ワルい奴らの集まる学園に転校することになった…【安価】 (43)


都内の海上に建設された人工島、九頭島。


その中に存在する九頭龍学園。かつては何処にでもあるような普通の学園であったがある日を境に日本中から有数の悪童が集う事になり、今となっては島全体が混沌とした雰囲気に包まれていた。


喧嘩の腕で頂点までのし上がりたい者。

大人に束縛されない自由な暮らしが欲しい者。

ひたすらにスリルを求める者。

異性を支配してハーレムを作り上げようとする者。

人工島の混沌を利用して暗躍を企む者。


しかし様々な悪巧みや陰謀が蔓延るこの学園特区に今、一人の転校生が降り立たんとしていた…!


九頭龍学園、校門前

男「……ようやく着いた」

男(ここが九頭龍学園、かつては文武両道にして秀才たちの集まる進学校だったが今では悪い学生達の溜まり場だと聞く)

男(学生同士の喧嘩は勿論、ヤバいブツの取引だの人身売買だのヤの付く人間が土地を取り締まっているとか散々な噂が立っている……日本で一番最悪の学園との噂だ)

男(俺がそんなやっばい学園に転校することになった理由、それは…>>3)

親が超巨大なジャパニーズマフィアで後継修行のため(無理やり)


男(俺の親は超巨大なジャパニーズマフィアで裏社会では顔を効かせてる方だ)

男(親父は俺に後を継がせたいらしくて普通の公立校に通っていた俺を無理やりこの学園に転校させたんだ…)

男「けどこうして振り返ると……やってることはメチャクチャ毒親じゃん、くそ…!」

男(これまでごく普通の高校生として過ごしてきたのにいきなりこんなヤベーとこに連れてこられるなんて、いったいどうなっちまうんだ俺の青春は)



ガヤガヤ…

校門を潜ると何やら玄関の前が騒がしくなっている


男(…? なんか騒がしいな、なんかやってるのか?)

校門の前でいったい何が起きていた?>>5

弾き語りしている生徒がいた、しかもめっちゃ上手い


玄関前でギターを弾きながら歌っている生徒がいた

演奏も歌も非常に上手く通りかかる生徒達はみんな歌に聞き惚れている

?「~~~♪」

男(……上手いな、前住んでた所にもストリートミュージシャンって居たけどヘッタクソな奴しかいなかったな)


弾き語りしていた生徒の見た目、特徴>>7

液状

おっぱいデカくて銀髪ショートピアスバチバチにつけてる


世界観的にあれなんで>>8にします、今後も無理そうな安価は前後を採用するかも


ジャン♪ジャッジャン♪ジャジャーン♪

銀髪「~~~♪……ふぅ、みんなありがとー」


パチパチパチ

男(つい聞き入ってしまった…)ぱちぱち

男(つうか平日の朝っぱらから学校で弾き語りとか自由すぎるだろ…、噂通りに何でもアリだな)

銀髪「………ん?あんた、見ない顔だね」

男「……え、俺ですか?」

銀髪「そうだよ。毎朝ここでライブやってっからさ、少なくともこの時間帯に登校してる奴の顔はだいたい覚えてるんだ」

男「えっと……実は今日転校してきたばかりなんだ」

銀髪「なんだ、物好きなヤツもいるもんだな……ほらよ」

男「んぐっ!?キャ…キャンひぃ…?」

銀髪「お近づきの印……ってやつ、早起きして来れたらいつも演ってるからまた来なよ。それじゃ」


そういうとその女生徒は手をひらひらと振りながら颯爽と去っていった


男(………かっけー、ああいう女がここのスタンダードだったりするんだろうか?)

男「あ、いけね……俺もそろそろ行くか」



先生に案内されて教室に行くと教室には数名の生徒がいただけだった、これでも普段よりはいる方らしい


先生「えー、それでは挨拶を…」


男の名字と名前>>10
ついでに銀髪さんの名前>>12


天海 大和 (あまみ やまと)

ソフィア・カルティアイネン



大和「天海大和といいます、よろしくお願いします」


シーン…


大和(普通なら転校生なんて存在は注目の的になるんだろうけど……ここでは俺になんて興味が無い人ばかりなんだろうな)

大和(それはそれで良いけど、ってあれ…?)

ソフィア「…」ぱちぱちぱち

大和(あの人……同じクラスだったのか)





ソフィア「よっ、お疲れさん」

大和「君は……まさか同学年だったなんて思わなかった」

ソフィア「なんだ?ケバいから歳上にでも思ってたのか?」

大和「そうじゃなくて、去り際が余りにもカッコよかったから先輩かと思ってたんだ」

ソフィア「はは、そりゃ誉め言葉として受け取っておくよ。私はソフィア、ソフィア・カルティアイネンだ。」

大和「あっ、外国の人だったんだ」

ソフィア「そっ、生粋の英国人だけど生粋の日本育ちでもあるのさ」


思いがけない再開に少しだけ安心感が持てる、先ほど知り合ったばかりだがやはり心細さというものは少しずつ消えていくからだ


その後は一通りの授業を受けて昼休みになった。

大和(ヤバい奴らしかいないって聞いてたけど今のところは普通だな……他の生徒の出席率の少なさを除けば…)


昼休みになったけどこの後はどうする?>>17

自分で作ってきた弁当を食べる。このレスのコンマが高いほど上出来。


昼休み、屋上にて


大和(弁当作ってきて正解だった、なんか購買の方は殺気立ってる奴らばっかりだったし)カパッ

大和「うん、今日も我ながら美味である」モグモグ

大和(ファミリーのみんなも俺の飯は美味いって言ってくれてたし、唯一の取り柄だよホント)




「ーーー!」

大和「…うん?」

大和(あれ…誰か入ってきた)


咄嗟に物陰に隠れて観察すると明らかにギャルっぽい見た目の女子生徒三人が一人の女子生徒を囲んでいる

三人は女子生徒を突き飛ばしたり倒れた女子生徒をカメラで撮影して笑っていた


大和(うわ…ドラマか漫画でしか見たことねえよ、あんな露骨なイジメの現場、胸糞悪いな…)


思いがけずイジメの現場に遭遇した大和の行動>>20

何やってるの?と空気を読まずズカズカ乗り込む

ギャルA「きゃはは、コイツまじなんもしてこねーし」

ギャルB「ガン無視とかマジキモいんだけど」

ギャルC「なんか喋れよ、じゃねーともっと恥ずかしい写真撮っちゃうけどー?」

女子生徒「………」


大和「……ったく、しゃあないな…」

ギャルA「はっ?アンタ誰だよ!?」

大和「俺の事なんかどうでもいいだろ、ここで飯食ってたらあんたらが来たから何やってるのか気になっただけだけど?」

ギャルB「はぁ!?オメーには関係ないだろうが!?ぶっ殺すぞ!?」

大和「殺すって言葉は殺される覚悟のある人間しか口に出しちゃいけねーってパピーに習わなかったのか?」

ギャルB「あぁ…?」

ギャルC「ちょい、もうやめよーぜ……コイツ何かやばそうだし」

ギャルA「ったく……あーもう萎えた、こんなキモいのほっといて行こ行こ」

ギャルB「………ちっ、おまえ後で覚えておけよ」




大和「………行ったか」

大和(ったく、やっぱああいう事がここでは日常茶飯事なのかね…さて)

大和「えっと、大丈夫か…?」


女子生徒の名前と見た目、性格(大和の問いに対しての返答もあれば)>>24



鈴「大丈夫です~、助けてくれてありがとうございました~」たぷんっ

大和「い、いや……別に大したことはしてないし…」

大和(胸デカっ…!?シャツのボタンがはち切れそうなんだが…!!?)

大和(落ち着け大和、初対面の人間の乳をガン見だなんて失礼にも程が有りすぎるだろ…!)


大和「えっと、なんでイジメられてたんだ?普段からああいう事されてんの?」

鈴「はい、私がぼーっとしていたのが悪いんでしょうね、昔からそういう人に目の敵にされやすいので…」

大和「そうか、そりゃ大変だったな」

鈴「けど最近はもう慣れてきたので、私はもう平気ですよ~」

大和(……よく見たら肘とか足にすり傷や絆創膏が貼ってあるな、平気とは言ってるけど本当に大丈夫なんだろうか?)


キーンコーンカーンコーン

鈴「あ、もう昼休み終わっちゃう……」

大和「あのさ、俺は天海大和っていうんだけど。せめて名前だけでも教えて貰えないか?」

鈴「私は山野鈴、この学園の3年生なんだ。また機会があったら今度はゆっくりお喋りでもしよっか~」

大和(3年生……せ、先輩だったのか)←2年生

その後、特に身に入りそうもない授業が終わり放課後前もって渡されていたこの島での住まいへ行くための地図を広げる

大和(ここを曲がって………ここがそうか?)


地図で案内された大和の住まい>>28から先に2票入った物件

①学園内の隅っこにある学生寮
②市街地に存在する古びたアパート
③ファミリーが用意してくれた一軒家

3


大和(一人暮しをするにしちゃあ少し大きすぎやしないか?)


学園からそう遠くない所に存在する住宅街、その一角に存在している新築物件が俺の新しい家だ

俺の親がこの日の為に土地を買ってわざわざ建てたという


大和(俺を谷底に落としたいのか甘やかしたいのかどっちなんだよ、まったく)


とはいえ新天地においての一日目、やはりはじめての一人暮しというものはやはり楽しみでもありそわそわしている


大和(やっぱ親とかファミリーのみんなの監視の目が無いのは気楽だよな……!!)


しかし玄関の扉を開けるとそこには大和の思惑とは裏腹に見慣れた姿の人が立っていた…

大和の天海ファミリーからのお目付け役の名前、見た目と性格>>34

学生にするのか大人の付き人にするのかどっち?

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