某時刻、阿笠邸にて…
コナン「博士…もう終わりにしようぜ…」
阿笠「な、何を言っておるんじゃ、新一?」
コナン「トボけても無駄だ、博士。悪いことは言わねーから…身を引いた方がいいぜ。」
阿笠「だ、だから、何のことじゃ?」
コナン「あんたがストーカーしていることだよ!!!」
阿笠「ははは…馬鹿も休み休み言うんじゃ、新一。この天才発明家がそんなことはするわけなかろぅ!それにワシは忙しいんじゃ。君に構ってる暇はない、帰ってくれ。」
コナン「これでも認めねーか、博士?」スッ
阿笠「そ、それは!?」
コナン「あんたがストーカーしている所を捉えた写真だ!これでもシラを切る気か、博士!!!」
阿笠「そ、それはワシじゃない!ワシにそっくりな誰かじゃろ!!!」
コナン「あんたに間違いねーよ。これを撮ったのは俺だしな!」
阿笠「なら聞くが、そこに写ってる男がワシだと言う証拠はあるのか、新一?」
コナン「…」
阿笠「無いんじゃろ?それはそうじゃ、ワシが歩美君をストーカーするわけなかろぅ!」
コナン「フッ…」シャイニング眼鏡!
阿笠「な、なんじゃ?」
コナン「俺はあんたが歩美をストーカーしているとは一言も言ってねーぜ。」ニヤ
阿笠「そ、それは…そ、その…」
コナン「見苦しいぞ、博士!!!認めるんだ!!!」
阿笠「ワ、ワシはしとらん!!!そ、その写真は君がワシを貶めるために作ったんじゃろ!目的はなんじゃ!ワシの特許か、新一!!!」
コナン「目的は…あんたを警察に突き出すことだ。」スッ
阿笠に麻酔銃を向けるコナン!
阿笠「し、新一…君には失望したわい…」
コナン「これもあんたのためだ…観念しろ、博士!!!」シュピーン!
阿笠「!!!」プスッ!
コナン「……」
阿笠「……フッフッフ。」
コナン「な、なに!?」
阿笠「開発者のワシに効くわけなかろぅ!!!」マジキチスマイル!
コナン「く、くそ!!!なら、これだ!!!」ポンッ!
阿笠「それもワシの発明品じゃ。」ニヤニヤ
コナン「うるせー!!!喰らえ、博士ーーー!!!」ドゥゥゥーーーーン!!!!!
阿笠「…」シューン…ポト!
コナン「こ、これも効かねーだと!?」
阿笠「ワシのメタボッ腹に効くわけないじゃろ!!!詰めが甘いのぅ、新一!!!」ニヤニヤ
コナン「ハ、ハート様かよ…」
阿笠「もうこれでお終いか、新一?こないようなら、ワシの番じゃ!!!」シュピーン!!!
コナン「ウッ!?」プスッ!
阿笠「くっくっく…君は知りすぎた…世の中には知らんでいいこともあるんじゃ。」
コナン「うっ…は…は…かせ…」バタン!
阿笠「さて…新一は地下室に閉じ込めておくか…」
一ヶ月後…
歩美「コナン君どこに行っちゃったんだろ…」
光彦「コナン君、無事なんでしょうか…」
鰻「俺たちのコナンがそう簡単にくたばらねーよ!」
灰原「そうよ…彼なら心配ないわ…」
阿笠「フッフッフ…」
阿傘『くれ悪』
コナン『いてて・・・博士め』
阿笠『ほぉ・・・気付いたようじゃな新一』
阿笠邸、地下室にて…
阿笠「みんな君を心配しとるわい…フッフッフ…」
コナン「こ、こんなことをしてただで済むと思なよ、博士。」ギロ
阿笠「そう睨むな、新一…そもそも君がクビを突っ込むのが悪いんじゃ。」
コナン「俺はあんたを軽蔑するぜ。」
阿笠「フッ…何とでも言え。」
コナン「い、一体何があんたを狂わせたんだ。」
阿笠「君がいけないんじゃ。」
コナン「な、なんだと!?俺が何をしたって言うんだ!?」
阿笠「したな!ワシをロリコンにさせたのは君じゃ、新一!」
コナン「み、身に覚えはねーぞ!」
阿笠「それもそうじゃろ。君はこのワシをロリコンに目覚めさせただけじゃからな。」ニヤニヤ
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