彩夏には、秘密があった。
鏡の前で、制服のスカートを脱ぐ。
臍から下の下半身を覆う、サテン生地のパンティ。その前の部分が膨らんでいた。
パンティを下げる。顔を覗かせたのは、勃起したペニスだった。
彩夏は見た目こそどこにでもいる女子高生だが、いわゆる半陰陽と言う障害で、
本来クリトリスとなる部分がペニスと言う形で形成されたまま産まれてしまったのだ。
更に悪い事に、彩夏のペニスは育ち過ぎていた。
大抵の半陰陽はペニスが未熟である為に切除手術が可能であるのだが、泌尿器と
してももちろんだが、射精も出来るまでに完全な彩夏のペニスを切除手術するには
余りにもリスクがあるのだ。
彩夏は身体を横たえると、ペニスを右手で握った。
右手を上下に動かす。彩夏の唇から甘い吐息が漏れた。
彩夏が刺激するごとに、ペニスはその硬さを増した。そして、ペニスの下にある
女性器も愛液で濡れ始めた。
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彩夏はうつ伏せになり、尻を高く突き上げた。
窄まったアナルと濡れ光る女性器が露わになった。その下では、ペニスを握った手が
激しく動いていた。
彩夏が泣く様に呻いた。尻が小刻みに震え、フローリングの床に粘り気のある白濁液が飛び散った。
~~~~~~
「ねえ」
昼休み。誰かが彩夏の肩を叩いた。
同じクラスの希美だった。
明るい茶髪に派手なメイク。いわゆるギャル系の希美は彩夏とは真逆の存在だった。
「あ、希美……」
「今日さ、学校終わってから……いいでしょ?」
「えっ……ああ、うん。いいよ」
第4校舎。
特別授業でも無い限り使用される事の無いこの校舎の一角に、これまた滅多に使用される
事の無い手狭な教室があった。
現在彩夏が所属している映画研究会の部室として使用されているが、肝心の部員は
彩夏一人。
内側から鍵のかかるこの教室は、彩夏以外に入って来る者はいなかった。
部室の隅にあるソファ。
足を広げた希美に彩夏が覆い被さっていた。
2人の甘い喘ぎ声に合わせる様に、彩夏の腰が上下に動いている。
ペニスを持つ彩夏であったが、あるのはペニスだけで睾丸は無い。
つまり射精はしてもその中に精子はおらず、仮に今、彩夏が希美に膣内射精したとしても
希美が妊娠する事は決して無い。
希美が彩夏とセックスする理由にはこれが大きかった。
妊娠するかも知れないと言う不安を常に抱えてセックスしても気持ち良くない。
加えて、『女』である彩夏の肌は、抱き合っていても気持ちがいい。
再び、すね毛だの何だのがある男とセックスするメリットは無くなっていた。
彩夏の動きが速くなった。
2人は手を握り合いながら身体を反らせる。
「はあっ!はあっ!はあっ!」
ソファが軋む。そして。
彩夏の動きが止まった。白い尻が小刻みに震える。ぷっくりとした彩夏の割れ目の下から
雄々しく生えたペニスが、二度三度と脈打つ様に動いた。
そのまま、彩夏と希美は抱き合った。2人の乳房が互いに押し合って形を歪めた。
取り敢えずガチエロを淡々と書いて行きます。
特にオチは考えてません。
設定についてはど素人が書いてますので、医学的にどうのとか言うツッコミは
抑えて頂けると僕が喜びます。
~~~~~~
インターセックス、と言う言葉がある。広義では、男でも女でもない第3の性。
彩夏が鏡をみるたびによぎる言葉がある。
『彩夏って中性的だよね』
自分の身体については幼い頃から自覚していたし、この身体と一生付き合う覚悟も
出来ていた。
しかし思春期を迎えるに当たり、もう一つの異変に気が付いた。
中学生になっても初潮を見なかった彩夏は病院に行った。そこで突き付けられた、もう一つの
異変。
彩夏には卵巣が無かった。
ペニスはあるが睾丸と精巣が無いのと同じく、卵巣が彩夏の体内に存在しなかったのだ。
卵巣が無いと言う事は、女性ホルモンが分泌されない事をも意味する。
彩夏の女寄りではあるが中性的な顔立ちはこのせいによるものだった。
ショックを受けなかったと言えば嘘になる。
『男』と『女』、その両方からいわば存在を否定されたのだから。
女性ホルモンの投与は、乳ガンのリスクが高まると言う理由から行っていない。
この先、自分の身体がどうなるのか。
今は、考えない事にしていた。
~~~~~~
「なあ、考えてくれた?」
部室で、制服を脱ぐ彩夏の背後から棚橋浩介の声がした。
「何が?」
「そのさ……俺と付き合ってくれるかって話……」
「ダメよ」
彩夏はピシャリと言った。
「私、『男女』だよ?棚橋君のご両親にも紹介出来ないし。どうすんの?」
彩夏は自虐的に笑った。
彩夏の身体を特別視せず、彩夏を『女』として好意を寄せてくれる事は正直嬉しかった。
しかし、どうしても彩夏は、自分が『男でも女でもない存在』である事を考えてしまう。
その事が、次の一歩を頑なに踏みとどまらせていたのだ。
「……別にさあ。私が棚橋君以外の人とセックスしても、それはそれで問題なくない?
だって、相手は男の子じゃなくて女の子なんだから」
浩介は言葉を飲み込んだ。
長い間抱えてきた彩夏の心の闇を考えると、浩介はそれ以上踏み込む事が出来なかった。
浩介は足を広げた彩夏の前に膝を突くと、その花弁にペニスを押し付けた。
「はあっ……んんっ」
彩夏の唇から声が漏れる。
浩介のペニスが彩夏の膣内深く潜り込むと、その上にある彩夏のペニスが力強く勃起した。
浩介が腰を動かす。
彩夏のペニスからは、透明な液が溢れ出ていた。
「……彩夏」
浩介の声に、彩夏がピクンと反応した。
声だけに反応したのではなかった。
浩介に、ペニスを握られたのだ。
「棚橋君、何を……」
「……彩夏の事、もっと気持ち良くしてやるよ」
言いながら、浩介は彩夏のペニスを扱き始めた。
「ああっ!ダメっ!」
膣内とペニス。
二カ所同時に襲いかかる快感に、彩夏は思わず身体を反らせた。
「ああっ!こんなっ!されたら、壊れちゃうっ!」
彩夏の嬌声は止まらなかった。彩夏のペニスも、浩介の掌の中で悦ぶかの様に熱くなっていた。
「……イッちゃう!両方でイッちゃう!」
彩夏の膣が浩介のペニスを締め付けた。同時に、浩介の掌の中のペニスが激しく脈打った。
熱い彩夏の白濁液が勢い良く噴き出し、乳房を白く濡らした。
んー。
男と絡ませても普通だな
ふたなりは襲わなきゃ
ふたなりに入れて良いのはふたなりや
>>28
おk
襲わせてみる
ふたなりが男を襲うんだぞ?
解ってる?
>>30
( ゚д゚)
(゚д゚)
~~~~~~
彩夏の部屋。
部屋は、彩夏の荒い息と体温とで心なしか室温が上がっている様だった。
ふんわりとした陰毛の中から力強く屹立したペニスは、今にも爆発しそうなぐらいに
勃起していた。
彩夏の息のリズムが速くなる。そして、ペニスを握る手の動きも。
彩夏の尻に軽く力が入るのと、射精はほぼ同時だった。
気怠い感覚の中、彩夏は誰に言うともなく呟いた。
「……ヤリたいなぁ」
彩夏の『セフレ』だった希美は、やっぱり彼氏が出来た様だった。
希美はその事を申し訳無さそうに彩夏に報告して来たが、彩夏は彩夏で、その方が
『普通』である事は理解していた。だから、心から希美の恋を応援している。
しかし。
彩夏の年頃と言えば、性に目覚め、性欲の一回目の涙が訪れる年頃である。
ましてや彩夏には『男』の部分があるのだ。
教室でボーッと座っているこの時も、彩夏のペニスは意思とは反して固く勃起し、
下着から顔を覗かせていた。
「……あ、そうだ」
彩夏は思い出した様にスマホを取り出した。
カメラフォルダを開け、その中にある一枚の写真をプレビューした。
そこに写っているのは一組の男女であった。
彩夏は画像を閉じると、小悪魔の様な微笑みを浮かべた。
「これ、使っちゃおっか……」
放課後。
英語教師である永田紗江子は、一人職員室で次回の授業に向けての資料作りに追われていた。
時計を見る。6時を回っていた。
「早くしなきゃ……」
溜め息混じりにそう呟いた紗江子の視界に、彩夏の姿が入った。
「せんせ♪」
「彩夏さん……あなた、まだ学校に残ってたの?」
「……先生にお話があるんです」
「話?何かしら。あなた、前回の英語のテスト、全然良くなかったわよね」
「その事なんですけど……何とかなりません?」
「はあ?あなた、何バカな事を言ってるの?何とかしたかったら、勉強を頑張りなさい」
「はあ……そうですか」
「そうよ」
少し間を置いて、彩夏はスマホを取り出した。
「ちょっと彩夏さん……何を……っ!」
スマホの画像フォルダにある写真を見せられた紗江子は息を飲んだ。
そこに写っているのは、男と腕を絡ませ合いながらラブホテルから出て来る紗江子の姿だった。
「彩夏さん……どうしてこれをっ!」
「……先生、まだ結婚して一年経ってないんですよね?ダメですよ、旦那さんが泣いちゃいます」
「やめて……その人とは遊びなの!同窓会で久し振りに会って、それで……」
「……そうだ、あなたの成績、あなたの良い様にしてあげるわ。何なら5にでも……」
「やだなあ。先生、それはヤバいですよ。教師が生徒の成績改竄なんてバレたら、先生の
クビが飛んじゃいます」
「うっ……」
「成績の事はいいんです。私頑張りますから。その代わり……」
「その代わり……何?何でもするから、言って?」
「……先生、私の『身体』の事は……聞いてますよね?」
「『身体』……え、ええ」
言うと、彩夏はスカートを少したくしあげ、手を入れた。そしてゆっくりと下ろす。
「彩夏さん、何を……」
彩夏は下着を脱ぐと机の上に置き、そして、ゆっくりとスカートを捲り上げた。
そして、勃起したペニスが露わになった。
「……どうですか?先生。不倫するより気持ち良いですよ。……避妊しなくていいし」
彩夏のペニスは、紗江子の夫、不倫相手……いや、これまでの26年の人生の中で出会った
男の誰よりも大きかった。
紗江子は思った。今までの男性経験は何だったのだろう、と。
仰向けになった彩夏の上に、紗江子が跨がった。
ペニスを手で支え、先端を膣口にあてがう。そのまま、少しだけ、自重に任せて腰を下ろした。
「っ!」
ずるん、と亀頭が入った。それだけなのに、紗江子の膣はもうこれ以上は無理だと言うぐらいに
広がっている。
ちょっとだけ紗江子は怖がった。このペニスが自分の中に入って来た後は、果たして
どうなるのだろうか、と。
しかし、それは期待と言う反面も持っていた。
ゆっくりと腰を下ろす。まさに『押し開く』と言う感覚だった。
軽く痺れた足を触られる様な感覚が、紗江子の身体中を包んだ。
紗江子は彩夏と手を握ると、身体を上下に動かした。
「はあっ……はあんっ!」
静かな職員室に、グチョグチョと言う音が響く。
職場でのセックス。
教え子、女生徒とのセックス。
2つの背徳感が、紗江子の快感をより激しくしていた。
職員室の床で激しく交わる2人は、淫らな2匹の牝であった。
「あ、彩夏さん」
息も絶え絶えに紗江子が言った。
「お願いがあるの……イク時……私の、お尻でイッて欲しいの……」
「夫にも言ってないんだけど……アナルセックスが好きなの」
「アナルに出される、あの感触が好きで……」
「も、もしイヤじゃなければでいいんだけど……」
「……分かりました」
紗江子は四つん這いになると尻を突き出し、それを両手で掴んで広げた。
少し黒ずんだ肛門が露わになる。
彩夏はペニスを肛門に押し当てた。
そして……
「んあっ!いいっ!いいっ!」
もはやここが職員室である事すら紗江子は忘れて乱れていた。
紗江子の直腸が、彩夏のペニスを擦る。
「うっぐぅぅ!」
紗江子が呻いた。
彩夏も、同時に。紗江子の内臓ごと揺り動かす様に彩夏のペニスが暴れ、精液を紗江子の
体内にぶちまけた。
彩夏がずるんとペニスを引き抜いた。
だらしなく弛緩した紗江子のアナルから、精液が垂れた。
「……先生……可愛い」
彩夏は紗江子の尻を掴むと、そのアナルに唇を付けた。
「……ダメっ!」
舐めとり、啜り、飲み込む音が、狂宴の後の職員室に響いた。
何か早速ネタが尽きた件
読んでみたいふたなりのシチュエーションとかありますか?
サンクス
ちょいちょい惹かれるネタがあったんで書いてみます
金玉なかったり精通きてなかったら液出ないんじゃね
>>59
精液作るとこと精子作るとこは別々だった様な
だからパイプカットって避妊手術が
とか偉そうに言ってて間違ってるかも知れんあばば
まあファンタジーなんでそこらへんは大目に
~~~~~~
彩夏にとって、夏はそれほど好きじゃない季節だ。
夏は暑くスタミナが奪われる季節である事もそうだが、何より退屈なのだ。
学校の課題なんかその気になれば一週間で終わるし、残りの1ヶ月ちょっとでバイトでも
しようにもそんな短期バイトが都合良く転がっている筈もない。
暇つぶしと言える趣味も無いし、何より希美が学校を辞めたのが大きかった。
妊娠だった。
希美の恋愛を応援してはいたが、やはり『女』の現実……しかも彩夏には絶対に無理な
理由で友人が離れてしまった彩夏の心には、ぽっかりと穴が開いていた。
「家出でもしちゃおっかなあ」
両親は仕事で忙しく、放任主義だった。最後に揃って食事をしたのはいつだったろうか。
だから、特にこんな長期の休みの時なんかは不意にいなくなってもそんなに心配されない。
今までだってそうだったから。
彩夏は駅にいた。
どうせ時間を潰すなら、どうせ自分を満たすなら地元じゃない方がいい。
そう思って駅に来たが、たかだか数万円の手持ちでは何も出来なかった。
「……何だかなぁ」
彩夏はベンチに座り天を仰いだ。バッグの中には数日分の着替えのスマホ、充電器。
準備は万端の筈だった。
小遣いとバイト代をコツコツと貯めていたつもりだったが、肝心なところでの詰めの
甘さに我ながら呆れてしまった。
帰ろう。
そう思い、バッグを手に立ち上がった時、背後からクラクションを鳴らされた。
「うっさいなぁ……はいはい邪魔なんでしょ、退きますよ」
聞こえるか聞こえないかの小声で彩夏は呟き、脇に逸れた。
再び、クラクション。
「ちょっと……何なのよ」
少し文句を言ってやろうと振り向こうとした時、クラクションの主の車が彩夏の横に並んだ。
「お姉ちゃんお姉ちゃん、ちょっと!」
窓が開き、顔を出して来たのは女だった。
明るい茶髪に派手なメイク。日焼けした肌。
彩夏の脳裏に、希美が一瞬過ぎった。
「お姉ちゃんちょっと!道、教えて欲しいねんけど!」
その女は馴れ馴れしい口調で激しく手招きをしている。彩夏の最も苦手なタイプの人間だ。
「……何ですか?」
「……何やねんなお姉ちゃん、冷たいなぁ……ちょちょ、止まってぇな。こんな状態で
運転してたらいくらノロノロでも事故ってまうわ」
彩夏は、女に流されるままに助手席に座っていた。
確かに運転席から身を乗り出した格好で運転されて目の前で事故られた日には目覚めが
悪い事この上ない。
旅をしていると、女は話した。
彼氏と別れ、仕事もうまく行かない。
こんな八方塞がりな時はじたばた足掻くと返って悪い方向に向かってしまう。
もう一度自分を見つめ直そうと、女は最低限の持ち物と一緒に旅に出ようと思ったのだ。
「けどねー。最初はうちも気軽やったねんけど、何ちゅうか、やっぱ寂しくなってなぁ」
女は芙柚(ふゆ)と名乗った。
元々喋り好きなのだろう。彩夏自身にその気は無かったが、口を差し挟もうとしても
出来ないぐらい、芙柚は喋り続けた。
「………………」
不意に、芙柚が口を噤んだ。
「…………?」
彩夏が訝しげに芙柚を見ると、芙柚は申し訳無さそうに笑った。
「ごめんねぇ、うちばっかり喋ってもうて」
「いえ…………」
「しかし何やな、お姉ちゃんにこの街のええとこ訊いたろおもて声かけたねんけど……
お姉ちゃん、ここの人やないの?」
そう言って芙柚は、後部座席に置いた彩夏のカバンを見て訊いた。
「あ……違うんです。夏休みで何にもする事無いから、ちょっとプチ家出でもしよっかなって」
「へー。お姉ちゃん、見かけによらず思い切った事するんやね。昔のうちと同じやわ……
ま、うちはガチ家出やったけどね」
「あの……この街のいい所って言いましたよね?」
「うん」
「せっかく芙柚さん来て頂いて何なんですけど……この街、何にも無いですよ?」
「えっ。……何にも無いって、それは無いやろ?何かこう……観光名所とか」
「本当に何も無いんです。つまらない街で……」
「ふうむ……せや!」
暫し眉を顰めて考え込んでいた芙柚だったが、破顔した。
「うち、海好きやねん!それも、あんま人来ん様な、静かーな海!」
「えっ。……何にも無いって、それは無いやろ?何かこう……観光名所とか」
「本当に何も無いんです。つまらない街で……」
「ふうむ……せや!」
暫し眉を顰めて考え込んでいた芙柚だったが、破顔した。
「うち、海好きやねん!それも、あんま人来ん様な、静かーな海!」
黄昏に近いぐらい傾いた夕陽が、海面を照らしていた。
規則正しいさざ波の音が、風に乗って聞こえる。
「何や彩夏ちゃん、ええとこ知ってるやん!」
はしゃぐ子供の様に浜辺を走る芙柚を、彩夏は何となしに眺めていた。
彩夏より年上とだけしか教えてくれなかったが、それでも子供みたいにはしゃげる芙柚を、
彩夏は羨ましかった。
息を弾ませながら芙柚が戻って来た。
「あー、楽しかったぁ♪」
芙柚は彩夏の隣に座った。正直近すぎる距離だったが、不思議と彩夏は不快に感じなかった。
風に乗って芙柚の香水の匂いが鼻腔を擽った。
彩夏は芙柚を見た。
その派手な外見でぱっと見は判らなかったが、芙柚は美人だった。
『男女』である自分とは違い、『女』が持ちうる美しさ、魅力の殆どを芙柚は持ち合わせて
いるかの様だった。
好みの差異はあれ、芙柚を誘わない男はいないだろう。
パッチリとした瞳。
長い巻き髪。
艶やかな肌。
大きな胸。
伸びやかな脚。
『……やばっ』
普段はこんな事にならないのに、彩夏は自分の股間が熱くなるのを感じて慌てて脚を閉じた。
『男』と『女』の両方が興奮していた。
不意に、芙柚の視線を感じた。
「……彩夏ちゃん、何か悩んでる事あるでしょ」
心臓がピクン、と跳ねた。
彩夏自身の全てを見透かされている様な、そんな眼差しだった。
「えっ………………」
「……あ、い、いややなぁ。そんな顔せんといてよ」
「すいません……やっぱり、顔に出ちゃってますよね」
「当てたげよっか」
「えっ?」
「せやな……」
芙柚は悪戯を思い付いた時の子供の様な瞳で彩夏を見た。
そして、彩夏に身体を寄せると、軽く抱き締めた。
「……っ!芙柚さん、な、何を……」
抗おうと身をよじったが、逆に抱き締めるその腕に力が込められた。
芙柚が、鼻先を彩夏の首筋に埋める。
「あっ……」
彩夏の唇から思わず声が漏れた。そして、芙柚の鼻部分に妙な感覚があった。
芙柚は、匂いを嗅いでいる様だった。
「彩夏ちゃん……悩んでるよね。……自分の『身体』の事で」
「っ!」
身体中を稲妻の様な衝撃が走り、彩夏は思わず芙柚をはねのけた。
芙柚の右手が、いつの間にか彩夏の股間に触れていた。……ペニスを。
「あ、あ、あの……」
知られてしまった。ずっと隠してきた、バレてはいけない事を。極々限られた親友にだけ
漸く教えていた『秘密』を。
恐る恐る、彩夏は顔を上げた。
見ているに違いない。自分を。ゲテモノを見る様な目で。軽蔑。
しかし。
彩夏の予想に反して、芙柚は微笑んでいた。
「あの……んっ!」
彩夏は何か言い掛けたが、スカート越しに芙柚にペニスを握られ黙ってしまった。
「んふふ……彩夏ちゃんの結構おっきいやん。そこら辺の男よりデカいわ」
「ふ、芙柚さん……どうして……」
喘ぐ様に彩夏が言うと、芙柚は自分がしたのと同じ様に、彩夏の手を握り、そして、
それを自分の股間に導いた。
そして……
触れた。
彩夏は息を飲んだ。
彩夏の指先に触れたのは紛れもなく、
ペニスだった。
>>75-76は二重投稿です
すいません、用事が出来たので取り敢えずここまでで
晩にでも投下するかも
「でも……どうして判ったんですか?」
彩夏の問いに芙柚が答えた。
「『匂い』やね」
「『匂い』?」
「うちらみたいなの……うちら自身は『ふたなり』言うてるけど、『あ、この娘ふたなり
やな』って時は匂いで解るんよ」
「『ふたなり』、ですか……」
「……って言うのは半分冗談なんやけどね」
「えっ」
「彩夏ちゃん、さっきうち見て興奮して勃ってたやろ?」
「えっ……そ、そんな……っ!」
「隠さんでもええよ、自然な事なんやし、うちかてそう言う風に見られるのは嫌やないしね」
不慮の事故に近いとは言え、スカートを穿いていた事で余計に目立ってしまったらしい。
「……うちも、こんな身体なんを随分悩んだんよ。でも、ふたなりって人結構おるみたいで、
ネットでも色々友達も出来てん」
「そうなんですか……私だけじゃなかったんだ……」
「そうや。自分だけじゃないって解ってからは、スーッと肩の荷が下りて、自然に生きて
いこって思える様になったんよ」
いつの間にか陽が暮れて、辺りは闇に包まれていた。
「ほんと、誰もおらんようになるんやね……」
「……私達は地元に住んでるから余り気にしませんからね。普通の海だから、あんまり
来る事も無いんです。夜になったら、本当にひとっこ一人通らないんですよ」
「でも、うちは大好きや。この海」
芙柚が窓から顔を出した。涼しげな風が芙柚の顔を撫でる。
そうして少し経った後、芙柚は彩夏を振り返り、言った。
「ね、彩夏ちゃん」
「はい?」
「うち、彩夏ちゃんにお礼がしたいねん」
「お礼、ですか?」
「せや。こんな気持ち良い場所教えてくれたんやもん、お礼せなバチ当たるわ」
宵闇もふけた海。
人気の無いその海を照らすのは、芙柚の車の微かなルームライトのみであった。
彩夏のペニスが、芙柚の口の中で今にも爆ぜそうなぐらいに固くなっていた。
「はあっ……ああんっ!」
恐らく芙柚は同じ仲間……或いはそうでは無い相手とも経験があるのだろう。
それは単なるフェラチオではなく。時には吸い込む様な刺激を。時には敏感になった亀頭を
舌で。
それは彩夏が今まで出会った事の無いテクニックだった。
ルームライトのみが照らす車内はむせかえる様な暑さだった。しかし、その暑さが返って
2人の淫らな体臭を増幅させていた。
「ふ、芙柚さん……もう……」
シートに仰向けになって芙柚のフェラチオを甘受していた彩夏は、息も絶え絶えに言った。
芙柚は不満そうに、彩夏のペニスから口を離した。
「えー……何やの?もうええの?どうして?」
「だって……もう出ちゃいそう……出ちゃったら、シートとか汚れちゃうし……」
芙柚は笑いながら答えた。
「そんな事気にせんでええよ。言うたやろ?お礼したいって。うち、彩夏ちゃんに
気持ち良くなってもらいたいねん。それに……彩夏ちゃんのおちんちん、メッチャおいしい」
芙柚は彩夏の顔を覗き込んだ。
「……彩夏ちゃんも、もっと気持ち良くなりたいやろ?」
彩夏は頷いた。
芙柚は微笑むと、己が服を脱いだ。
服と下着の束縛から解放された芙柚の身体は、まさにセックスする為に作られたかの様な
淫靡さだった。
痩せてはおらず、どちらかと言えば肉付きの良い身体だったが、その事が日焼けした褐色の
肌と相まって、この上ないいやらしさを醸し出していた。
ショートデニムのジッパーを下ろす金属音が響く。
そして……。
彩夏のそれと同じく、肉の合わさり目を割って屹立した芙柚のペニスは、思わず見とれて
しまう程の雄々しさだった。
黒々とした芙柚のペニスはそれだけで『雄』の匂いをぷんぷん振り撒いており、その先端にて
赤黒く光る亀頭は彩夏のそれの倍ぐらいはありそうだった。
……もしも、これで自分の中をかき混ぜられたら。
一瞬でもそんな想像をするだけで、彩夏の意識は遠退きそうだった。
芙柚が、彩夏の立てた両膝の間に立った。
「行くよ、彩夏ちゃん」
芙柚が囁くのと同時に、彩夏の膣口にペニスが押し当てられた。
『あっ……来る』
彩夏の目の前が、真っ白になった。
薄暗いルームライトは、女2人の情事を演出するのに役立っていた。
獣の様にせわしなく動く芙柚の褐色の尻。その下にあるペニスが、彩夏のまだ幼さを残す女の割れ目を押し開いていた。
初めての経験だった。オナニーでも、棚橋浩介とのセックスでも味わった事の無い快感。
「はあっ……んくぅっ!」
頭の中が、甘く痺れる。繋がっているのは一部分なのに、まるで自分と芙柚の身体が熱く
溶け合った様な錯覚に陥る。
「はあっ……彩夏ちゃん、好き……」
彩夏の唇を貪りながら、芙柚が囁く。それに彩夏は答えようとするが、声にならない。
彩夏の鳩尾から臍の部分が精液でべったりと濡れていた。
もう何回イカされただろう。未だ萎える事の無い彩夏のペニスは、芙柚の腰の動きに合わせて
上下に跳ねる。
車が揺れる。
彩夏の夏休みは、まだまだ終わりそうになかった。
~~~~~~
その数日間は、彩夏にとって全てが新鮮な旅だった。
まるで姉妹であるかの様に芙柚の横は居心地が良く、ホテル代を浮かせる為の車中泊も全く
苦にならなかった。
それどころか、真っ暗な中で身体を寄り添い合えるこの車中泊が永遠に続けばいいとも思った。
深夜。
2人は、公園のベンチに座っていた。
「何年振りやろ……こんな星空を見るなんて」
そう呟く芙柚の横顔を、彩夏が見た。
『綺麗だなぁ……』
月明かりに照らされるその横顔に、彩夏は素直にそう思った。
そして。
今まで感じた事の無い……胸の奥がチリチリする様な感覚を覚えた。
彩夏は、芙柚に惹かれていた。
もちろん、彩夏は『女』である。棚橋浩介にも気持ちは惹かれないでは無かったが、特殊な
身体であるが故に作り上げていた心の壁を初めて取り払う事が出来た相手、それが他ならぬ
芙柚であった。
「芙柚さん」
「……ん?なに?」
振り向いた芙柚を、彩夏は見つめた。真っ直ぐに。真剣な眼差し。
「……芙柚さん……私、芙柚さんが好きです」
「……うちもよ、彩夏ちゃん」
「いや、あの、そうじゃなくて」
迸る感情を抑えられなかったのか、彩夏は芙柚の手を握り締めた。
「……好きなんです。芙柚さんの事……」
暫しの沈黙が流れた。
永遠とも思える沈黙。
それを破ったのは芙柚だった。
「ありがとう。うちもな、彩夏ちゃんに出会って良かったって思てる。彩夏ちゃん可愛いし、
エッチしてる時も、ごっつう独り占めしたかった。こっから先、彩夏ちゃんが他の誰かと
おんなじ事するかと思ったら、いても立ってもおられん様になった」
今度は、芙柚が彩夏を見つめた。
「……後悔せえへん?」
「しません」
即答だった。
「私を、芙柚さんの彼女に……彼氏に……あれ?……どっちなんだ?」
一瞬2人は顔を見合わせ、そして同時に吹き出した。
芙柚が彩夏の髪を撫でた。
「どっちでもええよ。うちら、どっちにもなれるんやから」
「芙柚さん……」
「芙柚、でええよ。彩夏」
彩夏は芙柚の言葉に戸惑ったが、やがて顔を赤らめながら言った。
「……芙柚」
「……彩夏」
芙柚が答えるのと同時に、2人は抱き合い、キスした。
舌が絡む音と、2人の息遣いが響いた。
「……ねえ、芙柚」
キスの後、彩夏は芙柚の肩に頭を乗せながら言った。
「ここで、してみない?」
「えっ?ここて……公園やん」
「……ダメ?いつも車の中じゃ2人とも汗だくだし……少しは涼しいよ?」
「……もう。悪い子やな」
真夏とは言え、吹く風は火照った身体を冷ますには充分だった。
彩夏と芙柚は文字通り一糸纏わぬ姿で抱き合っていた。
お互いの両腕をお互いの背中に回し、唇と舌とを絡ませ合った。
彩夏は芙柚の尻を掴むと、揺する様に腰を動かし、ペニスとペニスを擦り付け合った。
同時に芙柚の口から呻き声が漏れ、回した芙柚の指が彩夏の肌に軽く食い込む。
芙柚は身体を離すと、彩夏に背を向け、尻を差し出した。
「うちも、彩夏に入れてもらいたい……」
ねだる様な瞳で、芙柚は彩夏を見た。彩夏のペニスからは、はしたなくカウパーが
滴り落ちている。
そして……押し殺した様な甘い2人の声が漏れた。
熱い芙柚の膣肉が、彩夏のペニスに波打ちながら愛おしげに絡みつく。
「芙柚……芙柚……」
彩夏の下腹部と芙柚の尻がぶつかり合う音がする。
彩夏は背後から芙柚を抱き締めた。勃起した芙柚のペニスが天を向く。
「ねえ、彩夏、見て」
芙柚が言った。
「うちのおちんちん、こんなにおっきなってる……彩夏のおちんちんでおまんこぐちょぐちょに
されてるさかい、こんなんなってもうてる……」
「はあっ……はあっ……、芙柚、気持ち良い?」
「めっちゃいいねん、ね、見て、うちのおちんちん」
芙柚は上下に跳ねる自分のペニスを指し示した。
「見て、彩夏、うちのおちんちんがイクところ、見て」
彩夏の腰の動きが激しくなった。
「うん、見せて!芙柚が私のおちんちんでイクところ、見せて!私のおちんちんで、芙柚の
精液出したげる!」
くううっ、と芙柚が一際高く喘ぐと、ペニスがこれ以上無いぐらいに固くなった。
「んあっ!」
芙柚のペニスから弧を描いて精液が噴き出た。
「いやっ、むっちゃイッてる!うち、こんなに彩夏好きやねん!」
「私もっ!芙柚!大好きなのっ!」
もはや、本能に任せたピストンだった。肉と肉がぶつかり合う音。ペニスが膣肉を擦る音。
それらがないまぜになり、深夜の公園に響いていた。
2人の繋がり目は熱くとろけ、どちらがどちらか解らないぐらいになっていた。
「……あっ……ああっ!」
不意に、彩夏のペニスの根元がくすぐったくなった。
「あうっ!……んんっ!」
彩夏の尻がビクビクと震えた。芙柚を抱き締める腕に力がこもる。
射精を意識せず、耐えきれず思わず漏らしてしまった様な……そう、まるで初めての時と
同じ射精であった。
果ててからも、彩夏は惚けた様に芙柚の身体を愛撫し続けた。
ペニスは挿入したまま、尻を撫で、背中を伝い、乳房を掴み、乳首を摘んだ。
「んんっ……彩夏、ほんまエッチなんやな……」
「だって……好きなんだもん……離れたくないよ」
彩夏は芙柚の首筋に舌を這わせた。
「うちもや……もっとイキたい……彩夏のおちんちんでイキたい」
次回予告って訳じゃないですが
次回は芙柚の過去編書きます
>>98
これは
これで
終わりなのか?
>>101
あ、そうです
なんか、アナウンスみたいなのした方がいいですかね?
>>102
いや、というか
なんか中途半端な終わり方かなーって
あと投下が終わったならとりあえずなんかしら欲しい。
>>103
分かりました
次回から投下終了時にはアナウンス入れます
あんまりいいネタが思い浮かばなかったので、芙柚の過去編は無しにします
ぬるぽですいません
69でパイズリしあったり
どっちが先に射精させられるか競ってみたり。
>>107
いいですね
ちょっと書いてみます
>>51-56
にもネタ提供あるんだから…
二人で紗江子の両穴を犯す
セルフフェラにセルフセックスにセルフパイズリ
兜合わせ 搾精機で射精しまくり
>>109
おっと、そうですね
失礼しました
~~~~~~
9月になってもこの街はまだ暑く、空は高かった。
窓から入る風が、彩夏の頬を撫でる。
彩夏は、今まで生きた中で一番暑かった、芙柚との夏を思い出した。
芙柚の全てを求め、芙柚の全てを知り。彩夏の全てを求められ、彩夏の全てを知られた夏。
あの夏の事を思い出すと、今でも身体の中心が熱くなる。
彩夏は瞳を閉じる。浮かぶのは、芙柚の笑顔。
「会いたいな……」
呟いて、彩夏は噴き出した。
何の事は無い。芙柚は旅をしていたと言っても、たった隣の県に住んでいたのだ。
携帯番号もメールアドレスも交換したし、会おうと思えば20分程で芙柚が車で来てくれる。
彩夏の膣には、昨夜の芙柚のペニスの感触がまだ残っている。
彩夏の夏は、まだ終わらない。
紗江子が授業の資料をまとめ終えようとしていたのは、相変わらず午後6時を回っていた。
「早くしなきゃ……」
しかし、気を焦らせても目の前の仕事が早く終わる訳でもない。紗江子の白い指が、
キーボードの上を跳ねた。
紗江子の視界の端に、誰かの姿が入った。
しかし紗江子はその『誰か』に気を向ける事は無く、目はディスプレイを見つめていた。
しばらくキーボードを叩いた後、漸く紗江子は隣の『誰か』に目を向けた。
彩夏だった。
紗江子と話す時の彩夏は必ず小悪魔の様な微笑みを浮かべている。何かを企んでいる時の顔だ。
「……相変わらず、あなたはろくでもない事を考えているのね」
「つれないなあ、先生。私、先生が寂しくしてるの見るのが辛いんですよ?」
やれやれ、と言った表情で柴田紗江子はパソコンを閉じた。
紗江子は離婚していた。
と言っても、例の紗江子の不倫が原因では無かった。
紗江子の不倫がバレる前に、夫の不倫がバレてしまったのだ。
不倫相手とも元々一夜限りのお遊びのつもりだった。
苗字を元に戻した紗江子は、色んな意味での自由を満喫していた。
「何なの?彩夏さん。あなたがそんな顔をしている時は大抵何か考えてる時なんだから」
「先生、覚えてますよね?こないだ話した、私の彼女」
「えっ?……ああ、覚えてるわよ……芙柚さん、だったかしら」
「芙柚に、先生の事話しました。すごく綺麗で、すごくエッチな先生がいるよって」
「……彩夏さん……あなた、本気で言ったの?」
「だってぇ……先生だって旦那さんと別れたし、彼氏ともわかれて、寂しいんでしょ?」
彩夏の手が、紗江子の太ももの上を滑った。
「彩夏さん……やめなさい」
「安心して下さい、先生が学校で下着穿かないで授業してるの、私しか知りませんから」
紗江子の身体がピクンと跳ねた。
彩夏の手の動きが変わる。
「……トイレの中でオナニーすると、いつもより興奮するでしょ?」
紗江子の瞳が虚ろになり、呼吸が荒くなる。
「私が教えてあげたんですもんね……いつもと違うと、すっごい感じるんですよ」
彩夏は濡れた指を紗江子の股間から引き抜くと、紗江子の足の間に立った。
彩夏が腰を動かす。
紗江子が天を仰ぐ。唇に惚けた様な笑みが浮かぶ。
「……こんなのより、もっともっと……気持ちいいの、教えてあげます」
彩夏がペニスを膣から引き抜いた。
紗江子は彩夏の前に跪くと、彩夏の尻を掴み、その下腹部に顔をうずめた。
瞳を閉じる彩夏。小さな呻き声と共に、彩夏の尻が震えた。紗江子の頭の動きが止まる。
何かを飲み込む様に、紗江子の喉が動いた。
取り敢えずここまで
あー、ちょっと解りづらかったですかね
あんまり説明的になっても興醒めだと思ったんですが
やっぱ事細か?に描写した方が良いですかね
~~~~~~
こう言う事に足を踏み入れて本当に良いんだろうか、と言う逡巡が無い訳では無かった。
教師は聖職である。教鞭を持つ自分は、常に生徒達の手本であらねばならない。
紗江子は一寸の迷いも無くそう考えて来た。
しかし、それがどこかで歪みを作って来たのもまた事実であった。
セックスに淡白な夫。不倫。そして彩夏との関係が、聖職者としての紗江子の裏にある
『牝』としての顔を暴いたのだ。
今から、何が待っているのだろう。ペニスを持つ2人の女と、自分は何をするのだろう。
初めて彩夏と交わった時と同じ高ぶりが紗江子を襲った。
同時に、淫乱な牝の顔を持つ自分に紗江子は戸惑った。
ふと紗江子は後ろに目をやった。シャワールームは鏡張りで、少し紅潮した紗江子の裸が写し出されていた。
尻を突き出す。薄い陰毛に包まれた割れ目が露わになる。
紗江子は割れ目に手をやった。
人差し指と薬指で割れ目を押し開き、中指をその間に潜り込ませた。
指が、女の一番敏感な突起に触れた。電流が走った様に紗江子の身体が跳ねる。
指はその先を目指す。ピンク色に濡れた肉の合わさり目の一番上を。
ずぶぶ、と中指が膣に入った。
紗江子は鏡に写った自分のその姿を見た。
『私……こんなに淫乱になったのね……』
しかし、それは嫌悪感ではなく、寧ろ紗江子の性的興奮を高める手助けになった。
もっと、気持ち良くなりたい……。
中指だけではなく、薬指も膣に入った。
手の動きが早くなる。少し曲げた指先が、膣の中の敏感なポイントをごりこりと擦った。
「んっ!い、イク……んあっ……ダメ……っ!」
紗江子の掌に勢い良く水流が当たった。同時に、下半身から力が抜けていく感覚。
掌から溢れ出たその黄色い液体は、紗江子の足元に水溜まりを作った。
シャワールームから出て来た紗江子の目に飛び込んで来たのは、ベッドの上で絡み合っている
彩夏と芙柚の姿だった。
「あっ……先生」
最初に気付いたのは芙柚だった。
跪いた芙柚の身体の脇から、彩夏の白い脚がだらんと伸びていた。
如何にも肉食系、と言った感じの肉感的な褐色の尻が激しく動いている。
「か、堪忍な先生、うちらちょっと……我慢出来んかってん」
「ん、先生、なかなか、出て来ない、んだもん」
2人の言葉に答えるより先に、大きな音を立てて唾液が紗江子の喉を通った。
この世の中に、こんなに淫らなセックスがあったのだろうか。
ペニスと膣だけではなく。身体中全てを触れ合わせながら愛し合い、求め合う。
尻を震わせ、ペニスを脈打たせながら彩夏に膣内射精している今もお互いがお互いを
抱き締め、愛おしそうに触れながら愛し合っている。
ああ、本当に2人は恋人同士なんだな、と思うと、何だか胸がチリチリと痛んだ。
取り敢えずここまで
~~~~~~
初めて味わう世界だった。
ふたなりの女との乱交もそうだが、女である紗江子でさえも身体の中心が熱くなるぐらいの
肉感的な身体を持った芙柚のセックスは、紗江子にこれまでに無い悦びを与えた。
簡単に言えば乱暴に突いているだけなのに、どうしてこうも違うのだろう。
別れた夫も、ただ独り善がりに腰を動かしては紗江子の膣内に射精して終わりだった。
しかし、芙柚とのセックスは違う。
まるで芙柚のペニスが媚薬の塊であるかの様に、ただ挿入されているだけで、紗江子の全身に
甘い官能をもたらした。
紗江子は下を見た。
芙柚のそれより薄い陰毛の向こうにあるぷっくりとした割れ目が押し開かれ、その肌と
同じ色の芙柚のペニスが激しく出入りしている。
紗江子の肉襞が、そのペニスに絡み付く。
紗江子を突きながら、芙柚もとろけそうな表情を浮かべている。
時折、ペニスが射精を堪えきれなかったかの様に細かく跳ねる。
「せんせ……せんせ……」
熱に浮かされた様に芙柚が紗江子の名前を呼ぶ。紗江子がそれに答える様に芙柚の唇を塞いだ。
不意に、背後から彩夏が紗江子の乳房を掴んだ。
それだけではない。彩夏のペニスが、紗江子のアナルに押し付けられていた。
「芙柚……イク時は一緒だよ?」
彩夏がゆっくりと腰を突き込む。
アナルの襞が伸び、彩夏のペニスを飲み込んだ。
湿った音を立てながら、彩夏のペニスが腸内に沈み込んで行く。
「ああ、スゴい……先生のお腹の中、凄く動いてます……」
腸と膣の壁越しに、芙柚と彩夏のペニスが擦れ合った。
彩夏と出会うまでは至って普通のセックスしか経験の無かった紗江子に取って、膣とアナルを
同時に刺し貫かれるのはこれ以上に無い快感であった。
先に果てたのは彩夏だった。
がっちりとくわえ込んだ括約筋に抵抗するかの様に、ペニスが脈打ち、腸内を精液で満たした。
紗江子が嬌声を上げながら尻を震わせた。
「芙柚……イク時は、先生のお尻でイッてあげてね?」
「あんっ……うち……もう出てまう!」
芙柚は紗江子の膣からずるんとペニスを抜くと、耐えきれずに精液を垂れ流しながら、
紗江子のアナルに挿入した。
最後の最後まで快感を得ようと、芙柚は激しく腰を動かしながら射精した。
~~~~~~
少し、眠っていた様だった。
紗江子が目を覚ますと、彩夏はアナルに、芙柚は割れ目に
舌を這わせていた。母猫の乳を弄る子猫の様に。
意識がはっきりするのと同時に、恍惚の波が押し寄せた。
夜は、まだ長い。
取り敢えずここまで
ふたなりの通常時の設定についてご意見を伺いたいんだけど
今までは非勃起時も男と同じ様に股間にペニスがぶら下がってるってのをイメージしてた
んだけど、非勃起時はいわゆる割れ目の中に潜り込んでて、ぱっと見は普通の女のアソコ
にしか見えない。
勃起した時に、或いは非勃起時でも指で摘まんでずるんとペニスが引き出されるみたいな
感じではどうでしょうか?
すいません、ありがとうございます
ご意見参考にまた書いてみます
普段は女のそれなんだけど
興奮すると膨張してムクムクズルっと生えてくるのがえろくていいです
指でつまむのは考えたことなかった
>>147
> 普段は女のそれなんだけど
> 興奮すると膨張してムクムクズルっと生えてくるのがえろくていいです
そう、それ
それが言いたかったんです
> 指でつまむのは考えたことなかった
何か強制手コキで使えそうかなぁって
~~~~~~
―少しだけ昔の話―
彩夏が起きたのは昼間だった。
本当なら学校に行っていなければならない時間だが、今は夏休みだった。
2階の自室から薄暗いリビングに降りる。誰もいない。両親はとっくに仕事に行っていた。
テーブルの上には『温めて食べてね』のメモと一緒に、食事が用意されていた。
別に夏休みだからと言って予定は無い。
この用意された昼食を食べたら、後は夕食までネット。夕食を食べたら風呂に入り、
寝るまでネット。その繰り返し。
これは別に休みじゃなくても同じだった。
彩夏は、自分の下腹部にある膨らみを見た。
そこにあるのは、本来、女にはあるはずの無い物。ペニスがそそり立っていた。
両親と学校は、当然だが彩夏の身体の事を知っており、通学に際しては充分な配慮を
すると約束してくれた。
しかし、それと彩夏の心の問題はまた別である。
彩夏は苛立っていた。
リビングで食事を取り、洗い物を済ませると、食器をやや乱暴にカゴに放り込んだ。
彩夏はこんな自分が嫌だった。こんな八つ当たりをしたって何にも解決しやしないのに。
彩夏は下着ごとショートデニムを抜いた。Tシャツの下に、幼くはあるが女の形を帯びて
来つつある丸い尻が露わになった。
テーブルの天板を掴むと、その角に股間を押し付けた。
テーブルが軋む。
「ああん……ああん……」
彩夏は目を閉じ、上を向く。天板を掴む指に力が入り、頬が紅潮する。
腰の動きと彩夏の息が速くなる。
「んんっくっ……!」
彩夏の呻き声と同時に、股間から白濁液が弧を描いて飛んだ。
2回。3回。熱湯の様な精液がペニスを走り抜ける度に、彩夏は意識が遠退き崩れ落ちそうに
なった。
独特の青臭い匂いが鼻をくすぐる。
「……片付けなきゃ」
自慰をすると、苛立った彩夏の気持ちは落ち着いた。
精液と一緒に苛立ちまで抜けて行った様で、その後に訪れる気だるさが好きだった。
セックスに溺れるには、彩夏はまだ幼かった。
その代わり、自分の手で快楽を手に入れる事を誰よりも早く覚えた。
自室。
彩夏はペニスを指先で摘んだ。
包皮を少しだけ下へ引っ張る。包皮の上から、ピンク色の亀頭が顔を覗かせた。
性経験の無い彩夏ではあったが、知識はあった。
包皮の中から覗くこのピンク色の亀頭が、ペニスの中で一番敏感な場所である事を。そして、
その亀頭は全てこの包皮に包まれている事を。
力を緩める事無く、彩夏は包皮を引っ張った。
メリメリと音を立てながら包皮が広がり、亀頭が剥けて行く。
「んんっ……」
自分の包茎が剥けて行く様子は、この上なく卑猥であった。
……早くこのペニスを触りたい。また気の遠くなる様な射精をしたい。
そう考えるだけで、亀頭の先端の割れ目から、はしたなく粘液が湧き出た。
……ずるん。
彩夏には、確かにそう聞こえた気がした。
ピンク色の敏感な亀頭は包皮の束縛から放たれ、全てを露出させた。包皮は亀頭のくびれで
止まった。
息を荒げながら、彩夏は身を起こした。
そこには、一番敏感な部分を全てさらけ出したペニスが、腹に付かんばかりの角度で
勃起していた。
もはや、その姿も、鼻を突く様な青臭さも、彩夏の性的興奮を高める要因にしかならなかった。
半ば衝動的に、彩夏は柔らかい身体を折り曲げ、ペニスをその口に含んだ。
唇と舌が、剥けたばかりの亀頭を擦る。弾みで彩夏の身体が跳ねた。
誰に習った訳でも無い。ただ、彩夏の牝としての性的本能が、その頭を上下に動かした。
唇が陰茎を撫で、舌が亀頭を擦る。それだけでは足りなかった。
指が、ペニスの下にある肉の合わさり目を愛撫した。ピンク色の肉襞が充血し、愛液を
溢れさせながら幼い割れ目を内側から押し開く。
彩夏の口から唾液が溢れる。それはペニスだけでなく、その下にある女性器までも濡らしていた。
ペニスの根元がくすぐったくなった。射精。
彩夏の口の中が青臭さで一杯になる。しかし、不快ではなかった。むしろ恍惚。
彩夏はペニスは口を離すと、力が抜けた人形の様に身体を横たえた。気だるさ。
指を口の中に入れ、出す。その指には、ねっとりとした精液が絡み付いていた。
彩夏はその指を割れ目に這わせると、膣の中を自分の精液で濡らした。
取り敢えずここまで
すいません
夏バテでくたばってます
頭が痛い
しばらくお前下さい
しばらくお待ち下さい
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