【モバマス】いちごパスタ切り込み隊長 (24)

ナゴヤー、ナゴヤー



幸子「はい!カワイイボクです!ボク達は今、デレマスとコラボ中の年名古屋に来てます!」

りあむ「名古屋というとみそかつだね……でも時子様、ぼくの顔を見るだけで怒り出すんだよ」

柚「名古屋…………まさかね……」ビクビク

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1695432858



凪「では、凪達は最終目的地へ先に行ってまいるとしますか」

幸子「はい、気をつけてくださいね!」

颯「えー?名古屋の地下街でおいしいモノを食べるんじゃないのー?」

凪(cv鈴置)「すまないが、はーちゃんの命をくれないか?」

颯「えーっ!命をかけなきゃいけないとこなのーっ!?」





柚「ヤ、ヤッパリ……?」ビクビク

りあむ「え?な、何があるの?!やむよ!!」

一部グッズが終了しているとこもありますが、でらます関連でマウンテンへ行ってきましたので体験レポート的な話です



ゆっくり書いていきますのでご容赦を





りあむ「ういろうってあんまりいい話聞かないから、もっとまずい食べ物だと思ってたよ」メリメリ

幸子「普通においしいんですけどね」ビリビリ

柚「多分、封を開けて一人前に切って……ってのがメンドクサイのかも」バリバリ

幸子「一口ういろうは画期的だったんですねぇ」

りあむ「で、ういろうとういろの違いって」

幸子「りあむさん!」





柚「ちなみに本来は『ういろう』で、大須ういろサンとこは自主的なブランドイメージで『ういろ』と名乗ってます」

幸子「次の目的地ですが……」

りあむ「わかった!時子様のみそかつだね!!」

柚「とんかつに味噌がかかってるってアレかな?」

幸子「残念ながらあのカオスの地には行きませんよ。別の方に行ってもらってます」

りあむ「カオスって何?!ぼく達そんな地に行かされそうになったの?!!やむよ!」

柚「まぁ、いちごパスタじゃなきゃいいケド……」ボソリ

──そんな矢場とん前



友紀「ぎゃはははー!ドアラなんて負けコアラにキャッツが負けんぞー」ドカドカ

茜「これが矢場とんの豚さんですか!」ペチペチ

法子「あーっ!時子さんのPOPがあるよー!写真写真……はい、ドーナツ!」パシャリ

藍子「え、えっと……」チラッ





時子「」ゴゴゴゴゴ

藍子「し、知りませんっ!」

(作者注意。矢場町の矢場とん前には、矢場とんアニメのモニター前に時子様と矢場とんとドアラがいます)

幸子「じゃあ、凪さん達も待ってますから最終目的地へ逝きましょうか」

りあむ「待って」

幸子「どうかしましたか?」



ジャラジャラ

りあむ「なんでぼく達、目隠しして手錠をされてるのかな?」ガチャガチャ

幸子「それは、今から行く先を……でなく、途中で余計な検索をされないためですよ」

りあむ「何!いったい何があるのさ!」

柚「コワイコワイ……」ガクガクブルブル

キキーッ



幸子「さて、到着しましたよ」

凪「へいらっしゃい、何をナギりますか?」

颯「うっぷ……ようこそ、地獄へ」

http://pbs.twimg.com/media/F6sdflCa8AAvToh.jpg

凪「さぁさぁ、ほらみんなも草場の影から歓迎してますよ」

http://pbs.twimg.com/media/F6sdg2HaAAAoih2.jpg



りあむ「やっぱり!変なトコだよ!うわーん!おうち帰るー!」

柚「この匂い……ヤッパリイチゴパスタ……」ビクビク

幸子「さぁさぁ、中へ入りましょうか」

カラーン

イラッシャイマセー

柚「コワイ……コワイ……」

幸子「じゃあ、目隠しを外しますよ」

凪「わぉ、そういうプレイじゃないのか」

りあむ「うぅ……一体ナニが……」





「いらっしゃいませ!」

りあむ「そ、その声は……」ビクッ



ありす「ようこそ!喫茶『マウンテン』へ!」

りあむ「」

柚「」

ありす「さぁ、奥の席へどうぞ」

りあむ「あ、あの……手錠、手錠は外して……」ジャラジャラ

幸子「ダメですよ。外したら二人とも逃げちゃうじゃないですか」

りあむ「やむ……」

ありす「お二人とも、そんなにいちごパスタが食べたいんですね。巴さんも呼べたらよかったんですけど」

りあむ「どんな自分本位のポジティブな思考なのさ……」



オマタセシマシター

幸子「さぁ、ちょうどできたみたいですね」

http://pbs.twimg.com/media/F6sdq-abIAA78DY.jpg



りあむ「」

柚「」

幸子「手錠を外して……さぁ、皆さんおなじみのいちごパスタですよ」

ありす「アツアツのうちにどうぞ」





柚、りあむ『イタダキマス……』





凪「わかります。わかりますよ、その絶望感」

颯「はー達も、ついさっき味わったばかりだからね……ウップ」

幸子「もしかして、りあむさんはいちごパスタは初めてなんですか?」

りあむ「うん……初体験……だよ」

ありす「は……初体験って?!////」

幸子「言い方……仕方がありませんね。ここでぼくがいちごパスタを食べるお手本を示しましょう!」

りあむ「代わりに食べてくれないの……?」

ありす「え……」

凪「おっと。問題発言!」

颯「目の前に作った人がいるのにそれを言っちゃう?!」





ありす「りあむさん……」ウルウル

りあむ「ゑ!?ち、違うよ!そんなこと考えてないから!!」

ありす「じゃあ、食べてくれますよね?」ニコッ

りあむ「う…………うん……」

幸子「ではまず、飲物……コーヒーとかがいいですが、無理なら無糖の紅茶とかがいいですから注文しましょう」

りあむ「なら、アイスコーヒーで」

ありす「私はイチゴソーダを」

幸子「フフーン。ボクは名古屋コーラを頼みますね」

りあむ「ナニそれ。ういろうでも入ってるの?!」

ありす「失礼ですよ、りあむさん」

りあむ「やむ……」

幸子「次に、冷めないうちにフルーツと生クリームをパスタから離して避けておきます」カチャカチャ

りあむ「うんうん」カチャカチャ

幸子「ではアツアツのうちにいただきましょう」



ズルズル



りあむ「ナニコレ!!この人工的な甘さは!めっちゃまz「りあむさん?」……やむ」

幸子「これぐらいの甘さ。毎食MREしかなくて、それを一ヶ月近く続けたことに比べたらなんてことありませんよ」ズルズル

りあむ「あんなのを一ヶ月?!幸子って何者なのさ……」

幸子「何者って……フフーン!カワイイボクはアイドルですよ」



凪「アイドル?」

りあむ「ナニコレ……噛みたくないのに、めっちゃ固いから噛まないとお腹に入っていかないよ……」クミクミ

幸子「そういう時のための甘くない飲物ですよ」

りあむ「なるほど。流石は幸子ちゃん!」

幸子「フフーン!もっと褒めていいんですよ」





颯「というか、幸子ちゃんはどれぐらい食べたことがあるんだろ……」

凪「バラエティの教官ですからね。見てください。あの黄色い飲物を」

颯「名古屋コーラだっけ?うわ……コーラって名乗るだけ詐欺なぐらい黄色いよ!」

凪「成宮の由愛さんに頼んで作ってもらいましょうか?」

颯「それって、絵の具……?」

>>16修正

幸子「次に、冷めないうちにフルーツと生クリームをパスタから離して避けておきます」カチャカチャ

りあむ「うんうん」カチャカチャ

幸子「ではアツアツのうちにいただきましょう」



ズルズル



りあむ「ナニコレ!!この人工的な甘さは!めっちゃまz「りあむさん?」……やむ」

幸子「これぐらいの甘さ。毎食MREしかなくて、それを一ヶ月近く続けたことに比べたらなんてことありませんよ」ズルズル

りあむ「あんなのを一ヶ月?!幸子ちゃんって何者なのさ……」

幸子「何者って……フフーン!ボクはカワイイアイドルですよ」



凪「アイドル?」

颯「バラエティ特化?」

カチャッ

りあむ「ふぅ……一応、全部食べたよ……げふっ」

りあむ「ウッ……今、胃の中のアレの味が口の中に逆流して、リバースしそうに……」

幸子「はい、ワカモトですよ。征露丸なんかよりは効き目はありますからどうぞ」

りあむ「ありがとう……」グビグビ

ありす「まったくもう……りあむさんは、少しは食べ物に対して感謝の気持ちとか無いのですか?」プリプリ

りあむ「あー……あれは食べ物というよりは」

幸子「『かつて食べ物だったモノ』とか『エチオピア人でも拒否するモノ』とかですか?」

りあむ「うんうん。一ヶ月の間これしか食事が無かったら、気が狂うか悟りを開いたりするかもね」

ありす「#」ピキピキ

幸子「りあむさん!!」





凪「ところで柚さんはどうしたんでしょうか?」

颯「えっと……いちごパスタが出てきた直後からずっと……」



柚「」チーン

凪「……柚さんの分のいちごパスタを口に入れれば蘇るでしょうか?」

颯「賽の河原への直行便じゃないかな?」

カランカラーン

幸子「それでは撮影は終わりましたから、帰りは名古屋のおいしいものを食べて帰りましょうか?」

凪「とりあえずは……」





柚「」チーン

颯「メディーック!」

ありす「柚さん、起きてください」ユサユサ

りあむ「えっと……脈は安定しているから、意識が回復するのを待つしかないかな?」





幸子「大丈夫ですよ。柚さんの好物のあんみつを置いておけば、すぐにも目覚めますよ」

凪「そんな治療方法があるとは、この凪ブレインでもわからないことがあったのか……」

──後日

柚「はぁ……」

柚「あの撮影の後、みんなでおっきいパフェをシェアしたり、辛いラーメン食べたり、手羽先を食べたっていうのに……」

柚「なんで柚はあんみつだけだったのかな……」

凪「おや、仲間外れはいけません。ここはこの久川の力を結集して柚さんに愛知県のおいしいものを食べていただきましょう」

柚「え?ホント!?」

凪「はい、もちのろんです。聖さんがロンであがったのとは違います」

柚「あ……でも、いちごパスタは……」

凪「ご安心を。麺類だそうで」

柚「やった!きしめんか台湾ラーメンか何カナ?」ウキウキ





凪「言質は取りました。これでよし…と」ボソッ

──さらに後日

グツグツグツ

柚「……」

グツグツグツ

柚「ねぇ……」アセダラダラ

グツグツグツ

凪「はい……」アセダラダラ

グツグツグツ

柚「何でまだまだ暑いのに、こんな暑い味噌煮込みうどんを食べなきゃダメなの!?」

グツグツグツ

凪「山本正之も歌の中で『味噌煮込みうどんのかまぼこのように』と例えてますから」

柚「意味がわからないよ!」



茜「熱いです!おいしいです!熱いです!」ズルズル

唯「えっと……ゆいも食べないとダメ?」

早苗「くーっ!冷たいビールが欲しくなるわ!」ズルズル



凪「ほら、頑張りましょう。生きて帰れたら、骨は拾ってあげますから」アセダラダラ

柚「うわーん!」



おしまい

実際に行ってみて、かき氷のシロップ程度と思ったらそんなレベルじゃない人工的なイチゴシロップ味がお勧めできないネックかと
(甘さ99:いちご1ぐらい)
じゃなかったらもう少しマシな味になると思いました……が、それの代用品は思いつきませんけどね

もっと、りあむに炎上ネタを言わせたかったですが、実際に行った人間としてある程度抑えるべきとしてこれぐらいで申し訳ありません

ではありがとうございました

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