「怖い…恐い物語とお話」 (27)
主人公の娘はホラー映画、ホラー動画などが 好きで好きでたまらなかった。 ただ自分が周りの人を怖がらせたくてたまら なかった。
「ねぇねぇ!」 腰まである黒髪のストレートで制服を少し着崩して にこやかに言う少女。 この子が今回の主人公、竜那 流美(りゅうな るみ)。
「何ー?」 「また怖い話?」 「やめてよー」 と、口々に言う女子生徒達3人組は流美の友 達であった。
「まぁね♪でさ、よくある話でさ…『ひとりか くれんぼ』って知ってる?」 流美は人差し指を立てて首をかしげる。
「あー…よく噂であったよねー」 「そうそう」 「確かあれって…見つかったらそこで終わり って言う話でしょ?」 女子生徒達の答えを聞いて手を下ろし嬉しそ うな表情を見せた。
「そうそう!それ!!でね、それって自分が自 分で呪うことが出来る唯一の方法なんだって !!すごくない?!!」 彼女のオカルト好きさはクラスみんなが知っ ていて聞いてた人々は苦笑いをしていた。
「本当に好きだねぇ…」 ある男子生徒が教室に入って呆れたように一 言。
「えー…いいじゃん!ホラーだよ!ホラー! ホラー好きだもん!!一回でもいいから霊に あってみたいもん!!」 流美はまるで子供のように無邪気に男子に言 う。
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「はいはい…変なことはすんなよ」 流美の頭を撫でて言う。
「うん!わかってるって♪流夜もね♪」 「あいあい…」 流夜(りゅうや)と呼ばれた男子生徒は自席に 戻った。
学校が終わり、放課後…。
「んー♪はぁっ!疲れたーーー…」 背伸びをして流美は1人で家に向かう。 その途中でおもちゃ屋のショウウンドウを見 てあるぬいぐるみを目にした。
「確か…ひとりかくれんぼって…ぬいぐるみ必 要だったよね…」 流美はそのおもちゃ屋に入っていく。 彼女はその店が噂である店なのを知らずに… 。
ガチャ…。
「ここってやってるはず…だよね…?」 そこはシーンとしていた。 明かりはついてるはずなのに真っ暗なおもち ゃ屋でどこか不気味さをかもし出していた。
「すみませーん…誰か、いますかー…?」 店に入り、声をかけてもやっぱりシーンとして おり…。
「おかしいなぁ…電気付いてたのに…なんでだ ろ?…明かりついてたのになんか真っ暗だし… 」 流美は周りを見るが誰もいる気配はなかった 。 ただ、忽然とそこに店があっただけに見えたが 、彼女は忘れていたこの店が呪いの抜け出せな い店だとは…。
ガチャン!
という音ともに店の扉が閉まる。
「!!……えっ!?嘘!!」
急に扉が閉まってとっさに開けようとするがなかなか開かず。
「開かない!なんで!?あ…まさか……これって…あの……嘘…………」
ギュッと手をグーにして何かを決心したようにレジの方面に向かう。
レジに向かうとやけに白くピラピラしていてる袋状のものがレジにあり、それには何か入ってる様子であった。
「確か…呪いの店は白いビニール袋に…バラバラにされた人形が入ってるはず…」
流美はビニール袋に指が触れそうになる寸前に声が聞こえた。
「助けて…」
と、小さい声で女の人の声が聞こえた。
「…ッ」
ビクッと流美は体を震わせ後ろを見るが……何も誰もいなかった。
「え…なんで…?」
まだ「助けて…」の声は聞こえる。
真近に聞こえるのに後ろには誰もいない。
「まさか…あははっ……まさかね…」
目の前にあるビニール袋に目をやる。
彼女が予想していたのは、ビニール袋の中に入ってるが「助けて…」と、言ったのだと思ったのだ。
息を呑んで、ビニール袋の中身を確認する。
「ひッ…!こ、これは………嘘だ……そんなッ」
ビニール袋を見ては愕然として口元を手で覆い、とっさに後ろに下がる。
それには……………。
女の人らしき本当の人の頭がビニール袋に入っていたからだ。
「本当の生の人間の首なんて…聞いてない!!」
その時、後ろに誰かいる気配がした。
後ろを振り返ると…血だらけの首がねじれそうなくらい異様な曲がり方で目が赤く、肌は真っ黒でこっちを睨むように流美を見下すように髪の長い女性が立っていた。
「ッ…!!」
背筋が凍るような感覚になる。
首が曲がった女性は流美をただ見つめるだけ…。
「あ…え………声が…消えた…?」
耳に入ってきた「助けて」と言っていた声が聞こえなくなっていた。
だが、その代わりにレジの方を向いたら、ビニール袋が浮いていて微かに人間の首の形の影が見えていて、体が凍りつくような感覚に陥った。
(何…怖い……誰か…助けて!)
目を瞑りたいのに瞑れず、首が曲がった女性と首だけが浮いてるモノに挟み撃ちにされて逃げるに逃げられない状態で声も出せなかった。
体の振るえが止まらずただ、その場にガクンと座ってしまい、彼女はだんだんとまるで人形のように無表情になっていった…。
その次の日…。
「ねぇねぇ…知ってる?」
「あー…竜那さんが行方不明なんだって?」
「そうそう、今ね…警察が捜してるんだって…」
ザワザワ…と「竜那流美が神隠しにあったんじゃないか」という噂がたっていた。
学校の話題はそれでいっぱいだった。
「神隠し…か…」
ある男子生徒が呟いた。
彼の名は宮紀流夜(みやきりゅうや)。
流美の幼馴染でもあり、唯一の彼氏だった。
もちろん、流美と流夜が付き合っているのは学校全体でも知っている。
流美はホラー系好きで流夜もホラー系が好きな男子だった。
「まさか…な」
軽くため息をついては流美の帰りを待つ少年。
ただ、彼は知らなかった。
彼女は帰ってきても姿がまるっきり変ってしまったことを…。
1週間後に…。
竜那流美は首、腕、足…体がまるで子供が人形を捻りちぎったような形でビニール袋が赤く、それには詰められた遺体が廃業になったおもちゃ屋のレジの上に置いてあるのを発見した。
というニュースが流れた。
乙
次作は改行を学んでからにしてくれ
もっと本読んで、推敲を覚えるといい
今のままだと緊張感がなくて怖くない
夜…。
真っ暗なおもちゃ屋や、ぬいぐるみ屋の前を通ると…。
「助けて…怖いよぉ……痛いよぉ………冷たいよぉ…」
と、女の声が聞こえるとの噂が学校中に広まった。
まだその噂は広まりつつある。
「なんで…助けに来てくれなかったの?」
第1呪「呪われた店」完
ある学校で変わった話が流行っていた。
それは…。
恐怖体験の話で持ちきりだったのだが、特に一番の噂の広まりが早かったのは『ひとりかくれんぼ』だった。
普通だと思うのだが、この学校だけは違った。
何故なら『ひとりかくれんぼの噂』だったからだ。
ほとんどが『ひとりかくれんぼ』を知ってる者が多いが、この学校は『ひとりかくれんぼの噂』が多かった。
その『ひとりかくれんぼの噂』とは…。
「ねぇ…ひとりかくれんぼ知ってる?」
と、人数が多く話をしている人達の中で1人だけが聞える声があった。
最初はざわついてて、気付かない者もいたのだが2回目、3回目と同じ声が聞こえるのである。
ほとんどは後ろを振り向くのだがそこには誰もいない。
気のせいと思う者もいるが、大体の人はこう言う。
「ねぇ…この学校って全生徒と教員含めて何人だっけ?」
と、話してる相手に聞くそうで。
話していた相手が「なんで?」と聞くと聞いた人はこう答えた。
「声がした…まるで構って欲しいような…そんな声」
と、言うらしい。
相手の反応は「気のせいだよ」「空耳じゃね?」などと言うと。
声を聞いた人は冷静な者もいたが大体が首を振って言う。
「そんなことないよ!だって聞き覚えの無い声が聞こえたんだよ!ハッキリと!」
と、言ってどっかに行ってしまう者、泣く者もいた。
ただ…1つだけ声を聞いた人達の共通があった。
それはその声を聞いた翌日に…。
学校内で自殺をして死んでいたらしい。
生徒は口々に「ひとりかくれんぼやって見つかって死んだんだよ…」という生徒が多かった。
そんな話が広まって、声を聞いた者は無視をする人が多くなったのだが…。
それでもまだ駄目で何回も何回も…。
「ねぇ…ひとりかくれんぼ知ってる?」
と、囁く声が聞こえるそうで…。
それでも無視をし続ける人には翌日。
学校内にて、首を吊って自殺するか、首がもぎ取られた状態で死んでしまうか、首を切られて死んでしまったそうで…。
いまだに『ひとりかくれんぼの噂』の生きて解決する方法は誰一人知る者はいなかった。
そんな解決法を探すべく、よく学校のことを調べた生徒もいた。
その話によると…。
この学校はよく近くで小さい子供が交通事故で死ぬ子が多いとも噂されていた。
「もしかしたらその子達なんじゃないの?」と思う者もいたのだが…。
声を聞いた生徒の話によると…。
多くの生徒が自分と同じくらいの感じな声だったらしい。
教員は噂程度なので気にしていなかったが…。
その教員にも被害者が出てしまった。
お払いを頼んだのだが…霊払いの人達は口々にその学校を見て言う。
「これは…酷い…」
どうやら、その学校は霊達が集まりやすい場所で悪霊が多かったらしい。
霊払いの人たちが霊を払おうとすると…。
「ねぇ…ひとりかくれんぼ知ってる?」
「どうして殺すの?」
「1人はやだよぉ…」
「一緒にこっち来て…」
と、悪霊達が霊払いの人を殺してしまったそうで…。
それから、生徒達は違う学校に通うことになった。
それからは、その学校にはだれにも近寄らなくなった。
その学校に近寄ると…。
声が聞こえて殺されてしまうらしい。
「ねぇ…ひとりかくれんぼ知ってる?」
第2呪「ひとりかくれんぼの噂」完
うーん……
今度は改行使いすぎやなww
そして主観が誰か分からない
「──そうで」「──らしい」の曖昧表現が多い割には、死人に関しては確定情報として書いてるし、これじゃ語り手が犯人のミステリーになっちゃう
あと「…」は2つ続けて使うものだよ
もうちょい工夫すれば怖くなりそうだから、頑張って
「許さない…」
そんな声が聞こえたら生きれないと思ってください。
だって…その声は『苦しくて痛くて逃れられない地獄に連れて行ってあげる』と、同じ意味だから…。
この話はある少女が発端の話である。
まさに女子の頂点に立っているような少女…矢崎美夜魅(やざき みやみ)が学校でクラスメートの1人、大人しそうに見える少女…杉崎小鳥(すぎさき ことり)を集団でいじめていた。
ある日に…。
「お前なんかいなければよかったのに!!」
そう言って、美夜魅は屋上から小鳥を突き落とし殺してしまった。
その数日後…。
美夜魅は夢の中で「なんで、貴方が生きてるの?」「どうして私を殺したの?」など死んだはずの小鳥が最近、夢の中で出てくるようになり、それにうなされていた。
それが日に日に頻繁に出てくるようになり、所詮は夢だと気にしないでいた。
だが、美夜魅は気付かなかった。
もうすでに彼女には生きれる時間が少なくなっているのが…。
ある日の夢の中で気付いたら手足を縛られて、普通の部屋だとは思えない暗い部屋にいて、そこには小鳥が何か持ってることがハッキリ見てしまった。
そう…夢の中で小鳥の持っていた物はそう拷問道具であった。
しかも、普通の部屋だと思えない場所は…そう拷問部屋であった。
何日か経って、美夜魅は学校に行けないほどの精神状態に陥ってしまった。
美夜魅の母親曰く「色々あって疲れちゃったのだろう」と思っていた。
だが、この杉崎小鳥にはある噂があった。
彼女には変わった趣味があるらしく、それは親までもその趣味を止めることが出来ない。
何故なら彼女の趣味は拷問道具集めが趣味だったからだ。
最初は親はアニメか何かで知って面白そうだったから手錠を買ってあげたのが発端。
それでどこか知らないとこから拷問道具を集めているものだから親はそれを止めようとしたが、彼女はもうすでに遅かった。
小鳥はもう一つの家を作っていて、そこには拷問道具しかなかった。
拷問道具を置くためだけに作られた家が…。
まぁ、そうであろう…彼女は親まで拷問により殺してしまったほどの狂った人間だったから。
そんな噂を聞いた美夜魅は小鳥をいじめの標的にしたのだ。
いつかは殺されるんじゃないかと思いながら…。
だけど、小鳥は死んだ。
殺されずに死んだ。
美夜魅は拷問されて死なずに済んだ。
恨みを買ってしまったとは気付かずに…小鳥に勝ったと思っていた。
だが、小鳥は死んでから美夜魅に嫌がらせ以上の事をしてきたのだ。
それは…あの例の拷問家のたくさんの拷問道具がある部屋にいて、美夜魅と小鳥2人っきりでいて、
美夜魅は手足を縛られていた事がハッキリと夢の中で見てしまった。
美夜魅は拷問道具がずらりと並んでる部屋で言った小鳥の言葉が離れなくなってしまった。
「私が受けたものよりも、もっともっと苦しくて痛くて…
少しずつ死の恐怖を感じさせながら殺してあげるから…
色んな拷問受けさせてあげる…」
楽しそうに言う小鳥の声。
それに対して酷い言葉。
美夜魅は小鳥に追い詰められてしまった。
ただ、小鳥が夢の最後に必ず言う言葉は…。
「許さない」
それだけはわかるように憎しみ恨みがこもった声で小鳥が言う。
突然、美夜魅が行方不明になってしまった。
その数週間後…。
美夜魅が見つかったのだが…。
美夜魅が小鳥の拷問家(ごうもんや)で手を手錠されて吊るされており、
足には人間より重いおもりの付いた縄で縛られていた。
そして、その美夜魅のいた部屋には回せるハンドルがあり、それをまわすと手錠の方が上がるようにできていた。
美夜魅は見つけた当時にはもうすでに死んでいた。
誰も見てもわかるほどに上半身と下半身が引きちぎられるようになっていて
肩の骨までもぼろぼろに折れていたからだ。
美夜魅を見つけた人達は悟ってしまった。
次、殺されるのは自分なんだと…。
人を殺すために作られた拷問の数々…。
それを見てしまった人達…。
その後…。
美夜魅を見つけた人達は色んな拷問の餌食になった。
見た目は牛の置物みたいなものに入って焼かれた者もいれば、手と足を固定されて胴体を歯車に固定されて骨をボロボロにされ死んだ者、樽みたいなものに入れられて串刺しにされた者、寝かされて生きたまま内臓をぐちゃぐちゃにされた者、三角木馬に座らせられて体が2つに裂けた者、首だけが無い者、手足がバラバラにされた者など拷問で殺された人達が2〜3年後に見つかった。
そんな話を聞いた若者は口々にこう言った。
「いじめをすると呪われて死ぬんだって…」と噂が広まっていった。
拷問道具がたくさんある家には誰も近づくことはできずに、今でもその家はそのままで夜にその家の前を通ると連れて行かれて拷問で殺されてしまうからだ。
夜中に人間の悲鳴と甲高い声が聞こえてくる日があるそうで…。
「アッハハハハハハハ!!
泣いても!
喚いても!
嘆いても!
苦しんで苦しんで悲鳴を上げても助けなんてこないんだから!!
あはははははははははははは!」
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