六海「六等分の花嫁」【五等分の花嫁】【安価微コンマ】 (430)

オリキャラ六海が六つ五の妹として生活するお話
風太郎と恋仲になるのもあり、姉妹と仲良くするのもあり、姉妹が学力の問題で卒業不可(一花が女優を目指し自らやめるなどは含まない)になったり六海が退学になった場合ゲームオーバー
ニューゲームは無しの予定
まだ五等分の花嫁を知ったばかりなのでにわかだったりキャラを掴み切れていない可能性もあります、ご了承ください


六海のキャラクターを作っていきます

安価下
一人称
1 私
2 あたし
3 ボク
4 自由安価

ボクっ娘になりました

安価下
口調(※例です、得意教科は後で決めます)
1 少年のような口調「ボクは六海だよ。よろしく頼むね。得意教科は体育かな?」
2 無口気味「ボクは六海……。よろしく……。得意教科……家庭科?」
3 後輩系口調「ボクは六海っす! よろしくお願いするっす! 得意教科は情報処理っす!」
4 自由安価(無理だと思った場合は再安価させていただくことがあります。方便系などは無理ですすいません)

一人称ボクの少年気味口調

安価下
好きなものや趣味など
1 少女漫画
2 失恋ソング
3 小さい子供(変な意味ではない)
4 散歩
5 自由安価

趣味、少女漫画


安価下
見た目(髪型)
1 サイドテール
2 ツインテール
3 ポニーテール
4 自由安価
それぞれ長さも同時記入してください(ショート、セミロング、ロングなど)

指定がなかったのでロングサイドテールで進めます

安価下
最後に服装(普段着)の好みなど
1 動きやすい短パンやシャツなど
2 流行のおしゃれ系
3 着物系
4 ゴスロリ系
5 常にジャージ
6 服装には無頓着
7 自由安価

物語を始めていきます



とある日のお昼

色々あってボクら六つ子はこの学校へ転校してきた
今日はその……

安価下
1 初日だ
2 2日目だ

初日だ
先生たちとの話し合いが終わり六つ子のクラス分けも終わった
午後から転入生としてクラスに紹介される予定である
確かボクのクラスは……

安価下
1 五月と一緒のクラスだ
2 一花と同じクラスだ
3 二乃と同じクラスだ
4 三玖と同じクラスだ
5 四葉と同じクラスだ

一花と同じクラスだ
多分全員別のクラスに分けておきたかったんだろうけど、残念、ボクは余っちゃったようだ
一花と同じなのは少し安心だ
なんだかんだ、うまれてずっとみんなと一緒だったことでボクはすこーしだけ淋しがりなのだ
それはともかく、今日はこの後、午後まで時間がある
何をしようかな?

安価下
1 食堂へ行こう
2 図書室へ行ってみよう
3 クラスメイトと会話しよう(同時にコンマ判定、大きくなればなるほどコミュ力アップ)

六梅ちゃんや他姉妹とフータローくんはエッチなこともするの?

あと半年の間、クラスのみんなにはお世話になるだろうから今のうちに話しかけておくのはありだろう
ボクはそんなことを考えながらコンビニで買ったおにぎりを食べ、そのままボクのクラスになる予定の教室まで行き、教室の前で話をしている女子数人に声をかける

六海「初めまして、ちょっとだけ気が早いんだけどこのクラスに転入することになった中野六海というものなんだけど……」

緊張してか、少し口調がおかしくなってしまった
そんな僕の緊張を察してかクラスメイトになる予定であろう女子は言葉を返してくれる

クラスメイト「噂は聞いてるよ、それと、その制服ってもしかして黒薔薇女子?」

六海「うん、ここに転校する前はそうだったね。ボクとしてはせっかくの学生期間は恋愛とかも楽しみたかったからこっちの高校の方が楽しく生活を送れそうで……」

そこからはいい感じに自己紹介や一花の紹介も出来た
コミュ力はある方ではないけれどこのくらいはまぁ、当然の範囲だね
でもあれだなぁ、ボクでこれなら四葉はもうクラスメイト全員と仲良くなってそうだ
……
四葉、あのことを気にしていないといいけど
そして今日は午後から授業に参加することになった
勉強かぁ……

安価下1~5
コンマ判定
コンマの合計が大きいほど基礎学力アップ(ぞろ目で2倍、00は100扱い、1スレにつき100以上にはなりません、合計最大値500で風太郎と同格に)

>>17
そう言う展開もあり得そうだと思ってこちらでやらせていただいてます

判定、ギリギリ赤点回避できるくらいの学力はあり。姉妹の仲では一番学力がありそう



ボクはそれなりにこなしているものの他のみんなが心配だなぁ
一花はどんな様子……寝てない?
くっ、ボクの席からは遠い、起こすことは出来そうにない
そういえば一花はバイトで疲れてるのかもしれない
今回だけは見逃してあげよう



翌日、お昼
今日はみんなで学食のご飯を食べる予定だ
昨日、五月がすでにここで食事をしたらしい
さて、ボクは何を頼もうかな?

安価下
1 焼肉定食
2 ご飯とお味噌汁だけ
3 うどんとトッピング多数
4 ご飯とうどん用のトッピングいくつか
5 ケーキ、アップルパイ、プリン
6 自由安価

お昼は肉が必要だ。肉だ肉!
そんなわけで焼肉定食を食べることにする

六海「すいません、焼肉定食をお願いします」

???「焼肉定食、焼肉抜きで」

え、ちょっと待って、耳を疑う発言をする人が隣にいるんですが

六海「え、君、焼肉定食を焼肉抜きで食べるの? ナンデ?」

???「……これがこの学食で頼める最安値で多く食べれるメニューだからだ」

なるほど、ご飯と同じ値段でお味噌汁とお新香がつくという事か
しかし何だ、彼はガリひょろっとしてるなぁ

安価下
1 すいません、この人の今の「焼肉抜き」を取り消してください!
2 ボクの焼き肉、少し食べる?
3 ボクも焼肉抜きで!
4 金欠なんだなぁ、がんばれ男の子!

六海「……それじゃお腹いっぱいにならないよね、ボクの焼き肉少し食べる?」

ボクはそう言って焼肉皿を彼の方へ差し出す

???「いや、問題ない。気持ちだけで十分だ。それよりもあいつの機嫌をぶつぶつ……」

あれ、行ってしまった
とりあえず他のみんなと合流しよう
その後はみんなで食事をとり、いつも通りに授業を受けた



さて、放課後だ
今日から家庭教師が来るという話だったっけ
正直なところ……

安価下2
1 家庭教師なんて必要ない
2 姉妹のみんなにはもっと頑張ってもらいたい
3 楽しみだ、勉強頑張るぞ
4 家庭教師との恋愛に少しあこがれてる
5 自由安価(家庭教師に対しての印象、六海は今のところ風太郎ではなく大人の家庭教師を想定しています)

楽しみだ
もっと勉強を頑張らないと
そしてみんなを引っ張っていければいいけど……
なんて考えながら帰宅をするとエレベーターの前で二乃達が何かをしていた

二乃「六海! あんたも手伝いなさい! 五月のストーカーを捕まえるわよ!」

六海「す、ストーカー!?」

ちょっと待って、このマンションのセキュリティはそんなにもろいものだったの!?

三玖「いや、六海……」

三玖が話しかけてくる

六海「何!? 急がなくていいの!?」

三玖「多分ストーカーは二乃の勘違い」

六海「え、そうなの?」

なんて話しているうちにエレベーターの扉が開きボクたちの部屋の前に食堂で見かけた男子がいることに気づく

六海「……まって」

まさか……!
二乃が勘違いしてたり、五月がここに連れ込んだり……つまりそれって

二乃「いたー! そいつがストーカーよ!」

四葉「えぇー、上杉さんストーカーだったんですか?」

六海「まって、二乃、おそらくだけどあの人は五月の彼氏さんだよ!」

四葉「えぇー!?」

一花「いやいや」

三玖「多分どっちも違う」

五月「そうですよ、誰がこんな人なんかと!!!」

なんだ違うのか

???「は? なんでこいつらがここに居るんだ?」

五月「何でって、住んでるからに決まってるじゃないですか」

???「へ、へぇー……同級生の友達6人でシェアハウスか、仲がいいんだな」

彼は悪夢でも見たかのように顔を引きつらせる

六海「違うよ、ボクたちは……」

五月「六つ子の姉妹です」




四葉「そんなわけで、上杉さんが家庭教師をしてくれるそうですよ!」

上杉風太郎かぁ、聞いた話じゃ学力はあるらしいけど……
さて、彼のことはなんて呼ぼう?

安価下1~3
風太郎への呼び方を自由安価
コンマが大きいものを採用

六海「風太郎くんって言うんだよね?」

風太郎「ん、あぁ」

安価下
コンマ判定
ぞろ目 君、どこかで会ったことあるような(5年前の京都で遭遇した過去が追加されます)
それ以外 何も起きず話が進みます

六海「うん、覚えておくよ。さて、それじゃあボクは」

安価下2
1 部屋に帰るよ
2 勉強の準備に行くよ

六海「勉強の準備に行くよ。四葉も筆記用具とノートくらい持ってこないと」

四葉「あ、そうでした! 持ってきます!」

風太郎「いや、待てお前ら、他の4人はどうした?」

六海「あぁ、ボク以外はみんな勉強嫌いだから」

四葉「わ、私も、その」

六海「四葉、気にしてないからいいよ」

風太郎「勝手に会話を進めるな。早く他の4人を呼んで来い」

六海「そう言われても僕は一番下だからねぇ、お姉ちゃんたちは言う事を聞いてはくれないだろうね」

四葉「で、でも一人くらいはきっと授業を受けてくれますよ!」

風太郎「何で6人もいて2人以外が逃げるんだ……」

頭を抱えてる風太郎くんを無視しつつ筆記用具とノートを取りに行く
すると四葉と風太郎くんが部屋の前に立っていた

六海「うわっ!? びっくりした」

四葉「あ、ごめんなさい、今上杉さんに部屋の案内をしてて」

六海「……まさか」

あれなのか!?
四葉と風太郎くんって!!?

六海「そ、その、ボクの部屋が隣なので出来るだけお静かに……」

風太郎「変な妄想をするな! 他の姉妹たちを連れてくるのに案内してもらってるだけだ!」

六海「なんだ、てっきりボクは2人が過去に何かあって、今日運命的な再開をしたのかと」

風太郎「そんな漫画みたいな展開があるわけないだろ。お前も手伝ってくれ」

まずは五月の部屋に行く

風太郎「まさか6人を集めるところから始めるとはな」

四葉「大丈夫ですって、クラスが一緒なら知ってると思いますが五月は凄く真面目な子です。よほどなことがない限り協力してくれますよ!」

しかし

五月「いやです」

六海「あれ!?」

五月「そもそもなぜ同級生のあなたなのですか? この町にはまともな家庭教師が一人もいないのでしょうか?」

六海「……風太郎くん、君、五月に何したのさ?」

風太郎「……」

安価下
1 風太郎くん、五月に謝る!
2 次行こうか

六海「はい、風太郎くん、五月に謝る!」

風太郎「な、なんで……」

六海「顔に何かやらかしたって思い切り書いてあったよ! はい、五月はここに立って、風太郎君の顔見て!」

五月「べ、別に謝られても私は……」

風太郎「……すまん、確かに太るなんて言って悪かった……」

四葉「上杉さん、女の子にそんなことを言ったんですか?」

六海「ノーデリカシー……」

風太郎「う……」

でも、しっかり頭を下げている風太郎くんに五月は大きなため息を吐く

五月「……今回は六海が仲を取り持ってくれたこともありますし、許しますし授業にも出ますが、今回だけですよ」

そう言いながら五月が部屋から出る
あとは3人だ

三玖「嫌、なんで同級生の……」

風太郎「わかった! さっきも聞いた、それ!」

六海「三玖も何かされたの?」

三玖「別に、同級生から教わるのが嫌なだけ」

安価下2
1 少し煽ってみよう
2 こうなった三玖は頑固だし……

六海「そうは言うけど、未来、ボクに勉強教わったりしてたよね?」

三玖「……」

あ、ふくれっ面になった

六海「末っ子のボクに教わるのはよくて、風太郎くんはダメなんだね~。あ、もしかして風太郎くんに変な感情を?」

三玖「そんなことない。勉強が嫌なだけ」

六海「そう言ってテスト前にボクに泣きつかれるのはもう嫌だしなぁ」

三玖「そ、そんなこと3回くらいしかしてないし……」

風太郎「3回もしてるのか……」

六海「ほら、ギリギリになってするより今から準備するよ」

なんとか無理やり引っ張り出す
これで4人目
あとは……

四葉「二乃はいませんね」

風太郎「自信なくなってきた……」

五月「一花はもう起こして下に待機させてますよ」

風太郎「や、やっとまともな……」

二乃「あ、皆、クッキー作ったけど食べる?」

三玖「あっ、二乃、それ私のジャージ……」

四葉「食べまーす!」

五月「あ、私も!」

風太郎「お、おい、お前たち!?」

安価下2
1 まぁまぁ、甘いものを食べるのも大事だよ
2 みんな、まじめに勉強するよ!

六海「みんな、真面目に勉強するよ!」

二乃「六海もいいから、クッキー食べるわよ。あんたは真面目過ぎるんだから」

六海「でも風太郎くんがせっかく来てくれてるのに……それに……」

安価下
コンマ判定
奇数 (四葉にこれ以上罪の意識を持ってほしくない)
偶数 このままじゃ卒業できなくなるよ!
ぞろ目 ボクとしては、彼に教わるのは、ありだし……

さっきから勉強する姿勢を崩していない四葉……
たぶん風太郎くんが困らない様にって気持ちもあるんだろうけど、それ以上にきっと、ボクらがこの学校に転入することになってしまった罪の意識を感じているのだろう
そうだとすれば、きちんと勉強に付き合えなかったボクにも責任がある

六海「じゃあ、こうしよう。クッキーを食べ終えたら勉強する、約束してよ、二乃」

二乃「わかったわ。ただしあの家庭教師が勉強を教えられるなら、ね」

六海「……」

安価下2
1 よし、約束もできたしクッキータイム!
2 なんかあやしい、二乃の行動に注意をしよう
3 風太郎くんと少し話そう

二乃の言葉になにか怪しさを感じた
彼女の行動に注意をしておこう

風太郎「お、お前たちなぁ……」

六海「まぁまぁ、食べ終わったらやるって言ってるし。申し訳ないけどもう少しだけ待ってくれないかな?」

四葉「上杉さん、私はもう始めてますよ!」

六海「名前だけね」

ボクもクッキーをかじりつつプリントを見てみる
え、この小テスト、手描き?
風太郎くん、やる気満々だ
なんて思っていると二乃が風太郎くんに話しかけている

二乃「クッキー嫌い?」

風太郎「いや、そう気分じゃ……」

二乃「警戒しなくてもクッキーに薬なんて盛ってないから、食べてくれたら勉強してもいいよ」

なんだ、二乃もやる気になってきているんじゃないか
とか思っていると机の下から何かを取り出す
風太郎くんはクッキーを食べていて気づいていない
あれは、水の入ったコップ?

安価下
コンマ判定
奇数 おかしい
偶数 違和感はない

二乃ってば、お水まで準備してあげるなんて
ん、まって
二乃がこんなにやさしくしてるって……ま、まさか
なるほど、二乃はあんな感じのがタイプなのか
ふむふむ
なんて思っていると話しながら水を飲んだ風太郎くんが急に横になってしまった

二乃「あーあ、寝ちゃったわね。これじゃ勉強どころじゃないわねぇ」

五月「に、二乃……まさか」

六海「え、じゃあ今日の勉強会は?」

二乃「もちろんなしに決まってるでしょ」

三玖「六海、もしかして気づいてない?」

六海「なにが?」

一花「六海はそのまま純粋でいてくれるとお姉さんは嬉しいなぁ」

なぜか頭を撫でられる
うーん?
よくわからないけどまぁいいか

二乃「誰か、こいつをタクシーにでもツッコんでおいて」

安価下
1 五月よろしく
2 僕が送っていこう(同時コンマ判定、コンマが大きいほど体力が多くなります。20以下で三玖以下のよわよわに)

運動好きそうな格好が好みにもかかわらず体力は姉妹最弱




六海「それならボクが送るよ。よいしょ……」

うわ、重い……

六海「よ、四葉……寝てる……五月ぃ……」

五月「はいはい、手伝いますよ。まったく。それと私もついていきますね。えっと、彼の家の住所はと……」




タクシーで彼の家につく
ちょうどそのタイミングで目を覚ました彼と共にボクらはタクシーを降りる

五月「二乃に一泡吹かされましたね。これに懲りたなら私たちの家庭教師は諦めることデス」

六海「まって、どういうこと?」

風太郎「さっきの水に薬が盛られてたんだよ」

六海「はぁ!?」

それを聞いてようやく理解する
二乃は風太郎くんに興味があったとかそういわけではなかったようだ
目を離さないようにしてたのに……

六海「ボクがもっと早くそれに気づいていれば……風太郎くん。ごめん……」

風太郎「いや、お前の謝る事じゃ」

五月「そうですよ、六海。それに、やっぱり彼に教わるつもりも……」

安価下
1 それならボクと四葉だけ教わるからいいよ
2 みんなで教わろうよ
3 黙っている

六海「五月! みんなで教わろうよ!」

五月「……六海、あの事は貴女が悪いわけでも四葉が悪いわけでもありません」

六海「……」

五月「とにかく、上杉君ももう家庭教師のことは諦めてください!」

風太郎「それは出来ない」

五月「なぜそこまで……」

ボクは言葉を失い、何も言えないままでいると風太郎くんの後ろから誰かが顔を出す

???「あ、やっぱりお兄ちゃんだ」

風太郎「らいは!?」

らいはと呼ばれた女の子が風太郎くんの後ろから顔を出す

安価下2
1 か、かわいい
2 少しへこんでてそれどころではない

六海「か、かわいい」

五月「む、六海?」

らいは「その人たちもしかして」

風太郎「何でもない人たちだ、帰るぞ」

らいは「嘘! あの人たちが生徒さんでしょ?」

六海「はい、そうです」

らいは「よかったらウチでご飯食べていきませんか?」

五月「え!?」

六海「いただきま……」

五月「六海!」

風太郎「それは、ほら、な! このお姉さんたち、忙しいらしいから!」

らいは「……嫌……ですか?」

ボクを叱ろうとしていた五月もそのらいはちゃんの泣き顔に見事に撃ち落された
あぁ、かわいい



勇也「まさか風太郎が女の子を連れてくる日が来るとはな、がはははは!」

風太郎「親父……」

結局ボクたちは風太郎くんの家にあげてもらっている
らいはちゃんがカレーを作っている間風太郎くんのお父さんと少し話をしている

らいは「家庭教師ちゃんとやってきた?」

一瞬、空気が凍り付く

五月「その件についてですが」

風太郎「もちろん、バッチグーよ!」

五月「何を……」

風太郎「いいから、らいはが悲しむ」

らいは「そうなんだー、安心したよ。これで借金問題も解決だね」

その言葉を聞いて、ボクも五月も風太郎くんの事情を理解する

勇也「らいは、お客さんの前だぞ」

らいは「あ、ゴメン……」

その後、らいはちゃんはボクらにカレーと卵焼きを振舞ってくれた
その味は、すごく美味しかった




五月「今日はごちそうさまでした」

勇也「おう、風太郎、通りまで送って行ってやんな」

風太郎「えー……」

らいは「五月さん、六海さん、お兄ちゃんはクズで自己中な最低の人間だけど、いいところもいっぱいあるんだ」

六海「……うん」

らいは「だから、その……また食べに来てくれる?」

六海「……もち」

五月「もちろん! 頭を使うとお腹がすきますから、またごちそうしてください!」

むぅ、セリフを取られた……

五月「勘違いしないでください。あなたの事情は察しがつきましたが協力はしません」

風太郎「そうかよ、別にお前が気にすることじゃない」

ボクは、なんて言葉をかけるべきか

安価下
1 ボクだけでも、教えてください
2 今は声を出せそうにない
3 自由安価

六海「ボクだけでも教えてください!」

五月「む、六海!?」

そうだ、ボクはなにもすごいところはない
皆は何か凄い部分を持っている
一花みたいに演技は出来ないし、二乃みたいに料理は出来ないし、三玖みたいに地頭はよくないし、四葉みたいに運動は出来ないし、五月のように真っすぐ真面目にもなり切れない
そんな中途半端なボクだから……四葉が傷つく結果を、残してしまった
もうそんな思いは嫌だから

風太郎「安心しろ」

風太郎くんがそう言って、ボクの頭に手を置く

安価下
コンマ判定
70以上で(あ、あれ、顔が熱くなってきて、何、これ?)

六海「風太郎くん……」

駄目だ、涙があふれそうになる
必死に耐えていると風太郎くんが続けた

風太郎「俺は家庭教師を辞める気はないしお前たちが卒業できるようにしてやる、絶対だ」

そこまで行った風太郎くんは、何かに気づいたような顔をする

風太郎「そうだ、それでいいのか! 六海、五月! いいアイデアがある、明日同じ時間にまた行く、4人を集めておいてくれ」

五月「え、え?」

六海「わ、わかったよ」




そして翌日
昨日できなかったテストをボクら全員に配った風太郎

風太郎「合格ラインを超えたやつには金輪際近づかないことを約束しよう」

そう言ってボクらにテストを受けさせる

二乃「なんでアタシがそんな面倒なことをしなきゃ……」

五月「わかりました、受けましょう」

二乃「は? 五月アンタ、本気?」

五月「合格すればいいんです、これであなたの顔を見なくてすみます」

一花「そういうことならやりますか」

四葉「みんな! がんばろ!」

三玖「合格ラインは?」

風太郎「60……いや50点あればいい」

六海「……」

そして各々問題を解き出す
ボクは……

安価下
1 あえてテストを受けなかった
2 本気でテストに臨んだ(コンマが大きいほど点数を取ります。最低は48止まり、00=100点満点)

風太郎「お前たち、すごいぞ、100点だ!」

風太郎「六海以外の点数の合計がな」

六海「び、びっくりしたよ……半分くらいしかできてないと思ってたから」

ボク以外の姉妹は全員目をそらしている

風太郎「六海は唯一合格ラインに近かったな。48点だから不合格だが」

六海「よかった」

風太郎「いいわけあるか、これじゃ赤点ギリギリだろう」

六海「いいんだよ、不合格だったから風太郎くんに勉強教えてもらえるんでしょ?」

風太郎「……ともかく、お前ら……」

一花「逃げろ!」

風太郎「ま、待て!」

二乃「あいつ知ってるのかな? 私たちが揃って落第しかけて転校してきたって」

風太郎(こいつら、六人そろって赤点候補かよ!?)

六海「ふ、風太郎くん、ボクは一応逃げてないからね?」

少なくとも……ボクだけはしっかり勉強をしよう
何も持っていない、ボクに出来る唯一の罪滅ぼしだから




続く

やっとプロローグが終了しました
次回は三玖と風太郎のコンビのお話です
六海がどう絡んでいくのか、それとも絡まないのか
なんとなくながらキャラクターも固まってきた六海
彼女はどんな青春を送るのか、次回もよろしくお願いします

少々アンケートを

最初に3票入ったものを採用します

この先の流れにつきまして、六海の設定は……

下1~
1 >>1が考えつつ進めていく
2 その度安価を取る

六海の細かい設定(重要系)はこちらで決めつつ話を進めさせていただきます


おまけコーナー

一花「はい、今回は六海への質問コーナー! 物語にそこまでかかわらないであろう質問になんでも答えてもらうコーナーとなります」

六海「え、なにこれ、いきなり連れてこられたと思ったら何!?」

一花「簡単に言えば六海がどんな質問にも強制的に回答させられる感じのコーナーかな?」

六海「ボクのプライバシーとか無いの!?」

一花「ルールとしては、最初に安価で質問を募集した後、次の安価でその質問の答えを募集する感じだね」

六海「それ、ボクの質問になってないんじゃ……」

一花「まぁまぁ、ここでそれっぽく安価を拾って行って少しずついい感じにしていこうって言う感じだから」

六海「へ、変な質問来ないでよ……?」

安価下
六海への質問

一花「質問内容は性癖について……直球で来たねぇ、お姉さんびっくりだよ」

六海「ねぇ、これ答えないとだめなの!?」

一花「駄目かなぁ」

六海「それならもういっそのこと道連れだよ、一花も一緒に答えよう?」

一花「お姉さん、聞こえなーい」

六海「ぐ、ぐぬぬ」

安価下2
六海の性癖など

一花「……」

六海「……」顔を両手で隠してる

一花「その、お、お姉さんびっくりだなぁ」

六海「笑えば!? この年になってもおしっこ漏らしたことあるボクを笑えばいいじゃん!」

一花「い、いや、性癖は人それぞれだから……」

六海「こっち見て言ってよ!? も、元はと言えば皆がトイレを占領してたのが悪いじゃん! あれのせいで、その、やらかしちゃって、それが気持ちよくて……ごにょにょ……」

一花「責任転嫁はやめてほしいなぁ……」

六海「もういいから、はい、本編、本編いくよ!!!」

一花(本編で出せるかなぁ、今の設定……)汗

以下、本編





夢を見る
あぁ、これは夢じゃない
私がまだもう少しだけ幼い頃

「四葉、そのリボン可愛いね」

そうだ、最初に変わったのは四葉だった
そこからみんなが少しずつ個性的になっていったんだ
でも、私だけ……
私はみんなと違うはずなのに、同じで……
あれ、私は……

私は、誰……?




六海「……んぁ」

嫌な夢を見た、うるさくなっている目覚ましを止めて体を起こす
パジャマを脱いだ後制服に着替える

六海「……ボクは、六海だ」

姿見鏡に映る髪を下ろした自分を見ながらそうつぶやいた
髪をいつも通りのサイドポニーに結びリビングへ移動すると……

安価下
1 もうみんなが起きていた
2 まだみんなは寝てるようだ
3 数人の姉妹が起きているようだ

六海「みんなおはよー」

いつも通り、平均的な時間に起きて食事をとる
夢見が悪かったせいで気分も少し悪い
しばらくして残っていた姉妹たちも起きてきて……
いや、一花が起きていないようだ

安価下2
1 一花を起こしに行こう
2 たまには早めに学校へ行こう
3 どうせ配車してもらえるしのんびりしよう

早起きは三文の徳というし起こしに行こう
そう言えば、一昨日は五月が一花を起こしに行ってくれてたけどやっぱり……

六海「風太郎くんにこの部屋を見せたくなかったんだろうなぁ」

地獄のような部屋の扉を開け、ボクはつぶやく

一花「もぉ……人の部屋をこの家の汚点みたいに言わないでよぉ」

六海「実際に汚点だからね」

一花「ひどいなぁ。こんな妹に育てた覚えはないぞ?」

六海「いいから、早く服着て、二乃が作ってくれた朝ごはん冷めちゃうよ?」

一花「はいはい」

全く、こっちは怒ってると言うのに嬉しそうな顔をして……



学校まではいつも通り車で送ってもらう
体力がないボクとしては本当に助かる
学校まで歩いて行ったら授業中寝かねないし

六海「ん?」

三玖「あ、フータロー」

四葉「おはようございます」

五月「な、なんですかジロジロ不躾けな」

どうやら偶然にも風太郎くんと遭遇してしまったらしい
彼もこんなに遅刻ギリギリで来てるのか

風太郎「お前ら、一昨日はよくも逃げて……あぁ、また!!」

六海「わわ、な、なんでボクまでぇ!?」

一花に手を引っ張られボクまで一緒に逃げる羽目に

一花「いいからいいから」

風太郎「よく見ろ、俺は手ぶらだ、害はない!」

二乃「騙されねーぞ」

いや、二乃、その口調何?

一花「参考書とか隠してない?」

どこに?

三玖「油断させて勉強教えてくるかも」

ボクとしては願ったりだけど

五月「とにかく、私たちの問題は私たちで解決します」

三玖「勉強は一人でもできる」

二乃「要するに余計なお世話ってこと」

ボクの姉たちはそう言うけど……正直五月以外まともに勉強してるところを見たことがない

風太郎「そ、そうか。じゃあ一昨日のテストの復習は当然したよな」

……
ごめんなさい、してません
ボク以外も同じだったようで全員が黙り込む

風太郎「問一、厳島の戦いで毛利元就が破った武将の名前を答えよ」

安価下
コンマ判定
48以上で答えられます

……全員無言だ
よし、今回ばかりはボクも一緒に逃げよう
そう決めたボクは一花と一緒に教室へ逃げ出した



お昼休みになった
今日はどこへ行こうかな?

安価下2
1 もちろんお昼を食べに食堂へ
2 図書室に行って読書(趣味の時間)
3 教室に残って自主勉強(コンマが大きいほど次回のテストまでの間の学力アップ)
4 自由安価

>>98の正解判定って学力(48)がそのまま正解率になるなら48以上(48~99=正解率52%)でなく48未満(00~47=正解率48%)で正解では?

ストーリー的にこの問題は解けない方が美味しい気もするけど

>>104
自分も勉強不足だったようです、今回はこのまま進めます、すいません




ボクが向かったのは図書室
もちろん狙いは恋愛小説
出来れば漫画がよかったけど、ボクは小説だって読めるのさ
そんなわけでいくつかの小説をピックアップする

安価下
1 学園ものの恋愛小説
2 ファンタジーな恋愛小説
3 ドロドロな恋愛小説
4 ちょっとエッチな恋愛小説
5 自由安価(恋愛小説しか読みません)

学園ものの小説を読んで見る
主人公のさえない女の子がクラスの生意気な男の子に恋をする話
ありきたりだけどやっぱりこういうのがいいなぁ
王道は大事だよね
告白のシーンはお決まりの屋上……
屋上かぁ、この学校って登れるのかな、屋上



という事で、来てしまったよ、屋上
入れるようだけど、特に用はないんだよね
なんて思いながら扉を開けると

風太郎「み、三玖!?」

そう呼ばれ、ボクは一瞬フリーズする
冷や汗が流れる
違う、ぼ、ボクは……私は……あれ?

風太郎「って、なんだ、六海か」

六海「な、なんだとはなんだ!? 女の子を呼び間違えるのはよくないと思うんだけど?」

まだ、心臓の音が大きく聞こえる
落ち着け、気づいてもらえたじゃないか

安価下2
1 ところで風太郎くんはなんでこんな場所に?
2 せっかく会えたし勉強を教わりたいんだけど
3 ……まって、これもしかして素晴らしいシチュエーションでは?
4 自由安価(セリフ)
ただし、コンマ偶数ぞろ目で発作を起こします

六海「と、ところで風太郎くんはなんでこんな場所に?」

風太郎「み、三玖に呼び出されてな」

六海「え、マジ?」

風太郎「マジだから三玖と勘違いしたんだよ」

六海「……え、いつフラグ立てたの!?」

風太郎「フラグとか言うな、だが来ないってことはやはりいたずらで……」

風太郎くんが言いかけていると屋上の扉が開く
ボクはついつい扉の陰に隠れてしまう
え、ちょっと待って、マジ?
マジ?
み、三玖が、来た……

三玖「よかった、手紙読んでくれたんだ」

風太郎(ま、まずい)

風太郎「お、俺ら来年受験だし……」

こら、風太郎くん!
なんてことを言うの!?

三玖「食堂で言えたらよかったんだけど……誰にも聞かれたくなかったから」

うわ、わわわ……
こ、こっちまで緊張してきた……
というかボクここに居ていいの!?

三玖「フータロー、あのね……ずっと言いたかったの……す……」

す……

三玖「す……」

す……!

三玖「陶晴賢」

風太郎「陶晴賢……!

すみはるかた?

三玖「よし! 言えた、すっきり」

六海「ちょっと待ったー!」

三玖「!? む、六海、いたの!?」

六海「いたよ、存在感低めでごめんね!? 今の何、どういうこと!? 好きじゃないの!? 風太郎くんのこと!!」

三玖「は?」

三玖の方を掴むと同時に三玖のスマホが落ちる
そこには……

安価下
コンマ52以上で武田菱を理解できます

六海「あ、ごめん……何これ、かっこいいけど」

風太郎「お前、まさか武田菱もわからないのか?」

六海「なにそれ?」

三玖「……2人とも、見たね?」

2人「ひっ!?」

三玖の表情に二人そろって悲鳴を上げる
しかし、次の瞬間三玖は顔を赤くしていく

三玖「だ、誰にも言わないで……戦国武将、好きなの」

風太郎「あッ、武将が好きって、あーそっちかーなるほどねー」

六海「何で風太郎くんまで赤くなってるのさ」

風太郎「だ、黙ってろ」

三玖「……そう言えば、なんで六海がいるの?」

うわ、睨まないでよ!?

六海「ぼ、ボクは、その、屋上が使えるのか気になって、偶然」

三玖「本当に?」

六海「う、うん」

三玖「……そう」

少し落ち着いた後に、三玖が話し出す

三玖「きっかけは四葉から借りたゲーム。野心あふれる武将たちに惹かれてたくさん本も読んだ」

……正直に言えば……
三玖は、ボクと同じ方だと思っていた
自分らしさを持っていない、他のみんなと同じなだけの存在
でも、違った
ボクがそう思ってるだけで三玖は三玖だった
じゃあ、ボクは……私、は……

キーンコーンカーンコーン

六海「っ」

どのくらいぼーっとしていたのだろう
風太郎くんと三玖は何かを熱中して話していたけどまだ私は声を出せずいた
三玖達が戻っていく背中を見てワタシも追いかける
三玖は自販機でお得意の抹茶ソーダを購入した後ボクと風太郎に差し出す

三玖「これ、友好の印、飲んでみて」

風太郎「えぇ……」

三玖「気になるって言ってたじゃん。大丈夫だって……鼻水なんて入ってないよ」

その言葉と共に、時が止まる
一方で、ボクはようやく呼吸が整ってくる

三玖「あれ、もしかして……この逸話知らないの?」

再び、重い沈黙

三玖「そっか……頭いいって言ってもこんなもんなんだ。やっぱり教わることはなさそう。六海、行くよ」

六海「え、ちょ、ちょっと、三玖!?」

三玖はボクの手を引っ張り階段を降りていく
下手に止まって転んだりしてはいけないとボクは結局ついていくしかなかった




放課後になった
風太郎くん、大丈夫かな……
三玖のことも気になる
どうしたものか……

安価下2
1 風太郎くんに会いに行こう
2 三玖に会いに行こう
3 下手に首を突っ込まないほうがいいかな

三玖に会いに行こう
三玖のクラスへ行ってみるとちょうど教室を出ようとする未来と鉢合わせになる

三玖「六海、今帰り?」

六海「うん、その、大丈夫?」

三玖「なにが?」

安価下
1 へこんでない?
2 風太郎くんだって悪気があったわけじゃないと思うから
3 なんで戦国武将好きなの、隠すの?
4 自由安価

六海「風太郎くんだって、悪気があったわけじゃないからさ、仲直りしたほうが」

三玖「……本当のことを言っただけ。あと、他のみんなに言ったら怒るから」

六海「……武将好きのこと?」

三玖「……言ったら怒るって言ったよね?」

頬を引っ張られる、痛い痛い

三玖「逆に聞くけど、なんでフータローの肩を持つの?」

六海「え?」

三玖「やっぱり、私たちに勉強をさせたいの?」

六海「……」

安価下
コンマ判定
70以上 な、なんでかな。なんか急に胸が熱く……
それ以外 無言のまま

六海「うん、勉強してほしい。ボクじゃ四葉のこと守れなかった。何とかできなかった。だから……」

三玖「あれは六海のせいじゃない。何度も言ってるはず」

六海「ボクのせいだよ!」

四葉「きゃ!? び、びっくりしたー……」

三玖「! よ、四葉、いつから聞いてた?」

四葉「え、何が?」

三玖(よかった、聞いてなかったみたい)

六海「ご、ごめん、少し頭冷やしてから帰る……」

三玖を心配していたはずが、何をしてるんだろう

安価下2
1 図書室で少し昼寝していこう
2 少し校庭に行ってみよう
3 すこし商店街に行ってみよう
4 行先を自由安価

少し校庭に行ってみよう
運動部が練習をしているのが見える
ついさっきまで廊下にいた四葉がそんなメンバーと一緒に走ってる
止めるべきなのかな……?
それとも、そうしようという考えは間違っているのかな
正解がわからなくなる
そもそもボクは何がしたいのだろう
考えても考えても、ボクの出来損ないな頭じゃ答えは出ない
あっという間に時間は過ぎていき、そして、夜になる

安価下
コンマ判定
奇数 帰ろう
偶数 あれ、風太郎くん?

六海「さすがに帰ろっかな」

そう考えて体を起こすと見慣れた姿が目に映る

六海「あれ、風太郎くん?」

こんな時間に何をしているのだろう、というか、帰るところのようだ

六海「……よし」

深呼吸をする。もう、大丈夫だ
いつも通り接しよう

六海「風太郎くん、こんな時間に何してるのさ?」

風太郎「うおっ、び、びっくりした……今帰りなだけだ」

六海「こんな遅い時間まで勉強? 流石学年トップ」

風太郎「そう言うお前こそ、こんな時間まで何してるんだ?」

前髪をいじりながら聞かれる

六海「ボクはそこで昼寝してたら夜になっちゃってて……」

嘘だけどね
一睡もできなかったよ、出来たほうが気が晴れたかも

風太郎「はぁ、まぁ、お前は唯一赤点回避候補だしかまわないが、他の姉妹には普段から勉強するように言っておいてもらえないか?」

六海「……」

安価下
コンマ判定
奇数 うん、わかったよ
偶数 ボクは、別に勉強ができるわけじゃ……
ぞろ目 ……ごめん、風太郎くん、少し、デート行かない?

六海「……うん、わかったよ」

本当は、少しだけ心の中の声を出したかったけど風太郎くんに迷惑を掛けたくない
あぁ、面倒くさい性格してるな、ボクは

六海「ところで、そのかばん重くないの?」

風太郎「めっちゃ重い」

六海「そんなに大量に、何もってるのさ? まさか全部参考書?」

風太郎「まぁ、そんなところだな」

六海「え、マジ?」

風太郎「歴史の本だ。あいつ……三玖に負けない知識をつけたい」

そう言っている風太郎くんの顔はかっこよく映った

風太郎「2日後だ。あいつに2日後屋上に来るように言っておいてくれ」

六海「2日って、そんな期間で何とかなると思ってるの?」

無謀なのはボクでもわかる

風太郎「意地でも勉強を教えると決めたからな、じゃあ、気を付けて帰れよ」

そう言って風太郎は行ってしまう
すごいなぁ……
ボクと違って、自分に自信もあるんだ
それに目標も明確に決めてるように見えた
ボクも、あんな風になれたらな

少しだけ風太郎への好意が上がりました




続く

本日はここまで

おまけパート

六海「ま、まったく、なんなのさ、おしっこ我慢って」

六海「……」

六海「……」そわそわ

六海(ぎりぎりまで我慢した後の、おしっこが気持ちいいだけで、我慢が好きなわけじゃないんだけどなぁ)そわそわ

六海「……そ、そろそろまずいからトイレ……」

一花「二乃~まだ~?」

五月「早くしてください!」

四葉「漏れちゃうよ~!」

三玖「……」察し

六海「………………」←すでに限界

この後無茶苦茶漏れた

質問コーナー

二乃「に、二回目の、質問コーナーよ……ぷぷっ」

六海「……」

二乃「1回目の質問と、答え……」ぷるぷる

六海「何さ、笑いたいなら笑えばいいでしょ!? 二乃だって変態チックな性癖位もってるでしょ!?」

二乃「アンタと一緒にしないでよ!」

六海「六つ子なんだから同じでしょ! どうせ二乃だって漏らしたことあるんだ!」

二乃「ないわよなに勝手に人が……」

……

一花「お見苦しいところをお見せしました」

五月「よくある姉妹喧嘩なのでしばらくお待ちください」

……

六海「……ごめん二乃、なんか、うん、ごめん」←冷静になってきてさっきの言い争いの方がみじめに感じて来た

二乃「あ、アタシこそごめんなさい……質問、行っていいかしら?」←同じく

六海「どうぞ」

安価下
質問の内容

お題「あこがれる恋愛シチュエーション」

二乃(また本人が答えづらそうな……)

六海「こういうのだよ、こういう質問を待ってたんだよ!」

二乃「え、い、いいの、答えて」

六海「ボクだって乙女だもん。やっぱり恋愛ってすごくあこがれだからさぁ」

二乃(面倒くさい子……)

六海「ボクのあこがれの恋愛シチュエーションは……」

安価下
どんなシチュエーションですか?

六海「まずはやっぱり、両方が片思いしてるところからがスタートだよね」

六海「一目惚れもありだけど、ちょっとずつ惹かれてくのもありだと思うんだよ」

六海「それでそれで、お互いに強く思いやってて、周りから早く付き合えよって思われるくらいにはお互いが好意を寄せ合ってるけどどっちもそれには気づいてなくて」

六海「それから文化祭とか夏祭りとかのシチュエーションの時に、告白されて、それで恋人になって……きゃー!」

二乃(す、すごい早口……)

六海「あと他には……」

二乃「これ終わらなくなる奴だわ。本編へどうぞ! はい終わり!」

安価下
コンマ判定
ぞろ目 翌日に
それ以外 2日後に(三玖と風太郎の決戦?の日)

眠ったことでメンタルは多少良くなった
一昨日風太郎くんと会話したのも原因の一つかもしれない
あの後、三玖とはきちんと話せていないけどちゃんと謝らないと……
ん?
そう言えば、何か忘れてるような
何だっけ?

安価下
コンマ52以上で思い出します

うーん、確か、なんだか頼まれごとをしていたような
そうなると四葉関連?
いや、違った気も、まぁいいか
思い出せないなら大したことじゃないでしょ!
そんなわけで朝食を取って学校へ出発だ



そして早くも昼休み
あ、もちろん授業はちゃんと受けたよ!
今日は……

安価下
1 食堂でご飯
2 図書室へ(趣味タイム)
3 教室で勉強(コンマが大きいほど学力アップ)
4 校庭へ行こう
5 自由安価

やっぱり読書は欠かせない
今日はどんな本を読もうかな?

安価下
1 学園ものの恋愛小説
2 ファンタジーな恋愛小説
3 ドロドロな恋愛小説
4 ちょっとエッチな恋愛小説
5 自由安価(恋愛小説しか読みません、とあるジャンルを選ぶと何かを思い出します)

とりあえず手に取ってみた恋愛小説は……えっちだった
ちょっとエッチだ、うん、ちょっとだけエッチだ……え、全年齢向けでここまで書いていいの?
わーっ、わーっ!?
へ、変な気分になってきちゃう、きょ、今日はここまでにして別の場所に行こう!

?が1カウント乗りました




まだ昼休みの時間は残ってるけどどうしようかな?

安価下
1 食堂へ
2 教室に戻る
3 校庭に出てみる
4 自由安価

皆を勉強に誘おう
四葉は毎日きちんと行ってるみたいだし、まずはクラスも同じ一花から……

六海「一花、今日の放課後だけど図書室で勉強を……」

安価下
コンマ判定
ぞろ目 「ごめん、今日はバイトが……」
それ以外 「今日は無しだって聞いてるけど……」

一花「あれ、今日は勉強会はないって聞いてるけど……」

六海「そんな嘘をついても駄目だよ! いっつも風太郎くんと四葉しか……あれ」

安価下
コンマ判定
52以上でやっと思い出します
ここで思い出せなかった場合完全に「風太郎に言われた三玖への伝言」を忘れます

一花「六海?」

六海「何か忘れてるような……まぁ、いいか!」

と、なれば



二乃「嫌」

一言で断られてしまった

六海「い、いいじゃん。1回受けてみたら印象変わるかもよ?」

二乃「そもそも四葉から今日は無しって聞いてるんだけど?」

あれ?



五月「お断りします。それに今日は無しだと聞いてますが」

六海「なんでみんな今日は無しって聞いてるの!?」

五月「? 六海は聞いてなかったんですか?」

六海「初耳だけど!」

五月「四葉の伝え忘れですかね、今日は上杉くんに用事があるとか」

六海「そうなんだ……」

なんか、ボクまで一気に勉強をする気がなくなってしまった……
三玖にも会えなかったしなんかから回ってるなぁ
そんなことを考えていると予冷が鳴ってしまった



そして放課後
今日は何をしようかな?

安価下2
1 たまには運動をしよう
2 お昼休みの本の続きが気になる
3 帰って勉強だ!
4 風太郎くんの家に行ってみよう
5 自由安価

たまには運動をしてみよう
よし、まずは校舎周りを走って一周!
いくぞー!!!

安価下
コンマ判定
コンマが大きいほど体力が上がります(10の倍数÷2)
さらにぞろ目でイベント発生

体力19→23になりました

六海「ふはぁっ……ぜぇ、ぜぇ……」

ひ、久々に走った……
い、息が持たない……
そ、その辺でしばらく横になってから帰ろう……
す、スパッツ暑い……脱ごうかな……
いや、年頃の女子としてそれは、うーん……?

四葉「六海、何してるの?」

六海「……」

制服姿の四葉はボクの頭の少し上あたりに立って声をかける

六海「まぁ、その、なんだ、質問を質問で返しちゃって悪いけど、四葉、男の子にも同じアングルというか、立ち位置で話したことある?」

四葉「ないけど……」

六海「よかった、パンツ丸見え」

四葉「っ!?」

我が姉ながら真っ赤になる顔は可愛いなぁ

六海「四葉もスパッツ履けばいいのに。みられる心配なくなるよ」

四葉「カンガエテオキマス」

六海「あと質問の答えは久しぶりに思いっきり走ってみたら死にかけちゃったって感じ」

四葉「六海が運動なんて珍しいね。なにかあったの?」

六海「……無謀なことに挑戦するのもありかなぁとは思った、かな?」

……なんか喉に骨が引っ掛かるような感覚が




さて、そろそろ夕方だ
家に帰ろうかな

安価下
コンマ判定
30以下で風太郎に遭遇
それ以外で帰宅

(タイトル微コンマにしないでコンマにしておけばよかった)

屋上

風太郎「……誰も来ねぇ。六海のやつ、ちゃんと伝えたんだろうな?」






六海「くしゅん!」

五月「あれ、六海、風邪ですか?」

六海「誰かに噂されてるのかも……」

さて、寝るまで何をしようかな?

安価下
1 料理に挑戦
2 勉強だー!(姉妹の誰かを誘う場合は名前を記入)
3 趣味の時間!
4 自由安価(家からは出れません)

六海「三玖、勉強しようよ!」

三玖「やだ」

即答されてしまった
ぐぬぬ
やっぱり勉強嫌いなんだなぁ
…………
あ、なんかまた骨が引っ掛かるような感覚が

安価下2
1 思い出せ、ボク!!!(強制的に約束のことを思い出します)
2 三玖、あればらすよ?(六海+三玖の学力がコンマでアップ、ただし三玖からの好感度ダウン)
3 諦めて一人で勉強

六海「……あ」

六海「ああああああっ!!?」

三玖「っ!? む、六海、どうしたの?」

六海「ごめん、勉強はまた今度、ちょっと出かけてくる!!!」

三玖「あ、む、六海!?」

二乃「ど、どうしたのよ、六海……大声出して」

三玖「さぁ……?」




学校はもちろん真っ暗で校門も閉まっていた
当たり前だけど、風太郎くんももういないようだ

六海「ど、どうしよう、昨日までへこんでたせいで約束のことすっかり忘れてた……だから今日勉強無しだったんだ……」

怒ってるよね、風太郎くん……

安価下
1 謝りに行こう(同時にコンマ判定、コンマが大きいほど怖がりになります80以上で五月超えの怖がりに)
2 明日謝ろう

謝りに行こう
もう遅いけど、考えてみると風太郎くんの電話番号知らないし
この間に行った記憶を頼りに風太郎くんの家に直接行くことにする
ボクらの住んでいるマンションのある方向とは違って道が暗くて少し怖い
もしかすると、こんな暗くて寂しい道を風太郎くんが歩いて帰ったのだろうか

六海「悪いこと、しちゃったな……」

そしてしばらく歩いた後風太郎くんの家につく
インターホンを鳴らそうと指を伸ばすけど、勇気が出ない

六海「……少し深呼吸して、よし」

インターホンを鳴らす
すると中かららいはちゃんの声が聞こえ、扉が開いた

六海「こ、こんばんは」

らいは「あ、六海さん、こんばんは! お兄ちゃん、六海さんが来たよ!」

そうらいはちゃんに呼ばれ、風太郎くんが顔を出す

風太郎「六海? こんな時間にどうした?」

あれ、怒ってないのかな?
それともらいはちゃんの前だから?


安価下2
1 ごめんなさい!と頭を下げる
2 少し夜道を散歩に誘う
3 勇気が出ない、何も言えなくなる

六海「ごめんなさい!」

風太郎「お、おい、どうした?」

六海「ボク、三玖に約束伝えることすっかり忘れてて……風太郎くん、ずっと待ちぼうけしちゃってたよね……ごめんなさい」

ボクは頭を思いきり下げてそう謝る
風太郎くんはしばらく黙った後、ため息を吐く

風太郎「そんなことを言いにこんな時間に一人で来たのか」

六海「だ、だって……」

風太郎「確かに待ちぼうけはしたが、その間勉強もしてたし問題はない……わけじゃないが、ここまで気にすることでもない。三玖に伝えていたとして逃げずにあいつが来たとも限らないからな」

そう言ってボクの頭に手を乗せる風太郎くん
あったかい……

らいは「そうだ、今日はカレーうどんなんですけど、六海さんも食べていきませんか?」

六海「え、で、でも、さすがに悪い……」

言いかけるとお腹が鳴る
う、しょうがないよね、カレーのにおいが漂ってるんだもん

らいは「いいよね、お兄ちゃん」

風太郎「う……そうだな」

六海「……風太郎くん、らいはちゃんをお嫁にする方法知りたいんだけど、次の授業で教えてくれない?」

風太郎「却下だ。断固拒否だ」




結局、その後はカレーうどんを御馳走になり、夜が更けていく

六海「もうこんな時間……」

安価下
1 タクシー呼ばなきゃ
2 とりあえず一花に連絡を
3 風太郎くんの勉強する様子を見てみたい
4 帰路につきつつ、夜のお散歩へ風太郎くんを誘おう
5 自由安価

六海「さて、ボクはもう帰るよ。らいはちゃん、ごちそうさま」

らいは「お兄ちゃん、六海さんを送って行ってあげなよ!」

風太郎「……はぁ、そうだな」

こうして、ボクらは夜の道を歩いている

六海「ほんと、ごめんね、いろいろ迷惑を掛けちゃって」

風太郎「まったくだ。せめて報連相はちゃんとしてくれ」

六海「……野菜?」

風太郎「報告、連絡、相談だ」

六海「難しいってば」

風太郎「頼むからこのくらいの知識はつけておいてくれ……」

六海「……」

安価下
コンマ判定
65以上で少し愚痴を吐いてしまいます

六海「あ、あはは、次から頑張るよ」

風太郎「帰ってから少しくらい予習しろよ」

六海「でももう遅いからね」

風太郎「お前までサボろうとしないでくれ……」

六海「冗談だよ、ちょっと勉強してから寝るよ。それと……」

風太郎「ん?」

六海「明日こそ、三玖にきちんと行くように伝えておくよ、もう忘れない」

風太郎「頼むぞ、本当に」

六海「うん……それからもう一つ」

風太郎「?」

安価下2
1 電話番号交換しよう?
2 らいはちゃんに改めて「ごちそうさま」って伝えておいて
3 このあたりにトイレってある?

六海「このあたりって、トイレある?」

風太郎「はぁ?」

六海「じ、実はさっきから我慢してて、割とピンチというか、漏れそうというか」

風太郎「少し離れたところに公園かコンビニが……」

六海「少しってどのくらい……?」

風太郎「大体徒歩6分……」

安価下
コンマ判定
60以下 間に合った、恥ずかしい思いをしてしまった……
61以上 無理、絶対間に合わな……あっ

六海「絶対間に合わなっ……あっ」

風太郎「お、おい、まさか……」

六海「ち、違うから、まだセーフだから、あっち向いて、見張ってて!」

風太郎「っ、お前の羞恥心どうなってるんだ!?」

六海「しょうがないでしょ、もう無理なんだもん! らいはちゃんの前でトイレなんて言えないよ!?」

風太郎「なんでだよ!」

六海「も、もう無理! は、はやくあっちむい、て……ょ」

……描写したくなーい、皆、察しておいて



六海「ぐすん、さ、最低だよぉ……」

結局、服を台無しにしてしまったボクは風太郎くんの家に逆戻りしていた
かなり狭いお風呂に入れてもらっている最中だ
らいはちゃんには「溝に落ちた」と言い訳をしたけれど、あぁ、恥ずかしすぎる
風太郎くん曰く暗くて見えなかったらしいけど、少なくとも音は、ああああああ!

風太郎「六海、着替えをここの箱に置いておくぞ」

安価下
1 下着は?
2 誰の服?
3 さ、さっきのことは絶対内緒にしてよ!?

六海「だ、誰の服?」

風太郎「俺のジャージと今コンビニで買ってきた下着だ、あとで請求するからな」

六海「……サイズ何で知ってるの?」

風太郎「知らんからフリーサイズを買ってきた」

六海「……ありがと」

風太郎くんのジャージか……
とりあえずお風呂を上がって着替えをする
……わぁ、やっぱ男の子のジャージってだけあってでっかい

安価下
コンマ判定
65以上で「あれ、これ、なんか……」
64以下で鈍感六女

ズボンがいらないくらいの丈だ
まぁ、もちろん履くけど
よし、これでオッケー

六海「お、お風呂ありがと、今度こそ……」

らいは「六海さん、もう10時回っちゃったし今日は泊って行けば?」

六海「へ?」

風太郎「おい、らいは、いくらなんでも……」

安価下2
1 た、タクシー呼ぶよ! 流石に迷惑をかけ過ぎた!
2 風太郎くん、らいはちゃんの隣は任せたまえ
3 セリフ自由安価(無言も可)

六海「風太郎くん、らいはちゃんの隣は任せたまえ!」

風太郎「お前な! 寝室は1つしかないんだぞ、つまり俺と寝ることになるわけで……」

六海「風太郎くんだし大丈夫でしょ。姉たちには友達の家に泊まるって連絡しておこう」

風太郎「そ、そうだ、タクシーを呼べばまだ帰れるぞ!」

六海「残念、メッセ送っちゃった」

風太郎「……わかった、俺は台所で寝るかららいはに手を出すなよ?」

六海「そこまで落ちちゃいないよ」

こうしてボクは流れやら何やらで風太郎くんの家に泊まる事になった
布団で寝るのは久しぶりだ
そう言えばお父さんいないみたいだけど、お仕事なのかな?

らいは「あれ、六海さん髪ほどかないんですか?」

六海「え、あ、うん、ほどくよ」

あまりこっちの姿を見られるのは好きじゃないけど、らいはちゃんならいいか
おやすみなさい……



続く

おまけコーナー

本日の夢

あれから1年がたった
いつの間にかボクは彼と恋をしていた
一生懸命な横顔に、いつの間にか惹かれていて……だから……

風太郎「六海、好きだ」

六海「あっ……」

文化祭の、真っ暗で誰もいない教室でそう言われたときは……嬉しさで泣いてしまった

風太郎「む、六海!?」

六海「ご、ごめん、うれしくて……ボクも、風太郎くんが好きだったから」

そんなボクを抱きしめてくれる風太郎くん
あぁ、風太郎くんの顔が近づいてきて……




六海「はっ!? ゆ、夢かぁ……」

な、なんで相手が風太郎くんなのだろう
あぁ、もう、今日恥ずかしくて風太郎くんの顔をまともに見れそうにないじゃん!



おわり

質問コーナー

三玖「結局まだ、約束のこと知らないままなんだけど……」

六海「こ、ここでそれ言う?」

三玖「今回は先にこのコーナーだけやって終わり」

六海「三玖、メタ発言しかしてない……」

三玖「質問の内容は、安価下」

六海「言葉で言っちゃったよ」

三玖「……」

六海「え、なになに?」

三玖「…………」

六海「な、なんでボクから距離取るの?」

四葉「こんなこともあろうかと、今回の質問に対しては>>1さんから回答を預かってきました!」

六海「え、待って、ボクまだ質問内容見てないんだけど!?」

四葉「姉妹はもちろん、上杉さんにも自由安価時に手を出すのはオッケーみたいです! ただし、相手からどんな反応をされるかはコンマ次第ですし、取り返しのつかない亀裂が入ることもあるのでご注意ください!」

四葉「もちろん好感度を上げていけば判定もゆるくなっていくそうですよ!」

六海「手を出すって何? よくわからないんだけど」

四葉「ちょっと質問の内容がスレッド的な方向性の質問だったので特例で再安価させていただきます! 六海に対しての質問を送ってくださいね!」

安価下
再安価、質問内容(六海当ての質問でお願いします、先ほどのような質問はコメントしていただければ答えます)

三玖「改めて質問、好きな本は?」

六海「ボクにぴったりな質問だね!」

三玖「それで、好きな本って何?」

六海「これ、安価先がタイトルだったら>>1が読まないと進まなくなるんじゃ?」

三玖「その場合、ある程度のあらすじ読むくらいにしておくから」

六海「またメタな……ボクも人のこと言えないけど」

安価下
六海の好きな本

六海「基本はやっぱり純愛系だね。ボクの一番好きなジャンルさ」

三玖「そうなんだ」

六海「後、最近はハーレムもありかなって思って来てて……」

三玖「は、ハーレム!?」

六海「そうそう、最近は五つ子とその家庭教師が全員と結ばれる小説とかにハマってて」

三玖「それはダメだと思う、倫理的に」

六海「だめかな? 大事なのは愛だと思うけど」

三玖「……でもフータローとはハーレムよりもやっぱり……」

六海「何で風太郎くんが出てくるの?」

三玖「な、何でもないから!」



続く



本日はここまで
まさかトイレ安価採用されると思ってなかった
6割は少なかったとも反省
今回のトイレのような感じでたまに本編で設定を使わせていただくと思います(今回に関してはハーレムもありと思っているというイメージで)
明日の更新は無しで少し間を空けますのでご了承ください

昨晩募集しておこうと思って忘れていたものを募集掛けたいと思います

六海のパンツはどんなものがいいか書き込んでおいていただきたいです

安価下1~3
コンマが一番大きいものを採用
1 クマさんパンツ
2 履いてない
3 白のレース
4 隠すべきを隠してないエロ下着

六海のイメージ的に学生服の時は常にスパッツ履いてるイメージでやらせていただいています
姉妹の下着安価は取るかわかりませんが、もしその時は狙っていただきたいです





安価下
コンマ判定
01~33 夜中にトイレに起きた
34~66 早朝、なんか早起きしちゃった
67~99 風太郎に起こされた
00 髪が渇いていなかったようで、体調が悪く……

早朝……
寝慣れていない場所のせいか目が覚めてしまった
まだ日は昇っていないようだ

六海「……?」

なんか向こうの部屋灯ついてる?
風太郎くん、電気消し忘れたのかな……
全く、こういう細かいところから節約しないといけないのに

六海「……よっと」

らいはちゃんを起こさないように体を起こすとそのまま音を立てないようにその扉を開ける

風太郎「うぉ!?」

六海「ひゃっ!?」

お風呂場の脱衣所の明かりがついていた理由は風太郎くんがいたからだったようだ

六海「な、なにしてるの?」

風太郎「何って勉強に決まってるだろ。向こうでやってたら、らいはが起きちまうからな」

六海「……やっぱり学年1位は努力の量が違うんだね」

ボク、努力してるつもりだったけど……そんなことなかったかな

安価下
1 一緒に勉強する(学力アップ)
2 朝ご飯を作る
3 今日の三玖との対決について話す
4 自由安価

六海「ねぇ、本当に戦国武将のこと全部覚えたの?」

風太郎「少なくとも学校の図書室分は全部な」

六海「そこまでしてもらえる三玖がなんか少しだけうらやましいような」

風太郎「まぁ、家庭教師するためではあるが、あいつにあんなことを言われて向きになってる部分もある」

六海「あぁ、所詮この程度的な」

風太郎「しかし、あいつはなんで戦国武将好きなのを隠してるんだろうな」

六海「ボクも口を滑らせそうになったらほっぺつねられたよ」

風太郎「……さて、そろそろいいか?」

六海「あ、ゴメン、邪魔しちゃった?」

風太郎「あぁ、邪魔だ。もう少し寝てろ」

六海「むぅ。辛辣だね」

安価下
コンマ判定
どこかに6がついていた場合、ラッキースケベ発生

六海「じゃあ、お言葉に甘えて二度寝させてもらうよ」

風太郎「あぁ、おやす……みっ!?」

六海「? 何さ、急に変な声出して」

風太郎「す、すまん……と、とりあえず、なんだ、俺のズボンは大きすぎたか」

六海「ズボン?」

視線を落とす
大きいって、どういうこ……と……

六海「!!?」

そこで気づく
ボクは今、下半身、なぜかパンツ一枚だという事に
普段はいている背伸びパンツではなく、風太郎くんが買ってきてくれたコンビニの白いシンプルパンツだったものの恥ずかしくないわけがない
どうやら寝ている間にぶかぶかだったジャージが脱げてしまっていたようだ

安価下2
1 恥ずかしさのあまり平手打ち
2 ぱ、パンツ位なんだ、見られても平気!
3 お粗末なものを見せてしまいごめんなさい
4 自由安価

六海「ちょっと恥ずかしいけど、もっと見たいなら見ていいんだよ?」

ぼ、ボクはなんてことを言っているんだ……
誘惑するかのようにスカート状になっているジャージの裾をちらちら上げてみる
しかし、次の瞬間ボクの頭は風太郎くんに捕まれた

風太郎「いい加減にしろ、らいはが起きてこんな場面見たら俺が死ぬ」

六海「そ、それは、ぼ、ボクも死ぬね……」

風太郎「それにそんな冗談、俺以外の前で絶対やるなよ」

六海「風太郎くんならいいんだ」

風太郎「良くない」

六海「……じゃ、じゃあお休み」

ぼ、ボクは本当に何をしてたんだ……
あ、あんなの痴女じゃないか
ね、寝よう、寝て気持ちをリセットしよう

(???のカウンターが1になりました)



改めて、朝
今度はきちんと日が昇っていた

風太郎「ほら、お前の制服。近くのコインランドリーで洗っておいたからあとでランドリー代払えよ」

六海「ケチだなー」

風太郎「昨日のあれ、他の姉妹にばらすぞ」

六海「ど、どうかそれだけはご勘弁を……」

おもらしのことか、それとも誘惑のことか
どっちにしろいやだ……
ん、そういえば

六海「そ、そういえば、もしかして風太郎くん、ボクのパンツ、見た?」

風太郎「……」

前髪をいじりながら目をそらされる
こ、この反応は……

六海「え、えっち」

風太郎「あ、あんなの履いてるやつがいうか!?」

六海「あ、あれは、その……」

らいは「朝ごはんできたよー、ところで何の話?」

2人「な、何でもない!」

らいは「?」



安価下
1 一緒に学校へ行く
2 一度家に帰る

六海「そ、それじゃあ、いろいろありがとね、一回家に帰ってから学校に行くよ」

風太郎「あぁ。遅刻するなよ」

六海「うん、三玖との対決頑張ってね」

さぁ、ボクは早く家に帰って三玖に伝言を伝えないと



六海「ただいまー」

五月「六海! いきなり友達の家に泊まりに行くなんて何を考えてるんですか!」

六海「へっ、ご、ごめん、いろいろ事情があって」

一花「ごめんね、五月は昨日から六海のこと心配してて……」

六海「……五月お姉ちゃん……」

五月「し、心配なんてしてませんし、お姉ちゃん呼びしても駄目です、説教です!」

二乃「どうでもいいけどそろそろ駐車場行かないと遅刻になるわよ」

五月「ぐ、ぐぬぬ……わかりました、説教は放課後に……」

六海「が、学校へ急ごーう!」

そんなこんなで車内……

六海「そう言えば、三玖」

三玖「なに?」

六海「昨日、風太郎くんがね……」

風太郎くんがお昼休みに待っていることを伝えた

六海「……行くの?」

三玖「……まぁ、この前、来てくれたから」

お昼休み、か

安価下2
1 様子を見に行こう
2 2人の問題だ。ボクは首を突っ込まない

ボクも気になるし様子を見に行くとしよう
そう考えたボクは昼休み、校庭へ行ってみる




風太郎「三玖、お前が来るのを待っていたぞ」

三玖「何か用? フータロー」

風太郎「あぁ、俺と勝負だ」

おぉ、なんだか2人が戦国武将のように見える!

風太郎「……ところで、なんでこいつまでいるんだ?」

三玖「勝手についてきた」

六海「勝手にとは失礼な! ボクは公平な立場で勝負の審判を……」

風太郎「問、武田信玄の風林火山、その風が意味する言葉とは?」

六海「……」

安価下
コンマ判定
52以上で答えられます

唯一のとりえの学力がミジンコになる六女



六海「か、風、健康なこと?」

三玖「ちがう、疾きこと、風の如く」

言いながら階段の手すりに座るような姿勢で滑り降りていく三玖
あ、これ逃げ出したやつだ

風太郎「あいつ、また逃げやがった!」

それを追いかけようとする風太郎くん

安価下2
1 風太郎を止める
2 一緒に追いかける(コンマ50以下で途中リタイア)
3 とりあえず待機しておく

六海「あ、2人とも、待って!?」

三玖は姉妹の中でも体力が低い方
なんとか食らいついていけている
校舎を曲がり、風太郎くんもそれを追う

四葉?「わお!?」

次の瞬間風太郎くんはその子の胸に突っ込んだ

安価下
コンマ判定
65以上で苛立ちを覚えます

四葉?「ちゃんと前を向いてなきゃだめですよ」

風太郎「ここ三玖が通らなかったか?」

四葉?「さっきすれ違いましたよ。あっちに走っていきました」

六海「……」

安価下
1 三玖だよね?
2 面白いので黙っておく
3 早く追いかけよう、風太郎くん!

よし、面白そうだから黙っておこう
風太郎くんから見えないようにボクは三玖にサムズアップする
三玖もサムズアップする
このままどこまで走るんだろう、風太郎くん
と思っていると

四葉「わぉ、上杉さん。ちゃんと前向かなきゃダメですよー」

あ、本物だ
後ろにいるボクと三玖を見る風太郎くん

風太郎「すまん四葉、落ち着いて聞いてくれ……お前のドッペルゲンガーがそこにいる、お前死ぬぞ」

四葉「えぇー!? 死にたくないです!!!」

そして四葉も三玖の方を見る

四葉「本当だ……あそこにいる……最期に食べるご飯は何にしよう……」

いや、四葉も気づかないのかい

風太郎「あれ? あの四葉少し髪長くね? リボン取っちゃったし、ヘッドホン付けて、と」

あーあ、バレちゃった

風太郎「お前三玖だろ!?」

あ、また走り出した
ぼ、ボクも何とかついて行かないと

風太郎「トリッキーな技使いやがって」

そう言いつつもしっかり追いかける風太郎くん

風太郎「三玖、この間は騙して悪かった! 俺はあの後、図書室にある戦国関連の本すべてに目を通した! 今ならお前とも対等に会話できる自信がある!」

三玖「はぁ、はぁ、嘘、ばっかり……」

嘘じゃないよ、三玖

三玖「武将しりとり……竜造寺隆信!」

風太郎「ぶ……ふもあり……だよな? 福島正則! 賤ヶ岳の七本槍の一番槍として名高い武将だ!」

……すごいなぁ、風太郎くん……
本当に、こんな簡単に覚えちゃうんだもん
……いや。朝、寝る間を惜しんで勉強してた風太郎くん
簡単じゃないよね……
そう思えば思うほど……君がすごく思えるよ……
そして……

六海「げ、げん、かい……」

しりとりを続けている二人に追いつけず、ボクはダウンするのだった




結局あの後、2人はどうなったんだろう?
勝負に勝ったのはどっちだったのかな?
疑問を残しながらも放課後の図書室で四葉と共に風太郎くんの授業を受けようと待機をしていると風太郎くんがやってきた

四葉「見てください! 先に予習しておきましたよ!」

安価下
コンマ判定
52以上で風太郎よりも先にツッコミを入れられます
今回失敗すると学力がコンマと同じ値まで下がります

風太郎「だからライスはLじゃなくて

風太郎「だからライスはLじゃなくてR! お前シラミ食うのか!?」

あ、あれ、ぼ、ボクも今、よくわかってなかった
そ、そう言えば最近は全く勉強をしていない
冷や汗が流れる

風太郎「残り4人もお前たち位物分かりがいいと助かるんだが」

四葉「声はかけたんですけどね。あ、でも残り四人じゃなくて三人ですよ」

風太郎「え?」

四葉「ね、三玖」

三玖「……」

風太郎「来てくれたのか」

三玖「……」するっ

風太郎「?」

三玖「フータローのせいで考えちゃった、ほんのちょっとだけ私にも……できるんじゃないかって、だから……責任取ってよね」

風太郎「任せろ」

嬉しいはずの会話が、ただただボクの心に響き渡る
皆、うれしそうな顔をしているのに……ボクは、今どんな顔をしているのか

安価下
コンマ判定
コンマのどこかに6がなければ六海が倒れます

……なんか、急に、視界がゆがんでくる
私は、そうだ……だい、じょうぶ……わたし、は……

四葉「え?」

三玖「六海!?」

風太郎「おい、どうし……」

声が、遠くなっていく



安価下
コンマ判定
奇数 目を覚まします
偶数 夢を見ます

最初に変わったのは四葉だった

リボンをして、運動も勉強も頑張って

そして五月が髪飾りをして

いつの間にか、皆個性的になっていって

私だけ、巣に残された

鏡を見る

私だけ、何も変わってない

●●「私も、変わりたい……皆みたいになりたい……」

●●●●「……六海」

その人は、私の髪を1つに結ってくれる

それだけでも、少しだけ変われた気がして

その人がいなくなるまでは、何度もその人に髪を結ってもらっていた

でも、その人がいなくなって……私は、一人でうまく髪を結えなくて……

五●「これからは、私がお母さんに……お母さんになります」

皆、もっと変わっていった

私……違う、ボクも、追いつかないと

せめて、髪を結って……

うまく、できなくても……

安価下
コンマ判定
コンマのどこかに6があるとさらに夢が続きます

六海「ぅ……」

三玖「六海、よかった……」

四葉「うえーん、いきなり倒れちゃって、心配したんだよ!」

六海「たお、れ? よ、四葉、痛いから……」

あまり強く抱き着かれていたい

四葉「ご、ごめん」

三玖「あとでフータローにもお礼言っておいて、ここまで運んでくれたのフータローだから」

六海「そうなんだ……迷惑、掛けちゃって本当にごめんね」

四葉「今日の帰りはタクシー呼んだ方がいい?」

三玖「その前にお父さんの病院に……」

六海「う、ううん、もう平気だから! 心配かけてごめんね!」

未だに、ボクは怖い
皆のように独り立ちすることも、変われないままでいることも
ボクは……私は、誰なのか、わからなくなってくる
私は……何がしたいんだろう?

わからないよ、お母さん……



続く

おまけコーナー

六海「むぅ」

今日発売の新刊、純愛系とハーレムもののどちらを先に読もうか?

六海「純愛はいいんだよね、やっぱり。王道こそが間違いない奴! でも……」

六海「ハーレムはハーレムでいいんだよなぁ。相手によってハーレムの主が態度というか、接し方が変わったり、そう言うのも魅力だし」

六海「でも先に読むならハーレムものかなぁ? たまに地雷なハーレムものもあるし、そう言うのだったら純愛でメンタルリセットできるし」

二乃「アンタ、ほんとに恋愛もの好きよね。まぁ、私も割と見るから人のこと言えないけど」

六海「あ、二乃、いつからそこに!?」

二乃「最初からいたわよ! そう言えばさっき言ってたハーレムものの地雷ってどんなのよ?」

六海「個人的にはやっぱり男がゲスすぎるやつかな? ハーレムというよりも奴隷とご主人様みたいなのはあまり好まないね」

二乃「逆にどんなハーレムものがいいのよ」

六海「そりゃもちろん、相手全員を優しく思いやってくれてるご主人様という感じかな? ボクも将来ハーレムの一員として運命の人と愛を誓いたい」

二乃「それならまず日本を出ていきなさい」




終わり

思ったよりも早く六海のメンタルが崩壊始めてます
姉妹の中だと二乃が一番動かしやすい(ツッコミもボケも萌えも出来そう)
自分の推しは3と5です
ではまた次回

(本日は質問コーナーのみ)


質問コーナー

四葉「さてさて、六海の質問コーナーの時間ですよー!」

六海(ここまで1セクハラ2ノーマルな質問……きょ、今日も大丈夫だよね?)

四葉「早速質問、行ってみましょー!」

六海「あ、その前に」

四葉「?」

六海「この後は多分五月と風太郎くんがコーナーを進めてくれると思うけど、そのあとはどうするの?」

四葉「今回含めず、あと3回で最終回だよ」

六海「あ、終わるんだこのコーナー」

安価下
六海への質問

四葉「……」

六海「あれ、四葉、黙っちゃってどうしたの?」

四葉「……う、上杉さーん! 助けてくださーい!? 私には荷が重すぎます!」

六海「ど、どんな質問が来てるのさ」

四葉「そ、それは、その……」

六海「どれどれ、見せて……みゃっぷっ!?」

四葉(六海の口から聞いたことのない言語が……)

六海「セクハラじゃないと信じてたのに!!!」

安価下
回答をどうぞ(したことがない、なども可能)

六海「そ、その、前まではアイドルとのイチャラブエッチとか……」

四葉「り、リアル……」

六海「あと知らないおじさんに痴漢されたり……」

四葉「え?」

六海「あとはクラスの男子に輪姦されたりとか」

四葉(そ、そんな妄想を!? 私の妹は大丈夫なの!?)

六海「さ、最近は風太郎くんと一花たち姉妹みんなとハーレムプレイで、その、ボクは放置されて姉妹たちのプレイを見ながらていう設定で自分でしたり」

四葉「ついに私たちまで巻き込まれて!!?」

六海「と、ともかく、興奮できるならなんでも……」

四葉「……よし、聞かなかったことにしよう」

末妹の将来が少し不安になる四葉なのであった


おわり

安価下
コンマ判定
奇数 1日安静にするためにお休み、なんか熱まで出てきた
偶数 1日安静にするためにお休み、翌日(土曜日)までスキップ

結局先日は学校を休んでしまった
精神的に来てた部分はあったけど、1日休んでみると多少は気持ちが楽になった

四葉「六海、起きてる?」

五月「二乃がお粥作ってくれましたよ」

六海「あ、ありがと」

精神的なものだなんて、姉妹には言えず、体調不良であることにしてある
お父さんの病院に行くようにも言われたけど、昨日は寝ていていけなかった、という事にしてある

四葉「今日の勉強会、どうするの?」

五月「体調悪いのに無理して受けることありませんよ?」

安価下
1 勉強はしたい
2 体調悪い、看病受けたいなー(※危険)

六海「勉強はしたいから、受けるよ」

五月「本当にいいんですか? 相手は上杉さんですし、無理に受けることも……」

安価下
コンマ判定
65以上で?

安価下2
コンマ判定
90以上で?

姉妹喧嘩回避



六海「ううん、無理じゃないし、ボクのやりたいことだから」

四葉「じゃあ、速く着替えて準備しないとね」

六海「うん、よいしょと」

四葉五月「!!?」

六海「な、なに?」

四葉「む、六海知らないうちにそんな下着付けてたんだ……」

五月「ふ、不純です!」

六海「ふふふ、二人ともわかってないね、ボクらは高校生! いつ誰とそう言う展開になるかわからないじゃないか!」

四葉「……一回姉妹会議開いた方がいいんじゃ……」

五月「そうですね」

六海「え、ちょ、ちょっと、引っ張らないで、四葉力つよ!?」

と、言うわけで

一花「今回の議論は六海のエッチすぎる下着についてです」

六海「……待って、何その地獄みたいな議題」

五月「裁判長、まずはこちらをご覧ください」

そう言った五月はボクのズボンを下ろす

六海「ちょ、や、やめてよ!?」

五月「見ての通り、被告人六海は高校生にはまだ早いような下着を履いています、不純罪になるかと」

三玖「……」

二乃「何、アンタ彼氏でもできたの?」

六海「い、いや、逆にいつできてもいいようにと」

一花「静粛に! まぁ、私もぶっちゃけそう言う下着も持ってるけど」

五月「えぇ!? ふ、不純です!」

三玖「そもそも、下着なんて見せるものでもないし、本人が気にしなければいいと思う」

四葉「そ、それでもこのパンツはダメだと思うよ!?」

二乃「まぁ、アンタはお子様パンツだものね」

四葉「そ、それは関係なくない!?」

一花「というわけで、3対2で被告人の無罪を決定します」

六海「そもそも有罪になったらどうなってたの?」

一花「そりゃ、お子様パンツの刑?」

二乃「あ、それ面白そうね、裁判長、私五月達の方に寝返りまーす」

三玖「じゃあ私も」

六海「お姉様がた!?」

一花「じゃあ、逆転裁判の結果、六海には一日お子様パンツを履いてもらいます」

六海「そ、そんなこと言っても、そんなパンツ持ってないし」

一花「それなら四葉のを借りればいいと思うけど」

四葉「なんで私!?」

こんな馬鹿らしい話をしているうちに風太郎くんが来る時間になった
しかし

四葉「なかなか来ないね」

六海「遅いね」

ボクと四葉は風太郎が来るのを待っているもののなかなか彼はやってこない
なんて思っていると三玖と一緒に風太郎くんが入ってきた

安価下
コンマ判定65以上で嫉妬を覚えます

四葉「おはよーございます!」

元気いっぱいに挨拶する四葉は置いておいて

六海「……ねぇ、なんで三玖と一緒に入ってくるの?」

なんかもやもやするし、なんかイライラするし……なんだろう、この気持ち

三玖「オートロックに捕まってた」

風太郎「う……」

一花「変なところで知識不足なんだね、フータロー君」

六海「……それより早く勉強始めようよ」

ボクは風太郎くんの隣に移動するとリビングのテーブルに彼を引っ張る

風太郎「お、おい、六海? そもそももう、大丈夫なのか?」

六海「大丈夫だから、早くやろう?」

二乃「あら? なーに? また懲りずに来たの?」

風太郎六海「二乃……」

二乃「先週みたいに途中で寝ちゃわなきゃいいけど」

風太郎「てめぇが薬を……」

六海「それ、二乃が薬を入れたせいだよね」

ボクは少し苛立ちをあらわにして二乃を睨む

二乃「何のことかしら?」

六海「邪魔するなら部屋に戻っててよ」

二乃「ふん。ところで四葉、バスケ部の知り合いが大会の臨時メンバーを探してるんだけど、あんた運動できるし、今から行ってあげたら?」

四葉「い、いまから!? えっと、でも……」

四葉は風太郎くんと二乃の表情を何度も見比べるように顔を振る

二乃「なんでも五人しかいない部員の一人が骨折しちゃったみたいでこのままだと大会に出られないらしいのよ。頑張って練習してきただろうに、あーかわいそー」

風太郎「そんなのやるわけないだろ」

いや、たぶん四葉は……

四葉「上杉さん、すいません! 困ってる人をほっといてはおけません!」

そう言うと思ったよ
でも、さっきのイライラのこともあって、ボクは余計に苛立ちを覚える
二乃、わざと風太郎くんの邪魔をして……それだけじゃない、今回、四葉がまた落第したらどうするつもりなんだろう

安価下
コンマ判定
コンマのどこかに6がついていなければ六海が怒ってしまいます



二乃「一花も二次からバイトって言ってなかった?」

一花「あー、わすれて……」

六海「二乃、邪魔するなら部屋にでも籠ってて」

言いかけている一花の言葉を遮り、ボクは本気で睨む

二乃「……は? ……なによ」

六海「だから邪魔するならどこか行って、ボクたちは今から勉強するんだから」

一花「む、六海、どうしたの? 落ち着いて……」

六海「一花は黙ってて、二乃は四葉の性格わかってるよね、わかってて四葉の勉強の邪魔をしてるわけ!?」

風太郎「一花の言う通りだ、六海、落ち着けって」

四葉「あ、あわわ……」

六海「四葉、これ以上風太郎くんに迷惑かけないで! 四葉が一番わかってるよね!?」

四葉「そ、それは……」

ぱぁんっ

頬に衝撃が走る
同時に、自分が叩かれたのが分かった

六海「っ」

五月「……六海、言っていいことと悪いことがあります、あなただってわかってますよね、四葉はそのことで悩んでいるのを」

六海「だからこそだよ! 五月こそ、結局風太郎くんの邪魔をして、四葉のためを思ってないの!?」

五月「それでも、あんな言い方、お母さんが悲しみますよ!」

三玖「睦月、落ち着いて」

一花「五月も、一度頭を冷やして……」

六海「ボクは落ち着いてるから!」

五月「……」

四葉「……う、うぅ」

二乃「っ……」





安価下
視点変更安価
1 一花
2 三玖
選ばれたキャラクター視点になります

一花「フータロー君、ごめんね、せっかく来てくれたのに」

風太郎「……お前、バイトはどうしたんだよ」

一花「サボり、こう見えてもお姉さんサボり癖があるからね」

風太郎「知ってる」

一花「ひどいなぁ……」

私は少し不貞腐れたように答えた後、じっとフータロー君を見る

風太郎「みんなはどうしてる?」

一花「二乃はあの後、責任を感じて部屋に引きこもってる。四葉は部屋で自主勉中、五月は外に飛び出して行っちゃって、六海も引きこもり中。三玖はみんなに声をかけてくれてはいるけど……」

風太郎「……一花、俺はお前をバカだと思ってるが、同時に妹たちのことを誰よりも考えてる長女だと思ってる」

す、少し照れそうになるけど、姉の威厳だ
顔には出さない様にしよう

一花「馬鹿は余計かなぁ、お姉さん傷付いちゃうよ?」

風太郎「……俺の家には借金がある」

一花「え?」

いきなり、どうしたんだろう?

風太郎「その借金を返すために家庭教師をやっている。だがお前たち6人には手を焼きっぱなしだ。結局前回から俺は何もお前たちに教えられていない」

一花「……私たちが逃げてるからね……」

そっか、悪いことしちゃってたな

風太郎「このまま、何もできないまま終わりたいとは思っていない。少しでもお前たち6人に寄り添って行ければと思ってる。教えてくれないか、お前たちの過去のことも」

一花「……」

安価下
コンマ判定
コンマのどこかに1がつくと一花が過去について話します

現状好感度不足だったり、六海のメンタル状態が悪いことなどもあるので、申し訳ありませんがご了承をお願いします



一花「ごめんね、これはお姉さんの口からどこまで話していいのかわからなくて……」

風太郎「……そうか」

一花「とにかく、今は一番つらいであろう六海か四葉に声を掛けに行かないと」

さて

一花「フータロー君、どちらに会いに行く?」

安価下2
1 六海
2 四葉

三玖「一花、フータロー」

一花「どう、三玖。みんなの様子変わった?」

三玖「……」

三玖は首を横に振る。それはそうか
そして四葉の部屋の前に立つと私たちはノックをする

一花「四葉、入っていい?」

四葉「あ、だ、だめ……すこしだけ……」

震えている声、泣いていたのがよく分かった

風太郎「……大丈夫か?」

四葉「っ、ふう……上杉さん、し、しししっ、も、もう大丈夫ですよ。姉である私が六海の足をこれ以上引っ張るわけにいきませんからね!」

風太郎「……無理をしてないか?」

四葉「無理……なんて、してないですよ。でも、ごめんなさい……今日は、一人で勉強をさせてください」

風太郎「断る」

そう言いながらフータロー君は四葉の部屋の扉を開ける

四葉「え、上杉さん!?」

風太郎「それじゃ、俺が来た意味がない。六海と五月の2人と一緒に、しっかり授業を受けてもらう」

四葉「……」

六海と五月と一緒に、か

三玖「四葉、少し辛いことを言うかもしれないけど、六海と五月を連れ戻せるのはたぶん四葉だけだから」

四葉「……でも、私じゃ……」

一花「大丈夫、四葉一人じゃない。私も三玖も、フータロー君もいるから。それに、五月も六海もこのままでいたいなんて思ってないはずだから」

四葉「……」

四葉は大きく深呼吸をする

四葉「わかった」

その目には、もう迷いがなかった

安価下
1 五月を探しに行こう
2 六海の部屋へ行こう
3 その前に、二乃に会いたい

三玖「まずは五月を探しに行った方がいいと思う」

一花「そうね。あの子、急に出てったから財布も置いて行っちゃったみたいだし」

風太郎「手分けして探した方がいいだろうな」

四葉「それなら上杉さんの電話番号を教えてください、見つかったら連絡します!」

三玖「そ、それなら私も」

一花「私もしておいた方がいいかな?」

風太郎「あぁ、それはいいんだが……今電池切れてる」

三玖「……フータローは誰かと一緒に行動で」

風太郎「め、面目ない」

安価下
1 一花「じゃあ、一緒に行こうかフータロー君」
2 三玖「一緒に行くよ、フータロー」
3 四葉「上杉さん、ついて来てくださいね!」

三玖「それなら、一緒に行くよ、フータロー」

え、三玖?
そんなに積極的にフータロー君を……もしかして?

一花「ってそんな場合じゃないね。じゃあ、それぞれ五月を見つけたら連絡をお願い」

四葉「うん!」

三玖「わかった」

一花「さて、私はどこを探しに行こうかな?」

安価下
1 お母さんのお墓
2 ファミレス
3 図書館
4 自由安価
(どれを選んでもコンマに5があれば見つかります。見つからなかった場合、さらに3と4がコンマ内にあれば姉妹の誰かが見つけてくれます。それもなかった場合は五月は風太郎の家にいます)

一花「結局見つからなかったね……」

四葉「わ、私のせいで……」

三玖「よ、四葉の、せい、じゃ、ない、から……」

風太郎「そ、そう、だぞ……それに、あいつなら、腹減ったら、帰って来るだろ……」

一花「いや、なんで2人ともそんなに息が上がって……」

三玖「人は、1日、歩き、回れる、体力なんて、ないから……」

一花「わ、わたしたちにはあるんだけどね……ん?」

なんて思っていると五月からメッセージが届く

一花「五月、今日は頭を冷やしたいから友達の家に泊まってくって」

四葉「よかった……じゃあ、あとは」

安価下
1 六海か
2 その前に二乃に……

六海視点に戻ります




六海「……」

ノックの音が聞こえる
駄目だ、勉強に集中しないと
わかっていても、何も頭に入ってこない

一花「開けるよ、六海」

六海「……」

気にしないで、勉強を続ける

三玖「六海、手、止めて。四葉やフータローと一緒に勉強しよ?」

六海「……」

安価下
コンマ判定
コンマのどこかに6がついていると素直になれます
それ以外で素直にはなれません

ただし今回は素直になれないほうがいいかもしれません

六海「いい、一人で頑張るから……」

風太郎「むつ……」

四葉「六海!!」

風太郎くんが声を出そうとしたその時、それより大きな声で四葉が声を出し、ボクの手を引っ張る

六海「……なに」

四葉「ごめんね……ずっと、私のせいで悩んだり、悔やんだりしてたんだよね?」

六海「そ、それは違う! 四葉は悪くなんて……」

四葉「悪いよ!」

四葉がそう発言をしたところで三玖が風太郎くんの手を引っ張る

三玖「風太郎、行こう」

風太郎「……そうだな」

……

四葉「……私のせいで皆が一緒に転校するって決めた時、六海の顔、見ちゃったから……すごく、悲しそうな顔だった。自分を攻めてる時の顔だった」

六海「そ、そんなこと」

四葉「わかるよ、六つ子だもん」

六海「……」

四葉「ずっと、怖くて六海とちゃんと向き合えなかった。でも、そのせいで六海をすごく苦しめちゃった。だから、言わせて」

四葉は目から涙をこぼしながらボクに頭を下げる

四葉「ごめんなさい、六海が勉強を教えてくれたのに……もう、同じ過ちはしない様にって決めたのに……何もできなくて、変われなくてごめんなさい」

六海「ち、違う……ボクは、四葉に謝ってほしかったんじゃないよ! ボクが、もっとしっかりしてれば……ごめん、ボクこそ、ごめん……四葉に、泣いてほしかったんじゃない、皆で、姉妹全員で笑ってたかったから……!」

ボクも、知らないうちに涙を流す
そうだ
ボクはみんなと喧嘩したいわけじゃない
ボクは、みんなで一緒に笑っていたかったんだ

四葉と、抱きしめあいながら声を出して泣く

結局、その日、勉強どころではなくなってしまったけれど……

もっと大切なことに、気づけたし……四葉とは、お互いに素直になれた
そして、今度こそ一緒に試験を乗り越えることを約束しあった




安価下
コンマ判定
コンマのどこかに4があると四葉が……?

四葉、愛の暴走機関車化、回避

六海の心の闇の1つが消滅しました



安価下
コンマ判定
コンマが大きいほど一花の学力がアップします
現状12

安価下2
コンマが大きいほど三玖の学力がアップします
現状32

一花の学力12→14

三玖の学力32→36



六海「ご、ごめんね、結局授業を受けられなくて」

風太郎「まったくだ、お前と四葉が一番やる気があるかと思っていたが」

六海「……まぁ、四葉のおかげでやる気は戻ったよ」

それにしても、今日まで勉強できなかったことは正直ボクの中でかなりの痛手だ

六海「……」

安価下2
1 今日も泊まりに行っていい?
2 宿題のプリント頑張るね!
3 自由安価(行動でも台詞でも可)

六海「宿題のプリント頑張るね、じゃあ、また月曜日、学校で」

風太郎「あぁ」

ボクは玄関まで風太郎くんを送り出すと、自分の胸に手を当てる
あの時、三玖と風太郎くんが一緒にいるのを見て、なんであんなにいらいらしたんだろう
あのせいで、二乃や五月にあんなに、怒っちゃって……
いや、今はそれよりも

四葉「うぅー、全然わからないよー」

六海「……四葉」

四葉の部屋のドアをノックする
そして

四葉「六海? どうしたの?」

六海「最近、ずっと勉強サボってたせいでボクもわからないところだらけで……一緒に勉強しよ?」

四葉「! うん、もちろん!」




安価下1+2
姉妹の絆発動
コンマが大きいほど四葉と六海の学力アップ
四葉の学力 8
六海の学力 6

四葉の学力 8→18
六海の学力 6→16



続く

六つ子の末妹の性事情




ボクだって人間だ
そりゃ、性欲がある
そんなわけで、今日は性欲が溜まりに溜まってしまったらしく……

六海「……はぅ」

自分で、胸をいじったり股間をいじったりしている
そして、妄想が始まる

安価下
1 アイドルとイチャラブエッチ
2 おっさんに痴漢される妄想
3 同級生に輪姦される妄想
4 風太郎くんとエッチする姉妹を見ながら、という妄想(姉妹から選択してください、選択がなければ三玖になります)

「中野、お前ほんと力ないよな」

あ、駄目だ、腕を掴まれてしまい逃げ出せない
非力なボクではまともな抵抗もできないまま使われていない教室に無理やり連れ込まれる

六海「は、離してよ!?」

「離さねぇよ? ほら、抵抗してみれば?」

数人のクラスメイトに囲まれ、バカにされるように言われながらどんどん服を脱がされる

あ、パンツ、濡れてきちゃってる……

「エロいパンツ履きやがって、こうされたかったんじゃないのか?」

六海「ち、ちがう」

「後も詰まってるからな、さっそく」

六海「や、やだ、た、たすけて……」

安価下
誰の名前を呼びますか?

六海「風太郎くん、た、助けて……!」

はぁ、はぁ、指の動きが激しくなってくる

六海「ふ、風太郎くん、風太郎くんっ……あっ」

「いくら呼んでも来ねぇよ」

「はーい、残念、処女いただき」

六海「い、いやだ、やめ、ああっ」

そこで絶頂を迎える

六海「ま、まだ途中なんだけど……はぅ、ずいぶん溜まってたなぁ」

ティッシュで股間を拭いて、大きなため息を吐く
すっきりしたしそろそろ眠ろう




四葉(え、む、六海、自分でしながら、上杉さんの名前を、えぇー!?)



おわり

本日はここまでです
四葉も今回のことで原作よりも早めに勉強に集中するようになりました

今日は休日である

六海「ん、んー……」

朝、起きて背伸びをする
えっと、今の時間は……

安価下
1 朝早い
2 朝だけどちょっと遅め
3 も、もうお昼だ……

平日なら遅刻寸前だけど今日は休日
のんびりできるのは幸せなことだ
なんて思いながらリビングに出てみると二乃と鉢合わせになる

二乃「あ」

六海「あ……」

安価下
1 昨日のことを謝ろう
2 悪いのは二乃だ、謝らない!

六海「き、昨日はごめん、いろいろ追い詰められててかっとなっちゃって……」

そう言ってボクは頭を下げる

二乃「……私こそ悪かったわ。上杉のことを認めたくなかったからって四葉のことも、アンタが責任を感じてたことも知っててあんな手段を取っちゃった……」

六海「……」

二乃「ごめんなさい」

六海「そ、それなら、次からは風太郎くんと授業を」

二乃「それとこれとは別だから」

六海「うっ」

二乃「もうアンタたちの邪魔はしないけど、授業を受けるつもりもないわ。だからこれでこの話はおしま……あ、そうだったわね」

六海「?」

二乃「これ、上杉に届けてくれるかしら?」

六海「これは?」

二乃「先週と昨日の家庭教師代よ、パパに言われて預かってたんだけど、私、あいつの家知らないし、代わりに届けてくれないかしら?」

安価下
1 今すぐ行く
2 あとで行く
3 学校で渡せば?
4 断る

六海「じゃあ、今から行ってくるよ」

二乃「五月みたいに買い食いしてきちゃだめよ」

六海「五月じゃないんだからしないよ」

というかボクらは五月を何だと思ってるんだろう?
まぁ、家の場所を知ってるのは今、ボクしかいないしすぐに行こう




そして、さっそく風太郎くんの家に到着する
な、なぜかノックするのに緊張する
よし、深呼吸して……さぁ、声を掛けよう
と思った瞬間に扉が開く

五月「おじゃましまし……え?」

六海「……え?」




昨日、五月は行く当てもなく公園で座り込んでいたところ、らいはちゃんと遭遇し、風太郎くんの家に泊めてもらうことになったらしい
それはさておき

五月「……」

六海「……」

おかしい、二乃の時は素直に謝れたのに、なんだか五月には素直になれない
風太郎くんを交え、ファミレスにやってきたボクらは向かい合いながらも顔はお互いにそらし続ける

風太郎「……六海、そ、そう言えば何か用があってきたんじゃないのか?」

六海「あ、そ、そうだ、風太郎くん、これ、家庭教師代、6人分を2回分で12万円」

風太郎「!?」

風太郎(すげぇ、これなら借金をあっという間に……)

風太郎「……いや、これは受け取れねぇ」

六海五月「え?」

風太郎「確かにお前たちの家には2回行った。だが俺は何もしてねぇ」

六海「何もしてないことはないよ。一花と三玖の勉強見てくれたし、ボクと四葉の仲も取り持ってくれたよね」

風太郎「それでも少なくとも1日分はもらえない」

六海「ボクも一花も三玖も四葉も、二乃だって少しずつ変わってこれてる。だから返金は受け付けないよ」

風太郎「それなら、もうひと仕事だ」

そう言って風太郎くんはいまだに目を向け合わないボクらを交互に見る

風太郎「お前たち、今からどこか行きたい場所はないか?」

六海「え、えっと……」

ボクが行きたいのはやっぱり恋愛映画とかだけど……
五月は、どこに行きたいんだろう
五月が行きたい場所……

安価下
1 高級レストラン
2 お洒落なカフェ
3 最近噂のスイーツショップ
4 自由安価

六海「そ、それじゃ……」

五月「でしたら……」

六海「最近噂のスイーツショップ」五月「恋愛映画で」

……

六海「……い、五月?」

五月「わ、私だってそう言う映画を見たい時くらい!」

ま、まだ意地を張るか

安価下
1 ボクが折れよう
2 意地の張り合い!

六海「ぼ、ボクだって、甘いものが食べたい気分の時くらいあるよ!」

五月「……」

六海「……」

風太郎「わかった、それなら映画館とスイーツショップとどっちの方が近いんだ?」

六海「スイートショップ……」

風太郎「ならそっちから行くぞ」

五月「で、でも、そのお金……」

風太郎「俺の金をどう使おうと勝手じゃないのか?」

六海「……」

安価下
コンマ判定
コンマ60以上で風太郎に対しての好感度アップ

スイートショップ

こういう場所には初めて来たのは内緒だ
うーん、あ、甘い香りだ
これは三玖には厳しそうだな
ボクは何を頼もうかな……
ん?
ケーキの名前がいろいろ載ってるけど、よ、よくわからない

安価下
今更ながら、六海のスイーツの好みを募集します
どんなスイーツが好きですか?(果物でも可)

五月「この店は、ダブルクリームカスタードクッキーシューがおすすめですよ、特に六海には」

六海「え?」

五月「……」

あ、顔背けられた……む、むぅ、それを頼んだら負けな気が……」

風太郎「じゃあ、それを3つで」

ボクが意地這った意味!!
もう、風太郎くんのノーデリカシー!

店員さんが紅茶とシュークリームを運んできてくれる

↓読み飛ばし可

粉砂糖の振りかかったクッキーシューだ
口に運ぶと控えめな甘味ながら、サクサクとしたクッキーシュー
そしてその上に振りかけられた砂糖で外側は完璧だ
そしてそんなシューの中からあふれてくる生クリームとカスタードクリーム
生クリームはあえて甘さを控えていて、カスタードクリームは逆に少し甘味が強い
すごく、完璧だ

六海「おいしい!」

風太郎「あぁ、うまいな」

五月「そうでしょう! この間食べに来た時に、絶対六海の好みに合うと思って、今度紹介をって……あ」

六海「……」

五月「……」

風太郎「お前たち、そろそろ素直になったらどうだ?」

六海「べ、べつに意地を張ってたりするわけじゃ」

五月「……いえ、上杉くんの言う通りですね。私も、かなり意地になってたと思います。六海、昨日はごめんなさい」

先に折れてくれたのは五月だった

六海「……こっちこそ、ごめん。ボクも、五月がみんなのことを第一に考えてくれてるのは、知ってて、怒っちゃった」

五月「頬、痛くありませんか? 私、あの時、衝動的にたたいてしまったこと、本当は、後悔してて……」

六海「いいの、あぁしてくれなかったら、ボク、四葉をもっと傷つけてたから……」

いつの間にか五月は泣いてて、ボクも知らないうちに泣いてて
あぁ、お店に迷惑をかけてしまう
早く、泣き止まないと
そう思っても涙は全然止まらなかった

五月「なんだかお恥ずかしいところをお見せしてしまいましたね」

風太郎「いや、仲直りできたようでよかった」

六海「そう言うようになるように仕向けてたくせに、このこのー」

風太郎「お前は異性にボディタッチしすぎだ」

横腹を指でつつくボクに風太郎くんがチョップする

六海「むぅ、暴力はんたーい」

五月「それにしても、今日は着物の方が多いですね」

六海「さっきのお店にもいたよね」

風太郎「今日は祭りだからじゃないのか?」

2人「あぁ、お祭り……」

そこでボクらは足を止める

五月「えぇー!? きょ、今日でしたっけ!? まだ土曜日では!?」

六海「いや、土曜日は昨日だよ! 今週色々あり過ぎてすっかり忘れてた!」

2人「風太郎くん(上杉くん)! 今日は悪いけどもう帰るね!(帰りますね!)」

風太郎「え、お、おう、また学校でな?」

夏祭り
その花火大会はボクら姉妹にとって大事なイベントだ
たぶん他のみんなは今日のお祭りを覚えていただろうし、ボクらも覚えていると思っていて声を掛けなかったのか
それとも喧嘩中だったせいで声を掛けずらかったのか
でも……

風太郎くんのおかげで、今年もみんなで花火が見れそうだ

その時は、そんな風に思っていた




後半へ続く

明日から勤務時間の関係で少し更新が短くなりますのでご了承ください
六海はヒロインレースに参加するに至るのはいつになるのか

質問コーナー

五月「前回冒頭でやるのを忘れてました、六海への質問コーナーです」

六海「ないと思ったら忘れてたんだ」

五月「さて、今回は第5回目です。もう少しで質問コーナーも最終回ですね」

六海「半分くらいろくでもない質問だったけどね」

五月「スレ民の皆さんに失礼ですよ! 謝罪を!」

六海「う、ご、ごめん」

五月「というわけで、今回の質問はこちらです!

安価下
六海への質問

五月「NGプレイについて何かあればどうぞ、だそうですよ」

六海「じゃあ、いつも通り安価で募集を……」

五月「あ、今回はそのまま喋っていいそうです」

六海「え、いいの? でもNGかぁ……正直安価スレやる時点でグロでも何でも覚悟してたからなぁ」

五月「わ、私はグロは嫌ですけどね」

六海「五月はそう言うの苦手だもんね」

六海「これがアウト、という訳ではなくて、やっちゃうとバッドエンド、みたいなものは多分いくつかあるけど、基本はNGなしかな」

六海「しいて言うなら、さすがに、その大きい方のスカトロとかは苦手ではあるよ。小さい方はまぁまぁいけるけど、出来ればほどほどにしてほしいな」

五月「あれ、でも六海の性癖っておしっこがま……」

六海「不純です!」

五月「わ、私のセリフ!?」

六海「な、なんだか普通のQ&Aになっちゃったし、改めて質問を募集するよ」

安価下
改めて、六海への質問

五月「家庭での変わったルールや習慣について、だそうです」

六海「この場合は多分ボクの習慣を答えたほうがよさそうだね」

五月「何か変わった習慣はしてるのですか?」

六海「そうだね……」

安価下
六海が家庭内でやってる変わったルールや習慣
特になしでも可能

六海「ごめんね、最初に一言。ボク以外の姉妹のことはここでは決められないよ。だから三玖のことだけ無しね」




六海「習慣というか、ボクの場合スパッツやストッキング履く時はなんか嫌な感じするから下着は履いてないかな」

六海「だから制服だとほとんど常にノーパンだし、冬場は大体私服でもノーパンで……」

六海「……」

六海「って、何を言わせるんだ!?」

五月「今更恥ずかしそうにしても意味ないと思いますけど。多分このスレッド見てる皆さんが全員「六海って露出狂の不純少女なんだー」って思ってますよ」

六海「ち、違うから、ちゃんと履く時もあるから、スパッツとかの時以外……」

五月「それでもあの下着ですもんね」

六海「……もうこのコーナー嫌!!」

※あと1回残っています



続く


本日はここまで

六海「さて、家に帰ってきたわけだけど」

五月「な、なんで私と二乃だけ……」

二乃「あ、アンタたちいつの間に……」

四葉「ししし、昨日六海と先に終わらせました!」

一花「私と三玖はフータロー君に見てもらったんだよね」

三玖「まじめに勉強会に参加しなかったツケ」

五月「は、早くしないとお祭り終わっちゃいます~!」

安価下
コンマ判定
コンマが大きいほど二乃の学力が上がります
現状20

安価下2
コンマ判定
コンマが大きいほど五月の学力が上がります
現状28

二乃の学力 20→23
五月の学力 28→36



二乃「お、おわったぁ……」

五月「さ、さぁ、着物に着替えて出発しましょうか!」

着物……一人じゃうまく着替えられないんだよなぁ
誰かに手伝ってもらおう

安価下
1 一花に手伝ってもらう
2 二乃に手伝ってもらう
3 三玖に手伝ってもらう
4 四葉に手伝ってもらう
5 五月に手伝ってもらう

六海「ごめんね、一花。手伝ってもらって」

一花「ううん、困ったときはいつでもお姉さんを頼ってくれていいんだからね?」

六海「よっ、さすが長女!」

一花「調子がいいなぁ。はい、これでよしっと、きつくない?」

六海「うん、平気。ありがとね」

一花「髪はどうするの?」

安価下
1 いつも通りサイドポニー
2 たまには変えてみる(ストレート以外で自由安価)

六海「うーん、いつも通りでいいかなぁ」

一花「それなら、こんな感じはどう?」

六海「わっ、ちょ、ちょっと!?」

一花「もしかするとフータロー君に会うかもしれないでしょ、ちょっとおしゃれしとかないと」

言いながら、ボクの髪を結んでいく一花

安価下
コンマ判定
65以上でなぜか慌ててしまいます

六海「な、なんでそこで風太郎くんが出てくるのさ!?」

な、なんか顔が熱い、ナニコレ……

一花「はい、できたっと、いい感じにおしとやかじゃない?」

普段と同じようにサイドポニーだけど、髪が肩にかかっていて、なんだかおしとやかだ。ボクじゃないみたい
そして、それよりも……
顔が、真っ赤になってるボク、熱が全然冷めない

一花「ふーん、やっぱりそうなんだねぇ」

六海「な、なにが?」

一花(言っちゃっていいのかな?)

安価下
コンマ判定
コンマのどこかに1があると一花が六海の心境の答えをズバリ言い当てます
また65以上で六海自身で答えを理解します

一花「お姉さんは応援はするけど、これは自分で気づかないとね」

六海「は、はぁ? 何の話!?」

一花「ほら、みんな待ってるから行くよ」

六海「う、うぅ、なんかもやもやする……」

一花「……」

六海「?」

あれ、なんか一花、少しだけ淋しそうな顔をしてたような




四葉「お祭りです!」

五月「花火までも時間がありますね」

安価下
1 そう言えば予約したお店ってどこ?
2 姉妹の誰かと出店を回る(相手を記入)

六海「そう言えば、予約したお店ってどこ? ボク、人混み苦手だし先に行ってたいんだけど」

二乃「あっ、そう言えば皆に言ってなかったわよね。先に場所だけ案内するわね」

ボクの一言で予約しているレストランの場所を全員が把握するに至る
相変わらず高そうなお店だなぁ



そして、まだ予約の時間じゃないせいで中に入れなかった
ボクも少し出店を見て回ろうかな

???「あれ、六海さん?」

六海「ん?」

らいは「こんばんは! わぁ、すごくきれい!」

天使に遭遇しました
あぁ、らいはちゃんかわいい

風太郎「おい、らいは、先に行くな、はぐれるぞ……って、六海?」

六海「あ。風太郎くん……」

安価下
コンマ判定
65以上で顔を合わせられません
今回65以上なら風太郎への好感度大アップ

六海「どうだい、ボクのかわいらしい着物姿は」

風太郎「自分で言うか、もしかして他の姉妹も祭りに来てるのか?」

六海「うん、もちろん宿題は終わらせた後でね」

風太郎「当たり前だ」

らいは「六海さん、一緒にお祭り、回りませんか?」

六海「断る理由は皆無だね」

風太郎「言っておくが、俺の妹は絶対渡さんぞ」

六海「なんと言われようとらいはちゃんを思う気持ちは揺るがないよ」

安価下
どの屋台を回りますか?
また、コンマ判定を同時に行います
1~5がどこかについているとそれに対応した姉妹と遭遇します

りんご飴を買いに行くと

四葉「あ、六海! それに……あれ、上杉さん?」

六海「四葉、相変わらずそのリボン目立つね。風太郎くんとはさっき会ったんだよ」

らいは「もしかして、お兄ちゃんの教え子さんの一人ですか?」

六海「そうだよ、ボクと五月のお姉ちゃんの四葉だよ」

四葉「……!! む、六海、この子はいったい……!?」

風太郎「俺の妹のらいはだ」

四葉「か、かわいいー!」

風太郎(やっぱり姉妹だな、こいつら)

四葉「かわいいらいはちゃんにはりんご飴を買ってあげます!」

らいは「わぁ、ありがとうございます! 四葉さん、大好き!」ぎゅー

六海「!!?」

四葉「!!」きゅんきゅん

四葉「あーん、らいはちゃん可愛すぎます、私の妹にしたいです。待ってくださいよ、私が上杉さんと結婚すれば合法的に義妹にできるのでは?」

安価下
コンマ判定
65以上で嫉妬を覚え怒ります、怒った場合コンマのどこかに4があると……?

六海「はいはい、四葉、らいはちゃんはすでにボクが妹にする予約を入れてるから絶対ダメだよ」

風太郎「お前の予約を受け付けたつもりもないぞ」

六海「で、風太郎くんはボクと四葉、どっちの方が好みなの?」

風太郎「同じ顔に好みが分かれるわけないだろ」

四葉「ほら、そこは性格面で」

風太郎「俺に何を選ばせようとしてるんだ」

らいは「……」

四葉「らいはちゃん、どうかしました? 私の顔をじっと見て」

らいは「いえ、なんでもありません!」

3人「?」

お祭りは続く

安価下
1 風太郎と話す
2 四葉と話す
3 四葉も引き連れ次の出店へ(店名自由安価、先ほどと同じくコンマ判定で姉妹に遭遇)

水風船釣りにやってくる

一花「あれ、六海。お店に行ってたんじゃないの?」

六海「あ、一花」

風太郎「これだけ混んでてもよく会うな」

一花「フータロー君? あれ、もしかしてデート? お姉さん邪魔だったかな?」

四葉「私もいるんだけどね」

一花「なんだ、お姉さんの早とちりかー」

らいは「四葉さん、お手本みたいです!」

風太郎「お、おい、らいは」

四葉「任せてください!」

一花「あはは、四葉、あまり店員さんを泣かせない程度にしてあげてね」

六海「ボクらは見学かな」

一花「ところでフータロー君、こんなに女子に囲まれて何とも思わないの?」

風太郎「は?」

一花「もっと女子に興味持ちなよ、ほら、浴衣は本当に下着を着ないか興味ない?」

風太郎「昔の話な、知ってる」

六海「え?」

一花「え?」

風太郎「え?」

六海「え、む、昔、なの?」

風太郎「お、お前、まさか」

六海「い、今から帰って花火間に合うかな!?」

一花「ま、まぁ、誰かに見せるわけじゃないし、今日だけいいんじゃないの?」

六海「こんな事実、知りたくなかったー!」

四葉「あれ、どうしました?」

らいは「お兄ちゃん、見てみて、水風船いっぱいもらっちゃった!」

ボクは恥ずかしくてはしゃぐらいはちゃんどころではなかった

安価下
1 そろそろ花火の時間だ
2 自由安価

本日は一旦ここまでで失礼します

六海「そろそろ花火の時間だね」

四葉「お店に行きましょう! 上杉さんとらいはちゃんも一緒にいかがですか?」

風太郎「予約じゃ入れないだろ」

らいは「お気持ちだけで十分ですよー」

六海「じゃあ、行こうか……あれ、一花は?」

四葉「さっきまでそのあたりにいたけど……」

六海「ちょっと探し行ってくる、四葉は先行ってて」

四葉「うん」



安価下
コンマ判定
奇数 三玖を発見
偶数 一花を発見

三玖「あ、六海」

六海「三玖、どうしたの、こんなところに座って」

ベンチに座る三玖を見つけボクが近づく

三玖「さっき、誰かに足を踏まれちゃって……」

六海「だ、大丈夫!? 歩けるの?」

三玖「うん、なんとか……でも人混みがすごくて」

六海「うーん……これなら風太郎くんを連れてくるべきだったかな」

三玖「なんでフータロー?」

六海「かくかくしかじかで」

三玖「……」ぷくー

六海「な、なに?」

三玖「六海って、フータローと仲いいよね」

六海「え?」

安価下
コンマ判定
65以上で急に顔が熱くなります
65以上でぞろ目だった場合と00の場合恋心に気づきかけます

六海「……っ、そ、そんなことないよ」

三玖「そんなことない顔じゃないよね……」

六海「そ、そう言う三玖はどうなの? 風太郎くんと普通に話すようになってるし」

三玖「わ、私は……正直、まだわからないけど……」

赤くなって目をそらす三玖

安価下
1 そっちこそ、恋してる顔してるよね!?
2 風太郎とかかわった記憶を自分の中で回想する(コンマ50以上で好感度アップ)
3 花火の音が、そうだ、一花を探さなきゃ

六海「そっちこそ、こ、恋をしてる顔してるよね!?」

三玖「へっ!?」

ほらぁ、さらに赤くなった!

三玖「そ、そんなこと……」

六海「ほんとに? じゃあ、風太郎くんが彼女持ちになっていいの!?」

三玖「……それは、もやもやする」

六海「やっぱり恋してるじゃん!」

三玖「だ、だから違うってば!」

六海「でも、まさか三玖がね……」

安価下
1 応援したいな
2 ボクもなんか、もやもやする……(コンマ65以上でとうとう自覚)

六海「……本当に恋をしているのなら、ボクは三玖のこと応援したいって思ってるよ」

三玖「……ありがと、でも……」

三玖(六海、多分気づいてないと思うけど……今、すごくつらそうな顔してるよ。六つ子だからわかる……六海も、そうなんだよね)

三玖「そうだ、そろそろ一花を探しに行かないと」

六海「うん、そうだったね……って、あそこにいるの、一花じゃない?」

三玖「男の人と一緒?」

六海「な、なんかやばい雰囲気じゃない!?」

ボクは追いかけようと立ち上がると、三玖も同じように立ち上がる
ほぼ同時に

風太郎「あ、三玖、六海? 一花はいたか?」

ちょうど風太郎くんと居合わせる

三玖「じ、実は……かくかくしかじかで」

風太郎「なるほど……だが、この人ごみの中今の三玖を連れて追いかけるのは得策じゃないな」

六海「それなら……」

安価下1~3
コンマが大きいものを採用
1 風太郎くん、一花をお願い!(原作寄りルート)
2 ボクが追いかける、三玖をお願い!(風太郎と三玖がお互いの好感度アップ)

六海「風太郎くん、一花をお願い」

三玖「私からもお願い、一花のこと、頼める?」

風太郎「わかった、お前たちは先に待ち合わせ場所に行っておけ」

六海「あ、そうだ、それならボクのスマホ持ってって、これで連絡取れるでしょ」

風太郎「あぁ、助かる」

六海「余計なの見ちゃだめだからね!」




それから、しばらくして一花がどうしても花火を一緒に見れないという知らせが届いた
二乃は怒ってたし、ボクもすごく悲しかったけど……

四葉「あの、それなら……」

その四葉の提案のおかげで、今年も6人で花火が見られそうだと思った





四葉「あ、一花に上杉さん」

風太郎「打ち上げ花火と比べるとずいぶん見劣りするがな」

一花「……!」

四葉の提案は出店で売っている花火をみんなでするという事だった
打ち上げ花火が終わる前にボクらは何とか花火を購入し、今、公園で花火をしている

四葉「上杉さん、準備万端です! 我慢できずにおっぱじめちゃいました!」

風太郎「お前のアイデアのおかげだ、助かったよ」

四葉「ししし」

六海「……」

安価下
コンマ判定
コンマのどこかに4があると……?

六海「ねぇ、一花。早く花火しようよ」

二乃「みんなアンタを待ってたのよ」

一花「……皆……ごめん! 私の勝手で、こんなことになっちゃって……本当にごめんね」

一花は頭を下げ、そう謝罪する

五月「そう謝らなくても……」

風太郎「まぁ、一花も反省してるんだし……」

二乃「まったくよ!」

五月と風太郎くんの言葉を二乃が遮る

二乃「何で連絡くれなかったのよ、今回の原因の一旦はあんたにあるわ」

そう言いつつ、目をそらす二乃

二乃「でも、時間ギリギリまで、宿題をしてなかった、私も悪い……」

五月「それを言うなら私もですね」

三玖「わたしも、フータローに頼る形になっちゃった」

六海「同じく、かな。冷静になってみれば他にも方法はあっただろうし」

四葉「よくわかりませんが、私も悪かったという事で」

六海「姉妹の中じゃ一番大活躍だったくせにー」

五月「あはは」

一花「みんな……」

泣きそうな声を漏らす一花に二乃が花火を差し出す

二乃「はい、アンタの分」

五月「お母さんがよく言ってましたよね」

誰かの失敗は6人で乗り越えること

誰かの幸せは6人で分かち合う事

喜びも、悲しみも、怒りも、慈しみも

五月「私たち全員で」

六海「六等分だから、ね」

六海「もう残り6本?」

四葉「やり足りないねー」

二乃「最後はこれでしょー」

四葉「これに決めた!」

三玖「これが一番好き」

五月「私はこれがいいです」

一花「これが一番楽しかったなぁ」

六海「ボクはこっちかなぁ」

6人「せーのっ」

なんてやっていると三玖と一花が同じ花火を選ぶ

一花「あは、珍しいね。私はこっちでいいよ、それは譲れないんでしょ?」

三玖「!」


六海『やっぱり恋してるじゃん!』


三玖「……」

四葉「三玖! 線香花火より、派手な方が面白いよ!」

三玖「私はこれがいい」

四葉「へー、そんなに好きなんだ」

三玖「うん、好き」



そして花火が終わり、日曜日も終わりを告げる
すっかり疲れて眠ってしまっている風太郎くんとらいはちゃんをタクシーで送って、そのままボクらも家に帰った
このあと、一花が女優を目指していることやそのための仕事をしていることを聞いて、ボクらが大声を出して驚いたことはまた別のお話




続く

今回はここまで、次回はおまけと質問コーナーから

六海「どうも、>>1の代理の六海です」

六海「ノーパンネタを考えたのですが、アイデアが浮かばず……」

六海「こんなお話(ノーパン関連)を見てみたいというものを募集させていただきます」

六海「……ボクは自分で何を募集しちゃってるんだろう……」

安価下
ノーパンネタ、自由安価

(後者が書きやすそうなので後者を)

ある冬の日、成績がガクッと落ちてしまったボクは風太郎くんとマンツーマン授業を受けることになった
そして……

六海「んー、ここってどう解けばいいの?」

風太郎「そこはだな……っ!?」

六海「? どうかした?」

風太郎「い、いや、ここは……」

風太郎(こいつ、気づいてないのか!? テーブル越しで油断してるが足を開きすぎだ! このテーブルガラス製だからこっちから見えそうなんだよ……! タイツ履いてるから油断してるのか?)

六海「あぁ、なるほどね!」

風太郎「っ」

六海「……?」

風太郎(姿勢を変えるな! 余計にきわどくなってきて……ん? おい、まて、ストッキングのこのライン……まさか、こいつ下着をつけてないんじゃ)

六海「風太郎くん、さっきから顔赤いけど大丈夫?」

風太郎「あ、あぁ、大丈夫だ」

六海「でも、なんか様子も変だし」

ボクは立ち上がり、風太郎くんに顔を近づける
次の瞬間風太郎くんは慌てて一歩下がろうと立ち上がる
しかし、それがいけなかった
急に立ち上がった風太郎くんに驚いたボクはよけようと一歩下がり、見事に尻もちをついてしまった

六海「わっ!? いてて……」

同時に、何かが破れる「びりっ」という音がする

風太郎「……」

そして、M字開脚をしてしまったボクの股間を凝視する風太郎くん
ボクも、すぐにその意味を理解し、真っ赤になる
タイツが破れた場所は……ちょうど大事な部分がある場所だった

六海「きゃああああああ!!?」

この後、風太郎くんが六つ子裁判にかけられたことは言うまでもない(無罪釈放されたけど)




六海「ふぇーん……」

五月「泣くくらいならいい加減下着をつける癖をつけてください……」

一花「お姉さんたちは六海の将来が不安でしょうがないよ」

二乃(あんたは人のことあまり言えないけどね)

おわり

風太郎「なんかひどい目に遭った気がするが、最後の質問コーナーだ」

六海(スレ民のみんな、わかってるよね、風太郎くんの前で変な質問だけはやだよ、絶対やだよ!!?)

風太郎「六海、どうした、何かテレパシーを送ってるような顔して」

六海「してないよ、というかどんな顔?」

風太郎「これでなんとなく本編へ落とし込む可能性のある裏設定的なもののまとめも最後になるな」

六海「一部はどう落とし込んでいいのかわからないけどね……トイレネタとか……」

風太郎「けどお前、前に漏らして……」

六海「さ、さー! 最後の質問、行ってみよう!!」

安価下
六海への質問

風太郎「好きな人が姉妹と被った場合は独占か共有か退散か」

六海(な、何で風太郎くんがいる時にこんな質問を!? いや、それよりも!)

六海「こ、これ、物語の根幹に影響出しちゃわない!?」

風太郎「まぁ、考えを変えていく可能性もあるだろ」

六海「じゃ、じゃあ、今回だけは、アンケート方式で取らせてもらうよ」

安価下1~
1 独占
2 共有
3 退散
最初に3回安価を取ったものを採用、ただし物語次第で考えを変える可能性もあります

六海「まぁ、共有かな? みんなに悲しい思いはさせたくないけど、ボク自身手を引く気もないからね」

風太郎「嫉妬とかはしないのか?」

六海「うーん」

安価下1~
1 流石にする
2 しないよ

2回安価を取ったものを採用

六海「ボクたちは六つ子だからね。別に嫉妬しないよ」

風太郎「でもお前、少し前に三玖に嫉妬してただろ」

六海「あ、あれはなかったことにしておいてもらえるかな? ボクだってそう言う時はあるよ」

風太郎「何はともあれ、これで6の質問は終わりだ」

六海「次回からはお話を進めるだけにとどめるよ。それとも何かおまけコーナー的なものをやったほうがいいかな?」

風太郎「そこはしばらくして余裕があればやってみればいいだろ」

六海「そうだね。じゃあ、今回は一旦おしまいで、経過日数だけ安価で決めるよ」

安価下
1 1日経過(月曜日)
2 3日経過(水曜日)
3 6日経過(土曜日)

月曜の朝だ
今日は……

安価下
コンマ判定
コンマのどこかに1→早起きして早朝に目を覚ます
コンマのどこかに6→ね、寝坊した! 皆なんで起こしてくれなかったの!?
それ以外で普通に目を覚まします
16、61の場合は早起きを優先

寝坊したぁ!!?
アラームかけ忘れてたみたい

六海「な、なんでみんな起こしてくれなかったのさ!?」

五月「す、すいません」

三玖「六海が寝坊なんて珍しくて、てっきり早起きして学校に行ってるのかと」

六海「ま、待って、ボクのスパッツどこ!? 誰か間違えて持って行ってない!?」

二乃「スパッツなんてアンタ以外履かないでしょ」

四葉「もしかしたら一花の部屋にあるんじゃ?」

六海「えぇっ!? 今からじゃ探せないよ!」

安価下
コンマ判定
コンマのどこかに6で時間がないので今日は生パン
それ以外で今日はジャージ装備……だ、ダサイ

四葉も履いてそうな気はするけどスレ主的にはなしか

>>391
四葉ちゃんは絶対無防備系生パン(硬い意志)



六海「という訳で、今日はジャージを下に履いてるよ……なんかダサい感じ……」

五月「そんなことないと思いますけど」

四葉「そもそも、普通に何も履かなければいいんじゃ?」

六海「だ、だって、スカートめくれたりして見えたら嫌じゃん!」

二乃「ならもっとまともな下着買いなさいよ」

六海「ちょ、ちょっと、二乃、こんな場所(通学路)でそんな話しないでよ!?」

三玖「そう言えば、今日は一花が珍しく先に学校に行ったけど……雨降らないかな?」

二乃「うそでしょ、今日傘を持ってきてないんだけど」

六海「散々ないいようだね……」




そして教室につくと一花に声を掛けられる

一花「六海、フータロー君のメールアドレス知ってる?」

六海「え、知らないけど……教えてもらったの?」

一花「うん」

六海「なんかすごくうれしそうだけど」

一花「え、そ、そうかな?」

六海「……」

安価下
コンマ判定
コンマのどこかに1か6で恋愛脳炸裂

六海「もしかして、一花も風太郎くんが好きなの!?」

一花「え!?」

六海「つまり、三玖と一花と風太郎くんは三角関係!? あぁ、六つ子として生まれた姉妹同士でなんて、すごくうらやましい!」

一花「な、何がうらやましいのかわからないけど、べ、別にフータロー君のことが好きってわけじゃ……」

六海「ふふふ、一花はまだ自分のその気持ちが恋だと気づいていないだけだよ」

一花「……」

安価下
コンマ判定
奇数 そう言う六海だって……
偶数 はいはい、もうすぐ授業だよ
ぞろ目 恋……

この六女、フラグ回避率が高すぎる




一花「はいはい、バカなこと言ってないでもう授業だよ」

六海「一花もちゃんと起きて授業受けてよ」

一花「わ、わかってるってば」




お昼休みになった
今日はどうしようかな?

安価下
1 食堂へ
2 図書室で勉強会
3 図書室で趣味の時間
4 自由安価

風太郎「六海も来たか」

六海「最近なんか成績堕ち始めちゃって心配で……風太郎先生! よろしくお願いします!」

安価下1~3
コンマ判定
コンマのどこかに1、3、4でそれぞれに対応した姉妹も一緒に勉強を受けます

四葉「お昼休みは皆来ませんねー」

六海「とりあえずボクらだけでも頑張ろうよ」

四葉「うん、上杉さん、よろしくお願いします!」

安価下1~2
コンマ判定
相手が四葉の為姉妹の絆発動
2回分のコンマが大きいほど2人の学力が上がります
また風太郎に教わることで少しだけ補正がかかります

四葉の学力 18
六海の学力 16

四葉の学力 18→31
六海の学力 16→29

四葉「なんだかすごく進歩した気がします!」

六海「さすが風太郎くん、ほんとに助かるよ!」

風太郎「これはお前たちの努力の結果だ。この調子で頼むぞ」

六海「はい、先生! なんちゃって」

風太郎「お前は調子に乗るな」

チョップされる

六海「いたっ、はーい……」




そして放課後

六海「あれ、四葉は?」

三玖「今日は部活の助っ人に行ってる」

六海「……むぅ」

一花「まぁまぁ、お昼休みに放課後分も勉強してるって言ってたし」

六海「そうだけど」

風太郎「お前の姉だろ、少しは信用してやれ」

六海「風太郎くんが言うなら、わかったよ……」

一花「それよりもフータロー君、皆ともアドレス交換しないの?」

風太郎「べ、別に……っ、い、いや、交換するか」

六海「じゃあ、ボクのも教えておくね」

三玖「私も協力する」

風太郎「わーい、やったぜ……ところで三玖、足は平気か?」

三玖「も、もう痛くない」

風太郎「そうか……これでよし、五月と二乃は今度でいいか」

安価下
1 六海「2人ならさっき見かけたし、今行こうよ」
2 六海「そうだね、勉強しよう!」

六海「そうだね、とりあえず今は勉強をしよう!」

一花「きょ、今日の六海、やる気満々だね」

三玖「うん……」

一花(こっちもこっちでフータロー君のアドレス手に入れてすごくうれしそう……)

安価下
一花(現状14)

安価下2
三玖(現状36)

安価下3
六海(現状29)

コンマが大きいほど学力が上がります
風太郎に教わる為少しだけ補正がかかります

一花「……お姉さんなんだか今日は調子いいかも」

一花の学力 14→23

三玖(なんだか調子悪い……)

三玖の学力 36→40

六海「んー、いい感じではあるけど、まだ追いつけてない感じが」

六海の学力 29→35

風太郎「三玖はもう赤点を回避できるレベルだな」

三玖「そ、そう?」

風太郎「あぁ、確実に安全圏に入ってる。姉妹の中で一番乗りだ」

三玖「……」

安価下
コンマ判定
ぞろ目orコンマのどこかに3で三玖が一歩踏み出します

三玖「そ、それなら、がんばったご褒美が欲しい!」

一花「!」

六海「!」

一花(三玖……!)

六海(がんばれ!)

風太郎「ご、ご褒美か? な、何か希望はあるのか?」

安価下
1 日曜日に一緒に出掛けたい
2 マンツーマンで授業を受けたい
3 自由安価

三玖「日曜日に、一緒に出掛けてほしい」

風太郎「まぁ、そのくらいなら」

六海(一花、これって……)

一花(んー、フータロー君は多分デートだと思ってないだろうね)

六海(だよねぇ……でも、鈍感な風太郎くんと内気ながらも健気な三玖……推せる)

一花(……お姉さん、末妹が心配でしょうがないよ)

六海(なんで!?)

三玖「……」

2人(でも、三玖が幸せそうだし、いいか)



夜になった
ちなみにスパッツは結局一花の部屋にあった
よかったぁ

安価下
1 さぁ、勉強だ
2 姉妹の誰かに会う(相手を指定)
3 風太郎くんに連絡を取ろう
4 自由安価
5 寝る

三玖に会いに行く

六海「三玖、少し入っていい?」

三玖「うん、どうしたの?」

安価下2
1 デートについてお祝いの言葉を贈る
2 デートに行く前にプランを練ろうよ!
3 一緒に勉強しよう
4 自由安価(エッチ系を行うと姉妹仲に亀裂が入りかねません)

六海「デートに行く前にプランを練ろうよ!」

三玖「でっ!?」

真っ赤になる三玖
あれ?

六海「だって2人で出かけるんだからデートだよね?」

三玖「で、でも私とフータローは、まだ付き合ってないし」

六海「付き合ってなくてもデートくらいするよ」

三玖「六海も、したことあるの?」

六海「残念だけど、ボクの彼氏いない歴はイコール年齢だよ」

三玖「……」

六海「でも恋愛には詳しい方だから!」

三玖「漫画でしょ」

六海「それで、デートはどんなプランか決めてるの?」

三玖「……」

六海「決めてない顔じゃん」

三玖「ど、どんなところに行けばいいと思う?」

六海「うーん」

安価下
1 定番だけどレストラン
2 一緒にショッピング
3 一緒に映画を見る
4 水族館に行く
5 2人でカラオケ
6 自由安価

六海「あえての公園デートとかどう?」

三玖「え、こ、公園?」

六海「ほら、風太郎くんにお金使わせるわけにもいかないでしょ。それに2人で公園でのんびりするのも十分ありだと思うけど」

三玖「……公園……うん、考えておく」

六海「ふふ、役に立ててよかったよ」

三玖「……」

安価下
コンマ判定
どこかに3の倍数があると?(3、6、9)

三玖「そろそろ寝ないとまた寝坊するよ、六海」

六海「そうだね、おやすみ、三玖」

三玖「おやすみ」

三玖(少し、卑怯かな)

三玖(六海がフータローへの恋心に気づいていないかもしれないのをわかってるのに……そのことを聞ける勇気が出ない)

三玖(私なんかよりも、六海の方が可愛いから……もし、六海がその気になれば……)



続く

本日はここまで
風太郎×三玖ルートに入るのか、六海はここから逆転できるのか
次回デート編……の前に土曜日の授業編

おまけコーナー

三玖「私は、やっぱりフータローが好き」

一花「私だって……フータロー君を思う気持ちなら負けないから」

二乃「そんなの全員負けだと思ってるわけないじゃない! フー君は絶対に渡さないから!」

四葉「わ、私だって5年前からずっと風太郎君のことが好きだったよ!」

五月「あ、あわわ、み、皆、喧嘩は……」

二乃「大体そんなことを言う五月はどうなのよ!」

三玖「なんだかんだでいつもフータローのそばにいるし」

一花「ある意味一番おいしいポジションにいるよね?」

五月「そ、そんなことは……!」

六海「待って、みんな! ボクらは6人で6等分! 風太郎くんのことも分け合わないと!!!」

二乃「あ、あんた何を言い出して……」

六海「まずはこれ(ハーレムものの漫画)を読んで見て!」

一花「こ、これは……」

五月「ふ、不純です!」

四葉「……ありかも」

三玖「わかる」

二乃「ちょっとアンタたち本気!?」

六海「そんなわけだからボクが正妻、皆は側室という事で」

三玖「それは納得いかない」

一花「六海、お仕置きが必要かな?」

六海「ちょ、み、皆、顔がこわ……うわああああ!!?」

果たしてハーレムルートに入るのか、それとも……続く?


安価下
日付経過安価
1 まだ平日
2 土曜日の勉強会

本日はここまで

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