阿笠「家のトイレが壊れてしまった……」 (18)

コナン「はあ、はあ、はあ、はあ……」

光彦「はあ、はあ、はあ、はあ……」

灰原「はあ、はあ、はあ、はあ……」

元太「ハアハアハアハアハアハアハアハア……」

その日、コナン達は公園でかくれんぼをしていた。

コナン「み、見つかったか?」

光彦「……いいえ」

灰原「こっちも……」

元太「……どこにもいなかったぜ……ハアハア」

コナン「そうか……」

光彦「ヤバいですよ……もうすぐ夜に……」

元太「何でだよ……何でいなくなっちまったんだよ……歩美!」

ホームレス「……」

歩美が行方不明になった。

一週間後

阿笠「……」

灰原「……」

阿笠「哀君」

灰原「?」

阿笠「爆発する!!!!!逃げるぞおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!」

灰原「え!?え!?」

阿笠は、自宅のトイレが壊れたので修理していた。

修理は失敗、トイレは爆発した。

阿笠「うぎゃああああああああああああ!!!!!糞尿の爆風がああああああああああああ!!!!!」

灰原「うへぇ、汚いわ……服が……」

阿笠「……ここは、立入禁止じゃな」

灰原「早くシャワー浴びたいわ」

二人は、シャワーを浴びて糞尿を洗い流した。

灰原「さっぱりした……」

阿笠(糞尿まみれの哀君もっと見たかった……)

阿笠は、スカトロに目覚めた。

灰原「……はあ……これから私達は、どこですればいいの?」

阿笠「う~ん……あ!!近くの公園に誰も使ってないボットン便所があったのう!!」

灰原「えっ?」

阿笠「暫くは、そこを使おう!!」

灰原「近くの公園って……」

阿笠「早速行くぞい!」

数分後

阿笠「ここじゃ」

灰原(吉田さんが行方不明になった公園……)

阿笠「……開けるぞ」

阿笠は、ボットン便所の扉を開けた。

ホームレス「……」

阿笠「……」

灰原「……」

阿笠「うわああああああああ!!!!!」

ホームレス「……」

ホームレスは、逃走した。

阿笠「び、びっくりした……中に人が……」

灰原「誰も使ってないトイレじゃなかったの?」

阿笠「今時ボットン便所なんて誰も使わんと思ってたんじゃ」

灰原「……虫が」

阿笠「我慢するのじゃ……トイレットペーパーと手洗い場が無いのう。トイレペーパーは家から持参、手洗いはウェットティッシュじゃな」

翌日

阿笠「ふんっ!」

阿笠は、ボットン便所で脱糞した。

阿笠「くっ、虫が耳に……気になるっ!」

阿笠は、両手で虫を追い払った。

阿笠「この虫けらが!邪魔するな!……ぐおっ!」

阿笠の片足がボットン便所の穴にはまった。

阿笠「最悪じゃ……」

その時、扉が開いた。

阿笠「待て!まだわしが使ってる最中じゃ!」

ホームレス「……」

阿笠「かなり深いから気を付けるのじゃぞ!」

ホームレス「……」

阿笠は、ウェットティッシュで片足を拭いた。

阿笠「哀君は、小さいから落ちたら大変じゃ……落ちたら……」



阿笠「歩美君が見つかったぞ!」

灰原「え!?どこにいたの!?」

阿笠「ボットン便所の下じゃ……」

灰原「!?」

阿笠「体が小さいから落ちてしまったのじゃ……」

灰原「何でそんな所に……」

阿笠「おそらくあそこなら誰にも見つからないと思ったのじゃろう……あんな汚い所、ホームレスしか近付かんからのう」

灰原「……生きてるの?」

阿笠「糞まみれだから生死を確認したくても出来なかった……」

灰原「……」

阿笠「哀君、ロープと防護服を持ってくるのじゃ。歩美君を救うぞい!」

灰原「分かったわ!」

阿笠の話は、全部嘘。阿笠の目的は、灰原をボットン便所に落として糞まみれにする事である。

阿笠(また糞まみれの哀君が見れるぞぉ~……うひひひひ)

数分後

灰原「……この中に吉田さんが……一週間以上……」

阿笠「そうじゃ」

灰原「……早く助けるわよ」

灰原は、扉を開けた。

灰原「待っててね……今助けに行くわ」

阿笠「どーん」

灰原「がはっ!」

阿笠は、灰原をボットン便所に突き落とした。

灰原「ぎゃああああああああ!糞がああああああああああああ!何するのよおおおおおおおおおお!」

阿笠「はあ、はあ、はあ、はあ、興奮するのう」

灰原「臭ああああああああああああああああああああい!ん?」

阿笠「はあ、はあ、はあ、はあ……」

灰原「博士!」

阿笠「何じゃ!?」

灰原「早くロープを!吉田さんがいたわ!」

阿笠「……えっ?」

歩美「」

阿笠(本当にいたのか!?)

ホームレス「……」

灰原「吉田さん!大丈夫!?」

歩美「」

灰原(し、死んでる……)

阿笠「ぐあああああ!」

灰原「博士!?」

ホームレス「俺の女(おかず)に触るな」

灰原「えっ?」

阿笠「ぐっ……」

灰原(吉田さんは……あいつに殺されたの!?)

ホームレス「……何故その中に死体があると分かった?」

阿笠「え、ええと……」

ホームレス「聞こえないのか?答えろ」

阿笠(言えるかああああああああ!糞まみれの哀君を見たかったからなんて!)

ホームレスは、阿笠の顔面に右ストレートを食らわせた。

阿笠「がはっ!」

灰原「博士!」

ホームレス「……言わないならバラバラにしてボットン便所に捨てよう」

阿笠「は!?嫌じゃあ!」

ホームレス「言わないお前が悪い」

ホームレスは、鉈で阿笠の右腕を切り落とした。

阿笠「うぎゃああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!」

阿笠の右腕は、ボットン便所に落ちた。

灰原「博士が危ない……でもここから出れない私には、何も出来ない……」

歩美「」

灰原「万事休すね……」

ホームレス「おら、おら、おら」

ホームレスは、阿笠の左腕と両足を切り落とした。

阿笠「あがああああああああああああ!!!!!あがああああああああああああ!!!!!あがああああああああああああ!!!!!」

ホームレス「うひひひひ、終わりだ~」

阿笠「ひいいいい……」

灰原「……一か八か」

灰原は、阿笠の右腕をボットン便所の穴に向かって投げた。

ホームレス「うわっ」

右腕はホームレスに当たり、一瞬の隙が出来た。

阿笠「隙あり!」

阿笠は、ホームレスに向かって勢いよく転がった。

ホームレス「ぐわっ!」

ホームレスは、倒れて仰向けになった。

阿笠「うおおおおおおお!」

ホームレス「ナメるなあ!」

阿笠「食らえ!」

阿笠は、両腕の断面から血を噴射してホームレスの顔面に浴びせた。

ホームレス「ぐわああああああああ!」

阿笠「突撃いいいいい!」

阿笠は、両足の断面から血をジェットの様に勢いよく噴射してホームレスにタックルを食らわせた。

ホームレス「がはっ!」

阿笠「終わりじゃあ!」

ホームレスは、鉈で阿笠の首を切り落とした。

ホームレス「お前が終わりだ」

阿笠「」

ホームレス「……なっ!」

阿笠の生首がホームレスの頸動脈に噛みついた。

ホームレス「や、止め」

阿笠の生首は、ホームレスの頸動脈を噛み千切った。

ホームレス「はあ、はあ……はあ…………は……………………」

阿笠「」

阿笠は、動かなくなった。

ホームレス「」

ホームレスも、動かなくなった。

灰原「……」

歩美「」

灰原「……」

阿笠「」

灰原「……」

ホームレス「」

灰原「だ、誰か助けて……ここから出して……」

この日以降、このボットン便所は誰も使ってない。

数日後、二体の腐乱死体が発見された。

歩美と灰原は、未だに行方不明である。


あとがき
もし阿笠の家のトイレが壊れなかったら歩美は、永遠に見つからなかったかもしれない。トイレの故障は、偶然なのか?真相は、謎だ。

https://i.imgur.com/4jQvAqx.jpg

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