ハルヒ「みくるちゃんがキョンに告白した」 (19)

キョン「さ~て部活部活っと…」コンコン

みくる「ど、どうぞ~」

キョン「あれ?朝日奈さんだけですか?」ガチャ

朝日奈「うん…今日は早く終わったから…」

キョン「長門と古泉はまだHR中か…?」

キョン「ハルヒはどこに行っt「あのっ!!」

キョン「はい?」

朝日奈「好き…です…あなたの事が…」

キョン「……へ?」

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朝日奈→朝比奈→みくるで

キョン「え、えっと…なんですって?」

みくる「好きです…」

キョン(えぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇえ!?)

みくる「あのぉ…キョンくん…?」

キョン「ひゃっ、ひゃいい!」

みくる「大丈夫ですか…?」

キョン「だだだ大丈夫でふよぉぉ…」

キョン(落ち着け俺ぇ…またハルヒのいたずらかもしれないじゃないか…)

キョン(OKした瞬間にドッキリ大成功と書かれた看板を持った古泉とバカ笑いしたハルヒが出てくるんだろ?)

キョン(机の下に隠れてるんだろ~?ハルヒ)

みくる「あの~…」

キョン「…」キョロキョロ

みくる「ふぇぇ…」グスン

みくる「へ、返事はまた後ででいいです!」ドタドタガチャ

キョン「あ、朝比奈さん!?」

キョン「行っちゃった…」

その後、部室の中を探してみたがハルヒ達はどこにも隠れていなかった
もしかしてあれはドッキリなんかじゃなく本物の告白だったのかもしれない
10分後に長門が部室に到着
いつもの場所で本を読み始めた
20分後に古泉が部室に到着
オセロを誘われたが考え事をしたかったので断っておいた
30分後にハルヒが部室に到着
いつもより上機嫌だったのでちょっと薄気味悪かった
朝比奈さんは今日は部室に来なかった

キョン「…」

古泉「おや?なにかお困りのようですね…」

キョン「…まぁな」

古泉「もしかして朝比奈さんの事ですか?」

キョン「…やっぱり分かってるんだなお前は」

古泉「ダメですよ。絶対に。」

キョン「…」

古泉「前にも話したとおり、朝比奈さん一派はあなたを籠絡しようとしています」

古泉「それに涼宮さんにあなた達の事を知られたら…ねぇ?」

キョン「…分かってるよ」

古泉「…それなら大丈夫です。安心しました。」

キョン「……」

~キョン宅~

キョン(やっぱり…断るしか無いんだよな…)

みくる『キョン…くん…』

キョン「くそっ…」

キョン妹「キョンくんでんわー」

キョン「え?」

キョン妹「はい、けーたい」

キョン「あ、ありがとよ…」

キョン「下に置き忘れてたのか…」

キョン「もしもし」

ハルヒ『あ、もしもしキョン?』

ハルヒ『明日は暇よね!キョンの事だから絶対暇よね!』

ハルヒ『SOS団のみんなでツチノコを探しに行くから朝早くからいつもの場所に集合ね!』

ハルヒ『分かってると思うけど遅刻は罰金だからね!オーバー!』ガチャ

ツー ツー

キョン「…」

キョン「ったく…相変わらず一方的な奴だ…」

キョン「…何時集合だよ……」

何時集合か分からないので、とりあえず超早めに6時に家を出て一番乗りでハルヒを驚かせようと思っていたが駐車場には既に4人のシルエットがあった。

ハルヒ「遅い!なにやってんのよもう!」

キョン「」

なんでこいつらはいつもこんなに早いんだ

ハルヒ「罰金よ!罰金!帰りにおごりなさい!」

キョン「へいへい…」

みくる「…」

朝比奈さんはやはり気まずいのか暗い顔をしている、そして全く俺を見ようとしない

キョン「は、ハハハ…」

長門「……」

ハルヒ「さぁ!出発するわよ!」

キョン「なあハルヒ」

ハルヒ「なによ」

キョン「ツチノコってどこにいるんだ?」

ハルヒ「そりゃあ草むらじゃない?」

キョン「草むらってどこの草むらだよ?」

ハルヒ「草むらならどこでもいいわよ」

ハルヒ「なんだったらそこの草のまわりでもいいわ」

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