったら他の奴にしろよ。」
ミカサ「例えば?」
ジャン「俺と…、アルミンとか…。」
ミカサ「…。」ジーッ
ジャン「…あ、あは…、あはははは。」
ミカサ「…。」ジーッ
ジャン「いやホント調子乗ってすいませんでした、はい…。」
ミカサ「もう…。」
ジャン「まぁいいや、この話はやめにしよう。」
ジャン「ほら、朝飯に遅れるぞミカサ。」
ミカサ「あ、うん…。」
ジャン「でも本当に夜這いはやめておけ。」
ジャン「エレンの事を思うんだったらなおさらだ。」
ミカサ「わかった…。」シュン
ジャン「俺のだったらいくらでも搾っていいぜ?」ニヤニヤ
ミカサ「ジャン!!」
ジャン「冗談だ、ほら行くぞ。」タッ
ミカサ「あ…。」
ミカサ「でも…ジャンのなら…////」ドキドキ
ミカサ「はっ!違う違う!違うのーーーっ!!」バタバタ
ジャン「早くしろ、おいてくぞ。」
ミカサ「わ、わかった…。」
--食堂--
ジャン「あー、どこも埋まってんな…。」キョロキョロ
ミカサ「ジャンが変なこと言ってたせい…。」プンスコ
ジャン「ごめんて…、お、あそこ空いてる。」
ジャン「じゃ、俺はあそこに座るからミカサはエレンのトコにでも座らせてもらえ。」
ミカサ「あ…。」
ジャン「じゃあな!」タッタッタッ
ミカサ「あうー…。」ショボ
ジャン「ここいいか?」
ベルトルト「あ、ジャン。もちろんだよ。」ニコニコ
アニ「…!!」
ライナー「…。」
ジャン「すまんなベルトルト。」ドッコイショ
ジャン「そういえばよー、この前なんか約束したきがするんだよなー。」チラッ
ライナー「っ!」ビクッ
ジャン「誰かと夕食の約束をした気がするんだよなー。」チラッチラッ
ライナー「…。」ダラダラ
ジャン「気がするなぁーーーー。」ジーッ
ライナー「…はい。」スッ
ジャン「お?コレもらっていいのか?ありがとうライナー。」ゲスガオ
ライナー「いえ…、だいじょぶです…。」ショボン
アニ「きょ、今日は勝つからね?」ガタッ
ジャン「は?いきなりおまえは何を言ってるんだ?」モグモグ
アニ「う、うるさいっ!今日の対人訓練は負けないんだから!!」バンバンッ
ジャン「それはひょっとしてギャグで言ってるのか?」モグモグ
アニ「もぉぉぉぉ!!絶対負けないんだからね!!」
ジャン「片腹痛いわ。」モグモグ
ベルトルト「今日はどっちが勝つか賭けないの?」
ライナー「あぁ…、賭け事はもうやめたんだ…。」
-------
------------
----------------------
ジャン「あー、食った食った。」ゲプッ
ジャン「しかしこう満腹になると眠くなるな…。」ショボショボ
ジャン「訓練始まるまで寝るか…。」フゥァ…
ジャン「どこか寝転がれるとこないかな…。」ドッコイセ
ジャン「探すか…、外の広場にいいとこあるだろ。」トテトテ
ジャン「腹に響くな…。」クソッ…
---兵舎裏---
ジャン「ここら辺ならいいだろ。」コフーコフー
ジャン「どっこいしょ。」ドテッ
ジャン「うんうん、いい感じ。」ウーン
ジャン「あー、こういうの良いね。小さい頃憧れたよ。」ウンウン
ジャン「青空の下で昼寝、懐かしいね~、思い出すね~。」
ジャン「…感傷に浸ってないで寝るか、おやすみ。」ゴロン
ジャン「…………。」
ジャン「……z」
エイッ テヤッ
ジャン「……。」イライラ
ヤーッ! エイッ!
ジャン「うっせぇなぁ…。」ガバッ
ジャン「誰だよクソ、俺の食休みタイムを邪魔しやがってよぉ…。」
ジャン「誰だ?顔見てやるからな…。」ガサガサ
ジャン「どら。」ヒョコッ
クリスタ「えーいっ!やぁー!!」ビュッ バッ
ジャン「…。」
ジャン「見なかったことにしよう。」ガサガサ
ジャン「我慢してやるか…。」フッ
パキッ
ジャン「またかよ。」
クリスタ「だ、誰っ!!」ビクッ
ジャン(何番煎じだよ全く…。)ブツブツ
クリスタ「誰なのっ!は、早く出てきて!!」
ジャン(もう面倒くさいな~、出てきたくないな~。)
ジャン(…。)
ジャン(このまま無視し続けるとどうなるかな…。)
クリスタ「お、お願いだから出てきてよぉ…。」オドオド
ジャン(やってみる価値ありまっせっ!!)
風呂も入ったことだし寝ます。
おやすみなさい( ^ω^)
クリスタ「だ、誰なの…。」オドオド
ジャン「…。」シーン
クリスタ「ま、まだいるんでしょ!?」
ジャン「…。」シーン
クリスタ「うぅ…、お願いだから出てきて…。」グスッ
ジャン(な、泣くなよ…。)
クリスタ「うぇぇ…。」グスッグスッ
ジャン「泣くなってば!!」ガサガサッ
クリスタ「ジャン!?ジャンだったの!」パァァァァ
ジャン「やべ…。」ガサッ
ジャン「そうだよオレだよ…。」ガサガサッ
クリスタ「もうっ!早く出てきて!」プンプン
ジャン「クソッ…。」ガサッ
クリスタ「全く!なんであんな事したのよ!」プンスコ
ジャン「わかったよ、わかったから!」
ジャン「俺は寝たいの!出てこなかったのは謝るからよ。」
クリスタ「なによ!ジャンが悪いんじゃない!」プンスカピー
クリスタ「ジャンが最初から出てきてくれればよかっただけじゃない!」プンプン
ジャン「う、それを言われると何も言えなくなるんだよなぁ…。」ショボ
ジャン「すまんクリスタ…、もうしないからよ…。」
クリスタ「わかればよろしい!」フフン
クリスタ「でも罰として!」デン
ジャン「はぁ?罰とかあんのかよ!!」
クリスタ「ふふん!世の中は非情なのです!」
ジャン「マジかよ…。」
すいません、用事できましたすいません。
本当すいません。
帰ってきました。
続き書いて効果と思います。
あぁー、欝展開にしたいなー(/ω・\)チラッ
ジャン「で?罰ってなんだよ。」
クリスタ「わ、私の…////」モジモジ
ジャン「なんだ、パンでも欲しいのか?」
クリスタ「ち、違うよ!!」クワッ
ジャン「なんだ…。」
クリスタ「私の訓練に付き合って欲しいの!」
ジャン「やだ。」
クリスタ「えぇっ!!」
ジャン「やだよ、めんどくさいしよ。」ペッ
クリスタ「そ、そんな…。」ガックシ
ジャン「でも仕方ないか、悪いの俺だし。」
クリスタ「そ、それじゃあ!」パァァァァ
ジャン「しゃーなしだ。」ヘヘッ
クリスタ「あ、ありがとうジャン!!」キラキラ
ジャン「じゃ、頑張れよ、俺は寝かせてもらうよ。」
クリスタ「うん!頑張るよ!ジャンもお休み!」ビシッ
ジャン「おう、おやすみ。」ガサガサ
クリスタ「えへへ////ジャンと約束しちゃった…////」テレテレ
ジャン(あー、やっと寝れるわー。)ファ…
---対人訓練---
キース「ではペアを組み各々訓練に励め!!」
アニ「さぁ…、今日こそ決着をつけよう…。」ザッ
エレン「また始まるのか!」ワクワク
コニー「今日は晩飯賭けないのか?」ニヤニヤ
ライナー「お、おう…。」
ジャン「この前俺の勝ちでついたじゃねぇかよ…。」
アニ「う、うるさい!」
ジャン「じゃ、さっさと始めよう。クリスタとの約束もあるしな。」スッ
ライナー「クリスタと!!?」
アニ「約束だって!??」
コニー「へー。」
エレン「約束なんて普通にするけどな。」
コニー「そうだよな。」
ジャン「行くぜ!」バッ
アニ「くっ!!」ババッ
ジャン「そぉい!」ビュッ
アニ「そんな蹴りなんて…。」バッ
ジャン「それはフェイクだ!!」ビュン
アニ「なっ!」ビクッ
ジャン「もらったァァァァァァァ!!!!」ゴォォォォォォ
アニ「甘いね。」ニヤッ
アニ「ふっ!!」ビュンッ
ジャン「ぐぅぅぅっ!!」バキィィィィッ
ジャン「やるじゃないか!(おーいて。)」ズキズキ
アニ「や、やった…!」ドキドキ
コニー「すげぇ…!」ドキドキ
ライナー(なんであんな動きできるんだろ…。)
エレン「なんか…こう…。」メラメラ
コニー「燃えるものが…。」メラメラ
エレン「コニー!!」バッ
コニー「あぁ!エレン!」バッ
エレンコニー「「勝負だっ!!!!」」ズサァッッ
ライナー「暑苦しいなぁ…。」マッタク
キース「全くだな。」
キース「お前はしないのか?」
ライナー「バカバカしい、こんな訓練真面目にや…る…。」
キース「」ニコッ
ライナー「」
キース「今日飯ぬきな。」
ライナー「あぃ…。」ショボン
ジャン「だけどまだ俺は立ってるぜ?」ズキズキ
アニ「そうだね…、行くよ!!」バッ
ジャン「よっしゃぁ!!!」バッ
ライナー(今日もメシ抜きか…。)ハァ…
エレン「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオララオラオラオラァ!!!」
コニー「無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄ァ!!」
ライナー(アイツ等もアイツ等でスゲェな…。)
アニ「ふんっ!!」ビュッ
ジャン「あぶねっ!」バッ
アニ「(もらった!)はぁっ!!」ズァッ
アニ「これでアタシの勝ちっ!!」ビュッッ
ジャン「ぐぁぁぁぁぁっ!!!」ズバァァ
ジャン「なんてな。」クルッ
アニ「な、なんで…!」ビクッ
ジャン「ぜぁっ!!!」ビュァッ
アニ「くぅぅ!!」ビクゥ
アニ「……!」プルプル
アニ「……あれ?」キョトン
ジャン「俺の勝ちだから今日もメシ寄越せよ。」オイ
ライナー「きょ、今日は何も賭けてないだろ!!」ビクッ
ジャン「そうだっけ?」アレ?
ライナー「そうだよ!!」
アニ「なっ…!」
アニ「なんで…!まだ勝負はついてないだろ!!」プンプン
ジャン「はぁ?俺の勝ちじゃねぇか。」
アニ「私はまだ負けてないもん!」プンスコ
ジャン「じゃあお前の勝ちでいいよ。」メンドクセ
アニ「それじゃ意味ないの!!」プンスカピー
ジャン「あー、負けたわー。アニめっちゃ強かったわー。」マケタワー
アニ「もぉぉぉぉぉぉぉっ!!」プンスコピー
ジャン「じゃ、俺クリスタのところ行くから。」ダッ
アニ「あぁ!待てぇ!!」ダッ
ライナー「お、俺もついてこうかな…。」ダッ
エレン「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオララオラオラオラァ!!!」
コニー「無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄ァ!!」
ジャン「すまん、遅れた。」
ユミル「じゃ、ジャン!!」ビクッ
ジャン「いや、クリスタと約束しててな。」ハッハッハッ
ユミル「約束?」
ジャン「まぁな、訓練に付き合うってだけだけどよ。」マッタク
クリスタ「遅いよ!!もうすぐ訓練終わっちゃうよ?」プンプン
ジャン「すまなかった…。さ、始めるか。」ザッ
クリスタ「うん!よろしくお願いします!」ザッ
アニ「はぁ…はぁ…、遅かったか…!」クソッ
ジャン「さぁ、来いよクリスタァ!!!」グワッ
クリスタ「わ、私は…。」ビリビリ
クリスタ「私は皆の足でまといにはならない!!」クワッ
アニ「へー、なかなか…。」
ユミル「さすが私のクリスタだな。」ウンウン
ジャン「この世界は口だけで生きてけるほど甘かねぇぜ!!」バッ
クリスタ「ひっ…!い、いや!私は頑張るもん!!」ババッ
ジャン「おぉぉぉぉぉおぉおぉおぉおぉおぉぉお!!!!」
アニ「おぉっ!」
ユミル(あんなにやる気になるなんてな…。)
ライナー「ぜぇ…ぜぇ…、アニ…は、早すぎ…。」ゲホッゲホッ
-------
---------
------------
ジャン「大丈夫か?」
クリスタ「うん!私は平気だよ!」ボロボロ
ジャン「そうか…、お前は強いなクリスタ…。」ハハッ
アニ「!!!(わ、私は?)」
クリスタ「えー、ジャンの方が強いよー!」
ユミル「全くだ、一体お前に何があったんだ?」
ジャン「何も無ぇよ、何もな。」ハッハッハッ
ジャン「俺より強い奴なんてそこらじゅうにいるさ…。」ハハッ…
アニ(私とかね!えっへん!)ドヤァ
ユミル「例えば?」
ジャン「そうだなぁ…、エレンとか?」
アニ「っ!(えぇっ!!)」ガーン
クリスタ「なんで?なんでエレンなの?」
ジャン「何もエレンだけじゃないけどよ、ここに居る奴らはみんな俺より強いよ。」
ジャン「俺は一人で捻じ曲がってるだけさ。」ハハッ
クリスタ「そんなことないよ!」
ユミル「あぁ、お前に勝てる奴は少なくともここにはいないよ。」
アニ(私は?ねぇ私は!!?)
ジャン「何も力だけが強さじゃないだろ?」
ジャン「もうこんな話はやめよう、そろそろメシだ、早く行こうぜ。」
ユミル「ジャン…。」
クリスタ「そうだね、ジャン!明日の訓練にも付き合ってよね!!」ビシッ
ジャン「アホ、明日は休みだ。」
クリスタ「そ、そうだった…/////」カァァァ
ユミル「全く、クリスタは可愛いなー。」ナデナデ
クリスタ「もう!やめてよユミル!!」プンプン
アニ(いーなー、アタシもナデナデしてもらいたい。)
ジャン「はっはっはっ!お前らといると楽しいな。」
ジャン「楽しいな…。」ハハッ…
ジャン「…。」
ユミル「どうしたんだ?」
クリスタ「何かあったのジャン?」
アニ(…?)
ジャン「いや…、何でも無い…。」
ジャン「スマン…、先に行っててくれ…。」
ユミル「お、おう。」
クリスタ「じゃ、じゃあまた後でね…。」
アニ(?)
アニ(何かあったのかなぁ?)シンパイダ
ジャン「…行ったか。」
ジャン「はぁ…、俺兵士向いてないのかもな。」ハハッ
ジャン「まぁ…、考えるのはよそう。」
ジャン「今は楽しく生きようじゃないか。」ハハハッ
ジャン「腹も減ったしな!」グゥゥ…
ジャン「俺は巨人をこの世から消す!」
ジャン「それをやりに俺が生まれてきた。そのことだけを考えればいいさ!」
ジャン「さ、メシだメシメシ!」ジュルッ
---食堂---
ジャン「さて、どこか空いてるところは…。」キョロキョロ
ジャン「お、ミカサのとなり空いてるな。」ツカツカ
ジャン「ミカサ、隣いいか?」
エレン「ジャンじゃないか!」モグモグ
ミカサ「別にいい…。」モクモク
アルミン(やっぱり、何かおかしいな…。)
アルミン(ま、いいか。)モキュモキュ
ジャン「ありがとな、ミカサ。」ヨッコイセ
ミカサ「ど、どういたしまして…////」テレテレ
アルミン「まぁそれはいいとして。」モキュモキュ
アルミン「ジャン明日暇かい?」モムモム
ジャン「ん?暇だけどなんで?」モゴモゴ
アルミン「いや明日町に行くから荷物持ちやってくれないかなーって。」モグモグ
ジャン「別にいいぞ、俺も買うもんあるし。」モグモグ
エレン「何買うんだジャン!?」
ジャン「エロ本。」シレッ
アルミン「っ!!」ブフーーーーッ
エレン「ほ、ホントか…/////!!」モジモジ
ジャン「冗談に決まってんだろ!買ったとしてもお前には必要無ぇよ!!」
エレン「な、なんで?」
ミカサ「…////」ポッ
アルミン(あー、理科理解。)
修正です>>155
アルミン「まぁそれはいいとして。」モキュモキュ
アルミン「ジャン明日暇かい?」モムモム
ジャン「ん?暇だけどなんで?」モゴモゴ
アルミン「いや明日町に行くから荷物持ちやってくれないかなーって。」モグモグ
ジャン「別にいいぞ、俺も買うもんあるし。」モグモグ
エレン「何買うんだジャン!?」
ジャン「エロ本。」シレッ
アルミン「っ!!」ブフーーーーッ
エレン「ほ、ホントか…/////!!」モジモジ
ジャン「冗談に決まってんだろ!買ったとしてもお前には必要無ぇよ!!」
エレン「な、なんで?」
ミカサ「…////」ポッ
アルミン(あー、理解理解。)
エレン「明日俺もついて行っていいか?」
ジャン「いいんじゃねぇの?」モグモグ
ミカサ「エレンが行くなら私も行く…!」
サシャ「明日街に行くんですか!!?」キラキラ
コニー「楽しそうだな、俺もついて行っていいか?」
ジャン「おう!」モグモグ
ミーナ「あの、いきなりで悪いんだけど…。」
ジャン「んぉ?ミーナじゃないか。」
ミーナ「明日私とクリスタとユミルも一緒にいいかな?」アハハ…
アルミン「クリスタ?大歓迎だよ!!」
ミーナ「ありがとうアルミン!」
ミーナ「おーい!いいってさ!」
チョ、チョットミーナ/////
ジャン「明日は騒がしくなりそうだな。」モグモグ
アニ「あたしもあたしも!」バタバタ
ベルトルト「だ、ダメだよアニ!!」ググッ
アニ「はーなーしーてー!アタシも街に行きたいの!!」プンプン
ライナー「明日は…その…。」
ベルトルト「そうだよ!明日は街の下見でしょ!!」ググッ
ライナー「何時に人が一番集まるかとかな…。」
アニ「もー!アタシはもうそんなのやなの!!」プンスコ
ベルトルト「アニ!!!」
ライナー「お前…!」
アニ「だってそんな事しても楽しくないもん!!」モー
アニ「アタシはジャンと(戦って)いるときが一番楽しいの!」ジャマシナイデヨ
アニ「まったく…。」プンスカピー
ベルトルト「ライナー…。」
ライナー「…今回はアニ抜きで行くぞ…。」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
お風呂入ってきます( ^ω^)
あー、欝展開にしたいなー。
続き投下していきます。
今日完結できたらなと思ってます。
思ってるだけですけど( ^ω^)
---次の日---
アルミン「じゃ、今日は期待してるよ?」
ジャン「おう、任せとけよ。」バシッ
エレン「俺は街で何を買おうかなー。」
ミカサ「私はエレンとお揃いにする…。」ワクワク
ジャン「クリスタたちは?」
アルミン「街に着いてから合流するってさ。」
ジャン「へー、サシャとコニーは…。」
アルミン「サシャはコニーと食べ歩きだろうね。」
ジャン「羨ましんだかわからんな…。」
アルミン「ははっ、そろそろ行こうか。」
ジャン「そうだな、街なんて久しぶりだぜ。」
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アニ「アタシは協力しないって言ってるのに…。」ムスッ
ベルトルト「まぁまぁ。」アハハ
アニ「アンタ達だけですればいいでしょ!!アタシ巻き込まないでよ!!」バタバタ
ベルトルト「僕は別にいいけどライナーがね…。」
アニ「あーあー、普通の女の子になりたいなー。」プラプラ
アニ(むっ!あれはクリスタ達…。)ピーン
アニ「ベルトルト、アタシあっちの方見てくるね!」タッタッタッタッ
ベルトルト「あーい。」
ベルトルト(…明日はここら辺でいいかな。)ウーン
ベルトルト(僕もできるなら普通の男の子になりたいよ…。)トホホ…
アニ「…。」コソコソ
アニ(クリスタ達は誰かを待ってる感じだ…。)コソコソ
アニ(昨日の話からしてジャン達だろう。)ウンウン
アニ(だからここで待っててジャンたちが来たところに偶然を装い…。)ウンウン
アニ(我ながら完璧な作戦だな!)
ジャン(成る程、で、合流したらどうするんだ?)
アニ(そりゃ勿論ジャンたちと街を見て回る。)
ジャン(なんで?)
アニ(なんでってそりゃ…、あれ?)クルッ
ジャン「よぉ。」
アニ「………っ!!」バッ
アニ「い、いつから…。」
ジャン「コソコソしてるあたりからだ。」
アニ「っ…////」カァァァァァ
アニ(み、見れらてたのか…////)ハズカシイ
ジャン「ま、どうでもいいけど一緒に行くんだろ?」
アニ「い、一緒にいていいのか?」バッ
ジャン「別に断る理由も無ぇ、ほら行くぞ。」
アニ「あ!待ってよ!」テテテ
ジャン「悪い、遅くなった。」
アルミン「もう、どこ行ってたのさ。」プンプン
エレン「まぁまぁ、クリスタ達も合流したことだし行こうぜアルミン。」
アルミン「まったく…。」プンスコ
ユミル「今日は一日よろしく頼むぜ?」
クリスタ「皆で出かけると楽しいね!」ワクワク
ミーナ「あれ?アニも一緒なんだ。」
アニ「やぁ!」ビシッ
ジャン「さ、束の間の休息だ。存分に楽しもうじゃないか!!」
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マルコ「で、街は楽しかったかい?」モグモグ
ジャン「あぁ、楽しかったっちゃ楽しかった。」ウンウン
マルコ「へー、ジャンにしては珍しいね。」モグモグ
ジャン「そうか?」
マルコ「コニーとサシャはどうしたの?」
マルコ「一緒じゃなかったけ?」
ジャン「それがよ、サシャとコニーは別行動だったんだ。」
ジャン「食べ歩きだとよ、コニーの財布で。」
マルコ「そ、それはコニーに同情するよ…。」
ジャン「だよな…、エレンは『コニーはサシャとデートかー。』とか言ってたけどよ。」
ジャン「そんな生易しいものじゃなかったぜ…。」
マルコ「そういえばみんなは街に何をしに行ったんだい?」
ジャン「エレンはただ街に行きたかっただそうだ。」
マルコ「エレンらしいね。」ハハッ
ジャン「で、ミカサはエレンについて行く形でよ。」
マルコ「クリスタたちは?」
ジャン「ユミルはクリスタが行くからでミーナは普通に買うものがあったみたいだ。」
ジャン「クリスタは…、よく分かんねぇな…。」ウーン
マルコ(あ~、鈍いな~…、エレン並だな…。)ハァ…
ジャン「で、俺はアルミンの荷物持ちと…。」ゴソゴソ
マルコ「…?」
ジャン「ほれ。」ポイッ
マルコ「おわっ…!ジャン、何だいこれ?」
ジャン「お前、この前誕生日だったろ。」ソレダヨソレ
マルコ「あー、そういえばそうだったね。」
ジャン「親友の誕生日だからな、何かやれないかと思ってよ。」
マルコ「ありがとう、大切にするよ。」アハハ
ジャン「おう、大切にしろよ。」ヘヘッ
ベルトルト「アニ、街は楽しかったかい?」
アニ「うん!すごく楽しかった」キラキラ
ベルトルト「アハハ、できれば僕も見物したかったなぁ…。」ショボン
ライナー「うるせぇ!俺のせいだとでも言いたいのか!?」
ベルトルト「そんなの一言も。」
アニ「言ってないじゃん。」
ベルアニ「「ねーっ。」」
ライナー「」イラッ
ライナー「まぁいい、明日は予定どうり…。」
ベルトルト「本当にやるのかい?ライナー…。」
ライナー「…あぁ。」
アニ「…。」
---その日の夜---
ジャン(あー、今日は疲れた…。)
ジャン(でも…、でも楽しかったな…。)ニヘラ
ジャン(……また街にみんなで行きたいな…。)ハァ…
ゴソゴソ
ジャン(…。)
ハァ…////エレン…/////
ジャン(寝よ…。)スッ
ンッ…////スゴイ…////キノウヨリ…/////
ジャン(……。)モンモン
ンッ////アァッ/////クチュクチュ//////
ジャン(これはまた朝まで起きてる感じかもな…。)トホホ…
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ジャン(結局寝れんかった…。)ハァ…
マルコ「おはよう…、ってどうしたんだいジャン!?」
ジャン「いやな…。」
マルコ「なんだかわからないけど大変そうだね。」ハハッ
ジャン「まぁな。」ハハッ
マルコ「ジャンも一緒に食堂行こうよ。」
ジャン「あぁ、腹も減って…。」
ズァァァァァァァァァァァァァァァ…
ジャン「何だ?いきなり暗く…。」
マルコ「じゃ、ジャン…。」ブルブル
ジャン「なんだよマル…コ…。」
超大型巨人「………。」シュゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ
ジャン「な、なんで…。」
ジャン「いや…、こんな日が突然来るなんてわかってたさ。」キッ
ジャン「わかってたけどよ…。」クッ…
コニー「おい!お前らっ!!」
マルコ「コニー!?」
コニー「きょ、教官が訓練兵は全員…、広場に集まれって…。」ハァハァ…
ジャン「あぁ…、わかった…。」
ジャン「行こう、マルコ、コニー。」ダッ
マルコ「わかったよジャン!」ダッ
コニー「あぁー…、行きたくねぇなぁ…。」ダッ
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キース「諸君!もう知ってると思うが巨人が現れ壁を破壊し消えた。」
キース「5年前と同じようにだ!!」
キース「諸君らはこれから街に侵入した巨人の殲滅作業に移ってもらう。」
キース「今までの訓練で培った実力を発揮して来い!!」
ユミル「そんなこと言われてもよ…。」ガタガタ
ミーナ「い、いきなり…。」ブルブル
コニー「畜生…。」ブルブル
サシャ「…ぐすっ。」ポロポロ
アルミン「怖くない…、怖くなんかない…。」ガタガタ
エレン「くっ…!」ギリィッ
ミカサ「…。」
ジャン(そういえばアニ達はどこだ…。)キョロキョロ
クリスタ「じゃ、ジャン…。」フルフル
ジャン「あ?どうしたんだクリスタ。」
クリスタ「ジャンはこ、怖くないの…?」フルフル
ジャン「怖いさ、すごく怖い。」
クリスタ「な、ならどうして…!」
ジャン「ここで死んだらそこまでだった、それだけだ。」
ジャン「怖いだのなんだの言って運命は変えられない。」
ジャン「やれる事をやるだけさ。」ハハッ
クリスタ「…っ!」
クリスタ「そ、そうだよね…、怖がってちゃダメだよね!」
ジャン「おう、今までの訓練の成果を見せつけてやろうぜ?」
クリスタ「うん!」
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コニー「俺たちは拠点防衛か…。」
ミーナ「ま、まだ大丈夫よね…。」
マルコ「ジャン…。」
ジャン「なんだマルコ。」
マルコ「僕たち生き残れるかな…。」
ジャン「さぁな。」
ジャン「他の奴らは前線で頑張ってるんだ。」
ジャン「俺達はここを守り抜く、それだけだ。」
マルコ「はぁ…。」
ジャン(……。)
ジャン(いったい誰が最初に死ぬんだろうか…。)
ジャン(全員が助かるわけじゃない…。)
ジャン(助かるかもしれないが死ぬ確率の方が高い…。)
ジャン(前線の奴らや他の班が頑張ってくれれば俺たちは助かるかもしれない。)
ジャン(だがそれでいいのか…。それで…。)
ジャン(誰かを犠牲にしてのうのうと生きる…。)
ジャン(…はぁ、今はこんなこと考えるのはよそう。)
ジャン(みんな無事でいてくれよな…。)
コニー「ジャァンッ!!!」ジャキィッ
ジャン「どうしたコニー!」
コニー「取りこぼしが来たぜ…!」グッ
ジャン(何っ!!)バッ
巨人「~~~~。」ニタニタ
ジャン「ぐっ…!」ジュアキッ
ミーナ「あ…、あぁ…。」ブルブル
マルコ「クソッ!やるしかないのか…。」グッ
ジャン「やってやる…、やってやるさ!!」
ミーナ「あぁ…。」ガクガク
ジャン「ミーナ!シッカリしろ!」グァッ
ミーナ「っ!!」ビクッ
ジャン「怖がって生き残れるわけじゃねぇ…。」
ジャン「俺らはやるしかなんだ…。」チャキッ
ミーナ「……ジャン。」
ミーナ「…っ!」キッ
ジャン「いい目だ。」ハハッ
ジャン「帰ったら俺がなんか奢ってやるよ!」ザッ
コニー「マジか…!」ハハッ
マルコ「約束したからね。」クスッ
ジャン「あぁ!なんだって奢ってやるさ…!」
ジャン「各自、散開して巨人を確実に仕留めるんだ!!」
ジャン「ここを守りきるぞ!!」バッ
コニー「おうっ!やってやるさ!!」バシュッ
マルコ「ジャンばかりに良いカッコさせたくないからね!!」バシュッ
ミーナ「やるしか…、やるしかないから!!」バシュッ
ジャン「行くぞっ!!」バシュゥッ
コニー「おらっ!こっち見ろよデカ物!!」ゴァァァァァァァァァ
巨人「~~~~。」ニヤニヤ
巨人「~~~~っ!!」ブゥンッッ
コニー「おぉっと!マルコ!!」ギュィンッ
マルコ「あぁ!!わかってるさ!!」ゴォォォォォォ
マルコ「あぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」ズパァン
巨人「~~~っっ!」グラァ
巨人「~~~っっ、っ!」シュゥゥゥゥゥゥゥゥ
コニー「楽勝っ!!」ハハッ
マルコ「まだ油断しちゃダメだよコニー。」バシュッ
ミーナ「わ、私だって…!!!」バシュッ
ガッッ
ミーナ「え…?」グイッ
ミーナ「きゃぁっ!!」ドサァッ
ミーナ「くぅ…。」ヨロヨロ
巨人「…。」ググッ
ミーナ「そ、そんな…。」ブルブル
巨人「…。」ズァァ
ミーナ「や、やめて…、来ないで…。」ブルブル
巨人「…。」ガシィッ
ミーナ「きゃぁぁぁぁぁぁぁぁあぁ!!!」ガクガクガク
ジャン「おぉぉぉぉぉぉぉぉっ!!!」ゴォォォォォォォォォ
ズパァァァンッ
ジャン「…。」スタッ
巨人「…。」グラァ…
ジャン「俺、参上…!ってな。」ヘッ
ミーナ「ジャァン!!!」ブワァッ
ジャン「何やってんだよミーナ。」シッカリシロ
ミーナ「ありがとう!ありがとうジャン!!」ウワァァァン
ジャン「礼は後でいい、まだ巨人が残ってるからな。行くぞ!」バシュッ
ミーナ「うんっ!」バシュン
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ジャン「今ので終わりか?」スタッ
マルコ「あぁ、見たところはね。」
コニー「楽勝だったぜ!!」
ミーナ「ありがとうジャン…、あなたには感謝してもしきれないよ…!」ペコペコ
ジャン「何、当然のことをしたまでだよ。」ハッハッハッ
ジャン(なんにせよ、誰も死ななくてよかったよ…。)ホッ
ドォォォンッ…
ジャン「」ピクッ
ジャン「おい、なんだ今の音は。」
コニー「音?」
ミーナ「音なんて何も…。」
ジャン(俺の気のせいか…?)キョロキョロ
マルコ「っ!!ジャァァァァァァンッッ!!!!」ドンッッ
ジャン「ぐぉっ!!何すんだマル…。」ドサッ
ドォォォォォォォォォンンッッッ
コニー「うおっ!!何だァ!?」ビクッ
ミーナ「い。一体何が…!」ケホッケホッ
巨人「」ニタニタ
コニー「巨人!?さっきはこんなのいなかったぞ!!」
ミーナ「さ、さっきジャンが言ってた音はコイツが飛んだ音じゃ…!」プルプル
巨人「」ニタニタ
ジャン「おい…、おい。」
ジャン「てめぇ何の上に立ってんだ?おい。」チャキッ
巨人「」ニヤニヤニヤ
ジャン「おい聞いてんのか?」バシュッ
コニー「ジャンっ!!」
巨人「」ニヤァァ
バキィィッッ
ミーナ「キャァッ!!」ビクッ
ジャン「いきなり現れて何してくれてんの?」ギロッ
巨人「っ!!」
ジャン「死ね。」ブンッ
巨人「っ!」ズパァン
シュゥゥゥゥゥゥゥゥ…
コニー「ジャン!やったな!」タッタッタッ
ミーナ「ジャン、お疲れさ…。」スッ
ジャン「触るな。」
ミーナ「じゃ、ジャン?」
ジャン「…。」
コニー「あ…。」
ミーナ「そ、そんな…。」
コニー「マルコ…。」クッ…
ジャン「…。」ガクッ
ミーナ「ジャン!」ガッ
ジャン「マルコ…、マルコ…。」ガクガク
コニー「しっかりしろ!!」
ジャン「マルコは…、俺を庇って死んだ…。」ガクガク
ジャン「俺のせいだ…。」アァ…
ミーナ「違う、違うよ!ジャンのせいじゃないよ!」
ジャン「違うもんか!!あの時俺は気づいてたはずなんだ、なのに…。」
ジャン「なのに…。」
チャリッ
ジャン「っ!!」チャラッ
ジャン「これは…俺が誕生日にあげた…。」
ジャン(お前、この前誕生日だったろ。)
マルコ(あー、そういえばそうだったね。)
ジャン(親友の誕生日だからな、何かやれないかと思ってよ。)
マルコ(ありがとう、大切にするよ。)
ジャン(おう、大切にしろよ。)
ジャン「アイツ…、アイツ…!」ポロポロ
ミーナ「ジャン…。」スッ
コニー「…クソッ!」
ジャン「俺は…もう誰も死なせない…、誰も死なせはしない…!」
ジャン「俺はこの世から巨人を消すまで戦う…。」
ジャン「俺は…、兵士だからな…。」ハハッ
ジャン「…マルコのことは残念だった…。」スクッ
ジャン「だが今はそれよりもする事がある。」
ジャン「行くぞ、ミーナ、コニー…。」スッ
ミーナ「行きましょうコニー…。」スッ
コニー「お、おう…でも!」
ジャン「コニー…、頼む…頼むから…。」フルフル
コニー「!!」
コニー「ち、畜生!こんなのって絶対おかしいぜ!!」
ジャン「あぁ…、だからこそこの状況を変えるために俺たちがいるんだ…。」
---数年後----
ジャン「よう、久しぶりだな…。」スッ
ジャン「このところ忙しくてこれなかったんだ、スマン…。」
ジャン「このところ調査兵団の活躍のおかげで壁内も壁外も少しづつだが平和になってきた…。」
ジャン「知ってるか?ベルトルトやライナー達巨人だったんだぜ?」ハハハハ
ジャン「驚くだろ?俺も聞いたときは信じられなかったさ…。」
ジャン「…俺は。」
ジャン「俺は今こうしていられるのもお前のおかげだ、感謝してる…。」
ジャン「ありがとう…。」
ジャン「あの後エレンが…。」
ジャン「そうそう、エレンも巨人だったんだ。」
ジャン「もうみんな巨人かもな。」ハハハッ
ジャン「で、あの後巨人化したエレンが壁の穴を塞いでよ…。」
ジャン「今でもエレンやミカサ達は各々、調査兵団とかで頑張っている…。」
ジャン「俺は…俺はお前と約束した事を果たそうと思う。」
ジャン「何よりお前に貰った命だからな…。」
ジャン「俺は兵士としての使命を全うするよ…。」フフッ
コニー「おーい!ジャーン!みんな待ってるぞー!!」ハヤクシロー
ジャン「おう!わかったよコニー!!」
ジャン「じゃあ、そろそろ行くわ。」ヨット
ジャン「マルコ……。」グスッ
ジャン「ありがとう…マルコ……。」ポロポロ
ジャン「俺は頑張るからよ…、見ててくれよな…。」グシグシ
ジャン「じゃ、また来るぜ?」ハハッ
ジャン「じゃあな、マルコ!」ダッ
ジャン「悪い、待ったか?」
コニー「待ったってもんじゃねぇよ!」ッタク
コニー「ん?それなんだ?そんなもんお前つけてたのか?」
ジャン「あ?あぁ、これか…。」チャラッ
ジャン「お守りだよ、俺のお守りさ…。」
コニー「へー、ジャンもそういうの信じるんだ。」
ジャン「いや、コイツは特別なんだ。」ハハッ
コニー「はぁ?なんじゃそりゃ。」
ジャン「まぁいい、みんな待ってるんだろ?」
コニー「そうだった!早く行こうぜ!」ダッ
ジャン「おう!」ダッ
ジャン「マルコ…。」
コニー「ん?何か言ったか?」
ジャン「いや、何でも無いさ。早くしないと置いてっちまうぞ!」ダッ
コニー「あぁ!待ってくれよ!」ダッ
ジャン「ハハハっ!早くしろよコニー!」
ジャン(マルコ…、お前に最初に言った通り俺は誰も好きにならない。)
ジャン(あんな悲しい思いをするのはもうゴメンだからな…。)
ジャン(誰も死なせない、誰も傷つけさせない…。)
ジャン(全員を守り抜いて生きていくさ…。)
ジャン(それが耐え難い苦難の道だとしても…。)
ジャン(俺はやってやるぜ?)
ジャン「なんたって、俺は兵士だからな!」
終わり
はい、お疲れ様ですた。
変な終わり方で申し訳ないですね。
とにかく最後まで読んでくれた方もそうでない方も
ありがとうございます( ^ω^)
またどこかで見かけたらレスのひとつでもください。
じゃ、また今度( ^ω^)ノシ
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