【安価コンマ】?「障害走を極める」【ウマ娘】 (985)

ざっと説明


・トレセンには障害レース専門のクラスが存在する。工業高校にある普通科みたいなイメージ

・平地を走っていたウマ娘が障害に来ることは障害落ちでネガティブな意味

・障害レースにはジュニア級などの区別がない

・障害レースの延長戦上に馬術がある。馬術は五輪競技になっている

・馬術は凄いがわざわざ目指すウマ娘はいない。ウマ娘にとって花形はトゥインクルシリーズ

・通常のトレーニング施設はトレセンのものを使用可能

・障害のトレーニングはグラウンドの隅かトレセンの外でやるしかない

・障害レースのウマ娘に専門のトレーナーがつくことは稀。ついたとしても普通のウマ娘の「ついで」であり専門ではない

・トレセン学園は障害レースにあまり力を入れていない



ざっと思いつくのはこんなもの。残りはまた本編中で出します

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「主人公」には大きな野望があった。それは障害走を極め有名になろうというもの




走ることを選んだ多くのウマ娘はトゥインクルシリーズを目指す中で「主人公」はあえて障害走を選んだ




障害を走るウマ娘の多くは平地で結果が出ず障害落ちとなった者が多い




結果が出たとしてもウマ娘は喜ばずトゥインクルシリーズに出たいと天を仰ぐ




そんな状況がトレセンの中で当たり前となっている中で「主人公」があえて障害を選んだのは……




1五輪狙い
2平地レースで勝てない
3問題起こしたから
4憧れの人がいた
5実家で揉めた
6その他自由


人いるかわかんないから下2で

「主人公」は名家の出身でありウマ娘である彼女は当然のように走ることが義務付けられた




幼い頃からトゥインクルシリーズを目指すようにと言い続けられた「主人公」は嫌気がさしてしまった




トゥインクルシリーズを目指さないという「主人公」に実家の人間はため息をつくが速く走るだけがウマ娘の全てではない




そのことを「主人公」は結果をもって示しあの時ため息をついた実家の人間達を見返してやろうとしていた




「主人公」の出身は…


1メジロ
2華麗なる一族
3サトノ
4シンボリ
5その他自由



下2

「主人公」はメジロ家で生まれ育ち他のメジロのウマ娘と同じような活躍を期待された




脚に問題がない限りメジロのウマ娘はトゥインクルシリーズを目指すという使命から「主人公」は逃げた形となった




そのため障害走を選んだ「主人公」への風当たりは強くメジロで良い扱いはされていない




自らの扱いが悪いと実感すればするほど「主人公」のモチベーションは上がりついには障害走を極めるという決心にまで至った




メジロの人間とおばあさまを見返すため「主人公」は今日もトレーニングに励もうとしている




安価出して寝ます
下3まで「主人公」の見た目や性格。その他の情報などを

「よぉし、やってやるぞ」




「主人公」はやる気に満ちた様子でトレーニングに励んでいた




中等部の「主人公」は大人しい性格で押しに弱そうに見えるが自分の信念だけは絶対に曲げない





メジロらしく所作はお嬢様そのものであり平地を走っていれば一目置かれる存在であった





しかし「主人公」はあえて障害を選んだということでネガティブな意味で注目されてしまう




あらぬ噂話やメジロの面々との不仲が噂されるのも関係ないと「主人公」はトレーニングを続ける




次の行動下2

1マックイーンと会う
2トレーニングに熱中
3障害のトレーニングで外に
4不良ウマ娘に絡まれる
5自由安価

マックイーン「随分と張り切ってますわね」




「誰かと思ったらマックイーンかあ」




同じ中等部であるというのも関係しているが「主人公」はマックイーンと仲が良い




メジロのウマ娘との不仲が噂されている「主人公」にとってマックイーンと仲良くしている姿は異質に見られている





邪な視線に気付く「主人公」であったが気にすることなく今日もトレーニングに励んでいると会話を続ける




マックイーン「未勝利戦は勝てそうですの?」




「自信はないけどやるしかないよ」





障害走を極めると決めたのはいいが障害レースに出るには平地で未勝利戦を勝つ必要がある




障害レースの未勝利戦も存在しているが頻度が少なくチャンスも少ない。なので平地の未勝利戦を勝つのが早いという結論になる

マックイーン「もし平地で勝てたらそのまま…」




「私は平地を走るつもりはないから」




マックイーンの言葉を遮り「主人公」はそう話す。彼女の決意は硬いとマックイーンは再確認する




「主人公」がメジロ家と良い関係を築けていないことを気にしており自分が仲介することでなんとかできないかと考えていた




だが「主人公」の想いが強いと知るとそれ以上なにも言うことはできない





「マックイーンも頑張って」




トゥインクルシリーズを否定するつもりはないと「主人公」はマックイーンにエールを送りトレーニングに戻った





翌日の行動下2

1障害のトレーニング
2未勝利戦に向けてトレーニング
3柔軟性を伸ばすトレーニング
4他のメジロと会う
5自由安価

コンマ99全く手入れされていないプラスボーナス




「なにこれぇ……」




「主人公」が目的地に着くとそこはジャングルのようだった。とてもトレーニングができそうな場所ではない




障害で使われる竹柵は人工竹であり雑草のように生い茂る心配はない




「主人公」が期待していたのは障害の柵に適度に雑草が茂っている状態だったのだがこれは酷すぎる




柵の形も分からないくらいに草が生えまくっており更にコースの馬場も酷い




いくら障害走がマイナーだからとはいえここまで誰も使わないのかと「主人公」は膝から崩れ落ちた




トレセンにも竹柵はあるのだがトレーニングできるスペースが狭く満足にはできない




多少手間と時間がかかってもここを使うのが一番だと「主人公」はこの荒地の整備を決めた

ブゥゥゥウン




「……」




「主人公」は無言でトラクターを操作していた。馬場の整備はとても人力では無理だと判断しトレセンに機具の貸出を申請した




申請は運よく当日に通ったので「主人公」は死んだ表情のまま馬場を均していく





「……」




辺りが暗くなっても「主人公」はまだトラクターを操作している。申請が降りたのは今日だけだったのでなんとしてでも今日中に馬場を仕上げなければいけなかった




トレーニングもせずに何をやっているのかと思いつつも必要なことなのだと自分に言い聞かせて作業を続ける





寮の門限ギリギリまで作業を続けていたがとても終わる気配はなく「主人公」は大きなため息をつきながらトラクターと共にトレセンへと帰った

次の日もトレーニングの前にあの場所の整備が必要になると「主人公」は肩を落としながら現場に向かう




昨日のうちにレーンの一部の馬場の整備はできたのでその場所の柵を先に整えようと「主人公」は考えた




少ない時間でもトレーニングを行い残りの時間は馬場の整備に当てようと考えていたのだが目的地に着くと「主人公」は驚く




なんと馬場どころか柵まで完璧に整備されておりトレーニングどころかすぐにレースができる状態にまで仕上がっていた




一体誰がと狼狽えているとここを整備を指示したという人物が「主人公」に話しかけてくる




理事長「天晴っ!」




「理事長…?」





「主人公」がトラクターを借りたという話が偶然理事長の耳に入りどういうことなのだと現場を確認した





理事長は誰の手も借りずに「主人公」が黙々と作業をしている様子を見て感銘を受けた

学園に帰った理事長は平地からの障害落ちではなく「主人公」は最初から障害走を志望していたと知る





それだけを聞けば物好きなウマ娘もいると話が終わってしまうのだが「主人公」の行動を見ていた理事長はそうは思わない




「主人公」は本気で障害走をやろうとしてるのだと知った理事長は彼女を助けることに決めた




理事長の所持している機械をフル動員してあっという間に馬場を整えてしまったと聞き「主人公」は頭を下げてお礼を言う




「ありがとうございます。これでここで毎日トレーニングができます」





理事長「不便をかけてしまっている分、当然のことだ!」




そもそもトレセンで障害レースのトレーニングができればいいのだと障害走が冷遇されていることを理事長は謝る





更に本気で障害走をやるのなら結果次第でトレセンもサポートをするとの約束を取り付けた




次の行動
1障害トレーニングに励む
2未勝利戦に向けたトレーニング
3メジロの誰かが来る
4トレーナー探し
5自由安価

「トレーナーは絶対に必要だからどうにかして契約までこぎつけるしかない」




トレーニング場の問題が思ったより早く解決したことで「主人公」は次の段階に入ろうとしていた





未勝利戦への準備とこれから先のことを考えるとトレーナーは必須




しかし障害レースを走るウマ娘のトレーナーをわざわざやる人物が中央にいるとは思えない





有名チームのトレーナーに頼み込み「ついで」の指導を受けるのも選択肢に入ってくる





願わくば自分がメインのトレーナーが欲しい。どうしたものかと「主人公」は考えている




トレーナー探しのために下2

1有名チームを訪れる
2メジロを担当してるトレーナーに会う
3理事長の所へ
4お色気作戦
5自由安価

「変態トレーナーを釣ろう。それが一番早い」





トレーナーとの契約は運が絡む。自分の努力だけではどうにもならないことの一つにトレーナー問題がある




運命的な出会いはそうそうあるものではなくウマ娘からの逆スカウトも失敗することが多い




ならばと「主人公」はお色気作戦に引っかかったトレーナーに負い目を感じさせその弱みに漬け込む




こちらが優位に立てるうえに確実にトレーナーがゲットできると「主人公」は頷く




こんな完璧な作戦はないと「主人公」は作戦の準備を整える




作戦内容下2

1汗だく下着を放置
2下着姿で徘徊
3スカートの中身が見える状態でベンチで寝たフリ
4パパ活を装う
5物影で一人遊びをしているような声を出す
6自由安価

「セット完了これでよしと」




学園内でも人通りの少ない場所かつトレーナー達がよく通る通路にブツをセットする




洗ったものではなくトレーニングを終えたあとの下着であることは触ればすぐにわかる




下着の落とし物だとなにも気にせず持っていくトレーナーが大半だが絶対に変態はいると「主人公」は確信している




「この位置からなら見つからない。じっと待っていよう」




下着を持ち去られる時のことも考えて「主人公」は遠くから様子を伺っている





作戦はどうなったか下2

1変態が釣れる
2変態(女)が釣れる
3失敗
4持ち去られる
5自由安価

「……」




(周りをキョロキョロ見てる。これは絶対ヤる)




トラップを仕掛けてから数十分後。「主人公」の思惑通りにことが進もうとしていた




落ちている下着を拾おうとした彼だったがそのブツが汗だくであることに気付く




汗だくということは洗っていないということ。一人で楽しむには一晩では足りないようなクオリティを放つ下着




コンプライアンスを重視している中央のトレーナーでもやはり誘惑には勝てない。彼は「主人公」の罠に嵌り下着をポケットへとしまう




「よぉし!」




これで完全に弱味を握ったと物影から飛び出す「主人公」だったがなんと彼は既に姿を消してしまっていた

夜になり部屋に戻ってきた「主人公」はトレーナーを現行犯で捕まえられなかったことを憂いていた




「顔が良かったのが意外だったかなあ」




自分の想定では変態とイケメンは繋がることはなかったのだが下着を持ち去った彼の顔は非常に良かった




誰も見ていないというシチュエーションなら男なら誰でもやってしまうのかと悩む




「弱味は握らせたからとりあえず成功にしよう」




あの下着には名前も書いておらず誰もいないことを確認して彼は拾っていた




普通から彼がそのまま持ち去っても問題になることはないがこれは罠




誰のものかわからない落とし物の保管場所に自分の下着がないことを確認した「主人公」は次の行動にでる

「主人公」の下着を持ち去ったイケメントレーナーはその見た目から人気があるようでハッキリ言ってモテている




面食いのウマ娘が自分を担当してもらおうと逆スカウトが何件も来たらしい




自分には実力がないからとイケメントレーナーはその都度断っていたらしいのだが…




「きっと好みのウマ娘を探してたんだ」




黙っていても逆スカウトが来るのなら自分の好みのウマ娘を担当するに決まっている




変態の思考回路は単純だと自信満々に「主人公」はイケメントレーナーに話しかける




どうなったか下2


1イケメントレーナー土下座
2交渉成立
3契約を渋るので下着追加
4自首すると言い出し失敗
5自由安価

イケトレ「君も僕に担当して欲しいのかな?」




まずは話でも聞くよと慣れた様子で進めようとした彼に「主人公」はいきなり核心をつく




「下着のことは黙ってるので契約してください」




彼女の言葉を聞いたイケメントレーナーは動じる様子は見せなかった




まさか作戦失敗かと「主人公」は焦る。場所を変えようと言う彼のあとを歩きながら次はどうすべきかと思考を巡らす




イケトレ「さてと」




使われていない部室(トレーナー室)に入った瞬間イケメントレーナーは「主人公」に土下座する

土下座したままなにも言葉を発さない彼を見た「主人公」は作戦が成功したと安堵する




そして最初の目的の通り彼と契約するために土下座を続けるイケメントレーナーに話しかける




「あなたを責めることはしないので契約してください」




イケトレ「許してくれるんでしょうか……」




「許すから契約して欲しいです」




その言葉を聞いた彼もまた安堵するが「主人公」の詳細を聞き顔色が悪くなる




「主人公」はメジロのウマ娘であり更に障害をメインに走ろうとしているという事実は彼の想像を超えていた




これならいっそ下着を盗んだと自首しようかと悩む様子を見た「主人公」は次の手を打つ

「私を担当してレースで結果が出たらまたあげますよ」




イケトレ「え、それって」




「あなたの想像している通りのものです」




トレーナーが手に入るのなら使用済みの下着などくれてやると「主人公」は思い切る




顔に似合わず変態なトレーナーはその申し出を断るはずもなく契約するという選択肢しかなかった




イケトレ「初めての担当が障害レースのウマ娘だなんて大丈夫なのかな……」




「これでヨシというやつですね」




暗い表情をしているトレーナーとは対照的に「主人公」は着実に階段を登れていると喜ぶ





下3まで「主人公」の名前の案を募集して寝ます。メジロの障害レースではメジロファラオがいるみたいだけどそれ以外にも何かあればどうぞ

イケトレ「トレーニングメニューを考えてきたよ」




「ありがとうございます」




トレーナーの考えたメニューを見て「主人公」は満足そうな表情を浮かべる




障害レースのことはまだ詳しく調べている最中ということでトレーニングメニューは全て平地のもの




しかし平地での未勝利戦が近いこともあり「主人公」はトレーナーの指示に従いトレーニングを始める




イケトレ「君のことをまだよく知らないからとりあえず無難なものを選んだよ」




「それで大丈夫ですので指導をお願いします」




半ば脅されて担当となったイケトレは「主人公」のことをよく知らない。練習の様子を見て平地での走りを見極めるようだ

イケトレ「平地でも十分に通用しそうな走りなのに勿体ないな…」




「下着のこと理事長にチクリますよ」




イケトレ「うおおおごめんなさい!!」




トレーナーの独り言が聞こえてしまった「主人公」はそれは禁句だと注意する




自分は本気で障害だけを走るのだとトレーナーに再び宣言し平地のことは考えないようにと付け加える




イケトレ「それはわかったけど未勝利戦のことはちゃんと考えないと。作戦は考えてるの?」




「なにも考えてなかったので私にはトレーナーが必要だったんです」




平地では先行や差しなど作戦が肝になってくるが「主人公」にはそのノウハウがない




平地で未勝利戦を勝とうとするとトレーナーが必須。その必須条件を満たした「主人公」は自分の走りをどうすべきかの答えを得る




下2作戦

1先行
2逃げ
3大逃げ
4差し
5追込
6自由安価

イケトレ「トレーニングの様子を見てる限りは先行で走るべきだと思う。差しや追込はその脚なら向かないかな」




「主人公」の脚は障害を飛び越える為に鍛えていたものの差しや追込には向かないとトレーナーは判断




またスタミナも十分に鍛えているとはいえず逃げは打てないと結論付けた




「先行は先頭集団で走っていればいいんですよね?」




イケトレ「それだけかと思うけど難しいんだよ。逃げの子にペースを崩されることもあるんだから」




相手にペースを乱されることなく走りながら最後の直線で先頭を目指すのが先行。シンプルゆえに駆け引きも難しいのだとトレーナーはちゃんと説明する




障害のことか考えていなかった「主人公」は当たり前のことにもなるほどと納得し頷いている

「未勝利戦までは平地でのトレーニングばっかりなんですよね」




イケトレ「障害レースに出るには未勝利戦に勝たないといけないからそりゃそうだよ」




障害の練習がしたいのなら自主トレをするしかないかと「主人公」は考えていた




しかしそれを察知したトレーナーが「主人公」に自主トレは禁止だと付け加える




イケトレ「未勝利戦も立派なレースだからそれに向けて調整が必要なんだ体力は残しておかないと」




彼は変態であるがトレーナーとして信頼するしかないと「主人公」はその意見に同意する




未勝利戦までなにもなかったか。何かあったのなら行動安価。何もなかったら未勝利戦
下2

そこそこ走れて見た目が自分好みのウマ娘を探すようになっていたトレーナー




そんな時に「主人公」の罠にかかってしまい名家でありつつ障害を走るという彼女の担当になってしまった




名家のウマ娘を担当してしまうと責任は重く最悪は中央をクビになってしまうので避けるのが無難




トレーナーは名家だけは避けるつもりでいたというのに「主人公」はメジロのウマ娘




自分の思い描いていた未来とは程遠いとため息をつくも仕方ない




イケトレ「はああ…」




ご丁寧に密封式のポリ袋に仕舞われている「主人公」の下着。トレーナーは散々楽しんだ後に密封保存を決めた




部屋に誰かを呼ぶ予定はないので椅子に座ったときに必ず目に入るよう下着を神棚の上に安置してある




こうすることで罪の意識を忘れないようにしつつご褒美を期待するという方法で彼はモチベーションが下がらないよう努力していた




未勝利戦へ下2

1仕上がった
2全然ダメ
3普通
4不安しかない
5自由安価

イケトレ「調子はどうかな?」




「悪くありませんこれなら実力が出せそうです」




調整という概念を知らなかった「主人公」だったがトレーナーによる指導によりオーバーワークを防げた




未勝利戦に向けて調整は成功しあとはレースで結果を出すだけとなった




イケトレ「未勝利戦を勝たなければトゥインクルシリーズに出られるない。周りの子達も必死だから油断しないで」




「わかりました全力で頑張ります」




「主人公」は未勝利戦の舞台へと向かっていった




レース結果コンマ下2

調整に成功したのでボーナス
1~90一着
それ以外負け。ゾロ目はボーナス

コンマ14勝利




「やったやった!勝てた!」




イケトレ「おめでとう。実力を発揮できたみたいだね」




「トレーナーを信じてよかったです!ありがとうございました!」




無事に未勝利戦を勝利した「主人公」。これで障害の重賞レースへの出走権を得た




グレードの低いレースから様子を見るのかどうかはまた考えるとして今は勝利を喜ぶ場面




「主人公」は未勝利戦で一年は勝てないかもしれないという不安もあった




その不安が消えたのは大きいと「主人公」はまだ喜びに浸っている

「本当に嬉しいです!これは私の気持ちです!」




トレーナーに後ろを向かせている間に下着を脱いだ「主人公」




未勝利戦を勝たせてくれたお礼にとその場での脱ぎたてを彼に進呈する




イケトレ「おっほお…」




イケメンから聞こえたとは思えない気持ち悪い声を発しながらトレーナーはその下着を有難く受け取る





「これからも引き続きお願いします!」




変態であっても実力があれば問題ない。このまま彼を信じてやっていこうと「主人公」は決める




この次下2

1障害のトレーニング
2レース勝利を聞きつけたマックイーン
3メジロの誰かが来る
4取材の依頼がくる
5自由安価

未勝利戦を勝ってから数日後。理事長に整備してもらった馬場で「主人公」は障害のトレーニングをしていた




イケトレ「もっとギリギリまで引きつけて飛んで!」




「はい!」




障害レースの研究を重ねたトレーナーは「主人公」に的確な指示を出している




障害落ちしたウマ娘とは違い「主人公」は誰よりも真剣に障害のトレーニングを行なっている




この調子ならいきなり重賞に挑戦してもいいのではないかと考えていたトレーナー。そこにメジロのウマ娘が姿を現した

ラモーヌ「面白いわね」




イケトレ(メジロラモーヌ!なぜこんな所に?)




メジロの中でも大物のラモーヌ。結果もさることながら雰囲気から並のウマ娘ではない




そんな彼女が学園から離れていて障害のトレーニングしかできないこの場所に用事があるとは思えない




そうなるとラモーヌは自分か「主人公」に会いに来たのかとトレーナーは推測する




ラモーヌ「本当に面白いわ」




トレーナーの思考など知らずラモーヌはじっと「主人公」のトレーニングを見ていた




ラモーヌは…下2

1何も言わずに帰る
2平地で走るよう「主人公」を説得
3アドバイスを言う
4トレーナーに釘を刺して帰る
5自由安価

じっと「主人公」を見続けていたラモーヌだったがやがてトレーナーの方を向く




ラモーヌ「あの子はまだ中等部なのよ」




イケトレ「ええそうですね」




急に話しかけられたトレーナーはなにを言われるのかと身構える




ラモーヌはトレーナーをジロジロと観察した後にまた口を開く





ラモーヌ「わかっているでしょうね」




イケトレ「なにを…?」




ラモーヌ「知らないとでも思ってるの?」




まさかあのことを知っているのかとトレーナーは冷や汗をかく。「主人公」がラモーヌに話したのかと思考を巡らせる

「主人公」はメジロ家とうまくいっていないことは知っているがメジロのウマ娘とはどうなのか




マックイーンとは仲が良いが他のメジロとどうなのかまではトレーナーは知らない




ラモーヌ「いい趣味をしてるわね」 




褒めるのではなく嫌味を言うようにラモーヌは吐き捨てる。その態度を見たトレーナーは彼女は下着のことを知っているのだと確信した




ラモーヌ「あの子はメジロのウマ娘なのよ」




本人が望まなくとも危険がないよう安心を確保するためにメジロのウマ娘は監視されている




中等部なら尚更監視の目は厳しいのだとトレーナーはこの時初めて知った





ラモーヌ「あの子は知らないでしょうけどこっちは全て見てるのよ」




「主人公」の下着を既に二つも持っているトレーナーは危険人物でしかない




行動が目に余るようならメジロの力を使い地獄に葬り去るとラモーヌは警告し帰っていった




次の行動下2

1目標レース決め
2平地の模擬レースの誘い
3元気の無いトレーナーを励ます「主人公」
4マックイーンとの茶会
5自由安価

(負けてもいいから重賞に出たい)





目標レースを決める為にトレーナーとミーティングを行おうとしていた「主人公」




「主人公」はいきなり重賞に挑むのも悪くないという意見を言おうとしていた




イケトレ「ミーティングの前に少しいいかな?僕が間違っていたよ」




彼は真空パックされている下着を二つ取り出しそれを「主人公」に返すと言い出した




ラモーヌとのことがありこんな不純な気持ちを持ったまま「主人公」を担当していいわけがないと反省したトレーナー




これからはまともなトレーナーに戻るからと「主人公」に下着を受け取るように言う




「主人公」は…下2


1受け取る
2受け取らない
3メジロのことは気にしないでと答える
4タイミング悪くマックイーン登場
5自由安価

「私も間違ってたと思う。だからこれは受け取ります」




弱味を握るのはまだ許せても罠に嵌めるのは最善の方法ではなかった




自分こそ反省すべき点はあるからと「主人公」はトレーナーの差し出した下着を受け取った




下着を受け取ったあとで反省したのはいいことだが突然どうしたのかと「主人公」は疑問に思う




つい先日も汚い声を上げるほど自分の下着を嬉しそうに持って帰った人物が急に考えを改めるのか




少し考えたあと「主人公」は一つの答えに辿り着きトレーナーにそのことを伝える




「メジロのことは気にしなくていいですよ」




イケトレ「へ!?」




まさかラモーヌから「主人公」に話がいっていたのかとトレーナーは怯えるがどうやらそうではないらしい

「頼んでもないのに監視されるなんて本当に嫌なんですよ」




イケトレ「見られてるのを知っててあんなことをしたの!?」




なんと「主人公」は自分がメジロの人間から監視されているのを知っていたというのだ




監視されることに嫌悪しかないが実家(メジロ)のことを考えると仕方ないと「主人公」は納得はしている様子




だがトレーナーに言われハッとする「主人公」。下着の罠を設置した時は周りのことを考えている余裕はなかった




トレセン内でも勿論監視はされているわけであり、自分の行動は全て見られていた




それだけではなく先日は控え室で下着を脱ぎそれをトレーナーに渡す様子まで見られている




「うわあぁぁぁぁぁ!!」




嫌っている実家にとんでもない所を見られてしまったと今更気付いた「主人公」は頭を抱えながら悶える




精神に大きなダメージを負ってしまった「主人公」はこの日はミーティングどころではなく傷心のまま部屋に帰って行った




下3までもう一回主人公の名前の案の安価出して寝ます。このままだったらメジロファラオかなとは思ってます

ファラオじゃないアヌビスだった
引き続き安価は下3まで

「どうかアドバイスを下さいトレーナーさん…」





メジロ家の人物に下半身を見られたと「主人公」まだ落ち込んでいた




シャワーや浴場などで同級生達に見られるのも嫌なのかとトレーナーは尋ねる




「主人公」は友達に見られるのと親に見られるのは違うのだと項垂れながら話す




「まだ生え揃ってないとか報告されてると思うと元気なんか出ません……」




イケトレ「んんっふう」




心を入れ替える前の自分なら大喜びした情報であるが今はなんとか汚い声を出さずに耐える




そして本来の目的である「主人公」の次の目標をトレーナーは定める




目標レース下2

1重賞
2オープン
3平地
4まだ出ない
5自由安価

翌日以降、「主人公」は重賞に向けて激しいトレーニングを行っていく




イケトレ「脚が上がってない!同じフォームで飛び続けて!」




「ぜえ、ぜえ、はい!」




障害レースの距離は平地よりも長いうえに障害を飛び越える脚力も必要となる




平地ほどの速さを求められない代わりに体力が必要となってくる




中等部の「主人公」にとって体力は辛い問題であるものの必死にトレーニングを続ける




走りが通用するのかもわかっていないがそれでも全力を尽くすと決めている



次の行動下2

1重賞レースへ
2メジロから呼び出されるトレーナー
3マックイーンと「主人公」
4体力作りの特別トレーニング
5自由安価

イケトレ「レースに向けてスタミナが不安だから重点的に鍛えよう」




体力があればジャンプも安定するからという意見に「主人公」も納得する




イケトレ「スタミナを鍛えるとは言ったんだけど実はまだトレーニングを決め兼ねてるんだ」




障害レースを学んでいる最中のトレーナーはどのトレーニングが体力をつけるのに最適か悩んでいるという




そこで「主人公」も一緒に考えてくれないかとトレーナーは意見を求めた




トレーニングの内容

1プール
2マラソン
3ひたすら走る
4ちょっとアレな方法
5自由安価

「スタミナといえばプールしかないですよね」




イケトレ「無難なのが一番ってことにしておこうか」




トレーニング用の水着に着替えた「主人公」はすぐさまトレーニングを開始する




通常であればプールトレーニングで問題ないのだが障害レースのことを思うと疑問が残る




しかしこれ以上良いトレーニングが思いつかないので疑問を感じつつも「主人公」はプールで泳ぎ続ける





イケトレ(今回はプールで乗り切るしかないけど障害用のスタミナトレーニングをきちんと考えておこう)




スタミナにやや不安が残るもののそれ以外のトレーニングはうまくいき「主人公」は重賞レースに挑むこととなる




レースに向けて下2

1調整に成功
2調整に失敗
3スタミナに不安
4トレーナーのモチベ上げる
5「主人公」のモチベ上げる
6自由安価

レース当日




イケメン「今回も調整は上手くいったみたいだね。スタミナだけが心配だけどきっと大丈夫」





「いきなりの重賞でも勝ってみせます!」





不安を抱えてはいるがレースに向けて調整は完璧でその他の不安はない




プレッシャーもあるかと思われたがどうやらその心配はなく「主人公」はやる気に満ちている





イケトレ「障害レースにはジュニア級からシニア級までの区別がない。相手は全員上だから挑戦者の気持ちを忘れないで」




「よし!勝ってきますから見てて下さい!」




記念すべき一勝目をあげてくると「主人公」はターフにかけていく




レース結果下2コンマ
調整成功だが体力に不安。補正無し

1~50一着
それ以外負け。ゾロ目はボーナス

「ひい、ひい、ひい……」




スタートから序盤にかけて「主人公」の走りは悪くなかったが問題は終盤




緊張のせいなのかいつもより体力を消耗してしまった「主人公」は失速




最後はヘロヘロになりながらなんとかゴールするというレース結果となった




やはりスタミナが課題だと再確認するトレーナー。この負けは意味のあるものだと前向きに捉えている




下2重賞以上のレースで使用可能の目覚まし時計を使う?残りは5つ

囲まれても動じないトレーナーを気味悪がったメジロのトレーナー達はさっさと彼を解放してしまう




イケトレ「助かった…」




ラモーヌ「何がかしら?」




イケトレ「うげっ!?」




会議室から出てきたトレーナーを待ち受けていたのはラモーヌ率いるメジロのウマ娘達




マックイーンを除く全員が揃っていて尚且つトレーナーへの視線が厳しい




ラモーヌ「わかっているわね?」





イケトレ「はい……」




事情を知っているこっちはそう簡単に逃さないとトレーナーはメジロのウマ娘達に連行される




どうなったか下2

1去勢
2契約解除を迫る
3「主人公」が助ける
4マックイーンが助ける
5件を理事長に報告
6逃げるトレーナー
7自由安価

ラモーヌ「中等部の子の下着をありがたがるなんてとんでもないわね」




イケトレ「すいません……」




メジロのウマ娘に責められ続けているトレーナーは正座して彼女らの説教を聞いていた




ドーベルは彼を去勢すべきとまで言いラモーヌはそれを否定しない




他のメジロの反応も鈍くはなかったがアルダンはそれは違うと待ったをかける




アルダン「現実的なのは契約解除ではないでしょうか」




いくらなんでも去勢はやり過ぎでありそれは「主人公」を守ることとは結びつかない




「主人公」を守るというのなら契約解除で十分であるとアルダンは正論で彼を責める

イケトレ「僕が悪いのでもう勘弁してください…」




契約解除どころか学園を辞めるのと言い出したトレーナーにパーマーが怒りを露わにする




パーマー「アンタはそんな気持ちで担当をやってたの!?」




障害から平地に戻ったパーマーにとって障害を極めると言い出した「主人公」は大切な存在




そんな彼女と不純な理由で契約したことも許せなかったというのに学園を辞めるとまで言い出したのは何事だと怒る





イケトレ「そうでもしないと許してもらえないので…」




パーマー「甘ったれたこと言ってんな!」




とうとう彼に掴み掛かろうとしたパーマーをライアンが止める。このままでは埒があかないと思いきや突然部屋の扉が開く

マックイーン「これは一体なんなんですの?」




「トレーナー!?」




扉を開けて入ってきたのはこの場に居ないはずのマックイーンと「主人公」




トレーナーを責め立てるのに二人は必要ないとラモーヌの判断で呼ばれていなかった




呼んでいない人物がなぜこの場にいるのかと考えるもらもはすぐに答えを出す





ラモーヌ「呼んだのは貴女ね」




ブライト「勝手に決めるのはダメですから~」




隙を見てスマホを操作し二人をここに呼んだのだとブライトは笑顔で応える




どうなったか下2

1呼ばれなかったことをマックイーン怒る
2自分の邪魔するなと「主人公」怒る
3「主人公」も責められる
4結局埒があかず解散
5自由安価

本人が来たのならとラモーヌは中等部のウマ娘がやっていいことではないと「主人公」のことを責める




ラモーヌ「下着を使うなんて下品だわ。目の前で脱ぐなんてとんでもない」




トレーナーが悪いことに違いはなくとも「主人公」も悪い部分があるとラモーヌは話す




そこまでしなければいけないのならとラモーヌが言いかけたところで「主人公」が怒る




「私の邪魔をするのはやめて!!」




どうせ次に続く言葉は平地を走れということ。そこまでして平地を走らせたいのかと「主人公」は怒りを露わにする




ラモーヌ「貴女の実力ならそんな方法でトレーナーを見つけなくてもいいのよ」




変態を釣るという作戦をしなければいけなかったのは「主人公」が障害を走るからである




その結論ありきで話すラモーヌが「主人公」は許せないと譲るつもりがない

パーマー「その男は主人公のことを大切になんか思ってない!学園を辞めるって言ったんだよ!」




「ウマ娘に囲まれたらそうも言いますよ!」




学園を辞めるというのは本心ではなくそう言わなければ命の危険があったと「主人公」は反論する




障害を経験していたパーマーは勝手に「主人公」の味方だと考えていたが彼女はそう思っていなかった




トレーナーに手を出そうとしてしまったパーマーはそれ以上なにも口にできない




ラモーヌ「才能があるんだから説得して当たり前なのよ」




「私は障害を走りたいの!」




二度とこんなことはしないでくれと「主人公」はトレーナーを連れ強引にその場から飛び出す




次の展開下2

1謝るトレーナー
2寮には帰らないと「主人公」
3追いかけてくるマックイーン
4トレーナーのミーティング
5自由安価

イケトレ「契約解除の方がいいと思うそれしかない」




「主人公」に引きずられながらトレーナーは契約を解除すべきと説得する




自分は「主人公」を支えられるほどの器もないのだと話し続けるも彼女は応えない




イケトレ「今は逃げれたとしても彼女達のプレッシャーに耐えられないよ……」




「それがあなたの本音ですね」




やはりメジロが邪魔なのだと納得した「主人公」はトレーナーを担ぎ学園から出ていく

「トレーナーって女性経験はありますか?」




イケトレ「ダメに決まってるでしょ!?!?」




「主人公」がどんな記事を見たのかを瞬時に理解したトレーナーは全力で拒否する




実はスタミナを鍛えるのにその行為は悪い手段ではないのだが中等部の「主人公」にそんなことをさせられるはずがない





「一人遊びという手があります。抱き枕と玩具を買ってくれたらなんとかします」




イケトレ「なんとかしないで!!」




寮を出ている以上もう手段を選んでいられないのだと「主人公」は必死になる




レースに向けて下2

1不安を感じながらもプール
2障害のトレーニング
3平地のレースへ
4まさかの枕セット購入
5自由安価

イケトレ「僕はどんな顔して帰ればいいんだろう」




プールを超えるようなスタミナトレーニングを思いつけなかったトレーナー




効果があるのならやるしかないとまさかの抱き枕と玩具セットをネットで購入する自体に




トレーナーの部屋に荷物が届けられたと通知が来たと知ると「主人公」は早速試すからと一人で帰ってしまった





イケトレ「主人公は一人遊びを見られてもいいの?そもそも僕の部屋にいても彼女は監視はされてるの?」




トレーナーの疑問に答えは出ることはなく、遊びの最中に帰ることを避けるため彼はいつもより遅い時間に部屋へと帰ろうとしていた

帰宅途中のトレーナーに「主人公」から連絡が来る。どうやらLANEからメッセージが来たようだ




イケトレ「そっかLANEで確かめたらよかったんだ」




何も遅い時間まで待つ必要はなく終わったかどうかをメッセージで確かめればよかったのだと気付く




だがしかし一人遊びは終わったのかとこちらから送ることはアレではないかと気付く




自分の部屋で遊ばせているのもそもそもアウトでありこの選択肢は合っていたのかとまた悩む




早くいいトレーニングを思いつかなければならない。これはトレーナーの中で最優先事項となった




「主人公」からのメッセージ内容。一言とかニュアンスだけでもいい

帰宅途中のトレーナーに「主人公」から連絡が来る。どうやらLANEからメッセージが来たようだ




イケトレ「そっかLANEで確かめたらよかったんだ」




何も遅い時間まで待つ必要はなく終わったかどうかをメッセージで確かめればよかったのだと気付く




だがしかし一人遊びは終わったのかとこちらから送ることはアレではないかと気付く




自分の部屋で遊ばせているのもそもそもアウトでありこの選択肢は合っていたのかとまた悩む




早くいいトレーニングを思いつかなければならない。これはトレーナーの中で最優先事項となった




「主人公」からのメッセージ内容下2。一言とかニュアンスだけでもいい

[ベッドの下からこんなの出てきましたよ]




イケトレ「はあああ!?なにしちゃってるの!?」




「主人公」から送られてきたのはメッセージ付きの写真。メッセージはともかく写真がおかしい




彼女が部屋に泊まるようになってから隠していた大人向けのビデオや本が丁寧に並べられていた




[いい趣味してます流石は変態ですね]




イケトレ「褒められても全く嬉しくない!」




帰って問題ないのならすぐにでも帰るとトレーナーは急ぎ足で部屋へと戻る

イケトレ「あのさあ…」




「気を使って私だけにしたのが災いでしたね。いや同じ空間に居ていいわけがないんですけど」




一人遊びで使うのは最悪よしとしても部屋を漁るのは勘弁して欲しい




項垂れながらそう言うトレーナーにそれは難しい相談だと「主人公」は返事をする




「これなんか良かったですからまた使います」




イケトレ「ほんとにやめて……」




ビデオを片手に持ちながらそう話す「主人公」にトレーナーはもう何も言えなかった




せめてもうこんなことはやめにしようと言いたかったが「主人公」の感想によってはこの日々か続いてしまう




下2コンマ。枕セットでのスタミナ伸び具合
高コンマほど効果あり。ゾロ目はボーナス

トゥインクルシリーズで素晴らしい活躍をしたウマ娘。そんな彼女達を支えてきたのはそれぞれのトレーナー




重賞を勝ち取るようなトレーナーにはトレーニングに秘密があるという噂がある




普通では思いつかないトレーニング。それを得るには閃きというものが必要




イケトレ「僕にも閃きがあれば主人公は勝てるんだ」




閃きはただの噂ではなく本当にあるもので自分にもそれがあれば「主人公」は更に強くなる




完全な閃きは手に入れられなくともせめてスタミナトレーニングに関してヒントが必須




あるかどうかすら怪しいものをどうやって手に入れればいいのかトレーナーは悩みに悩んでいる




閃きを得る為に下2

1滝行
2「主人公」に安全にぶん殴ってもらう
3変態らしくそちらを極める
4「主人公」と出掛けてみる
5自由安価

コンマ19閃いた




イケトレ「ふぉぉぉぉぉーーーー!」




閃くか半信半疑だったトレーナーは過去の自分を責める。こんなことならもっと早く行動に移すべきだったと




イケトレ「中等部なのにそんな激しく!?玩具が壊れちゃうよ!!」




担当の一人遊びを盗み見るという変態行為は彼に閃きを与えるに充分だった




イケトレ「おおおおぉぉ!!」




「なにやってんだよアイツ」

「大丈夫か?」

「メジロに追い詰められてるらしいからな~」




トイレの個室で叫んでいるトレーナーは同僚達に心配されてしまったが閃きを得た代償と思えば軽い




こうしてトレーナーは無事に閃きを得るのだった




下2閃いたトレーニング内容。具体的でなくとも走ったや泳いだだけでも

クリーク「ちゃんとついてこれてますか~?」




「問題ありません!」




トレーナーが思いついたのはスタミナ自慢のスーパークリークと共にプールトレーニングをするというもの




一人でトレーニングをするより効率がよく更にクリークのベースで鍛えることができる




トレーニングの度にクリークを呼ぶわけにはいかないもののコツさえ掴めばこっちもの




ステイヤーかつスタミナに自信のあるクリークと共にトレーニングを行ったことにより「主人公」のスタミナは大きく上がった

閃きのお陰でクリークを選んだことに間違いはなかった。他にもスタミナ自慢は存在するが「主人公」がギリギリ耐えられるのがスーパークリークだったのだ




中等部の「主人公」が高等部のウマ娘と同じトレーニングをしてしまうとオーバーワークとなる




才能のある「主人公」でも高等部のトレーニングはキツかったがクリークのトレーニングならば耐えられた




「同じプールでもこんなに違うものなんですね、流石はトレーナーです!」




自分のことを笑わなかった彼を信じて良かったと「主人公」は大満足




一方でトレーナーは盗撮のことがあるので若干の後ろめたさを感じていた




この次下2

1重賞レース本番
2クリークから逆スカウト受ける
3トレーナー白状する
4障害のトレーニング
5自由安価

クリークとのトレーニングを数回終えたあと、トレーナーは彼女に呼び出された




メジロの件で呼び出しが若干トラウマになりつつあるトレーナーだったが応じないわけにはいかない




クリーク「わざわざありがとうございます。話というのは私のトレーナーになって欲しいというお願いなんです」




選り好みしている時期にはよく逆スカウトを受けていたが最近では滅多にない




しかも相手が永世三強の一人であるクリークなのだからトレーナーは驚く




トレーナー「どうして僕なの?」




クリーク「あなたの手腕が素晴らしいと思ったからです」




閃きにより「主人公」がギリギリ耐えられるトレーニング相手としてクリークを選んだ




選ばれたクリークはトレーナーの意図に気付き実際に「主人公」のスタミナが大きく成長したことを評価していた

「主人公」から障害レースに集中して欲しいと言われているので普通なら逆スカウトは断ることになるだろう




だが永世三強のクリークの申し出を断っていいものかとトレーナーは悩む




クリーク「答えは今すぐに聞かせてもらわなくてもいいですよ」




急な申し出なのでトレーナーの答えが出るまで待つとクリークは提案する




次のプールトレーニングの時に答えを出すとトレーナーは期限を決めた




下2コンマ「主人公」の胸のサイズ。大きければ大きい

コンマ98。ヤバいくらいデカい




イケトレ「大きく揺れる胸が四つ……素晴らしいだろうな……」




「主人公」の胸は中等部とは思えないほど大きい。メジロの中でも一番といえるだろう




普段のトレーニングではもう見慣れてしまったかと思いきやそうではない




障害を飛ぶ度に揺れる「主人公」の胸にトレーナーはそれはもう喜んでいた




今でも充分満足しているというのにここにクリークの大きな胸が追加されればどうだろう?




イケトレ「天国は近い」




逆スカウトは断るつもりだったトレーナーはいかにして「主人公」を説得するかに意識が180度変わった

クリークとのプールトレーニングの日。トレーナーの中ではもう答えは出てしまっているのであとは「主人公」を説得するだけ




まさか揺れる大きな胸が四つ見たいからなど言えるはずもないのでそれらしい理由は用意してある




あとは本人への説得だとトレーニングの前に話があるとトレーナーは「主人公」をトレーナー室へと呼んだ




イケトレ「きっとわかってくれるはず」




スタミナが伸びたのはクリークのお陰であることは間違いない。下手なことをしない限りはきっと認めてくれるはずとトレーナーは「主人公」を待っている




どう説得したか下2

1スタミナを伸ばせるから
2永世三強がチームメイトは心強い
3頼れる先輩が必要
4おっぱい
5自由安価

イケトレ「実はクリークから逆スカウトを受けたんだ」




「クリークさんから……」




障害レースに集中してもらう為に「主人公」は自分以外の担当を持たないよう要望を出していた




当然逆スカウトは断って当たり前なのだが相手がクリークと知ると「主人公」は悩む




スタミナトレーニングでお世話になったことを考えると彼女がチームに居てくれると助かる




チームメイトは増えるがデメリットよりメリットが多いのではと「主人公」の思考は傾く

イケトレ「永世三強のクリークがいれば心強いよ。スタミナも安定して伸ばせる」




トレーナーもクリークがチームにいることのメリットが大きいと考えているなと「主人公」は気付く




クリークほどの実力があるウマ娘なら平地を走っていても関係ない




イケトレ「クリークと君は似てるんだから悩みとかも聞けるんじゃないかな?」




「ん……?」




平地と障害で自分とクリークは何も似てないのにとトレーナーの台詞に疑問が浮かぶ




トレーナーをよく観察してみると目の奥がおかしい。これはアレだと「主人公」は見破る




「変態」




イケトレ「僕は変態なのは知ってるはずだよ!」




トレーナーの性癖にため息をつくがクリークがチームメイトという利点には変えられない




この次下2

1クリークと平地トレーニング
2クリークのトレーニングを「主人公」に活かす
3トレーナーが天国
4スタミナ更に強化
5自由安価

クリークがチームメイトとなったことにより「主人公」のスタミナは安定して強化されていく




障害のトレーニングをトレーナーが見る機会は減ってしまうが体力の不安が無くなるのは大きい




週の半分は二人でトレーニングをするローテーションとなっており「主人公」の基礎能力は着実に上がっていく




イケトレ(うひょーー!!)




「見て下さいよトレーナーのあの表情」




クリーク「まあ、緩みきってしまってますね」




声には出ていないが表情には出まくっているトレーナー。揺れる大きな四つの胸に彼は天国を感じていた

クリーク「手を出してこないとわかっているからそんなに余裕なんですね」




「そういうことです」




チームメイトになるのならとクリークは「主人公」から下着事件のことを聞かされた




変態が担当になるのは考え直すべきかとクリークは一瞬考えたが「主人公」が大丈夫だと言い切った




「トレーナーは変態だから下着で満足するんです。間違っても襲われるとかそんなことあり得ません」




クリーク「これもある意味信頼してるってことかしら…?」




仲が悪くなくこちらに被害が無さそうならそれでいいのかとクリークは受け入れつつある




この次下2

1チーム名決め
2トレーナー口滑らせる
3「主人公」のレース
4クリークの前のトレーナーの話
5自由安価

永世三強とまで言われる実力を持ちながら今のクリークにはトレーナーがいない




彼女を育て上げたのは以前のトレーナーであることに違いない




それなのになぜそのトレーナーと契約解除に至ったか。その理由を彼女は二人に既に語っている




クリーク「チームに入れてもらうのなら私のことを全てお話しします」




彼女がチームメイトとなった日、その理由をクリーク自身が話した




トレーナーと別れた理由下2

1性癖の不一致
2トレーナー大病
3トレーナー海外へ
4問題起こした
5自由安価

溢れる母性が抑えられずクリークは同級生や下級生を赤ちゃんにすることがあった





頻繁に被害に遭っていたタマモクロスは死んだ目をしながらクリークにあやされていたそうだ




この時点で「主人公」はなにを言っているのかと突っ込みたかったが語るクリークの表情は真剣そのもの




トレーナーにいたっては自分はわかるとなぜか何度も頷いていた




クリーク「私が赤ちゃんにしていたのはウマ娘だけではありません」




自分のトレーナーも例外なく赤ちゃんにし甘えさせていたという




イケトレ「羨ましい……」




思わず心と声が漏れ出したトレーナーは無視しておき「主人公」はクリークの話の続きを聞く

同じ変態であるトレーナーなら赤ちゃんにされるだけできっと満足しただろう




しかしクリークのトレーナーは何度も赤ちゃんにされた結果それ以上の行為を求めてしまった




クリーク「赤ちゃんはあんなこと言わないんです!」




イケトレ「その通りだよクリークは間違ってない!」




コスプレを謳っておきながら肝心な時に服を脱ぐのが許せないというトレーナーにクリークは同意する




性癖というものは犯されたくない神域のようなものだと二人は意気投合してしまった

「変態同士なにを言ってるのかと思いましたけど私も変態に当てはまるんですよね」




平地での才能があると言われているのに「主人公」は障害に拘りバカにされることを嫌っている




これも捉えようによっては自分も変態になってしまうと「主人公」は納得してしまった




イケトレ「僕はどんな性癖でも受け入れる。クリークを傷付けたりなんかしない」




クリーク「私はあなたのようなトレーナーを求めていたんです!」




ガッチリと握手を交わしクリークは無事にチームメイトとなった




変態同士が結束するのは良くないことと思ったが「主人公」は受け入れるしかなかった




このあとどうなるか下3


ちょっと離脱なので自由安価

イケトレ「まぁぁぁ~~」




クリーク「うふふふ可愛い赤ちゃんですね」




「……」




トレーナーはクリークから与えられるもの以上を欲しがらず赤ちゃんに徹する




成人男性をあやすという異常行為もクリークにとっては譲れない行為である




お互いに超えてはいけないラインをわかっていてのプレイなので二人の関係は良好そのもの




唯一の被害があるとするなら赤ちゃんプレイは毎回トレーナー室で行われるので「主人公」がドン引きすること




「主人公」のやる気も下がってしまうがその分トレーニングが充実するのでプラマイゼロとなる

いくらなんでも変態すぎると「主人公」の方から契約解除を言い出してもおかしくはない状況




しかし意外にも「主人公」の中でトレーナーの好感度はあまり下がってはいない




その理由はプレイに付き合ってくれるお礼にとクリークは自分の下着を差し出したのだがトレーナーはそれを受け取らなかったからだ




イケトレ「それは僕が貰い過ぎてる。とても釣り合わないよ」




赤ちゃん役をやることもトレーナーにとってご褒美でありその上で下着までもらうのは得をし過ぎている




そう言われたクリークも納得し下着以外でなにかお返しをすると二人の間で約束された





「ルールを守る変態は安心できるってことです」




正直クリークとトレーナーは一線を越えそうであるが中等部の自分とは絶対になにもない




それが確認できるだけでいいのだと「主人公」の常識も麻痺してきている





この次の展開下2

1障害重賞レースへ
2チーム名決め
3また閃きを求めるトレーナー
4永世三強の誰か来る
5マックイーン来る
6自由安価

イケトレ「レースの登録書に不備があったって聞いた時は驚いたけどこの理由なら仕方ない」




「そんなルール初めて知りました」





「主人公」の重賞レース登録が弾かれたという書類を受け取ったトレーナー




まさか不備はないはずと書類を確認してみると登録にはチーム名が必須らしい




担当が一人だけならチーム名は免除されたがクリークが加わってしまったのでこのルールに弾かれた




幸いチーム名を記入して書類を送り返せば「主人公」は無事にレースに出れる




クリーク「どんなチーム名にしますか?」




イケトレ「適当なのはダメだよねきちんと考えよう」





下3までチーム名
自由安価。星の名前じゃなくても良い

イケトレ「プロキオンとかどうかな?」




クリーク「素敵だと思います」




「プロキオン……」




聞き覚えのある星座の名前だったなと思い「主人公」はスマホで検索する




すぐに検索結果は出てきてプロキオンは冬の大三角形の一つだったと思い出す




トレーナーにしてはそこそこいい名前をつけたと思っていたがプロキオンという言葉の検索欄に不穏な文字列を見つける




「精力剤?」




クリーク「主人公ちゃんは知らなくて大丈夫ですよ」



イケトレ「そうだよ知らなくていいんだよ~」




そうだこの二人が意気投合するのはそういうときだったと「主人公」は思い出す




若干気にはなるが名前に拘る必要はないのでチーム名の問題はこれで解決となった

チーム名を記入した書類は無事に届いたようで「主人公」は次の重賞レースにエントリーされた




「クリークさんのお陰で不安はありません。あとは私がどれだけ能力を伸ばせるかです」




クリーク「レースに向けて頑張って下さいね」




イケトレ「それじゃクリークは今日も一人でトレーニングね。ビデオ通話で様子は見てるから!」




「主人公」のレースが近いということでトレーナーは暫く彼女につきっきりとなる




クリークのことはオンラインで見ているとはいえやはりメインは「主人公」




今度の重賞は落とせないとトレーナーも指導に力が入る




レースに向けて下2

1調整成功
2調整失敗
3故障発覚
4自由安価

重賞レース当日。無事に調整も成功しスタミナの不安がなくなった「主人公」は自信に満ち溢れていた




「絶対に勝ってきます!」




クリーク「全力で応援してますね」




イケトレ「油断せず自分の走りをすれば勝てる。頑張ろう!」





障害走を極めるにはまずは一つ勝つこと。未勝利戦の平地ではなく障害での初勝利を目指す




コンマ判定下2。1~90で勝利その他敗北。ゾロ目ボーナス

コンマ89勝利




「やった勝った!私は障害レースで勝ったんだ!」




周りのウマ娘は障害落ちで二着でもそこまで喜んでいる様子は見られない




そんな中「主人公」は誰よりも勝利を喜び何度もガッツポーズをしている




「勝った!勝った!初めて勝った!」




平地のレースと比べ障害レースの歓声は殆どない。それでも「主人公」はその少ない歓声を喜んでいた




「ありがとうございました!」




お礼を言っても返ってくるのは疎な拍手だったが「主人公」は満面の笑顔を浮かべる

イケトレ「勝てたけど危ない勝利だった負けていてもおかしくはなかったね」




クリーク「それでも勝てたのは彼女のセンスですね」




余裕の勝利ではなく辛勝のレースだった。コースの位置取りを少しでも誤れば勝利はなかった




選択を失敗することなく走り終えたのは彼女の強さでありレースの素質がある




「主人公」には禁句だが平地でもいい結果を残していたはず。惜しいとは思うが同じチームなら彼女を応援するとクリークは言う




クリーク「次はG1を目指すんですよね?」




イケトレ「障害だから名称はJG1になるね。彼女ならきっといいレースができる」




この勝利はトレーナーにとっても大きな一勝となった




このあと下2

1メジロ来る
2クリークのレースに向けて
3主人公のトレーナーへのお礼
4マックイーン来る
5自由安価

「主人公」が初勝利を挙げた翌日。プロキオンのトレーナー室に三人が集まっていた




レースの疲労を取る為に「主人公」は休みと伝えていたが何故かトレーナー室に来ていた




イケトレ「今日はクリークのレースについてのミーティングだから主人公は休んでていいんだよ?」




「休みなのは知ってますけど今日はトレーナーへのお礼があるんです」




下着はもう受け取らないと言うトレーナーに対し「主人公」はもちろん知っていると頷く




クリーク「変態さんにはちゃんとお礼をあげないといけませんからね」




トレーナーは普通ではなく変態である。それならば結果に応じてご褒美が必要だとクリークは怪しい笑みを浮かべる

クリーク「私からのご褒美に期待してて下さいね」




イケトレ「期待していいの!?」




クリーク「ふふふふふふ」




(やっぱりこの二人は一線越えるだろうなあ)




もしクリークが勝てば恐らくご褒美は下着だろうが勝利を積み重ねればその先があるだろう




二人を否定しないので好きにやってて欲しい。それはそれとして今回の勝利のお礼に「主人公」は…




お礼の内容下3。自由安価

寝ます。主人公の名前はメジロメジェドになりそうです

これなら丁度いいと「主人公」がお礼として用意していたのは街中でのデート




過激でなくトレーナーに感謝が伝わればそれでいいのでデートが最適だろう




クリークのレースが近いのでまた別日にしようとトレーナーは提案するもお礼は早い方がいい




他でもなくクリーク本人がそう言うのでトレーナーは急遽「主人公」とのデートに出かけた




クリーク「しっかり楽しんできてくださいね」




レースの経験豊富なクリークなら一人でも調整には失敗することはない




ここは「主人公」とのデートを楽しもうとトレーナーは切り替えて街に向かった




デートの様子下2

1メジロに包囲される
2ゲーセンで楽しんだ
3それっぽいカフェへ
4ジロジロ見られる二人
5自由安価

デートということで普段なら行かないようなカフェに二人は来ていた




カップルが来るようなお洒落なカフェに爆乳のウマ娘とイケメントレーナー




当人達が気付いていなくとも二人がカフェで座っている光景はいい画でしかなかった





「ねぇ見てアレ」


「ウマ娘の方はお嬢様かも」


「お似合いのカップルだね」




トレーナーと「主人公」はカップルどころか変態と変態を罠に嵌めたという関係




他人が羨ましがるようなものではないが見た目がいいので周りに間違った情報を与えてしまった

「こういう時ってなにを話せばいいんでしょうか」




イケトレ「気軽に話せばそれでいいよ。今日はレースのことは忘れよう」




トレーナーとの会話の殆どは障害走に関することなのでデートらしく雑談をしよう




だがしかし「主人公」は未だにトレーナーの部屋で寝泊まりしている




その度に雑談はしていたのでデートという特別な状況で話す話題がなかった




話題に困るという「主人公」に対しトレーナーはそれならばと話を振る




話す内容下2

1メジロについて
2改めて下着のお礼
3「主人公」の未来
4突然謝るトレーナー
5自由安価

イケトレ「ごめんなさい」




突然「主人公」に対し頭を下げるトレーナー。普通なら訳がわからないと混乱するが彼女は違った




どうせ変態絡みのことなのだろうと瞬時に理解する「主人公」。トレーナーがこういう所で話すことではないと付け加えた所で考えは合っていたと納得する




イケトレ「実は君の一人遊びを見たことあるんだ」




そんなはずないと「主人公」は笑いながら否定する。彼女が一人遊びトレーニングを行う時はトレーナーが部屋を出ていって近くに居ないことを確認していた




冗談でも言っているのかと思っていた「主人公」だがトレーナーが隠しカメラを用意していたと知りその認識は変わる




イケトレ「閃く為に必要なことだったんだ本当にごめん」




動画は既に削除し見たのはあの一回だけだからとトレーナーはもう一度頭を下げた




「主人公」の反応下2

1許す
2許さない
3顔面ストレート
4眼球アイスピック
5自由安価

「全く気にしてないので大丈夫ですよ」




イケトレ「気にしてないの……?」




あり得ないという表情でトレーナーは「主人公」を見る。彼女の言葉に嘘はなく本当に気にしてないようだ




「閃きの為という目的もハッキリしててデータも消したっていうならそれで大丈夫です」




これからのお礼として盗撮ではないちゃんとした一人遊びの映像は有りだとさえ「主人公」は言っている





「主人公」は変態であるが越えてはいけないラインを絶対に守るトレーナーを信頼している




「主人公」からしてみればトレーナーによる一人遊びの盗撮より得体の知れない人物に下着を持っていかれる方が嫌だったのだ

この件を許したところで調子に乗る人物でもないので「主人公」は許すという選択肢しかなかった




「主人公」の言葉を聞き安堵したトレーナー。これから盗撮するならきちんと報告するからとよくわからない宣言をし彼女もそれを了承してしまった




「私のことよりクリークさんですよ。ハッキリ言ってこのままだと一線越えますよね」




イケトレ「うん……」




ウマ娘のトレーナーなら全力で否定しなくてはいけないのだが彼はとても否定できない




クリークとトレーナーの間に恋愛感情が生まれるほど長い付き合いはないが二人の性癖は合致してしまっている




恐らく何度目かのご褒美で一戦を越えるだろうとトレーナーもそう思っていた

「変態二人に対してヤるなとは言いませんけど私の前では絶対にしないで下さいね」




イケトレ「全力で頑張ります…」




この二人なら自分に見せつけるというプレイでもするだろうと「主人公」は警戒する




なので超えて欲しくないラインを予め言っておけばいいと「主人公」は考えた




クリークとトレーナーは節度を守る変態。決められたラインは決して越えてこない




これでクリークとトレーナーの件は問題は無くなった。デートをしてよかったと「主人公」は満足していた




この次下2

1クリークのレース
2障害トレーニング
3メジロ来る
4合宿に向けて
5自由安価

「主人公」のレースから数日後。今度はクリークのレースがやってくる





このレースはクリークがチームに入ってくる前から出ると決めていたもの




なのでトレーナーがクリークを完璧に仕上げたとは言えないのだが本人は気にしていない





イケトレ「クリークの実力を出せればきっと勝てる。油断せずいつも通りの走りを意識して」




クリーク「トレーナーさんだけでなくこのチームの為に頑張ってきます」




「頑張って下さいクリークさん」





自分の勝利だけでなくチームに勢いをつける為にクリークはレースへと向かった




レース結果コンマ下2永世三強補正あり
1~75で勝利それ以外敗北。ゾロ目ボーナス

クリーク「申し訳ありませんでした…」




イケトレ「謝る必要なんかない僕のせいなんだ」




一番人気だったクリークの敗北に会場はざわつく。トレーナーがついていない期間も彼女はきちんと勝てていた




それだというのにチームに入った途端負けてしまいトレーナーの手腕に疑問の声も出てくるだろう




「ハッキリ言ってご褒美目当てだったから負けたんだと思います」




クリーク「それは……」




イケトレ「……」




レースに集中できていなかったのだからこの敗北は当然でないかと「主人公」は冷静に語る




クリークの目覚ましを使うかどうか下2
残り5つ

クリークの目覚まし残り4

レース結果コンマ下2。詳細は同じ

再コンマ40勝利




クリーク「トレーナーさんやりました!あなたのお陰で勝つことができました」





イケトレ「僕が手伝ったのはほんの少しだけだよやっぱり永世三強の走りは凄かった」





「邪念に満ち溢れていても勝つのは流石です」




勝てばご褒美という状況はマイナスに働きかけなかったがそこは節度を守る変態らしくレースには関係なかった




ウイニングライブに向かうクリークとそれを見守るトレーナー。二人の表情に妖しいものがある




もうご褒美のことしか考えていないということは「主人公」にもハッキリとわかる




ご褒美内容下2。詳細ではなく単語だけでも可能

ウイニングライブを終え控え室へと戻ったクリーク。「主人公」は既に退室している




控え室に残されているのはトレーナーとクリークの二人でありこれからご褒美が開始される




クリーク「うふふふふふふふ」




イケトレ「本当にいいんだよね…?」




クリーク「もうトレーナーさん。赤ちゃんはそんなこと言いませんよ?」




イケトレ「あぁぁ……」




どうぞ持ち帰って下さいと言わんばかりに机に置かれているのはクリークの下着。レースとライブを終えた下着はトレーナーの期待以上のクオリティである




ここで注目したいのはクリークの下着が机にあるということ。そしてこれから行われる二人によるプレイ




これからトレーナーは授乳されるのに哺乳瓶ではなくクリークのものを使われる




それが何を意味するのかは二人だけにしかわからない

トレーナーとクリークがそれはもう楽しんでいる時に「主人公」は次のレースのことを考えていた




「トレーナーができる人になってきたのは嬉しい。このままいけばJG1も勝てる!」




罠に嵌めた変態にしては基礎能力もありクリークを仲間に迎えたことで確実に成長もしている




障害レースを優先するという約束も守ってくれているので「主人公」は彼に不満がなかった




それどころかこれから先、自分が活躍する為には彼が必要であるとさえ考え初めていた




次の展開下2。自由安価

イナリ「ふーんコイツが新しいトレーナーってわけか」




プロキオンの元にイナリワンがやってくる。彼女はクリークと並ぶ永世三強の一人




イナリはクリークの前トレーナーの詳細を知っているだけに彼女の様子を心配していたようだ




トレーナーの見た目が良いことに警戒していたがクリークの表情を見て心配は杞憂だと判断する




イナリ「顔に似合わずスケベな香りがしやがるが実力はあるみたいだな」




一応はクリークを勝たせたトレーナーということでイナリ本人もトレーナーはある程度認めている

イナリ「そんでもってコイツがメジロのお嬢様だな。噂は聞いてるぜ」




イナリがクリークを心配した理由の一つとして「主人公」のことがあった




クリークから新しいチームに入ったが自分はサブで本命は障害を走る「主人公」だと聞かされていた




まさか障害落ちのウマ娘がメインかとイナリは驚くが「主人公」が本気で障害を走っていると聞かされる





イナリ「どんな面してんのかと思ったが悪くは無さそうだな」




ジロジロと自分を見てくるイナリに対し「主人公」は何も言わず彼女を見つめる




イナリと下2

1障害は粋じゃないと言われる
2併走を提案される
3トレーナーに釘を刺す
4ダートを走らないかと提案
5自由安価

イナリ「どれくらい本気で障害をやりたいのかアタシが判断してやる!」




「主人公」に併走を持ちかけるイナリ。突然すぎると動揺するトレーナーに対し彼女は冷静だった





「永世三強のイナリさんと走れるなら喜んでやらせてもらいます」




クリークと併走していても得るものは多いと感じていた「主人公」




イナリと走ってもきっと得るものはあるはずと「主人公」は二つ返事で併走を受け入れた




下2コンマ。高ければ高いほどイナリ喜び主人公の為になる

コンマ36微妙




イナリ「んーーーー」




イナリが期待していたほどの結果が出なかったようで彼女は唸っている




「主人公」の方も手応えがなかったようで口に出していないが不満は残っている




暫く唸っていたイナリだが彼女の中で違和感の答えが出たようで「主人公」に話しかけてくる




イナリ「お前の勝負服はちゃんとしてんのか?」




「勝負服はまだ作ってません」




平地と同じように勝負服を着るのはJG1だけであり自分はまだ持っていない




その答えを聞いたイナリはなにをやっているのかとトレーナーを注意する

イナリ「トレーナーならコイツの胸のサイズ考えてやれよ!明らかに邪魔だろ!」




イケトレ「そうだったのメジェド!?」




「主人公」の胸は大きすぎるのでトップスピードで走る際に邪魔になっているという




トレーナーは担当が走る姿をじっくり見るのも仕事だと揺れる大きな胸をこれまで何回も見てきた




しかしこれまで彼女が胸を邪魔そうにしている素振りがなかったのでトレーナーは驚く




「別に邪魔だと思ったことはありませんけど…」




イケトレ「そうだよね邪魔そうにはしてなかったよね」




イナリ「気付けよこのバカ!」




障害レースは平地ほどトップスピードで走ることは重要視されない。胸が大きくなり始めた頃から「主人公」は自己流で障害のトレーニングを行なっていた




その為に自分の胸が邪魔になっていると気付くことができなかったようだ




対策下2

1イナリ式サラシ
2現場維持
3専用のアンダーウェア作ってもらう
4勝負服を作って対策
5自由安価

イナリ「これでどうだ?」




「いつもより動きやすい気がします」




クリーク「こんな風になってるんですね~」




イナリの勝負服はサラシとセットになっているので彼女は自分で巻けるようサラシに独自の工夫をしている




そのサラシを「主人公」に伝授し試しに着けてみたがどうやら良いらしい




「普段の練習の時はサラシをして勝負服は胸のことを考えます」




自分では気付けなかった違和感を教えてくれて感謝しかないと頭を下げる




イナリは助けになったのならいいがもっと自分のことを良く知るべきだとアドバイスを送った

「イナリさんにも言われましたけどそろそろ勝負服を考えないといけませんね」




イケトレ「メジロの色を使うのかどうかも決めないと」





クリーク「メジェドちゃんは実家のことが好きではないんですよね?」




「そこもまだ決めれてなくて悩んでます」




勝負服はサラシのように胸を押さえつけるものでないといけないことは決まったが色やデザインはまだ未定




「主人公」は次のレースにJG1を候補に入れているがこのままでは勝負服なしで走ることになる




せっかく勝っても勝負服を着ていなければ勝った気がしないのではないか。クリークにそう指摘されその通りだと「主人公」は頷く





勝負服について下2

1一度実家に帰る
2汎用勝負服でいく
3チームで決める
4マックイーンを頼る
5自由安価

「やっぱり実家は頼りたくないのでチームで決めたいです」





クリーク「もしチームでメジロの色を使うって決まってもそれでいいんですか?」




「チームで決めたことなら大丈夫です」




まだ寮に戻る気のない「主人公」は勝負服のことでもメジロ家に頼ることを拒否した




クリークの経験によると大まかなデザインや色が決まればあとはデザイナーがなんとかしてくれるらしい




「主人公」は自分らしさ、トレーナー達はどういったものが彼女に似合うのか意見を出していく





下3くらいまで勝負服のアイデア。色とかデザイン。もし色々あったら下3より下でも採用で
寝ます

イケトレ「メジェドっていうとファラオとかそっちをイメージするよね」




クリーク「メジロカラーのうち白か緑のどちらかを採用するのはどうでしょうか?」




メジロを嫌っていても白か緑のどちらかは入れてみてはどうかというクリークの意見




メインには使わず小さいマントなど小物の色に白を使うのはいいと頷く「主人公」




トレーナーの意見であるファラオをデザインに落とし込むのは難しいかもしれないが色は有りだという




「金と青をメインのカラーにするのはいいと思います」




デザインでいうならファラオよりクレオパトラのような方向も良案であると意見を出していく

イケトレ「メジェドは今年中にJG1で二勝以上。来年には海外の障害レースで勝つことを目標にしてる」




海外でも障害レースは行われており平地でいう凱旋門賞のようなレースがあるという




海外障害レースは体力的にキツく普通なら来年でなくとも二年後や三年後を待てばいいとなる




だが「主人公」は絶対に来年勝たなければいけなり理由がある。それは二年後の五輪である




「私は二年後の五輪に馬術で金メダルを取ることを最終目標にしています」




障害レースの上にあるのが馬術でありこれは速さだけではなく飛ぶ美しさも求められる




障害レースを走り出したばかりの「主人公」にはとても可能とは思えない目標だが彼女は本気である




この次下2自由安価

ある日。部室に一人でいたトレーナーにラモーヌが再び現れた




ラモーヌ「少しは面白くなったみたいね」





「主人公」は重賞を勝ちクリークのトレーナーとして及第点を取っていることを彼女は認める




以前のように契約解除を迫ることはしないというがトレーナーは警戒している




イケトレ「メジェドは君達とメジロを頼るつもりないんだ」




その言葉にラモーヌはピクリと反応する。トレセンでの「主人公」の会話はもちろんメジロ家が監視している




なので数日前にクリークに話していた「主人公」の最終目標である馬術のこともメジロ家はこの時に知った

イケトレ「やっぱり僕の部屋での会話は知らないみたいだね。彼女の言う通りだったよ」




「主人公」は自分が監視されるのはトレセンの中が主であり街中などは監視の目が緩む




これはメジロ家の力が及ぶ範囲を表しており公共の場ではいくらメジロでも完全に監視できない




イケトレ「僕のマンションの大家に接触したみたいだけどそれは逆効果だよ」




トレーナーと「主人公」の様子を監視するためにメジロ家は手を打った




しかしトレーナーの住んでいるマンションの大家は今時珍しい頑固者で金でどうにかしようとしたメジロ家を完全に閉め出した




イケトレ「メジェドが『使える』からって態度を変えるのはどうなんだろうね」




平地で活躍することが最大の誉れであるメジロ家から五輪出場者が出れば更に格が上がる




障害走を極めるという「主人公」を変わり者扱いしていたのに目標を知り態度を変えるのはどうなのかとわざとらしく首を傾げる




ラモーヌは下2

1無言で立ち去る
2怒りを露わにする
3プロキオンはメジロ家と全面抗争
4内心焦るラモーヌ
5自由安価

ラモーヌ「もっと面白くなることを期待しているわ」




表情は変えずラモーヌはそう言い残しトレーナー室から去っていく




どうやら「主人公」が勝っているうちはメジロは干渉してくることは無さそうだ





メジロを避けるには「主人公」は常に勝ち続けなければいけなくなったが元々そのつもりである




二年後に五輪を目指すというのは無茶な計画でしかなくほぼ負けは許されない




「主人公」の目標を聞きそれを支えると決めたトレーナーは覚悟はできていた




イケトレ「全てのレースに勝てばいいだけなんだ」




メジロ家のことなど気にしている暇はないとトレーニングが始まるまで資料を読み込む




この次下2

1障害トレーニング
2スタミナトレーニング
3クリークと平地トレーニング
4雑誌の取材くる
5閃きを求めて
6自由安価

イケトレ「閃きの為に二人の力を借りたいんだ」




トレーニング前にトレーナー室に集められた二人は彼から力を貸してほしいと頭を下げられる




「主人公」は一人遊びの動画を撮るとその話を受け入れるがクリークは疑問に思っている




クリーク「本当に閃きがあるんですか?」




クリークも閃きの話は知っていたが彼女の前トレーナーは閃いた様子がなかった




前トレーナーは問題を起こしたが実力は本物であったとクリークは認めている




何度も重賞を勝たせた前トレーナーが閃いていなかったのにとクリークは閃きの存在自体を疑っている

「トレーナーが閃いたからクリークさんとトレーニングをするようになったんですよ」





クリーク「その話は聞きましたけど閃きとは関係ないと思うんです」




信じられる材料がないのでクリークは閃きを否定する。だがトレーナーは閃きは間違いなくあると熱弁する




イケトレ「閃きは間違いなくある!だけどクリークで閃くとは限らない」




今回も自分の性癖を利用しようとしているが毎回それが正解かどうかはわからない




今は前回成功したこれが確実なのだとクリークをなんとか説得する




どんな風に閃こうとしたか下2。自由安価

トレーナーがリクエストしたのはメジェドとクリークによるぱふぱふ




自分は動画ではないのかとメジェドは驚くがトレーナーは二人いるからこそこのリクエストなのだという




イケトレ「間違っても僕が手を出すことはないから」




嫌がることはしないので存分にぱふぱふして欲しいというトレーナー。クリークは半信半疑だがメジェドは既にやる気のようだ




メジェド「目はちゃんと瞑ってて下さいね」




イケトレ「もちろんわかってるよ」





胸を見たいのではなくぱふぱふされたいだけ。トレーナーは目を閉じ全身の神経を集中させた




コンマ判定下2。1~50で成功

コンマ84失敗




クリーク「そこまで言うなら信用します。メジェドちゃんと二人でぱふぱふしますね」




クリークは二人の言葉を信じ服を脱ぎぱふぱふの準備に入った




とっくに準備はできていたメジェドと共にぱふぱふをしようとしたその瞬間トレーナー室のドアが乱暴にノックされる




パーマー「うちのメジェドになにさせようとしてんのさ!」




ドアの向こうから聞こえてきたのはパーマーの声。カーテンを閉めるなど対策をしていなかったのでぱふぱふのことを知られてしまったらしい




ラモーヌではなくパーマーが来た理由はわからないが自分が相手をするとメジェドは服を着てトレーナー室を出る

パーマー「メジェドはアイツに騙されてるんだよ!」




やはり彼女はぱふぱふのことを知り全力で止めなければと慌てて駆けつけたようだ




中等部のウマ娘になんてことをやらせるのかとパーマーは怒りに震えるがメジェドは全く気にしていない




メジェド「邪魔なのはパーマーさんです」




パーマー「なに言ってんの!?アイツに洗脳されたの!?」




メジロ家にとってそして自分にとってもメジェドは大事な存在である




そんな彼女を傷付けさせまいとしているパーマーだがメジェドは助けを求めていない




むしろ閃きを邪魔されたことでパーマーの方がメジェドにとって障害である




このあと下2

1パーマーと喧嘩
2パーマーを拒絶
3クリークが止めに来る
4マックイーン止めに来る
5自由安価

クリーク「喧嘩はやめて下さい!」




険悪なムードになりかけた所でクリークが間に入り更にトレーナーもやってくる




イケトレ「閃きのためとはいえ僕が間違ってた」




中等部の子にやらせることではなかったと頭を下げる。パーマーはぶつけようのない怒りをなんとか堪えている




メジェド「もういいですよねパーマーさん」




パーマー「アンタは……!」




おおごとにしたくはないとパーマーはぐっと堪え怒りを隠すことなくその場を後にする

再びトレーナー室に戻ったトレーナーは二人に改めて謝罪する




イケトレ「本当にごめん。中等部の子にやらせることじゃなかったよ」




メジェド「私はオッケーだったので気にしてません」




むしろ閃いてもらわなけば困るので一人遊びの動画を送っておくとメジェドは約束する




クリーク「パーマーさんはメジェドちゃんのことを大切に思ってるんですね」




ラモーヌのように諭すのではなくパーマーは敵意を隠すことをしなかった




それはメジロの絆だと推察するクリークに対しメジェドは全く違うと否定する




メジェド「パーマーさんは障害落ちを経験してるから勝手に親近感を持ってるんです」




平地での才能があるから障害ではなく普通のG1に出てほしいというのがパーマーの願い




しかしそれは彼女の勝手な押し付けなのだとメジェドは言う

メジェド「私は障害を下に見てるパーマーさんが許せません」




パーマーは過去に障害「なんか」走らなくてもいいと発言しておりメジェドはそれが元で彼女を嫌悪している




パーマーにとって障害は辛く平地を走りたいという気持ちが強かったのでその発言をした




だが障害を極めようとしているメジェドにとってその発言は禁句でしかない




メジェド「動画で閃かなかったらトレーナーの家でぱふぱふします」




普通なら断るような要求も勝つ為なら全て受け入れる。もしトレーナーに悪意があれば彼女は既に傷物となっていた




メジェドは勝ちに拘るばかりに自分を犠牲にしつつある




この次下2

1障害レース
2クリークG1
3雑誌の取材
4合宿に向けて
5自由安価

イケトレ「次のレースだけどメジェドはどうしたい?」




また重賞に出るのかそれともJG1に出場するのかをトレーナーは決め兼ねていた




メジェドの実力ならJG1に出てもきっといい勝負ができるが勝負服の問題が解決していない




走るだけなら汎用勝負服があるが初めてのJG1を自分の勝負服で走らなくていいのだろうか




勝ちのみに拘るのなら彼女は勝負服がなくとも構わないと言うだろう




ここは直接聞いてみるのが早いとトレーナーは彼女に連絡をとる




重賞かJG1か下2

メジェド「その二択なら重賞を走りたいです」




イケトレ「それじゃ次のレースは重賞に決まりだね」





勝負服のことがやはり気になるのか次に出走するレースは重賞と決まった





クリークの方はG1を目指すのか永世三強との対決を選ぶのかでまだ迷っているらしい




クリークはどのレースに決まってもいいようにしつつメジェドは障害のトレーニングを引き続き行なっていく

イケトレ「それだと引き付け過ぎてる!もう少し余裕を持って飛んで!」




メジェドの基礎能力が上がったことによりスピードも増し以前と同じタイミングでは障害を飛べなくなった




メジェド「トン、トン、ハイっ!」




自分のリズムで障害を飛び越えるというありふれた作戦で彼女は次のレースに挑むことになる





メジェド(まさか撮影に失敗してただなんて)





イケトレ(ごめんメジェドあれじゃ閃けなかった!)




トレーナーの元にメジェドから動画は届いていたのだが無音の暗い画面が永遠と流れるものだった




その為トレーナーは閃くことはなく今回のレースに挑むこととなる




レースに向けて下2

1調整成功
2調整失敗
3故障発覚
4出走回避
5自由安価

障害重賞レース当日。特別なトレーニングはできなかったがその分基礎の能力は上がっている




JG1に向け勢いをつけるためにもこのレースは勝利しておきたい




メジェド「やってきます!」




調整にも成功したメジェドはやる気も十分でいい結果に期待できそうだ




コンマ判定1~60で勝利。その他敗北ゾロ目ボーナス

コンマ40勝利




メジェド「よーーし勝ちました!!!」




前回と比べるとほんの少し不安はあったもののメジェドの勝利は揺るがなかった




この勝利により次の目標はJG1と確定し彼女は更なる高みを目指していく




イケトレ「勝っている限りメジロは何も言ってはこない。メジェドの邪魔はさせない」




このレースを見ていたであろうメジロの関係者も結果を出しているうちは沈黙している




メジロを干渉させない為にも海外レースまで無敗を維持していきたいとトレーナーは考えていた

イケトレ「もうすぐ夏合宿なんだけどメジェドは前半は不参加かなあ」




メジェド「仲間外れですか?それともクリークさんハメハメなんですか?」




クリーク「それはまだ早いです!」




レースの翌日プロキオンは今年の夏合宿について話し合っていた




メジェドを夏合宿に最初から連れて行かないのは疲労を抜く為であり後半から参加しないかと提案される




メジェド「言いたいことはわかりましたけど体力をつけるなら合宿が最適ですよね?」




イケトレ「それなんだよ。体力のことはクリークがいるからいまのところ不安はないんだ」




無理はしないで疲労を抜きその分後半はしっかり走り込むという計画らしい




メジェドは下2

1最初から参加
2後半から参加
3不参加
4それよりクリークのレース
5自由安価

メジェド「クリークさんのお陰でスタミナに不安がないというのが大きいですね」




イケトレ「合宿の前半はオンラインで君のトレーニングをチェックするよ」




メジェド「前半は障害のトレーニングで後半は合宿所で走り込みという理想的な夏になりそうですね」




トレーナーの計画に納得いったメジェドは合宿の前半を学園で過ごすことに決めた




合宿に参加するまでにゆっくりと勝負服のことも考えられるので一石二鳥である




クリークのレースは下2

1合宿までにG1に出る
2合宿までに永世三強と勝負
3合宿に専念
4合宿中にG1
5合宿中に永世三強と勝負
6自由安価

クリーク「駆け込みで申し訳ないんですが合宿前にG1に出たいんです」




申し込み期限ギリギリになってクリークはG1のレースに出たいと言い出した




期限に間に合うのでレースは問題はないのだが合宿のことで問題が出てくる




イケトレ「クリークも疲労抜きで前半は不参加かな」




クリーク「申し訳ありません。けれど期間が開くのが嫌だったんです」




出場するレースを決められなかった優柔不断な自分が悪いとクリークは謝る




トレーナーとして適切なアドバイスをできなかった自分が悪いからと彼は急いでレース登録を行った

メジェド「調整は間に合いそうですか?」




クリーク「慣れてますから問題ありませんよ」




流石は永世三強のクリーク。調整期間が少なくともレースには関係ないと言い切った




クリーク「調整も慣れてくれば短期間で失敗せずにできるようになります」




メジェド「ギリギリまでトレーニングができるのは素晴らしいですよね」




調整のコツをクリークから教えてもらい思わぬ形でメジェドの成長にも繋がった




コンマ判定下2。クリークのレース結果
1~75で勝利。それ以外敗北ゾロ目ボーナス

コンマ93敗北




イケトレ「いくらクリークでも準備不足だったのかもしれないね」




クリーク「それは言い訳にはなりません。そもそも私が早くレースを決めていればよかったんです」




合宿前のレースに敗れてしまいクリークにとってはマイナスが大きいものとなってしまった




メジェドは勝利しクリークは敗北という状況でプロキオンは合宿期間へと突入していく




目覚まし時計を使うかどうか下2
クリーク残り4つ

目覚まし時計残り3つ
コンマ判定下2。詳細は同じ

コンマ98結果変わらず
目覚まし時計を使うか下2

合宿中や合宿直前で何があったかの自由安価下3まで

寝ます

夏合宿が始まったがプロキオンは学園に残ったままで後半から参加する




疲労抜きが目的で合宿の前半は休むということでそこまで激しいトレーニングは行わない




平地でのストレッチや軽いトレーニングが中心となるが指導するトレーナーの表情は暗い




イケトレ「もっと僕に力があればクリークは負けなかったのに…」




自分がクリークを担当するには早かったのではないかと目に見えて落ち込んでいる




クリークが敗北は仕方ないとあっさり受け入れたのとは真逆の反応だった

メジェド「レースに絶対なんかないんですよ。私だって一つ負けてるじゃないですか」




イケトレ「それはそうなんだけどね……」




ある程度実力があったクリークを担当したということで結果は出して当然だというプレッシャーがあった




メジェドとはそこが違うのだがトレーナーは全てを説明する気持ちにはなれなかった




メジェド(合宿の後半までには立ち直ってくれればいいけど)




いま行っている軽いトレーニングなら最悪トレーナーがいなくともなんとかなる




しかし合宿に参加した時にもこんな状態では困る。それまでの間に自信を取り戻してほしい




この次下2

1合宿中はトレセンの空気悪い
2勝負服のこと考えるメジェド
3トレーナーにクリーク当てがう
4プロキオンでお出かけ
5自由安価

メジェド「二人でならこの前デートに行きましたけど三人では初めてですね」




イケトレ「ウマ娘二人とお出かけなんて僕も初めてだよ」




クリーク「何気にチームでどこかに出かけるのは今までなかったんですね」




レースの応援以外でプロキオンの三人で出かけたことはこれまでなかった




決して仲は悪くないがメジェドは休みにもレースの研究や自主トレをしていたので予定が合うことがなかった




仲を深める為とトレーナーを元気付ける為に三人はどこかに遊びにに行く




目的地下2

1テーマパーク
2テーマパーク(プール系)
3水族館
4いい感じのカフェ
5カラオケ
6カラオケ(完全個室)
7自由安価

夏のお出かけスポットといえばここだと意見が一致し三人はウォーターパークへと来ていた





メジェド「お待たせしましたトレーナー」




イケトレ「うっわあ……!」




クリーク「あんまりジロジロ見ちゃダメですよ~」




メジェドとクリークと下着は学園仕様のものではなく少し過激なビキニ




夏合宿でトレーナーに披露しようとしていた水着で二人は事前にデザインを合わせていた




メジェド「ほらほら溢れそうですよね?」




クリーク「あんまり激しく動くと見えちゃうんです」




イケトレ「天国だ……」




素晴らしい景色が見れたとトレーナーは一瞬でご機嫌となった




プールでのイベントやその他に起こったこと下2自由安価

メジェド「いきますよクリークさん」




クリーク「あーんちょっと高いですよメジェドちゃん」




イケトレ「そんなに飛び跳ねたら溢れちゃううう!」





ビーチボールで遊ぶ二人。メジェドはわざと高くボールを打ち上げ身体を上下に動かす




溢れはしないのだが今にも溢れそうな光景にトレーナーは興奮を隠せない




クリーク「私が後ろに座りますね」




メジェド「私が前に座るのでトレーナーはクリークさんとの間に座って下さい」




トレーナー「前後で堪能!?そんなことしていいの!?」




ウォータースライダーではトレーナーを挟む形で滑り彼は尻と胸の感覚を全身に浴び天国を感じていた

すっかり元気になったトレーナーはクリークと二人で今回のレースについて話している




クリーク「負けたのはトレーナーさんのせいではありません」




前トレーナーとは違いトレーナーのことは好きなので負けても責めることはしない




もしトレーナーに不備があったのならその部分をちゃんと伝えるからと言うクリーク




クリーク「オグリちゃんやイナリちゃんに負けたわけじゃありません。これから長い付き合いになるんですから宜しくお願いします」




次はオグリかイナリと対戦したいとクリークは意気込んでいてトレーナーは次こそは勝つと彼女の手を握る




コンマ判定下2。75以上で<<338

メジェド「ボールとか借りてた物は返してきました」




イケトレ「ありがとうメジェド。よしそれじゃ帰ろうか」




クリーク「今日はいいリフレッシュになりましたね。これで合宿も頑張れそうです」




メジェド「私もです今日はここに来てよかったですね」




トレーナーに元気付けるためのお出かけだったが久しぶりの遊びでクリークとメジェドの調子も上がった




ちゃんと疲労も抜けたことにより合宿ではかなり追い込んでも問題ないだろう




合宿直前か合宿中のイベント下2自由安価

合宿が後半に差し掛かったところでチームプロキオンは合流する




後半に入るということで複数のチームは休みに入っており遊んでいる様子が目に入る




イケトレ「……」




メジェド「担当じゃない子をジロジロ見ないで下さい」




トレーナーの耳を引っ張り担当じゃない水着のウマ娘に鼻を伸ばすなと注意する





イケトレ「いやいやそう意味じゃなくて君たちの方が凄かったなって思い出してただけ!」




遊んでいるウマ娘の水着は攻めておらずありふれたもの。それに比べメジェドとクリークの水着は凄かった




言い訳はしなくていいという態度のメジェドに対しクリークはその言葉を好意的に受け取っていた

合宿に来たということでまずは砂浜で走り込むプロキオン。クリークは慣れた様子で走っている




メジェド「ここれは、うわわ!?」




砂浜を全力疾走したことがないメジェドは戸惑い上手くいっていない様子




クリーク「メジェドちゃんはパワーが足りないみたいですね」




イケトレ「合宿中はそこを伸ばしていこう」




障害レースでもパワーは勿論必要であり伸ばしておいて損はない




クリークのアドバイスを参考にしつつメジェドはパワーを中心に伸ばしていく




合宿中のイベント下2

1みっちり平地トレーニング
2砂浜で障害トレーニング
3暑さにやられるメジェド
4閃こうとするトレーナー
5自由安価

イケトレ「ハードルが借りれたからこれを使おう。まずは低いのから試すよ」




海外のレースを視野に入れているなら砂浜での障害トレーニングはやっておいて損はない




全力で走るのにも苦労しているメジェドはなんとか一番低いハードルを飛び越える




メジェド「う!!着地が安定しません!!」




イケトレ「足首を捻らないよう気を付けて!」




障害レースの映像を見ていると着地の際に馬場が荒れていてそのせいで転倒するウマ娘が何人もいた




今は砂浜に裸足でトレーニングをしているので強く捻ることはないが転倒を防ぐ練習ができる




メジェドは障害を飛び込えるよりも着地に気を遣うことに意識を置いた

トレーナー「パワーがあれば他のウマ娘より遠くに飛べる。そうすれば荒れた馬場に着地しなくて済むね」




メジェド「クリークさんのアドバイス通りパワーも鍛えます!」




障害の着地地点の馬場は荒れる。内ラチを通らないようにすれば馬場は安定するがその分距離を多く走ることになる




一番安定するのは誰よりも遠くに飛び荒れていない馬場に着地をすること




重賞レースではそこまで馬場の荒れを感じていないがこれがJG1になれば話は違ってくるだろう




トレーナーが閃くことがなくとも得るものは大きいとメジェドは疲労を感じながらも満足している




合宿イベントか他のイベント下2。自由安価

合宿中プロキオンはなぜか森の中に来ていた。すぐ後ろには滝がありロケーションは素晴らしい




イケトレ「あの水着は持ってきてるよね?あれを着てトレーニングをして欲しいんだ」




閃きの為に必要ならとメジェドはすぐに引き受けクリークも…といった所で更にトレーナーが続ける




イケトレ「君たちがトレーニングをしている時に僕は滝に打たれてみる」




煩悩を捨て去る気は全くないが自分の欲に勝てれば何かが閃くかもしれない




メジェドとクリークだけでなく自分の身も犠牲にするとトレーナーは滝で準備をしている




コンマ判定下2合宿ボーナス。1~65で閃く

コンマ56閃いた





イケトレ「欲が滝で押さえつけられる!身体の中に欲望が入っていくよ!」




溢れ落ちそうな光景を目にしつつ滝に打たれる。矛盾した行動に見えるがそうではない




己の内に眠る欲に打ち勝つには矛盾が必要となる。トレーナーはそのことを身体をもって体現した




この滝行のお陰で普段のトレーニングでも欲を抑える方法を身につけた




これによりメジェドの行き過ぎた行動は抑止しクリークの要望には完璧に答えられる




プロキオンにとっても大きな閃きとなった




合宿トレーニングイベント下2。トレーニングの内容や鍛えられるイベント

ズゥゥン




メジェド「大きいタイヤですね重機のものでしょうか」





クリーク「ただ単にこれを使うんじゃなくてトレーナーさんは色々と考えてるみたいですよ」





巨大タイヤ引きでパワーを鍛える。これだけなら普通のトレーニングと変わらない





トレーナーはクリークの時のようにメジェドに対し最適なウマ娘に手伝ってもらうことを閃いた




イケトレ「合宿にきているウマ娘の中で最適なのは…」




最適なパワーウマ娘下2

ブライアン「私は指導してやるつもりはない。コツは見て覚えろ」




メジェド「わかりました!」




クリークとは違い直接アドバイスはもらえないがブライアンのトレーニングはメジェドの大きな参考となった




トレーナーが閃いたことによりブライアンという最適なトレーニング相手を見つけることができた




合宿中でブライアンも忙しいというのに一緒にトレーニングをしてもらえたのは幸運だった




トレーナーはお礼を…下2

1ブライアンに
2ブライアンのトレーナーに
3ブライアンのトレーナー(女)に
4ハヤヒデに
5自由安価

イケトレ「わざわざありがとうナリタブライアン」




ブライアン「ああ」




ぶっきらぼうに返事だけすると彼女は自分のトレーニングへと戻っていった




ブライアンはトレーナーがついておらず殆ど自己流でG1で勝ち星をあげている




姉のビワハヤヒデからアドバイスをもらっているという噂はあるがトレーナーはいない





トレーナーがいなくとも活躍できるウマ娘は存在する。ブライアンもその一人なのだろう

イケトレ「合宿はどうだった?」




メジェド「思っていたより体力を使いました。前半はトレーニングしなくて正解です」





クリーク「トレーナーさんのお陰で今までで一番良い合宿になりました」




合宿では砂浜を使ったトレーニングとパワーが大きく成長したメジェド




クリークは全体的に鍛えつつメジェドに付き合いパワーが上昇した




後半から参加したことで前半の分は損失となるが疲労を抜く選択は間違っていない




プロキオンはこの合宿で大きな収穫があったといえる




この次下2

1JG1へ
2永世三強と対決
3雑誌の取材
4ブライアン来る
5自由安価

合宿が終わりいよいよメジェドはJG1へ挑戦することとなる




平地のG1と同じで重賞とは違い最高峰のレースに違いなく今までとは勝手も違う




勝つどころかいい勝負ができるのかすら不安だがメジェドは最初から勝つ気でいる




スタミナは順調に成長しており合宿でパワーも育った。今の自分なら勝てるという自信がある




ちなみに勝負服は下2

1なんとかなった
2汎用勝負服
3突然変なデザイナーがやってくる
4あえての体操服
5自由安価

「ボンジュ~~ル!」




メジェド「不審者が出ました!!」





勝負服のことは後回しにしJG1に向けトレーニングを優先していたメジェド




この日もトレーニングを行うとしていたところに一般的とはいえないファッションをした人物が話しかけてきた




学園内に出没する不審者と似ていたことでメジェドはすぐさま通報するが不審者が待ったをかける




ビューティー「ウマ娘ならミューズという単語に覚えがあるはずよ!この私は…」





メジェド「もしもしたづなさんですか?」





ビューティー「待ちなさーーい!」




平地のレースとライブに興味のないメジェドはミューズという単語の意味を知らなかった

その後たづなより早くトレーナーとクリークが来たことによりメジェドは彼女が不審者とは違うと知った




メジェド「不審者ではないのはわかりましたけどデザイナーの貴女がどうしたんですか?」





ビューティー「アナタを見て確信したのよ!」




メジェドを見た瞬間に新作の勝負服のデザインが降りてきたのだという




普通なら喜んで受け入れるだろうがメジェドは首を横に振った




メジェド「私は障害しか走らないのでイメージと違うと思います」




自分はトゥインクルシリーズとは関係ないのでビューティーのイメージとは違うと断言する




ビューティー「そんなこと言われても私はもう止まらないのよ!」




平地だろうが障害だろうが関係ないとビューティーはメジェドのレース予定を聞き期日までに仕上げると宣言し姿を消した




この次下2

1レースに向けて
2不審者(安心沢)来る
3ブライアンとトレーニング
4取材の依頼
5自由安価

クリークに調整のコツを教えてもらったメジェドはレースギリギリまでトレーニングを行う




メジェド「今日もお願いします」




ブライアン「私はお前にはなにもしない。勝手についてこい」




クリークのように手解きはしてくれないが一緒にトレーニングをすることを拒否しない




合宿を終えてからもブライアンはメジェドのトレーニングに付き合ってくれるようになった





メジェドはブライアンのトレーニングを直接見ながら自分のものにしようと努力している

トレーニングの最中は雑談もなく淡々とトレーニングのみを行う




面白味には欠けてしまうがなぜかブライアンとのトレーニングは退屈しない




ブライアンとは波長が合うのだろうかと考えつつメジェドはパワートレーニングをやり切った




メジェド「今日もありがとうございました」




ブライアン「ああ」




いつものように一言だけ挨拶をしてブライアンは去っていった




この次の展開下3自由安価

寝ます

ブライアンとのトレーニングが終わったとトレーナーに報告にいくメジェド




その際にブライアンをプロキオンに誘ってはどうかとトレーナーに提案した




メジェド「ブライアンさんにトレーナーはついていません。誘えばきっといい返事が聞けると思います」





イケトレ「確かに彼女がいると君だけじゃなくクリークの為にもなるからプラスは大きい」




イケトレ「だけど僕に自信がないんだ。三人も担当するなんてまだ早いと思う」




ここ最近のメジェドの成績は良いがクリークは合宿前に負けてしまっている




ブライアンという大物を担当するには時期尚早だという

イケトレ「彼女は三冠ウマ娘で副会長。そしてビワハヤヒデの妹でもある」




イケトレ「ブライアンはたった一人で三冠という頂まで辿り着いた。彼女と僕じゃ釣り合ってない」




彼女をスカウトするにはメジェドはJG1を勝利しクリークは永世三強相手に勝つ




最低でもこの条件を満たさなければブライアンをスカウトしないという





イケトレ「こっちが声をかける前にどこかのチームに入るかもしれないけどその時は仕方ないよ」





メジェド「ちゃんと考えてたんですね」




強いウマ娘には絶対に入って欲しいということではなく自分の実力を考えて声をかける




きちんと自分のことを理解できているのだとメジェドのトレーナーへの評価がかなり上がった




ビューティーの勝負服は下2

1間に合った
2ギリギリ間に合う
3間に合わず
4謝罪電話くる
5自由安価

レースまで時間がなかったという状況でもビューティー安心沢はきちんと勝負服を仕上げてきた




イケトレ「本当に間に合ったのが凄いよね」




クリーク「見た目は怪しいですけど流石ですね」




既に調整に入っていたのでメジェドはビューティーの作った勝負服を試着している




サイズは問題ないだろうがデザインがどうなっているかは未知である




イケトレ「思いっきりメジロカラーならメジェドは着るのかな?」




クリーク「作り直す時間はないので今回は着るしかないと思います」




気に入らなければ最悪は汎用勝負服がある。とりあえず試着したものを見てみようとメジェドの着替えを待つ





どんなデザインだったか下2。箇条書きでも

メジェド「どうですかトレーナー」




イケトレ「あれ?これって確か僕達が話してたデザインだよね?」




出来上がったのは丈の短い白を基調とし金と青が使われているドレス




耳飾りや腰回りの装飾も金と青が使われており以前にトレーナー達から出てきた案が散りばめられていた




ビューティー「この子にはクレオパトラみたいな服装が似合うと思ったのよ!」




クリーク「似合ってますよメジェドちゃん」




丈が短いので脚の動きを邪魔せず障害レースを走るのにも最適な衣装といえる

メジェド「これはマントですか?」




ビューティー「それは隠し機能よ!サービスでつけておいたわ!」




首元を触っていると白い布が収納されていた。位置的にマントかと思いきやどうやら違うらしい




クリーク「長くて大きいみたいですからパーカーではないですよね」




収納されていた布を開いていくとかなりの大きさとなった。ビューティーが言うにはこの布はレースには関係ないらしい




ビューティー「この布の使い方は両方の端を結んでこうするの!」




端を結んだ布でビューティーはメジェドを包む。彼女の見た目は白い布を被ったようにしか見えない




イケトレ「メジェドだ…」




クリーク「メジェド…」




彼女は壁画に描かれているような「メジェド」の見た目となった

ビューティー「これはアナタの名前から連想したものなのよ!」




いつか可変式の勝負服を作りたいと考えていたビューティー。これはそのアイデアを取り込んだのだという




走っている最中には使えないが余興やファンサービスには使えると自慢げに話す




イケトレ「メジェドは前は見えてる?」




布で前を覆っているので前が見えないのではないかと心配するトレーナー




しかし彼女はそんなことは気にせずメジェドの状態のままビューティーに近付く




メジェド「メジェ~~」




ビューティー「へ?」




メジェド「メジェメジェ」




ビューティー「ひ!?なに!?怖いわよ!」




人語は話さずメジェメジェとだけ発音しビューティーに迫る




恐怖を感じたビューティーは勝負服は渡したからと逃げるように去っていった




レースに向けて下2

1調整成功
2調整失敗
3故障発覚
4メジェる
5自由安価

イケトレ「緊張しないでなんか言わないよ。できるだけリラックスしていこう」




メジェド「はい……」




いよいよJG1の当日。勝負服は細かいところを修正し調整もバッチリ成功した




あとはメジェドが実力を出すだけなのだが流石の彼女もこれまでにないほど緊張していた




メジェド「観客が多い…人間が多い…」




イケトレ(これでも平地のG1に比べれば少ないんだけど余計なことは言わないでおこう)




平地でいえばG2ほどの観客しかいないのだが障害レースにとってこの観客数は多い




明らかに緊張しているがそれさえなんとかなればいいレースはできるとトレーナーは彼女を送り出した




コンマ判定下2。補正あり1~65で勝利それ以外敗北ゾロ目ボーナス

コンマ95敗北。下2目覚まし時計を使うかどうか
メジェド残り5

メジェド残り4
再安価コンマ下2。条件は同じ

そうだ目覚まし使うと調子上がるわ。そのこと完全に頭から抜けてた
昨日のクリークはもし確率上げててもコンマ98だったからほぼ負けだけど目覚まし一個詫びで補充かも
とりあえずメジェドは勝利だけど目覚まし使ったときのこと少し考える

コンマ02勝利




メジェド「勝、て、た……」




メジェドは勝てた喜びよりも驚きの方が優っていた。この勝利により今年度中にJG1を二勝する目標に大きく近づいた




JG1ともなれば障害レースを本気でやっているウマ娘が多い。その中で彼女は勝つことができた




メジェド「勝った!私勝ちましたよトレーナー!クリークさん!」




JG1のレースはG1と比べ扱いは小さく人気もない。ニュースにも一瞬取り上げられるかどうかのもの




人気もなく扱いが小さくともメジェドにとってこれ以上大きな勝利は他になかった




トレーナーへのご褒美下3自由安価

少し離脱

まだ戻ってこれないので再安価というか追加安価。使わないかもしれないけど下2

メジェド「無事に勝ったということでトレーナーにはこれを進呈します」




下着がダメならとメジェドは脱ぎたての靴下をトレーナーにプレゼントする




イケトレ「よしじゃあこれはトレーナー室に大事に飾っておこう!」




メジェド「ん?」




思っていたリアクションと違うとメジェドは首を傾げる。もしこれが下着ならば気持ち悪い声を出しながら喜んでいたはず




どうやらトレーナーは靴下を勝負服の一部と捉え初のJG1制覇の記念として残しておくという考えになったようだ




トロフィー以外に勝利の形が残るのは嬉しいのだがトレーナーへのお礼にはならない

メジェド「じゃあこんなのはどうでしょうか」




イケトレ「うひよぉぉぉ!?」




メジロ家が見ている前提で許されるぱふぱふをしよう。メジェドは勝負服を着たままトレーナーに抱きついた




わざとらしく胸を押し付けトレーナーに堪能してもらう。トレーナーはとても喜んでいるようだ




イケトレ「汗の匂いとメジェドの匂いがたまらない!!」




メジェド「喜んでもらえてよかったです」




メジロが来る前に合法ぱふぱふは終わらせこれでトレーナーへのお礼も完了した




この次下2。自由安価

パーマー「いい加減にしなよ!!」




メジェド「あれくらいセーフですよパーマーさん」




やはりメジロ家が見ていたようで怒りながらパーマーがやってきた




控え室であまり騒ぐのはとクリークは抑えるようにとパーマー落ち着かせようとする




パーマー「怒ってるのはまた変なことさせたから。勝ったんだから文句は言わない」




パーマーの意思というよりメジロ家は勝っているうちは口を出さない方針のままのようだ

イケトレ「相変わらず君はメジェドに平地を走ってほしいの?」




パーマー「だからそれは…!」




イケトレ「彼女は障害走で世界一になるんだ。僕はそれを最後まで支えるよ」




メジロ家の脅しはもう意味が無くなにがあってもトレーナーを辞めるつもりはないと言い切る




イケトレ「障害レースの研究も面白くなってきたし君たちに邪魔はしないで欲しい」




パーマー「はああ!?」




こちらはメジェドの為にと行動しているのに邪魔とは何かとパーマーは怒る




メジェド「私はなにも頼んでません」




パーマー「ぐ…」




そもそも自分は助けを求めておらず邪魔だというトレーナーの意見に賛同した




この次下2

1クリークのレース
2メジェド休養
3取材の依頼くる
4メジロ家会議
5自由安価

メジェドの次はクリークの番ということでレースの日が近づく




今回もまたG1を選択したが今回はただ勝つのではなく相手は永世三強




このレースに勝てればクリークのトレーナーとして自信がつくはず




トレーナーはその想いも込めクリークのトレーニングを熱心に行う




メジェド「頑張ってくださいクリークさん」




クリーク「ええ絶対に勝つわメジェドちゃん」




疲労抜きのメジェドは休みを返上してクリークを手伝っている




プロキオン一体となってクリークは次のレースに挑む




相手は下2

1イナリ
2オグリ
3両方
4自由安価

イケトレ「相手はイナリワンだから油断できない…いやいや永世三強を相手になにを言ってるんだろう」




クリーク「うふふ言いたいことは伝わりましたよトレーナーさん」




相手にとって不足がないどころかクリークにとって超強力なライバル




このレースに勝てばトレーナーが自信をつけることをクリークはわかっているので気合いも入る




クリーク「トレーナーさんの為にも勝ちます。見ていて下さいね」




永世三強のイナリを相手にクリークはどのような走りを見せるのだろうか




レース結果コンマ判定下2。相手がイナリなので1~50で勝利それ以外敗北ゾロ目ボーナス

コンマ38勝利




クリーク「勝ちましたよトレーナーさん」





イケトレ「おめでとう…ありがとう…!」





トレーナーは勝った喜びと同じくらいクリークに感謝の気持ちを抱いていた




自分のやっていることは間違いないと永世三強のイナリに勝つことで証明できた




メジェド「トレーナーのレベルが上がるのは良いことです。これからも頑張って下さい」




平地でのトレーニングは障害にも活かせることはわかっているのでメジェドもトレーナーの成長に期待している




クリークのトレーナーへのご褒美下2

ブラは胸吸いの時に脱いでるので事実上解禁してます。一応再安価下2

クリーク「トレーナーさん今回の勝利は本当に嬉しかったんです」




イケトレ「僕も君が勝って嬉しいよクリーク」





クリーク「イナリちゃんにも勝てたのは全てトレーナーさんのお陰です。なので…」





イケトレ「あ……」





トレーナーへのご褒美タイム中は外で待っているメジェド。中の様子は見えないが音はバッチリと聞こえている




メジェド「音がえっち過ぎます。本気のキスってこんなのなんですね」




二人の熱い吐息と微かな喘ぎ声は聞こえてくるが中で何をしているのかはわからない




メジェド「水音すご…うわあ……」




知識はあっても実際に見たり聞いたりしたことはない。盗み聞きするつもりはなくともついつい聞いてしまう




もう少し段階を踏む予定だったクリークだがイナリに勝った嬉しさでいくつかの階段を飛ばした




キスの次はもうアレしかないがそれでもいいとトレーナーとの時間を存分に楽しんだ




この次下3自由安価

寝ます

イナリ「この前は負けちまったが次は負けねぇからな!」




クリーク「私も負けるつもりはありませんよイナリちゃん。またいい勝負をしましょうね」




レースから数日後にイナリはプロキオンの元を訪れるとクリークに戦線布告を行った




それだけでなくイナリはトレーナーにも用があると言いまずは彼に頭を下げた




イナリ「担当の胸のことも考えない無能な奴かと思ったが違ったみたいだな。次はお前にも勝つ!」




トレーナーの実力を認めてのことだったが肝心の彼はイナリの胸しか見ていなかった




イケトレ(ロリ巨乳って夢があるよね)




メジェド(なにを考えてるかわかりますからね)




クリークとイナリは気付いてなさそうだったのでメジェドはことを荒げずただトレーナーを睨んでいた




この次下2

1感謝祭に参加するかどうか
2ブライアンのスカウトへ
3イベントの出演依頼
4取材の依頼
5自由安価

メジェド「私もクリークさんも勝ちましたからブライアンさんのスカウトはどうですか?」




イケトレ「まだ三人は不安だからなあ…」




ブライアンをスカウトするのに最低限の条件は満たしたので彼女を誘ってはどうか




メジェドはそう言うのだがトレーナーはイマイチ乗り気ではない




不安という理由が大きいのならそこまで押すことはないがメジェドはトレーナーが乗り気でない理由を知っている




メジェド「ちなみにブライアンさんはご褒美制度を知ったらブチ切れると思います」




イケトレ「だよね……」




プロキオンの伝統となりつつある勝てばトレーナーにご褒美というシステムがブライアンのスカウトを邪魔していた

メジェド「ぶっちゃけご褒美はもう無しでよくありませんか?そろそろクリークさんとやることやっちゃいますよね?」




イケトレ「それはそうなんだけどさ…」




自分の閃きは変態行為や性癖に関することであることはわかっている




閃きが必要な時には脱ぐ覚悟はあるのでそれで我慢してはどうかとメジェドは説得する




イケトレ「ブライアンがプロキオンに入ってくれれば理想的なチームになる。そのことを思えば…」




トレーナーは中々変態を捨てられないのかうんうん唸って悩んでいる




メジェドは下2

1最後に一回好きなことすると説得
2変態行為はキッパリ諦めろと説得
3クリークがいるからと説得
4話しを聞いていたブライアン来る
5自由安価

ブライアン「面白そうな話をしているな」




メジェド「!?」




イケトレ「ブライアンかちょうど君の…ことを……」




ギギギ、とロボのように声がする方に顔を向けるとそこにはなぜかブライアンが立っていた




メジェドの仕業かと思いきや彼女も驚いているところを見ると全くの偶然なのだろう




イケトレ「どこから…」




ブライアン「最初から聞いていたぞ」




どこから聞いていたのかを聞く前に答えが返ってくる。流石は三冠ウマ娘だとトレーナーは混乱している




ブライアンは下2

1ブン殴る
2ご褒美システムは存在すると話す
3副会長として適切に対処
4受け入れる
5自由安価

最初から聞かれていたのならもう諦めるしかないとトレーナーは余計は言い訳をしなかった




ブライアン「なんだ?」




全てを受け入れたような体勢をとるトレーナーをブライアンは変なものを見る目でみている




メジェドもブライアンによる制裁がくると心配半分好奇心半分で見ていたが彼女は動く様子がない





メジェド「ブライアンさんはいいというか…ご褒美は…」




ブライアン「よくある話だろう」




メジェド「えっ!?」




まさか本気で言っているのかとメジェドはブライアンの言葉を疑う




ブライアンは嘘をつくタイプではなく冗談とも考えにくかった

ブライアン「行き過ぎた行動は問題だが本人達の間で合意があれば問題ない」




行き過ぎた行為と言われトレーナーは萎縮する。メジェドはまさかそんなと驚きを隠せない




ブライアン「男のトレーナー相手だけじゃなく女トレーナー相手にもご褒美はある」




イケトレ「百合だ!?」




百合という言葉を知らないわけがないブライアン。同性間の方が拗れる問題が多いという




ブライアン「ウマ娘のトレーナーとウマ娘の間で起こったトラブルは凄かったな」




メジェド「確かにそうかもしれません」




人間とウマ娘なら自制心が働くが相手が同じウマ娘なら手加減もせず事件にまで発展する恐れがある

ブライアン「クリークとは同意がとれているようだがお前はどうだ?」




メジェド「私は問題ないんですけどメジロが邪魔をします」




ちゃんとしたご褒美をあげたいのにメジロの干渉を受けると愚痴るメジェド




ご褒美が嫌じゃないのならそれでいいとブライアンはトレーナーの方を向く




ブライアン「この私をスカウトしたいそうだな」




話を最初から聞いていたということはブライアンのスカウトのことも聞かれていた




トレーナーはそうだと正直に答えるしかなかった




トレーナーのブライアンへの台詞内容下2

イケトレ「君みたいな三冠ウマ娘に僕がこんなことを言うのは烏滸がましいけど言わせてほしい」




イケトレ「僕の担当になってプロキオンに入ってほしい。君のパワーはこのチームに必要なんだ」




イケトレ「パワーだけじゃなくスピードも魅力的だけど君がいればプロキオンは理想のチームになるんだ」




イケトレ「君にとってもいい話だと思う。ブライアンにトレーナーがいればもっと伸びるはずなんだ」





イケトレ「あんな話をしてた直後だけどスカウトは受けてくれるかな?」




ブライアンの返事下2

1受ける
2保留
3ご褒美システムがないなら受ける
4断る
5私は怪物だと話す
6自由安価

ブライアン「いいだろうスカウトは受けてやる」




メジェド「やったーー!」




ブライアンがチームに入ると決まりメジェドはトレーナーより喜ぶ




メジェドにとってブライアンはクリークよりもウマが合うのだろう




もしくは彼女がプロキオンに入ることでチームが完成するから喜んでいるのだろう




トレーナーはブライアンが入るのは良いがその分プレッシャーが重くのしかかっていた




この次下2

1ご褒美は有りかとトレーナー興奮
2ビワハヤヒデ来る
3会長来る
4早速トレーニング
5自由安価

ハヤヒデ「君がブライアンを口説き落としたトレーナーか」





ブライアンがチームに加入したと聞きその翌日にハヤヒデが様子を見に来た





ハヤヒデはプロキオンのことを知らず友人から聞き興味を持ったようだ




ハヤヒデ「障害レースに特化したウマ娘と永世三強の一人を従えるトレーナーか。実力は充分といったところだな」




最近の成績も悪くなくブライアンを預けるには良い環境だろうというハヤヒデ




ハヤヒデ「しかしよくブライアンをスカウトできたな。姉の私だからこそ妹の難しさを知っている」




徹底的に野菜は食べないなどブライアンの好みはハッキリしている。そんな彼女がチームに入ったこと自体ハヤヒデは驚いている

二人で話していると遠くの方からブライアンがやって来るのが見えた




ハヤヒデ「君は少しの間隠れてくれるか?ブライアンと話をしてみたい」




トレーナーがいては本心は聞き出せないと隠れてもらいハヤヒデがプロキオンに入った理由を聞くという




ブライアンがチームに入ってくれた理由は知っておいて損はないとトレーナーはハヤヒデの案に乗った





ブライアン「まだ誰も来ていないのか」




ハヤヒデ「チームメンバーはいないが私がいる。誰もいないことだしなぜこのチームを選んだのか理由を教えてくれないか?」




ブライアンの回答下2

ブライアン「三冠は取れたが私の限界はそこだった。これ以上の高みを目指すならトレーナーが必要だ」




ハヤヒデ「三冠以上となると凱旋門か?いずれにせよトレーナーが必要だと思ったのか」




ハヤヒデ「それはわかったがなぜ彼を選んだんだ?」




ブライアン「奴を選んだ理由か。正直わからないな」




大物になる予感があるなどそれらしい理由はいくらでも思いつくが決定打はない




ブライアン「なんとなくという言葉は使いたくない。私には奴が必要だったんだ」




ハヤヒデ「トレーナーとの出会いは偶然もある。理由は気にしなくてもいい」




トレーナーを選んだ理由はハッキリしなかったがハヤヒデは満足したようだ

イケトレ「ブライアンに期待されているならその分頑張らないと」




三冠の上を目指すというブライアンのトレーナーは生半可な覚悟では務まらない




最低でもG1を勝ち続ける必要がある厳しい道となるがトレーナーはその道を選んだ




イケトレ「障害走と永世三強に三冠ウマ娘。本当に凄いチームだ」




障害レースで世界一を目指すメジェドだけでも大変だというのにその上をいく




トレーナーが最初に思い描いていた未来とはかなり遠くなったが彼は満足そうな表情で資料を見ていた




この次下2

イケトレ「想定と違うといえばルドルフとエアグルーヴにも認知されたことかな」




ブライアンが選んだトレーナーはどんな人物だとルドルフ達が会いに来ていた




ハヤヒデと同じようにエアグルーヴはなぜトレーナーを選んだのかが気になっていたようだ




ルドルフはというとブライアンがトレーナーを選んだ理由はわかると納得していた





ルドルフ「彼には不思議な力があるということさ」




エアグルーヴ「不思議な力というより変わり者ではないでしょうか」




障害を好んで走るメジロを担当している時点でトレーナーは変人でしかない

変人なうえに大した実績もなかったはずなのにとエアグルーヴは最後までトレーナーを怪しんでいた




ルドルフ「私は君を信じているぞ」




メジェドの世界一などチームメンバー全員の目標をトレーナーなら達成できる




ルドルフは笑顔で去っていきエアグルーヴは下手なことはするなと釘を刺していった




イケトレ「もっと頑張らないと!」




ルドルフ達との話を思い出しながらトレーナーは仕事を続ける




この次下2

1ブライアンのレース
2クリークのレース
3メジェドのレース
4学園祭に参加依頼
5チームに取材依頼
6チームでトレーニング
7自由安価

ブライアンがプロキオンに入ったことによりトレーニングの質は最高のものとなっていた




クリークだけでは足りなかったパワーが鍛えられブライアンはスタミナを鍛えられる




全ての能力が発展途上のメジェドはバランスよく全てのステータスが上がっていく




平地でのトレーニングが増えてしまうがその分リターンが多くメジェドはトレセンでトレーニングを終えることが多くなった




メジェド(スピードもスタミナもパワーも全てが伸びるのがわかる!)




能力が上がったことはすぐに走りに作用し障害を飛び越える距離がかなり伸びていた

イケトレ(六つ揺れるのは凄い!すご過ぎる!)




彼女らが真面目にトレーニングをしている様子にトレーナーは感動していた




クリークとメジェドの四つでも素晴らしかったがブライアンが加わり六つ




三人とも大きな胸であることもトレーナーが感動する一因となっている




イケトレ(大きさはメジェド柔らかさはクリーク。ブライアンは……?)




三人を見ながからの妄想も捗りトレーナーは勝手に調子が上がる




この次下2

1ブライアンのレース
2クリークのレース
3メジェドのレース
4学園祭に参加依頼
5チームに取材依頼
6自由安価

安価把握。ブライアンのレースに関するイベントがあれば下3まで。なくてもいい



寝ます

通常であればメジェドがレースに出るローテーションなのだが彼女の次のレースが決まっていない




その理由は次に開催されるJG1は年末でありそれまでに重賞に出るのかレースを回避するのか方向性が定まっていない




なのでプロキオンからレースに出るのはブライアンとなったのだ




ブライアンに重きを置きトレーニングをやっているトレーナー。彼女は指示に従い淡々とトレーニングを熟す




イケトレ「このままいけば彼女の実力を発揮できる」




決してブライアンの邪魔はせず彼女の能力を伸ばせるようにと最新の注意を払いながらトレーニングを組み立てる

レースが近付き調整の期間へと入ったブライアン。トレーナーと話しをしながら軽く身体を動かしている





イケトレ「そういえば…いやいいよ」




ブライアン「言いかけたまま終わるな」




失礼になるかもしれないとトレーナーは口を閉じたがブライアンは最後まで言えと続きを促す




イケトレ「君が勝ったらご褒美はありなの?」




ブライアン「ふっ、そんなことか。結果次第だな」




ただ勝つのではなく勝ち方に満足できなければご褒美はない。逆に言えば彼女を満足させればご褒美がある




三冠ウマ娘であり怪物と呼ばれているブライアンからのご褒美がもらえるかもしれない




トレーナーのテンションは最高のものとなった




レース結果コンマ判定下2。補正あり1~70で勝利。その他敗北ゾロ目ボーナス

コンマ66勝ちプラスソロ目ボーナス




クリーク「凄い走りでしたね…」




思わず息を呑むクリーク。永世三強から見てもブライアンの走りは凄かった




今までの彼女も強かったが荒さもあった。その荒さがプラスに作用し勝ちを積み重ねてきていた




そのブライアンから荒さが取れ完璧に近い走りを目の前でやってみせた




メジェド「圧倒的な勝ちとはああいうものなんですね」




冷静に見えるメジェドだが身体が震えていた。衝撃を受けるほどブライアンの走りは圧倒だった

ブライアン「お前の力がこれほどとは思わなかった」




控え室へと戻ってきたブライアンは今回の勝利に衝撃を受けたという




今回のレースであればトレーナーがいなくとも勝っていたが勝ち方が違う




自分の中でも完璧といえる走りをトレーナーのお陰ですることができた




ブライアン「私の調子が良かったのもあるが、この走りができたのは間違いなくお前が居たからだ」




イケトレ「じゃ、じゃあ」




ブライアン「期待しろ」




ブライアンのご褒美下2まで

ブライアン「あれだけ完璧なら抱かせてやってもよかったがそうはいかない」




ブライアン「二つ選択肢をやるから選べ。まずはそうだな、下着をやろう」




イケトレ「ブライアンの下着!?」




ブライアン「なんだそれだけでは不満か?なら私の背中を流させてやる」




イケトレ「ブライアンとお風呂!!」




ブライアン「もう一つはそうだな舐めてもいい」




イケトレ「舐めるっていうのは…?」




ブライアン「どこを舐めるのかはお前の自由だ。意味はわかるな?」




イケトレ「ひょおぉ!?」




トレーナーの選択下2

イケトレ「でででは失礼して…」




ブライアン「こんな所を舐めたがるとはお前は本物だな」




控え室でご褒美をもらっている様子をクリークとメジェドは部屋の外で聞いていた




クリーク「トレーナーさんはどこを舐めようとしているんですか」




メジェド「安心して下さい下半身じゃないですよ」




その言葉にクリークはホッとしメジェドは聞き耳をたてている




ブライアン「ふ、こんなのがいいのか?」




イケトレ「最高です……」




レース後の汗だくになった脇をペロペロと舐めるトレーナー。その表情は悦に浸っている




こんなご褒美が待っているならトレーナーは更に頑張れるだろう

メジェド「年末のJG1までレースに出ないんですね」




イケトレ「重賞や平地のレースも考えたんだ。けどそこに向けてよりチームでトレーニングをした方が絶対にいい」




メジェド「私もそう思います」




メジェドは次のJG1までレースに出ないと決める。その理由はやはりプロキオンのトレーニング




理想的なメンバーでのトレーニングを積み重ねる方がメジェドやクリーク達にとっても最善と判断した




メジェドもブライアンの完璧な勝利を目の前で見ているのでトレーナーの意見に同意する

メジェド「ちなみに私がレースに出ないのは取材とは関係ないですよね?」




イケトレ「全然!むしろアピールする為には出走するからね」




メジェド「確かにその通りです」




ブライアンのレースの影響が大きかったのか学園を通じてプロキオンに取材の依頼があった




受けるかどうかはトレーナー次第と言われ悩んだ結果受けると決めた




イケトレ「君のこともちゃんと記事にしてもらわないとね」




メジェド「あまり取材され過ぎたら実家の悪口しか言いませんよ」




取材でのイベントや行動下2

記者「ではでは次の質問にいかせてもらいます!」




イケトレ「すいませんできれば質問攻めはやめてもらえませんか?」




記事「これは失礼しました…」




取材が始まった途端に記者はメジェド達に質問を浴びせまくった




メジェドに対してはなぜ障害に拘るのか。クリークには勝利の秘訣は何なのか。ブライアンにはこの前の完璧な走りはトレーナーのお陰なのか




記事はプロキオンのメンバーがダメならとトレーナーに対し質問をしだした




記者「G1を立て続けに勝ち続けている秘訣は何でしょうか!?」




イケトレ「秘訣ですか……」




トレーナーの台詞下2

1覚悟を決めている
2目標から考えれば必然
3ご褒美があるので
4理想的なチームだから
5自由安価

イケトレ「覚悟を決めてるからだと思います」




記者「覚悟ですか!?」




イケトレ「メジロ家の考えに背いている上に脅されもしました。それでも結局はメジェドのトレーナーを辞めませんでした」




イケトレ「障害走で世界一になるという彼女のトレーナーになったんですからG1もJG1も勝てなきゃいけません」




記者「それは勝利は必然必須ということですか!?」




イケトレ「そこまでは言いませんしそこまでの実力は僕にはありません」




イケトレ「けれど全てのレースに勝てるよう努力と覚悟をもっています」




記者「なるほどぉ!ありがとうございます!」




トレーナーやメジェド達のインタビューの結果に満足し記者は慌ただしく帰っていった

ブライアン「やれやれこんなものか」




クリーク「そうでしたね」




取材に慣れている二人は疲れた様子はないがトレーナーとメジェドには疲れが見える




メジェド「取材はもう嫌です…」




イケトレ「変なこと言わなかったよね僕?」




クリーク「大丈夫でしたよトレーナーさん」




ブライアン「あとは奴がどんな記事を書くかだな」




自分とクリークはいいがメジェドの扱いが少し気になるとブライアンは記事の出来を不安視している




記事は下2

1好評
2不評
3メジロ家からクレーム
4イケメントレーナー特集だった
5変態なのバレていた
6メジェドが注目された
7自由安価

安価把握

寝ます

記事が発行されてから数日後、メジェドは学園内外からから注目されるようになった




これまでの障害レースは平地で落ちぶれたウマ娘が仕方なく出るものだという認識




なのにメジェドはあえて障害レースを走るという部分が注目された




注目された理由として大きいのはメジロの存在。メジェドは自分はメジロと決別していると記事に書いてほしいと要望を出した




記事では決別したとまでは書かれていないがメジェドはメジロの支援を受けていないことはわかる内容となっていた




見方によってはメジロから見放されてしたまったように感じるがメジェドはそれで満足するだろう

メジロとは関係なしに障害レースを極めると言い結果を出している




年に数回しかないJG1で既に一勝を挙げているのも注目されるポイントだった




記事の内容としてはここ最近のプロキオンの活躍とそのトレーナーのインタビューというありふれたもの




この記事でメジェドが注目されたのは偶然なのかそれとも彼女の執念が伝わったのか




いずれにせよメジェドとその所属チームであるプロキオンも注目される存在となった




この次下2

1困惑してるメジェド
2いつも通りのメジェド
3メジロから呼び出し
4マックイーンが偵察にくる
5自由安価

メジェド(なんでこんなことになってるんだろう?)




プロキオンを取材した記事が出たことは知っているがまさか自分が注目されているとは知らない




いつもより視線が多く自分の話しをされているとメジェドは困惑しっぱなしだった





メジェド(まさかトレーナーがやらかしたんですか?)




自分が注目される理由がわからないメジェドはトレーナーが何かをやらかしたのかと勘違いする




クリークとのでちゅね遊びを見られたのか。ブライアンペロペロをハヤヒデに知られたのか




思い当たる点が多過ぎるとメジェドは放課後になった瞬間に急ぎトレーナー室へと向かった

クリーク「メジェドちゃんはこっちでも話題になってましたよ~」




イケトレ「メジェドの言いたいことはほぼ全部載ってたんじゃないかな」




メジェド「そうですねちゃんとメジロのことを悪く言ってくれてます。あの記者は信用できますね」




トレーナー室でメジェドはきちんと記事を読み自分が注目されていた理由を知る




自分の意見をそのまま書いてくれたことに喜びメジロ家を下げている部分を見つけるとニヤリとする




普段は大人しくお嬢様といった彼女からは考えられないような悪い笑みを浮かべている




ブライアン「そんなに実家が嫌いなのか」




メジェド「あんな奴は全員嫌いですね」




ブライアンはメジェドとメジロ家との間でなにがあったのか詳細はまだ知らない




しかしメジェドの態度を見ていると良い扱いはされていなかったと推測はできた

ブライアン「嫌うのは当然としてそのあとの事は考えているのか?」




メジェド「……」




そのことは考えないようにしていたとメジェドは暗い表情で話す




海外のレースを視野に入れているのなら旅費の支援やパスポートの手続きが必要となる




理事長は助けてくれると言ってくれているがそれでも限度がある




ブライアン「仲直りとまでは言わないが関係を良好にする必要がある。もしくは完全にメジロを切るかだ」




これからのことを考えるとその二択しかない。ちょうどレースもないのでよく考えろとブライアンはアドバイスを送った




メジェドは下2

1メジロ家に探りを入れる
2メジロを切る方向でいく
3マックイーンと話す
4トレーナーを頼る
5自由安価

メジェド「実家は頼りたくないですね」




ブライアン「ならメジロは切るということだな」




クリーク「そんなことをして大丈夫なんですか?」




実家から援助が受けられない状況でどうするのかとクリークは心配する




アテはあるからと言うメジェドはトレーナーの方を向き真面目な顔で話す




メジェド「トレーナーさんは言ってる間にクリークさんと一線超えますよね?」




イケトレ「なななにを!?」




メジェド「とにかく私の話を聞いて下さい」




茶化したり馬鹿にしたりするわけではないからとメジェドは話を続ける

メジェド「一線を越えるなら責任をとる必要が出てくると思いませんか?」




イケトレ「でもそれはクリークの同意があってのことで…」




メジェド「クリークさんが断らなかったと仮定しましょう。二人は夫婦になるわけです」




ブライアン「…おい」




ブライアンはメジェドが何を考えているのか理解し現実的ではないと忠告する




メジェド「トレーナーさんとクリークさんの養子になる手は悪くないと思うんですけど」




ブライアン「クリークはまだ学生だ。結婚はできても養子が取れるとは思えない」




メジェド「私がメジロから酷い扱いを受けてると言えば通ります」




とにかくメジロだけは頼りたくないとメジェドの中で答えは決まっている




この次下2

1養子は非現実的
2ラモーヌ来る
3養子はありかも
4変なことを考えるメジェド
5自由安価

イケトレ「僕とクリークがどうこうというより養子は現実的じゃないよ」




クリーク「そもそもメジロ家の方々が許可するとは思えません」




ブライアン「お前がよくとも実家がダメだといえば養子は無理だろうな」




メジェド「はい……」




考えていたプランが使えないと分かりメジェドは落ち込む。こんな方法を本気で考えていたのかとブライアンは更に続けようとした




ハッキリ言ってやる必要があるというブライアンをトレーナーは止めた




イケトレ「逃げ道を無くすとあの子はなにをするかわからないんだ」




ヒソヒソとメジェドには聞こえないようブライアンに話す。彼女は目標の為なら自分を犠牲にし過ぎる所がある




その癖も無くそうと考えているのであまり追い詰めないようにとブライアンに言う

クリーク「一度だけ我慢して支援してもらうようにしましょう」




メジェド「嫌です…」




クリーク「まだ時間はありますからのんびりといきましょう」




例え許せなくとも実家とはそう簡単に切れるものではない。妥協しなければいけない時がある




今すぐは無理でも来年まで時間はあるのでマイペースでいこうとクリークが説得する




母性が溢れるクリークだからこそメジェドを癒しつつ説得できたようで彼女は頷く




いつかはメジロとの決着もつけなければならない




この次下2自由安価

ブライアン「ここがトレーナーの部屋か」




クリーク「今はメジェドちゃんが居候してるから二人で暮らしてるのと同じですよ」




気分転換とG1、JG1を勝った祝勝会をトレーナーの家でやろうとプロキオンは集まった




トレーナーの部屋に四人はやや狭いがなんとか全員は座れるスペースがある




イケトレ「どんどん作っていくから先に食べててね」




祝勝会の料理はトレーナーが作るといいキッチンで慌ただしく調理をしている

ブライアン(顔が良く家事ができる奴は優良物件と姉貴が言っていたな)




ブライアン(そんな奴はそうそういないと思っていたがコイツがそうなのか)




容姿や家事ができることに加えてトレーニングの質もいい。トレーナーを捕まえておくのは有りかもしれないという考えがよぎる




ブライアン(しかしアレはどうなんだ)




彼女が見ているのは本棚と神棚。本棚には成年向けの本やDVDがいくつも並んでいる




神棚の方にはパンツとブラが真空パックされた状態で飾られている 




超優良物件でも変態の部分が大きくマイナスになる。彼を選ぶのは物好きだけだろうとブライアンは結論付けた




祝勝会の様子下2自由安価

メジェド「せっかくなので言わせてもらいますがトレーナーの一人遊びの頻度が多すぎます」




チームメンバーにも知っておいて欲しいとメジェドはトレーナーに関する暴露をしだす




居候の形になるので大きな声で文句は言えないのだがそれでも気になるとメジェドは続ける




メジェド「オフの日は成年漫画を見てるかクリークさんの下着で楽しんでるかですよ」




イケトレ「そこまでじゃないと思うんだけどな…」




否定はするものの覚えがあるのかトレーナーの声は段々と小さくなっていく

クリーク「トレーナーさんは変態なので許してあげてくれませんか?」




メジェド「クリークさんはトレーナーさんのことを庇いすぎですよ」




変態同士は庇い合うものなのかクリークだけはトレーナーの味方でいる




ブライアン「害がなければいいだろう。ここはトレーナーの家だ」




メジェド「それはそうなんですけど頻度の問題があると私は言ってるんです」




トレーナーが変態であることはブライアンはその身で知っている




変態の味方をするわけではないとしつつもメジェドにも落ち度があると冷静に語る

メジェド(でもまあもう少しの辛抱ですよね)




次にプロキオンからレースに出るのはクリーク。このレースに彼女が勝てばトレーナーの一人遊びの不満は消える




メジェド(今度のレースで勝ってトレーナーとヤることやって下さいクリークさん)




トレーナーはクリークで発散できるようになり一人遊びの頻度も減る




なのでもう少し耐えれば改善されるとメジェドは希望を抱いている




クリークのレース下2

1G1
2オグリとの対決
3出走回避
4トレーニングに専念
5自由安価

メジェド(次は永世三強のオグリさんとのレース。このレースに勝てば文句はないはずです)




イケトレ「僕の味方はクリークだけだよ…」




クリーク「うふふふふ。よしよし」




ブライアン「おいトレーナー肉が無くなったぞ」




この場面だけ見ればとても強いチームとは思えないが実力は本物




自分も二人に並ぶかそれ以上の結果を出す。その為にもクリークには負けて欲しくない




メジェド(オグリさんに勝って下さい)




次のレースでオグリに勝てば年内に永世三強の二人に勝つことになるクリーク




更なる高みを目指すのかはわからないがクリークが勝つことでチームには刺激となる



レースまでのイベント下2自由安価

レース直前オグリがクリークとトレーナーの元に挨拶にやってくる




オグリ「今日のレースは楽しみにしているぞ」




これまでも手強かったクリークがトレーナーの下でどう強くなったのか




同じチームのブライアンの走りを見てオグリはトレーナーの手腕に期待していた




クリーク「退屈なんかさせませんよオグリちゃん」




オグリ「その表情でわかる。きっと素晴らしいレースになるな」





これから強敵と戦えるとオグリは笑みを浮かべクリークは必ず勝つと闘志を燃やす




レース結果コンマ判定下2。1~60で勝利それ以外敗北ゾロ目ボーナス

コンマ32勝利




オグリ「見事な走りだったぞクリーク。負けて満足するレースはそうそうない」




クリーク「この勝利はトレーナーさんのお陰なんです。私だけでは勝てませんでした」




オグリ「プロキオンは素晴らしいチームなんだな」




クリークが実力を発揮しオグリに勝利した。これで永世三強相手に連勝した




クリーク一人ではこの結果は得られなかった。彼女はトレーナーとチームに感謝する




トレーナーへのご褒美下2

クリーク「今回のトレーナーさんへのご褒美はお風呂で洗いっこはどうでしょうか」

 


イケトレ「洗う!?クリークを隅々まで洗っていいの!?」




クリーク「うふふふふ」




レース場で洗いっこは無理なのでここから移動してのご褒美となる




早くクリークを洗いたいとトレーナーは急ぎ準備している最中に気付いてしまった




イケトレ(クリークをどこに連れていってもいいの!?)




自宅ではなくそういうホテルに連れ込んでもいいということなのか。それともまだ早いのか




葛藤するトレーナーをクリークは楽しそうに眺めている




どうなったか下2

イケトレ「やってきてしまった……」




トレーナーはクリークをホテルに連れ込むことに成功してしまった




断られたらそれまでと思っていたがクリークは断らずここまでついてきた




これはもうそういうことなのだとホテルの風呂でクリークを待ちながら覚悟を決めつつまずはご褒美を楽しむ




今か今かとクリークが入ってくるのを待っているとゆっくりと彼女は入ってくる




クリーク「お待たせしましたトレーナーさん」




イケトレ「ひょおーー!」




タオルも巻かず全てをトレーナーに晒すクリーク。そんな彼女にトレーナーは大興奮だった

イケトレ「もう最高すぎる……」




クリーク「トレーナーさんは本当に胸がお好きなんですね」




トレーナーは下半身には目もくれずクリークの胸を無我夢中で洗いまくった




クリークはきちんとトレーナーの身体を洗いこれで洗いっこは終わりとなる




お風呂から出てバスローブを羽織りトレーナーはソファーに、クリークはベッドに腰掛けている




クリーク「トレーナーさん」




クリークは自分の隣に座ってほしいとベッドに誘いトレーナーは彼女の隣に座った

クリーク「イナリちゃんとオグリちゃんに勝たせくれてありがとうございます」




イケトレ「それはクリークが頑張ったからだよ僕は少し助けただけだから」




クリーク「そういう所も好きです」




イケトレ「あ、へ?」




クリークはトレーナーの手を握りじっと見つめる




クリーク「甘え上手でカッコよくて家事もできるところも好きです」




イケトレ「それって……」




クリーク「返事を聞かせてくれますかトレーナーさん?」




クリークの告白に対してトレーナーは下2。セリフとか行動

イケトレ「僕も…」




イケトレ「僕も君が好きだ!可愛くて優しくて甘えさせてくれておっぱいが大きい君が大好きなんだ!」




クリーク「トレーナーさん…!」




イケトレ「君は僕だけのモノなんだ!!」




クリーク「やぁん……そんな、あぁん…」




トレーナーはクリークを押し倒し欲望のままに体を重ねた。気持ちが通じ合った二人は朝までずっと続けることとなってしまった

メジェド「今日はクリークさんはお休みだそうです」




ブライアン「そうか」




メジェド「あとついでにトレーナーさんも今日はお休みだそうです」




ブライアン「そういうことだな」




クリークのレース翌日。この日もトレーニングの時間になったがトレーナーとクリークは揃って休みだと知る




昨日の二人はレース場から急いでどこかに向かうのを二人は見ていた




メジェド「クリークさんから追加で情報が来ました。朝までだったそうです」




ブライアン「ウマ娘と朝までか。トレーナーも中々やるな」




メジェド「そりゃあ変態は普通じゃないですよ」




自分はトレーナーに恋愛感情はなくクリークとトレーナーが結ばれたことを素直に喜びたいというメジェド




メジェド「あとは避妊だけちゃんとしてもらいましょう」




ブライアン「ここにも置いといてやるか」




うっかりが無いようにトレーナー室にもちゃんと準備しておくこととなった





この次下3

寝ます

クリークと結ばれるまではメジェドの想定内だったのだがそこからのトレーナーの行動は想像できなかった




トレーナーはクリークという甘えられて性癖も合うという最高のウマ娘と付き合ってしまった




なので日頃から抱えていた欲は全てクリークで発散できてしまい変態度が落ち着いてしまった




レースに勝ったらご褒美制度も無くすと言われメジェドは困惑してしまう




更にそれだけでなくトレーナーはメジェドに対し寮に戻るべきだと説得し始めたのである

メジェド(オフの日にクリークさんを呼んでハメ放題は考えなかった!)




クリークと結ばれたトレーナーは合法的にいつでも彼女を抱ける




オフの日に自宅で一人遊びをしていた時間は全てクリークに使われるということになる




オフの日に毎回はクリークが断るかと思いきやむしろ乗り気であるらしい




メジェド(クリークさんとトレーナーの性欲の強さは計算外でしたね)




あまりイチャつくのはどうかと反論したかったがそれはできない。二人はオンオフの切り替えをきちんとしていたのだ

トレーニング中やミーティングの最中もイチャつくことはなくきちんとしている




トレーニングが終わった瞬間に二人は獣となったことはあるがメジェドが迷惑しているわけではない




ブライアンもオンオフをきちんと分ける様子を見て二人の交際に納得している




メジェド(嫌で嫌で仕方ないけど実家を頼るしかないのか…)




トレーナーに落ち度がない以上メジェドは彼の部屋から出て行かなければならない




クリークを手に入れてしまった彼にはもう下着などといった作戦は通用しない




諦めるしかないのかとメジェドはため息をつく




メジェドは下2

1寮に戻る
2ネカフェ
3パパ活
4野宿(キャンプ)
5自由安価

メジェド「寮に戻ります…」




イケトレ「わかってくれて嬉しいよ」




クリーク「無理はしないで何かあったらすぐに教えてくださいね?」




説得に応じメジェドは寮に帰ることにし憂鬱な気分のまま荷物をまとめていた




数ヶ月に渡り寮に帰っていないので自分がどういう扱いになっているかわからない




まさか自分の部屋が無くなっているとは考えられないが覚悟はしておいて損はない




メジェド「帰りたくない……」




トレーナーの部屋から荷物を持ちトボトボと寮に帰っていく

メジェド(さり気なくいこう)




かつてしていたようにメジェドは普通に寮に入り自分の部屋を目指す




幸運にも入り口付近に寮長はおらず誰にも注目されることはなかった




寮の中で何人もの寮生とすれ違ったがメジェドの思惑通り話しかけられることはなかった




メジェド(作戦成功です)




無事に部屋の前に辿り着いたメジェドはコソコソすることなく堂々と扉を開けた

ウマ娘「え!?」




メジェド「なんですか?」




ウマ娘「い、いや、あの……え?」




同室のウマ娘は突然帰ってきたメジェドに驚き困惑する




メジェド「今日のご飯は何でしたか?」




ウマ娘「生姜焼き……あの、メジロさん?」




メジェド「わかりましたありがとうございます」




ウマ娘「ふぇぇぇ…?」




なぜいつも通り過ごせるのかと同室ウマ娘は若干怯えている




この次下2

メジェド「実は私はメジロ家から逃げていたんです」




ウマ娘「そんなことがあったの?」




メジェド「もしあのまま寮で過ごしていたら私はメジロ家の為に使われていました」




自分が平地を走らないばかりにメジロ家にいいようにされる所だったと適当に話を作る




メジェドが障害レースしか走らないのは知っていたので裏でそんなことがあったのかと同室ウマ娘は納得する




メジェド「私の所属しているプロキオンの記事が出ましたよね。あれのお陰で助かったんです」




ウマ娘「だから戻ってこれたんだね」




メジェド「しかしまだ絶対に安全とは言えません。寮長にも黙っていてもらえませんか?」




彼女の話を信じた同室ウマ娘はメジェドが帰ってきたことを寮長には報告しなかった

寮での食事のタイミングは朝練や居残りトレーニングがあるので各自でバラバラ




この時間までに食べなければ食堂が閉まるという時間はありそれさえ気をつければよかった




メジェドは敢えて一番混む時間帯に何食わぬ顔でご飯を数日間食べ続けた




メジェド(一人くらい増えてもバレないものですよ)




寮で働くスタッフは騙し通せても寮長を騙すことは難しい。ならばとメジェドはまた同室のウマ娘を利用する




メジェド(彼女には寮長を見かけたら連絡を下さいと伝えました。これで安全です)




寮長が裏口にいれば正面から。正面にいれば裏口から出るという方法で乗り切る




メジェド(ずっと誤魔化すつもりはありません。一週間くらい経ったら普通に挨拶します)




長期間誤魔化すのではなく一週間ほど経てば寮長の前でも堂々としている予定らしい




この次下2

メジェドの隠密作戦が進む一方でトレーナーはすっかり真面目になっていた




ブライアンやメジェドの胸が揺れても見向きもせず変な声も出さなくなった




しかし良いことばかりではないらしくブライアンはそのことに気付いた




ブライアン「考えが甘かったようだな」




メジェドがメインでトレーニングを行なっているはずがいつの間にかクリークがメインとなっている




二人が結ばれたからこうなったのだとブライアンは言っている

メジェド「私はトレーナーを信じてます」




クリークがメインといっても平地のトレーニングはメジェドのためにもなる




ブライアンもメインの一人であり気のせいではないのかとメジェドは考えている




ブライアン「気のせいならいいがな」




メジェド「なんなら確認してみましょう」




クリークと話していたトレーナーの所にメジェドは話しをしに向かう




トレーナーは下2

1謝る
2クリークの目標が決まった
3年末まで平地中心
4むしろ気にしてるのはブライアン
5自由安価

イケトレ「ブライアンの言う通り今は少しクリークに力を入れてるよ」




やはりそうかとブライアンは嘆くがそれには理由があるとトレーナーは続ける




イケトレ「クリークの目標が決まったんだ。彼女はURAファイナルズを目指す」





ブライアン「なんだと?」




クリーク「ブライアンちゃんが本気で凱旋門を目指すのを見て私も目標が定まったんです」




URAファイナルズの予選は一月から始まる。それに向け今から激しくトレーニングを行なっているのだという




イケトレ「ブライアンは有マに出るかどうかはまだ決めてないんだよね?」




もし有マに出るのならブライアンもクリーク同様鍛えていくと話す

イケトレ「メジェドは年末のJG1があるけど今は基礎能力を伸ばせるだけ伸ばす」




ブライアン「障害のトレーニングをしていない理由はなんだ?」




イケトレ「パワーが上がればその分ジャンプが変わるんだ。踏み切る位置だったり高さだったりね」




イケトレ「パワーを固め終えたらメジェドは障害のトレーニングをメインにするよ」




自分はトレーナーを信じていたとメジェドは得意げに話すがブライアンは面白くなさそうだ




イケトレ「不満かもしれないけどブライアンの目標を忘れたわけじゃないよ」




メジェド「不満の原因がわかったかもしれません」




不満の理由下2

1チームに慣れてない
2人を信じれていない
3トレーナーのことが好き
4欲求不満
5自由安価

メジェド「ブライアンさんはチームに慣れていないんです」




ブライアン「私はこのチームの新入りだからな」




そんな当たり前のことを言うなというブライアンに対しメジェドはそうではないという




メジェドプロキオンがどうこうではなくチームというものに慣れてないんです」




一匹狼だったブライアンにとってチームは未知の存在であると言うメジェド




その考えはなかったようでブライアンは何も言い返すことができない

メジェド「トレーナーは私がメインだという約束を破る人だと思ってません」




メジェド「信頼というのもありますがチームというのはそういうものなんです」




ブライアン「チームか……」




質の高いトレーニングができればそれでいいと思っていたブライアン




レースが近いメンバーが優先されたり疲労のことも考えてトレーニングが作られる




トレーナーに頼らず三冠をとったブライアンにとってチームに慣れることが大変なのかもしれない




この次下2

1寮で騒ぎ起きる
2メジロの監視がないと気付く
3寮長に連行される
4イナリ来る
5自由安価

ブライアンとの話がひと段落したところでプロキオンはトレーナー室へと戻る




いつものように軽くミーティングを行いこの日のトレーニングは終わる予定だった




しかしメジェドが最後に一つだけと言うと突然立ち上がり周りを見渡す




メジェド「トレーナーは目をつぶって下さい」




それはいいが何をするつもりなのかと言う前にメジェドは服とブラを脱ぎ出した




クリーク「私のを見て下さい!!」




イケトレ「んんんん柔らかぁ」




メジェドの胸をトレーナーに見せまいとクリークは彼の頭を自分の胸に抱き寄せる

ブライアン「なにがしたいんだお前は」




メジェド「見てて下さい」




メジェドは扉を指差す。いつもならラモーヌか怒ったパーマーが来るはずなのにその気配がない




クリーク「ひょっとしてメジェドちゃんは監視されてないんですか?」




イケトレ「ほわぁぁぁぁ」




メジェド「そんな気はしてましたけどこれで確信が持てました」




クリークの胸に溺れているトレーナーは気にせず三人はなぜ監視が解けたのか疑問に思う

結局考えてもわからずメジェドは煩わしいものが無くなったと前向きに捉えた




監視が無くなっても自分のやることは変わらず明日もトレーニング




メジェド「そろそろ寮長に顔を見せておこうかな」




隠密作戦はそろそろ終わりにし寮には堂々と帰るつもりでいるメジェド




しかし彼女が寮に帰る前にある人物から連絡or話しかけられる



誰から下2
1ヒシアマゾン
2フジキセキ
3同室ウマ娘
4理事長
5自由安価

フジキセキ「よかった無事なんだね!」




メジェド「はい……?」




寮に向かっていたメジェドを呼び止めたのは寮長であるフジキセキ




彼女は寮には戻らず今まで通り逃げるようにと慌てた様子で伝える




勝手に家出をしていたことを咎められるかと思っていたメジェドはどうすればいいかわからず返事もできない




フジキセキ「こっちのことは任せておいて。寮長としての責任は果たすから」




覚悟の決まった彼女の目を見たメジェドは言う通りに寮には帰らなかった

メジェド「十中八九メジロが絡んでるのはわかりますがどうすればいいんでしょう」




ここ最近メジロの監視が無かったとメジェドは感じてる。それと関係しているのだろうか





トレーニング中にメジロか自分に関する何かが起きたということなのか




もしかしたらトレーナーに連絡がいっているかもしれないが今頃はクリークと仲良くしているはず




二人の邪魔をするのも悪いので今日は様子見も兼ねてネカフェに行くことも考えている




メジェドは下2
1ネカフェへ
2トレーナー宅へ
3拘束される
4身体を動かす
5自由安価

安価把握

寝ます

イケトレ「年頃の女の子が気軽に男の部屋に来るのはよくないよ」




メジェド(なにまともなことを言ってるんだろう)




自分の下着を盗んだ人物とは思えない言動にメジェドは驚く




クリークと付き合うだけでこんなにまともになるのかと感心したかったがそんな場合ではない




フジキセキから逃げるようにと言われたことを話すとトレーナーは表情を変える




イケトレ「僕の方には連絡は来てないよ。クリークも事情は知らないよね?」




クリーク「今日は外泊届けを出してますから」




栗東寮でなにかが起こっていても自分は知ることができないというクリーク

イケトレ「かなりの緊急事態で連絡をしてる余裕がないのかもしれない」


 

クリーク「もしそうなら心配ですね」




黙って寮に帰ってきたメジェドを驚かすためにフジキセキが騙しているかもと考えたが彼女の表情は真剣そのものだった




メジロの監視がついていないのも気になるのでメジェドを一人にはできない




メジェド「私は別にネカフェとかでもいいんです」




自分が整備しいつも障害トレーニングで使っている場所でキャンプもできる




あまり考えたくはないが夜の街で男を相手にすれば一晩なら明かせる




そんなことはトレーナーが許さないだろうがバレなければ問題ないとメジェドは考えている




メジェドは下2
1トレーナーが外に出る
2ネカフェ
3キャンプ
4パパ活
5自由安価

イケトレ「僕がここを出るからクリークと二人で今日は泊まっていって」




メジェド「本当にいいんですか?」




イケトレ「君を一人にするのは避けたいから全然いいよ。僕はビジネスホテルか何かに泊まるから」




トレーナーが一緒の空間に居なければ問題ない。そういう理由でメジェドはトレーナーの部屋に泊まることとなった




クリークがトレーナーの部屋に泊まりにきていたのも幸いしメジェドの無事は保証された




いくは不測の事態があろうともウマ娘が二人もいれば大抵の不安は解消される

一方で栗東寮ではそれなりに大きい騒ぎが起こっていた。事の発端はメジェドの同室ウマ娘




ウマ娘「メジロさんは実家から逃げてるって聞きました。メジロ家にいいようにされちゃうからって」




フジキセキ「ふーん?」




同室ウマ娘はメジェドの要望通りに彼女が帰ってきた数日後にフジキセキに話した




その際メジェドが言った言葉をそのまま話したのだがフジキセキは信じていなかった




フジキセキ(困ったポニーちゃんだね)




メジェドが言っていることは言い訳だと見抜いたフジキセキはどう注意したものかと考える





ここまでなら騒ぎになどならなかったのだがこの会話を同じく栗東寮のパーマーとブライトが聞いてしまったのだ

まさかそんなはずないと確認のつもりでメジェドのことをラモーヌに確認するパーマー。しかし彼女はパーマーが望む答えを口にはしなかった




ラモーヌ「あの子は誰から聞いたのかしら」




パーマー「は?」




ラモーヌ「平地を走らないのなら価値はないはずとメジェドを欲しがった輩がいるのよ」





パーマー「なにそれ信じらんない!!」




ラモーヌ「当然断ったしこの話は限られた一部しか知らないのよ。なぜあの子が知ってるのかしらね」




ラモーヌはメジェドがどこから極秘の情報を仕入れたのかが気になると騒ぐパーマーを無視し考え込んでいる




パーマーと同じくラモーヌに会いに来ていたブライトはそんな状況を見てふと口を開く

ブライト「漏れたとしたら監視の者かもしれませんねえ」




ラモーヌ「あり得るわ。あの子を守るためならそういう判断をするでしょう」




その意見を聞きラモーヌは自分を含めたメジロのウマ娘を監視している連中を集め全員から話を聞こうと決める





全員を取り調べるには時間はかかってしまうがそれだけの価値はあるという判断




疑問が解けたと安堵した表情になったラモーヌに対しブライトは彼女に平手打ちをする




ブライト「情報がどこから漏れたのかは重要です。けどあの子の心配より先に気にすることではありません」




ラモーヌ「笑えないわよ?」




自分の優先順位に間違いはないとするラモーヌとブライトとの間に溝が出来てしまう

ブライアン「お前の身柄は生徒会が保護することになった。大人しくしていろ」




メジェド「ここが噂の生徒会室なんですね」





栗東寮と美浦寮は論外としてトレセン学園はメジロ家から支援を受けている




メジェドを保護するなら中立の立場が必須ということで翌日になり彼女は生徒会へ連れられてきた




ルドルフ「君の話は聞いているよ。よければ障害走のことを聞かせてほしい」




緊張を解そうとルドルフはメジェドに話題を振り何度か会話を行った

エアグルーヴ「障害レースに拘る理由は分からないが相当な熱意はあるようだな」





メジェド「私にとって障害レースは通過点で夢は馬術での金メダルなんです」




ルドルフ「素晴らしいじゃないか君ならできると信じているよ」




雑談はこれくらいにしようとルドルフは真剣な表情になりメジェドに話す





ルドルフ「君がメジロ家と付き合いのある者に売られそうになっていたのは事実だ」




ルドルフ「しかも相手は男だ。そうなれば君の用途は一つだけだろう」




直接的な言葉は避けつつもルドルフはメジェドにそういう危険があったのだと伝える

ルドルフ「だがこの話はすぐ無かったことになった。メジロ家でも知る者はごく少数だと聞いた」




ルドルフ「君がどうやってこの話を知ったのか教えてもらえないか?」




メジェド(どうしようどうしようどうしようどうしよう)




ショックを受けさせてはいけないだろうとメジェドには生徒会室に連れてこられるまで詳細は知らされなかった




いざ来てみてルドルフの話を聞いているとまさかこんなことになっているとは




同室ウマ娘に適当に話したことが事実になるとは思わず軽くパニック状態となる




メジェド(嘘が本当になりましたって言うの?言ったところでどうにかなる?)




返答を迫るルドルフに対しメジェドは下2
1無言
2全力で謝る
3ブライアン助け舟
4メジロの監視のことを思い出す
5自由安価

メジェド「ええっと……」




どう答えたものかと困っているメジェドにブライアンは最近変わったことがなかったと質問を重ねる





メジェド「そういえばメジロの監視が……」




ルドルフ「ふむやはりそうか」




エアグルーヴ「ブライトから聞いた話と一致します」




ブライアンのお陰でメジロの監視が無かったことを思い出したメジェド




ブライアンがどういうつもりだったが知らないがメジェドに助け舟を出す形となった

メジェド「これからどうなるんでしょうか?」




ルドルフ「穏便で済むよう全力を尽くしている。君はなにも気にしなくていい」




どうか穏便で済むようにとメジェドは願うがそれは儚く散ってしまう




ファンファンファンファン……




エアグルーヴ「どうした何の音だ?」





ブライアン「パトカーが寮の方に止まったぞ」




メジェド「うわぁぁ……」




警察が介入してしまったらもう穏便には済まない。売られる話は出たということはメジェドは被害者といえる




しかし彼女の言動のせいで事が大きくなってしまったのもまた事実といえる




この次下2

イケトレ「メジェド!」




慌てて生徒会室に入ってきたのはトレーナー。メジェドが無事だとわかると安心する 




ブライアン「コイツは生徒会で保護する」




ルドルフ「私たちのことは信じてくれ」




生徒会なら信用できるから彼女を頼むと頭を下げたあとトレーナーはメジェドにも謝る




イケトレ「まさか君が寮に戻ったらこんなことになるなんて。本当にごめん」




メジェド「謝らなくてもいいですよ…」




むしろ大事になって申し訳ないとメジェドが謝りたい気持ちでいっぱいだった

イケトレ「平地を走らないだけでメジェドを売ろうとするなんて許せない!」




今まで見たことがないほど怒っているトレーナー。その部分に関してはルドルフも同意見のようだ




ルドルフ「メジロには十分富みがある。ならば欲しいものは名声」




ルドルフ「名声を得る為なら多少の犠牲は目を瞑るということか」




ルドルフ「そうかそうか。メジロは随分と舐めた考えをしてくれるな」




メジェド(会長の中央を無礼るなよ顔だ!!)




こんなことは許されないとルドルフも怒りに震えている

ドタドタドタドタ




ブライアン「どうやら警察は美浦側。メジロラモーヌ達が呼んだそうだ」




スマホでメッセージを確認したブライアンは自分が対応してくると生徒会室を後にする




ルドルフ「警察に介入させ事態収束を目論むか。どうやら慣れているようだな」




敢えて警察を介入させこれ以上騒ぐならと処罰をチラつかせる




卑屈な奴らがやる手段だとルドルフは怒りが収まらない




この次下2
1開き直るメジェド
2トレセン短期間休校
3一応謝るメジェド
4メジロの介入
5自由安価

警察が介入してもラモーヌの思惑通りにはならず更に混乱することに




これ以上は埒があかないと理事長の独断でトレセン学園は急遽休校が決まってしまった




事情を知らないウマ娘もいるので名目上は施設の緊急点検であり休校中は寮は使えなくなった




その為全てのウマ娘は帰省するしかなくなりメジェドもその一人である




メジェド「こんなことになるとは思わなかったんです」




トレーナーの部屋で反省しているメジェド。彼女は全てをトレーナー達に打ち明けた




しかし彼女は責められるのはそこそこで一番悪いのはメジロ家という結論が出た

イケトレ「変な冗談を言ったメジェドも悪いけどそれ以上にメジロが酷い」




クリーク「売らなかったから許される話じゃありません。そういう話が出る事態おかしいんです」




嘘をついたことはよくないがメジェドは被害者で間違いないと言い切る




メジェド「ブライアンさんはどう思いますか?」



ルドルフの前で助け舟を出した理由も知りたいとメジェドはブライアンに話を振ってみる




ブライアン「私はお前の態度を見て嘘だと気づいた。だから利用してやろうと思ったんだ」




メジロに関する黒い話は噂で聞いていた。ルドルフは根拠のない噂だと流したがブライアンは違った




野生の勘で何かあると思っていたところに今回の話が出たので丁度いいとメジェドを利用することを思いついた

ブライアン「これを機に裏でコソコソする奴らを一網打尽にする」




メジロだけでなく協力者もいるはずであり学園に不要な輩は全て排除する




ブライアン「お前を利用するが嘘をついた罰と思え」




メジェド「それで許されるのなら喜んで…」




既に生徒会は動いておりルドルフは休校中に膿を出し切ると言い切った




ブライアン「ウマ娘を売るということはルートがあるはずだ。それを捕まえる」




まだ確定ではないが学園のトレーナーも何人か膿の一部に入っていると伝える

イケトレ「そんなことをしてる奴らがいるなんて許せない。そんな奴はトレーナーじゃない」




ブライアン「同感だ」




最悪は逮捕者が出るがそれは仕方ないと受け止めるしかない




学園のことはルドルフ達に任せるとして問題はメジェドだというブライアン




ブライアン「お前はメジロに戻って責任者に謝罪させろ」




『おばあさま』が許可せず売るという話が出るはずがない。責任者の謝罪を引き出せればこちらの勝ちだという




メジェド「ここで過ごすのは…?」




ブライアン「お前の嘘を学園中に知らせてやろうか?」




メジェド「ごめんなさい……」




他のメジロのウマ娘も帰省しているので戻りたくなかったがそれは許されない




メジロでの様子や出来事下2

メジェドがメジロに帰っている最中に既にメジロ家では会議が行われていた




ラモーヌ「厄介で面白くないことになったわね」




ラモーヌはいつもの調子で話しているがライアンやドーベルは冷静ではなかった




ドーベル「アイツなら変なことしてても不思議じゃない!」




ライアン「絶対に大丈夫だと信じてるけど…うううう」




メジロに近い人間が内通者として存在していることは確実な状況




自分のトレーナーがそうでないのかとライアン達は疑心暗鬼になっていた

ラモーヌ(そういえば彼は面白かったわね)




トレーナーの話題となりラモーヌはメジェドのトレーナーのことを思い出す




メジェドを勝たせただけでなくブライアンに完璧な走りをさせてみせた




ラモーヌ(ただの変態じゃなかったのね)




あそこまで優秀だと思っておらず面白いものが見れたことは満足している




ラモーヌは会議に出てはいるがメジロは悪くないという結論ありきでいる




メジロにとって何が大切であるかを彼女はよく知っている。今回のメジェドのことも未遂で終わったのでなにも問題ないという認識のようだ




この次下2
1メジロに忍び込むメジェド
2会議大荒れ
3マックイーンと会うメジェド
4おばあさまと対峙するメジェド
5自由安価

メジェド(帰ってきましたけど入りたくないです!なので自分の部屋に忍び込みましょう)




メジロ家に戻ってきたメジェドだがパーマー達と顔を合わせたくなかった




そこで彼女は誰にも見つからないように一旦自分の部屋に戻りそれからおばあさまの所に向かおうとした




メジェド(使用人の数が少ないからいけますね)




今回の問題で使用人からも聞き取りを行っている関係でいつもより人数が少ない




この機会をうまく利用すれば誰にも見つからずに部屋に戻れるだろう




部屋に戻れたかコンマ判定下2。奇数で見つからずに部屋に入れる

コンマ偶数見つかる




ラモーヌ「なぜコソコソしているのかしら」




メジェド「……」




使用人には見つからなかったものの気配を察知したラモーヌにあっさりと見つかる




メジェドは強制的に会議に参加させられ今回のことをどうするのかと詰問される




ラモーヌ「大事になってしまったわよね」




パーマー「メジェドが悪いっていうの!?」




ラモーヌ「黙っていればこうはなってないわ」




メジェドのせいで混乱を招き学園は休校となった。ラモーヌはその責任をとる必要があると話す

ラモーヌ「未遂で終わったものを大袈裟にする意味がわからないわ」




メジロのウマ娘なら覚悟を持って生きなければならない。これはメジェドだけに言っているのではない




ラモーヌはメジロに生まれたのならその責任を果たすべきなのだとここにいる全員に言っている




ラモーヌ「そもそも平地を走らない貴女に問題があるのよ」




最初から平地を走っていれば売る売らないという話も出なかった




全ての原因はメジェドなのだとラモーヌは言い切った




ラモーヌ「責任をとりなさい」




メジロのウマ娘に我儘は許されない。勤めを果たせないのなら走ることを止めるようにとラモーヌは言う




この次下3まで

寝ます

イケトレ「そうはさせません」




メジェド「トレーナー!?」




なぜこの場にいるのかとメジェドは驚く。おばあさまは不審者は立ち去るようにと冷静に話す




イケトレ「メジロのウマ娘から許可は取りましたよ」




どうやらトレーナーの言葉に嘘はないらしい。それでも部外者には違いないのだが自分は関係者だと言い切る




イケトレ「君は僕が面倒をみる。一緒に世界一になろう」




メジェド「とれーなぁ…!」




泣きそうになる彼女を抱きしめトレーナーはメジロから去っていった

ラモーヌ「つまらないことをしてくれたわね」




走り去っていくメジェドとトレーナーを遠くに見ながらラモーヌはブライトを睨み付けていた




ブライト「メジェドちゃんを買おうとしていた人物は大物なんですよねえ」




ラモーヌ「それがわかっていてあんなことをしたの?」




メジロにとって大事な人脈を失うことは許されないとラモーヌはブライトを叱責する




ブライト「ちゃんと許してもらいましたよお」




ラモーヌ「何を言っているの?」




相手の詳細はメジロのウマ娘で知っているのは自分だけ。ブライトが知るはずもない




しかしブライトはまるで直接会ってきたかのような口調で話している

ブライト「トレセン学園にも協力者がいたみたいですね。ルドルフさんと協力したんです」




本気になったルドルフと協力しトレセンの膿を見つけたブライト




彼女はそこからメジェドを買いたがった人物と接触することに成功していた




ブライト「このことはおばあさまも知りません」




ラモーヌ「自分が何を言ってるかわかってるの?」




メジェドのようにメジロから追い出されたいのかとラモーヌは凄む




ブライト「メジェドちゃんを買えないとあの人は怒ったままですよね。それを許してもらったんです」




メジロのシナリオから外れてしまいメジェドを売れなかった。このままでは相手は怒ってしまうがそれをブライトが阻止した




メジロの為に行動したブライトを勘当できるはずもなくラモーヌは反論できない

ブライト「すごくいい人でしたよお。話せばわかってくれたんです」




ラモーヌ「そう」




ブライト「たった一週間ウマ娘を好きにするだけで許してくれるなんて寛大な人です」




ブライトはそう言うと同時にラモーヌの腕を掴む




ブライト「頑張ってきてくださいね」





ラモーヌ「…………っ!!」




ブライトの言葉を理解した瞬間ラモーヌは全身から汗を噴き出す。全力で拒否したいがそれはメジロの方針に背くことになる




メジェドとは違い誰も助けてくれない。ラモーヌにはもう逃げ道が残っていない




ブライト「それではご機嫌よう」




ラモーヌを大物へと届ける為に使用人達が彼女を囲む。ラモーヌはブライトを睨み付けるも大人しく従いどこかに連れて行かれた



この次下2自由安価

メジロ家から戻る最中にトレーナーはブライトから聞いたことをメジェドに伝える




メジェド「ラモーヌさんがその男に好き放題されるんですね」




イケトレ「そうなるよね…」




メジェド「メジロの役に立てるんですから良かったじゃないですか」




ラモーヌも本望だろうとメジェドは笑いながら言うがトレーナーの表情は暗い





イケトレ「好き放題されるなんてそんなのはダメだ」




相手の同意がなく欲望をぶつける行為は許せないとトレーナーは静かに言う

メジェド「トレーナーは優しすぎます。優しいのはその見た目だけにしておきましょう」




一歩間違えれば自分が買われていたメジェド。売ろうと考えていた連中にまで気を使う必要はないと断言する





メジェド「とりあえずトレーナーの家に帰りましょう。これからのことはそこで考えます」




トレーナーはメジェドの面倒を見るといったがそう簡単にはいかない




普通に暮らすだけなら数ヶ月間は平気だったがこれからはメジロ家の支援がない




学園でかかる費用の全てをトレーナーが負担することは不可能




どこまでトレーナーに頼るべきなのかを話し合う必要がある




この次下2
1生徒会から連絡
2トレーナーの部屋へ
3マックイーンから連絡
4理事長から連絡
5自由安価

無事にトレーナーの部屋へと帰ってこれたメジェド。中に入るとすぐに違和感に気付く




メジェド「成年本とDVDが無くなってる!」




本棚に飾られていたトレーナーのコレクションが無くなっていた




まさか捨てるはずないと思ったのだがなんとトレーナーはあの高レベルな本とDVDは処分したのだという




メジェド「私の下着を盗んだりブライアンさんの脇を舐めたりする変態がアレを捨てるなんて信じられません」




イケトレ「あれは黒歴史ってことにしてもらえないかな…」




クリークと付き合ったことでそういう本やDVDが必要なくなったというトレーナー




更にまともになったトレーナーにメジェドはどこか寂しさも覚えた

イケトレ「大丈夫だよ」




泣いているメジェドを後ろから優しく抱き締め大丈夫だからと囁く




イケトレ「僕みたいな変態じゃ頼りないかもしれないけど必ず君を守るよ」




その言葉にメジェドは涙を流したまま頷く




イケトレ「僕だけじゃなくクリークやブライアンもいる。君は一人じゃない」




こういう時こそチームを頼ってほしい。トレーナーは彼女が安心する言葉をかけ続けた




やがて泣き疲れたのかそれともトレーナーの言葉に安心したのかメジェドはいつの間にか眠っていた

翌日、メジェドが目を覚ますとクリークがトレーナーの部屋に来ていた




クリーク「私もメジェドちゃんを支えます」




帰省していたクリークもメジェドの為にとトレーナーの部屋までやって来た




どうやら昨日の出来事は既にチーム内で共有されているようでブライアンも行動を起こしているという




イケトレ「メジェドの情報は生徒会にとっても役に立ったそうだよ」




イケトレ「本気になった会長が見れて面白いだなんて言ってたけどブライアンも君のことを心配してるんだ」




メジェドは良い仲間に恵まれたようで彼女が路頭に迷うことは無さそうだ



この次下2
1ブチ切れルドルフ
2名前はどうなるのか
3理事長から呼び出し
4ブライト来る
5自由安価そ

ピンポン




インターホンが鳴りトレーナーが対応するとなんと相手はブライトであった。彼女は敵ではないということで部屋に入ってきてもらう




ブライト「住むところは大丈夫みたいですねえ」




メジェドを心配してやってきたのだろうか。彼女の無事を確認してホッとしている




ブライト「万が一があってはいけませんからこれをどうぞ」




ブライトは何かをメジェドに手渡す




メジェド「通帳ですか?」




ブライトに渡された通帳を見てみるとそこには結構な額の数字が並んでいた

ブライト「これは貴女が使って下さい」




いきなりそんなことを言われても受け取れないというメジェド




ブライト「このお金は貴女が使うべきなんですよ」




イケトレ「まさかそれはラモーヌを売ったお金じゃないよね?」




ブライト「勘が鋭くて助かりますう」




そんなお金は受け取れるはずもない。そもそもラモーヌを身代わりにしたことも許せない




ブライトを睨むトレーナーだが彼女は笑顔のまま表情を変えない





ブライト「貴方はなにを考えてるんですか?」




そもそもトレーナーは脅しに屈しメジェドの担当を降りると言ったはず




それなのにどうしてここまでメジェドを守ろうとしているのかが疑問だった

イケトレ「僕は変態だからだよ」




変態は自分が好きなものを侮辱されることを嫌う。だから余計に火がついた




イケトレ「メジェドの下着に釣られたからこそ今の僕があるんだ」




動機は不純でも彼女に対する気持ちは本物なのだとトレーナーは断言する




ブライト「その答えは予想していませんでした」




予想の斜め上から繰り出された答えにブライトは困惑してしまう




まだ言いたいことはあったはずだが彼女は通帳を置いてさっさと帰ってしまった




この次下2

イケトレ「これを使うかは君に託すけどよく考えてみて」 


 


トリプルティアラを達成したメジロラモーヌが買われた金は綺麗とはいえない




本来ならメジェドを買う為の金の一部であったことは確実である




そんなメジェドだからこそこの通帳に入った金を使う権利はあるのかもしれない




権利はあっても使うことをトレーナーは望んでいない。それは彼を見ていればわかる




ウマ娘を平気で売るようなメジロ家に怒っているのだろうか。通帳を持つ彼の手は震えている

メジェド「トレーナーの言いたいことはわかります。だけど全く使わないのは無理です」




住むところはどうにかなっても学園に関する費用はどうにもならない




それに来年から海外のレースを考えているメジェドは遠征費も必要になる




本当に必要な金をここから使うのはどうかと聞いてみてもトレーナーは首を縦に振らない




メジェド「トレーナーに学費まで支払ってもらうわけにはいきません」





イケトレ「僕がなんとかするから」





メジェド「なんともなりませんよ!」




この通帳を使わせてたくない気持ちはよくわかるが現実をみるべきだとメジェドは怒る




この次下2
1ブライアンから連絡
2理事長から連絡
3クリーク癒しタイム
4寮に荷物を取りに行く
5自由安価

二人が言い争っている最中にブライアンから連絡が入る。どうやら今日のトレーニングに関することではないらしい




ブライアン「メジェドを生徒会室まで連れてこい」




呼び出されたのなら仕方ないと通帳に関する話は保留となった




そしてメジェドはトレーニングの用意を持ち先にトレーナーの部屋から出て行った




部屋に残ったクリークとトレーナーも用意をしながらメジェドのことを話す




イケトレ「彼女は夜中に泣いてたんだ。メジェドはなにも悪くないっていうのに」




クリーク「私だけでもメジェドちゃんの味方でいましょう」




メジェドの為にも通帳は使わせないとトレーナーの意思は固い

ルドルフ「まずは協力感謝する。君のお陰でクズが見つかったよ」




膿という言い方ではなくクズと言ってしまうあたりルドルフは相当怒っていたのだろう




職員だけでなくトレーナーもウマ娘の売買に関わっていたらしくそれらの人物は全員処分した




処分がスムーズにいったのはメジェドの証言と録音のお陰だとルドルフは礼を言う




メジェド「まさか私が録音してたとは誰も思ってません」




ルドルフ「だからこそ助かったよ」




メジロでの会話はほぼ全て録音していたメジェド。これが無ければ全員を処分することは不可能だった

メジェド「音声データのオリジナルはそのまま会長さんが持っていて下さい」




ルドルフ「いいのか?」




メジェド「はい……」




録音していたものの中にはおばあさまとの会話もあり自分が捨てられた時の音声は持っていたくはない




ルドルフなら安心して任せられるというのもあってメジェドは彼女に全てのデータを預けた




ルドルフ「お礼だけではなく君には提案がある」




メジロからの支援を受けられないメジェドは来年度から学費を払うことはできない




このままでは退学となりレースに出ることも難しくなる

ルドルフ「君の退学は絶対に認めない。学園にも協力してもらったから安心してくれ」




メジェドは来年度以降は特待生として学費を免除する。ルドルフの提案にそれは無理だと返事をする




メジェド「私だけ特別扱いなんて、そんなの」




ルドルフ「君は特別な存在となる」




馬術で世界一になるという夢を叶えられるのなら学園は喜んで協力する




学園の協力もあり来年度から障害レースで好成績を出したウマ娘を特待生にする制度を作るという




ルドルフ「まずは今年の年末のJG1を勝ってきてくれ。そして来年は海外で暴れてくるんだ」




メジェドの想定していた通りに進めば全ては上手くいく。やはり自分は勝つしかないのだとメジェドは再確認する




この次下3まで
寝ます

生徒会室から出たところでシリウスシンボリと出会ったメジェド




シリウスは不良ウマ娘達をまとめているような存在で障害レースの会場で何度か見かけている




シリウス「噂は聞いてるぜメジロの変わり者」




メジェド「私はもうメジロを名乗れないからやめて下さい」




シリウス「おっとそうだったな。なに悪気があったんじゃない」




彼女が面倒を見ている不良の中に障害レースを走るウマ娘がいるらしい




シリウス「アイツらを宜しくな」




まとめ役らしくメジェドにはアイツらを宜しくと挨拶をする

シリウス「これは忠告だが皇帝サマを信じ過ぎるなよ」




メジロがそうであるようにシンボリも裏は黒いとシリウスは耳打ちする




メジェド「綺麗ごとだけじゃないのは知ってます」




自分と同じように『シンボリ』を名乗れなくなった障害落ちのウマ娘を何人か知っている




シリウス「お前は他のお嬢様とは違うらしいな」




メジロの変わり者は流石だと笑いながら彼女は去っていった




この次下2
1登録名修正
2ブライアン有馬を考える
3メジェドの次レースに向けて
4クリークのトレーニング
5自由安価

両親が離婚したり実家と揉めてしまい名前が使えなくなるウマ娘が稀にいる




そういった時はレースの登録名から冠名を外したり新しい名前を付けたり。場合によっては通名を申請することもある




一度通名にしてしまうともう元には戻せないのであまり使われない手段ではある




メジェド「トレーナーに相談してもなあ」




自分の名前の問題なので誰かに相談したところで決めるのは自分自身




年末のJG1までに決めなければいけないのであまりのんびりとは考えられない




登録名は下2
1メジロを取る
2新しい名前
3通名申請
4理事長に相談
5自由安価

シリウスと別れたその足でメジェドは理事長の元へと向かった




理事長「話は生徒会から全て聞いている。私は君の味方だから安心してほしい」




メジロとの経緯も知ってると話す理事長にならば話が早いとメジェドは早速本題に入る




メジェド「特待生のことを会長さんから聞きました。理事長の協力があったんですよね」




理事長「それくらい当然だ!」




メジェド「本当に助かります。けれどそれじゃまだ足りないんです」




メジェドは突然その場に座り込み理事長に向かって土下座をしようとした




なにをしているのかと理事長は慌てて彼女を抱き起こす

メジェド「いつまでもトレーナーに甘えていられません。海外の遠征費だってタダじゃないんです」




理事長「そこは学園がなんとかする!」




メジェド「私だけ特別扱いは許されません。だから私を秋川家の養子にしてくれませんか?」




理事長「な…!?」




理事長と同じようにウマ娘の名前を捨て秋川性を名乗る。だから自分を支援してほしい




理事長だけが決められることではないが彼女の推薦があれば可能だろう




この先を考えると実家のような頼れる存在が必要。学園に逆らえなくなるが野垂れ死ぬよりマシだとメジェドは決めた




理事長の反応下2自由安価

理事長「…………今ここで答えは出せない。一旦保留とさせてくれないか」




考え込んだ末に理事長は答えを保留した。すぐに答えを出していい問題ではないという判断だった




自分が薦めればメジェドは秋川家の養子となるだろうがそれが最適とはまだ決まっていない




彼女が世界一となれば周りの環境も変わる。自分に頼るのは最後の最後でいい




しかしそれでは彼女の不安を取り除くことができない。この保留という答えもメジェドにとっては辛い




理事長「保留とする変わりに君の今後を保証しよう」




答えを待ってもらう変わりに利便を図る。これなら特別扱いではないと理事長は提案する

学園は休校となっているが一部のトレーニング施設とトレーニング場は使用可能であり、プロキオンはトレーナー室に集合していた




メジェドは生徒会室での出来事と理事長に養子にしてくれないかと頼んだことをトレーナー達に伝えた




メジェド「トレーナーさんが頼りないからじゃないんです。理想だけで物事は進まないんです」




イケトレ「メジェドの言いたいことはわかるよ。君は間違ってない」




トレーナーが支えてくれるといっても限界はくる。ブライトの残した通帳も使わないとなるとこれしかなかった




メジェドはトレーナーを裏切ることになるのではないかと落ち込んでいた




しかしメジェドの行動は間違いではなく最善を求めてのことなのでトレーナーは一切責めなかった

ブライアン「結局名前はどうするんだ?」




メジェド「当分の間は登録名からメジロを消します。もし秋川家の養子になるなら通名になりますし」




レースでの登録名を変更しておけばメディアなどで紹介される時はその名前で呼ばれる




『メジロ』の名前が消えたことでメディアでも騒がれるだろうが恐らくメジロが揉み消すだろう




どこまでも卑屈な奴らだとメジェドは濁った目でメジロ家に憎悪を向ける




この次下2自由安価

一応ルドルフにはトレーナーはいない設定なので再安価下2
あと主任っていうのもいないかも

ブライアン「コイツのことも考えなければいけないがお前も考える問題があるぞ」




ブライアンはトレーナーにあるプリントを渡す。なんとそれはプロキオンに入りたいというウマ娘のリストだった




ブライアン「私とクリークの活躍とお前の見た目もあるようだ」




結果が出ているチームに入りたいというのとトレーナーがイケメンなことが重なってのことだという




トレーナーはとてもじゃないが人数は増やせないと断るがブライアンはそれでいいのかと引き下がらない




ブライアン「チームの人数が増えれば給料は増えるぞ」




クリークと付き合っていきメジェドの面倒をみるのなら金はあって損はない




トレーナーさえ頑張れば収入は増えメジェドの不安は少なくなるのだ

イケトレ「少し前の僕なら選り好みして最高の好みの子をチームに入れていただろうね」




自分にはクリークという理想の彼女がいてメジェドの世界一という夢を支えなければいけない




ブライアンをチームに引き入れた時のように新しい仲間が必要になる時があるかもしれない




しかしそれは今ではないとトレーナーはブライアンにプリントを返した




イケトレ「さあ次はブライアンが考える番だよ」




ブライアン「私がか?」




イケトレ「有マのこと。出るのか出ないのかそろそろハッキリして欲しいな」




ブライアン「……」




ローテーションを考えるとブライアンは年末にレースに出るのが丁度よく有マが最適の舞台




しかし彼女はなぜか有マに出るとも出ないとも答えをはぐらかし続けていた




迷ってる理由下2
1ライバル不在
2ローレルが…
3ご褒美無しが嫌
4故障かもしれない
5自由安価

安価把握

寝ます

ブライアン「アレが無くなったのがどうもな」




イケトレ「あれってなに?」




ブライアン「……アレだ」




はぐらかすのも限界と感じたのかブライアンはご褒美が無くなったことに不満があるという




そんなものは無くてもいいはずだとトレーナーは彼女の発言に驚く




イケトレ「言い方は悪いけど欲望の捌け口にされるんだよ?そんなの嫌に決まってるでしょ」




メジェド「それはトレーナーがそう思ってるだけです」




ブライアンの意見をメジェドも肯定する。クリークと付き合って真面目になったトレーナーも有りだが変態だった頃も別に嫌いではなかった

メジェド「本番を強要されることがないのはわかってますし私はご褒美有りでいいです」




ブライアン「私もだ」




多数決を取るのならクリークが反対しても無駄でご褒美有りに戻ってしまう




自分にはクリークという彼女がいるのだと説得しても二人の意見は変わらない




イケトレ「困ったなぁ…」




一線は超えないにしても浮気になるとトレーナーは渋るがモチベーションに関わるのなら話は別





クリークの彼氏ではなくプロキオンのトレーナーとして対応を考えなければいけない




ご褒美は下2
1クリーク監視で有り
2無しのまま
3許可するクリーク
4ルールを守ってなら許可
5自由安価

クリーク「ブライアンちゃんとメジェドちゃんが言うなら仕方ありませんね」




クリークが認めたのでご褒美は復活となりならばとブライアンは有マへの出走を決めた




ブライアン「楽しみにしていろ」




有マでライバル達と戦うのと同じくらいにご褒美が楽しみな様子のブライアン





クリーク(ひょっとすると二人はトレーナーさんに惹かれているかもしれません)




変態であることを除けばトレーナーはイケメンで性格もよく家事まで出来る




こんな高スペックの男性に惹かれるのも不思議なことではない

メジェド「家族に甘えたいです。無理なことはわかってるので余計に憧れるんですよ」




彼女は勘当される前からメジロで良い扱いを受けていなかった




その過去もあってメジェドは家族に甘えたいという望みを持っていた




家族ごっこはできても本物の家族は全く違う。なのでトレーナーには無理はしなくていいと先に断りを入れる




メジェド「トレーナーがお父さん、クリークさんがお母さんをしてくれてもそれは違うんです」




自分のことを考えてくれる気持ちは嬉しいのでそれで大丈夫だからとメジェドは会話を終わらせた

イケトレ「家族ごっこには変わりないけどきょうだいならどうかな」





父親に無理があるのなら自分は兄になる。トレーナーの提案にメジェドはその手があったかと頷く





メジェド「それは有りですねトレーナー。兄という存在に憧れがあったんですよ」




兄弟姉妹もいなかったメジェドにとって兄というものは憧れであり新鮮な存在




早速試してみようとトレーナー室でメジェドはトレーナーのことをお兄ちゃんと呼んでみるが…




メジェド「しっくりきません。お兄さまでいきましょう」




イケトレ「僕はなんでもいいからね」




では改めてとメジェドはトレーナーのことをお兄さまと呼んでみる

メジェド「聞いて下さいお兄さま」




イケトレ「うんうんなんでも聞くよ」




他愛のない会話を兄と妹として楽しむメジェド。これはお気に召したようだがふと考え込む




メジェド「兄妹のスキンシップでどこまででしょう」




トレーナーには姉妹がおらずその質問に答えられない。想像はできるのだが家族によってまちまちだろう




平気で抱きつく妹もいれば手が触れるだけでも嫌な妹も存在する




メジェド「甘えるならスキンシップ込みですよね」




メジェドの行動下2
1抱きつく
2頬にキス
3キス
4隣に座る
5トレーナーの膝に座る
6自由安価

メジェド「私の思う想像でいかせてもらいます」




そう言うとメジェドはトレーナーの膝へと座る。これくらいなら可愛いものである




しかし話は突然変わる。メジェドはトレーナーと同じ方向を向いて座っていたのだが彼女は立ち上がりトレーナーの方を向いて座り直す




メジェド「お願いしますお兄さま」




目をつぶってキス待ちの状態となるメジェド。いくら兄妹でもキスはどうなのかとトレーナーは戸惑う




自分が知らないだけで異性のきょうだいはキスをするのか。そんなことがあるのだろうか




迷いに迷ったがトレーナーはメジェドとキスすることを選び彼女と唇を重ねる

メジェドはキスで満足するかと思いきやその先、舌まで絡め始めた




トレーナーはこれは流石にやり過ぎだとすぐ離れようとするもののメジェドが離さない




仕方ないので彼女を満足させようとクリークとやるような激しいものへと変える




メジェド「はぁん、だ、だめ……ぁぁん…」




本気を出したトレーナーの技にメジェドはすぐに根を上げる。彼女は涎を垂らし顔が真っ赤になっていた




メジェド「お兄さまのキス凄かった……」




これ以上を望むならどんな手を使ってでも阻止するつもりだったトレーナー




だがその心配はなくメジェドは満足したようでトレーナーの膝から離れる




メジェド「またお願いしますねトレーナー」




最後の締めにとメジェドはトレーナーの頬にキスをするとトレーナー室から出ていった




この次下2
1休校明けの学園
2見ていたクリーク
3元気になったメジェド
4ブライアン嫉妬
5自由安価

安価把握
寝ます

メジェドのいう『ごっこ』でも効果はあったようで彼女は少しずつ元気を取り戻していた




これなら年末のJG1は不安なく走れる。メジェドの問題は解決したのだが別の問題が起こる




ブライアン「アイツとは随分仲良くしているようだな」




メジェドとのキスのことを言っているのだろう。ブライアンの機嫌がかなり悪い




イケトレ(怒ってるというより嫉妬かな)




トレーナーの彼女ではないという立場はブライアンとメジェドで同じ




しかしメジェドが一歩先に行ってしまったことをブライアンは妬んでいる

イケトレ「彼女に何があったのか知ってるよね。受け入れてくれないかな?」




ブライアン「ふん」




そんな言い訳は通用しないとブライアンの機嫌は直る気配がない




ブライアンの実力ならばこのままでも有マの心配はないもののやはりベストで走ってもらいたい




どうにかしてブライアンの機嫌を直せないかとトレーナーは…




トレーナーの行動下2
1頬にキス
2勝てばご褒美マシマシ
3抱き締める
4普通にキス
5自由安価

事情があってもメジェドとキスをしたことが許せないブライアン




ならばブライアンにもキスをすれば条件は同じになるとトレーナー室へと彼女を呼んだ




ブライアン「早くしろ」




メジェドの時とは違いお互いに立ったまま軽く唇を合わせるようなキスをする




ブライアン「んんう」




これで終わりとすぐにブライアンから離れようとしたが彼女の尻尾がトレーナーの足に絡みつく




ブライアン「もっと」




彼女とのキスは一度では済まず何度も何度も唇を重ねることとなった

メジェドは復調しブライアンも有マに向けて猛烈な勢いを取り戻した




クリーク「トレーナーさんを信じてるから認めたんですからね」




イケトレ「ごめんよクリーク。本当にごめん」




トレーナーはメジェドとブライアンと何があったのかを全てクリークに報告している




キスだけでも浮気には違いないがチームの為にもクリークはことを荒げる気はない




クリーク(私がトレーナーさんの彼女という立場は変わりません。ブライアンちゃんもそこはわかっているでしょう)




中等部のメジェドは論外として恋敵となり得るのはブライアンのみ




彼女は副会長でもあり他人の彼氏を奪うことはないはずとある意味でブライアンを信じていた





この次下2
1有マ
2メジェド寮へ
3学園休校明ける
4マックイーンと会う
5自由安価

休校となっていた学園は再開されるものの暦は既に12月に入っていた




普通ならばこんな時期に休校などするわけもなく今回のことがどれだけイレギュラーだったかよくわかる





美浦と栗東の寮の関係も完全に改善したとはいえずしこりは残ってしまった




しかしこの休校の間に学園内に潜んでいた輩を排除することに成功




学園内部は清浄された為その影響が良い方向に出ると理事長やルドルフは信じている

ハヤヒデ「ブライアンを出すと聞いた。君の手腕に期待している」




有マに今日からいつも通りのトレーニングだと準備をしていたトレーナーをビワハヤヒデが訪れる




そのままハヤヒデと話し込んでいたところにメジェドがやってきて何故二人は仲が良いのかと質問する




ハヤヒデ「ブライアンのあの完璧な走りを見て感激したんだ。彼は信頼できる」




誰にも頼らず三冠を達成したブライアンにトレーナーは必要ないとハヤヒデは考えていた




だがトレーナーのお陰でブライアンは更なる高みへ至ったとハヤヒデの中で評価がかなり上がった

そこからブライアンのことやどんなトレーニングをしているのかなどハヤヒデと話す機会が増えたそうだ





ハヤヒデ「ブライアンが夢中になるのもわかる。このチームは素晴らしい」




ブライアンだけでなくクリークとメジェドが存在することによりプロキオンは理想を手に入れた




余裕があればぜひ自分もチームに入りたいとBNWの一人ハヤヒデもプロキオンを高く評価している




メジェド「そうなんですね」




よかったらメジェドもハヤヒデから話を聞くかと誘うが彼女は断りトレーニングの準備を始めた





メジェド(また胸の大きいウマ娘と仲良くしてる)




トレーナーにその気はなくともいい気分ではないメジェドの機嫌は斜めになる




この次下2
1有マへ
2ブライアンの話で盛り上がる
3ラモーヌ帰ってこない
4フジキセキと話すメジェド
5自由安価

トレーニングを重ね調整を済ませたブライアン。満を持して有マへと挑む



イケトレ「君ならきっと勝てる期待してるよ」



ブライアン「任せておけ」



クリーク含む永世三強は有マではなくURAファイナルズに出バする




永世三強がいなくとも有マには強力なライバルが多数存在する




しかしブライアンは臆することなくレースへと向かった    




コンマ判定下2
1~70で勝利その他はいつもの

コンマ09勝利



イケトレ「さすがだねブライアン余裕すらあったんじゃない?」




ブライアン「あの完璧な走りはできなかったが勝つには問題ない」




イケトレ「来年の凱旋門賞へ向けていい弾みになる勝利だったよ」   




以前のような完璧な走りはできなかったものの見事に勝利を飾ったブライアン    




勝ったからにはご褒美だとブライアンはトレーナーに迫る



ご褒美内容下2

ブライアンは好きなところを舐めていいとトレーナーにご褒美の内容を提示する




イケトレ(好きなところって言われてもなあ)




ほぼ全ての欲求をクリークで満たせているトレーナー。わざわざブライアンのを舐めるという欲望がない




胸の谷間や行為中に脇を舐めたりとトレーナーはクリークで満喫していた




どうすべきかと悩むトレーナーに対しブライアンは今か今かとご褒美を待っている




トレーナーの行動下2

イケトレ(これは新鮮だなあ。クリークとのプレイにも活かせる)




匂いを嗅いだり舐めたりしつつブライアンのお腹を堪能するトレーナー




ブライアン「オ…ぁ……っ」




くすぐったさより快感が上回っているブライアンはされるがままとなっている




トレーナーに舐められているということに興奮を覚え更に臍下を舐められるともう言葉すら出ない




ブライアン「ん、ンン…んっ!!」




声を押し殺しながら軽く達してしまうブライアン。それでもトレーナーは舐めるのをやめない




ブライアン(最高だ……コイツをトレーナーにしてよかった…)




その後ブライアンは何度も身体を震わせご褒美を堪能し大満足で終えた




この次下2

ご褒美が終わりトレーナー室から出てきたブライアンとトレーナー




するとちょうどそのタイミングでエアグルーヴとその女性トレーナーが通りがかった




グルトレ「こちらも勉強になる素晴らしいレースだった」




メジェドほどではないが胸が大きく尚且つスタイルの良いグルトレ




彼女はエアグルーヴと共に数々のレースで勝ち星をあげている




グルトレ「君とは一度話してみたかったんだ。生徒会のトレーナーとして仲良くしよう」




彼女はエアグルーヴのように凛々しく堂々としておりトレーナーに握手を求めた

エアグルーヴ「ブライアンのトレーナーはどうだ?」




グルトレ「軟弱な男かと思ったが実力はあるようだ。これからも要注意だろう」




イケトレがブライアンの担当になったと聞いた時グルトレはすぐに彼を調べた




そしてメジェドとクリークを担当していると知るとそういうことかとため息をついた




クリークはともかくメジェドは障害落ちしたメジロであるとグルトレは判断する




プロキオンのメンバーは全員胸が大きくトレーナーは見た目の趣向でチームを選んだ





グルトレはそう考えていたが有マでのブライアンの走りは本物であった

エアグルーヴ「奴には先日の休校騒ぎの原因となったメジロを飼い慣らせるだけの実力はある」




グルトレ「技術を盗めるのなら盗みたいな。ブライアンに探りを入れてみてくれ」




生徒会メンバーでトレーナーがいたのはエアグルーヴだけだった




なのでこれまでは生徒会のトレーナーの集まりというものがなかった




ブライアンにトレーナーができてしかも実力もある。トレーナーは最低でも味方にしておきたい




これからは生徒会トレーナーの集まりを開催してもいいだろうとグルトレは考える





この次下2

間近に迫ったメジェドのJG1に向け考えごとをしながら歩いていたトレーナー





タキオン「やあやあやあお悩みのようだねえ」




ただ歩いていただけだというのにトレーナーはタキオンに絡まれてしまった




彼女は悩みがなくなり疲れも取れるドリンクがあるとトレーナーを誘う




タキオン「効果は保証するよ。まあ副作用があったりなかったりしてしまうがね」




どんな副作用があるのかとトレーナーが聞いても飲んでみればわかると答えない




コンマ判定下2奇数飲む。ゾロ目ボーナス

効果を保証するならとトレーナーはタキオンに勧められたドリンクを飲む





タキオン「本当に飲んでくれるとはねえ」




イケトレ「え!?」




身近な人物には警戒されているのでこういった怪しいものは誰も飲んでくれない




なのでたまたま見かけたトレーナーに声をかけてみたらまさか上手くいってしまった





タキオン「大丈夫だよ天然由来の成分をピーしてパーしただけなんだから」




危険なものは入っていないのは確実。しかし副作用はどうなるかタキオンにもわからない




副作用下2
1発光
2発酵
3無し
4タキオン襲う
5浮く
6自由安価

イケトレ「うわーーー!」




タキオン「やっぱり光ってしまったねえ」




ドリンクの副作用として身体が発光してしまいトレーナーはどうすればと困惑する




頭がスッキリし疲れも取れたので効果はあったが副作用で光ってしまう




タキオン「貴重というよりやはりという結果だったね。一応感謝しておくよ」




タキオンにとって対象者が光ることは日常茶飯のようで特に驚いた様子がない




トレーナーに興味を失ったタキオンは自分の実験室へと帰ってしまった

メジェド「トレーナーが光ってる!?」




クリーク「暗いところでも便利そうですけど…」




トレーニングの時間になっても発光が収まらないトレーナー




指導するのに支障はないがトレーナーが気になって仕方ないメジェド




ブライアンは奴にやられたのかとタキオンの仕業だとわかったようだ




ブライアン「タキオンに関するクレームは何件も来ている。変な奴には近付くな」




イケトレ「そうするよ…」




この次下2
1JG1へ
2タキオン現る
3フジキセキ来る
4ラモーヌを見かける
5自由安価

タキオン「おやおやおや。まさか君はあのプロキオンのトレーナーだったのかい?」




トレーニング中に現れたのはタキオン。研究の気晴らしにぶらぶらと歩いているとここに辿り着いたらしい




トレーナーのことは知らなくともプロキオンのことは知っているようだ




クリーク「どうして私たちのチームを知ってたんですか?」




タキオン「そりゃあ彼女がいるからだよ」




タキオンが指を刺したのはメジェド。彼女と面識があるのかと思いきやそうではないらしい

タキオン「彼女のせいで学園は休校になったのだと聞いてね。全くこっちもいい迷惑だったよ」




全てのウマ娘が学園には立ち入り禁止となりタキオンの研究もその間止まってしまった




迷惑をかけられた相手は覚えておくものだとメジェドを方を見ている




タキオン「迷惑をかけられたのは彼を光らせたことでチャラにしてもらおうか」




トレーナー達が納得するかは関係なく自分がそう決めたからとタキオンは言う




自己中心な考え方であるが実験の為には割り切ることも必要であるらしい

タキオン「そうだ迷惑ついでに話を聞いてもらえるかい?実は私は退学させられそうなんだよ」





未勝利戦や模擬レースにも参加していないタキオンは退学の危機




実力があればある程度の愚行は多めに見てもらえるがタキオンは迷惑をかけるだけ




生徒会としても退学の勧告を考えているとブライアンは話す





タキオン「私の面倒をみてくれないかい?ほんの少しの間でいいんだ」




チームはこれ以上増やせないとトレーナーは断るがタキオンはチームに入る気はないという





あくまで未勝利戦や模擬レースに出れる状態になればいいようだ




タキオンを下2
1断る
2受け入れる
3なぜ走らないのか聞く
4見返り次第
5自由安価

イケトレ「短期間だけならいいかな」




タキオン「交渉成立だねえ」




ブライアン「なぜこんな奴を受け入れる?」




イケトレ「こうやって光りはしたけど確かに疲労は取れたからそのお礼だよ」




ブライアン「甘すぎるぞお前は」




チームに入りたいわけでもないというのもタキオンを受け入れた理由になるという





ドリンクのお礼程度にしか面倒はみないがタキオンもそれでいいと頷く




タキオン「では宜しく頼むよ」




研究の空き時間に来るのでその時に様子を見るという約束になった

タキオンの面倒をみると決まってから数日後。メジェドのJG1のレースが開催される





ブライアン「障害レースに興味もないのに何をしに来た」




タキオン「レースに興味はないがメジェド君の走りを見てみたくてねえ」




プロキオンに加えタキオンまでメジェドの応援に駆けつけた





タキオンのお陰もありメジェドの仕上がりに不満はなくあとは実力を出すだけ




イケトレ「頑張ってきてねメジェド」





メジェド「勝ちます!」




海外のレースに出る為にも今日の勝利は必須。いつも以上に気合いが入っている





コンマ判定下2。1~65で勝利

コンマ60勝利




メジェド「勝った。私は勝てたんだ。中等部で年に二回もJG1を勝てた!」





メジェド「私はやったんだ!勝った勝ったあ!」




今年中にJG1で二勝するという目標を達成したメジェドはただ単純に喜ぶ




来年は海外の障害レースと馬術にも出場しなければならず今年より難しくなる




それでも世界一という目標に向かってメジェドはひたすらに前に進んでいく

胸を弾ませながら控え室へと帰ってきたメジェドはまずお礼を口にする




メジェド「トレーナーのお陰で今年の目標は達成できました。本当にありがとうございます」





イケトレ「君の力になれたのならよかったよ」




来年は海外に頻繁に行くことになりトレーナーにも負担をかける




それでもトレーナーは自分を支えてくれると約束してくれた




そんなトレーナーには感謝しかない。が、それはそれとして今回のレースのご褒美が待っている




ご褒美の内容下2

メジェド「鬱陶しい監視もなくなったのでどうぞ」





そう言うとメジェドは勝負服をめくり胸を露わにさせクリークよりも大きいものが揺れている





メジェド「ぜひ谷間に顔を埋めてください」




なんなら舐めてもいいとトレーナーの顔を谷間に誘導するメジェド




トレーナーは素直に顔を埋めたのだがここでメジェドは気付く




メジェド(クリークさんとこれくらいはやってますよね)




自分にしかできない、もしくはもっと過激なご褒美をあげた方がいいかとメジェドは悩む




追加ご褒美有りか下2。ある場合はその内容も

メジェド「映像では見たことありましたけど生は初めてですよね」




イケトレ「これは……!!」




トレーナーの目の前で一人遊びを始める。見やすいようにご丁寧に机の上に座っている




玩具がないので激しいものはできないがその分いやらしさは増す




メジェド「見て……ください…私ここ……弱い…あん…」




実況つきの一人遊びにトレーナーはそれはそれは大満足だった

年内のレースは全て終えたが年明け後にはクリークのURAファイナルズの予選がある




なのでゆっくりしている暇はないのだが一日くらいはとプロキオンでパーティーをすることになった




クリスマスはとっくに過ぎ年末で忙しい時期にも関わらず全員が参加するという




場所はトレーナーの部屋で料理はいつも通りトレーナーが作る





クリーク達はケーキなど甘いものを持ち寄るという予定となっていたがここでイレギュラーが起こる





ブライアン「お前は呼んでいないだろう」





タキオン「細かいことは言いっこなしにしようじゃないか」





呼んでいないはずのタキオンまで来てしまったがパーティーは予定通り始まる





パーティーでの出来事下2

タキオン「なんだいこの料理は」




不味いと吐き捨てるのではなく静かにそう言うタキオン。彼女は出てくる料理の味に驚いている




食事は栄養が摂れればなんでもいいと食材をミキサーし接種していたタキオン




ミキサー食とトレーナーの料理は天と地よりも大きな差であった




驚いているタキオンにそこまでの料理じゃないとトレーナーは謙遜するも彼女の食事事情を知り驚愕する

イケトレ「ミキサー食なんて良くないに決まってるよ」




タキオン「栄養が摂れればそれで問題なかったんだ」




食事に味は不必要というタキオンの考えを否定するほどの美味しさ




表情に出ていないだけで彼女は泣きそうなほど衝撃を受けていたのだが付き合いが浅いのでトレーナーはそれに気付かない




タキオン「一つ提案があるんだが私の弁当を作ってくれないかい?」




この味を毎日堪能したいとタキオンは弁当を作るようトレーナーにお願いをした

メジェド「チームにも入ってないのにそれはやり過ぎだと思います」




ブライアン「私もそう思う」




チームメイトでもないタキオンに時間を使うより自分たちに時間を使って欲しいという二人




メジェド達の言い分はもっともでタキオンは反論の余地はなかった




タキオン「どうしてもというならお礼を…」




クリーク「トレーナーさん、あーん」




タキオン「へ?」




トレーナーの隣に座ったクリークが当然のように食べ物を彼の口へと運ぶ




トレーナーもまた当たり前のように彼女に食べ物を与え、これは何なのかとタキオンはメジェド達を見る

メジェド「二人は付き合ってるんです。知らなかったんですか?」




タキオン「は……?」




こんな高スペックの男がフリーなわけがないという常識はタキオンにはなかった




タキオンはお礼として自分の世話を焼かせようとしていたがその目論見は崩れる




男には下着でもチラ見させていれば喜ぶという知識はあったがそれはトレーナーには使えない




切り札にしていた自分の身体を差し出すことも叶わないと知ったタキオンは呆然とする




この次下2

明らかにショックを受けているタキオンを見たトレーナーは弁当ならば作っていいと発言する





ブライアン「随分と甘いようだがコイツが好みなのか?」





メジェド「そんなわけないですよ」




タキオンのは小さくないがクリーク達と比べると小さくトレーナーの好みとはいえない




ならばなぜ担当でもないウマ娘に弁当を作るのかと抗議するメジェド





イケトレ「自分の分を毎日作ってるからだよ。余り物を詰めるだけならいいかと思って」





メジェドとブライアンはピンときていないがクリークは納得する




弁当は作るのが手間なのであり一人分だけ増えたり余り物を詰めるだけなら大した手間にはならない

イケトレ「僕の弁当の余り物だから量は足りないかもしれないよ」




タキオン「それで構わないから明日からお願いしたい」




トレーナーが弁当を作る日はタキオンにも弁当が作られることになった




この味がほぼ毎日味わえるとなり上機嫌になるタキオンだがメジェド達は不満が出てくる




メジェド「ズルいですよこんなの」




ブライアン「何か見返りは用意してもらおうか」




メジェド達はタキオンに対し弁当の対価を求めた





タキオンの対価下2
1レースのデータ
2自家製の薬
3なし
4お金
5変な発明品
6純血
7自由安価

タキオン「では彼にあげたドリンクやそれに準ずるものをあげようじゃないか」




ブライアン「身体が光るのはお断りだ」




タキオン「全てが全て光るわけじゃないさ」




対価としてトレーナーにあげたような自家製の薬を渡すというタキオン




しかし彼女の薬は副作用ありになのでそれでけでは釣り合わないという




タキオン「ならばレースのデータはどうだろう。海外のレースのデータも揃っているよ?」





ブライアン「む」




メジェド「障害レースのもありますか?」




タキオン「もちろんだとも」




海外のレースデータがあるのは非常に助かる。対価として十分すぎると二人は納得する

タキオン「交渉成立ということだね。素晴らしい取引だったよ!」




彼女は常に新しいデータを求めているのでメジェド達の要望に応えることは容易い




タキオンからすれば破格の条件で美味しい弁当が手に入ることになり上機嫌となる




クリーク「悪いウマ娘ではないと思いますけど気をつけて下さいね」




ブライアンとはまた違った雰囲気を感じるとクリークはトレーナーに注意を促す




彼女の言葉の意味を理解したトレーナーはなるべくタキオンと二人きりにはならないと決めた




こうして年末パーティーは終わりクリークのURAファイナルズが迫ってくる




この次下2

パーティーも終わり帰り支度をしていたタキオンはふとトレーナーに疑問をぶつける




タキオン「このチームはやたら胸が大きいウマ娘が多いが君の趣味かい?」





イケトレ「それは偶然だよ狙ってたわけじゃない」




チームの中で一番の大きさを誇るメジェドから始まりクリーク、ブライアン共に偶然が重なった




もし胸の大きさだけで選んでいるのならメイショウドトウやタイキシャトルなどのウマ娘がいる





そう言うトレーナーの意見を聞き確かにそうだとタキオンへ納得する

タキオン「私のサイズでは不満だからチームに入れないと言うことはないんだね」




イケトレ「胸の大きさでメンバーを選ぶことなんてないから安心して」




タキオンをチームに入れなかったのは自分の実力不足だからと再度説明する




そこまで言うのならとタキオンはトレーナーの言葉を信じその場をあとにする




タキオン(焦る必要はない。ひとまず退学さえ乗り切ればいいんだ)




こんな好条件のトレーナーを逃すつもりはない。タキオンらじっくり足場を固めていく




この次下2

URAファイナルズの予選が迫る中オグリとイナリの永世三強の二人とタマが様子を見にくる





オグリ「URAファイナルズは私の集大成となる。いい勝負をしよう」




イナリ「重賞では負けたがURAでは負けないからな!」





オグリの言う集大成は決して大袈裟な言葉ではなく彼女にはその覚悟があった




彼女達はいつまでも現役で走れるわけではなくどこかで区切りを付けなくてはいけない




オグリはその舞台としてURAファイナルズを選びイナリ達も同じ舞台で戦うことを選んだ

タマ「ちょっとええか?」




タマもURAファイナルズに出走するが彼女は衰えを認識しており引退が近い




少しでも長くオグリ達と走り続けたいというのが彼女の願いである




そんなタマはトレーナーに対し突然ありがとうと耳打ちする




タマ「ようクリークと出来てくれたわ。お陰でこっちが被害にことが無くなったんよ」




彼女が言っているのはクリークの溢れる母性について。特に赤ちゃんにされる回数が多かったのはタマらしい




今では毎日のようにトレーナーが赤ちゃんになりクリークに吸い付いているのでタマが被害に遭うことがない

タマ「その調子でクリークとは仲良くしといてな」




彼女なりにクリークとの仲を応援していると解釈したトレーナー




恐らく彼女達とはURAファイナルズの決勝で戦うことになる




最高の舞台で最強のライバルを倒してこそトゥインクルシリーズを走るウマ娘である




イケトレ「皆んな気持ちにクリークは必ず応えるよ」





オグリ「クリークと戦えるのが今から楽しみだ」





クリーク「私も楽しみにしてます。お互いに全力を尽くしましょう」




この次下2

メジェド「前から思ってたんですがライブって必要なんてんすか」




障害のトレーニングを行っているメジェド。トレーナーはオンラインでクリークとブライアンの様子を見ている





クリーク達はライブ(ダンス)のテストがあるということで課題曲のトレーニングをしている




端末から踊っている様子を見たメジェドはそもそもなぜレース後にライブなのかと疑問に思う




イケトレ「昔はグランドライブもあったけど今はウイニングライブだけなんだよね」





ファンへの感謝を伝える為にライブがある。レースとライブは切っても切れないのだとトレーナーから説明を受ける

イケトレ「普通ならみんな知ってると思うけどメジェドは違うからね」




メジェド「私にとっての普通は障害走です」




トゥインクルシリーズを走るウマ娘にとってウイニングライブは必須




逆を言えばトゥインクルシリーズを全く走らないウマ娘にとってライブは謎の儀式である





イケトレ「ファン感謝デーとかで踊る機会はあるはずだから練習は必要だからね」





メジェド「面倒だから嫌です」




イケトレ「そうも言ってられないからね」




ライブからは逃げられないとトレーナーはメジェドに釘を刺す





この次下2
1URAファイナルズ予選
2メジェドも踊る
3タキオン泣きついてくる
4ハヤヒデくる
5自由安価

ハヤヒデ「学園に居ないと思ったらこんな所に居たのか」




イケトレ「クリークとブライアンがライブの練習だから今日はここで障害のトレーニングをしてるんだ」




わざわざトレーナーを探しに来た様子のハヤヒデ。会うなりトレーナーのことを褒め始める




チーム全員を勝利に導く腕はベテランの域を超えているとハヤヒデは饒舌になる




メジェド「トレーナーは新しい担当は断ってますからね」




トレーニングを中断しメジェドが近寄ってくる。ハヤヒデの魂胆はわかっているとメジェドは言う





メジェド「ただ褒めるだけなら学園に居る時でもできましたよね」




いくら妹が世話になっているからとはいえここまで追いかけてくるのは普通ではない

BNWの中でトレーナーがいるのはタイシンのみ。ライバルに勝つ為にはトレーナーか不可欠




ブライアンだけでなくチームで結果を出したプロキオンは魅力でしかない




メジェド「タキオンさんも正式にはチームメイトじゃないんです」




ハヤヒデ「彼女に弁当をあげていた所を見たが違うのか?」




イケトレ「違うんだよね……」




トレーナーは自分に実力がないのでタキオンをチームに入れなかったと説明した




ハヤヒデは下2
1チームに入りたい
2ブライアンが心配だっただけ
3引退を考えてる
4海外で走りたい
5自由安価

ハヤヒデ「彼女の言う通り私はこのチームに入れてもらおうと思っていた」





ハヤヒデ「ライバルと高め合えば限界を越えられると考えていたんだがそれは間違いだった」





ハヤヒデ「タイシンは私達の遥か先に到達してしまった。追いつき追い越すには君の力が必要だ」





BNWの中でトレーナーがいるのはタイシン。彼女はトレーナーを手に入れ明らかに走りが変わった





三人で高め合うだけでは到達できなかった限界をタイシンは簡単に超えていった




タイシンとライバルでいたい。彼女に勝ちたいとハヤヒデは本気で考えていた

ハヤヒデ「ハッキリ言って私はブライアンに劣る。ブライアンはたった一人で登り詰めた」





ハヤヒデ「そんな私でも君のトレーニングを受ければきっと更なる高みを得られる」





ブライアンの伸び具合とチームの実力をみたハヤヒデはプロキオンしかないと決めた




しかしメジェドの言うようにトレーナーはまだ担当を増やすことは考えていない




それでも構わないとハヤヒデは自分の気持ちをトレーナーにぶつけた





この次下2
1ご褒美があるとメジェド忠告
2流されるトレーナー
3メジェド拒否
4ブライアンの援護
5タキオンあらわる
6自由安価

メジェド「絶対ダメですこの人は私のトレーナーなんですからね」





メジェドに同調するようにトレーナーは頷き今は誰もチームに入れないと話す





イケトレ「本当に余裕がないんだごめん。タキオンが正式なチームメイトじゃないのも同じだよ」





イケトレ「焦る気持ちはわかるけどきっといいトレーナーが見つかる」





それでもとハヤヒデは簡単には引き下がらない。彼女の想いは相当強いようだ

メジェド「それにこのチームにはご褒美があるんですよ」





ハヤヒデ「な、に?」





メジェド「ブライアンさんなんか処女を捧げるって言ってましたしクリークさんとなんて朝までですよ」





ハヤヒデ「!!」




多少盛られてはいるが概ね事実であるご褒美の内容を聞きハヤヒデは真っ赤になる





まさかのこの手の話題が苦手だったようでハヤヒデは固まってしまった





メジェド「私なんか一人遊びを目の前で見せてます。プロキオンに入るならご褒美の覚悟も必要なんです」





ハヤヒデ「そ、う、か」




これ以上は話は聞いていられないとハヤヒデはそそくさと帰ってしまった





メジェド「高等部ならご褒美は最低でもえっちは必須ですよねトレーナー」





イケトレ「僕はクリークと付き合ってるんだからね?」





たとえハヤヒデがチームに入ったとしても一線は超えないと断言する




この次下2
1URAファイナルズ予選
2ブライアンを問い詰めるクリーク
3タキオン倒れる
4メジェド海外レースの研究
5自由安価

クリークのURAファイナルズが迫るなかでメジェドは海外レースの研究をしていた





障害レースという枠組みはどの国でも変わらないもののレース場の環境が大きく違う





小さなレースから有名なレースまでタキオンのくれた映像をくまなくチェックする





メジェド「スピードだけじゃなくパワーとスタミナも必要だけど通用しなくはない…はず」




これまでの障害レースはスタミナとの勝負でありスピードはそこまで優先されなかった




しかし海外はレベルが高くスピードも並以上が必要になることがわかった




プロキオンでのトレーニングでスピードも上がっていたメジェドは何とか通用するレベルだと分析する

メジェド「私にはまだ海外は早い段階かもしれない。でも五輪に出るには無理をしてでも海外で勝つしかない」




馬術で五輪に出るにはまず海外の障害レースに勝ち、尚且つ馬術のレースで良い成績を残さなければならない




幸いにも日本代表のレベルは世界的に見ても高くはなく代表になれる可能性はある




今のメジェドにとっては馬術で日本代表になるよりも海外レースで勝つ方が難しい





メジェド「海外の芝に慣れるには早めに海外に行くしかない。でも行くなら一人になるかも……」




本来の予定ではクリークのURA決勝を見届けて海外に行く予定だった




しかし研究の結果それでは間に合わないという結論に至る





いくら自分がメインとはいえクリークはトレーナーの彼女。URAファイナルズを共に駆けたいだろう

メジェド「費用はラモーヌさんが売られたあの通帳を使うしかない」




ブライトから託された通帳の使い所も今だと見極めメジェドは海外へ気持ちを固める




メジェド「ずっと一人というわけじゃないんです。トレーナーはURAファイナルズが終わったら合流してもらいます」




今年はブライアンの凱旋門賞への挑戦もありトレーナーは海外と日本を往復することが増えるだろう





自らのことしか考えないメジロとは違い自分はチームのことを考えて行動できる





メジェドはプロキオンのことを優先し海外には一人で行くことを決めた




この次下2
1メジェド海外へ
2注意されるメジェド
3パスポートないメジェド
4パトロンの誘いくるメジェド
5自由安価

メジェドが一人海外に旅立った日、トレーナーはラモーヌの所を訪れた





本来であればメジェドを買っていた人物は一週間という限られた時間の中でラモーヌを犯し続けた




一週間が過ぎ彼女は解放され何事も無かったかのように普段の生活へと戻った




しかし一週間のことは彼女の心に深く刻まれ取り返しのつかないレベルとなっていた




それでも自分はメジロなのだと誰よりも強い自尊心で自我を保ち続けていた




イケトレ「本当にごめん」





ラモーヌ「その謝罪は何かしら?」





突然やってきたトレーナーが頭を下げる理由がラモーヌにはわからない

イケトレ「メジェドを売るなんて許せないけど君が好きにされるのとは話が違う」





ラモーヌ「それで?」





イケトレ「君が買われたお金はブライトから僕に渡ったのは知ってるんだよね」




ラモーヌ「ええ」




イケトレ「そのお金は使わないつもりだった。でも使わざる得なかったんだ」





申し訳なさと自分の力の無さをラモーヌに詫びるトレーナー




彼女に謝ったところで何も解決しないのだがトレーナーはそうしなければ気が済まなかった





再び頭を下げるトレーナーをラモーヌは何も言わずじっと見続けていた




この次下2
1取り乱すラモーヌ
2URAファイナルズ予選
3海外満喫メジェド
4タキオン限界
5海外で苦労してるメジェド
6自由安価

イケトレ「いよいよ予選だけど作戦通りにいこう」





クリーク「わかりましたトレーナーさんの指示に従います」





URAファイナルズは予選、準決勝、決勝と短期間の中で行われる




クリークの実力からいけば予選は余裕を持って勝ち進めるだろう




なのでトレーナーは体力の温存を指示し準決勝以降へ向けコンディションを整える作戦をとった

ブライアン「油断しても勝つだろうが気は抜くな」





クリーク「もちろんですよ」





URAファイナルズは中等部も高等部も関係なく開催され予選には無名のウマ娘も多数参加する




他のウマ娘を見る限りクリークを脅かす存在はいないが注意は必要





イケトレ「注意も必要だけど余裕があるなら力は抜いてね」





余裕を出せるのは予選まで。準決勝からクリークは本気を出す





コンマ判定下2。ゾロ目で敗北

ゾロ目敗北。目覚ましを使うかどうか残り3+1(詫び)

指定忘れてたけど下2だったから使うで
再安価下2コンマ

コンマ03勝利




イケトレ「危なげなく勝ててよかったよ」





クリーク「一瞬ヒヤリとする瞬間はありましたが相手はスタミナ切れのようでした」




イケトレ「クリークより速い子が居たとしてもスタミナで君に勝てる子はそうそういないからね」





予定通り体力を温存しつつ予選を勝ったクリーク。次の準決勝からは気は抜けない




予選ということでご褒美も特になくクリークは次に向けての準備が始まる

クリーク「メジェドちゃんに報告だけしておきませんか?」





イケトレ「彼女の様子も確認したいし電話してみよう」




時差を考えてもまだ寝ている時間ではないということで控え室からメジェドに連絡することに




クリーク「たった一人で海外だなんて心配なんです。URAファイナルズがなければ私も一緒に行ってました」




これまでにメジェドは海外に行ったことがあるとはいっても今回は観光ではない




中等部の彼女が一人で海外で生活できるのかとクリークは心配でたまらない




メジェドの様子下2
1満喫
2充実
3号泣
4繋がらない
5自由安価

メジェド「うえええええトレーナーあああ」





電話に出るなりメジェドは号泣し出す。彼女の泣き声を聞いたクリークは母性が爆発し空港に突撃する勢いである





クリーク「すぐにお母さんが慰めてあげますからね!!」




イケトレ「落ち着いてクリーク!」




メジェド「えええええん」




ブライアン「ええい全員落ち着け!」





クリークが勝ってもご褒美無しと聞いていたブライアンは控え室でトレーナー達と合流しようとしていた





すると部屋の外まで騒いでいるのが聞こえてきたので冷静になれと一喝する

一人での海外は不安もあったがまずはレース場の見学や偵察をしようと試みた




ある程度外国語はわかっていたメジェドだが電車やバスなど公共機関に一人で乗るのは初めて





困っていても誰も助けてくれず日に日に孤独が胸を締め付けていった




チームの為にと決断したメジェドだったが結果は大失敗でホテルの部屋から出れなくなってしまったという





メジェド「もう嫌だ帰りたい帰りたい帰りたいうううう」




イケトレ「メジェドなら大丈夫かと思ったんだけど僕の責任だ。すぐに会いに行くからね」




日本に呼び戻すより現地に向かった方がいいとトレーナーはすぐにでも旅立つとうとする

クリーク「私も行きますメジェドちゃんを力一杯抱きしめてあげるんです」





家族から捨てられたメジェドには母性が必要。自分より母性のあるウマ娘など存在しないというクリーク




ブライアン「お前たちはURAファイナルズに集中しろ。私が行ってくる」




ブライアンは凱旋門賞の為にも海外に行く必要があった。メジェドの様子を見つつ自分の偵察にもなる





クリーク達はURAファイナルズが終われば来ればいいとブライアンは提案する




メジェド「誰でもいいから助けて…私を一人にしないで……」




メジェドの悲痛な嘆きに三人はどう答えたのか




海外に向かったのは下2
1トレーナー
2クリーク
3ブライアン
4トレーナーとクリーク
5トレーナーとブライアン
6全員
7自由安価

翌日、ブライアンはメジェドが泊まっているというホテルに到着した





ブライアン「生きてるか」




メジェド「ぐす、うええええん」





ブライアンの姿を確認すると安心から涙を流すメジェド。ベッドから這うようにして椅子へと座る





ブライアン「側にはいてやるがクリークとは違って慰めはしない」




メジェド「それでもいいから近くに居て……」




メジロ家との騒動により孤独がメジェドのトラウマとなりつつある




ブライアンは最適な人員ではないがメジェドは一人では無くなった

ブライアン「ホテルに着いたぞトレーナー。メジェドも無事だ」




イケトレ「よかった…安心したよ」




最悪の状況もあり得るということでブライアンは電話のあとすぐに飛行機に搭乗した




トレーナーとクリークはURAファイナルズがあり日本を離れられなかった




クリーク「メジェドちゃん帰ってきたらいっっっぱい甘やかしてあげますからね!!」




メジェド「うん……」




相変わらず母性が爆発し続けているクリークはメジェドが心配で仕方ない

ブライアン「コイツと二人でレース場の偵察と見学をやる。フリーのレースがあればそれにも参加する予定だ」




イケトレ「無理のない範囲でね」




ブライアン「いいや無理はする。無茶はしないがな」




メジェドに必要なのは身体を動かすことでありブライアンがホテルから連れ出すという




メジェドもブライアンがいるならと二人でレース場巡りをすることになった




この次下2
1心配なクリーク
2反省するトレーナー
3メジェド元気に
4ブライアンもやられる
5自由安価

ブライアンとの電話が終わるとトレーナーは深いため息をつく




イケトレ「子供を一人で行かせるんじゃなかった。最初からブライアンと一緒に行ってもらうべきだったんだ」





クリーク「結果を見ればそうなってしまいますね」





イケトレ「彼女の心は弱っていたのにそこまで気が回らなかったのは僕の責任だ」





クリーク「次に会った時にちゃんと謝りましょう。メジェドちゃんなら許してくれますよ」




クリークのレースがあるのでトレーナーはメジェドには同行できなかった




しかしブライアンに同行を頼むという手段がありトレーナーはそれに気付けなかった




そもそも中等部のウマ娘を一人で海外に行かせるなんてとトレーナーは反省しっぱなしである

クリーク「来月のファイナルズ決勝に勝ってメジェドちゃんの所へ行きましょう」




イケトレ「うん……」




クリーク「元気を出して下さいトレーナーさん。反省はしても落ち込んでいる暇はありません」




イケトレ「そうだよね、うん…」




クリーク(今夜はたっぷりと甘やかしてあげないといけませんね)




担当というより彼女としてトレーナーを元気付けるためクリークは行動する




トレーナーは自分が元気付けるのでブライアンはメジェドをなんとかして欲しいとクリークは願う




この次下2

URAファイナルズ準決勝が迫る中でイナリワンがトレーナーとクリークに会いにくる





イナリ「まさかクリークと準決勝で当たるとはな」




クリーク「抽選ですからこういうこともあります」




イナリ「できれば全員決勝でやりたかったがこうなったら仕方ねえ。勝った方がオグリと勝負だ!」




オグリの方は問題なく決勝に進むはずでありクリークとイナリのどちらかしか上に進めない




永世三強が決勝で揃わないのは悲しいが決着の舞台としてURAファイナルズは相応しい

イナリ「チームの事情をレースに持ち込むなよ?色々あったって聞いてるからな」




クリーク「もちろんです。メジェドちゃんのこととレースは違います」




メジェドとブライアンのことは他のチームにも知れ渡っている




一人で海外に行ったことはやや誇張され悪い噂が流れてしまったがブライアンも旅立ったことによりその噂は収縮する




クリークは今すぐにでもメジェドを抱きしめに行きたいがそれはレースが終わってからと自制できている





この次下2
1URAファイナルズ準決勝
2落ち着いたメジェド
3ブライアンもやられる
4タキオン限界
5自由安価

いよいよ準決勝当日。いつもと違い控え室にはトレーナーだけの寂しい光景




それでもやることは変わらないとクリークはレースに備え準備をする




クリーク「イナリちゃんに勝ってきます。トレーナーさんは応援して下さい」




応援などいつもしていると答える前にクリークはトレーナーと唇を重ねる




メジェド達が居ないということでクリークはトレーナーではなく彼氏に自分の応援を頼んだ





クリーク「あなたの為に勝ってきます」




いつもより気合いの入ったクリークはイナリとのレースに向かった




コンマ判定下2。1~75で勝利。その他いつも通り

コンマ39勝利




イナリ「負けちまったなあ……」




クリークに勝てなかったとイナリは走り終えたレース場をじっと見ていた




イナリ「ここまでかもしんねえな」




永世三強とまで呼ばれたイナリもいつかは引退しなければならない




それはクリークも同じだが自分は彼女より先に走り終えるという選択肢をとるだけ




全てが終わったわけではないのだとイナリは前を向いている

イナリ「そういやオグリはクリークのとこに居るんだろ。挨拶ついでに話しておくか!」




同じレース場で準決勝が行われ、クリーク達の前にオグリは既に勝利していた




きっとクリークの控え室で集まっているのだろうとイナリも向かう




イナリ「クリークのやつ喜んでるだろうな」




自分に勝ちオグリと決勝で走れるのはこれ以上ない幸せ。きっとオグリと共に喜んでいるだろうとイナリは予想する




控え室の様子下2

イナリ「部屋の前でなにしてんだ?」




オグリ「取り組み中のようだから待っているんだ」




控え室の扉の横で体育座りをしていたオグリ。彼女もクリークに会いに来たようだった




しかし肝心のクリークがトレーナーといい所のようで邪魔しては悪いとオグリは律儀に待っている





イナリ「おいおいこんな所でおっ始めてんのか?」





オグリ「いいや激しいキスだけみたいだ」




漏れ聞こえる音からトレーナー達は激しいキスでお互いの気持ちを伝え合っているようだ

オグリ「そういえばタマは元気にしているだろうか」




クリークとトレーナーのキスが終わるまで待っていることにした二人




今日のレースのことは話終え次の話題としてオグリはタマのことを出す




イナリ「元気にしてるもなにも部屋での様子はどうなんだ?」





自分より同室のオグリの方がタマに詳しいはずとイナリは返す




だがオグリはタマはイナリの所に居るのではないかとキョトンとしている




オグリ「タマはイナリの部屋に泊まると言っていたんだ」




イナリ「ターボは小せえけどタマもこっちの部屋に泊まるなんて無理に決まってんだろ?」




同室のターボは遠征に行っているわけではないので部屋に空きはない




いくら小柄なタマでも自分含め三人はキツいとイナリは話す

イナリ「なあオグリ、今日トレセンでタマの姿見たか?」




オグリ「私はイナリの部屋に居ると思っていたんだが…」




イナリ「おいおいおい!」




オグリの話を聞く限り昨日からタマが行方不明ということになる




そのことに気付いたイナリは焦るもののオグリはまだピンときていない




オグリ「買い物にでも行ってるんじゃないのか?」




イナリ「オグリは一晩中買い物すんのか!?」




オグリ「……タマ!!」




タマはURAファイナルズの予選で敗れていた。準決勝を前に彼女の姿は消えた




まさかもあり得ると二人はレース場をすぐに後にした





タマは下2
1地元へ
2男の所
3行方不明
4遺書
5レース場に居た
6自由安価

タマ「やっぱりクリークが勝ったか。引退も近いって時によおトレーナーを見つけられたな」





タマは地元に戻っており準決勝のレースをテレビで見ていた




タマ「予選すら勝たれへんだウチはもう終わりや。ええ思いは十分できたわ」




URAファイナルズで負けてしまったタマは引退を決めたがそれをオグリ達に言わなかった





まだまだ走れるオグリ達にとても別れを言えず騙すような形での帰省となった




タマ「堪忍やでオグリ。ウチはここで見守ってるからな」





準決勝の全てのレースを見終えたタマはテレビを消し日常へと帰っていった

オグリ「タマは学園を辞めるのか!?」




イナリ「タマモのヤツ~~!!なんでそんな大事なこと言わねえんだよ!!」





急いで学園に帰ってきた二人はタマが退学届を出していたと知る




部屋にあった荷物は今日のうちに全て運び出してしまったらしい





イナリ「なに考えてんだよタマモのヤツ!」





オグリ「私は少しわかる…かもしれない」





負けが続いているのではなくタマはもう勝てない。それを悟ったのではないかとオグリは推測する

オグリ「私ももうダメだと何回も言われたが頑張った。それは勝てると思ったからだ」




オグリ「タマはもう勝てないと思ったのかもしれない。私も引退する時がくる」




イナリ「だからってよお!」




こんな別れがあっていいのかとイナリは怒りで震えオグリは理解できると納得している





オグリ「タマも時間が欲しいんだと思う。URAファイナルズが終わったら会いに行こう」




心の整理ができるまで待つべきとオグリは諭す





この次下2

タマのことは一旦置いておき学園に戻ってきたクリークの元を訪れたイナリ達





オグリ「決勝は楽しみにしているぞ」




クリーク「私も楽しみにしていますね」




イナリ「勝負には負けちまったが正々堂々とやった結果だからな。悔いもないし決勝は観客として楽しませてもらうか~」




URAファイナルズは注目されておりクリーク達が出ている長距離レースも反響が大きい




その舞台でクリーク達と決着をつけたかったとイナリはまだ悔しさが残っている




イナリ「引退も近いってのによくこんなトレーナー見つけたよな」




クリーク「トレーナーさんの方から声をかけてもらったんですよ」




プロキオンの活躍を見てもトレーナーは優秀。トレーナーの違いがここに来て効いたのかとイナリは悔しがる

イナリ「こっちのトレーナーは勝つ度にご褒美ご褒美だからな。いい加減ウンザリだっての」




イケトレ「……」




ご褒美に関して偉そうなことは言えないトレーナーは愛想笑いで誤魔化す




オグリ「クリークとトレーナーは付き合っているんだろう、その影響もあるんじゃないか?」





クリーク「ないと言えば嘘になります。トレーナーさんと出会えたことが幸運でした」





イナリ「相思相愛かよ~羨ましいったらないな」





トレーナーは存在感を消しつつ永世三強の絆は深いのだと彼女達を見守っていた




この次下2
1タマの話題
2タキオン乱入
3メジェドから連絡
4ブライアンから連絡
5自由安価

クリークの準決勝が終わったと知ったメジェドはすぐにトレーナーに連絡をとった





メジェド「寂しいですトレーナー……」




ブライアンのお陰でかなりマシにはなったがトレーナーに会えないと毎日嘆いている





家族を失ったメジェドにとってトレーナーの存在は大きなものとなっていた





クリークのレースが終わるまでトレーナーは動けないので電話で満足してもらうしかない

イケトレ「あと二週間もすれば僕もそっちに行くから待っててね」




メジェド「待てないです…」




一日も早く会いたいと珍しく聞き分けの悪いメジェド。彼女の心は不安定なようだ




イケトレ「世界一になるんならこれくらい耐えないとでしょ。メジェドなら大丈夫」





メジェド「うううううう」




今にも泣きそうな声が聞こえてきたがなんとか堪えたようだった




メジェド「会ったらいっぱいキスして下さい……」




イケトレ「うんうん。君が納得するまでいくらでもしてあげるよ」





トレーナーとの電話でメジェドの精神は持ち直した





この次下2
1URA決勝
2海外の様子
3タマのことを知るクリーク
4タキオン限界
5自由安価

海外でさまざまなレース場の見学をしているブライアンとメジェド




今日は大きなレースが行われることが多い有名なレース場へと足を運んだ




ブライアン「見学の許可が降りた。馬場は荒らすなよ」




メジェド「荒らすなって言われても既に荒れていませんか?」




ブライアン「この状態がここでいう『良』だ。日本とは比べものにならない」




隅々まで手入れされている日本のレース場とは違い海外の馬場は荒れているのが普通




有名レース場といえども日本のように芝が整っていることは稀である

ブライアン「私はこの馬場で走らなければいけないが馬術は違うだろう」




メジェド「今年は海外の障害を走るので私もこの馬場に慣れる必要があります」





馬術は障害を飛ぶ美しさも競うので馬場はかなり整えられる




しかし障害レースの芝は平地と同じように整っていないことが多い




メジェド「ジャンプがあるのでダートみたいに荒れてることはないですけど日本とは比べられません」




ブライアン「お互いに馬場への適応が課題ということか」




ブライアンのパワーをもってしてもこの馬場では実力を発揮できない




日本でのトレーニングではこの芝には対応できないとわかり、ブライアンもトレーナーの到着を心待ちにすることとなった




この次下2

メジェド「そういえばこっちのウマ娘はスタイルが良いですね」




ホテルに帰る途中メジェドはブライアンとウマ娘に関する話をしていた




見るからに中等部であっても海外のウマ娘の体型は大人びていた




ブライアン「アイツが喜びそうな話だな」





クリークと付き合う前のトレーナーなら大喜びしていただろう





トレーナーの癖がわかっているブライアンは若干バカにしたような笑みを浮かべていた

メジェド「そういえばトレーナーのことは諦めたんですか?」





クリークほどではないがトレーナーに好意はあるはずのブライアン




彼女の座を巡ってクリークとブライアンのバトルになるかとメジェドは予想した




しかし実際にはブライアンとクリークの仲は悪くなくメジェドの目にはトレーナーを諦めたように見えた





メジェド「ブライアンさんなら人のものでも奪うようなイメージだったんです」





怪物の異名の通り相手に恋人がいても関係ないというのがメジェドの考えだった





ブライアンは下2
1トレーナーの身体目当て
2諦めてない
3メリットがない
4チーム優先
5自由安価

ブライアン「あんな良物件を簡単に諦めるはずないだろう」





優しくて顔がよく更に家事まで出来てしまうトレーナーは誰にでもモテる





そんな彼を諦めるはすがないというブライアンだが奪う素振りは全く見せていない





その理由はチームに不和を起こしたくないからだという





ブライアン「プロキオンは理想のチームだ。私の我儘でチームのバランスを崩したくない」




ブライアンの目標である凱旋門賞の為にはこのチームでのトレーニングが不可欠




恋よりもまずは走りを優先させるのだという考えを聞きメジェドは大きく頷く

メジェド「やっぱりプロキオンは最高のチームですよね」




ブライアン「お前がJG1で二つ勝てたのもこのチームだからだ」





場合によっては走りよりトレーナーを優先すべきだったが凱旋門賞には変えられない





今は大人しくしておきその時になれば牙を剥くのだとブライアンは笑う





メジェド「クリークさんに勝てる自信があるんですか?」




ブライアン「トレーナーを満足させるのは私だ」





トレーナーとは性癖が一致しているクリークでも身体の良さでは上回れる





ブライアンは自信たっぷりな様子で関係さえ持てば勝機があるという

ブライアン「凱旋門で勝てばご褒美として私の身体をやる。それで終わりだな」





自分の身体を知ったトレーナーはもうクリークには戻れない





何か特別なことをしなくともトレーナーは自分を選ぶのだとブライアンは得意げに語る




メジェド(処女なのにその自信はどこから来るんだろう)





ブライアンの強気の発言がよくわからずメジェドは困惑しつつ愛想笑いで返す





トレーナーの話題で気が紛れたメジェドは更に調子を戻すことに成功した




この次下2

ポケット「よおタキオンのトレーナー。今日はアイツのトレーニングは休みか?」




カフェ「最近よく休んでいるみたいですけどタキオンさんの調子が悪いんですか?」





イケトレ「ええっと僕は彼女のトレーナーじゃないんだけどな」




タキオンに弁当を渡しているのを見た二人はトレーナーになったのだと思ってしまった




彼女が退学を免れるまでの短期間の付き合いだと説明するもポケットはよくわからないと首を傾げる





ポケット「弁当まで作ってんのになんで担当にならないんだよ?」




カフェ「タキオンさんの性格のせいなんじゃないですか」




問題児の担当をしたくないのではというカフェの意見に納得しかけるポケット

イケトレ「確かに性格にはかなり難はあるけど問題はそこじゃないんだ」




イケトレ「彼女の才能は素晴らしいけど脚が脆過ぎる。僕ではタキオンを育てられない」





トレセン全てのウマ娘の中でもトップの才能があるタキオン




だがその才能に対し脚が弱くとても本気で走れるものではない




イケトレ「退学のかかってる選抜レースくらいは何とかなるけど僕は彼女を壊したくない」




ポケット「情けねえなあそれでもトレーナーなのかよ」




弱気なことしか言わないトレーナーに不満なポケット。しかしカフェは理解を示した

カフェ「タキオンさんの脚は一度壊れれば再起不能だと聞きました」




ポケット「それをなんとかすんのがトレーナーなんじゃねえかよ」




イケトレ「ウチのチームは故障とは縁がない。それは僕が上手く脚をマネジメントできてるからだと思う」




イケトレ「けどそれは脚が弱くないっていう前提なんだ。タキオンは前提から違う」





トレーニングに関して自信があっても脚の弱いタキオンには活かせない




脚を鍛えてつつトレーニングが必要となるタキオンはチームには向かない




どうか良いトレーナーをみつけて欲しいとトレーナーは彼女の才能を惜しむ




この次下2

イケトレ「タキオンだけじゃなくルドルフやハヤヒデにもトレーナーがついてない」





イケトレ「ブライアンみたいに強いウマ娘でもトレーナーが居ない子って多いのかな」





強豪ウマ娘であってもトレーナーがついているとは限らない




これはトレーナーの数が多い少ないではなく相性の良い相手を探すのが難しいということ




ご褒美制度もあるので嫌悪を感じてしまうトレーナーはどうしても避けたい




ご褒美を必要としないトレーナーも存在するがやはり探すのは難しい

トレーナーは顔が良くウマ娘から選ばれる立場だったのでこの事実には気付かない





むしろ選り好みをしていた立場なのでルドルフ達にトレーナーがいないのが不思議で仕方なかった





イケトレ「きっと同じ高みを見ることができなかったんだろうね、うん」




自分の中で答えを出し勝手に納得するトレーナー





イケトレ「せっかく手に入れたチームなんだからメジェド達に嫌われないようにしないとね」





あまり調子には乗らないようにと自戒しつつ欲を完全には捨てることはない




この次下2
1URAファイナルズ決勝
2タキオンの様子見
3走ってみるメジェド
4タイシンとそのトレーナーに遭遇
5自由安価

URAファイナルズ決勝。ついにオグリとの決着をつける時が来る




永世三強の中で残ったクリークとオグリはかなり注目されていた




決勝なだけあって強者は他にも存在したが主役は間違いなくこの二人である





オグリ「クリーク今日は楽しもう」





クリーク「もちろんです。そしていい勝負をしましょう」





トレーナーは余計に声をかけることはせず彼女に全てを託した





集大成であるのはオグリも同じ。世代の終わりを華々しいレースで飾れることに誇りを持っている




勝つ理由はどちらにあっても勝者は一人。決着の時が来る





コンマ判定下2。1~50で勝利。その他敗北ゾロ目ボーナス

コンマ52敗北
目覚ましを使うかどうか残り2+1

また忘れてたわ下2なので使う
コンマ再判定下2。1~65で勝利。その他同

コンマ72負け
再度時計を使うかどうか下2。残り1+1

コンマ再々判定下2。1~80で勝利、その他同

66ゾロ目ボーナス




クリークは僅かに届かないかと思われたがオグリがゴール直前に失速




オグリをかわしクリークが見事一着となりURAファイナルズの勝者となった




クリーク「オグリちゃん……」




オグリ「はあ、はあ、はあ…………」




ゴール直前の失速は彼女が限界だったことを示していた





勝つには勝ったものの最大のライバルだったオグリが終わってしまった瞬間を目の前で見たクリーク





最後の目標であったURAファイナルズを勝てたが心に残るものは多かった

イケトレ「おめでとうクリークって本当は騒ぎたいんだけどそんな気分じゃないよね」





クリーク「オグリちゃんのあんな姿を見てしまって少しショックでした」




ゴール後の彼女はとてもオグリキャップには見えず未勝利戦で惨めに負けたウマ娘のようだった




あともう少しもっていればオグリは伝説となり現役を終えていた




クリークは勝てた嬉しさよりも困惑が勝っていた




ご褒美があるなら内容を下2。無しでも可

それはそれとしてご褒美は別。クリーク達はいそいそとホテルに向かった




クリーク「トレーナーさんったらコスプレだなんてマニアックすぎます」




イケトレ「おっぱい先生!僕の下半身を治療して下さい!」




クリーク「うふふふ仕方ない患者さんですね」




胸元が大きく開いたナース服を着たクリークはトレーナーとコスプレを楽しむ




いつもより濃い時間を過ごしたクリーク達は大満足でご褒美を終えた

ご褒美が終わりベッドでこれからのことをトレーナーとクリークは話し合っていた




イケトレ「クリークはもう引退になるのかな?」




オグリも現役を終えたようにどんなウマ娘にも終わりは来てしまう




更に上の舞台へと進む選択肢はあるがそうなるとトレセン学園は辞めなければいけない




トゥインクルシリーズを走らないのならトレーナーと離れ離れとなってしまう




まだ脚に限界はきていないがここで一線を退くことも間違いではない




クリークの選択や新しい目標など下2

URAファイナルズが終わりトレーナー達も海外へと向かおうとしていた




その前に電話で話したいことがあるとメジェド達と連絡をとることに




メジェド「まずはおめでとうございます。URAファイナルズに勝つのは凄いです」




ブライアン「本来なら負けのレースだが運がよかったな」




二人も海外からレースを見ておりオグリの失速する様子も見ていた




この電話はクリークに関することなのだろうというブライアン





トレーナーはその通りでありクリークから話してもらうと彼女に託した

クリーク「私はまだ走れますがオグリちゃん達が居ないレースに魅力を感じません」




クリーク「なのでレースを引退してトレーナーさんを支えていこうかと思っています」




レースには出ないがこれからもプロキオンを支えていくと宣言するクリーク




その意見に対しブライアンは確認したいことがあるとクリークに質問する




ブライアン「トレーニングは続けるのか?お前が居なければ効率は下がる」




レースに出ないのなら今までのようなトレーニングをする必要がない




プロキオンの理想的なトレーニングが無くなるのは受け入れ難いというブライアン




メジェドもクリークとのトレーニングが無くなるのは不安だという




チームは下2
1クリークはトレーニング続ける
2タキオンを入れる
3ハヤヒデに相談
4クリークは裏方に徹する
5自由安価

クリーク「私はチームから離れず裏方に徹します」




ブライアン「つまりトレーニングはしないんだな?」




イケトレ「そのことなんだけど実はハヤヒデに相談したんだ」




クリークまでとはいわないがハヤヒデもスタミナには自信がある




プロキオンに興味を持っていたハヤヒデならチームに入ってくれるのではないか




細かい話し合いをハヤヒデとしている最中だとトレーナーはブライアンに話す

ブライアン「姉貴がこのチームに馴染むとは思えないな」




メジェド「ご褒美必須のプロキオンにハヤヒデさんは無理ですよ」




話を聞いただけで真っ赤になったハヤヒデがとてもご褒美に耐えられるとは思えない




かといってご褒美を無くしてしまうのは認められないとメジェドは強く言う





イケトレ「姉妹丼とか想像するだけで我慢できなくなっちゃうよ」(ハヤヒデには無理にご褒美を強いることはしないつもりだよ)




ブライアン「ん?」




クリーク「トレーナーさん?」




イケトレ「ひい」




思わず本音が出てしまったトレーナーに凄むクリーク。メジェドはこれでこそトレーナーなのだとなぜか喜んでいる

イケトレ「ま、まあそういうことだからハヤヒデともう少し話し合う必要があるんだ」





イケトレ「だからそっちに向かうのは少し遅くなるかもしれないんだけど……」





メジェド「えええええ嫌だああああぁーーーー!!」





本来なら明日合流していたはずだがハヤヒデとの話す為に予定がズレる




そのことを知ったメジェドは嫌だ嫌だと叫び出してしまう




メジェド「トレーナーに会ってキスしたかったのに!その為に今日まで頑張ってたのに!!」




イケトレ「ほんの一日か二日だから待ってて。それ以上遅れることはないからさ」




やっとトレーナーと会えると思っていたメジェドは簡単には納得しない




この次下2
1受け入れたメジェド
2暴れるメジェド
3ハヤヒデと話すブライアン
4タキオン乱入
5自由安価

あまりにも駄々をこねるメジェドを見かねたブライアンはその場でハヤヒデと連絡をとるという




ブライアン「私と姉貴が話すのが早いだろう」




トレーナー達との電話はメジェドの端末を使いながら続け、ブライアンはハヤヒデに電話をする





ブライアン「姉貴か?私のチームのことで話は聞いているだろう」




ハヤヒデ「ブライアンが直接連絡してくるのは珍しいな」





ブライアンは干渉してこないと思っていたハヤヒデ。ブライアンから事情を聞きそういうことかと納得する

ハヤヒデ「早く返事をしなければチームに迷惑がかかるということだな」




ブライアン「こっちにいるメジェドがやかましくて仕方ない」




じっくり考えるべきことなのはわかるが既に結論が出ているのなら早く教えてほしい





ブライアンからの電話でチームへの加入の是非を問われたハヤヒデ




ハヤヒデからすればご褒美さえ目を瞑ればタイシン達と共に更なる高みへと進める





そのご褒美を我慢できるかがチームに参加するかどうかの肝となるだろう





ハヤヒデは下2
1加入
2保留
3断る
4自由安価

ハヤヒデ「答えが出ているならチームの為に教えて欲しい。ブライアンがそんなことを言うなんて想像できなかった」




ハヤヒデ「これもトレーナー君のお陰ということだ。以前は躊躇ったが迷いは消えた」




ブライアン「そうか」




ハヤヒデ「私でよければチームに入らせてもらおう。これから世話になる」




クリークの穴を埋める形でハヤヒデの加入が決まりプロキオンはまた力をつけた




ハヤヒデはまだまだBNWと一人として活躍するつもりでおりライバルとの対決も何度もある





メジェドへの影響も良いものが多そうでありこれから期待ができる

イケトレ「加入すると決まればハヤヒデにも海外に来て欲しいんだけど…」




ハヤヒデ「いきなりは無理だ数日は待ってもらおう」




メジェド「えええええええああああああ~!」




ブライアン「ええいうるさい二、三日くらい我慢しろ!」




ハヤヒデが入るのはいいがいきなり海外は無理だと当然のことを話す





ハヤヒデはなるべく早く準備を終えるからと説得しメジェドはなんとか納得した




この次下2
1海外でのプロキオン
2タイシン達と話すハヤヒデ
3オグリ達と話すクリーク
4タキオンくる
5自由安価

タイシン「急に荷造りしてるって聞いてビックリしたけどそういう事情か」




チケット「気をつけて行ってきてねハヤヒデ!」




タイシン達との予定をキャンセルしたいと言い出したハヤヒデ




なにがあったのかとタイシン達が確認にくるとハヤヒデがプロキオンに加入したと知る





ハヤヒデがプロキオンに入ったと聞きタイシンは危機感を覚えていた





タイシン「プロキオンのトレーナーって巨乳好きらしいけど大丈夫なわけ?」




良い結果を出し続けているプロキオンには巨乳しか入れないという噂があった




メジェドをはじめメンバーには胸の大きいウマ娘しか所属していないのでそういう話が出てきてしまう

タイシン「クリークさんに聞いたけどご褒美も平気であるらしいじゃん」





ハヤヒデ「それを聞いて前は躊躇ったが今はもう迷っていないさ」




酷いことをされるかもしれないと心配するタイシンだがハヤヒデに不安はない




ハヤヒデ「ブライアンがトレーナー君を嫌う様子がないんだ。嫌なことは何もされないさ」




チケット「それでもハヤヒデのハジメテが奪われちゃうよお~~!」




純潔のままでいて欲しいと泣くチケットを他所にハヤヒデは荷造りを手際よく終えた




この次下2
1タイシンのトレーナーの話
2トレーナー達合流
3タキオン暴れる
4自由安価

チケット「この前産むから!って言ってたのは…」




タイシン「うああっ!!」




チケット「もがもが」




タイシンは慌ててチケットの口を塞ぐがもう遅い。とんでもないことを聞いてしまったとハヤヒデは動揺する




だがすぐにタイシンのトレーナーはそんな無責任なのかと怒りが込み上げてくるが誤解だとタイシンは叫ぶ





タイシン「アタシが不順だっただけでアイツは悪くないから!」




ハヤヒデ「しかし身に覚えがあることはしていたんだろう?」




タイシン「それは……」




結果は不順で予定日がズレただけでタイシンが身籠るという事実はなかった




トレーナーに産むと宣言したのも喧嘩か何かの延長線でそういう発言をしたのだろう




付き合いの長いハヤヒデなのでそこまでの展開は簡単に想像できた

そもそもタイシンのトレーナーが誤解するような行為をしていたのが良くない




ハヤヒデは正論でタイシンを責めるが彼女は仕方ないと開き直った




タイシン「アイツのこと好きなんだからいいじゃんか!」





ハヤヒデ「それが悪いとは言っていない。避妊をきちんとしないのがいけないんだ」





チケット「喧嘩はダメだよ二人とも!」




タイシン「アンタのせいでこうなってんでしょ!」





ハヤヒデの荷造りは終わったが三人の話はまだ終わりそうになかった




この次下2

海外に出発する日ハヤヒデはトレーナー達にタイシンとそのトレーナーの話をする




クリーク「タイシンちゃんがそんなことになってたなんて一緒の部屋で過ごしていたのに気付けませんでした…」




クリークはショックを受けトレーナーは避妊をしないタイシン達にも問題があると嘆いていた




クリークとの行為の回数はとんでもないことになっていたが避妊は必ず行なっていたトレーナー




本当に好きなら避妊をしないと産まれた子供も二人も不幸になるだけだと話す




ハヤヒデ「トレーナー君はきちんとしているようだがこの際聞きたい。ご褒美はどこまでやるんだ?」





タイシンの件を知ったハヤヒデはご褒美は正直どこまでやるのかを聞く




トレーナーは本番や自分の性処理をさせるような事を一切ないと説明する

イケトレ「下着を貰ったり匂い嗅いだり舐めたりするだけだよ」




ハヤヒデ「……どこを?」




イケトレ「脇とかおへそとかだよ。メジェドやクリークの下着は神棚に飾ってたりしてたよ」




ハヤヒデ(レベルの高い話になってきたな)





トレーナーの性癖の一部を知り驚愕するハヤヒデ。しかし彼女はそういった知識が薄くこの問題の本質に気付かない





トレーナーの性癖を受け入れ尚且つ自分の欲望を満たしてるクリークの性の欲は彼以上




とんでもない回数も身体を重ねても嫌われるどころかますます彼のことが好きになっている




二人はお似合いのカップルなのだがハヤヒデはそこまで考えられなかった




この次下2
1メジェド達と合流
2合流できず
3追ってくるタキオン
4ハヤヒデと話すブライアン
5自由安価

タキオン「随分と楽しそうにしてるじゃないか……」




イケトレ「ひい」




クリーク「タキオンちゃんなんでここに!?」




タキオン「モルモットのくせに私の世話を放棄するとはいい度胸じゃないか……」




イケトレ「僕はモルモットなんかじゃないって!」




どうやらタキオンはトレーナー達と同じ便に乗って海外に行くようだが彼女は手ぶらである




何も考えずトレーナーが海外に行くと知り慌ててチケットを取ったタキオン





着替えどころか本当に何も持たずにトレーナーを追いかけてきたらしい

ここまできて送り返すわけにもいかず結局タキオンも海外へと渡ることになった




そしてフライトが終わり目的地に着くと空港でメジェド達が出迎えた




ブライアン「姉貴と同じチームになるとはな」




ハヤヒデ「プロキオンでは私が後輩だな」





姉妹で揃って同じチームというのは気分が良いらしく二人とも上機嫌でいる




クリークもハヤヒデが加入することを嬉しく思い彼女達を見ていた





メジェド「トレーナーもっとキスして下さい」




その後ろでメジェドはトレーナーと寂しかった思いをぶつけるようにキスをし続けていた




激しいキスを目の前で見ているタキオンだったが彼女はそれどころではなく腹が減ったとトレーナーの服を掴んでいる

タキオン「私はねえ昨日から何も食べていないんだよ。君の弁当がなかったからねえ」




メジェド「んん、もっと激しくして…」




タキオン「聞いてるのかいトレーナーくん?」




メジェドの熱烈な歓迎とタキオンという予想外の存在に困惑するも海外には来れた




メジェドの海外進出とブライアンの凱旋門賞の為、暫くは海外でのトレーニングとなる




この次下2
1さっそくトレーニング
2駄々をこねるタキオン
3まずは観光
4理事長から連絡
5自由安価

タキオン「なんで私は海外にいるんだ?さっさと帰ろうじゃないかトレーナー君」




イケトレ「いやだから勝手についてきたのは君なんだ」





空腹が満たされたタキオンは正気に戻りなぜ自分が海外にいるのかと騒ぎ出す




早く帰りたいと文句ばかり言っていたが海外でのデータが手に入るはずと説得する




イケトレ「パソコンは僕のを使っていいから皆んなのデータを集めていいよ」




タキオン「それは面白そうだ。ぜひやらせてもらうよ」




こうしてタキオンは記録係としてプロキオンに帯同することになった

タキオンのこと済むと早速トレーニングだとトレセン縁のトレーニング場に集まった




ハヤヒデ「いきなり実践的なトレーニングなんだな」




イケトレ「ブライアンから海外の芝の状態を聞いてたから事前に考えておいたんだよ」




ハヤヒデ「ほう、それは素晴らしいな」




海外の馬場に対応したトレーニングを簡単に組むトレーナーに感心するハヤヒデ




やはりこのチームは自分を高めてくれると意気揚々とトレーニングを開始する

メジェド「今日のトレーニングは良かったですけどバリエーションはありますか?」





イケトレ「それが多くないんだよ。実際に自分の目で馬場を見たかったからね」




トレーニングの休憩中にメジェドは海外でのトレーニングについて質問する




ハヤヒデは海外の馬場に対応しただけで感心していたがメジェドはそれでは物足りない




世界一になるにはもっと上質なトレーニングをとトレーナーに迫る




メジェド「なんなら閃いてみませんか?ちょうど新加入のハヤヒデさんもいるじゃないですか」





ハヤヒデ「……なんだ」




言葉の意味はわからなかったがメジェドの視線でどんな意味が込められているか気付くハヤヒデ




ハヤヒデは閃きに協力したか下2
した場合はなにをしたかや何を差し出したかを

トレーニングが終わり体操服から私服へと着替えたメジェド達




ハヤヒデはスカートの下に体操服を履いたままの状態でトレーナーの前へ




ハヤヒデ「これでいいのか……?」




顔を赤くしながらスカートをたくし上げるハヤヒデ。この光景にトレーナーは大満足している





イケトレ「すごくいい…すごくいいよ……」





下着が見たいのではなく初心なハヤヒデの反応を見たかったトレーナー




恥じらいながらもスカートをたくし上げる様子はお気に召した様子だった

ホテルの一室に集まったハヤヒデ達。トレーナー以外の全員が集まっている




ハヤヒデ「酷い辱めを受けた……」




メジェド「これくらいプロキオンでは普通ですよ」




うんうんと頷くブライアンとクリーク。そもそもこんなことは浮気になるのではないかとハヤヒデはクリークに聞く




クリーク「ご褒美や閃きは何とも思っていません」




タキオン「トレーナー君にとっては素晴らしい環境だねえ」




自分も求められれば何でもするというがタキオンはチームに入っていないので求められることがない




ブライアンはタキオンに事実を言うが彼女は全く気にしていない




タキオン「彼のフェチズムは理解しているつもりさ。今に彼から私を求めるよ」




タキオンは謎の自信があるようだがメジェドはそれはないと真っ向から否定する

メジェド「タキオンさんは胸が無いのでダメです」




タキオン「これを見て無いと言うのかい?」




胸はある方のタキオンだがメジェド達と比べるとサイズが物足りない




トレーナーを満足させるにはまず胸が揺れないといけないとメジェドは熱弁する




メジェド「私はパイズリまではやろうとしてますけどそのサイズじゃ無理ですよね」




ハヤヒデ「パ、パパイズリ?」




ブライアン「姉貴はもう少し耐性をつけるべきだな」




良くも悪くもトレーナーのことで話は盛り上がっていた




この次下2くらいまで
この続きからは新スレで

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