雨の日、性暴行をする。 (178)


根暗な俺は同級生に「童貞だろ」と言われた事に何も言い返せなかった。

悔しくて、泣きそうにもなったが事実だ。

笑いものにされたのがとても恥ずかしかった。

だけどクラスの男子全員がセックス経験済みなのかとも思った。

俺を馬鹿にしたそいつも。

いや、アイツはチャラいしどっかの女子ヤッてるだろう。

何で俺だけ。

陰キャは俺以外にもいる。

なんで俺を狙った。

悔しい。

童貞も、処女もクラスの中に他にいるだろう。

ブサイクな男子、ブサイクな女子は童貞で処女だ。

悔しい。


でも学校の男子でもセックスした奴は、そりゃいるだろう。

そういう奴はなんか堂々してる気がする。

余裕か。

見栄か。

自慢か。

いいなと思う。

俺もそうなりたい。

やろうか。

相手はいないけど、なら無差別に襲うしかない。

そうすれば俺も童貞じゃなくなる。

自信が、つくだろうか。

「童貞だろ」となじられても上手い返しができるだろうか。

そうすれば友達もできるんじゃないだろうか。

悪いのは、俺。


決行日は雨の日。そして夜。

母には友達の家に遊びに行くと言って出る。

驚いていた母。

俺に友達がいるなんてと思ったんだろうか。

ちょっと嬉しそうだった。なんか持っていくかとも聞いてきた。

嘘はついたが今日の行いはその嘘を本当にする為にする事。

あまり遅くに帰ると心配される。

時間はかけられない。

俺は雨の中、黒の耐水性ジャケットとパンツを履いて待機する。

対象を探す。

一人でいる女。

不意打ちをして、襲う。

セックスする。

童貞を捨てる。

チンポがもうズボンの中で勃ちまくってる。

興奮する。

これからセックスするんだ…。

するぞ。

俺も胸を張って生きていきたい。


下1から3
襲う女性を安価。
気に入った対象を襲う。
設定内容は自由。作成項目例 名前、外見、職業、年齢、服装、性格、襲う場所、性経験、家族構成


「ヤッバー、もう。雨とか聞いてないんだけど」


雨音を貫いて聞こえてくる女の声。

彼女は小走りでピチャピチャと水を跳ね上げてきた。

じっと見つめる。

ここは俺の家の近くの路地。人通りは少なく身を隠せる場所もあり、何より雨のおかげで彼女はおそらく俺の存在は気付いていない。


「あーもう最悪」


まず目がいくのは、胸。

身長が俺より高いのを差し引いてもデカい。

めちゃくちゃでかい。

雨で体温が奪われているのに股間が熱くなってくる。

バルンバルンと弾む女のシンボルが堪らない。

あんなサイズは生で初めて見た。

迫力が違う。

しかも服が雨で濡れているのでうっすら下着も透けて見えている。

何もかもが初体験。

すごい。

エロい。

俺はこの日の為に買っておいた包丁と懐中電灯付き警棒を握りしめる。

暴力を振るうのは初めてだ。

躊躇うな。

セックスするんだ。

あの女がいい。

セックス。

レイプ。


もう体全体が濡れてしまっているせいか、女は脱力気味で小走りだった。

気付かれないように後を追う。

よく見れば金髪だった。

遊び人だろうか。

あの胸だ、相手には困らないだろう。


しかしあの女、およそ日本人離れした体型をしている。

大きすぎる胸の他にも短めのホットパンツからはみ出る尻肉はふくよかながらもキュッつり上がっている。

背もでかいしもしかしたら外国人かもしれない。

でもやらないと。

だってあんなにスケベな女なんだから逃がしたくない。

下1
→背後から警棒で頭を殴る。
→抱きついて包丁?で脅す。
→尾行して住居を特定する。


いつ殴ろうか。

まだ連れ込める路地裏や公衆トイレがある内にやらないと。

だけど彼女の軽装や濡れても小走りなのを見るに、目的地はここから近いんじゃないだろうか。

時刻的にも帰宅する可能性が高い。

このまま尾行し続ければあの女の家が分かるかもしれない。

やってみるか。

俺は帰宅中でありますようにと願って彼女を追った。


当たりだった。

彼女は分譲住宅の一つに入っていった。

プレハブ小屋みたいな外観で、中は住居にはなっているだろうがハッキリ言ってみすぼらしい住みかだった。

俺はちゃんとした一軒家に住まわせてくれている親に感謝する。

この分譲エリアには見た感じ防犯カメラもなさそうだが実際はどうなのか。

じっと立ち尽くしている方が危ないので素早く敷地内に入り、あの女の住居の外壁に引っ付いた。

カメラなんかない。

俺がここにいるのは誰にもばれない。

そう言い聞かせるが、危機感で心臓はバクバク言っている。




ピタッと住居の外壁に引っ付いたままこれからどうしようか考える。

迷う。

家はわかった。

さぁどうする。

その時、真上の小窓から明かりが指した。

驚いて上を見上げる。

バレた!

…。

いや。

シャワー?の音が聞こえてきた。

あの女だ。

あの女が風呂にはいっているんだ。

俺はチンポを取り出した。

雨が当たるが関係ない。

しごく。

あのスケベな女が壁の向こうで裸でいる。

ああ。

あああ。

下1
チンポの設定
サイズ、形、硬さ、射精量、タフネスさ、等


シャワーの音と壁の向こうの想像をオカズに激しくチンポを扱く。

他を知らないが、人より大きいと思っている俺のモノ。

今、俺の身体は雨で冷え切っているがここだけは湯気が立ちそうなくらい熱い。

まとわりつく我慢汁は雨で容易く流れる粘性じゃない。

「う゛ー、う゛ぅ゛ー」

余りの気持ち良さに声が出てしまう。

どうか彼女に聞こえませんように。だって抑えられないもの。

外でチンポを出している背徳感がヤバい。

ここ、俺の家の近所だった。

自宅はすぐそこだ。

「んう゛」

デカパイ外国人。

見つけたよ。

見つけちゃったよ。

「う゛っ」

躊躇せず精液を吐き出した。

彼女の家の壁にぶちまける。

雨で流されても、何度でも出す。

壁の向こうの彼女に届け。

「う゛~、う゛~」

超気持ちいい。


取り合えず満足してしまった。

まだまだ出せるけど。

そろそろ帰らないと母が心配するかもしれない。

彼女の家は分かった。

こんな近くにあんなスケベな女がいたなんて。

決断して良かった。

世界が広がったのは女性を襲おうと思ったお陰。

実行しようと思わなければ知る事の無かった出会い。

ありがとう…。

下1
→この家に侵入する。
→帰る。

これって後日また来たり設定にある母親とか妹も犯せたりするのかな?


ここなら通える。

家族に都合をつけて外出しなくても、深夜とか、人知れず赴くことはできそうだ。

帰る事にしよう。

帰ってまたオナニーでもするかな。

ゆっくりと彼女の住居から離れた。

スッキリした。

明日からの楽しみもできた。

背中に隠している包丁と警棒を触る。


「あれ? なにしてるの?」


心臓が跳ねあがる。

呼び止められたのは俺。

声の主は背後。

ポツポツと後ろの人がさしている傘に落ちる雨の音が聞こえる。


「ねぇ」


振り向けない。

誰?

その人が近づいてきて。

俺の前に立った。


「こんばんわー」


同級生の天ヶ瀬だった。

>>22 気にはなるが優先すべきは当該キャラ本人。

>>24
回答ありがとう
とりあえず初期3人攻略で
一回目でヤれなくてもまた別の機会があるって感じでいいのかな
あと最初のキャラ堕としたらキャラ追加とかやるんですか?


「なにそのマスクとサングラス」

俺の格好がおかしいようで笑う天ヶ瀬。

黒一色のいでたちでそれは怪しさ満点だが彼女は俺の今の在り方を普通に受け入れているようだ。

顔見知りだからだろう。

良く話もしている。

中学から知っている女子。

俺が犯罪をしようとしていたなんてこれっっぽっちも思っていない。

ありがたい信頼。

馬鹿みたいな純真。

そういう奴だと俺は前から知っている。

「ランニングしてたの~? マスクはより呼吸しづらくして肺を鍛えるからって、わぁすごいね。でもサングラスは? 恥ずかしいから? いやいや~」

言い訳を全部信じてくれた。

日頃の行いのおかげか、どうなのか。

「でも雨具着てても大分濡れてるよ。もう帰った方が良いよ。私もさっきまで学校にいたから早く帰りたいー」

下1
→口封じのために包丁で刺して近くの茂みに連れていく。
→一緒に帰る

>>25 霞原 柚葉は出て来るかは分からない。天ヶ瀬 海夏ともHがあるかは分からない。とりあえずは吉宮アリサを狙うだけ。あれもこれもとヤッてったり、考えたりするだけでもエタりそうなので欲張らずまずは一人手を出して完結を目指す。


天ヶ瀬はスイッと傘を持つ手を前に出す。


「帰ろ」


俺は彼女の傘に入って帰宅する事にした。

事を荒立てる必要はない。

天ヶ瀬は何も怪しんでいない。


「痩せたいの?」


普段通りの会話を行えばいい。

服の下にある包丁の柄を握りながら、俺は天ヶ瀬との他愛無いお喋りをし続けた。


「じゃあね、おやすみー」

天ヶ瀬との別れはすぐにやってきた。

だってあの外国人女の住居と俺の家は近いのだから。

純朴を装って同級生を見送る。

見つかったのが彼女で良かった。

まさかマスクとサングラスをして雨具のフードをかぶっていても俺だと分かるなんて。

…良く分かったな。

遠ざかっていく、傘を差す天ヶ瀬の後姿が少し怖かった。


家に帰って、自分の部屋に戻る。

この部屋の窓はちょうど外国人女の住居がある方を見れるようになっていた。

あそこだ。

おお、家に灯りが点いてるかどうかくらいは分かるぞ。

チンポを出す。

あそこに彼女がいる。

また出会えるんだ。

ティッシュを手に取って俺はまたそこに射精した。

「お゛…お゛お゛……」

まだまだ。

次のティッシュに射精する。

普段は処理が面倒なので家でここまで出さない。

けどこの精液入りティッシュはあの住居に放り投げるつもりなので問題ない。

また次のティッシュ。

「ん゛う゛」

あの住居を窓から眺めながら5発も出して、この日はベッドに潜った。


それからは深夜に外国人女の住居に行って壁越しに彼女の生活を観測した。

といっても声はあまり聞こえず、物音を聞く位だけど。

だが彼女の名前と素性は大体分かった。

近所なので母からそれとなく聞いたらやっぱり知っていたんだ。

吉宮アリサ。

なんでもグラビアアイドルをしているそうだ。

彼女のスタイルならそれは納得だが俺の一個下らしいが信じられない。あの胸と身長で年下なんて、俺じゃ見向きもされないだろう。普通なら。


アリサのイメージビデオをネットで購入して視聴した。

大きな胸をこれでもかと強調した動画で、ほぼAVだと思う。見た事ないけど。

人気があるのかは知らないが彼女の家は貧乏らしく、それでこんな事も頑張っているとの事。

あの夜はハッキリわからなかった顔も動画で確認した。

可愛い。

父親は日本人らしいが母親は外国人なのでこのプロポーションなのだろう。外国人すごい。

俺はイメージビデオをオカズにして何回もシコった。

マジで可愛い。

エロい。

エっロ。



また雨の日が来た。

雨は好きだ。

姿を隠せる。

陰キャの天気だ。

犯罪日和。



アリサは家族と暮らしているので彼女の家で襲うのはリスクがデカい。

やはり計画通り、外で襲おう。

前回、包丁を背中に仕込んでいたら皮膚を切っていたので今回は警棒だけにした。

まぁ前みたいにアリサが路地の視覚で待機している俺の前を通るとも限らないんだが。


「はぁー最悪」


通った。

しかも前と同じく傘を差さず、雨に濡れた状態で小走りしていた。

同じく夜だがもうアリサの顔は覚えている。

暗いが彼女本人だとしっかり確認できた。

よし。

襲おう。

レイプする。

アリサとセックスする。

下1から3 コンマ大
→後ろからアリサの頭を警棒で殴る。
→アリサに後ろから抱き着いて一緒に地面に倒れる。
→アリサが転んで頭を打ったので駆け寄る。
→その他


だがアクシデントが起こる。

小走りのアリサが足を滑らせ転んでしまった。

後ろに倒れ後頭部を打っていた。

思わず反射で駆け寄ってしまう。

チャンスと思ったのか。

それとも心配になってしまったのか。

下1から3 コンマ大
→意識が朦朧としている。警棒を顔面に数発叩き込む。
→大丈夫かは分からないが意識を失っている。おっぱいを吸う。
→すぐに起き上がって痛がった。彼女と目が合い、知り合いになった。
→その他


しかし彼女は俺が傍に行く前に体を起こす。


「っつたぁ~。マジ転んだぁ」


ぶった後頭部をさするアリサ。


「ん?」


近くに来ていた俺に気付く。


「え、なに」


視線が泳いでしまう。

どうしよう。

殴るか?

やるか?

背中の警棒を握る。

…取り合えず普通に接しよう。


「大丈夫かって? もー大丈夫じゃないよぉ。あぁ、こぶできてきた。ほら」


ブロンドの髪をめくり上げて見せてくるがこぶがあるかは分からなかった。


「はー濡れるし最悪。救急車? いいよっ、それはいいっ」


アリサは立ち上がったが、雨でぬれた上に転んだ事でげんなりしている様だ。

もう去ろう。

レイプ対象と顔見知りになるなんて駄目だ。

今日もマスクはしているが前回、天ヶ瀬におかしいと言われたサングラスはつけていない。

覚えられたくない。


「はぁ」


…。

俺は折れ畳み傘をアリサにあげた。


「え?」


返さなくていいとだけ伝えて走り去る。

なにをしてるんだ?

なんで傘をあげた。

走る。

やってしまった。

俺は性欲以上の感情をアリサに持ってしまったのか。

イメージビデオで妄想を膨らませすぎて恋をしてしまっていたのか。

だから良い格好してしまった?

よくないぞ。

これはよくない。

帰ってオナニーしよう。精液と一緒にこの不相応な感情も吐き出してしまわないと。


映像の中で水着を着てポーズをとるアリサ。

わざと胸を揺らすように跳ねたり、尻を強調するカメラアングルだったり。

エロい。

こんなのエロすぎる。

卑猥な女子だ。

男にシコられる為のビデオって分かってやってるだろ。

嬉しい事にアリサは売れているのかイメージビデオの数が一つだけじゃなかった。

新作の予定もあるとの事。

いい。

アリサいい。

エッチ。

もっと俺にオカズを。


「う゛っ」


数いる彼女のファンと同じように俺はイメージビデオをオカズにして射精しまくった。


天ヶ瀬のせいで俺はランニングを日課にする羽目になった。

毎日ではないが俺は外を走る様にしていた。

勿論、人目が少ないルートを選んでいるが…。


「ハァハァハァッ」


柄じゃない。

すぐに息が荒くなる。

言い訳にランニングしているなんて言わなければ良かった。

そんな俺を後ろから追い抜かす人が現われた。

その人はすぐにこっちに振り向く。


「雨の時会った人じゃーん。やっぱそうだよね~?」


アリサ。吉宮アリサ。

今日の俺は素顔を晒している。

マスクだけじゃやっぱり駄目だったか…。


「前会った時、この人ランニングしてる人かなぁとか思ってー。そんで私も走って体形維持しなきゃな―とか思っちゃってー」


アリサはその場で足踏みをしながら喋る。

スポーツ用の格好なのか、大きな胸はある程度締め付けられていてバインバイン揺れはしない。ゆっさゆっさはしている。


「お互い頑張らないとねー」


これ以降、アリサとジョギングをする事が増えた。

連絡先を交換したりもした。

傘は返してもらっていない。

取り合えず、仲良くなった。

下1 アリサは同じ高校かどうか。


そして一番驚いた事は。


「同じ高校だったのビックリなんだけど」


向こうが俺を知らないのは当たり前だ。

だが俺がグラビアアイドルのアリサを後輩だと知らなかったのは無知過ぎた。

母も知っていて当たり前だと思って言わなかったのだろうか。


「先輩」


アリサは俺がそう言われると恥ずかしがることに気付いた。


「せんぱぁい」

「センパーイ!」

「パイセン」

「せ・ん・ぱ・い」


誰からも慕われた事なんかない。

なのでアリサのいじわるは応えた。

耳が犯される。

恥ずかしい。


「ふひゃははは!」


からかわれ、その反応を見られ下品な笑い方される。


「イメチェン頑張れよぉ、陰キャ先輩」


俺が普段ランニングなんかしない人なのはすぐバレた。


ランニングしてると髪が邪魔になってきたので対策しようと思う。

床屋に行って結構切ってもらった。

大分短い。

慣れないけどまぁすぐ慣れる。

そして髪を切った後の初登校。

学校へ行くには路面電車を使う。


「…」


小さな駅で電車を待つ。

朝なので利用客は多い。

俺自身がまだ慣れてない髪型のせいで突っ立ってるだけで恥ずかしさを感じる。


下1
→吉宮アリサが来て、その反応
→天ヶ瀬海夏が来て、その反応


電車を待っているとちょこん、ちょこんと横歩きで俺に近づいてくる女子がいる。

アリサは俺とは路面電車に乗る時間が違うので彼女じゃない。

ちょこん。


「髪切ったんだ」


天ヶ瀬だった。

だと思った。

からかうような接近のしかたがこそばゆい。


「似合ってるよ」


恥ずかしい。


「かっこいい」


そういうんじゃない。やめてくれ。


「最近、走るのも頑張ってるもんね。偉いなー」


電車が来た。

天ヶ瀬と一緒に乗る。

彼女は電車の中でも俺を褒めちぎった。

嬉しかった。


学生が多いこの時間の路面電車は小さい車両のためか乗っている人たちが普通に喋っていて静かじゃない。

乗客も多いので座席に座れるのは稀だ。


「床屋?美容院?」


天ヶ瀬も普通に喋ってくる。

俺も普通に喋る。

…。

ん?

下1
→天ヶ瀬が痴漢されてる?(助けない)
→俺、痴漢されてる?(怖い…)


尻になにかが何度も触れる。

たまにある。

狭い車内だし。

…。


「それでさー」


天ヶ瀬と他愛ない話を続ける。

尻に手が添えらえた。

手だ。

形で分かる。

俺の尻に誰かの手が触れている。

え。

え。

痴漢?

俺、男なのに?


いやまだそうと決まったわけじゃない。

偶然。

もしくは人混みでそうせざる負えないだけ。

そうに決まってる。

だが尻にあてられた手が小刻みに動き出す。

怖い。

恐怖感が芽生える。

なんで俺が。

怖い。

やめてくれ。

あ…あっ。


「あっ」

「どうしたの?」


思わず声が出てしまった。

だって前に手が来たんだ。

股間にも手が来た。

チンコをズボン越しに触られた。

おい。

電車なのに。

人が周りにいっぱいいるのに。


「?」


気付くな天ヶ瀬。

気付かれたくない。

こんな。

こんな姿。


「そう、なんでもないならいいけど」


どうしよう、どうしよう。

早く駅についてくれ。

下1から2
痴漢者を安価。
まったくの新規、登場人物の家族と紐づけも可能。
設定内容は自由。作成項目例 名前、外見、職業、年齢、服装、性格、性経験等。

基本、女性で。男でも可能だけど採用率は高くないと思う。
安価下1から2 どっちか採用

名前 吉宮 アズサ
職業 学生(読者モデル)
年齢 14
服装 制服
性格 一見清楚で優しい完全美少女。自分の容姿に絶対の自信を持っており、男の子を手玉に取ることに快感を持っている
性経験 無し
備考 アリサの妹
   アリサと同じ金髪碧眼、153cm。けどアリサと違ってAカップ
   友人には控えめな優等生を演じているが、実際はかなりの自信家
   姉との胸の格差が若干コンプレックス

痴漢者は>>63
他のキャラもどこかで出てくるかもしれない


股間を触る手がチンポを執拗になでる。

そんな事をされたら…くそ。

堪えろ。

電車内で勃起なんて駄目だ。

学生服ズボンで勃たせたら股間の盛り上がりは丸分かりだ。

堪えろ。

堪えろ。

あ。

ああ。

勃つっ。

やめてくれ。

あああ!


勃起したチンポがズボンを押し上げる。

ここで駅に到着するがまだ俺の降りる駅じゃないし、この状態で動きたくもない。

人が更に乗ってきて、天ヶ瀬が立ち位置を変える。

俺の前に来て背中を向けた天ヶ瀬。

そこは。

必死に腰を引いて股間が当たらないようにする。

背後に人。

多分痴漢者。

そしてチンポが握られた。


「っっ」


小さい手だった。

女性。

背中からの感触で、痴漢者はあまり背が高くないと思う。

だからなんだ。

やめてくれ。

痴漢者は両手でチンポを握ってきた。

チンポの形を調べているかのよう。

触り続けられてはいつまでたっても勃起はおさまらない。

腰を少し振って拒絶を伝える。

痴漢者はいなくならない。


更に腰を動かす。

すると、痴漢者を振り払う事に専念していたら盛り上がった股間の先が天ヶ瀬の尻に触れてしまった。


「…」


彼女は特にリアクションは取らなかった。

でも。

気持ちよかった。

先端が天ヶ瀬の身体に触れて、快感を感じた。

変態にチンポを握られているのに。

悔しい。

もっと擦り付けたい。

下1
→天ヶ瀬の尻と、痴漢者の手で気持ち良くなる。
→痴漢を堪え続ける。


なんとか勃起を鎮めないと。

射精すればいいんじゃないのか?

一回で満足しないのはいつもの事だがこの状況を乗り切るにはそれしかない。

射精すれば。

天ヶ瀬の背中。

尻。

スカート。

俺は腰を少し前に出す。

チンポの先が天ヶ瀬の尻に触れる。


「あ、狭い?」


天ヶ瀬がちょこちょこと少し前に出る。

この混み具合ではそれが限界だろう。

俺は更に腰を進める。

スカートを少し押し上げるくらいにチンポを押し付けた。

尻の感触も味わう。

天ヶ瀬ぇ…。


「…ぁっ」


くっつきすげてごめんと謝る。


「し、仕方ないよ」


最高のエロス。

痴漢者の手もチンポを掴み続ける。

なんならシコりだした。

気持ちいい。

これ最高。

イク。

初めて女の身体を使った快感。

すごい。

めちゃくちゃ気持ちいい。


興奮で鼻息が荒くなる。

天ヶ瀬の耳にも届いているだろう。

なんなら俺が勃起チンポを当てているのに気づいているかもしれない。

けど今は射精の事しか考えられない。

少し我慢してくれ天ヶ瀬。

痴漢がいるんだ。

下1から3 コンマ大
→チンポを出して天ヶ瀬のスカートに大量ぶっかけ
→ズボンの中で射精
→痴漢者に寸止めされる
→瞬時に振り返って痴漢者に大量ぶっかけ


もう射精したいのでズボンからチンポを取り出す。

前にアリサの住居傍でも外でチンポを晒したので度胸はついてる。

流石に驚いた痴漢者が手を離した。

最後に一回、天ヶ瀬の尻に生ちんぽを擦り付ける。

イク。

瞬間、その場で後ろに振り返った。

ギョッとする痴漢者。

俺は見下ろす。

少女だった。

しかも外国人。

アリサといい、縁がある。

俺は痴漢者に向かって精液を吐き出した。


「~~~~~」


少女は声を出しこそしなかったが驚いていた。

仕返しだ。

騒がないなら我慢する必要はないので出せるだけ出す。

濃い白濁液が少女の衣服を穢す。

ぶっかけは好きだ。

顔まで届けさせたかったが他の人にもかかってしまう可能性があるので角度を抑えて射精しまくる。

というか痴漢者、中学生だった。

前まで俺も通っていた中学校の制服。

不真面目な奴め。

スカートにもいっぱい出してやる。


「ちょ…」


太ももにも。


「んうぅぅ…!」


やりかえしてやった。

このビッチ中学生め。


悔しそうな表情で俺を睨むメスガキ。

俺も視線を合わし、馬鹿なことはするなと睨む。


「~~…」


もうすぐ駅に着く。

チンポしまわないと。

するとメスガキはスマホを取り出した。


下1
→首をつかんで絞め、きり抜ける。
→射精を録画されていて、脅される関係になる。


彼女のスマホにも精液がぶっかかっている。

が、画面内では動画が再生されていた。

俺の射精した瞬間の映像。

撮られていた。

メスガキは無音の動画から、音量ボタンをいじろうとした。

慌てて止める。


「く、くくっ」


精液をぶっかけらた悔しさをのぞかせながら笑うメスガキ。

俺はこの動画をネタに今後脅される事になった。


早速、メスガキに学校近くの公衆トイレに連れていかれた。

天ヶ瀬が不思議がっていた。


「学校? 関係ないわ」


メスガキと個室に入るやいなや便座に座らされ見下ろされる。

日本語は喋れるのか。


「どうするのコレ。制服がきったないザーメンでいっぱいだわ」


…。


「ちょっと遊んだだけなのにこんな仕返しされる何て思ってもみなかった」


物凄く怒っている。

痴漢する方が悪いのに。


「お金」


今は言う通りにするしかないので財布を渡す。


「少ないわね」


…。

千円取られて財布を返される。


「今後は定期的に私にお金を貢いでね。しないとこの動画、ネットとかにバラまくから」


下1から3 コンマ大
→メスガキを殴りまくる。
→少女にいい様にされるのも悪くない。チンポだして千円分のエッチを頼む。
→その他


密室。

今後の人生。

それを考えた結果、身体が動く。


「きゃっ」


メスガキを個室のドアに押し付け、すかさずチンポを出す。

すぐに勃起した。


「ちょ…!」


足を上げさせ、マンコにチンポを突っ込む準備。

幸い美少女。

俺がセックスするにはお釣りがくる女だ。

チンポをくれてやる。

普通に生活してたら絶対にエッチできない美少女。


「やめてっ」


メスガキの力は弱い。

チンポをおマンコに添える。

そして一気に突き上げた。


「ひゃあ!?」


入らない。

童貞が仇になった。

ちゃんとした穴の位置が分からない…。


「嫌嫌嫌々!」


力は弱いもののこう暴れられるとさらに狙いが定まらない。

離れるしかなかった。


「この、猿っ…変態…!」


痴漢をした奴の言う事か。

離れたものの興奮は冷めていない。

メスガキも勃起チンポが気になっている感じだった。


「言う事聞きなさいよ…っ。私には動画があるのよ」


シコる。


「ちょっと!?」


シコって、またぶっかけた。


「ああ、ああ!」


マーキングだ。

諦めないぞ。

セックスする。

コイツともセックスする。

俺のチンポを絶対オマンコに入れてやる。


「このぉ…」


俺のチンポってデカいか聞いた。


「は!? でかい方なんじゃないの!よく知らないけど、もう!」


嬉しくなってもっとぶっかける。


「あぁ!」


ふと、ここなら顔にかけてもいいんだと気づいた。

メスガキの顔面に精液を放つ。


「ん!?」


出しまくる。

すると彼女は息ができなくなって座り込む。

そこへ更に追い打ち顔射を続ける。


「はぶっ、ん!」


顔射は好きだ。

いい。


「もう、やめへぇ…、すごい、すごいからぁ……おっきいから、チンチンすごい……ぶくぶく……くっさぁ゛…」


顔にかけまくったらメスガキがぐったりした。

俺も満足して、動画を消すように言う。


「分かったぁ…」


ついでに敬語で話すように言う。

俺は年上なんだから。


「はい……消しました…」


問題は解決した。

出しまくったのでチンポも萎えてきた。

セックスは無理か…。

早く学校に行かないと。


「くそぉ゛…」


悔しがるメスガキの声。

悪いのはどっちだ。


無事、始業前に教室へ着く。

天ヶ瀬が話しかけに来たが適当にごまかした。

おかしな中学生もいたものだ。

いつかレイプしよう。


今日のランニングはアリサも一緒だった。

そういう日はわざとペースを早めている。

彼女に汗をいっぱいかかせる為。


「めっちゃ走るじゃん」


ランニングウェアで汗をかくアリサがエロい。

デカ過ぎて抑えつけても膨らみを隠せない胸。

ピッチリしたレギンスに包まれたプリケツ。

ポニテ。

襲いたい。


下1から3 コンマ大
→ポニテを掴んで草むらにぶん投げる。
→まだ良い関係を築き続けた。


まだ、その時じゃない。

今はこの関係を維持すべきだ。


「一人じゃ絶対走るの続けられてないよ~」


それは俺もだった。


手を出さないのは、出したくないからなのか。

彼女みたいな美少女は少し時間が経つだけで俺から離れるというのに。

それを実感させる出来事が起こった。


「これ、見てみ」


学校の休み時間。

それは俺を良く童貞と弄る男子から。

クラスの他の男子にも見せていた動画を俺にも見せてくれた。

少しは仲良くできているだろうか。

そしてその動画はアリサのフェラチオ映像だった。

この男子、木村が彼女にしてもらった時に撮影したらしい。


「めっっっっちゃ気持ち良かったわ」


アリサの目元こそモザイクが入っているが、他は無修正の動画で恥ずかしながら学校で興奮をしてしまった。

クラスの女子は木村を「最低」と言って睨んでいる。

アリサのフェラ。


「初めてだったんだってよw」


俺が襲ってればその初めても貰えたのか。

いや、木村が普通にアリサにフェラをしてもらった以上その考えも虚しいだけ。

今までアリサを襲わなかった事に俺は後悔した。


アリサのフェラ動画を見た帰り道は雨だった。

折り畳み傘をアリサにあげたのを忘れていて、他に雨具がない。

買って帰ろうとしたがメスガキに千円とられてお金がなかった。

帰りの路面電車でもらったフェラ動画を見ながら考える。

アリサの事はショックをだった。

俺が襲おうと思っていた女が他の男と寝るなんて。

木村はセックスの動画も持っているそうで、それを見たい人からお金を取っている。

アリサのセックス。

見たい。

イメージビデオ以上の、本当のエロ。

アリサにチンポが入ってる。

木村とアリサ。

俺じゃない男とアリサ。

見たい。

何度も、何度もフェラ動画を見る。

若干アリサの髪に黒色が混じっているのが気になった。


下1から3 コンマ大
→夜、帰り道のアリサを警棒で襲う。好きだったので叩きまくる。
→電車内で勃起してしまっている所、アズサと会う。
→免許を取ってバイクを買おう。天ヶ瀬が一緒に乗りたがっている。
→お金を払ってアリサ?のセックス動画を買う。


木村とアリサの関係には嫉妬している。

だからむちゃくちゃにしたいと思う。

けどそれがイケない感情というのも分かっている。

外を知ろうとしたあの雨の日から学ぶことが多い。

木村もアリサも悪い事はしてないのに襲うのはおかしい。

うん。

襲いたいけど。

殴ってみたい衝動は全然あるけど。

一回忘れてみよう。

ランニングを始めたように。

髪を切ったように。

今までしてこなかった事をしてみよう。


気になっていたバイクの免許を取った。

格好つけてると思われるのが嫌で手を出さなかったが格好つけて何が悪い。

背が高くないのも免許を取らない理由だった。

でも調べれば俺でも足つきの良いバイクはあるじゃないか。

免許、取った。

やった。

まぁ、免許もバイクのお金も親が出してくれたんだけど。

親からの条件は絶対に事故を起こさない事、合わない事。

合わない事のは自分じゃどうしようもないんだけど。


新品のバイクが来た。

天ヶ瀬も家に来た。


「わー。わ~」


同い年が二輪に乗るのに興味が尽きないらしい。

そして俺が自動車学校に行ってるとき、約束をしてしまった。


「乗りたいなぁ、バイク。後ろに」


最初はやんわり躱していたが何度もそう言われて俺は観念してしまう。

だけど学校の講習中にある事実を知った。

今の今まで天ヶ瀬にも言えなかった事。

キラキラした目でバイクを見る天ヶ瀬。

手にはこの日の為に買ったというヘルメット。

そんなもの買っていたなんて。

俺は天ヶ瀬に二人乗りは免許取って1年以内はしてはいけない事を教えた。

天ヶ瀬は崩れ落ちる。


「早く言ってよぉ~~」


ごめん。


下1
→違反上等で二人乗りする。
→後日、天ヶ瀬も原付免許取って一緒に走る。


この日は悔しがる天ヶ瀬を置いて一人でツーリングに出た。

公道を走るのは最初怖かった。

でも走るのが気持ち良くて思わずスピードを出し過ぎてしまう。

気を付けないといけない。

ああ、走る時の風の気持ち良さは格別だ。


「おかえり」


帰宅すると、まだいた天ヶ瀬が家で出迎える。

本当に申し訳ない気持ちになるので帰ってほしかった。

恨むような顔で俺を見てくる天ヶ瀬。

帰らせる。


「ふん、じゃあね!」


後日、彼女はドヤ顔で原付に乗って現れる。

買っておいたヘルメットと原付がまったく似合っていない。

原付と俺のバイクじゃ速度が合わないので一緒に走りたくないと言ったら怒られた。


「誰のせい」


珍しく怒りが長続きしている。

しょうがないので一緒に走る。

遅い。

でも彼女にスピードを出させるわけにはいかないので置いてけぼりにはしない。


「私も二輪の免許取ろうかな」


休憩中、そう言ってきた。

確かにバイクで走るのは気持ちいいな。

また世界が広がった。

アリサのフェラ動画の事とかも、どうでもいい様になっていた。


ある日の学校で、珍しくアリサが俺のクラスに来ていた。

彼女は木村と話している。


下1から3 コンマ大
→例のフェラ映像はフェイク動画だとアリサは怒って乗り込んできていた。
→木村の嘘から出た真で、あれはフェイク動画だったが二人は実際に付き合うようになった。
→フェラ映像の事も知らず、アリサは俺を訪ねてきた。俺も周りも、彼女を奇異の目で見る。


アリサはかなりの大声で木村に詰め寄っている。

俺を含め、周囲は聞き耳を立てるかビックリしながら二人の間に割って入っている。


「あんな動画作って馬鹿じゃないの!?」

「それはさぁ」


どうやらあのフェラ映像、相手はデリヘル嬢らしい。

アリサを模した格好をさせ撮影したという。

その事実にその後にセックス動画に怒る男子が幾人。


「嘘を事実に…」


木村の顔が跳ねた。

アリサの平手の威力に木村は泣き出す。

この二人、知り合い同士ではあったらしいが木村は一歩踏み込もうとしてあの動画を作ったとの事。

いっそ本当に付き合っちゃう?を実行したのか。

正攻法では付き合えないと踏んだ故の行動。

木村の気持ち、俺には分かる。

アリサは高根の花だから。


「あっ」


一部始終を見ていた俺と目が合うアリサ。

最近バイクに乗っているのでランニングがおろそかになり、彼女とはそこまで会わなくなった。

それだけの関係だった。

そのアリサは俺の所へ来ようとしたが先生が来て止められる。

木村は高校生なのにデリヘルを利用して停学になってしまった。

一部ではアリサが所属する事務所の闇の力だろうと言われたが木村はしばらくしたら登校してきたのでそれはないハズ。

この騒動は客観視できた。

アリサの事は以前より気にならなくなった。

俺は人としての成長を感じた。


「最近走らないんだね」


アリサにそう言われたので、たまにはと天ヶ瀬を誘ってランニングをした。


アズサに再び出会ったのは雨の日、一人でランニング中の時だった。

近所に住んでいるらしくばったり会った。


「げ」


これは俺の声。

アズサは。


「お」


と言った。

彼女もランニング中らしい。

流行っているのだろうか?


「貴方で良いわ。よし、恋人ごっこしましょう」


彼女、アズサは姉に彼氏くらいいると言ったがそれは見栄で実際はいないという。


「いなくてもいいのに、お姉ちゃんはそれを笑うの。自分だっていないくせに」


周りに使える男がいなかった所、俺と再会したらしい。

下手に断ると初邂逅の出来事を利用して何かされそうなので話に乗る事にする。

今のところ、唯一まともに触れた女でもあるし。

自己紹介も初めてここでした。


「吉宮アズサよ」


瞬時に後悔する俺だった。


今までコソコソと通ってい吉宮の住宅の敷地にバイクで乗り入れる。

アズサとその姉アリサ、そして母ソフィアが俺を出迎えた。


「彼氏よ」


まあどうでもいいかと利用される事にした俺はぺこりと頭を下げる。

ソフィアさんは「あらあら」とそわそわしていた。

アリサはポカーンとしていた。


「どうお姉ちゃん」


読モをしているというアズサが俺なんかを連れてきたのも驚きの要因だろうか。

俺はアリサに首根っこ掴まれて隅っこに連れてかれる。


「マジなの、どうなの」


下1 返答


「だろうと思ったよ!」


俺は妹を煽るのはイケないと注意する。


「ほっときゃいいのに嘘で彼氏面とかしないんでほしいんだけど。お母さんとかどうすんの」


逆に注意された。

コツンと小突かれる。


「いつの間にアズサと知り合ったのよ」


その経緯は話せないな、絶対に。


「……」


まだまだ納得しないアリサは俺を睨む。

無視して母親への説明を彼女に頼んだ。


「ちょっと人の彼氏に何してるのお姉ちゃーん」


この日はピエロになったアズサの嘘彼氏自慢を3人で付き合った。


その日の帰り。

バイクにまたがるとアリサが来た。


「バイクなんか乗ってたんだ」


そういえば言ってなかった。

それすら知らない間柄なんだ、アリサとは。


「格好良いね」


二人乗りさせてよと言ってきたのでできないと返す。


「なんかさぁ、どんどん明るくなってきてるよね先輩」


自覚はない。


「家知られちゃったなぁ」


裕福じゃない家庭を見られたくなかったアリサ。

ずっと知ってたよ。


「じゃ、おやすみ」


バイクを発進させようとしてちょっと止まる。

なんか気落ちしてるアリサに、俺の家そこと指さして去る。

「は~~~!?」という彼女の声が背中に聞こえた。

アリサは走ってきて、車庫にバイクを入れた後もそこで30分くらい談笑した。



暫く月日が経って。

雨の日。



下1から3 コンマ大
→アリサは彼を好きになっていた。思いは募るが勇気が出ず、卑猥な誘いをしてしまう。
→帰りにアズサと濡れて路面電車に乗る。彼女は下手で出るとエッチな事をしてくれるので…。
→濡れて帰ってたらソフィアと会って家でシャワーを浴びるように言われる。チンポ見られる。
→天ヶ瀬と付き合う様になった。誰もいない放課後の教室でキス。


放課後の教室に残っているのは俺と天ヶ瀬だけだった。


「雨やまないね」


相槌を返す。

濡れるのを覚悟で帰ろうと思えば帰れるんだが、しない。

俺達は手を握り合う。

天ヶ瀬は俺の彼女で、俺は天ヶ瀬の彼氏になっていた。


「雨って嫌だよね。ランニングもツーリングもできないし」


頷いたが、俺は雨が好きなままだ。

身体をくっつけ合いながら窓の外を眺める。

こんなイチャイチャさせてくれるのは珍しかった。

天ヶ瀬は身持ちが固いので付き合ってもそれ以前と変わりない関係のままだったから。


「え…キス…?」


許しを請う。

迷って、彼女は頷いてくれた。

キスする。

初めてのキス。

唇と唇が触れ合う。

舌を突っ込むとかは絶対拒否される。


「……しちゃった」


嬉しい。

幸せで胸いっぱいになる。

だけどこの後も天ヶ瀬はキスをまともにさせてくれなかった。

当然Hも。

昔はセックスすなら女を襲えばいいと思っていた俺にとってそれはもどかしすぎた。

俺は早く天ヶ瀬とHがしたい。

いつ、できるんだろう?


自慰のオカズには相変わらずアリサのイメージビデオを使っていた。

最近出た新作で鬼のようにシコる。

映像を流しながら、窓の外の彼女の住居を見てヌく。

彼女がいるが、それはそれ、これはこれだ。


「いっぱいしよ」


映像の中のアリサが喋る。

Hな台詞を言わされてるアリサがエロい。

性欲と愛情はやっぱり別なんだろうか。

いや、天ヶ瀬がHな事してくれないせいだ。


「すっご~い」


アリサ。

アリサ。

イク…っ。


天ヶ瀬と一緒に下校して、帰り道。

小雨だがまた雨が降ってきた。


「これなら走って帰れるよ」


俺は無理矢理雨宿りをさせた。

ある公園の軒下。


「帰ろうよ」


天ヶ瀬に抱き着く。


「きゃっ」


天ヶ瀬。

天ヶ瀬が相手してくれないとおかしくなる。

俺は天ヶ瀬の彼氏なのにアリサでヌキまくってるんだ。


「駄目……まだ高校生なんだよ」


天ヶ瀬…。

したい…。

天ヶ瀬ぇ…。


「やっ…胸、ダメぇ…!」


下1から3 コンマ大
→制服を無理やり脱がして胸を揉みまくる。
→突き飛ばされ、走り去られる。
→我に返って走り去る。その先に別のキャラ名

我に返って走り去る。その先に
登場済みならソフィア
未登場も出していいなら莉瀬

コンマ00は100です。
>>148はソフィアの方が展開的にエロそうなのでソフィア。


嫌がり続ける天ヶ瀬に俺は思い直して、彼女から離れる。


「はぁ…はぁ……、ごめんなさい……」


俺も謝って走り去る。

昔なら罪悪感なんかなかった行為。

彼女とエッチな事がしたい。

それだけだった。

それが良くない事?

天ヶ瀬とはここまでか。

途端に関係を壊してしまった。

やってしまった。


家の近くまで来て息が切れ、呼吸を整える。


「先輩? めっちゃ濡れてんじゃん」


アリサが話しかけてきた。

偶然そこにいた。


「どしたの」


アリサ。


「なんかあった?」


アリサ。


「先輩」


アリサ。


アリサの住居にお邪魔した。

母親も妹もいない。

俺はアリサにさっきやった事を話した。


「最低」


ハッキリ言われる。


「謝ってきなよ」


俺は動かない。

もし許してもらっても今後また同じ衝動が怒らないとは限らない。

アリサはポットを沸かしていて俺に背を向けている。

とても無防備だ。


邪な考えが芽生えたが、スマホに天ヶ瀬から着信が入る。

「ごめんなさい」と。

「仲直りしたい」と。

良い子だ。

俺にはもったいない。

そう。

そうだ。


「あったかいお茶飲んだらさ……」


アリサが背を向けながら話す。


下1から3 コンマ大
→天ヶ瀬の所に行く。天ヶ瀬END
→アリサを襲う。お湯が彼女の身体にかかってグラビアできなくなる。
→アリサがお尻を突き出してる。傍に行っても拒絶しない。浮気する。


俺は立ち上がって天ヶ瀬の所に戻ると告げる。


「そ」


お茶は貰わずに外へ出た。

スマホで天ヶ瀬がいる場所を教えてもらって走る。


彼女はまだ外にいた。

俺は駆け寄って抱きしめる。

さっきみたいにエロい目的じゃない。

天ヶ瀬の身体は冷えて震えていた。


「ごめんね」


俺も何度も謝る。


「私、するよ。我慢させてごめんね」


今度は俺が断った。

天ヶ瀬は無理しなくていい。

俺の性欲を断ち切る為にも俺が彼女に合わせるべきだ。


「ごめんね…」



天ヶ瀬との関係は続いた。

アリサも木村と付き合う事になった。

俺はアリサの家を観察することも、イメージビデオを見る事も止めた。

休みの日、天ヶ瀬とのツーリングに出かける。

彼女も普通二輪の免許をとって同じ速度で走った。

遠方の道の駅で休憩すると天ヶ瀬は無駄なものを良く買う。


「これ珍しくない? これも、これも!」


パンパンのリアボックスの中にさらに物を入れようとするので俺の方に乗せた。


「次はどこ行こっか!」


ツーリングの途中にそんな事言いだす彼女がとても愛おしかった。

今日は良く晴れている。


END

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