おはようございます
今日も暑くなりそうですね
それでは張り切っていきましょう!
おい
>>8
はい?
>>9
暑いけど頑張ろうな
>>10
はい!頑張りましょうね!
童子「キツ姉ちゃん、おっす!」
狐娘「チッスじゃ。ほれ、さっさと寄越せ」
童子「なんだよそれ、確かに渡すつもりで持っては来たけど……」
狐娘「催促されるのは嫌か? ええじゃないか、はよう油揚げ食わせ」
童子「ん」
狐娘「ほほーう! 今日ええ色艶しとるのう、食べてくれと言わんばかりじゃ!」
童子「なー」
狐娘「なんじゃ?」
童子「そんなに油揚げ、好き?」
狐娘「好きじゃなあ、ワシは油揚げの為なら大抵の事はやるぞ」
童子「へ、へぇー……」
狐娘「なーにを企んでおる? ん? 言うてみい、言うてみいて」
童子「別に何も企んでねーよ! 体押し付けてくんな!」
狐娘「おや、もう帰るのけ? もちっとゆっくりしていったらどうじゃ」
童子「うっせ!」
>>14
任せましたよ
狐娘「ん、今日は来んと思っとったが」
童子「……好きなんだろ、油揚げ」
狐娘「おお、好きじゃ好きじゃ大好きじゃ。ワシの為に持って来てくれたんじゃな? 優しいのう、きっと良い男に育つぞ、お?」
童子「ただじゃ、渡せない」
狐娘「ほほーう。なんじゃなんじゃ、今日は随分と様子が違うのう。そんなに怖い顔しとると人も獣も寄って来んぞ?」
童子「……う、うるさい! 油揚げ、欲しいんだろ!?」
狐娘「そうじゃな、断然欲しい」
童子「今日のはいつもより高い奴だ、隣村のあの店の」
狐娘「それはそれは、今から胸踊るのう。ほれ、はよう寄越せ」
童子「ただじゃ渡せないって言ってるだろ!」
狐娘「なら疾く用を言え。願掛けか? 呪いか? あまり暗いのは好かんのう」
童子「……結び」
狐娘「んー? はっきり申せ、ほれほれ」
童子「え、え、縁結び!」
狐娘「……年頃じゃのう、ふふふ」
童子「笑うな!」
狐娘「笑っとらん笑っとらん! これはその、なんだ、ふふふ! 思い出し笑いじゃ」
童子「く、くそ……!」
狐娘「くふふ、つい先頃まで寝小便こいたり泣きべそかいたりしてたお主がのう……ふふ! いやいや、目出度い!」
童子「笑うなったら!」
狐娘「うむうむ、悪かったな。して、どこの小娘じゃな? 家はどこじゃ? 尻はでかいか? べっぴんか、ん?」
童子「いっぺんに聞くな! 家は……この近くだと思う」
狐娘「うむ、よきかな。縁を結ぶにもお互い知らぬ者同士は難儀じゃからな」
童子「尻は、でかい」
狐娘「よしよし、尻のでかい女はええ。きっと元気なお子を産むじゃろ」
童子「……あと、すごく、キレイだ」
狐娘「なんだか妬けるのう、いよいよ主も男というわけじゃ。あいわかった、わしに委細任せるがよかろ」
童子「本当!? 絶対、絶対結んでくれる!?」
狐娘「なんじゃ、望みが叶うと分かった途端に……現金じゃのう。あとはー、そうじゃの。相手の名前、これがないとの」
童子「名前……」
狐娘「そ、名前じゃ。名は体を表す、その者の本質を掴み先行きを占い、お主との縁を結ぶ要となる。一字たりと間違えるなよ?」
童子「そ、そっか。じゃあ、口で言うより書いた方がいい?」
狐娘「そうじゃの。聞き違いがあって望まぬ相手と婚姻、などとは笑い噺にもならんからな」
童子「ええと……」
狐娘「紙と筆ならそこの棚じゃ、昨日の墨がまだ残っておるじゃろうから水を足して書け」
童子「う、ん」
狐娘「? なんじゃ、くねくねと気色の悪い。はよう書いて寄越せ」
童子「み、見るなよ!」
狐娘「謎掛けか? 見ずに書いてある字を知れるものか、それともこんなことに神通力を使わせる気かの?」
童子「紙は棚に入れとくから! 俺が帰った後に見ろよ!? 今すぐ見たりしたら、油揚げはなしだ!」
狐娘「……くっふふふ! 初心じゃのう、愛い奴じゃのう! そうかそうか、恥ずかしいか! ようし約束じゃ、きっと後で見るぞ」
童子「く、くっつくなー!」
狐娘「いやはや……ふふ、ぶっきらぼうに育ったとのと思っておったが、存外可愛らしくも育ったぞ」
狐娘「あやつの為にもワシが一肌脱がねばなるまいな、どれどれ……」
狐娘「……」
狐娘「ふむ、そう来たか」
狐娘「……頼れる姉として、接してきたつもりだったんじゃが」
狐娘「……ううむ」
狐娘「油揚げ、もう食ってしまったしのう」
狐娘「反故にするわけにもいかんしのう、しかし、しかし……ううむ」
狐娘「……」
狐娘「稲荷大権現の使い的にはやるしかないわけじゃ」
狐娘「わし的にはどうにも気が進まぬというか、望めぬというか、わしは狐であるからして、つまりそういうわけじゃ」
狐娘「……」
狐娘「……なんとしたもんかのう」
童子「キツ姉ちゃん、おっす」
狐娘「チッスじゃ。ほれ、さっさと寄越せ」
童子「う、うん。はい」
狐娘「今日もまた一段とよい黄金色じゃのう、はむ。うん、美味い!」
童子「……あの、さ」
狐娘「急くな。はぐ、もぐもぐ……まだ日も高い、夕暮れ時と相場は決まっておる」
童子「う、ん」
狐娘「何を呆けらっとしておる、今日は社の掃除の日じゃ。おなごに重い物を持たせる気か?」
童子「て、手伝う!」
狐娘「良い子じゃの。表の箒とハタキ、裏から雑巾と桶取って来い」
童子「うん!」
童子「……」
狐娘「こほん、こんこんっ。ひどい埃じゃのう、埃塗れの祠じゃあ祀った矛も誇れんぞ」
童子「……」
狐娘「ははっ、今のは中々上手くかかっておったろ?」
童子「……」
狐娘「聞こえておらん。若いのう、初心じゃのう」
童子「……」
狐娘「これ、いつまで同じ棚を拭いておる。はようこっちの祭壇を退かせ」
童子「え? あ、うん!」
狐娘「ぼうっとするな、こうして社を清めるのも縁結びの大事な一因じゃ」
童子「うん!」
狐娘「……ま、ええか。おい、次はこっちじゃ」
狐娘「なんとか日暮れ前に片が付いて良かったのう、ふふふ。見ろ、ピカピカじゃ」
童子「う、うん」
狐娘「誰がわしの体を見ろと言った、今は社が綺麗になったという話をしておるんじゃ」
童子「だって」
狐娘「しょうのない奴よ、一っ風呂浴びて来い」
童子「え、ええ!? まだ」
狐娘「まだお預けじゃ、当たり前じゃろう? 場を清め体を清め、その過程で心も清める。縁結びに限らず願掛けの基本じゃ」
童子「……うん」
狐娘「わしも汗臭いと思われるのは恥ずかしいんじゃ、分かれ」
童子「そんな、汗臭いなんて!」
狐娘「こりゃ、そういうのは寝床まで取っておけ。世辞言う暇があるならはよう湯浴みして来い」
童子「うん!」
童子「……上がったよ、キツ姉ちゃん」
狐娘「ふふん、さっぱりしたのう。さっきまでの泥んこの埃塗れよりよっぽど男前じゃ」
童子「お、おとこまっ……!」
狐娘「照れるな、照れるな」
童子「う、ん……」
狐娘「さて、わしも風呂に行くかの」
童子「いいい行ってらっしゃい!」
狐娘「……覗くなよ?」
童子「覗かない! 絶対覗かない、約束する!!」
狐娘「阿呆。冗談じゃ、本気にするな」
童子「あ……うぅ」
狐娘「良い子にして待っておるんじゃぞ?」
童子「……うん!!」
狐娘「ふぅ」
狐娘「なんだかんだ、わしもまだまだ牝じゃのう。こんなに念入りに体を洗って」
狐娘「……なーにを期待しておるんじゃろうな、年増の女狐が」
狐娘「……」
狐娘「ええい、上がるか!」
狐娘「……いやいや、もう少しだけ湯に浸かろう、うん」
狐娘「……」
狐娘「どーしたもんかのー」
狐娘「……」
狐娘「なるようになるじゃろ、な?」
狐娘「上がったぞ」
童子「お、お帰りなさい!」
狐娘「ふふ、可愛い奴め。そんなにわしが待ち遠しかったか?」
童子「だってもう一刻も……!」
狐娘「おなごの長風呂を責めるでない、特にこういったことには何かと時間がかかるものじゃ」
童子「う、うん」
狐娘「良い子じゃな」
童子「あり、がとう」
狐娘「……」
童子「……」
狐娘「ふふ、緊張しておるのう?」
童子「だって俺、こんなの初めてでどうしていいか、あ、んむ……!?」
狐娘「はむ、んん、ちゅう……くふふ。まずは、緊張を解すところからじゃな?」
童子「っぷはぁ! え……えっ? ん」
狐娘「ちゅ、じゅる……ぁむ。」
狐娘「ほれ。お主、いつも見ておったろ? 今宵は好きにしてよいぞ?」
童子「ふわ……すごい、大きくて、柔らかくて、すごい……」
狐娘「ふふ、そんなに乳をこねくられてはくすぐったい。くふ、ふふふっ」
童子「あぅ……ごめ」
狐娘「責めてはおらんよ。お主、でかい胸は好きか?」
童子「……キツ姉ちゃんのだから、好き」
狐娘「くっふふふ、嬉しいこと言ってくれるのう、ん! 将来は女泣かせの色男かも知れんな」
童子「俺、キツ姉ちゃんの他の人とか考えられないからっ」
狐娘「そうかそうか、んん、はっ、わしも罪深いのう、こんな子供を虜にするとは、あん」
童子「ぺろ、ちゅ、ちゅちゅっ」
狐娘「ん、ゃ、んん……まるで赤子じゃな? くふふ、んぁ、ぃ」
童子「はむ、じゅる……キツ姉ちゃん、俺、今なんか変だ、ちゅ、ん」
狐娘「変になれ、でないとずるい、んっ。わしも恥ずかしくて、はぁ、はぁ、おかしくなりそうじゃからな」
あ!朝ごはんまだだ!
童子「はむ、ちゅう、キツ姉ちゃん……キツ姉ちゃんの、じゅるるる、はぷ……」
狐娘「少しは、ん、ゆとりが出て来たか? 今度はわしの番じゃ、攻められっぱなしは性に合わぬで、なっ!」
童子「うわあ!? な、何を」
狐娘「ふふん、腹を見せるのは不安か? ほれ、もそっと足を開け。ねっとり可愛がってやるぞ」
童子「こ、こう……?」
狐娘「素直な良い子じゃ、こっちの方も辛抱たまらんか? ん?」
童子「あ!? ひっ、キツ姉、それ、そこぉ!?」
狐娘「随分と涙を流しておったみたいじゃのう、にちにちと恥ずかしい音を立てて……泣き虫は昔から変わらんの」
童子「キツ姉ちゃん、俺、なんか、なんか……!」
狐娘「もうか? もう少しゆっくり楽しめ、夜は長いんじゃから」
童子「あ、うぅ……いっ、あぁ!」
狐娘「くふふ、まだまだ果てさせぬ。せっかくの初物、ちゃんと中にもらわねば罰当たりというものじゃ」
童子「ひぃ、んっ、キツ姉、ちゃ……もっとぉ」
狐娘「そうか、ではもそっと激しく行くかの。ちゅ、はぁむ、んむ……じゅる、じゅずるる、はぷ、んっ、んっ、んっ」
童子「ぎ、ぃ、あぅ、あ! あー! あー! あー!」
狐娘「ぺろ……良いのう、真打がまだなのにこれだけで身体中に力が漲る」
童子「キツ姉ちゃ……早、くぅ……」
狐娘「そうかそうか、そんなにここが切ないか。どれ、一つまじないをかけてやろう」
童子「え? ……何も」
狐娘「起こってないと思うじゃろ? よいよい、今はそれでよい。次はお主の番じゃ、しっかり舐め解せ?」
童子「う、うんっ。でも、俺、ここがもう我慢出来ない……」
狐娘「はぁ……全く堪え性のない奴め、わしの上に乗れ。そう、足はこっちじゃ」
童子「俺、こんな格好……!」
狐娘「恥ずかしいのはお互い様じゃ、わしも先から心の臓が早鐘のようにやかましい。はぁ、じゅるるる!」
童子「ひぁ!?」
狐娘「じゅる、ちゅう、ん……お主も、な?」
童子「う、うん……れる、ちゅ、ぺろ」
狐娘「ん、ふっ、ぁ! あん、じゅ、ちゅるる、くふふ、中々上手いぞ、ちゅっ、ちゅ、ん、あふ」
童子「はぁ、はぁ……んん、じゅ、じゅるるっ」
狐娘「はぁ、はぁ、そろそろわしも我慢の限界じゃ。つまり、ん、分かるか? ……ま、初めてなら仕方ないの。こっちゃ来い」
童子「う、うん……うわ!?」
狐娘「ふふ、どくんどくんとやかましかろう? お主のも腹にようく響いておるぞ」
童子「すごい……キツ姉ちゃんも緊張、してるのか……?」
狐娘「当たり前じゃ、平生と同じような心持ちでいられる訳がない……ん」
童子「ふぁ……ぬるぬるだ……」
狐娘「お主が濡らしてくれたお陰じゃ、ん、ふ……ここに、お前のそれを、なんじゃ、ずずいと埋め込む」
童子「え? でも、さっき舌でもあんなに狭くて」
狐娘「不思議じゃのう? どういう訳か、惚れた男のモノは入るように出来ておる」
童子「な、あ!? ほ、惚れ、惚れれ!!」
狐娘「惚れた男と、そう言った。聞き間違いじゃあないぞ、わしはお前が愛しくてたまらん」
童子「俺、俺も! 俺も、キツ姉ちゃんのこと、大好きだ! 大好きだ!!」
狐娘「ようやくちゃんと口に出したか。あまり乙女に恥をかかせるな、こういうことはおのこから言うもんじゃ」
童子「ご、ごめんなさい……」
狐娘「しょげるな。ほれ、もっとよくその顔を見せい」
童子「ふぁ、んん、ちゅ……」
狐娘「ん、んんっ……ぷぁ! ふふ、舌を入れてくるとは、よい根性をしておるの?」
童子「ご、ごめん……キツ姉ちゃんの、もっと欲しかったから」
狐娘「そうかそうか、くっふふふ! 謝ることはないぞ、先よりわしはお前のものじゃからな」
童子「あ、あうぅ……」
狐娘「大胆かと思えば臆病な、そんな所も可愛いのう、んん?」
童子「か……からかうな!」
狐娘「ふっふふ、悪かったのう。可愛い照れ隠しじゃ、許せ」
童子「う、ん。あのさ、キツ姉ちゃん」
狐娘「ん?」
童子「こっち、来て」
狐娘「おう、お主が呼ぶならどこでも行くぞ、例え火の中水の、きゃっ!?」
童子「キツ姉ちゃん、好きだ」
狐娘「……卑怯じゃ。そんなっ、耳元で!」
狐娘「ヒトのやり方に乗っ取って進めるかのう……ふふ、お主もそろそろ辛そうじゃ」
童子「キツ、姉ちゃん……!」
狐娘「はぁ、んん、見えるか? 物欲しそうにヒクついてる、穴……そこへ押し込め、ん、はぁ」
童子「ふぅ、ふぅ、ん……こ、ここ?」
狐娘「ひんっ! あ、阿呆! そこは尻の、んぁ、今度は上過ぎじゃ、その少し、そう、そこへ、ぐっと押し、お、押し、おお!」
童子「うあ、あ……!? キツ姉、これ、これぇ……!」
狐娘「ひっ、ひ……くふ、ふふふ、まだ、んん! 半、分じゃぞ? それとも、んぉ、もう、これでやめるか? ん?」
童子「……こ、のぉ!」
狐娘「あぁ!? ぁ、ぁほ、う……いきな、ぃ、あ、んんっ」
童子「俺……! キツ姉ちゃん、怖い、これ、ダメ、溶ける、抜かな……きゃ!」
狐娘「ひぃい!? ああっ、待、んん! そんな、あ、ああ!」
童子「抜け、なぃ、い! あ、あっ、あ!? 吸い込まれ、う、うわぁ!?」
狐娘「お、おおっ!? ぉ、ぎぃ……お主、さっきより、大きさ、が、んぃ!!」
童子「あ、ああ、キツ姉ちゃん、これ、ダメだ、俺、俺もう……!」
狐娘「いっ、ひん、ひぃ! ……このっ!!」
童子「あぅ!? キツ姉ちゃ、動けない……俺、おかしくなっちゃうよぉ!」
狐娘「ふふふ、ふ、くふふふふ……! ここまで、んん、ぁ、追い詰められるとは、はぁ、はぁ……思ってなかった」
童子「足、足離してよぉ……俺、俺ぇ……!」
狐娘「くっふふ! あん、泣いてる顔もかわいいのう、ふふ、ぺろ……はぁ、はぁ」
童子「キツ姉ちゃん……キツ姉、ちゃん……!」
狐娘「ん、んっ、そのまま動くか? ん? 大きく擦れなくて切ないのう、くふふ」
童子「あ、あ、あ、は、は、キツ姉、ちゃ、俺、ムズムズして、これ、やだぁ!」
狐娘「時に、さっきお主に掛けたまじないは中々厄介でな」
童子「え……?」
狐娘「結ばれるお互いが同時に果てねば果てられぬ、と、そういう類のまじないじゃ」
童子「えーっと……?」
狐娘「はぁ、はぁ、んん……お主、先程から何度も股座がおかしな具合に、んっ、なっておるな?」
童子「うん、先っぽが熱くなって、体全部が弾けそうで……」
狐娘「本来ならそこで果て、子種を飛ばすんじゃが、ぁん、ふふ、その度にまじないが邪魔しておるわけだ」
童子「う、うん?」
狐娘「無論、わしも先から何度も意識が飛びそうになり、ん、その度にまじないに邪魔されておる。子宮も早く子種を寄越せと言っておる」
童子「うーん……? ぁ、うぁ」
狐娘「このまじない、思ってたよりも厳しいようでな。先から試しているが、丁度同時にというのが中々上手くいかん、んっ、のじゃ」
童子「それって、どういう?」
狐娘「はぁ、はぁ、予定ではわしがじっくり焦らした後、程よい所で同時に果てる予定だったんじゃが……予想以上に気持ちよくてのう」
童子「はぁ、はぁ……つ、つまり?」
狐娘「ん、ぁ……もう、手加減出来そうもないということじゃ。本気で精を吸いたくてたまらん。お主、快楽で気が狂うかも知れん」
童子「……へへ、いいよ。キツ姉ちゃんでおかしくなれるなら俺、ぁ、ひゃ、ああ!?」
狐娘「あんっ、ん、ああ!! よく言った! くふふ、お主も遠慮はいらんぞ! 好きなように、んぁ、突きまくれ!!」
童子「キツ姉ちゃ、ん、あ、うぁ!!」
狐娘「おっ、ああん! ひ、ひぃ、きゃん!? あ、ああ!! んん、ちゅ、ん、んぁっ!」
童子「んん、あ、すごい……うねうねして、熱っ……!」
狐娘「ひん、ゃ、ああん! あひっ、んん、んぁ! そこ、すご……んん!!」
童子「あぅ、ん! 溶けそう、頭、んん、おかしく、あ、キツ、姉!!」
狐娘「んっんっ、ぁ、ちゅ、じゅるる! んふ、んふぅ、ぷぁ……胸、もぉ、んん!」
童子「はふ、んん、ちゅう、んっ! キツ姉ちゃん、あー、ああ……!!」
狐娘「ぉん、お、あ! んん、ぃんっ、あん! ……はぁ、はぁ、んん! ああ!?」
童子「ぐう、う! っあ、ああ、んん!」
狐娘「や、ら、あぅ!? 尻尾、やぁ、ん、あん!!」
童子「キツ、姉、ん……好き、好きだ……!」
狐娘「やん! やぁ、耳、裏側ぁ!? いぁ、ひ、奥、深ぁ……!!」
童子「キツ姉ちゃん、もう俺、俺……!!」
狐娘「来る、っのか? あ、っん、やっあっ、子種ぇ、出すの、か!? わしの、中、んん!」
童子「はぁ、はぁ、ん、は、はっ、はっ、はっ、はっ、キツ姉、キツ姉ちゃん……っ~~~~~~!!」
狐娘「来、る♡ あ、ああ♡ 好き♡ もう、飛♡ 好き、すきぃ♡ あ、あっあっあっあっ……~~~~~~っ♡♡♡」
童子「……はぁ、はぁ」
狐娘「ひゅー……ひゅー……んん、ぁ」
童子「……はぁ、キツ姉、んぐっ……はぁ、はぁ……キツ姉ちゃん?」
狐娘「……ふぅ、ん……あ、んん! ん、腹の中、いっぱいに」
童子「キツ姉ちゃん……ちゅ」
狐娘「ん、んん……ぁむ、ちゅ」
童子「えへへ、キツ姉ちゃん……」
狐娘「くふふ、愛い奴め。もう少しこのままで……ん?」
童子「あ……ど、どうしよう?」
狐娘「どうしようも何も……治まるまでする他ないじゃろ」
童子「ご、ごめん。キツ姉ちゃん、もうしんどいよね?」
狐娘「嘗めるな。確かに少々はしゃぎ過ぎた感じはあるが、お主の精を受けたのもあって一晩は余裕じゃ。んふ、行くぞ?」
童子「う、うん」
狐娘「……ただし、もうまじないはなしで、な?」
童子「……うん!」
童子「キツ姉ちゃん、キツ姉ちゃーん」
狐娘「あ……ぅ……」
童子「おーい、キツ姉ちゃんったらー」
狐娘「ん、んん……? お主……ああ、確か六回目で」
童子「七回。キツ姉ちゃんの寝顔可愛くて、見てたらつい」
狐娘「お主、わしを木の穴っぽこか何かと勘違いしておるじゃろ?」
童子「ごめん……あ、また」
狐娘「……底なしか」
童子「だ、ダメ?」
狐娘「お主、どんだけ出したら気がすむんじゃ。もう子種で溢れとるぞ」
童子「キツ姉ちゃん……ダメ?」
狐娘「しょうがない奴じゃのう。おいで、まだまだもっともっと気持ちよくしてやろう」
童子「うん!」
狐娘「くふ……大好きじゃ」
童子「うん、俺もキツ姉ちゃん大好きだ!! ……キツ姉ちゃん?」
童子「あっつー……キツ姉ちゃん、西瓜も食べるのかな」
童子「そういえば油揚げ以外で何か食べてるの、見たことないような……」
童子「昨日のでヘバってなきゃいいけど……西瓜よりもっと栄養ある物の方が良かったか」
童子「キツ姉ちゃんおーっす、うちの畑で取れた西瓜持って来……あれ? キツ姉ちゃーん?」
童子「裏かな、キツ姉ちゃーん! キツ姉ちゃーん? キツ姉ちゃーん!」
童子「いない。出掛けてるのかな……ん? うわ! なんでいきなりこんな土砂降り!?」
童子「上がって待ってても、いいよな。俺、キツ姉ちゃんの……だ、旦那だし! 旦那になったんだし!!」
童子「お、お邪魔しまーすぅ……ん?」
童子「箪笥も卓袱台も捨てたのか? こんなにスッキリ……押入れの中まで。っていうか、この家こんなボロい造りだったっけ?」
童子「! ま、まさか」
童子「……普通、祭壇まで捨てるわけない。だってあれ、祭られてるのはお稲荷様の代わりの、キツ姉ちゃんで、だから」
童子「だから……祭壇がないから、キツ姉ちゃんは帰る家がなくなったのと同じで、もうここには戻ってこないってことで、だけど」
童子「俺、もしかして化かされてるのかな、ははは。キツ姉ちゃーん、もう十分驚いたよー、早く出て来てよー」
童子「……どこ行っちゃったんだよ、キツ姉ちゃん!!」
おわり
童子「はぁ……これからどうしよう。キツ姉ちゃん……」
童子「探さないと、ダメだよな。うん! あんな耳と尻尾だ、すぐ見つかるはず!」
童子「それに女の足じゃそう遠くには行ってないはずだし!」
童子「帰ってすぐに旅支度しなきゃ!」
童子「……うわあ!? な、なんだこれ、なんで俺の家、なくなって!?」
童子「なんなんだよ、くそ! なんなんだよこれ、なんでこんな屋敷、くそ! くそぉ!!」
童子「キツ姉ちゃんもいなくなって、家までなくなって、俺が何したって言うんだよ、ちくしょう!」
童子「うう、う、ぐす……!」
童子「ひ、一言文句言ってやらなきゃ気が済まない……この、馬鹿でかい門まで建てやがって! この、こなくそ!」
童子「……開いてる。へ、へへ、丁度良いや! 勝手に人の家潰したんだ、俺だって勝手に上がりこむぐらい許されらぁ!」
童子「やい、この野郎畜生こんこんちき!!」
狐娘「なんじゃ騒がしい。確かにわしは畜生の出でこんこんとは鳴くがの」
童子「……は?」
狐娘「は? はこっちの台詞じゃ。草鞋も脱がずに家に上がるなど阿呆の所業、嫁として情けないったらないのう」
童子「いや、え……は?」
狐娘「それに泥まみれのずぶ濡れで……お前様は汚すだけじゃろうが、片付けるのはわしぞ? 風邪引く前に風呂に入るがよい」
童子「ちょ、ま」
狐娘「湯なら沸いておる。わしが綺麗好きなのは知っておろ、風呂が済む頃には飯の支度も整う。ほれ、はよう行け」
童子「あの……」
狐娘「なんじゃ、一人ではロクに体も洗えんのか? 男を見せたかと思ったがやはりまだ子供じゃのう」
童子「……と、取りあえず、お風呂行ってきマス」
狐娘「うむ、素直が一番じゃ。ゆっくり温まっておいで」
童子「……」
狐娘「口に合わなかったか? これでも料理には自信があったのじゃが……あ、食後の西瓜が気に入らなかったか?」
童子「あの、なんで、いる?」
狐娘「お前様、嫁の顔を見忘れるなど流石のわしも怒るぞ?」
童子「え、だって、急にいなくなって」
狐娘「そりゃこっちに越して来たのだから古屋にはいなくて当然じゃ」
童子「道ですれ違わなかったし、祭壇も」
狐娘「嫁入り行列か? お山に寄ったからの、すれ違わなくて当たり前じゃ。」
童子「お山って」
狐娘「神様の真似事から下ろしてもらった。人の子の妻となった以上、お前様の隣で共に年を取りたいからの」
童子「えっと」
狐娘「神通力も何もなくなったが、お山の神様からも仲間の狐からも祝福された。式は後日改めて行う、覚悟しておけ」
童子「さ、最後に一つ。俺の家がこんなお屋敷になってるのは」
狐娘「二人で暮らし、また家族も増えていくのにあれでは手狭だったからの。それに薄い壁では……その、声が漏れる。恥ずかしいのじゃ」
童子「っ!」
狐娘「くふふ、早速効いたようじゃの? 精の付く物をたっぷり用意した甲斐があるというもの」
童子「で、でも昨日あんなにフラフラで」
狐娘「言ったろう? わしはやられっぱなしは性に合わん。今宵はお前様が泣いてもやめぬぞ?」
童子「う、うぁ」
狐娘「くふふ、もうこんなにはち切れそうに……でも、わしが風呂から上がるまでは我慢我慢」
童子「へ……」
狐娘「昨日あれだけわしを泣かせたんじゃ、その罰には丁度よい、くふ!」
童子「そ、そんなぁ」
狐娘「決して一人で慰めるでないぞ? くふふふ」
狐娘「ふぅ……またわしの負けか。お前様の種は真に底なしじゃのう」
童子「あ、あはは……」
狐娘「……本当は、あの晩で姿を消すつもりだった。人と狐など結ばれる筈もなく、お前様のことも可愛い弟程度に思っておった」
童子「……」
狐娘「思っておった、はずなんじゃがのう。気付けば虜じゃ。お前様のくれる快楽にではないぞ? お前様自身にじゃ」
童子「……う、うん」
狐娘「そうやってすぐ照れる所とか、な。色恋は惚れさせた者勝ちとは言うが、その通りであった。もうお前様なしでは生きて行けぬ」
童子「俺も、キツ姉ちゃ、ぉ、お、お前なしじゃ! ……生きて行けない」
狐娘「ありがたいのう、相思相愛じゃ。きっと幸せにしてくれ、でなきゃ泣いてしまうぞ?」
童子「誰よりも幸せにするから、絶対泣かせたりしないから! 俺、頑張るから!!」
狐娘「くふふ、頼もしい言葉じゃのう……お前様、愛しておりますよ」
おまけ おわり
こんにちは
ありがとうございました
乙!
やっぱ狐娘物はいいね
>>101
ですよね!
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