メロンメメロロンメロンロメンロ

メロロメンロンメロロンメロン

メロロロロロン　メロロロロン　メロロロロンロン　メロロロロン

メロロンメ　メロスロットル
メログレイテストメロロンメン
メロロンメ　ロロンロメンロ
ロメロンメ　ンメロンメ

兄「どうした？」

妹「メロン！」

兄「え？食べたいのか？」

妹「メロロンメメロン！｣ﾌﾞﾝﾌﾞﾝ

兄「あ？」

妹「メロンンゥ……」

兄「……あほらし｣ｽﾀｽﾀ

妹「メロ！メメロロ！メメロンメー！！」

兄「うるさいな！なんか言いたいなら普通に喋れよ！！」

妹「……｣ｸﾞｽﾝ

兄「……」

妹「メロンメ……」

兄「……まさかそれしか言えないのか？」

妹「メロン！！｣ｺｸｺｸ

兄「そんな馬鹿な……」

妹「メロロンメ」

兄「……あ！筆談！筆談ならどうだ！」

妹「メロロ！｣ﾊﾟｧｧｱ


兄「ほら、紙と鉛筆｣ｽｯ

妹「メロ！」

ｶｷｶｷ

妹「メロロメ！｣ｼﾞｬｰﾝ

【メロロンメロロンメメロン 】

兄「舐めてんのか」

妹「メロロォ……」

兄「書けなくもなるのか……」

兄「俺の言葉は理解できてるんだよな？」

妹｢メロ｣ｺｸﾝ

兄「よし、医者行こうか」

妹｢メロン｣ｺｸｺｸ

男「姉ちゃんのおっぱいってメロンぐらいデカイよな」

姉「ちょっ！ジロジロ見ないでよ！」

男「ああ、悪い悪い」

姉（誰のために努力したと思ってんのよ……）ボソッ

男「え？なんか言った？」

姉「な・ん・で・も・な・い！////」

男「……変な姉ちゃんだなぁ………」


こうですかぜんぜんわかりません

あ、すいません
続けてください

～病院～

ﾒﾛﾛﾝﾒﾒﾛﾝ
ﾒﾛﾛﾛﾒ～ﾒﾛﾛﾛﾒﾝﾛ～
ﾛﾛﾛﾒﾛﾝﾛﾝ！
ﾒﾛﾛｫｫｫｵﾝ

兄「Oh sit」

妹「メロロ……」

看護婦「メロ、メロロメロ？」

妹「メロロ、ロロメロロロメ」

兄「お前が喋っても通じないだろ……」

看護婦「メ、ロロロメロンロン」

兄「通じるのかよ！！」

妹｢メーロ｣ﾁｮﾝﾁｮﾝ

兄「メーロって俺？」

妹｢メロ｣ｺｸﾝ

兄「覚えとく」

妹「メロロメ、メロロン」

兄「あ？」

妹「メロンロン、ロロメロロン」

兄「……看護婦さんとは会話ができた？」

妹「メロロ！｣ｺｸｺｸ

兄「症状の患者同士は会話ができるのか……」

ﾒﾛﾝﾛﾝﾒ～ﾒﾛﾝﾛﾝﾒ～

妹「メロロ！｣ｽﾀｽﾀ

兄「あ、今呼ばれたのね」

～診察室～

兄「お願いします」

医者「メロ」

兄「あんたもかよ！！！」

妹「メーロ、ロロメロロン」

兄「……わかんないけど黙っとくわ」

妹「メロン」

医者「ロロメ、ロロメロロメロロンロンメロンンロロンメメロン」

妹「メロ」

医者「メメメロ、ロロメロロン【メロンロロンメロン】メロン」

妹「メロンロンメロン……」

兄「それが病名？」

妹｢メロ｣ｺｸｺｸ

医者「メロロメロ、メロンロンメロンメ」

妹「メロロ……」

医者「メ、ロロメロン」

妹「メロ」

妹「ロロロメロンメ」

医者「メロロメ」

兄「あ、終わったの？」

妹「メロ」ｺｸﾝ

兄「ありがとうございました」

医者「メロロ」

～自宅～

兄「結局俺の疑問は消えないままだな」

妹「メーロ……ロロメン」

兄「ん？」

妹「……」

妹「メーロ、メ、ロロロメロンメ」

兄「俺が……何だって？」

妹「メーロ、【メロンロンメロンメ】メロ」

兄「俺が、メロンロンメロンメじゃない？」

妹｢メロ｣ｺｸﾝ

兄「それはわかるよ」

妹「メロ、【メロンロンメロンメ】メロロ、メーロ」

兄「……メロンロンメロンメにかかってない俺の方が異常って事か？」

妹「メロ……｣ｺｸﾝ

兄「……」

妹「……」

兄「そうだよな、患者同士は会話ができるなら、患者じゃない方が異端なんだよな……」

妹「メロメ」

兄「そうか……」

妹「……」

兄「……」

妹「メーロ、ロロメン」

妹「ロロメ、メーロ、メン」

兄「ロロメって？」

妹｢ロロメ｣ﾄﾝﾄﾝ

兄「ああ、お前の事か」

兄「メンって？」

妹「……ンロ｣ﾌﾟｲ

兄「？？」

妹「メン！ロロメ！ローメロロンメ！メンロロ！！｣ｶｧｧｧ

兄「なに赤くなってんだよわかんねーよ……」

妹「ンーロ！｣ﾀｯﾀｯﾀｯ

兄「あ、おい！」


ﾊﾞﾀﾝ


兄「部屋に篭っちまった」

兄「とりあえずンーロがよろしくない意味って事は分かったぞ」

～次の日～

妹｢ロメロォ｣ﾌﾜｧｧ

兄「ロメロ」

妹「メロッ！？」

兄「慌てんな、真似しただけだ」

妹「ロロォ……」

兄「メロロンロロンメロン、ロロロメロロロメンロンメン」

妹「メロッ！！？？｣ｶｧｧｧ

妹「ンロ！ローメロロロンメンロロロンメメメロンロンメロン！｣ﾎﾟｶﾎﾟｶ

兄「え？ちょ、なに？適当に言っただけなんだけど！？」

妹「ンロ！ローメンロロンメン！」

兄「え？え？」

妹「……｣ﾌﾟｸｩ

兄「ご、ごめん……」

妹「……｣ﾌﾟｲｯ

兄「……」

兄「……｣ｶﾞｼｯ

妹「メロッ！？｣ｱﾀﾌﾀ

兄「……｣ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

兄「ごめんな」

妹「……ンロ」

兄「今日はなにしたい？」

妹｢ンメメ｣ｽｯ

兄「……？」

妹「ローメ、ンロロ、ロメロメン｣ｶｧｧｧ

兄「？？？」

妹「……｣ｷﾞｭｯ

兄「全く理解できない」

妹「……｣ｷﾞｭｯ

兄「……」

～数ヶ月後の夜～

ﾛﾛﾒﾝﾛ！
ﾒﾒﾛﾝﾒｰ！

兄「TVドラマも撮りため終わってこうなったか……」

妹「ロメロロンメェ……｣ｸﾞｽﾝｸﾞｽﾝ

兄「ああ、お前このドラマ好きだったよな」

妹「メロ……｣ｸﾞｽﾝｸﾞｽﾝ

兄「お前、原作漫画持ってたよな、今放送してる辺りをかしてくれないか」

妹「メメロン」 ﾀﾀﾀ

兄「これで少しは分かるかな｣ﾌｩ

妹｢メメロメ｣ﾄﾞｻｯ

兄「ありがとう」

兄「えーと……このシーンか？」

兄「主人公が空港へヒロインを追いかけて……ギリギリ追いついた主人公が告白するシーンだな」

ﾒﾒﾛﾒ
ﾛﾛ……


兄訳『女俺はお前を……』

兄訳『男……』

ﾒﾒﾛﾒ､ﾝﾛﾒ……ﾛﾒﾛﾒﾝ

兄訳『女、お前の事が……大好きだ』

兄「ん？」

妹「……｣ｷﾞｸｯ

兄「ロメロメン？」

兄「どっかで聞いたな」

兄「ああそうだ、この間お前が俺に言ったよな」

妹｢メ、メメロロ｣ﾌﾞﾝﾌﾞﾝ

兄「いや、俺は覚えてるぞ」

兄「んで、たしかロメロが大きいとかそう言う意味なんだよな」

妹「……｣ｷﾞｸｷﾞｸｯ

兄「じゃあ、メンは……」

兄「漫画からすると、【好き】って意味になるな」

兄「だからロメロメンは……【大好き】って事か」

妹「……メ、メロロン～♪」

兄「……」

妹「……」

兄「……」

妹「……｣ﾀﾞﾗﾀﾞﾗ

兄「ロロメ」

妹「……」

兄「ロロメ！」

妹「……メロ」

兄「……ンーロ、ロロメ、ロメロメン｣ﾎﾞｿｯ

妹「！！！」

兄「……合ってるか」

妹「ンーロ！！｣ｷﾞｭｯ

兄「……へへ｣ｷﾞｭｯ

妹「ンーロ！ンーロ！｣ｷﾞｭｩｩｩ

兄「苦しいって｣ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

妹「ロロメ、ンーロ！ロメロメン！」

兄「分かったよ、俺もだ」

妹「えへへへ……」

兄「あ？」

妹「あれ？」

兄&妹「あれ？」

兄「……で？」

妹「だから……その……」

妹「偶然雨宿りした神社で……独りごと言ったの」

兄「なんて？」

妹「……」

妹「お兄ちゃんに……告白できたら良いのに……」

妹「そうだ、言葉が伝わらなきゃ告白できるのに……って」

妹「それだけ」

兄「……｣ﾎﾟﾘﾎﾟﾘ

兄「で、願いが叶ったと」

妹「……｣ﾎﾟｯ

兄「不思議な事もあるもんだな」

妹「……うん」

兄「……」

妹「……」

兄「……ロメロメン｣ﾎﾞｿ

妹「！！｣ﾊﾟｧｧｱ

妹「私もっ！ロメロメン！！｣ﾆｺｯ



おわり

1です
なんか色々すいません