すみれ妹「お姉ちゃんの後輩」 (18)
~ある雨の日~
ザアアアアアアアアアアアア
きな子「うわっ!!!急に降ってきたっす!」
メイ「何だよ、今日は天気予報で降らないって言ってたのに!」
四季「所詮は予報、こういう日もある」
夏美「近くにすみれ先輩の神社がありますわ!そこに避難しましょう!」
タタタ…
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~すみれの家の神社~
メイ「ハァハァ…」
夏美「な、なんとか助かりましたわね…」
きな子「でもビショビショっす…」
四季「しばらくはここで待機…でも…」
きな子「クシュン!」
夏美「このままだと風邪をひいてしまいますわ…」ガタガタ
すみれ妹「あ、あの…」
メイ「お?」
きな子「すみれ先輩…と思ったら先輩はこんなに小さくないっす」
四季「多分…すみれ先輩の妹」
夏美「ああ…そういえば見た事ありますの」
きな子「すみれ先輩にもこんなに可愛らしい時代があったんすねぇ~」
メイ「いやそりゃそうだろ」
すみれ妹「あ!もしやお姉ちゃんの後輩さん!」
メイ「ああ…まぁそうだな」
すみれ妹「ごめんなさい…今お姉ちゃんは…」
夏美「いえ、別にすみれ先輩に会いに来たわけじゃありませんの」
四季「4人で出かけてたら雨に降られちゃって…」
きな子「近くにすみれ先輩の神社があったから雨宿りしてるだけっす」
すみれ妹「そっか…」
すみれ妹「あ、じゃあ家の中に来ない?」
きな子「え?いいんすか?」
すみれ妹「ちょうど今家に1人だけで…」
メイ「子供1人で留守番か…すみれ先輩もいないのか?」
四季「すみれ先輩は今日、可可先輩とデートしてる」
メイ「何で知ってんだよ」
夏美「ああ…それなら雨宿りにかこつけてお2人でよろしくやってそうだからしばらく帰ってきそうにありませんの」
メイ「おい、子供の前だぞ」
きな子「まぁでも子供1人じゃ心配だし…」
四季「私達も寒さをしのぎたい…これぞWIN-WIN」
きな子「…というわけでよろしくっす!」
すみれ妹「やった!よろしくね!」
~数分後~
きな子「ふぃ~いいお湯だったっす!」
四季「服まで借りちゃって…恩に着る」
メイ「でもこれ…すみれ先輩の服///」
夏美「勝手にお借りしてよかったんですの?」
すみれ妹「多分お姉ちゃんもそうしたと思うし…」
きな子「…そうっすね」
すみれ妹「あ、あの!」
メイ「?」
すみれ妹「なんだかこの前、お姉ちゃんが皆にご迷惑をおかけしたみたいで…」
すみれ妹「なんか…すみませんでした」ペコリ
きな子「あ、ああ…いいっすよ」
夏美「結果的にどうにかなりましたし」
四季「すみれ先輩なりにどうにかしようと行動した結果」
メイ「だから全然気にしてないぜ!」
すみれ妹「そっか…よかった」ホッ
メイ「な、なんか熱くなってきちまったな…すみれ先輩の服ブカブカなのに…」
夏美「特に胸の部分がブカブカですわ」
メイ「うっせえ、そうだ!ゲームやろうぜ!」
すみれ妹「ゲーム?」
メイ「おう、丁度恋先輩から借りてきた奴今持ってるしな」ゴソゴソ
四季「何で持ってるの…?」ゴゴゴ
メイ「べ、別にいいだろ…」
きな子「ほら、妹ちゃんも一緒にやるっすよ」
すみれ妹「うん!」
夏美「ほら!そこでスマッシュですの!」
すみれ妹「うん!おりゃあああああああ!!!!!!」
きな子「ひええええええええええええええ!!!!!!」
メイ「なかなかやるな…流石すみれ先輩の妹…」
四季「それは関係ない」
~数時間後~
すみれ「ふぅ…大分遅くなっちゃったわね…」
すみれ「ったく、可可ったらハッスルしちゃうんだから!」
ガララ
すみれ「ただいま~」
すみれ妹「あ!おかえりお姉ちゃん!」
すみれ「うん…って!?」
きな子「あ、すみれ先輩おかえりっす!」
夏美「お邪魔してますの!」
すみれ「あ…あんた達なんでいるったらいるのよ!」
四季「実はかくかくしかじかで」
メイ「ふ…服も借りたぜ///」
すみれ「そう…そういう事なら仕方ないわね…それに」
すみれ「この子も世話になったみたいだし」ナデナデ
すみれ妹「えへへ…お姉ちゃんいい後輩を持ったね!」
すみれ「ふん、当然じゃないの!」
きな子「いや~2人並ぶとやっぱ似てるっすね」
メイ「そりゃそうだろ」
すみれ妹「あ、それとお姉ちゃん」
すみれ「ん?何よ?」
すみれ妹「可可ちゃんとお楽しみだったね!」
すみれ「!!??」ビクッ
すみれ「あ、あんたらこの子に何言ったの…」
夏美「何って…部内でのすみれ先輩のあれこれを言っただけですの」
四季「関係者周知の事実だと思って」
すみれ「そんなわけないでしょ!」
すみれ妹「それで、いつ2人は結婚するの?」ワクワク
すみれ「余計なお世話ったらお世話よ!」
~おわり~
これで終わりです
妹ちゃんの名前が出てくる日はくるのか…
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