狐娘「お主どんだけ出したら気がすむんじゃ。もう子種で溢れとるぞ」 (105)

おはようございます
今日も暑くなりそうですね
それでは張り切っていきましょう!

おい

>>8
はい?

>>9
暑いけど頑張ろうな

>>10
はい!頑張りましょうね!

童子「キツ姉ちゃん、おっす!」

狐娘「チッスじゃ。ほれ、さっさと寄越せ」

童子「なんだよそれ、確かに渡すつもりで持っては来たけど……」

狐娘「催促されるのは嫌か? ええじゃないか、はよう油揚げ食わせ」

童子「ん」

狐娘「ほほーう! 今日ええ色艶しとるのう、食べてくれと言わんばかりじゃ!」

童子「なー」

狐娘「なんじゃ?」

童子「そんなに油揚げ、好き?」

狐娘「好きじゃなあ、ワシは油揚げの為なら大抵の事はやるぞ」

童子「へ、へぇー……」

狐娘「なーにを企んでおる? ん? 言うてみい、言うてみいて」

童子「別に何も企んでねーよ! 体押し付けてくんな!」

狐娘「おや、もう帰るのけ? もちっとゆっくりしていったらどうじゃ」

童子「うっせ!」

>>14
任せましたよ

狐娘「ん、今日は来んと思っとったが」

童子「……好きなんだろ、油揚げ」

狐娘「おお、好きじゃ好きじゃ大好きじゃ。ワシの為に持って来てくれたんじゃな? 優しいのう、きっと良い男に育つぞ、お?」

童子「ただじゃ、渡せない」

狐娘「ほほーう。なんじゃなんじゃ、今日は随分と様子が違うのう。そんなに怖い顔しとると人も獣も寄って来んぞ?」

童子「……う、うるさい! 油揚げ、欲しいんだろ!?」

狐娘「そうじゃな、断然欲しい」

童子「今日のはいつもより高い奴だ、隣村のあの店の」

狐娘「それはそれは、今から胸踊るのう。ほれ、はよう寄越せ」

童子「ただじゃ渡せないって言ってるだろ!」

狐娘「なら疾く用を言え。願掛けか? 呪いか? あまり暗いのは好かんのう」

童子「……結び」

狐娘「んー? はっきり申せ、ほれほれ」

童子「え、え、縁結び!」

狐娘「……年頃じゃのう、ふふふ」

童子「笑うな!」

狐娘「笑っとらん笑っとらん! これはその、なんだ、ふふふ! 思い出し笑いじゃ」

童子「く、くそ……!」

狐娘「くふふ、つい先頃まで寝小便こいたり泣きべそかいたりしてたお主がのう……ふふ! いやいや、目出度い!」

童子「笑うなったら!」

狐娘「うむうむ、悪かったな。して、どこの小娘じゃな? 家はどこじゃ? 尻はでかいか? べっぴんか、ん?」

童子「いっぺんに聞くな! 家は……この近くだと思う」

狐娘「うむ、よきかな。縁を結ぶにもお互い知らぬ者同士は難儀じゃからな」

童子「尻は、でかい」

狐娘「よしよし、尻のでかい女はええ。きっと元気なお子を産むじゃろ」

童子「……あと、すごく、キレイだ」

狐娘「なんだか妬けるのう、いよいよ主も男というわけじゃ。あいわかった、わしに委細任せるがよかろ」

童子「本当!? 絶対、絶対結んでくれる!?」

狐娘「なんじゃ、望みが叶うと分かった途端に……現金じゃのう。あとはー、そうじゃの。相手の名前、これがないとの」

童子「名前……」

狐娘「そ、名前じゃ。名は体を表す、その者の本質を掴み先行きを占い、お主との縁を結ぶ要となる。一字たりと間違えるなよ?」

童子「そ、そっか。じゃあ、口で言うより書いた方がいい?」

狐娘「そうじゃの。聞き違いがあって望まぬ相手と婚姻、などとは笑い噺にもならんからな」

童子「ええと……」

狐娘「紙と筆ならそこの棚じゃ、昨日の墨がまだ残っておるじゃろうから水を足して書け」

童子「う、ん」

狐娘「? なんじゃ、くねくねと気色の悪い。はよう書いて寄越せ」

童子「み、見るなよ!」

狐娘「謎掛けか? 見ずに書いてある字を知れるものか、それともこんなことに神通力を使わせる気かの?」

童子「紙は棚に入れとくから! 俺が帰った後に見ろよ!? 今すぐ見たりしたら、油揚げはなしだ!」

狐娘「……くっふふふ! 初心じゃのう、愛い奴じゃのう! そうかそうか、恥ずかしいか! ようし約束じゃ、きっと後で見るぞ」

童子「く、くっつくなー!」

狐娘「いやはや……ふふ、ぶっきらぼうに育ったとのと思っておったが、存外可愛らしくも育ったぞ」

狐娘「あやつの為にもワシが一肌脱がねばなるまいな、どれどれ……」

狐娘「……」

狐娘「ふむ、そう来たか」

狐娘「……頼れる姉として、接してきたつもりだったんじゃが」

狐娘「……ううむ」

狐娘「油揚げ、もう食ってしまったしのう」

狐娘「反故にするわけにもいかんしのう、しかし、しかし……ううむ」

狐娘「……」

狐娘「稲荷大権現の使い的にはやるしかないわけじゃ」

狐娘「わし的にはどうにも気が進まぬというか、望めぬというか、わしは狐であるからして、つまりそういうわけじゃ」

狐娘「……」

狐娘「……なんとしたもんかのう」

童子「キツ姉ちゃん、おっす」

狐娘「チッスじゃ。ほれ、さっさと寄越せ」

童子「う、うん。はい」

狐娘「今日もまた一段とよい黄金色じゃのう、はむ。うん、美味い!」

童子「……あの、さ」

狐娘「急くな。はぐ、もぐもぐ……まだ日も高い、夕暮れ時と相場は決まっておる」

童子「う、ん」

狐娘「何を呆けらっとしておる、今日は社の掃除の日じゃ。おなごに重い物を持たせる気か?」

童子「て、手伝う!」

狐娘「良い子じゃの。表の箒とハタキ、裏から雑巾と桶取って来い」

童子「うん!」

童子「……」

狐娘「こほん、こんこんっ。ひどい埃じゃのう、埃塗れの祠じゃあ祀った矛も誇れんぞ」

童子「……」

狐娘「ははっ、今のは中々上手くかかっておったろ?」

童子「……」

狐娘「聞こえておらん。若いのう、初心じゃのう」

童子「……」

狐娘「これ、いつまで同じ棚を拭いておる。はようこっちの祭壇を退かせ」

童子「え? あ、うん!」

狐娘「ぼうっとするな、こうして社を清めるのも縁結びの大事な一因じゃ」

童子「うん!」

狐娘「……ま、ええか。おい、次はこっちじゃ」

狐娘「なんとか日暮れ前に片が付いて良かったのう、ふふふ。見ろ、ピカピカじゃ」

童子「う、うん」

狐娘「誰がわしの体を見ろと言った、今は社が綺麗になったという話をしておるんじゃ」

童子「だって」

狐娘「しょうのない奴よ、一っ風呂浴びて来い」

童子「え、ええ!? まだ」

狐娘「まだお預けじゃ、当たり前じゃろう? 場を清め体を清め、その過程で心も清める。縁結びに限らず願掛けの基本じゃ」

童子「……うん」

狐娘「わしも汗臭いと思われるのは恥ずかしいんじゃ、分かれ」

童子「そんな、汗臭いなんて!」

狐娘「こりゃ、そういうのは寝床まで取っておけ。世辞言う暇があるならはよう湯浴みして来い」

童子「うん!」

童子「……上がったよ、キツ姉ちゃん」

狐娘「ふふん、さっぱりしたのう。さっきまでの泥んこの埃塗れよりよっぽど男前じゃ」

童子「お、おとこまっ……!」

狐娘「照れるな、照れるな」

童子「う、ん……」

狐娘「さて、わしも風呂に行くかの」

童子「いいい行ってらっしゃい!」

狐娘「……覗くなよ?」

童子「覗かない! 絶対覗かない、約束する!!」

狐娘「阿呆。冗談じゃ、本気にするな」

童子「あ……うぅ」

狐娘「良い子にして待っておるんじゃぞ?」

童子「……うん!!」

狐娘「ふぅ」

狐娘「なんだかんだ、わしもまだまだ牝じゃのう。こんなに念入りに体を洗って」

狐娘「……なーにを期待しておるんじゃろうな、年増の女狐が」

狐娘「……」

狐娘「ええい、上がるか!」

狐娘「……いやいや、もう少しだけ湯に浸かろう、うん」

狐娘「……」

狐娘「どーしたもんかのー」

狐娘「……」

狐娘「なるようになるじゃろ、な?」

狐娘「上がったぞ」

童子「お、お帰りなさい!」

狐娘「ふふ、可愛い奴め。そんなにわしが待ち遠しかったか?」

童子「だってもう一刻も……!」

狐娘「おなごの長風呂を責めるでない、特にこういったことには何かと時間がかかるものじゃ」

童子「う、うん」

狐娘「良い子じゃな」

童子「あり、がとう」

狐娘「……」

童子「……」

狐娘「ふふ、緊張しておるのう?」

童子「だって俺、こんなの初めてでどうしていいか、あ、んむ……!?」

狐娘「はむ、んん、ちゅう……くふふ。まずは、緊張を解すところからじゃな?」

童子「っぷはぁ! え……えっ? ん」

狐娘「ちゅ、じゅる……ぁむ。」

狐娘「ほれ。お主、いつも見ておったろ? 今宵は好きにしてよいぞ?」

童子「ふわ……すごい、大きくて、柔らかくて、すごい……」

狐娘「ふふ、そんなに乳をこねくられてはくすぐったい。くふ、ふふふっ」

童子「あぅ……ごめ」

狐娘「責めてはおらんよ。お主、でかい胸は好きか?」

童子「……キツ姉ちゃんのだから、好き」

狐娘「くっふふふ、嬉しいこと言ってくれるのう、ん! 将来は女泣かせの色男かも知れんな」

童子「俺、キツ姉ちゃんの他の人とか考えられないからっ」

狐娘「そうかそうか、んん、はっ、わしも罪深いのう、こんな子供を虜にするとは、あん」

童子「ぺろ、ちゅ、ちゅちゅっ」

狐娘「ん、ゃ、んん……まるで赤子じゃな? くふふ、んぁ、ぃ」

童子「はむ、じゅる……キツ姉ちゃん、俺、今なんか変だ、ちゅ、ん」

狐娘「変になれ、でないとずるい、んっ。わしも恥ずかしくて、はぁ、はぁ、おかしくなりそうじゃからな」

あ!朝ごはんまだだ!

童子「はむ、ちゅう、キツ姉ちゃん……キツ姉ちゃんの、じゅるるる、はぷ……」

狐娘「少しは、ん、ゆとりが出て来たか? 今度はわしの番じゃ、攻められっぱなしは性に合わぬで、なっ!」

童子「うわあ!? な、何を」

狐娘「ふふん、腹を見せるのは不安か? ほれ、もそっと足を開け。ねっとり可愛がってやるぞ」

童子「こ、こう……?」

狐娘「素直な良い子じゃ、こっちの方も辛抱たまらんか? ん?」

童子「あ!? ひっ、キツ姉、それ、そこぉ!?」

狐娘「随分と涙を流しておったみたいじゃのう、にちにちと恥ずかしい音を立てて……泣き虫は昔から変わらんの」

童子「キツ姉ちゃん、俺、なんか、なんか……!」

狐娘「もうか? もう少しゆっくり楽しめ、夜は長いんじゃから」

童子「あ、うぅ……いっ、あぁ!」

狐娘「くふふ、まだまだ果てさせぬ。せっかくの初物、ちゃんと中にもらわねば罰当たりというものじゃ」

童子「ひぃ、んっ、キツ姉、ちゃ……もっとぉ」

狐娘「そうか、ではもそっと激しく行くかの。ちゅ、はぁむ、んむ……じゅる、じゅずるる、はぷ、んっ、んっ、んっ」

童子「ぎ、ぃ、あぅ、あ! あー! あー! あー!」

狐娘「ぺろ……良いのう、真打がまだなのにこれだけで身体中に力が漲る」

童子「キツ姉ちゃ……早、くぅ……」

狐娘「そうかそうか、そんなにここが切ないか。どれ、一つまじないをかけてやろう」

童子「え? ……何も」

狐娘「起こってないと思うじゃろ? よいよい、今はそれでよい。次はお主の番じゃ、しっかり舐め解せ?」

童子「う、うんっ。でも、俺、ここがもう我慢出来ない……」

狐娘「はぁ……全く堪え性のない奴め、わしの上に乗れ。そう、足はこっちじゃ」

童子「俺、こんな格好……!」

狐娘「恥ずかしいのはお互い様じゃ、わしも先から心の臓が早鐘のようにやかましい。はぁ、じゅるるる!」

童子「ひぁ!?」

狐娘「じゅる、ちゅう、ん……お主も、な?」

童子「う、うん……れる、ちゅ、ぺろ」

狐娘「ん、ふっ、ぁ! あん、じゅ、ちゅるる、くふふ、中々上手いぞ、ちゅっ、ちゅ、ん、あふ」

童子「はぁ、はぁ……んん、じゅ、じゅるるっ」

狐娘「はぁ、はぁ、そろそろわしも我慢の限界じゃ。つまり、ん、分かるか? ……ま、初めてなら仕方ないの。こっちゃ来い」

童子「う、うん……うわ!?」

狐娘「ふふ、どくんどくんとやかましかろう? お主のも腹にようく響いておるぞ」

童子「すごい……キツ姉ちゃんも緊張、してるのか……?」

狐娘「当たり前じゃ、平生と同じような心持ちでいられる訳がない……ん」

童子「ふぁ……ぬるぬるだ……」

狐娘「お主が濡らしてくれたお陰じゃ、ん、ふ……ここに、お前のそれを、なんじゃ、ずずいと埋め込む」

童子「え? でも、さっき舌でもあんなに狭くて」

狐娘「不思議じゃのう? どういう訳か、惚れた男のモノは入るように出来ておる」

童子「な、あ!? ほ、惚れ、惚れれ!!」

狐娘「惚れた男と、そう言った。聞き間違いじゃあないぞ、わしはお前が愛しくてたまらん」

童子「俺、俺も! 俺も、キツ姉ちゃんのこと、大好きだ! 大好きだ!!」

狐娘「ようやくちゃんと口に出したか。あまり乙女に恥をかかせるな、こういうことはおのこから言うもんじゃ」

童子「ご、ごめんなさい……」

狐娘「しょげるな。ほれ、もっとよくその顔を見せい」

童子「ふぁ、んん、ちゅ……」

狐娘「ん、んんっ……ぷぁ! ふふ、舌を入れてくるとは、よい根性をしておるの?」

童子「ご、ごめん……キツ姉ちゃんの、もっと欲しかったから」

狐娘「そうかそうか、くっふふふ! 謝ることはないぞ、先よりわしはお前のものじゃからな」

童子「あ、あうぅ……」

狐娘「大胆かと思えば臆病な、そんな所も可愛いのう、んん?」

童子「か……からかうな!」

狐娘「ふっふふ、悪かったのう。可愛い照れ隠しじゃ、許せ」

童子「う、ん。あのさ、キツ姉ちゃん」

狐娘「ん?」

童子「こっち、来て」

狐娘「おう、お主が呼ぶならどこでも行くぞ、例え火の中水の、きゃっ!?」

童子「キツ姉ちゃん、好きだ」

狐娘「……卑怯じゃ。そんなっ、耳元で!」

狐娘「ヒトのやり方に乗っ取って進めるかのう……ふふ、お主もそろそろ辛そうじゃ」

童子「キツ、姉ちゃん……!」

狐娘「はぁ、んん、見えるか? 物欲しそうにヒクついてる、穴……そこへ押し込め、ん、はぁ」

童子「ふぅ、ふぅ、ん……こ、ここ?」

狐娘「ひんっ! あ、阿呆! そこは尻の、んぁ、今度は上過ぎじゃ、その少し、そう、そこへ、ぐっと押し、お、押し、おお!」

童子「うあ、あ……!? キツ姉、これ、これぇ……!」

狐娘「ひっ、ひ……くふ、ふふふ、まだ、んん! 半、分じゃぞ? それとも、んぉ、もう、これでやめるか? ん?」

童子「……こ、のぉ!」

狐娘「あぁ!? ぁ、ぁほ、う……いきな、ぃ、あ、んんっ」

童子「俺……! キツ姉ちゃん、怖い、これ、ダメ、溶ける、抜かな……きゃ!」

狐娘「ひぃい!? ああっ、待、んん! そんな、あ、ああ!」

童子「抜け、なぃ、い! あ、あっ、あ!? 吸い込まれ、う、うわぁ!?」

狐娘「お、おおっ!? ぉ、ぎぃ……お主、さっきより、大きさ、が、んぃ!!」

童子「あ、ああ、キツ姉ちゃん、これ、ダメだ、俺、俺もう……!」

狐娘「いっ、ひん、ひぃ! ……このっ!!」

童子「あぅ!? キツ姉ちゃ、動けない……俺、おかしくなっちゃうよぉ!」

狐娘「ふふふ、ふ、くふふふふ……! ここまで、んん、ぁ、追い詰められるとは、はぁ、はぁ……思ってなかった」

童子「足、足離してよぉ……俺、俺ぇ……!」

狐娘「くっふふ! あん、泣いてる顔もかわいいのう、ふふ、ぺろ……はぁ、はぁ」

童子「キツ姉ちゃん……キツ姉、ちゃん……!」

狐娘「ん、んっ、そのまま動くか? ん? 大きく擦れなくて切ないのう、くふふ」

童子「あ、あ、あ、は、は、キツ姉、ちゃ、俺、ムズムズして、これ、やだぁ!」

狐娘「時に、さっきお主に掛けたまじないは中々厄介でな」

童子「え……?」

狐娘「結ばれるお互いが同時に果てねば果てられぬ、と、そういう類のまじないじゃ」

童子「えーっと……?」

狐娘「はぁ、はぁ、んん……お主、先程から何度も股座がおかしな具合に、んっ、なっておるな?」

童子「うん、先っぽが熱くなって、体全部が弾けそうで……」

狐娘「本来ならそこで果て、子種を飛ばすんじゃが、ぁん、ふふ、その度にまじないが邪魔しておるわけだ」

童子「う、うん?」

狐娘「無論、わしも先から何度も意識が飛びそうになり、ん、その度にまじないに邪魔されておる。子宮も早く子種を寄越せと言っておる」

童子「うーん……? ぁ、うぁ」

狐娘「このまじない、思ってたよりも厳しいようでな。先から試しているが、丁度同時にというのが中々上手くいかん、んっ、のじゃ」

童子「それって、どういう?」

狐娘「はぁ、はぁ、予定ではわしがじっくり焦らした後、程よい所で同時に果てる予定だったんじゃが……予想以上に気持ちよくてのう」

童子「はぁ、はぁ……つ、つまり?」

狐娘「ん、ぁ……もう、手加減出来そうもないということじゃ。本気で精を吸いたくてたまらん。お主、快楽で気が狂うかも知れん」

童子「……へへ、いいよ。キツ姉ちゃんでおかしくなれるなら俺、ぁ、ひゃ、ああ!?」

狐娘「あんっ、ん、ああ!! よく言った! くふふ、お主も遠慮はいらんぞ! 好きなように、んぁ、突きまくれ!!」

童子「キツ姉ちゃ、ん、あ、うぁ!!」

狐娘「おっ、ああん! ひ、ひぃ、きゃん!? あ、ああ!! んん、ちゅ、ん、んぁっ!」

童子「んん、あ、すごい……うねうねして、熱っ……!」

狐娘「ひん、ゃ、ああん! あひっ、んん、んぁ! そこ、すご……んん!!」

童子「あぅ、ん! 溶けそう、頭、んん、おかしく、あ、キツ、姉!!」

狐娘「んっんっ、ぁ、ちゅ、じゅるる! んふ、んふぅ、ぷぁ……胸、もぉ、んん!」

童子「はふ、んん、ちゅう、んっ! キツ姉ちゃん、あー、ああ……!!」

狐娘「ぉん、お、あ! んん、ぃんっ、あん! ……はぁ、はぁ、んん! ああ!?」

童子「ぐう、う! っあ、ああ、んん!」

狐娘「や、ら、あぅ!? 尻尾、やぁ、ん、あん!!」

童子「キツ、姉、ん……好き、好きだ……!」

狐娘「やん! やぁ、耳、裏側ぁ!? いぁ、ひ、奥、深ぁ……!!」

童子「キツ姉ちゃん、もう俺、俺……!!」

狐娘「来る、っのか? あ、っん、やっあっ、子種ぇ、出すの、か!? わしの、中、んん!」

童子「はぁ、はぁ、ん、は、はっ、はっ、はっ、はっ、キツ姉、キツ姉ちゃん……っ~~~~~~!!」

狐娘「来、る♡ あ、ああ♡ 好き♡ もう、飛♡ 好き、すきぃ♡ あ、あっあっあっあっ……~~~~~~っ♡♡♡」

童子「……はぁ、はぁ」

狐娘「ひゅー……ひゅー……んん、ぁ」

童子「……はぁ、キツ姉、んぐっ……はぁ、はぁ……キツ姉ちゃん?」

狐娘「……ふぅ、ん……あ、んん! ん、腹の中、いっぱいに」

童子「キツ姉ちゃん……ちゅ」

狐娘「ん、んん……ぁむ、ちゅ」

童子「えへへ、キツ姉ちゃん……」

狐娘「くふふ、愛い奴め。もう少しこのままで……ん?」

童子「あ……ど、どうしよう?」

狐娘「どうしようも何も……治まるまでする他ないじゃろ」

童子「ご、ごめん。キツ姉ちゃん、もうしんどいよね?」

狐娘「嘗めるな。確かに少々はしゃぎ過ぎた感じはあるが、お主の精を受けたのもあって一晩は余裕じゃ。んふ、行くぞ?」

童子「う、うん」

狐娘「……ただし、もうまじないはなしで、な?」

童子「……うん!」

童子「キツ姉ちゃん、キツ姉ちゃーん」

狐娘「あ……ぅ……」

童子「おーい、キツ姉ちゃんったらー」

狐娘「ん、んん……? お主……ああ、確か六回目で」

童子「七回。キツ姉ちゃんの寝顔可愛くて、見てたらつい」

狐娘「お主、わしを木の穴っぽこか何かと勘違いしておるじゃろ?」

童子「ごめん……あ、また」

狐娘「……底なしか」

童子「だ、ダメ?」

狐娘「お主、どんだけ出したら気がすむんじゃ。もう子種で溢れとるぞ」

童子「キツ姉ちゃん……ダメ?」

狐娘「しょうがない奴じゃのう。おいで、まだまだもっともっと気持ちよくしてやろう」

童子「うん!」

狐娘「くふ……大好きじゃ」

童子「うん、俺もキツ姉ちゃん大好きだ!! ……キツ姉ちゃん?」

童子「あっつー……キツ姉ちゃん、西瓜も食べるのかな」

童子「そういえば油揚げ以外で何か食べてるの、見たことないような……」

童子「昨日のでヘバってなきゃいいけど……西瓜よりもっと栄養ある物の方が良かったか」

童子「キツ姉ちゃんおーっす、うちの畑で取れた西瓜持って来……あれ? キツ姉ちゃーん?」

童子「裏かな、キツ姉ちゃーん! キツ姉ちゃーん? キツ姉ちゃーん!」

童子「いない。出掛けてるのかな……ん? うわ! なんでいきなりこんな土砂降り!?」

童子「上がって待ってても、いいよな。俺、キツ姉ちゃんの……だ、旦那だし! 旦那になったんだし!!」

童子「お、お邪魔しまーすぅ……ん?」

童子「箪笥も卓袱台も捨てたのか? こんなにスッキリ……押入れの中まで。っていうか、この家こんなボロい造りだったっけ?」

童子「! ま、まさか」

童子「……普通、祭壇まで捨てるわけない。だってあれ、祭られてるのはお稲荷様の代わりの、キツ姉ちゃんで、だから」

童子「だから……祭壇がないから、キツ姉ちゃんは帰る家がなくなったのと同じで、もうここには戻ってこないってことで、だけど」

童子「俺、もしかして化かされてるのかな、ははは。キツ姉ちゃーん、もう十分驚いたよー、早く出て来てよー」

童子「……どこ行っちゃったんだよ、キツ姉ちゃん!!」

おわり

童子「はぁ……これからどうしよう。キツ姉ちゃん……」

童子「探さないと、ダメだよな。うん! あんな耳と尻尾だ、すぐ見つかるはず!」

童子「それに女の足じゃそう遠くには行ってないはずだし!」

童子「帰ってすぐに旅支度しなきゃ!」

童子「……うわあ!? な、なんだこれ、なんで俺の家、なくなって!?」

童子「なんなんだよ、くそ! なんなんだよこれ、なんでこんな屋敷、くそ! くそぉ!!」

童子「キツ姉ちゃんもいなくなって、家までなくなって、俺が何したって言うんだよ、ちくしょう!」

童子「うう、う、ぐす……!」

童子「ひ、一言文句言ってやらなきゃ気が済まない……この、馬鹿でかい門まで建てやがって! この、こなくそ!」

童子「……開いてる。へ、へへ、丁度良いや! 勝手に人の家潰したんだ、俺だって勝手に上がりこむぐらい許されらぁ!」

童子「やい、この野郎畜生こんこんちき!!」








狐娘「なんじゃ騒がしい。確かにわしは畜生の出でこんこんとは鳴くがの」

童子「……は?」

狐娘「は? はこっちの台詞じゃ。草鞋も脱がずに家に上がるなど阿呆の所業、嫁として情けないったらないのう」

童子「いや、え……は?」

狐娘「それに泥まみれのずぶ濡れで……お前様は汚すだけじゃろうが、片付けるのはわしぞ? 風邪引く前に風呂に入るがよい」

童子「ちょ、ま」

狐娘「湯なら沸いておる。わしが綺麗好きなのは知っておろ、風呂が済む頃には飯の支度も整う。ほれ、はよう行け」

童子「あの……」

狐娘「なんじゃ、一人ではロクに体も洗えんのか? 男を見せたかと思ったがやはりまだ子供じゃのう」

童子「……と、取りあえず、お風呂行ってきマス」

狐娘「うむ、素直が一番じゃ。ゆっくり温まっておいで」

童子「……」

狐娘「口に合わなかったか? これでも料理には自信があったのじゃが……あ、食後の西瓜が気に入らなかったか?」

童子「あの、なんで、いる?」

狐娘「お前様、嫁の顔を見忘れるなど流石のわしも怒るぞ?」

童子「え、だって、急にいなくなって」

狐娘「そりゃこっちに越して来たのだから古屋にはいなくて当然じゃ」

童子「道ですれ違わなかったし、祭壇も」

狐娘「嫁入り行列か? お山に寄ったからの、すれ違わなくて当たり前じゃ。」

童子「お山って」

狐娘「神様の真似事から下ろしてもらった。人の子の妻となった以上、お前様の隣で共に年を取りたいからの」

童子「えっと」

狐娘「神通力も何もなくなったが、お山の神様からも仲間の狐からも祝福された。式は後日改めて行う、覚悟しておけ」

童子「さ、最後に一つ。俺の家がこんなお屋敷になってるのは」

狐娘「二人で暮らし、また家族も増えていくのにあれでは手狭だったからの。それに薄い壁では……その、声が漏れる。恥ずかしいのじゃ」

童子「っ!」

狐娘「くふふ、早速効いたようじゃの? 精の付く物をたっぷり用意した甲斐があるというもの」

童子「で、でも昨日あんなにフラフラで」

狐娘「言ったろう? わしはやられっぱなしは性に合わん。今宵はお前様が泣いてもやめぬぞ?」

童子「う、うぁ」

狐娘「くふふ、もうこんなにはち切れそうに……でも、わしが風呂から上がるまでは我慢我慢」

童子「へ……」

狐娘「昨日あれだけわしを泣かせたんじゃ、その罰には丁度よい、くふ!」

童子「そ、そんなぁ」

狐娘「決して一人で慰めるでないぞ? くふふふ」

狐娘「ふぅ……またわしの負けか。お前様の種は真に底なしじゃのう」

童子「あ、あはは……」

狐娘「……本当は、あの晩で姿を消すつもりだった。人と狐など結ばれる筈もなく、お前様のことも可愛い弟程度に思っておった」

童子「……」

狐娘「思っておった、はずなんじゃがのう。気付けば虜じゃ。お前様のくれる快楽にではないぞ? お前様自身にじゃ」

童子「……う、うん」

狐娘「そうやってすぐ照れる所とか、な。色恋は惚れさせた者勝ちとは言うが、その通りであった。もうお前様なしでは生きて行けぬ」

童子「俺も、キツ姉ちゃ、ぉ、お、お前なしじゃ! ……生きて行けない」

狐娘「ありがたいのう、相思相愛じゃ。きっと幸せにしてくれ、でなきゃ泣いてしまうぞ?」

童子「誰よりも幸せにするから、絶対泣かせたりしないから! 俺、頑張るから!!」

狐娘「くふふ、頼もしい言葉じゃのう……お前様、愛しておりますよ」

おまけ おわり

こんにちは
ありがとうございました

乙!
やっぱ狐娘物はいいね

>>101
ですよね!

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