明久「おいちょかぶ?」 (13)

いつものメンバーと僕の家で遊んでいる時、秀吉がそう提案してきた。
「何じゃ明久、おいちょ株を知らんのか」
「う~ん、悪いけど…」
とうな垂れる僕。
「おいちょ株か…俺は分かるがムッツリーニは知ってるか?」
「…当然」
雄二達もどうやら知ってるらしい。
みんな詳しいんだなぁ…。
「あれ?という事は僕以外みんな知ってるってこと?」
「ああ、どうやらそうみたいだな」
ニヤニヤしながらしながら雄二が言う。
くっ…!僕がほんの少し無知なだけで笑いやがってっ!

「折角じゃし、明久も知っておいたらどうじゃ?」
秀吉が僕に言う。
「うーん…まあ秀吉が言うなら少し聞こうかな」
「明久が理解できるか分からんがな」
「黙れ雄二」
「お主らはどうしていつもそうなるのじゃ…」
と秀吉が僕達に呆れてつつも、分かりやすくルールを教えてくれた。

ルールはこうらしい

http://ja.m.wikipedia.org/wiki/おいちょかぶ
(長くなるから↑を参照)

秀吉の説明が終わった。
「分かったかの?」
「うん。なかなか面白そうだ。でも僕、花札なんて持ってないよ?」
「そこはトランプで大丈夫だろ。そんな事より…」
雄二がそう言った後、
「…親はどうするんだ?」
とムッツリーニが続きを言った。
確かに今の話を聞くと、最初に親をすると不利なように見える。何せ序盤から子に金を取られると、後で儲けづらくなるからね。

「まあ最初は嫌だろうね…」
「ん、何だ明久?お前にしてはとてつもなく珍しく飲み込みが早いな」
「あの明久が数秒で理解するとはの」
「…地球が崩壊する」
「そこまで言わなくたっていいじゃないか意地悪っ!」
この三人にはよく罵倒されてる気がする。…特に雄二から。
「で、親はジャンケンで決めるのか?」
「そうじゃの。本来のよりこちらの方が簡単じゃ」
雄二の問いに秀吉が答える。
「じゃあ勝った人から決めれるということで」

「「「「ジャンケン…!」」」」

処理落ちして書けねぇ…
というか誰かいる?

はやくかけ



ジャンケンの結果、1番から秀吉、雄二、僕、ムッツリーニという順番になった。
因みに僕は一番最初に選べた。何と運がいいんだろう…いつもがいつもなだけに。
「よし、じゃあ最初は秀吉だな。ガッポリ摂ってやるよ」
「その余裕、雄二の番では残っておるかのう?」
おお、何だかそれっぽくなってきたぞ…ってちょっと待て。

>>8
携帯だからやりずらいんだよ
ごめん

「あれ、今思い出したんだけど……これってまさか、お金賭けるの?」
「…何を当たり前な事を」
「!!」
ムッツリーニの一言に思わず叫んでしまった。
やってしまった!そういえば今月はもう財布がピンチだったんだ!
「お?明久、お前まさか…」
「ち、違う!決して今月はもうピンチなわけではなくて、寧ろ財布がパンパンなんだからな!」
「ほーうそうか。じゃあ明久の番が楽しみだなぁ」
「……」
また、墓穴を掘ってしまった。

こうして僕の財布がピンチなまま、おいちょ株が始まった。

ごめんルール書いてなかった
あと↑のURLが変だったから直す

眠い…

使用するルール
・親のクッピンとシッピン(4と1・9と1) ・親と子のアラシ

使用しないルール
・数が○○だったら必ずもう一枚引く・引かない…など(ややこしいので…)

ローカルルール?
・アラシ>クッピン=シッピン>ただの数字


賭け金は硬貨や紙幣をそのままで
親は二回ずつで一周したら終了

http://www.card-on.net/kabufuda/oicyo-kabu.html

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