妹「あのね、私はおにいちゃ…じゃない、兄くんのお姉ちゃんだよ、妹お姉ちゃん」

妹「言ってごらん」

兄「…いもうとおねえちゃん？」

妹「そうそう！妹お姉ちゃん！　兄くんは偉いねー」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

兄「えへへへー」

妹「兄くん、ここがどこか分かる？」

兄「ここ？ぼくのおうちだよー！おっきいでしょー！」

妹「うん、そうだね　ここは兄くんのお家だよ」

妹「で、私が兄くんのお姉ちゃん」

妹「分かった？」

兄「わかったー！」

妹「ふふっ、偉いねー、兄くんー」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

兄「えへへぇ///」

妹「じゃあ兄くん宝探ししよっか」

兄「たからさがしー？」

妹「うん、宝探し」

妹「簡単だよ！今からこの本と似たような本を兄くんには探してねっ」

『ドキドキ☆女子○生ハメレイプ☆　～JKの実態～』

兄「んー？おねえちゃん、これなにー！」

兄「おほんー？」

妹「うん、お本だよー」

兄「わーい！おほんだー！！よんでー！よんでー！！」

妹「…っ！　だ、だめ！！絶対駄目！！！読んじゃ駄目！！」

兄「えー！おねえちゃんのいじわるー！ブ～～！」

妹「そ、そのかわり、これと似たようなお本を見つける事ができたら」

妹「兄くんにおやつプレゼントするよ？兄くん、お菓子大好きでしょ？」

兄「！！！　おかしー！！　わーい！おかしー！！おかしー！！」

妹「うん、じゃあお菓子の為に頑張ろっか、兄くん」

兄「わかったー！！がんばっておほんさがすー！！」

妹「よーし、じゃあはじめー！！」

兄「おかしー！おかしー！」ｶﾞｻｺﾞｿ　ｶﾞｻｺﾞｿ

妹（私ながら完璧な作戦！　お兄ちゃんがエッチな本を隠すならお兄ちゃん自身に探して貰えばいい！）

妹（ふふっ…それにしてもお兄ちゃん可愛いなぁ……高校の制服ブカブカ…）

妹（あ…あれ…？そ、そういえばお兄ちゃんって５歳からの記憶が全部ないんだっけ……？）

妹（し、しまった…！完全に盲点だった…！！　私が５時間かけても探せなかった物を５歳のお兄ちゃんが探せる訳ないよね…）

妹（あぁ…お兄ちゃんごめんなさい…とめよっかな……）

妹（あぁ……でもお兄ちゃん…一生懸命探してるしなぁ…）


兄「おねえちゃん！みつけたー！」

妹「……え！？」