十時愛梨誕生日ＳＳです

短めですがよろしくお願いします

P(十時愛梨は担当アイドルにして、同棲相手……)

P(あと、肉体関係……げふげふ)

P(とはいえ、同棲を始めて最初の頃は……)

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愛梨「プロデューサーさん！今日の晩ご飯は自信作ですよっ！」

P「おぅ、楽しみだなぁ」

愛梨「愛梨とくせい……」





愛梨「アップルパイですっ！！」



P(たまには米の飯が食いたいなぁ……)ﾊﾟｸﾊﾟｸ

P(いや、美味いんですけどね)ﾊﾟｸﾊﾟｸ

P(そんなある日……というか、健康診断結果が出た日だった)



ちひろ「プロデューサーさん！！」ﾊﾞｧﾝ

P「あ、はい。何かありましたか？」

ちひろ「何かじゃありませんよ！この診断票の数字！！」ﾊﾞｼﾊﾞｼ

P「どれどれ……あぁ、γ-GTPがかなり高いですね。あと……」

ちひろ「その下です！」

P「えっと……血糖値ですか？数字だけ見ると何か基準値の倍みたいですけど」

ちひろ「もう！この数字って、糖尿病かそれ寸前の値なんですよ！」

P「えっと……米や甘いものを制限するってアレですよね」

ちひろ「そうです！これじゃあ、ドリンクを押し売りできない……エナドリで回復できないじゃないですか！！」

P(今、さりげなく本音が……)

―家

P「というわけで、しばらく甘いモノ禁止になった」

愛梨「えぇ～そんなぁ～」

愛梨「今日のティラミス、うまく作れたのにぃ……」

P「まぁ、また良くなったら愛梨のお手製のスイーツが食べられるさ」

愛梨「むぅ……」





P「あと、余ったからと今日のケーキをかな子にやるのは禁止な」

P「あいつもとんでもない数字が出たらしい」

愛梨「はぁい……」

愛梨(……)

愛梨(プロデューサーさんに私の手作りを食べさせられない→私の愛を届けられない→二人は破局)

愛梨(がーんっ！)



愛梨(こ、こうしていられないよぉ……)

愛梨(だって……プロデューサーさんのこと、大好きだもん)

愛梨(と、十時愛梨、頑張ります！！)

愛梨(それから……)



まゆ「家庭料理ですかぁ？」

響子「教えるのは構いませんけど、一体……？」

愛梨「実は……」



葵「魚を三枚に卸すときはこうちゃ！」

愛梨「ふぇぇ……にゅるにゅるしてます……」



時子「ハッ、ホルモンすら触れないくせに愛を語る気？」

愛梨「が、頑張ります！」



真奈美「スモークする時な火の取り扱いと煙に注意だ」

愛梨「(火の前は)熱いから脱いでもいいですかぁ？」ｼｭﾙｼｭﾙ



肇「女性は無理に腰を使わずに、足で踏んでうどんの生地をまとめていきましょう」

愛梨「腰の使い方なら毎晩プロデューサーさんに……」(///)

ネネ「まってちがう」

愛梨(こうして頑張っていって……)





まゆ「いいでしょう。ここに愛梨さんに家庭料理をほぼ履修したことをたたえて」

響子「誕生日パーティーを開きましょう！」

愛梨「誕生日ですか？」



愛梨「えっと……」

愛梨「誰の？」



みんな『愛梨さん(ちゃん)のです！！』

愛梨「あ。今日8日だったんだぁ」





ゆかり「愛梨さんは天然さんですね」

翠「そうですね。気を付けないといけませんね」

法子「二人がそれを言う？」

美由紀「翠ちゃんも天然って自覚してくれないかなぁ?」

愛梨(そうやってみんなに手助けしてもらったのに、誕生日の私を祝いしてくれて……)

愛梨(私もできる範囲でみんなにお返ししていきたい……そう思いました)

愛梨(やっぱり、この事務所の人達は素敵です！)



愛梨(あ。もちろん、プロデューサーさんが一番ですけどね)(///)

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愛梨「ご飯も出来てますし、お風呂も入れてありますけど」

愛梨「愛梨とくせいのリラックス(意味深)はどうでしょうかぁ？」



P(こりゃ、今晩も徹夜かなぁ)

P(まぁ、誕生日だし……)



P「じゃあ、愛梨で」

chu!

愛梨「あ……」

愛梨「はい！愛梨とくせいリラックスコース、一名様ごあんないしまーす！」



おしまい