諸事情でトリップは変えました
初めに
・いろんな作品読んでるので似通ってるところがあるかもしれません
・遅筆ながらも頑張ります
・本編とは完全パラレル設定です
・当然人が死にますのでグロいです
1スレ目
【安価とコンマの】オリロンパ【二次創作】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1698453658/)
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1699432922
【超高校級の人形師】
名前:璃堂 人浄
スキル
・何事にも完璧を目指す
・人形が恋人
・儚い
精神力:4コミュ力:7
身長;180
イメージカラー:黄緑
容姿はTHE和装、紋付き袴スタイルにお多福のお面。腰まである細い一つ括りの人物
一応お多福の仮面の奥は美形
【超高校級の学級委員】
名前:大山 真面目
スキル
・リーダーシップがある
・清濁併せ呑む
・家族の話は避けている
精神力:6コミュ力:2
身長;176
イメージカラー:白
超名門校の制服を身にまとったいかにも真面目そうな男子
髪の毛は校則にそって短髪黒髪。とにかく見た目からして堅物
【超高校級の宗教学者】
名前:神宮院 司
スキル
・神を信じていない
・弁舌に長けている
・冷静沈着
精神力:5コミュ力:4
身長:181
イメージカラー:銀色
宣教師のような格好のくせにストリートファイターの豪鬼みたいな数珠を首から下げている
髪型は金髪にパーマをかけているので時折外人と間違われる
【超高校級の魔法使い】
名前:クロエル・ヴァンガード
スキル
・自分のことを魔法使いと言い張る紳士
・神出鬼没
・よく嘘をつく
精神力:8コミュ力:4
身長:190
イメージカラー:黒色
ハリポタのホグワーツの学生みたいな恰好をしている
髪型は肩くらいまである髪の毛を前髪からすべてサイドに流している
【超高校級の???】
名前:喪薔薇 大和
スキル
・重度のロリコン
・才能に関する記憶が無い
・古武術師の次に強い
精神力:6コミュ力:7
身長:182
イメージカラー:緋色
スーツを着てなければ見た目はチンピラと見間違うくらい人相が悪い
無造作な短髪でありスーツも程よく着崩されている
【超高校級の幸運】
名前:真中 標
スキル
・童顔ショタ
・ノーとは言えない性格
・両親から虐待されていた
精神力:5コミュ力:7
身長:165
イメージカラー:オレンジ
パーカーにワイシャツを着ているがパーカーのと顔のせいで中学生にしか見えない
髪型にアホ毛はなく、少し長い目くらいの短髪
【超高校級のインフルエンサー】
名前:星野 一番
スキル
・超高校級には負けるが多芸な才能持ち
・暴露系
・メディアにも出演経験あり
精神力:8コミュ力:6
身長:175
イメージカラー:バーントオレンジ
平成のギャル男と令和のギャル男が混在しているような見た目
髪の毛は常にカチューシャで上げている
【超高校級の図書委員】
名前:帳 司
スキル
・整理整頓癖
・完全記憶能力
・心優しい
精神力:7コミュ力:0
身長:162
イメージカラー:マウスグレー
サスペンダータイプのズボンにワイシャツ着用
髪の毛は長さ的におかっぱくらいまで伸びており、無造作に放置しているので前髪で目が隠れそうになっている
【女子】
【超高校級のグラビアアイドル】
名前:天使心愛
スキル
・普段の気弱で引っ込み思案な性格とグラビア撮影時の明るく前向きな性格のギャップ
・撮影時になると一転してギャルになる
・アメリカ人とのハーフ
精神力:7コミュ力:0
身長:172 胸:巨
イメージカラー:ハニー
海辺用のパーカーにビキニ。そこにホットパンツを着用した露出度の高いスタイル
髪の毛は肩ほどの長さのサイドテール+アンテナがついている
【超高校級のオカルト部】
名前:黒山 魔夜
スキル
・常に何かに怯えている
・なんにでもオカルトを結びつける
・よく天啓という名の電波を発信する
精神力:5コミュ力;8
身長:167 胸:小
イメージカラー:ピアニー
ボブヘアーにセーラー服+ロングスカートを着用している
頭には丑の刻参り風にろうそく型の電飾が二本巻き付けられている
【超高校級の腹話術師】
名前:飯島 百合華
スキル
・寡黙無表情
・手につけている人形が不気味
・持ってる人形毎に変わる声色と性格
精神力:8コミュ力;0
身長:160 胸;中
イメージカラー:紫紺
喪服に黒いベールを着用した見た目だけならクールな美女
髪型は短いポニーテールにしており
【超高校級の絵本作家】
名前:絵空事 空
スキル
・ゆるふわ系
・社交的
・純粋
精神力:2コミュ力;3
身長:155 胸:小
イメージカラー;アップルグリーン
ベレー帽にサスペンダータイプのスカートとシャツを着用
髪の毛は肩下まであるが毛先が異常に内巻きカールになっているので実際より数センチ短く見える
【超高校級の古武術師】
名前:壬生 千草
スキル
・謙虚でおとなしい性格
・見た目からは想像できない剛力
・かなり小柄
精神力:9コミュ力;5
身長:148 胸:無
イメージカラー:琥珀色
ボロボロの道着に身を纏った男にも女にも見える人物
髪型は無造作な短髪ヘアーにしており、おしゃれには興味がなさそう
【超高校級の華道家】
名前:厳島 菊
スキル
・しゃなりしゃなりの京女
・動物の死体と組み合わせた前衛的生け花を得意とする
・ポーカーフェイス
精神力:1コミュ力;7
身長:175 胸:大
イメージカラー:ルージュ
十二単の様な着物に身を包んだ女性
長くてきれいな黒髪を腰まで伸ばしている
【超高校級の看護師】
名前:雲母 ふわわ
スキル
・ツインテール甘ロリ
・患者の死に立ち会う事に無常の歓びを感じる
・応急処置の天才
精神力:9コミュ力;7
身長:165 胸;巨
イメージカラー:水色
甘ロリの上にエプロンを付けたいかにもおっとりした雰囲気の女性
ツインテールは胸当たりの長さで、髪留めは赤い十字架のヘアゴムを着用している
【超高校級の新聞部員】
名前:福沢 明美
スキル
・情報通
・かなり家庭的
・速記の達人
精神力:8コミュ力;7
身長:163 胸:中
イメージカラー:丹色
セーラー服にミニスカートを着用
髪の毛は首くらいの長さのストレートでいわゆるおかっぱ頭
璃堂:10 「お千代さんにも理解のある人だね」
大山:10 「服装と振る舞いはともかく今のところ問題はない」
神宮院:0 「特にどうとでも思ってないよ」
クロエル:3 「素敵なレディだね」
喪薔薇:3 「張り切りすぎるところあるからなー」
真中:20 「実物のほうが最高にかわいいよ!」
星野:20 「あんま無理しすぎんなよな」【DEAD】
帳:3 「……嫌いではないです」
黒山:8 「彼女との付き合いに悪い天啓は出ていないわ」
飯島;5 「べつにふつーのうぜーホルスタイン女」
絵空事;8 「や…優しい人だよ…ね?」
壬生:5 「なんかいろいろ奔走してるでありますね」
厳島:0 「なんや。どうでもよろしいわ」
雲母:5 「何かあったら医務室へどうぞ」
福沢:0 「メモリカード。忘れないでね」【DEAD】
シロとクロは後々の好感度や絡みによって決めていこうかなと
一応日常partでは二人まで同時に安価選べますが
主人公と重点的に絡ませたいなら一人指定のほうが好感度高まる率高いですし
キャラ同士の絡み見たいなら二人指定のほうが見れますね、好感度も一人指定ほどではないけど上がります
一応上記も時と場合によって変わる感じですね
黒幕については数パターン考えているのでそこも安価次第となります
一応スレ立てまで!
人はいますかー?
【七日目】
ここでの生活も一週間経った
変わりのない部屋に変わりのない外の景色
けど確実に二人の人物が減ったということは大きな変化だった。
「裏切者が居る」そんな話をモノクマから聞いたのと福沢さんと星野君の最期、あのせいで昨日は一睡もできなかった
誰ももう信用できないし、みんながみんなの命を狙いあってるんじゃないかとも思っちゃったりする
天使「…どうしよう」
どうもできない…そんなの分かり切っている。
ここに閉じ込められて、みんなルールにしたかうしかないんだ
絶望。本当にただただ絶望だった。
天使「……」
お腹は減っているはずなのに外に出る気も起きない
時計の音だけが、部屋の中で鳴り響いてた
【部屋に来たのは?】
下2
『コンコンコンッ』
外の窓を叩く音が聞こえる
最初は時計か何かが壊れたのかと重いんで無視しようとしてみたけれど、とてもしつこい
外を見ると真中君が立っていた
無視しようにも無視できないし…目が合っちゃったし…
『ガラッ』
天使「なにー?」
声は震えてたかもしれない、ちゃんと明るい声は出てなかったかもしれない
真中君の顔を見ながら話すことで精いっぱいだった
真中「…大丈夫?」
真中「大丈夫じゃない…よね?」
天使「あはは…。ちょーっとメンブレ」
真中君が心配そうな顔で見つめてくる
対して私は泣きそうになっちゃいながらも必死にいつもの調子を取り繕う
真中「あの…ほんとに大丈夫?」
天使「大丈夫だってば」
つい言い方がとげとげしくなってしまった
真中「ごめん…」
天使「いや…メンブレだからさ。こっちもごめん」
【安価】
1何しに来たのか聞く
2部屋に入れてあげる
3自由
下2
天使「とりあえず部屋入ったら?」
真中「えぇっ!?い…い…いいの!?」
天使「いや。どこも内装変わんないっしょ。見られて困るもんもねーし」
真中「し…下着とか…」
天使「いや。もう今の格好がほぼ下着じゃん」
真中「そ…それはそうだけど!!!!」
真中「パンツとビキニとホットパンツじゃ違うじゃんか!!!」
顔を真っ赤にしている真中君だけど
正直私は体が仕事。見られるのが仕事。別に今更下着くらいなんて思っちゃったりもする
天使「いや…別にいいけど」
真中「良くないよ!!デリカシーと配慮とフェミニズムにかけてるよ!!!」
天使「もうわけわかんなくなっちゃってんじゃん。早く入れって」
強引に窓から真中君を引きずりいれる
真中君は私より小さいからか簡単に引っ張ることができた
天使「で。なに」
真中「何って何?」
天使「いや。なんか用があったから来たんじゃないの?」
真中「元気づけに来たのと…あ!あとそうだ!広場のシャッターが開いてるって!」
天使「あの5つくらいあったやつ?」
真中「そう!で。皆で探索しようって大山君が!」
【安価】
1行く
2行かない
3自由
下2
天使「行きたいけど。今は人を信じるのが怖い……なーんてね」
真中「じゃあ僕を信じればいいよ。ぼくゴキブリとか殺せないし」
真中「ハエとかだって外に逃がしちゃうし」
虫も殺せないって言いたいんだろうけど、言い方が遠回しすぎておかしくなってくる
「ふふっ」と笑いが漏れると真中君はびっくりしたようにこっちを見てきた
真中「僕なんかおかしい事言った?」
天使「おかしいもなにもさー。遠回し過ぎない?」
天使「虫も殺せないような性格だっていえばよくね?」
真中「あ…」
真中君は恥ずかしそうにうつむいてしまう
正直同年代だとは思えないし、弟がこんなのだったらよかったのになとか思ってしまった
天使「いいよもう。行こ」
真中「虫も殺せない僕を信じてくれるの?」
天使「何その取ってつけたようなソレ」
真中「だって恥ずかしいじゃんか!」
天使「初日から印象は変わってないって。安心しな~」
真中「それって…いい意味?」
天使「悪い意味ではないことは確かじゃね?」
真中「そこはいい意味っていってよね!」
天使「あはは。ごめんごめん」
【広場】
広場に行くと大山君と喪薔薇君を先頭にみんな集められている
まるで遠足前の点呼のときみたいだ
喪薔薇「よし。全員来たな?」
大山「真中君!!天使さんは?」
真中「連れてきたよ!」
最期に到着したのは私たちみたいだった。皆ではないけど数名が心配そうに私を見てる
職業柄貸船には敏感だから、私はみんなの心配を打ち消すように背筋を張って堂々と歩くことにした
皆もそれを見て安心してくれたのか、私へやっていた視線を各々の方向へとむけてくれた
喪薔薇「うーっし。じゃあ全員揃ったなー」
ふぅとため息をついて、喪薔薇君は大山君の肩をポンと叩く
大山「よし!それではこれから2個目のシャッターの奥へ行く!」
大山「危険なもの危険なこと危険な生き物それに準じた危険たるものがあるかもしれない」
飯島「危険危険煩いぞ!!」
黒山「ゲシュタルト崩壊を起こしそうだわ…恐ろしい」
数名はいつも通りの変わらない様子で大山君に喧を飛ばしている
残りの数名もいつもと変わらない様に見えるし、皆昨日のことを忘れてるみたい、いや思い出そうとしない様にしてるように見えた
大山「これから4人グループを三つ作ってもらう!」
大山「各自そのメンバーで二つ目の島を回るようにお願いしたい!」
大山「僕と喪薔薇君はここにいるから、何か危ないことや緊急事態があったら速やかに呼びに来てくれたまえ!」
【安価】
誰とグループを組む?
下3まで
厳島「なんでウチなんどすか」
帳「……」
クロエル「今日も天気がいいね!レディアンドボーイ!」
我ながら人選は最悪かもしれないと思ってしまった
嫌そうな厳島さん、何を考えてるかわからない帳君、一人だけテンションの違うクロエル君
三者三様あからさまに温度差がある
天使「それじゃあ…いこっか~」
厳島「はぁ…」
帳「……」
クロエル「どうしたんだい?皆テンションがすごく低いじゃないか!」
厳島「あんな気味悪いもん見せられたんどす。そりゃお日さん出てる中でお散歩しましょかなんて気分になりゃしませんやろ」
帳「…僕はいつもと変わりないけど」
クロエル「二人を弔うためにも脱出の糸口を探さないとね」
厳島「聞いてはった?弔いなんて関係ないんどす、気持ち悪いもん見せられて沈んどるんどす」
帳「……天使さんいるから。それよくないです」
天使「い…いいよ気を使わなくて」
空気は最悪だった。
こんな時星野君がいてくれればなんて思ってしまうけど、もうどこにも居ない
そう思うと急に不安がこみあげてきて―――
喪薔薇「おい?顔色わりーぞ。無理すんなー」
泣きそうになっていたところを喪薔薇君の一声がグッと元に戻してくれた
そうだ、今はちゃんとしないと。ちゃんとグラドルの天使でいないといけない
二つ目の門を抜けた先はほとんどが砂浜の大きな海辺だった
ヤシの木が所々に生えて、砂浜に小さな食堂くらいの建物が一つ、砂浜以外の場所に広場のコンビニとレストランくらいの建物が対極に位置していた
厳島「いやぁ。花屋やわぁ」
帳「……図書館もありますね」
コンビニくらいの大きさの建物を見て顔を明るくしたのは厳島さん
レストランくらいの建物を見て目を輝かせたのは帳君だった
クロエル「おや…一気に元気になったね?」
厳島「こんな鬱屈とした生活や、花があるだけでも華やかになるんどす」
帳「…あの大きさの図書館なら3日は楽しめそうですから」
花屋と図書館。後は海辺にある建物だけど、あれは何だろう
クロエル「…ふむふむ。あそこは更衣室らしいね」
電子生徒手帳に目をやっているクロエル君が私の心の声にこたえるようにつぶやく
こんな状況で海を楽しむなんて無理だと思うけど…
厳島「ほんならさっそく花屋から―――」
帳「では…図書館に―――」
クロエル「待ちたまえ、グループで行動するようにと言われたじゃないか。怒られてしまうよ」
クロエル「ということでここはミス天使に決めていただいてもよろしいかな?」
急に投げられる選択肢
厳島さんと帳君二人の視線が突き刺さる…どうしよう
【安価】
1花屋
2本屋
3海辺
4更衣室
下2
【更衣室】
更衣室の中は入り口で男女に分かれていて、電子生徒手帳で開錠するようなカードキーがついている
男子二人と私達はカードキーをかざしてそれぞれの性別の更衣室に入っていく
厳島「はよ入っておくれやす」
先に電子生徒手帳で開錠してくれた厳島さんが急かす
私は促されたままに更衣室に入る
厳島「普通どすな」
更衣室の中はロッカーにゴミ箱、あと水の入ったペットボトルの入った冷蔵庫が設置してある
しばらくすると電子生徒手帳から『ピロン』と音が鳴った
――――――――――――――――――――――――
10:海辺でのポイ捨てはオシオキとします
――――――――――――――――――――――――
どうやら校則が追加されたみたい。
厳島「ポイ捨て何かするひとおるん?」
天使「オシオキだから誰もしないと思うけど…」
厳島「というより海辺以外でやったらええんやね」
天使「…そういう意味ではないんじゃね?」
【安価】
1花屋
2図書館
3海辺
下2
【図書館】
図書館は外で見るより広かった。四角紙面の壁という壁がすべて本棚になっていてそこに所狭しと本が収まっている
あんまり読書に触れてきたことのない私は圧倒されて少し気が遠くなりかけた
帳「……絶版になってる本まで」
珍しく帳君がせわしなく動き回っている
厳島「嫌や嫌や。落ち着きないわぁ」
クロエル「図書委員だからね。心に来るものがあるんだろう」
厳島「こんなん火つけたら一瞬で終いやないの」
天使「それって花でもおんなじこと言えね?」
厳島「はぁ…花は水分含んでるし燃えにくいんどす。あと燃えても美しいからいいんどすえ」
なんだかわけのわからない理屈を言われたけど…。特に返す言葉もない
厳島さんなりの美しさってそう言う事なんだろうな?
帳「…ここで暮らしたい」
クロエル「個室外での就寝は罰則の対象ですよ。ミスター帳」
帳「…わかっています」
厳島「あぁ。なんか飽き飽きしてきた。はよどっか移りましょ」
【安価】
1花屋
2海辺
下2
【花屋】
花屋は色とりどりの花で埋め尽くされていてまるでおとぎの国みたいだった
厳島さんのあの言葉を聞くまでは
厳島「あ。トリカブト。モノクマトリカブト?初めて聞く品種やね」
帳「…僕の本にもありません」
天使「トリカブト?なに?それ?」
クロエル「猛毒の花だよ。それも人一人殺してしまうほどのね」
昨日の記憶が鮮明によみがえる
これでもしかしてまた誰かが死んだら―――?
厳島「いや!ドライフラワー造る材料もある」
もし誰かがこの花を誰かの料理に混ぜたら―――?
もし誰かがこの花を使って人を殺そうとしたら――――?
クロエル「―――!―――ミス天使?」
天使「えっ?」
クロエル「どうしたんだいそんなぼーっとしてしまって」
天使「え?あーごめんごめんごめん」
どうやらぼーっとしちゃってたみたいだ
良くない良くない。みんなに無駄に心配かけちゃ
【海辺】
海辺はこの第二エリアで一番広い場所だった
ヤシの木にビーチパラソルに地平線が見渡せるくらいの広大な海
これがこの生活じゃなかったらどれほどよかっただろう
天使「マジ海じゃん。奇麗」
クロエル「ええ…本当にいいロケーションです」
帳「…うん。強い日差しだけど…きれいだね」
厳島「けどどこ見ても地平線ってことは泳いでは脱出できまへんなぁ」
厳島さんの言葉で一気に現実に引き戻される
ここにきてから海の向こうに見える島なんてない、船も飛行機もない
明るいけど不気味なほどに静かだった――
クロエル「ミス厳島は盛り下げるねぇ」
厳島「盛り下げるも何も、現実見せてあげただけどすえ」
帳「…はぁ」
深いため息をつく帳君、私だっておんなじ気もちだ
厳島「どないしはったん?そんな一気に静かになって」
厳島「はぁ。嫌や嫌や。ウチが悪いみたいやんかぁ」
【コミュニケーションタイム:3】
説明は>>7
交流を取りたい人を最大二名まで
下2
次の安価が決まったので今日はここまで!
ご参加ありがとうございました
ちなみに二章のシロとクロはもうすでにめぼしはつけておりますので安価でどこまで変わるか楽しみにしております!
今からお人とかいらっしゃいますか?
【海辺】
厳島「はぁ…こんな生活いつまで続くんどすかねぇ」
天使「いや…わかんないけど」
海辺で日光浴しようと思ったらそこにいたのは厳島さん
気持ちのいい太陽とはある意味対極な存在に一瞬帰ろうか迷ってしまった
けど目が合ってしまったので帰ることもできなくなっちゃって―――
厳島「そうや!共犯なりましょか!」
天使「嫌に決まってんじゃん、絶対裏切るっしょ」
厳島「それは時と場合によりますえ」
厳島「まぁ冗談どす。あんさんに人は殺せやしまへん」
天使「ビビりとかチキンとかそういうこと言いたいわけ?」
厳島「いやぁ…だってぎゃる?いうんどす?なんかえらい頑張って取り繕ってはるし…」
厳島「学級裁判の時なんか後半ほとんど素やったさかいに…」
背中に電気が走ったのかと思うくらいの衝撃が走った
目の前の厳島さんは涼しそうな顔をしている
けど私はそうもいかない。バレちゃいけないことがばれかかってる…
【安価】
1ギャルのままでいる
2素に戻る
3自由
下2
天使「え…何でバレてるの……」
厳島「時折何か人しんだんかな思うくらいどんよりしてはるし…」
厳島「学級裁判の時なんか顕著やったし…」
厳島「なんか朝とか負にしゃべりかけたらすごい嫌そうな顔されるし…」
厳島「あげくなんかこの前大山君と喪薔薇君と雲母さんが心配してはったはなしとかきいてしもたし」
さいっあくだ…うまくやれてたと思ってたのは自分だけだったんだ
少なくとも四人にはバレてるってこと?
天使「え…陰キャなの分かる?」
厳島「陰キャっちゅう言葉はようわかりゃしまへんけど。根暗さんなんやろなぁとは思いますえ」
天使「ね…根暗!?」
厳島「お花とかやってる人とかお茶とかやってる人も大半同じような雰囲気どすし…」
天使「今ナチュラルに自分卑下してない?!」
厳島「別に根暗でもなんでも。素晴らしい作品が作れたらそれは関係ないんどす」
厳島「和の心っちゅうもんはそもそも奥ゆかしさから生まれるもんやとおもとるさかいにね」
天使「…そうなんだ?」
厳島「せや…お花生けてみたらどうやろか。意外とうまい事いくかもしらへんわ」
パンッと手を叩いて厳島さんは私にそう提案してくる
けど私はお花なんて生けたことないし…
けどここまで厳島さんが話してくれるのも珍しいし―――
【安価】
1提案を受ける
2提案を受けない
3自由
下2
私が良いよと提案すると厳島さんはすぐに花屋から花と道具を持ってきてくれた
全部色がどぎつくてなんだか毒々しい花ばっかりだったけど
厳島「まずこれがきっちりとしたトリカブト」
天使「ちょ…ちょっと待って。きっちりとしたトリカブトって!?」
厳島「へ?ほらなんや、モノクマトリカブトとかとちゃうやつどす」
厳島「何がちゃうんかはようわからんけど、普段から使い慣れとる奴のほうがおしえやすいどすし」
天使「でも毒持ってるんだよね!?」
厳島「苦しむのはほんの一瞬。見た感じそんな様子やったけどなぁ」
天使「はぁ!?毒盛ったことあったの!?」
厳島「家元争いなんて食うか食われるかどす」
天使「ちなみにその人どうなったの!?」
厳島「想像にお任せさせてもろても宜しいやろか?」
最悪だ。首を縦に振るんじゃなかった…
けどこんな用意までしてくれた厳島さんを断るなんてことできない
してしまったら後が怖いし…
天使「それじゃあよろしくお願いします…」
厳島「まず正座やろ?三指立ててお願いしますは?」
天使「え…この暑い砂浜で?足やけどしちゃうかもしれない…」
厳島「ウチは着物やさかい関係あらへんわ」
そのあと地獄みたいな暑さに耐えながらもお花の生け方を教わった
厳島さん曰く筋はあるらしいけど、喜ぶより先に早く足を冷やしたい
ちなみに作品はきっちりと持ち帰って部屋に飾ることにした
【厳島の好感度が10上がった】
【コミュニケーションタイム:2】
説明は>>7
交流を取りたい人を最大二名まで
下2
【ホテル エントランス】
黒山「毒の花なんて部屋に運んで…自害でもするつもりかしら」
お花を生けたものを部屋に置いてエントランスに出ると、そう黒山さんに呼び止められる
…あれが毒の花だってよくわかったな。黒山さん
天使「は?いやいやいや厳島っちから~お花の生け方教えてもらって」
黒山「悪いことは言わない。あれは黒魔術にも使われる悪魔の花よ」
黒山「すぐに放棄するかお祓いをした方が良いわ」
天使「さすがに捨てるのはマズいっしょ。お祓いとかやり方わかんないし」
黒山「ファブリーズとかをこういい感じに振りかけるといい感じに霊が退散していくわ」
天使「いい感じって何。めっちゃざっくりしてない?」
黒山「これは私も師匠に聞いた話だもの…」
ファブリーズだったらコンビニに置いてあるの知ってるけど
けどそもそもは何ああいうのかけるって枯れちゃわない?
天使「枯れちゃわないか心配じゃね?」
黒山「間違いなく枯れるわね」
天使「枯れた花って良くないらしいよ。Doctorコパとかが言ってた」
黒山「えらく古いわね…けれどあれからは死の匂いに近しいにおいがするの。気を付けなければあなたが命を落とすことになりかねない」
天使「ま?」
黒山「魔よ」
天使「…マジかぁ。」
【安価】
1花を放棄してみる
2花にファブリーズをかける
3黒山の提案を断る
4自由
下2
天使「お祓いしよう」
黒山「ならファブリーズを」
天使「ダメ。枯らさない方法でなんか知らない?」
黒山「知っていることには知っているけれど…失敗すると全身の毛穴から血が噴き出してもれなく死ぬわ」
なんでこんな怖い儀式しかないんだろうと思ったけど、黒山さんはオカルト部だから当然なのかな?
とりあえずそのお祓いとやらに挑戦してみることにしたけど
本当にうまくいくのかな…
黒山「まずは穢れた血を一滴」
天使「穢れてるどうかは分かんないけど、血だったら私が」
黒山「失敗すると死ぬからもっと効果的な人を探しましょう。飯島さんとか」
天使「どうやって血をもらうの?」
黒山「そのお花の剣山とかで後ろから―――」
天使「絶対だめだよ!?もう事件だよそれは!!!」
黒山「なら失敗覚悟で天使さんの血で試してみる?」
正直失敗した時のリスクが怖すぎるっていうのもあるけど
けど話もここまで進んでるし今更やめたなんて言いにくい
天使「――――」
【安価】
1自分の血をささげる
2飯島を襲う
3自由
下2
天使「大丈夫!アタシギャルだから多分穢れてる!」
ド偏見だしギャルじゃないしでもう最悪な人間だ。私は
けど飯島さんを守る為にもここは自分の血を捧げることにした
黒山「そしてそのあとその指をよく洗って」
黒山「絆創膏で傷口を覆うのよ」
天使「ちょっと待って?血はどうするの」
黒山「本には書いていなかったけど、恐らくは花とかにかければいいんじゃないかしら」
天使「うっそ。それただ自分で怪我して応急処置しただけじゃね?」
黒山「傷口から魔が入ることもあるからこれも立派な結界術の一つよ」
なんだか騙されたようなそうでないような
私は剣山に押し当てた指の血を花に振りかけた
黒山「これで儀式は終了よ」
黒山「全身の穴という穴から血が噴き出ていないところを見ると儀式は成功したみたいね」
天使「良かった…?のかな?」
黒山「初めてでこんな難度の高い儀式をやり遂げるなんてきっと才能があるわ」
黒山「今度私の師匠を紹介してあげるわね」
天使「え…なんかいいよ。怖いし」
黒山「師匠はとっても優しくて聡明な方よ」
よくわかんないけど黒山さんの師匠?とかいう人に今度会わせてもらえるらしい
兎にも角にも儀式がうまくいってよかった。
【黒山の好感度が5上がった】
【コミュニケーションタイム:2】
説明は>>7
交流を取りたい人を最大二名まで
下2
【コミュニケーションタイム:1】
です安価ならば下で
【図書館】
クロエル「連続毒殺魔ポイズン反町ですか…」
神宮院「一時期関西の地方で有名になった殺人鬼だよ」
神宮院「私達が生まれたころの話だけどね」
昔の新聞を見ながらなんだか怖いことを言っている二人。
ポイズン反町は私も聞いたことあるし、なんなら未だに年末の番組で特集を組まれたりもしている
天使「その事件の犯人まだ捕まってないんだよね」
神宮院「おや、天使さんも図書館なんかに顔を出すんだね」
クロエル「その言い方。少しミス天使に失礼では?」
神宮院「他意はない。起こってしまっているようなら謝罪をしておこう」
天使「いや、別に気にしてないけど」
神宮院「そうか、ならよかった。今は私たちは昔の事件の資料や手口を見ていたんだ」
クロエル「ええ。もう二時間にはなりますかね」
クロエル「二本にも様々な未解決事件や凶悪な犯人というものが存在するんですね」
神宮院「あまりにも過激なものはメディアにも報道されないからね」
神宮院「それにすべての事件が明るみにも出ていないだろうし、日本はクロエルが思っているほどいいところではないよ」
クロエル「アンビリバボーですね。私の母国にはそんな物騒なことなかったですよ。嘘ですが」
【安価】
1どうして事件を調べてたのか聞く
2ポイズン反町について詳しく話を掘り下げる
3自由
下2
天使「ポイズン反町ってさ。関西地方だっけ?」
神宮院「ああ。年齢も性別も不詳、子供だった理老人だったり証言もバラバラ」
神宮院「今の今まで逮捕どころか似顔絵すら公開されてない連続殺人鬼さ」
私も年末の特集で名前を知っている程度だったけど
多分この話は神宮院君のほうが詳しそうだしもっと聞いてみよう
天使「そのポイズン反町っていう人はどんな奴なわけ?」
神宮院「名前の通り連続毒殺魔さ、それも特定不可能な毒を使う」
神宮院「自然に存在する植物の毒を様々に組み合わせてるそうだ」
クロエル「魔女みたいですね。ちなみにその方は植物から毒を抽出しているのですか?」
神宮院「ああ。的確に抽出しているらしい」
天使「知らん人からもらった怪しいもん口にしなきゃよくね?」
クロエル「触れただけでアウトな毒もあるんですよ。ギンピギンピやカエンダケ」
クロエル「毒なんて口に入れなくても傷口から接種をさせたり粘膜に触れさせたり」
クロエル「様々な方法があるんですよ」
神宮院「意外に詳しいな」
クロエル「え?ああ。ここで本を読んでいるうちにそういうものもあるんだなという程度の知識ですよ。はっはっは」
神宮院「毒は幼女が成人男性すら殺すことのできる危険な凶器だからな」
クロエル「用心しないといけませんね」
1毒というえばトリカブトの話をする
2もっともっと話を掘り下げる
3自由
下2
天使「そうだ。トリカブト。なんかトリカブトとモノクマトリカブトってのが花屋にあったんだよね」
天使「なんかヤバそーと思ってんだけど、神宮院君はどう思う?」
神宮院「まずトリカブトというものは劇毒だ、すぐに作用が出るはずだ」
神宮院「ただそのモノクマトリカブトというものが普通のトリカブトと何が違うかが気になるな」
天使「ごめ。そこまでは知らない」
クロエル「んー。気になりますねぇ」
神宮院「今度少し調査してみるか」
クロエル「まあ私も何かわかることがあったら共有するよ」
モノクマトリカブトとトリカブトの差異について二人も何か調べてくれるらしい
私より賢そうな二人だからなんだか心強い
神宮院「トリカブトの本数はちなみに覚えているか?」
天使「ごめんそこまでは」
天使「ただアタシの部屋に一個ある」
クロエル「何故!?」
天使「かくかくしかじか…で」
神宮院「そういうことを軽率にするな。何かあったときに疑われてしまうぞ」
神宮院「とりあえず私は本数をメモしてくる。これから持ち出す人間が居ないようにな」
【神宮院の好感度が3上がりました】
【クロエルの好感度が3上がりました】
【八日目】
この日朝ご飯を食べにレストランへ行くと大山君が入り口で仁王立ちをしていた
いったい何だろう。何かあったのかな?と思いつつ私は大山君に声をかけることにした。
天使「大山君。何してるのこんなところで」
大山「いや。昨日少し話し合ったんだが、皆の安否の確認のために朝食と夕飯は同じ時間帯に一斉で取ろうと」
大山「本日より実施するからボクが誰よりも早くここにきて、中に入る皆に伝えているんだ」
天使「あーね。えーと…じゃあまだご飯は食べれないかんじ?」
大山「ああ。まあ後来ていないのは飯島さんと厳島さん帳君だけだがな」
お腹が減っているのにみんな揃うまでは何も食べれないのか…
少しお殿なっているお腹を押さえながら、中に入ろうとした
その時また大山君に呼び止められる
大山「ちなみに今日の朝食は喪薔薇君が担当で今起きていないメンバーは雲母さんが起こしに行ってくれているぞ」
天使「あー…そう」
大山「後だな。そのだな。」
大山「…無理はしていないか?」
【自由発言】
下2
天使「真中くんと同じようなこと聞くんだね」
天使「無理はしてるよ…でもみんなそうだと思う平静を装っててもみんな無理してる…大山くんもそうじゃない?」
大山「うむ。それはそうだな、辛いのはみんな辛い。だからこそ無理に無理をしろとは僕は言いたくないんだ」
大山「それにだな。天使君はこう…なんというか…だな…無理の仕方がこう…」
天使「ん?どした?」
大山「うーむ…なんというかだな。その僕には大変いいにくいというか」
なんだか大山君が言いずらそうにうなりながらその場で考え込んでしまう
皆無理してるし…私だって無理はしてるけど…なに?何が言いたいの大山君
平静を装いながらも気にはなる私はその場から動けずにいた
大山「あの。いや。こう着ぐるみって暑いじゃないか、けどそれを真夏に着込むとどうなる?」
天使「汗をかく」
大山「そうなんだ、汗をかいて脱水症状になるかもしれないな」
天使「ちょ~危険」
大山「そうなんだちょ~危険なんだ」
天使「それで?」
大山「いや。だからその。なんていうんだ。着ぐるみには気を付けた方が良いぞというだな」
天使「は?着ぐるみ?何それ」
【安価】
二人のもとに現れたのは?(喪薔薇か雲母のどちらか指定)
下2
喪薔薇「そのガチガチのギャルの設定やめろってこったな」
喪薔薇「ここにいるやつらはお前を肩書で認識してるというよかお前として認識してんだわ。世間様とは違うわけだ」
とんでもない鋭い言葉が開かれたドアとともに飛んできてさっと血の気が引く
昨日厳島さんから聞いたけど…。まさかこんな真正面からそんなこと言われるなんて
大山「ちょ!そ…そんなこといきなり言ってしまうのはデリカシーがな――」
喪薔薇「デリカシーもクソも関係ないんだわ、今ここで吐き出せる相手作っとかねーとコイツいつか潰れんぞ」
大山「いや。たしかにそうだが」
喪薔薇「だーかーら。俺らの前だけでは普通で居ろ?な?分かったな?返事」
天使「…はい」
喪薔薇「他の奴の前では好きにしていい、真中とかはまだお前が週4で日サロ通ってるレベルのギャルだと思ってるらしいしな」
喪薔薇「夢を持たせるんはいい事だけど、誰かの夢のために自分を犠牲にする必要はないんだ。わかるな?」
喪薔薇「分かったらちゃっちゃと入れ。雲母もそろそろ帰ってくっだろ」
喪薔薇「そろそろ中の奴らも我慢の限界だと思うし、先食わせとくぞ」
大山「いや。皆でいただきますをしないと全員で朝食をとったことには―――」
喪薔薇「バカ。安否確認の為だろ。全員揃えば何の問題もねーんだよ」
大山「うむ…確かに言う通りかもしれないな」
喪薔薇「あと、お前今めっちゃ泣きそうな顔してっからいつも通りやりたいんだったらスイッチ切り替えてから入って来いよ」
怒涛の喪薔薇君だった。正直心を撃ち抜かれたみたいでは無しの半分くらいは耳を抜けていった気がする
…けどこの場で立ちすくんででも怪しく思われるだけ。早く入んないと
【コミュニケーションタイム:5】
説明は>>7
交流を取りたい人を最大二名まで
下2
【レストラン】
とりあえずみんなと一緒にご飯を食べて。各々解散になった
けど、正直私はどっと疲れていた
あんなことを言われた後だし、そのあとにいつも通りなんて正直メンタルをかなり消費する
大山「大丈夫か」
そんな私に気づいたのか大山君が声をかけてくれる
天使「ん…うーん」
出そうになったいつも通りを抑えて言葉を探す
天使「ちょっと疲れちゃっただけ」
大山「それは。その。先ほどのアレでか?」
天使「そのあといつも通りに戻っちゃって…それでかな?」
大山「…喪薔薇君は少し物をはっきり言いすぎてしまうタイプでな」
大山「それに関しては僕が代わりに謝罪をしておこう」
大山「悪い奴ではないんだ」
天使「それは分かってる。なんだろう、うまくやれてると思ってたからさ…」
はぁとため息が漏れ出てしまう
もしほかの人にも同じようにばれてて逆に気を使わせてたらどうしよう
大山「まあなんだ。これからは悩み事があれば何でも話してくれると言い。僕の口は堅いんだ」
悩み事か―――
―――そういえば
【安価】
1今後の生活が不安
2裏切者が居ることを話す
3自由
下2
天使「裏切者が居るって...モノクマが」
大山「!?!?!?」
ぽつんとこぼれ出た独り言のような言葉
けど大山君はそれを聞き逃していなかったみたいで目を丸くしている
大山「裏切者!?それはどういうことだね?」
天使「それしかわからない…モノクマが最後に残った私にそう…言ったの…」
天使「私にだけ特別に教えてくれるって」
大山「それは他言しても大丈夫なものなのか?」
大山「例えば誰かに話せば校則違反とか…」
天使「今何もなってないから大丈夫だと思う」
すっかりその可能性を忘れていたけど、今特に何も起こっていない
その状況にほっと胸をなでおろす
大山「これは相談をしてもいいか?」
大山「例えば喪薔薇君とか雲母さんとかに」
天使「相談?え…」
むやみに裏切者が居るかなんて吹聴してもいいのかな
ほんとに居るかどうかもわからないんだし…
【安価】
1許可を出す
2許可は出さない
3自由
下2
天使「それはだめ」
天使「まだいるかどうかも分かんないんだし…それにそれでみんなが私みたいな気持ちになったら嫌」
大山「そうか…胸の内に秘めておこう」
大山「だが、そんな貴重なことを話してくれてありがとう」
天使「本当に秘密だよ。モノクマが私を不安にさせるためだけに言った嘘かもしれないし」
嘘かもしれないより嘘だといいなという気持ちのほうが勝ってる
きっと目の前にいる大山君にはそこまでは伝わってないだろう
天使「それに裏切者が居たとしてもまだ何も悪いことはしてないと思う」
天使「だって何も悪いことは起きてないし、福沢さんがもしそうだったらもう裏切者はいないんだと思うし」
大山「何か恐ろしい作戦を練っているのかもしれないぞ」
天使「そうだったらやだな」
大山「用心に越したことはない、きちんと戸締りはしておくんだぞ」
大山「あとは知らないものを口にしたり飲んだり」
大山「声をかけられてもついていかないとかだな」
天使「ふふっ。後半もう小学生に対する注意じゃん」
大山君も予想外の情報にパンパンなのか所々言っていることがおかしい
大山「まあ。なんだ、やっと笑ってくれたんだ。これからも無理はしない様に、何かあったら話してくれたまえ」
天使「うん。分かった」
【大山の好感度が10上がりました】
【コミュニケーションタイム:4】
説明は>>7
交流を取りたい人を最大二名まで
下2
【ホテル エントランス】
朝食が終わってすることもないからエントランスに置いてあるソファでくつろいでいたら、雲母さんが後ろから声をかけてきた
なんだろう、いつも医務室にいることが多いのに今日は珍しいな
雲母「喪薔薇君から聞きましたよ」
天使「聞いたって...あー…さっきの」
雲母「大山は不器用だし同じ女同士でしかわからないこともあるだろうからって」
天使「もしかして私のこと探してくれてたの?」
雲母「はい」
雲母さんはにっこりとほほ笑みながら私の隣に座る
なんだか本当に同年代とは思えないんだよな…
雲母「大丈夫だと思ってたことが実はバレてたなんて頑張ってた分ショックですよね」
雲母「それに喪薔薇君はああですから。こっちの気持ちもわかってくれーなんて言う暇なかったんじゃないですか?」
まさしくその通りだ。あの時の私の気持ちを今代弁されてる気分になった
天使「あの時は正直びっくりしちゃって」
雲母「分かりますよ。とっさの時人間は固まってしまいますからね」
雲母「それに正直私は言うべきではないと思ってたんです。まだその時期じゃないと」
天使「雲母さんは優しいよね」
雲母「誰にでも優しいのが欠点かもしれませんね」
雲母「でも、天使さんとは特別かもしれません。形はどうあれ秘密を共有してくれたんですから」
雲母「だから困ったことがあったら何でも聞いてくださいね。お友達としてお答えさせていただきますからね」
【安価】
自由発言
下2
天使「私はあんなことがあって、それに色々あってみんなを信じるのが怖い…しっかり話した真中くんと大山くんは別だけれど」
天使「雲母さんのことも信じていいかな?星野くんみたいにいなくならないって…正直怖いよ。あんなことが起きるかもって思うのが」
雲母「信じるのは自由です。星野君みたいにならないっていうのはお約束はできないかもしれないですね」
雲母さんは私の問いかけに少し考えるそぶりを見せてそう言った
天使「どうして?」
雲母「私はきっと殺しやすいからですよ。それに唯一の治療係です、コロシアイをさせたいモノクマ側からもきっと都合は悪いでしょうね」
雲母「それに人はいつか死んでしまいますからね」
変わらない笑顔でそう言ってくれる雲母さん
正直だけどちょっとだけ不気味だななんて思ってしまって―――
天使「怖くないの?雲母さんは」
雲母「怖くありませんよ。これは皆で一つの卓を囲んでロシアンルーレットをしてるようなものですから」
雲母「順番なんですよ。弾を引いてしまえば運悪く退場です」
雲母「それに私が怖がっていても、何かが変わるわけではありませんから」
雲母さんは私が思ってたよりはるかに強い人だった
にこにこと笑いながらこんなことを口にできるなんて、今までそんな人を見たことがない
雲母「だからお約束はできません。でも、死ぬまでは一緒です」
雲母「それではいけませんか?」
【安価】
1いいよと言う
2ダメだと言う
3自由
下2
天使「雲母さんの思いなら否定はしないけれど、私の思いを伝えなら。生きて一緒に出たいと思ってる。友達だもん」
雲母「そうですか。そういってもらえると嬉しいですね」
雲母さんはスッと立ち上がってこっちを向いた。その顔からはいつもの笑顔が消えていて別人の様で――
その顔はすごく冷静な印象を与えるような表情に見えた
雲母「ではお互い弾を引かない様にだけ。気を付けましょう」
雲母「きっとモノクマはまた仕掛けてきます。もしかしたらもう何か他に仕掛けているかもしれません」
雲母「ですが、そんなことを考えていてはきっとこの生活では身は持ちませんでしょう」
雲母「でもそれをしないと弾を引いてしまう確率は大幅に上がってしまう」
雲母「それができますか?普段から考えることの多い貴方に」
雲母「一緒に出るということはそれをするということと同義です」
雲母「それを怠って弾を引いてしまったなんてことは先ほどの発言に矛盾を生んでしまいます」
雲母「改めて問います。それができるのですか?」
視線は品定めするような表情で
尚且つ纏ってる空気はいつもとは違う冷たいものだった
天使「…やりたい」
雲母「いいえ。願望ではいけません。できるか。できないか。どちらかなのです」
天使「出来るよ…出来る限りみんなと一緒に外に出たいから」
雲母「そこまで言い切れるならきっと一緒に出れますよ」
雲母「これからも何かあれば何でも言ってくださいね。お友達なんですから」
さっきのが夢だったみたいに雲母さんはいつもの笑顔で医務室へと戻っていってしまった
なんだったんだろう…さっきの雲母さん
【雲母の好感度が5上がった】
【コミュニケーションタイム:3】
説明は>>7
交流を取りたい人を最大二名まで
下2
【花屋】
璃堂「この花とかはどうかな?お千代さん」
飯島「いーや。その女にはこの赤の花だね」
なんだか花屋のほうが騒がしいから来てみたけど
そこですごく珍しい光景が見れた
璃堂「でもお千代さんはこの青い花が良いって言っているよ?」
飯島「ダメだダメだ。お前は肌が白いんだから赤が映えるんだ!」
璃堂「らしいけどお千代さん。どうしようか?」
多分二人を全く知らない人たちがこれを見たら高校生二人が人形遊びをしてるように見えるけど
二人はきっと物凄く真剣に何かをしているんだと思う
天使「何やってんのー?」
璃堂「せっかくお花屋さんができたらね。お千代さんに似合うお花を探しに来たんだよ」
飯島「おっと俺は手伝ってるわけじゃねーぜ、たまたま!今日は!なんだか!機嫌がいいから付き合ってやってるだけだ」
璃堂「今はこの赤い花か青い花を髪飾りにしようと思っているんだけれど」
飯島「もーちろんモデルのお前は赤を選ぶよな?肌の色にも着物の色にも会ってるしな」
璃堂「ああ。そうだねお千代さん。こういうのはそういったお仕事を聞いている人に聞くのが速いよね」
飯島「さあ、どっちなんだよ!答えてみろ!」
【安価】
1赤い花を選ぶ
2青い花を選ぶ
3黄色い花を選ぶ
4自由
下2
天使「赤だね。お千代っちブルべだし」
璃堂「ブルベ???」
天使「肌が青みががってたりまあここら辺はむずいから省くけど、お千代ッち透明感しかないじゃん」
天使「だから赤が映えてパーっとするってわけ」
飯島「グハハ。言っただろ!俺様の言ったことに間違いはなーし!!」
天使「てか意外とおしゃれに関心あるんだ飯島っち」
飯島「!?!?」
天使「赤が映えるとかなんとか言ってたし」
飯島「ぜ…ぜん…全知全能だからな!!俺様は!!」
飯島「俺様の知識を借りれたことに感謝するんだなぁ!!!」
璃堂「お千代さんもありがとうと言っているよ、ありがとう」
天使「今回はグッジョブじゃんね」
璃堂「そうだ。今度は飯島さんに似合うお花を選んであげようよお千代さん。天使さん」
天使「いいけど…飯島っちはそれでいいわけ?」
飯島「ふぁ!?俺様に花!?いやいやいや!似合うわけねーだろ!!」
璃堂「けどお千代さんがそういう仕事の人もいてお返しもしたいって言っているよ」
なんか飯島さん璃堂君の前だと圧倒されるんだな…
いまもてんやわんやしてるし
【安価】
1飯島自身に似合う花を選ぶ
2飯島のぬいぐるみに似合う花を選ぶ
3自由
下2
天使「飯島っちも赤色じゃね?」
そういいながら私はお千代さんに選んだのとは違う花を手に取って飯島さんの頭に置いてみた
飯島「ひゃっ!?」
なんだか飯島さんからとんでもなく甲高い声が聞こえてきた気がした
いつもの声とは違うような―――
璃堂「わあ。すごく似合っているね?お千代さん?」
天使「いいじゃん!すごい何か赤が際立って見えて全体的に明るく見えるよ」
飯島「……」
璃堂「顔も端正だしモデルさんみたいだね」
天使「あ~。居るわ、確かにモード系とかでいる」
飯島「おい。なんで俺様じゃねえんだ」
璃堂「だって僕たちは飯島さんに似合うお花をって言って選んだわけだし」
飯島「崇高な本体様は関係ないだろうが」
天使「でもマジ似合ってるし」
そこまで言うとショーケースの前に飯島さんが移動して自分の姿を確認し始めた
回ってみたり跳んでみたり角度をつけてみたりでまるで本当の撮影会みたいだなって
飯島「…まあ。今回は崇高なる本体様に触れたことを許そう…」
璃堂「またお千代さんと遊んであげてね」
【璃堂の好感度が3上がりました】
【飯島の好感度が5上がりました】
【コミュニケーションタイム:2】
説明は>>7
交流を取りたい人を最大二名まで
下2
時間も時間ですし本日はここまで
明日はお休みなのでお昼か夕方くらいからひっそり投稿するかもしれません
ではまた更新前に告知しますのでそれまではお好きにお使いくださいませ
今からとかって人はいますか?
再点呼取ります。お人はいらっしゃいますか?
【海辺】
日差しが照り付ける中、灼熱の砂浜の上を壬生さんが裸足で走り回っている
暑くないのかな…というより足やけどしちゃわないかな?
天使「壬生っち何してるの?」
壬生「修行でありますよ!この暑さの中で足の裏を鍛えているのであります」
天使「こんな時まで?ヤバイね」
壬生「こんな時だからこそでありますよ。健全な精神は健全な肉体に宿るものでありますからね!」
私と話しながらも壬生さんは砂浜を走りながら往復している
なんていうかすごいストイックなんだな…
天使「足の裏火傷しちゃわない?それ?だいじょぶそ?」
壬生「これくらいの暑さなんのそのでありますよ!!」
壬生「この生活の凄惨さに耐えるためにもっと肉体を鍛え精神を強くせねばでありますからね!」
天使「この生活が地獄なことには同意だけど、それって体鍛えるのとどう関係ある系なの?」
ピタッと壬生さんが足を止めて私の方を向く
壬生「修行をしていると余計なことを考えなくて済むでありますから」
壬生「それにさっきも言った通り健全な精神は健全な肉体に宿るでありますよ」
壬生「どんな甘い言葉にも誘惑にも心の弱さにも打ち勝たねばなりません!」
天使「やっぱ壬生っちもこの生活でいろいろ考えてることあるんだね」
壬生「何も考えてないと思っていたでありますか!?それはショックでありますよ…」
しょぼんと肩を落としてうなだれる壬生さん
同じように目線を壬生さんの足元にやってみると、真っ赤に染まっていた
よっぽど長い事修行をしてたんだな……
【安価】
1医務室から氷袋を持ってくる
2更衣室から水の入ったペットボトルを持ってくる
3自由
下2
―――――
―――
――
天使「壬生っちとりまこれ使って」
赤く染まった足にいてもたってもいられなくなって私は急いで医務室から氷袋を持ってきた
医務室の雲母さんも一緒に来ようとしてくれたけど、それはほかの人に何かあったときに困るだろうからって断っておいた
壬生「おお。気が利くでありますね」
天使「とんでもないくらい真っ赤じゃん」
壬生「命さえあればなんのそのでありますよ」
そういいながらも壬生さんは氷袋を足につけて「あぁ」と声を漏らしている
天使「無理のし過ぎは良くないよ?」
壬生「それはお互い様でありますよ」
またバレてる!?と思って一瞬固まってしまう
そんな様子を見て壬生さんは少し申し訳なさそうな顔になってしまった
壬生「…星野君のこと触れちゃだめでありますよね」
思ってたこととは別のことを言われた
確かに星野君のことはまだ心に大きな傷を残してる
けどそれは壬生さんが誤ることではないと思う。
天使「大丈夫だよ。謝んなくて」
壬生「ついデリカシーのないことを言ってしまったかと思ったでありますよ…」
天使「全然平気だからさ。ほんとに」
壬生「本当でありますか?」
【安価】
1大丈夫だと言い張る
2本当はかなりつらいと打ち明ける
3自由
下2
天使「ぶっちゃけかなりメンブレしてる」
壬生「めんぶれ?」
天使「メンタルブレイクのことね。かなり心が重傷ってこと」
壬生「平気じゃないでありますね。それ」
メンブレの意味を理解した壬生さんはまっすぐな目で私にそういった
天使「まあ。友達だったしさ。喪失感とか無力感とかぱないよ」
壬生「正直こんなことに巻き込まれてしまって自分もつらいでありますが」
壬生「天使殿と比べると自分なんて全然でありますな」
天使「比べるものじゃないと思うよ」
壬生「正直全世界に秘密が公開されるってなったとき自分は悩んでしまったであります」
壬生「そんな自分が恥ずかしくて恥ずかしくて情けないのであります」
壬生「そんな自分がいる中、天使殿は友人を失った喪失感にも打ち負けず毎日を必死に生きている」
壬生「それに比べれば自分はまだまだだと思うでありますよ」
その発言で壬生さんもいろんなことをこの生活の中で悩んでいたんだと気づかされた
皆きっとこんな風に思う所があるのかもしれないな…
天使「毎日きちんと生きているんだから、それだけですごいよ」
天使「壬生さんも思いとどまれたんだし、それだけでもすごいことなんだよ」
壬生「…ん?なんか違和感があるであります。今の」
天使「あっ…気のせいじゃね?」
【壬生の好感度が5上がりました】
【コミュニケーションタイム:1】
説明は>>7
交流を取りたい人を最大二名まで
下2
【図書館】
図書館に来ると大量の本の山の中心で帳君が熱心に本を読んでいた
今にも崩れそうな本の山が少し危険そうに思えるけど、私は帳君に話しかけに近寄った
天使「とーばりっち!何してんのここで」
帳「…読書ですね」
天使「何読んでんの」
帳「普通では読めない書物です。警察の調査記録とか」
天使「やっば…そんなのあんの!?」
帳「目立たないように一番上の方に」
警察の調査記録まで置いてある図書館って
でもそれはちょっと興味があるな
私は近くにあった本の山から適当に一冊本を手に取った
天使「あ。ポイズン反町の捜査記録じゃんこれ」
帳「…はい」
天使「…ふーん。なんか難しい事書いてあるね。トリカブトに洗剤を混ぜて―――…なんて読むのこれ」
帳「それ難しくて読みづらいですよ。ちなみにこっちのは連続放火魔。こっちは連続通り魔」
天使「てかなんで事件系の調査記録ばっか読んでるわけ?」
帳「普段読めない書物に興味がありまして…不謹慎なのはわかっています」
帳「今名前を挙げた二冊は読みやすかったですよ、まだ二人とも捕まっていませんし」
帳「興味あるならどうぞ。もうそこは読み終わってますので」
【安価】
1連続放火魔の本を読む
2連続通り魔の本を読む
3自由
下2
天使「連続放火魔…あ。これ最近ニュースで見たやつ」
帳「犯行後に事件現場から海外製の特殊なメダルが見つかる通称メダル事件ですか」
天使「それそれ!」
帳「しかも燃やされるのは決まって資産家の家」
帳「事件には主に市販の着火剤を使用」
天使「ってよく覚えてるね…ここに書いてある通りのことそのまま言ってるじゃん」
帳「一度読んだ本のことは忘れませんので…」
天使「じゃあ試しに―――」
適当に資料書類をパラパラとめくって適当なページ数を言ってみることにした
天使「62P]
帳「金閣寺財閥の家が全焼した記録ですね」
天使「すごっ」
丁度見ていた見出しのところを読み上げられて声が出てしまった
帳君。さすが超高校級の図書委員だよ…
帳「ちなみにそれは高校生が犯人ではないかとプロファイリングされているらしいです」
帳「私達の先輩方の手によって」
天使「捕まるの秒読みじゃん」
帳「…どうでしょうか」
【安価】
1また適当な本を手に取って帳君にクイズを出す
2資料書類をもっと読み込む
3自由
下2
天使「帳君がおススメする系の本とかってある?」
帳「ファッション誌とかならコンビニのほうが…」
帳「…すいません。余り好みが把握できていないので」
帳君は本を閉じて私に申し訳なさそうにそういう
けど実際あんまりそういうの私も興味ないんだよね…
天使「イメチェン系で。こうなんか地味―なやつとかない?」
帳「地味?」
天使「なんか読んでるのは陰キャか縁側で日向ぼっこしてるお婆ちゃんかみたいなレベルの」
帳「ちょっと待っててくださいね」
そういって帳君はかなり奥の本棚へと向かっていく
戻ってきた帳君が手にしていたのは―――
≪月間 編み物と生きる。70代からでも難しくないマフラー講座≫
天使「…」
帳「やはり違いましたかね…」
これ本屋に置かれてないから廃刊になったのかとおもってたら
最新刊出てたんだ!!
天使「最高かも」
帳「……よかった?です」
【帳の好感度が5上がりました】
【ホテル エントランス】
大山「やはりその服は如何なものかと…」
天使「だよね…けどこれしか服が無くて…」
エントランスで大山君に呼び止められて服装に関する苦言を呈される
毎回目線がいろんなところに言ってるから話しにくいんだろうなぁとは思う
大山「いや。そういう問題じゃない」
天使「じゃあどういう問題?」
大山「風紀が乱れてしまわないかが心配なんだ」
天使「乱れてないから今はセーフだよ」
大山「起こってからが怖いんだ。そういうのは」
天使「でも…新しい服とかどうすればいいのかわかんないし…」
大山「僕の服を貸そうか?それか他の女性陣に借りてみるとか」
天使「サイズ合うかな…」
不意に出たその言葉だったけど、大山君が意味を察して顔をそらす
大山「で…デリカシーに欠けていたな…すまない」
天使「え!?あ…あっ!…あぁ…」
なんだか微妙な空気になってしまった…
私は逃げるようにその場を後にした
【大山の通信簿1/5】
【レストラン】
その日の朝食当番は大山君だった。
自称パエリアが振舞われたけど、見た目に怪訝な顔をする人はいても味に対しても誰も何も言わずに黙々と食べていた
分かる。味は美味しいもんね
黒山「…未知との遭遇だわ」
飯島「うめ―のが腹立つな」
厳島「…けったいな食べもんやわぁ」
皆が見た目と味の不一致に言葉を漏らしてる中
私はもう慣れてるから何も言わずにきっちりと完食できた
大山「はっはっは。旨いだろう!」
喪薔薇「どこでレシピ仕入れてきたんだこれ」
雲母「…私達ですね」
喪薔薇「今度図書館からちゃんとした料理本もって責任もって教えてやれな」
【コミュニケーションタイム:5】
説明は>>7
交流を取りたい人を最大二名まで
下2
【花屋】
絵空事「誤解ですぅ!びえぇぇぇぇん!」
花屋の前を通りかかると中からけたたましい泣き声が聞こえてきた
絵空事さんがまた泣いてるな
喪薔薇「いーや、お前それ持って帰ろうとしたろ」
絵空事「してませぇん!」
喪薔薇「じゃあなんでポケットに一輪だけ刺さってるんだ」
気になって中を覗いてみると、泣いている絵空事さんとそれを問い詰める喪薔薇君
そして絵空事さんのポケットから突き出した紫色の花だった
絵空事「引っかかっちゃっただけですぅ!」
喪薔薇「引っかかっちゃっただけでなんできれいにポケットに入るんだ」
天使「何事!?」
喪薔薇「んあ?いや、絵空事がモノクマトリカブトを持ち出そうとしててな」
絵空事「え…ええ…冤罪です!」
情況的に見ると確かに絵空事さんは怪しいかもしれない
けど絵空事さんは誰かに危害を加えるようには見えないし…
ポケットに差し込まれてる花だってもしかして本当に事故かもしれないし…
喪薔薇「お前。それ使う気だったんか?」
絵空事「違いますぅ!びえぇぇぇぇん!」
【安価】
1どうして花を持ち出そうとしたのか優しく聞く
2喪薔薇を諫める
3自由
下2
天使「ねぇ。なんで花を持ち出そうとなんてしたの?」
絵空事「つ…使おうとしたわけじゃなくて…そ…その」
絵空事「あー…えっと」
ハッとした顔をして口に手を当てる絵空事さん
なんだか言えない事情があるみたい
喪薔薇「つか。やっぱ持ち出そうとしてたんじゃねえかよ」
絵空事「けど!私は使おうとはしてませぇん!」
喪薔薇「私「は」ねぇ」
喪薔薇「お前。誰かにお願いされてそれ持ち出そうとしたのか?」
絵空事「…ひぇっ!?」
絵空事「そんなこと…そんなことなくってぇ…」
なんだか雲行きが怪しいような気がする
絵空事さんはいろんなところをきょろきょろ見回して挙動不審だし、喪薔薇君は依然と態度を崩さないし
絵空事「…あ!え…絵本のお花を書くモデルに使おうとしてて」
喪薔薇「ほう?」
絵空事「お…終わったら元に戻すつもりだったんですぅ」
喪薔薇「…ふぅん」
【安価】
1追及する
2とりあえず場を収める
3自由
下2
夕飯の準備のため離席
九時過ぎころから再開しますねー
戻り
人はいますか???
今二人が修羅場の内にそっと絵空事さんから花を抜いて
で…そっと元に戻しておこう
代わりに適当な紫の花差しとけば大丈夫でしょ
喪薔薇「で。そのしょうもない嘘いつまで聞いてりゃいい?」
絵空事「びえぇぇぇぇん!嘘じゃないんですぅ」
その時喪薔薇君の視線が私の方に向く
どうやら花を戻した私に気が付いたらしい
喪薔薇「まぁ…今日はもういいか」
喪薔薇「今日は帰っていいぞ」
絵空事「お花は…持って帰ってもいいですか?」
喪薔薇「好きにしろー」
絵空事さんは逃げるように花屋を後にして
私たち二人はそれを黙って見送った
喪薔薇「よくやったな。多分気づかねえだろ」
絵空事「でもなんで持ち出そうとなんてしたんだろ…」
喪薔薇「さあなぁ。さすがにこれに関しては飯島とかは絡んでねぇだろうし」
【喪薔薇の好感度が5上がった】
【絵空事の好感度が3上がった】
【コミュニケーションタイム:4】
説明は>>7
交流を取りたい人を最大二名まで
下2
【広場】
黒山「…」
真中「…」
天使「…」
今三人そろって何をしているのか不思議だと思う。
私だって正直何をしているのかわからない
黒山さん曰く、生存の可能性を高めるための儀式らしいけど
真中「これ…なにしてるの?」
天使「わかんない」
黒山「シッ!静かに!失敗すると眼球が溶けて死にますよ」
真中「…なんか怒られたんだけど」
ひそひそと真中君が話しかけてくる
けど私は眼球が溶けて死ぬのが嫌だから無視した
天使「―――――」
ふと思った。今黒山さんはどんなものを受け取ってるんだろうって
よく不気味な天啓?を受信しているし
もしかしたら役に立つのかもなんて―――
【安価】
1最近受信した天啓の内容を聞く
2儀式を続ける
3自由
下2
黒山「終わったわ。これで私たちの生存率は40くらい上がったわ」
真中「それは…何基準?」
天使「てかもともとのパラメーターわかんねーし」
黒山「元々は30くらいよ。ペペペポペヌス様の怒りに触れなければよっぽどのことがない限り死なないと思うわ。多分」
真中「え!?なんでそこで自信なさげなの!?怖いよ!」
黒山「まあ…運命にはあらがえないから」
え。ちょっと待って、死ぬときは死ぬってこと?それって儀式をやった意味なくない???
なんだか私達に微妙な雰囲気が流れる
黒山「ちなみにこの儀式に不信感を抱くと死ぬわ」
真中「えぇっ!?いきなり過ぎない?!」
黒山「何らかの多いな力で死ぬわ」
天使「めっちゃざっくりしてない?」
黒山さんが少しバツの悪そうな顔でそう言った
もしかして黒山さんも不安だからこんなことを提案したのかな
天使「でもまあ儀式は成功したんだし大丈夫じゃない?」
真中「んー…なんか体感できる効果がないからなぁ」
黒山「…でもこれでもう大丈夫だと思うわ」
【安価】
1何が大丈夫なのか聞く
2儀式をやった意味を聞く
3自由
下2
天使「なんで儀式をやったわけ?」
黒山「…少しでも人死にを減らしたいからね」
真中「なんか意外だ…」
黒山「何?私だって人死には嫌よ。だからこそ少しでも気休めになればと思ってね」
なんだか本当に意外だった。
黒山さんもこの生活で何か思う子とはあるのだろうと思ってたけど
こんなことを思っていたなんて
真中「…なんか僕たちのこと考えてくれてありがとう」
天使「うん。マジでなんかちょっと感動しちゃった」
黒山「けど一瞬でも怪訝な顔をしたのを見逃さなかったわ」
黒山「それに私のことを血も涙もない人間だと思っていたみたいね」
天使「い…いや…そういうわけじゃ」
黒山「いずれきっとささやかな祟りが訪れるわ」
真中「ひっ…ひぃ!」
黒山さんはいつもの様子で変わらず私たちに呪いを振りまいてきた
天使「けど。そう思ってやってくれてたならマジでありがと」
黒山「今更遅いわ。いずれ覚えておくことね」
【黒山の好感度の変動はありませんでした】
【真中の好感度の変動はありませんでした】
【コミュニケーションタイム:3】
説明は>>7
交流を取りたい人を最大二名まで
下2
【図書館】
クロエル「いやぁ…すごいねミスター帳は」
天使「うん…やばい。ほぼ移動図書館じゃん」
今クロエル君と私達で連続殺人犯とかの記録を呼んで次事件が起こってしまったときにどうするかを話し合っている
どうして私たちが驚いているのか?それは本を取らずに、ほとんどのことを記録してい帳君に対してだ
帳「つまりクリップだけでも人は殺せてしまうということです」
クロエル「急所を突いてしまえば」
天使「マジ?もう何でも人殺せちゃうじゃん」
クロエル「私は凶器には詳しくないけれど、実際そういうことは可能だと聞いたことはあるよ」
クロエル「例えばブラのワイヤーだってきちんと凶器に成り得るとね」
そういわれてビキニのワイヤー部分を触ってしまう
…これですら人が殺せちゃうんだ
天使「てか、本も持たずになんでそんなすらすら言えんの」
クロエル「確かに。そこまで来るともはや異常の域だよ」
帳「見てしまったものを忘れられないんです。僕は」
帳「超記憶とでも言いましょうか…」
クロエル「シャッタードアイみたいな名前だったような。本当に居るんだね。素晴らしいよ」
【安価】
1忘れられなくてつらいことはないか聞く
2図書館のどこまで覚えてるのか聞く
3自由
下2
天使「クロエル君は何か特技とかないわけ?」
天使「やっぱ超記憶的な」
クロエル「特技ですか……」
クロエル「んー……」
考え込むクロエル君
そしてその直後に―――
『ボンッ』
図書館内を煙が包んだ
そして後ろからポンポンと肩を叩かれる
クロエル「こういう風に神出鬼没なことでしょうか」
天使「そういえば初めて会った時からそれだった気がする」
帳「僕もそれ…何回か見たよ」
クロエル「あとは特定の分野に対しての知識が少し深いくらいでしょうか」
クロエル「ミステリアスな男なんですよ私は。はっはっは」
帳「ミステリアス…だね。たしかに」
天使「なんかマジで魔法使いって感じだもんね」
クロエル「マジで魔法使いですからね!嘘ですけど!」
じゃあいったい何なの?と突っ込みたいのを我慢しながらとりあえず煙を払った
毎回毎回どこからこの煙はでてきてるんだろう
【安価】
1煙は毎回どこから出してるか聞く
2特定の分野とは何か聞く
3自由
下2
天使「特定の分野って何?」
クロエル「薬学ですよ。毒草とか薬草とかのね」
聞きなれない言葉が私の頭の上に疑問符を作った
そういうのってゲームの中の世界だけだと思っていたから
帳「それは…魔法使いだからですか?」
クロエル「勿論!よくご存じだね!」
天使「魔法使いとその薬学っていうのが何か関係あるの?」
帳「…昔の魔女って魔法使いっていうよりかは薬を作る人って意味合いが強かったんですよ」
クロエル「そうだね。そこから今ミス天使とかが知っている魔法使いの形に変わっていったんだ」
帳「…つまり薬剤師ということですか?」
クロエル「やめてくれたまえ。私はきちんと魔法使いさ」
天使「今回は嘘じゃないんだ」
クロエル「あ。言うのを忘れていたよ。ご指摘ありがとうミス天使」
つまりクロエル君って魔法使いなの薬剤師なの?その他なの?
ニコニコ笑っているクロエル君を見ているとますます疑問が深まる
クロエル「まあ。私は詮索されるのが苦手だし、他の話に移ろうじゃないか!」
帳「じゃあ次は暗記しているあの本の内容でも―――」
【クロエルの好感度が3上がりました】
【帳の好感度が3上がりました】
【コミュニケーションタイム:2】
説明は>>7
交流を取りたい人を最大二名まで
下2
【ホテル エントランス】
天使「っていう話をさーしててさー」
真中「あはは。結局分からないまんまなんだ。魔法使いかどうなのか」
今私は真中君とエントランスで他愛もない話をしていた
さっき帳君とクロエル君と話していたことを
天使「でもさ。あの顔じゃマジで魔法使ってきそうじゃね?」
真中「なんか言ってること分かる気がする」
なんだかこの生活で初めて高校生らしい会話をしているようなそんな気になる
真中「けどさ。クロエル君がもし魔法使いじゃないんだったらさ、どうして隠すのかな?」
天使「なんか隠したい理由があるからとかじゃね?」
実際私も才能ではないけど自分っていうものを隠している
それにはきちんと理由がある、もしかするとクロエル君もそうなのかもしれない
真中「実は人に言えない才能だったりとか?」
天使「例えば何?」
真中「殺人鬼とか通り魔とか」
天使「それ才能じゃなくて罪状じゃん。てかそんなの高校に入れちゃダメっしょ」
真中「それもそうだよね。あはは、なんか悪い事言っちゃったな。あとで謝っておこう」
天使「急に謝られても何それってならん??」
【安価】
1もしかすると他に才能を偽っている人が居るのかもしれないとふと思った
2クロエル君が人に言えない才能の可能性について、なんだかそれが気になった
3自由
下2
そんなとき私はふと他に才能を偽っている人が居るのかもしれないと思ってしまった
天使「でもさ、クロエル君はともかくもしかすると才能を偽ってる人がいるかもしれないよね」
こんな疑心暗鬼を生むようなこと言うべきじゃないってわかってるけど
相手が真中君だからか、つい口をついて出てしまった
真中「へ?それって?」
天使「なんだか才能なんてみんな自称じゃん」
天使「もしかするとアタシが超高校級のグラドルじゃなくて陰キャの可能性もあるじゃん」
真中「ないないない」
真中「天使さんが陰キャだったら僕びっくりしちゃうし、びっくりしすぎて逆立ちしちゃうね」
じゃあごめんね真中君。今から逆立ちしてもらっていいかな
なんて言えるはずもなく
天使「なんでわざわざそこで逆立ちする必要があるの」
真中「驚きの表現だよ!!」
真中「けど突然そんなこと。なんで?なんか怪しいなって思う人でもいるの?」
怪しいなって思う人、この生活の中で才能を偽ってそうな人
…そういわれると頭の中で皆の顔がぐるぐると回る
改めてそう言われると…誰だろう
【下2】
怪しい人物を指名or居ない
下2
天使「絵空事さんかな…」
ふと頭の中で絵空事さんの顔が浮かんでくる
これはきっとこの前の花屋での出来事があったからだろうな
真中「え?絵空事さんが!?でもあの人嘘つけなさそうだよ」
天使「ごめん。才能偽ってそうとかじゃなくて、この前ちょっと気になることがあったからさ」
真中「気になることって?」
天使「いや実は―――――」
花屋でモノクマトリカブトを持ち出そうとしていた絵空事さんのことを話した。
真中君はそれを聞いて信じられないといったような顔をしている
真中「え。それって絵空事さんが人を?」
天使「いや…そうじゃないと思いたいんだけど」
天使「でもなんかわざわざそれを持ち出そうとしてたのがすっごい気になってさ」
真中「それはそうだよね。僕も気になるよ」
真中「あれから持ち出そうとしてないのかな?」
天使「それは分かんない。けどあそこ神宮院君が管理してるみたいだし」
天使「また今度言っとくよ」
真中「うん。その方が良いと思うよ」
【コミュニケーションタイム:1】
説明は>>7
交流を取りたい人を最大二名まで
下2
【レストラン】
レストランに入ってみると璃堂君とお千代さんが二人で仲良く夕食を食べていた
お千代さんの方はべちょべちょになっているけど
璃堂「ああ。天使さん。良かったら夕飯でもどうかな?」
天使「わ…わぁ」
べちょべちょになっているお千代さんに対してつい声が漏れてしまう
璃堂「今日はお千代さん特にお腹が減っているらしくてね」
璃堂「大目に食べさせてあげているんだ」
天使「なるほどね?でも着物汚れてね?」
璃堂「まあそれは仕方ないよ。どうしてもお千代さんは汚してしまうからね」
璃堂君は一瞬困った顔をしたけど、それでもスプーンをお千代さんに運んだ
璃堂「…腹が減っては戦は何とやら。だからね」
天使「別になんかイベントがあるわけでもないのに?」
璃堂「ははは。確かにそうだね。言葉選びを間違えてしまったかな」
相変わらずべちょべちょになっているお千代さんは虚ろな目でこっちをずっと見ている
…正直ちょっと怖いかもしれない
天使「…私もなんか食べようかな」
【安価】
1お千代さんとはいつからの付き合いなのか聞く
2お千代さんの汚れた着物はいつもどうしているのか聞く
3自由
下2
※今日は同期発表までやっておきます
少し夜更かし君になりますが良ければお付き合いください
天使「そういえばさ。お千代さんって毎日お風呂に入ってるの?」
璃堂「勿論だよ。毎日僕が洗っているよ」
なんだかそのシュールな光景を思い浮かべると頭が痛くなってくるような気がする
…洗ってるんだ…ちゃんと毎日
璃堂「けどお千代さんは普通の人とは違うからね」
璃堂「カビとかが映えやすいんだ」
こういう人形って確か木でできてるんだっけ?
…そう考えたら湿気とか大変そうだな
天使「もしお千代さんがかびたらどうするの?」
璃堂「その部分だけ治療してあげているよ」
天使「なんだ。カビたことあるんだ」
璃堂「もう何回も。お千代さんは体が弱いからね」
なんだかこう旨い事話がかみ合わないような…
けどそれはきっと私と璃堂君のお千代さんに対する認識が違うからだろう
天使「…お顔とかは?」
璃堂「お顔は毎日僕がお化粧をしてあげているんだ」
なんだかここまで来ると本当に間なって感じてしまう
あいては人じゃないけれど
【安価】
1お千代さんがもしいなくなってしまったらを聞く
2璃堂君はこの生活についてどう思っているか聞く
3自由
下2
天使「璃堂君はこの生活についてどう思う?」
璃堂「正直なところを今言うとね。驚かないでね」
璃堂「僕はお千代さんさえいれば今はどうでもいいかなって思うんだ」
璃堂君はお千代さんに食事を運びながら涼しそうにそういう
なんだかどこか儚げて、それでもって冷たいそんな印象だった
璃堂「僕とねお千代さんは二人で暮らせればそれでいい」
璃堂「それがどこであれどんな環境であれね」
璃堂「……だから冷たい人間だと思われるかもしれないけどお千代さんの安全が保障されるなら僕はどうでもいいよ」
天使「お千代さん…本当に好きだね」
璃堂「愛しているよ。心の底からね」
「分かってくれたんだね」と言いたそうな顔をして璃堂君はふっと息を吐いた
でもごめん。分かったわけじゃない、圧倒されてるだけ
それに気づいていない璃堂君は変わらない様子でお千代さんにご飯を運び続けた
璃堂「ここは寛容な人ばかりで本当に助かるよ」
天使「みんな超高校級だからね」
璃堂「もしかするとこここそが僕とお千代さんの天国なのかもね」
【璃堂の好感度が5上がった】
【10日目】
あ。また起こってしまうんだ
それを朝のレストランに突如現れたモノクマを見て察してしまった
モノクマ「やあやあやあ」
壬生「なんのつもりっすか!!」
絵空事「びえぇぇぇぇん!」
厳島「えらい朝から気分悪いわぁ」
私と同じことを皆も思ったのかそれぞれアクションを起こす
泣いたり怒ったり、目をそらしたり。
モノクマ「あ。もうその反応ってことは察しちゃってるみたいだね」
モノクマ「んもー!面白くないんだからぁ!」
喪薔薇「言いたいことだけ言ってちゃっちゃと消えろ」
飯島「そうだぜ!この邪悪なぬいぐるみがよぉ!!!」
モノクマ「え?それ飯島サンが言っちゃう??」
この前みたいにアンケートがなかったから油断してしまっていた
やっぱり予想通りなにかまた人を殺させるための何かがモノクマによってバラまかれるんだ
モノクマ「じゃあ。今回の動機を発表しまーす」
モノクマ「準備はいいかなオマエラ?」
モノクマ「まあよくなくても始めちゃうんだけどねー」
モノクマ「まあまあまあ。今明かしちゃうのはどうかと思うんだけど。と言うよりボクがすでに話しちゃった子もいるんだけど」
モノクマ「オマエラって記憶喪失なんだよね」
本当に突然の内容だった。
私達が記憶喪失??でも私は私の才能も直前の記憶もはっきりしている
モノクマ「それもオマエラってもともと同級生で3年間過ごしてるんだよね」
喪薔薇「…」
雲母「…記憶喪失」
厳島「そんな突然なこと信じられると思いますぅ?」
モノクマ「そういうと思ってこちら!用意しました!」
『ピロンっ』
電子生徒手帳に一枚の画像が映し出される。
それは私からしたら、いや。当の本人から見ても信じられないようなもので
飯島「!?」
厳島「……!?」
その画像は仲良さそうに肩を並べて笑顔でピースをしている厳島さんと飯島さんの画像だった
そしてなにより二人は希望ヶ峰学園の制服に身を包んでいた
モノクマ「後は大山君と星野君がはなからポッキーゲームしてる画像とか、壬生さんと先生が戦ってる画像とかあるよ」
モノクマ「でここからが本題なんだけど。今回は先着一名様に一部分を思い出す薬を差し上げます!」
モノクマ「この生活に陥った意味。みんなで学園生活を送るようになった理由」
モノクマ「あ。でも同級生15人と過ごした日々は思い出せないからそこだけは容赦してよね」
喪薔薇「…はぁ」
真中「ま…待って!!」
厳島「……ん?ちょい待ち。」
私も含めて気づいたみんなは一斉にモノクマに声をかける
真中「15人ってどういうこと!?」
そう。私も含めて真中君たちが引っ掛かっていたのはそこだった
15人の同級生。
でも私たちはいなくなった二人も含めて16人いたはず
どうして一人少ないの?
その16人目が裏切り者ってこと…?
モノクマ「あ。ついうっかり…そこはまた今度の動機で使うよ!」
モノクマ「マズいマズい。んじゃあバイナラ!!」
モノクマが逃げるように去った後アナウンスが鳴り響いた
そのアナウンスはまるでみんなに開戦を告げるように島中に響き渡っていて―――
『あ!言い忘れてたけど!その薬はもうこの島のどこかに設置してあるよ!探してみてね!』
というわけで今日はここまでです。夜遅くまでありがとうございました!
では失礼いたします!
明日も恐らく更新しますし、告知もしますのでそれまでこちらはお好きにお使いください!
土曜なのでお昼から人はいますか?
記憶喪失だけならまだしも
あんな写真を見せられたならモノクマの言葉にも信憑性が出てくる
多分それはみんな一緒だと思う。
それにこの生活に陥った意味。それの理由がその薬を飲んでわかるなら―――
いや。分かったからと言ってこの生活が終わるわけじゃない
それに知らなくていい事かもしれない
なんとなくだけど私は嫌な予感がしていた
だからここでいつも通りのように過ごすことにした
そんな薬なんていらない。
大山「…記憶をもとに戻す薬…か」
帳「忘れていたことがあるなんて...」
厳島「この島のどこかに薬があるんやねぇ」
でもそうもいかない人たちもいるみたいで―――
【コミュニケーションタイム:5】
説明は>>7
交流を取りたい人を最大二名まで
下2
【レストラン】
大山「記憶喪失…か」
絵空事「…私たちやっぱりお友達だったんですか」
動機が発表されてから私と同じようにレストランから動いてない人物が二人
二人も困惑してるのかいつもより青い顔をしているように見えた
大山「…この島のどこかに薬がある」
絵空事「それを飲んだらこの島に来た理由が分かるってことですか」
大山「ただそれが動機に選ばれるということは思い出した先に何かがあるということだ」
絵空事「……思い出した先」
大山「ああ。そうだ…」
大山「そうは思わないかね?天使さん」
不意に声を掛けられる
確かに薬を飲んだ先に何があるのかはわからない
天使「…そうだね」
天使「けどどうしてここにいるのか、気になる人もいるんじゃないかな」
大山「現に僕は気にはなっている…ただ。動機に選ばれるくらいだ」
絵空事「…私は飲みたくない…です」
正直私は飲んでみたいって気持ちもある
けど大山君の言う通り、きっと飲んでしまうと何かが変わる
【安価】
1薬を飲んでみたいという
2自分も薬はいらないという
3自由
下2
天使「同級生として過ごした時期を思い出せない時点で怪しいと思うんだよね」
絵空事「た…確かに。私達はクラスメイトだったのにその記憶だけ思い出せないなんて...」
大山「あんな写真まで見せられて。確かにそうだ」
絵空事「3年間の初めとこの生活の初めだけ思い出させるなんて何の意味があるんでしょう…」
大山「そこは飲んでみないとわからないだろうね」
動機について語り合ってるけど
正直怪しいところが多すぎるし、私を含めたここの三人はきっと薬を見つけても飲まないだろうなぁって
大山「…でもこれで事件は起きてしまうんだろうね」
絵空事「びえぇぇぇぇん!もう嫌ですぅ!」
けど動機が発表されたってことはきっとまた星野君の時みたいなことは起ってしまう
そう思うだけで気分が重く沈む
天使「でもさ、今回はみんなも怪しいって思うんじゃないかな…」
大山「前回の福沢さんのときみたいに、外に出たいと思っている人物が居たらどうする?」
大山「そういう人物にとってはチャンスだろう」
天使「でもそんなこと言っても、誰がどう思ってるかなんてわかんないよ…」
絵空事「……疑心暗鬼ですね」
言うとおりだった。今回の動機にかこつけて何かを起こす人がいるかもしれない
それにもしかするとほかの人が万が一薬を見つけて飲んで事件を起こしてしまったりしたら―――
【安価】
1先に薬を回収しようと提案
2皆に注意喚起しようと提案
3自由
下2
少し来客が来ましたので離席
また再開前にアナウンスします
色々済ませて戻りました
お人はいらっしゃいますか?
天使「とりあえずさ。皆に今回の動機無視するように注意喚起すればよくない?」
大山「そうだな!皆で団結して乗り越えるべきだ!」
絵空事「そ…そうですね!」
どんよりとした重い空気が流れていたから打ち消さないとと思った
まさか私の発言にみんながこんなに乗ってくるとは
大山「今日の夕食の時にでもみんなに発表しよう」
大山「ばかばかしいことはやめるようにとな」
天使「すごい乗り気だね…」
大山「人の命がかかっているからな」
絵空事「……」
天使「もう…あんなこと嫌だしね」
大山「なんにせよ。僕たちは乗り切るぞ!」
【大山の好感度が3上がりました】
【コミュニケーションタイム:4】
説明は>>7
交流を取りたい人を最大二名まで
下2
【花屋】
クロエル「ミス天使。何かご用かい?」
花屋に行ってみるとクロエル君がトリカブトの前で番をしていた
恐らく動機が発表された後だから、警戒してのことだろう
天使「ううん。なんとなく立ち寄っただけだよ~」
天使「クロエル君は?」
クロエル「私は一応神宮院君と交代制でモノクマトリカブトの見張りをしているんだ」
クロエル「あんな発表があった後だから尚更ね」
思った通りだった。
けどずっとここで一人で立ちっぱなしはしんどくないのかな
天使「しばらく話し相手になってあげよっか」
クロエル「それはうれしいですね」
クロエル「では何のお話をしましょうか?」
天使「そこは話題振ってくんないんだ」
クロエル「レディファーストですよ」
【安価】
1クロエルの才能のことについて
2モノクマトリカブトについて分かったこと
3自由
下2
天使「そういえばモノクマトリカブトって普通のトリカブトと何が違うわけ?」
クロエル「そうですねぇ。一応説明書みたいなものは読んだんですが」
クロエル「基本的には一緒です」
クロエル「ただ、一つ違うのは圧力を一定以上加えると毒が遅効性に変わるといったことです」
天使「遅効性?」
クロエル「はい。丁度二時間後ほど後に出てくるとのことです」
私も覚えておこう
でも圧力を加えたら毒が変わるってどれくらいの力なんだろう
天使「ちなみにどれくらい圧力を加えると変わっちゃうの?」
クロエル「あー…」
クロエル「申し訳ありません。それは言うなと仰せ付けられておりまして」
クロエル「疑っていると言うわけではないのですが…」
クロエル君はバツが悪そうにうつむいてしまう
そうだよね、誰もが何かを起こす可能性がある以上詳しくは教えれないよね…
天使「そっか…」
【安価】
1しつこく聞いてみる
2引き下がって別の話題に移る
3自由
下2
天使「でもさ。気になるからそこを詳しく教えてもらえないかな?」
クロエル「はぁ…ミス天使にだけですよ」
大きくため息をついてクロエル君は私に顔を近づけてきた
少しドキッとするけれど、クロエル君にそういう意図はないだろう
クロエル「加える力は強くなくていいんだ」
クロエル「本当に微量でも問題はない、けれど時間が問題なんだ」
クロエル「圧力を加えた状態を丸一日持続させないと、効果を発揮しないと書いてあったよ」
…丸一日圧力をかける……か
力はそこまで強くなくていいんだったら誰でもできそうだな
天使「そうなんだ。ありがと」
クロエル「まあ私たちが見張っているから悪用されることはないだろうけど」
クロエル「けれど、念には念をだ。絶対に口外をしてはいけないよ」
天使「…わかった。」
天使「約束するよ。絶対に誰にも言わないね」
クロエル「お願いするよ。神宮院くんにきつく絞られるのは私だからね」
クロエル君にきつく念を押されて。私はそのまま花屋を後にした
モノクマトリカブトの効果、もしもの時のために覚えておこう
【好感度の変動はありませんでした】】
【コミュニケーションタイム:3】
説明は>>7
交流を取りたい人を最大二名まで
下2
少し早いですが今日はここまでで。すいません
ちなみにですが明日明後日には事件を起こしたいなと思う所存です
では今日もお付き合いありがとうございました!
今日は遅めですが来ました。
更新しても人はいますか?
【ランドリー】
飯島「おい!!何しに来たんだ!?ぶっ殺すぞ」
ランドリーに洗濯ものを取りに来たら飯島さんがいた
頭にはこの前えらんであげた赤い花がついている
意外と気に入ってくれてるんだな…
天使「うぃーっす」
飯島「なんだ!?それより近寄ってみろ!本気で柔軟剤撒くぞ!」
なんだかひどく警戒されてるみたい…
それもそうか…。動機が発表された後だしね
私は猫の様に警戒してくる飯島さんから少し距離を置いた
天使「柔軟剤撒いてどうすんのさ」
飯島「なんかその地面がぬるぬるになるだろ?」
飯島「じゃあこけるだろ?」
飯島「頭打って死ぬんだよ!グハハハハ!」
これまたえらい回りくどいな…
うまく成功しても尻もち程度だと思うけど…
飯島「この俺様の完璧な自己防衛術に恐れおののけ!!」
恐れるも慄くもないよ…なんて言えないしな
【安価】
1警戒をほどこうとする
2自分も怖いという
3自由
下2
天使「聞いて。敵意はない系なのね」
大げさに両手を挙げてみる
アメリカの映画に出てくる俳優さんみたいに
飯島「いーや。嘘だね」
飯島「ぜーったい嘘だね」
両手を挙げた私を見てびっくりしたのかさらに飯島さんは下がった
もうここまで来ると野生の猫みたいだな
飯島「そういって星野の奴は殺されたじゃねーか!」
天使「でも本当に洗濯もの取りに来ただけなの」
飯島「いーや。とか言いながら私を乾燥機に押し込むんだ」
飯島「そのままスイッチを入れて」
飯島「俺様のことを蒸し餃子みたいにするんだろ」
すっごい想像だな…大体そんな力私にはないんだけどな…
天使「そんな馬鹿力じゃないってば!」
飯島「いやいやいや寄るな。寄るなよ!」
ますます距離を取られてしまった
なんだか本当に野生の猫を相手してる気分になってきた
またたびとかあれば変わったのかな…なんて
でもこれどうやって距離を詰めよう
【安価】
1いっそのこともう無理に距離を詰めてみる
2さらに無害アピール
3自由
下2
天使「その花…つけてくれてるんだ」
天使「私が選んだやつをわざわざつけてくれてるってことは少しは信頼してくれてるってことかな?」
飯島「ファァッ!?」
私の言葉にハッとして飯島さんは頭に手をやる
どうやら無意識だったらしい
飯島「あー…これはだな!これは」
飯島「まあ下々の貢ぎ物だからな!!!」
天使「気に入ってんじゃん」
飯島「気に入ってるか入ってないかの問題じゃない!!」
飯島「仕方なくつけてやってるだけだ!!」
なんだか今の一騒動で距離が元に戻った
というよりもう飯島さんは花のことで警戒心とかがどこかに行っちゃったみたい
天使「…じゃ。洗濯もの取って帰るね」
柔軟剤をぶちまけられずにある程度近づくことができたので、急いで洗濯物を回収する
飯島「なっ!?いつの間にそんな距離に!てか洗濯もの取りに来ただけならそう言えよな!!」
天使「言っても聞いてくん無かったでしょーが」
飯島「うっせ!バーカ!」
【飯島の好感度が5上がりました】
【好感度の変動はありませんでした】
【コミュニケーションタイム:2】
説明は>>7
交流を取りたい人を最大二名まで
下2
【ホテル エントランス】
神宮院「言っただろう。モノクマトリカブトはこちらで管理をしている」
喪薔薇「念にを念をだよ。二人より三人っていうだろうが」
神宮院「だからと言って交流のない君を監視班に入れるつもりはない」
喪薔薇「ダァーッ…やっぱそういう所強情だよなぁ」
神宮院「どういう所がだ」
ホテルのエントランスに戻ってみると何やら喪薔薇君と神宮院君が揉めている
いったいどうしたんだろ…?
神宮院「天使さんからも言ってやってくれないか」
キョトンとしている私に神宮院君が声をかけてくる
天使「何事?」
神宮院「このタイミングで喪薔薇君がモノクマトリカブトの監視員に入れてくれと言うんだ」
神宮院「逆に怪しいから断っているんだが、さっきからこの様子でね」
喪薔薇「このタイミングだからだろうが!」
天使「へぇ…そうなんだ」
確かに神宮院君に言い分もわかるし、喪薔薇君の言い分もわかる
けど正直どっちの肩を持つのも怖いし…
ここは事なかれの方が良いのかなぁ…
【安価】
1喪薔薇の肩を持つ
2神宮院の肩を持つ
3どちらの方も持たない
4自由
下2
天使「でも喪薔薇君が言う通りじゃないかな」
天使「ほら。こういう時こそみんなで力を合わせ合って―――みたいな」
神宮院「んー…」
私の一押しもあってか神宮院君が頭を抱える
考えてくれてはいるみたいなのかな?
神宮院「ただもう二人で回っていることだしな」
喪薔薇「別に無理して二人で回す必要はねーだろっていってんだ」
神宮院「だとしてもだな…このタイミングは…」
喪薔薇「怪しくねーよ!なんなら俺が立つときはお前かクロエル横に立たせときゃいいだろ」
神宮院「そこまでして君を呼ぶ意味…」
喪薔薇「だぁーっ!!めんどくせー!!」
神宮院君と喪薔薇君って意外と水と油なんだ...
喪薔薇君の大声にも思考を止めない神宮院君を見てそう思った
喪薔薇「なんかいい案ねーか?天使?」
神宮院「そうだ。天使さんも肩を持ったんだ。何か言ったらどうだ?」
天使「え…えぇ…」
なんだか怖い二人に囲まれて今いろいろピンチかもしれない
早々すぐにいい案なんて出てこないよ…
【安価】
1いい案なんて出てこないという
2ダメもとで私も一緒に立つという
3自由
下2
天使「じゃあさぁ。アタシと一緒に立つってのは?」
喪薔薇「おぉ…お前やっぱいい事言うじゃねえか」
神宮院「んー…それなら…まあ」
喪薔薇「良いってことだな?」
まだ悩んでいる様子の神宮院君に喪薔薇君が押し切るように詰め寄る
神宮院君もこれには圧倒されたのか、渋々首を縦に振ってくれた
喪薔薇「うっし」
喪薔薇「で?いつから立てばいい?」
神宮院「予定は決めてまたすぐに連絡するよ」
神宮院「クロエル君にも伝えておかないといけないのでね」
神宮院「まあ二人なら問題はないと思うが」
神宮院「怪しい行動は控えてくれると助かる」
天使「へーきっしょ」
神宮院君はそういって、どこか不服そうに部屋へと戻っていった
悪いことしちゃったかな…?
喪薔薇「おう。助かった。ありがとな」
天使「別に…」
【喪薔薇の好感度が5上がりました】
【コミュニケーションタイム:1】
説明は>>7
交流を取りたい人を最大二名まで
下2
【広場】
喪薔薇君に散々感謝された後。小腹を見た死にレストランに向かう道中で黒山さんに出会った
なんだかいつも通りと言っては変だけど。ぶつぶつ何かを唱えている
天使「黒山っちー。なーにしてんの?」
黒山「嫌な予感を感じ取ったからね。除霊をしていたの」
天使「嫌な予感?」
黒山「ときどきそういう天啓があるのよ…恐ろしいわ」
黒山さんは私と話している合間もぶつぶつと呪文を唱えている
よっぽどのこと?なのかな?
天使「その嫌な予感って具体的には?」
黒山「……言えないわ。恐ろしくて」
天使「言っちゃダメな内容なの?」
黒山「死神が来ているのよ…恐ろしい」
天使「死神?」
黒山「ええ…目には見えないけどもう来ているわ…」
黒山「誰かの命を刈り取る準備をしながらね」
天使「えっ。うそ!?」
びっくりする内容に声がついつい口を飛び出していく
黒山さんは冗談じゃないみたいだし…
【安価】
1安心させる
2どこがどう危ないのか詳しく聞く
3自由
下2
天使「それって誰が危ないとかどこが危ないとかわかるの?」
黒山「いいえ…そこまで詳しいことは…」
黒山「けど明日か明後日には事は起るわ…星野君の時もそうだったもの」
具体的なことは分からないらしいけど
けど、こんな時に嘘をつくとは思えないし…
もう少し詳しく話を聞いてみることにした
天使「天啓はなんていってたの?」
黒山「偽りの白煙…」
天使「偽りの白煙?どういうこと?」
黒山「分からない…分からないわ…」
酷く恐れてるみたいで、黒山さんの唱える呪文の声が大きくなる
…偽りの白煙?どういう意味なんだろう
黒山「…明日は私部屋から出ないでおこうかしら」
黒山「恐ろしいものに触れたくも見たくもないわ」
天使「それは逆に危険じゃないかな」
黒山「…だからと言ってどうすればいいのかしら」
そう聞かれると、どうしたらいいのか答えにくいな…
でも部屋でずっと一人っていうのは危険だろうし…
【安価】
1明日は私のそばについてきてと提案
2一緒に部屋ごもりを提案
3自由
下2
天使「じゃあ一緒に部屋にこもるとか?」
黒山「そう…ね。どちらの部屋にしようかしら…」
天使「私の部屋は?」
黒山「ダメだわ。貴方の部屋は除霊したとはいえ良くないものがある」
トリカブトのことかな…
それなら明日は一日黒山さんの部屋か…
天使「じゃあ明日朝ご飯後に黒山さんの部屋に集合ね」
黒山「いいけれど…そこまでしてもらうのも悪いわ」
天使「べつにいーって!特に予定とかないしさ」
黒山「ならお願いしようかしら…」
黒山「ええ…では天使さんにお願いすることにするわ…」
天使「明日なんか持ってこーか?UNOとか」
黒山「絶対に二人ですることではないわ。それよりこっくりさんをしましょう」
天使「それこそ二人でするようなもんでもなくない?」
黒山「…そうかしら?暇なときは一人でもするわよ」
さすがオカルト部員…っていうのはさすがに胸の中に秘めておいた
明日は終日こっくりさんか…なんかちょっとそれはそれで怖い気がするな…
【黒山の好感度が5上がりました】
きりもいいので今日はここまでで!
クロシロが決まりましたので本当にそろそろ動きますとだけ
また更新するときは告知しますので、それまではお好きにお使いください
トリックに難航しているので少し更新お待ちくださいませ!
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