こんにちは 根暗亭シンジです
ほ、本日お話しするのは子褒めというお話で…その…
お世辞とか人を褒めるのがうまい人って得するんですって
僕の知っている人だと女の人を見るとすぐに
綺麗になったねとか少し痩せたとか自然と言えてすごくモテてるんです
でもこういうのって具体的に言っちゃダメなんですよ
この前僕も頑張って人の事を褒めて見たんですが
シンジ「あ、アスカ、そ、その服くぁ、かわいいね」
アスカ「…服だけ?」
シンジ「いや、そのなんていうか…えと…」
アスカ「………」
シンジ「………」
アスカ「……………」
シンジ「……ごめん…」
そのあとずっと気まずくて、言葉使いって本当に難しいですよね
マリ「やっほー姫ー!タダのお酒ちょうだーい!」
アスカ「ったく、変な奴が来たわね、なによコネメガネ」
マリ「いやあ、どうもどうも、姫の所にただの酒があるって聞いて、居てもたっても居られなくて」
マリ「ね、お願い!タダのお酒ちょうだい」
アスカ「ハア?うちにタダの酒なんて無いわよ」
マリ「またまた~ミサトちゃんから聞いたよ~、赤い顔で自慢してたもん」
アスカ「ハア…もしかして、これ?」どん
マリ「えっと…おとこ…ゆ…?」
アスカ「あんたバカァ?灘よ!ナ・ダ」
マリ「あ~灘のお酒か~、タダだと思って急いで来ちゃったよ、まあ来ちゃったもんはしょうがないし飲ませてちょ」
アスカ「…別に飲ませないわけじゃないけど…アンタくらい礼儀のなってない女も居ないわね」
マリ「へ?何が?」グビグビ
アスカ「…チッ、いきなり入り込んで酒を飲ませろなんて…人から酒の一杯もたかる時はお世辞くらい使いなさいよ」
マリ「お世辞?っよ、二号機パイロット」ごきゅごきゅ
アスカ「………」ギリギリ
マリ「あの、ごめんね」
アスカ「…仮に町の中で誰かにあったとするでしょ?」
アスカ「そいつが商売で南の方に言ってると言ったら」
アスカ「顔の色が黒くなったって言ってやんのよ」
マリ「ほえ?色が黒いって言うと喜ぶの?」
アスカ「商人ってのはそんだけ働いたって認められたと思って喜ぶのよ」
アスカ「それで、でも大丈夫、あんたは元が白いから故郷の水で洗えば白くもと通りになる」
アスカ「そうやって一生懸命仕事をしていれば信用も厚くなっていいわね、おめでとう」
アスカ「ここまで言えば相手だって気分が良くなるわ、そしたら向うから一杯…なんてね」
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