【安価・コンマ】目が覚めるとそこは… (137)
このスレについて:主人公は突然見知らぬ場所で目を覚まします。彼あるいは彼女は今後どうしていくのでしょうか?
目的等は今後の安価で決めていきます。
世界観について:こちらも今後の安価で決めていきます。特に制限はなく、ファンタジーでもSFでも、異世界でも現実世界でも、それらのごちゃ混ぜでも大丈夫です。
注意事項:安価の際、アニメや漫画のキャラクター、実在の人物を登場させたりするのはなしでお願いします。
連取りは基本的には無しでいきます。
ではとりあえず主人公を決めます。↓2まででコンマの値が高い方を採用します。名前、年齢、性別、性格、見た目をお願いします。
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1691752872
では主人公は不動くんで決定です。
「ん……」
かすかな胸の痛みとともに目が覚める。ぼやける視界を、数回瞬きしてよく見えるようにすると、左手を胸に添えながら上体を起こす。
「ここは…?」
辺りを見渡すが全く見覚えのない光景が広がっている。ここはどうやら──
↓1
不動が目覚めた場所とは?
「うっ……!」
意識が鮮明になるにつれて、吐き気を催すほどの臭いに囲まれていることに気づいた。暗くてよく分からないが、明らかに排泄物の臭いだ。服の袖で鼻を覆いながら、ゆっくりと立ち上がる。
酷い臭いにむせ返りながら、自分がなぜこんなところに居るのかを思い返してみる。
↓1心当たりが…
1 ある(その内容もお願いします)
2 ない
「そうだ、あいつらに……」
段々何があったのか思い出してきた。友人との待ち合わせに遅れていた俺は少しでも早く行こうと、裏道を通っていこうとしたんだった。だけどその途中で妙な連中を見たんだ…。
黒ずくめのあいつらは互いに何かを手渡していた。それが何なのかつい気になって物陰から身を乗り出したとき、音を立ててしまって見つかったんだ。
するとあいつらが一斉にこっちを振り返って、慌てて逃げる俺を追いかけてきた。
それで…そうだ!なんとかあいつらをやり過ごそうと近くにあった廃屋のトイレに逃げ込んだと同時に、床が抜けて…。
「ってことは、ここは…便所の底、か…」
そのことを意識すると、ただでさえ臭かった臭いがさらに強烈になってきた。
取引の内容や自分を追いかけてきた奴らの正体も気になるけど、まずは…
「ここからでないとな…」
あらためて辺りを見渡すと、上方から微かな光が射し込んでいる。
あそこからなら出られそうだが、周りが暗いせいで登れるかもわからない。とはいえ他に道があるようにも思えないが…。
「さて…」
↓1 この後どうする?
1 なんとか登ってみる
2 もう少しあたりを調べる
3 助けを呼んでみる
4 その他(自由安価)
とりあえず、辺りを調べてみよう。もしかしたら何か登るのに使えるものが見つかるかもしれない。
↓3まで 周りには何がある?
コンマの値が奇数なら発見成功
上からの微かな光を頼りに、壁沿いを一周して見つけることができたのは──
「手袋、か」
見つけたのが1つだけだったのはがっかりだけど、この手袋、悪くない。結構しっかりした作業用の手袋みたいで、これなら壁を登るのも多少は楽になるだろう。
これ以上ここに居たら、嗅覚が二度と働かなくなりそうだ。さっさとここから出よう。
光が差している方に近づいて上を見上げる。
「結構高いな…」
一人でも登れそうだけど、もし近くに誰かいたらより手っ取り早く上がれるかもな。…けどさっきのあいつらが近くに居るかも。見つかったら…まあ、いいことは起こらないよな。
「どうしようか…」
↓1
1 ひとまず自力で登ってみる
2 誰かを呼んでみる
とりあえず、一人で登ってみよう。もし周りに追手がいたら大変だしな。それにこれくらいの壁なら──
「登れる自信は…」
↓1コンマ 不動の身体能力
01~05 壊滅的
06~30 人並み以下
31~70 普通
71~95 人並み以上
96~00 プロスポーツ選手並み
「──どちらかといえば、ない、けど。登るしかないか…」
自分は取り立てて運動神経が悪いわけでもなければ良い訳でもない。つまり、人並みだ。
辺りは暗い上に、壁が排泄物らしき何かで滑りやすくなってることも考えると、人並みの運動神経だと少し頼りないが、頑張るしかない。
手袋をしっかりと嵌めて、両手をすり合わせる。
「よし、行くか…!」
↓1コンマ 手袋により判定の際+10
01~60 失敗
61~00 成功
ちょっと風呂入るので中断します
手と足をゆっくりと壁の窪みにかける。
「まずは…よし」
姿勢が安定したら、次に手や足をかけられそうな場所を探し移動していく。暗い上に滑りやすいから無謀かもと思ったが、さっき見つけた手袋のお陰でかなり滑りにくくなっている。
この調子なら問題なく上まで行けそうだと思っていた。だが、壁の中腹に達したあたりから腕と足に明らかに疲労が蓄積し始めた。
「っ…!」
四肢が微かに震え始めてきた。早く登らないと、そう思った俺はペースを上げて上を目指す。
「よ、よし…」
もうあと一息、そう思って手を伸ばす。疲労のせいだったのか、それとも油断したからなのかは分からない。ただ足が滑ったあと、下まで落ちるのは一瞬だった。
「──ぐっ!!」
背中から地面に落下し、肺から空気が抜ける音が聞こえる。
痛みに顔を歪めながら数分間、その場でうずくまった。
「……はぁ、はぁ」
次第に痛みが引いてきた。幸い骨折やヒビはなさそうだ。落下の衝撃で顔についた排泄物を拭うと、再び出口を見上げる。
今のは何とか無事で済んだが、次落ちたときは危ういかもしれない。となると、大人しく人を呼んでみるべきだろうか?だが、そちらの選択肢にもリスクはある…。
…そもそも何で俺がこんな目に遭わないといけないんだ?ほんの少しの出来心でこんな目に…。
「…はぁ」
↓1
1 もう一度チャレンジする(判定難化)
2 助けを呼んでみる
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