しんのすけ「吉良吉影」 (11)

仗助「『スイッチ』を押させるな―――ッ!!」

吉影「いいや、限界だ押すね!!」

吉影「今だッ!!」カチリ


ドグォォォォ――――z______ン

吉影「フハハハハハ…成功したぞ…!!」

吉影「バイツァ・ダストは成功した…」

吉影「しかし一体ここはどこだ?
   1時間前なら通勤路のはず…」

吉影「猫草はいる…」

吉影「まて、何故猫草がいる?
   猫草は隼人が持っているはず…」


「おじさん…」


吉影「誰だッ」

しんのすけ「オジさんこんなところで何してんの?」

吉影(チッ…餓鬼が…)「ああ、会社に行こうと思ったんだけど、迷ってしまってね…仙台駅までの道を教えてくれないかな」

しんのすけ「ここは春日部だゾ」

吉影「春…日部?」

しんのすけ「眠いのか?」

吉影「あ、ああ…あまり寝ていなくてね…寝ぼけていたようだ…。駅にはどこに行けばいのかな?」

しんのすけ「忘れたゾ」

吉影「時間を取らせてしまってスマナイね」

吉影(コイツと話していては気が狂ってしまいそうだ…
   誰かまともに話せるやつはいないのか?)スタスタ



吉影「とりあえず、店の中へ入るか…」

\ラッシャイマセー/

吉影「とりあえず、名刺を確認するか…」

双葉商事営業2課

吉影「双葉商事…?霞ヶ関か」

吉影「とりあえず、会社まで行ってみるとするか」

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