【ウマ娘】トレセン学園にて、二周目【安価・コンマ】 (326)

オールリセットに近い形での二周目です



宜しくお願いします

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「運良くトレセン学園にトレーナーとして雇ってもらえた俺は毎日忙しく仕事をしている」



「自分の実力でトレセン学園への就職を勝ち取ったと思っていたが、この多忙な環境を考えるとそうとも言えない」



「休みはほとんど無くあっても半日だけ。十分に休めているとは言いがたい」



「しかしそれを苦痛とは思わない、担当のウマ娘の為なら休みは惜しくない」



「今日も授業が終わってこれからトレーニングの時間だ。俺が担当しているウマ娘は……」



下2 ウマ娘の名前

再安価はしませんが、とある理由でもう一つ安価を投げます



下2 ウマ娘の名前を

安価把握


下2 ヒシアマゾンの特徴等

ヒシアマゾン「トレ公!こんなとこで何してんだい?」



ヒシアマトレ「ここに来た時のことを思い出していたんだ。お前との出会いは強烈だったからな」



ヒシアマゾン「アタシはそうでも無かったけどね。裸を見られるくらいどうってことないよ」



ヒシアマトレ「年頃の女子高生がそれでいいのか?」



ヒシアマゾン「アタシがいいって言ってんだからいいんだよ!」



ヒシアマトレ「あの状況は最悪通報されなかったから俺にとってはそれでいいんだがな…」



ヒシアマゾン「アンタもいいってんならそれでいいじゃないか」

ヒシアマゾン「そうだトレ公に一つ相談があってね。アタシ以外に担当を持つ気はないかい?」



ヒシアマトレ「いきなりどうしたんだ?まあ担当するならお前と適正が似ているウマ娘がいいな」



ヒシアマゾン「なら問題ないね!あの子は中距離と長距離がメインだからアタシと似たようなもんさ!」



ヒシアマトレ「誰なのか教えてくれないか?」



ヒシアマゾン「メイショウドトウさ!ちょっと色々あってトレーナーが居ない状況なんだよ」



ヒシアマゾン「ウマ娘には担当が不可欠だろ?アンタはアタシしか担当してないんだから丁度いいじゃないか!」



ヒシアマトレ「丁度いいって…勝手に話しを進めないでくれ」



ヒシアマゾン「いいからあの子の所に行くよ!さっさとついてくる!」



下2 メイショウドトウとどうなったか

トレーナー室にて



ヒシアマゾン「約束通りトレ公を連れてきたよドトウ!」



メイショウドトウ「へぇ…?」



ヒシアマトレ「事情はよくわからないが担当になるくらいなら構わない。むしろ君はー」



メイショウドトウ「救いはあったんですねぇ!ふつつか者ですがよろしくお願いします!」土下座



ヒシアマトレ「開幕土下座はやめてくれ!」



ヒシアマゾン「アンタ、ここまでこの子は苦しんでるんだよ?それなのに担当しないだなんて言ったらどうなるかわかってるね?」



ヒシアマトレ「担当しないなんか言ってないだろ?」



メイショウドトウ「はぁ~良かったですぅ……」



ヒシアマトレ「担当が一人だけで余裕はあったから問題は無い。だがここまで必死なのを見ると少し気になるな…」

ヒシアマトレ「前の担当と何があったんだメイショウドトウ?」



メイショウドトウ「うう~…それは…」



ヒシアマゾン「理由によっちゃ担当しないだなんて言い出したらアタシとタイマンだよ!」



ヒシアマトレ「そうは言ってないが聞いたおかないといけないだろ」



ヒシアマトレ「言いたくないとしてもこの場だけは言って欲しい。そうでないと君を信用することができない」



ヒシアマトレ「君の口から説明してくれ、メイショウドトウ」



下2 理由を

メイショウドトウ「ううう……あの人…とにかくセクハラ酷かったんですぅ…」



メイショウドトウ「隙あれば胸を触ろうとしたり…着替えを覗こうとしたり…服を盗まれた事もありました…」



ヒシアマトレ「それは酷いな…」



ヒシアマゾン「胸を触る?」



ヒシアマトレ「アマゾンはちょっと離れとこうな」



メイショウドトウ「へぇ…?」



ヒシアマトレ「アイツ羞恥心が無いんだよ。俺の前で平気で裸になるし、勝負服は下着無しだ」ヒソヒソ



メイショウドトウ「ひぇぇ~!」



ヒシアマトレ「おまけにこの前なんか身体測定胸が大きくなったが触ってみるか?って俺の手掴んできたからな」



メイショウドトウ「それで……触ったんですか…?」



ヒシアマトレ「それはまあ一旦置いておこう」



メイショウドトウ「置きたくないですぅ!」

ヒシアマトレ「わかった、何があっても君には触らない。それで良いか?」



メイショウドトウ「ヒシアマゾンさんのトレーナーさんなら安全だと思ってたのに…少し信用が無くなりました…」



ヒシアマトレ「どうすれば信用してくれる?」



メイショウドトウ「うう…」



ヒシアマトレ(なんだかさっきと立場が逆になったな)



メイショウドトウ「ええっと、それじゃあ…」



下2 メイショウドトウのセリフ

メイショウドトウ「触らない誓いの書を一筆書いてくださぁい」



ヒシアマトレ「それで信用してくれるなら書こう」



メイショウドトウ「これで安心ですぅ…」



ヒシアマトレ「しかしそんなトレーナーがこの学園に居たとはな。クビになって当然だがそんな話しは聞かないぞ」



メイショウドトウ「トレーナーさんは女の人なんですぅ…」



ヒシアマトレ「なに…?」



メイショウドトウ「同性同士だとセクハラは認め辛いって…生徒会長にもそう言われたんですぅ!」



ヒシアマトレ「シンボリルドルフ…会長として仕事をしているとは言えないぞ」



メイショウドトウ「エアグルーヴさんからは証拠が無いって言われましたぁ!」



ヒシアマトレ「む…それは一理あるぞ。ボイスレコーダーでもいいから証拠は必要だ」



メイショウドトウ「録音しようとしたんですぅ!でもなぜか撮れてなかったり、突然壊れたりしたんですぅ!」

メイショウドトウ「理事長に掛け合ったらなんとか担当は外してもらえたんですぅ…」



ヒシアマトレ「そっちの事情はよくわかった。後で一発書くとして、君を担当してもいいか?」



メイショウドトウ「宜しくお願いします…」



ヒシアマトレ「よし…終わったぞアマゾン!」



ヒシアマゾン「アタシ抜きで話しはまとまったのかい?」



メイショウドトウ「お世話になることになりました…」



ヒシアマゾン「そうかいそうかい!今日からアンタともチームメイトってことだね!」



ヒシアマトレ「名トレーナーならば二人を育てるくらいどうってことは無いはずだ。これからは良い意味で忙しくなりそうだな」

今日はここまでです



またお願いします

質問でもなんでもないけど個人的に

ブラトレ…中村悠一
マヤノトレ…沢城みゆき(中性的な声だと思ってる)
ゴルシトレ…杉田智和
オグリトレ…神谷浩史 

で脳内再生される

ベテラントレーナーが不在って事はダークな話は控え目になるんだろうか?

>>34
そういうの想像してくれるの嬉しいです
ゴルシトレが杉田さんはもうそうとしか思えない。あの人の声でパエリアとかチャーハンって言ってる


>>35
その予定ではありますが、ヤシマが居なくても様子がおかしいのは居ますからね

ヒシアマトレ「メイショウドトウが俺のチームに入るのはいいんだが目標をどうするか」



ヒシアマゾン「アタシは有マに出て去年のリベンジだね!」



メイショウドトウ「去年は勝てなかったんですか…?」



ヒシアマトレ「追込み切れずに五着だ。去年の有マは一着のメジロマックイーンがレコードで勝った印象しかないから、三着以降は結構忘れられてるんだ」



メイショウドトウ「すいませんそんなつもりじゃなかったんですぅ!」



ヒシアマゾン「負けたのは事実だから気にしてないさ」



ヒシアマトレ「メジロマックイーンは有マで脚を壊して再起不能とも聞いたんだが…退学になっていないということはまだ走るつもりだろう」



ヒシアマゾン「マックイーンとタイマンがアタシの目標だね!」



メイショウドトウ「凄いです~!」

ヒシアマトレ「凄いです~じゃなくてお前はどうするんだ?」



メイショウドトウ「正直あのトレーナーさんから逃げるのに必死で…トレーニングもまともにできてなかったです…」



ヒシアマゾン「ならまずは基礎トレーニングからってとこだね」



ヒシアマトレ「アマゾンは重賞に向けて実践的なトレーニングをしていこう」



ヒシアマゾン「任せときな!」



ヒシアマトレ「メイショウドトウは軽くウォーミングアップをしておいてくれ。それから基礎トレーニングに入ろう」



メイショウドトウ「わかりました~」



下2 このあとどうなったか

トレーニング場



ヒシアマゾン「……」



ヒシアマトレ「よそ見なんかしてどうしたんだ?」



ヒシアマゾン「あれ見てたんだよ」



ナリタブライアン「よし……」



ブラトレ「いい調子だぞ…ブライアン…」



ヒシアマトレ「規定周回タイム2位のナリタブライアンか。練習だっていうのに随分と飛ばしているな」



ヒシアマゾン「周回タイム一位のサイレンススズカは海外に行っちまったからね。実質一位はブライアンだよ」



ヒシアマトレ「彼女に勝たなければ有マの優勝は無い。ナリタブライアンも去年の有マは二位で悔しい思いをしたはずだ」



ヒシアマゾン「ブライアンは三冠を狙ってるって言ってたからね。有マは最後の一冠だから当然気合いも凄いだろうね」

ヒシアマトレ「アマゾンは三冠に興味は無いのか?」



ヒシアマゾン「無いって言ったら嘘になるけど今は次のレースしか考えてないよ!」



ヒシアマトレ「アマゾンはそれでいいんだ。長期的な目標を持つより目の前のレースに勝つ。そうすればいつのまにか目標は達成しているだろう」



ヒシアマゾン「トレ公となら勝てるって信じてるからね!」



ヒシアマトレ「一緒に勝ち進んで有マに出よう」



ヒシアマゾン「そしてブライアンを倒す!いい感じにやる気にもなってきたよ!」



下2 このあとどうなったか

ゴルシトレ「よぉ露出女~合同トレーニングしようぜ~」



ゴールドシップ「しようぜ~」



ヒシアマトレ「出たなホモ組」



イナリトレ「今は多様性の時代だ」



イナリワン「露出だホモだ下ネタはいいんだよ!」



ヒシアマゾン「三人とも追込みだし合同トレーニングも悪くないね」



ヒシアマトレ「合同トレーニングって言ってもいつもの併走だろ?」



ゴルシトレ「さすがわかってんなセガから金もらってんのか?」



ヒシアマトレ「セガはいいからやるなら早くやるぞ」

併走中



イナリワン「おらおらーー!」



ヒシアマトレ「イナリワンの調子は悪くなさそうだな」



イナリトレ「最初はオグリキャップやタマモクロスの担当になろうとしたんだが、俺では実力不足だった。ブラトレがそれを教えてくれた」



ゴルシトレ「ブラトレの野郎ぉ何様のつもりなんだっての」



ヒシアマトレ「彼の正確なアドバイスは評判になってる、先輩風を吹かせたいわけじゃないんだし、いいじゃないか」



イナリトレ「ブラトレは先を見通せる力があるとも言われている」



ゴルシトレ「そんなの嘘に決まってんだろぉ」



ヒシアマトレ「嘘でもそう言われるくらい凄いってことだ」



ゴルシトレ「任天堂みたいな奴はあんま好きじゃないんだよな~」



下2 このあとどうなったか

ブラトレ(やはり彼らは問題なさそうだ。問題が起こる前に対処すれば大抵のことは解決できる)



ブラトレ(やはり問題なのはあの二人か。ルナとルナトレだ)



シンボリルドルフ「モブDの入学は取り消して正解だった」



ルナトレ「あんな気性の荒いウマ娘はトレセン学園には合わないから当然だよ」



シンボリルドルフ「そうだ、当然だ…」



ルナトレ「だからモブDの編入の時のタイムを君が使ってもなにも問題無いんだ」



シンボリルドルフ「問題無い…皇帝がランク外だなんてことはあってはいけないんだ」



ルナトレ「生徒会長がランク外だなんて有り得ないからね。落ち目のウマ娘がトップなんか笑い者になっちゃう」



ルナトレ「だからこれは必要なことだったんだよルナ」

シンボリルドルフ「モブDが悪いんだ。あんな性格をしているからトレセン学園には入学できない」



ルナトレ「何度も言うけど君はなにも悪くないんだよ」



シンボリルドルフ「私は皇帝で生徒会長だ」



ルナトレ「エアグルーヴやナリタブライアンには知らせないで良かったと思うよ。あの二人は関係ないことさ」



シンボリルドルフ「ブライアンが…二位……」



ルナトレ「気にしない方が君の為だよ。地方のウマ娘は使ってこそ価値があるんだからこれからどんどん利用しよう」



ルナトレ「君は皇帝として正しい振る舞いをしているんだ。何も気にせず次のことを考えよう」



下2 このあとどうなったか

……ピッ



ブラトレ(とりあえず今の会話は録音しておいた。役に立つかはわからないが備えておこう)



ブラトレ(ヤシマが居なくともこういうやつは変わらなかった。どこまでも自己中心的な奴だ)



ブラトレ(手遅れになる前にルナは救いたいが難しいか。それに敵は奴だけじゃない)



ブラトレ(メイショウドトウにセクハラをしたというトレーナーも気になる。前にそんな奴は存在していなかった)



ブラトレ(彼女がうまくルナを味方につけたのも気になる。詳しく調べておいた方がいいな)



ブラトレ(不安なことは少しでもなくしておきたい。そうすることが正解への道筋なんだ)

トレセン学園内にて



ブラトレ(居ない…彼女はどこに居るんだ)



ブラトレ(メイショウドトウとの契約が破棄されただけで謹慎にはなっていないから学園内に居るはずなんだ)



ブラトレ(次のターゲットに近付いているのか?それとももう既に…)



ブラトレ(早く見つけた方がいいな。もう一度くまなく探そう)



ブラトレ(人が集まらない所に隠れている可能性もある…)



下2 このあとどうなったか

「あのトレーナーがセクハラなんて間違いだよ!」



ブラトレ(誰が話している…?)



「……」



ブラトレ(声が大きいと言われたか…何も聞こえなくなった)



ブラトレ(会話からしてメイショウドトウのトレーナーのことについて話していたな)



ブラトレ(ここには少なくとも二人居て、一人は彼女の潔白を信じている。もう一人はどうなんだ?)



「……」



ブラトレ(ダメだ何も聞こえない。こうなったら中に入って話しを聞くしかないか)



ブラトレ(怪しいだろうが仕方ない。俺が嫌われるならそれでいいんだ)



下2 中の様子など

マヤノトップガン「トレーナーちゃんはセクハラトレーナーなんかじゃないよ!」



エアグルーヴ「しかし実際に被害が出ている」



マヤノトップガン「そんなのおかしいよ!」



コンコン



エアグルーヴ「誰だ!」



ガチャッ



ブラトレ「少し気になる会話が聞こえてな…詳しく聞かせてもらえないか…?」



エアグルーヴ「断る。これはプライベートに関する問題だ」



ブラトレ「同僚がセクハラで捕まって欲しくない…だから話しを聞きたいんだ…」



エアグルーヴ「貴様……」

ブラトレ「マヤノトップガンは彼女の担当なのか…?」



マヤノトップガン「担当じゃないけど相談にも乗ってくれて凄くいいトレーナーだよ!」



エアグルーヴ「それはお前に近づく為の手段に過ぎない」



マヤノトップガン「絶対に違う!!」



ブラトレ「冷静になった方がいい…」



マヤノトップガン「うるさい!」



ブラトレ(マヤノが情緒不安定なのは変わらないのか。なら病院への通院もさせた方がいいが…)



ブラトレ(今はメイショウドトウのトレーナーを優先したい。マヤノを洗脳しようとしている可能性もある)



下2 このあとどうなったか

バタンッ



ブラトレ(部外者は関係ないと追い出されてしまったか)



ブラトレ(あの場に残り続けてもマヤノにとって良くは無かった、これで良かったと思っておこう)



ブラトレ(さてセクハラトレーナーをどうしたものか……)



オグリキャップ「君はナリタブライアンのトレーナーだな」



ブラトレ「……オグリキャップか…」



オグリキャップ「君の活躍はよく耳にする。ナリタブライアンを育て上げただけじゃなくトレーナーにもアドバイスをしているそうだな」



ブラトレ「自分にできることを…やっているだけだ…」



オグリキャップ「他人に構えるだけ羨ましい。私は未だにトレーナーがつかないんだ」



ブラトレ「それは…」



オグリキャップ「私に遠慮しているのは分かっている。地方から出てきたウマ娘を潰したくないという思惑は肌で感じている」



オグリキャップ「私も悪いんだ。中央のトレーナーという存在を信用しきれていない」



ブラトレ「その態度が…表に出てしまっているんだな…」



オグリキャップ「そうだと…思う」

ブラトレ「俺でよければトレーナーになる…」



オグリキャップ「気持ちはもらっておく」



ブラトレ「信用できるようになれば…いつでも来てくれ…」



オグリキャップ「考えておこう」



ブラトレ「そうだ…君に聞きたいことがある…セクハラトレーナーについて知らないか…?」



オグリキャップ「最低な男だな」



ブラトレ「違う…そのトレーナーは女性なんだ…」



オグリキャップ「本当か?」



ブラトレ「その反応を見る限り…知らないんだな…」



オグリキャップ「話題になっているもの聞いたことがない。何かの間違いじゃないのか」



ブラトレ「そうであって欲しいところだ…」



下2 このあとどうなったか

休憩中



ヒシアマゾン「ブライアンもこっちと練習するかい?」



ナリタブライアン「私は一人で走っている方がいい」



ヒシアマゾン「まさに一匹狼ってヤツだね」



ナリタブライアン「こっちの方が性に合っている。トレーナーもそれを分かってくれているんだ」



ヒシアマゾン「トレーナーとはうまくいってるんだね」



ナリタブライアン「優秀な奴だが私から話し掛けなきゃ口開かない程、無口なのは直してほしい」



ヒシアマゾン「お喋りよりそっちの方がいいじゃないか」



ナリタブライアン「アマさんはトレーナーとどうなんだ」



ヒシアマゾン「アタシは普通だよ」



ナリタブライアン「普通か…」



ヒシアマゾン「特に不満も無いしうまく付き合っていけてるよ」

ナリタブライアン「変なことをされていないならそれでいい」



ヒシアマゾン「変なことってなんだい?」



ナリタブライアン「分からないなら何も言うことはない」



ヒシアマゾン「そうかい?変ってことはないけど×××を舐めるのは抵抗はあったね」



ナリタブライアン「なに……?」



ヒシアマゾン「その代わりにトレ公もアタシのを舐めるっていうからやってあげたけどー



ナリタブライアン「待ってくれ」



ヒシアマゾン「汗だくになりながらうまぴょいするのも好きだよ。ストレス発散にもなるし」



ナリタブライアン「待ってくれ……頼むから…」



ヒシアマゾン「最近のお気に入りはケツでうまぴょいかな。準備が大変だけど一番イイ感じなんだ」



ヒシアマゾン「トレ公とのタイマンは結構勝ってるんだよ!ブライアンも負けないように頑張りな!」



下2 このあとどうなったか

ナリタブライアン「……」



ヒシアマゾン「顔真っ赤にしてどうしたんだい?」



ナリタブライアン「アマさんには敵わないな……」



ヒシアマゾン「こんなことで恥ずかしがってちゃ寮長なんてできないからね!」



ナリタブライアン「流石だ…」



ブラトレ「……」



ヒシアマゾン「トレーナーが戻ってきたみたいだね。アンタも頑張りなよ!」



ナリタブライアン「ありがとうアマさん」

ブラトレ「ーーー」



ナリタブライアン(トレーナーが何か言っているが、全く頭に入ってこない)



ナリタブライアン(どうしても股間周りが気になる)



ナリタブライアン(一度着替えの瞬間を間違って見てしまったことがあるが…)



ナリタブライアン(トレーナーのは……デカく…)



ブラトレ「どうした…?」



ナリタブライアン「な、何も無い!」



ブラトレ「そうか…やはりセクハラトレーナーに関する情報は…入っていないのか…」



ナリタブライアン(クソっ!こんなことで赤面するなど私は子供じゃないか!)



下2 このあとどうなったか

タイキシャトル「今セクハラトレーナーって言いまシタか?」



ブラトレ「ああ…何か知っているのか…?」



タイキシャトル「ワタシも彼女に胸やお尻触られマシタ…」



ブラトレ「スタイルの良いウマ娘に…興味があるのか…」



タイキシャトル「ただ触る感じじゃなくイヤらしい触り方デス…」



ブラトレ「メイショウドトウのトレーナーなのは…知っているよな…?」



タイキシャトル「勿論デス」



ブラトレ「彼女は担当を外されることになった…」



タイキシャトル「でもさっきトレーナー室の方で見まシタよ」



ブラトレ「なに…?」

ブラトレ「さっき…その辺りは探したんだが…」



タイキシャトル「コソコソしてる感じも無かったデス」



ブラトレ「まだ居るかもしれないな…ブライアン…」



ナリタブライアン「……」ぶつぶつ



ブラトレ「…一人で行ってこよう」



タイキシャトル「気を付けて下サイ、相手は女性デス」



ブラトレ「ややこしいことにならないよう…注意はする…」



下2 このあとどうなったか

移動中



メイショウドトウ「あれ…?」



ヒシアマトレ「ブラトレ一人でどうしたんだ」



ブラトレ「あ………あぁ…ヒシアマトレと…メイショウドトウか…」



ヒシアマトレ「人の顔をジロジロと見てなんなんだ?」



ブラトレ「気にしないでくれ…」



ヒシアマトレ「それはいいがトレーナー室周りで何をしてるんだ?」



ブラトレ「タイキシャトルに…この辺りにセクハラトレーナーがいると聞いたんだ…」



メイショウドトウ「会ってどうするんですかぁ…?」



ブラトレ「話しを聞く…」



ヒシアマトレ「そういうことなら俺も行こう」



メイショウドトウ「私もついて行きます…」

発見



ブラトレ「あれか…?」



メイショウドトウ「あそこに居ますぅ…」



ヒシアマトレ「普通に話しかけて問題ないか?」



ブラトレ「わからないが…俺がいこう…」



ヒシアマトレ「ドトウは俺の後ろに隠れておけ」



メイショウドトウ「はい…」



ブラトレ「なあ、ここで…何をしているんだ…?」



下2 このあとどうなったか

セクトレ「すいませんちょっと……ゲッ!!」



ブラトレ「……?」



セクトレ「お前、まさか……男プレイヤー…?!」



ブラトレ「な……んだと…」



ヒシアマトレ「なんだコイツら固まってどうした?」



メイショウドトウ「ひぃ……」



ブラトレ「初期の頃の俺……なのか…」



セクトレ「……」



ブラトレ「なぜ今更になって…」



セクトレ「さあ?」



ブラトレ「俺が中性的な見た目をしていることが…プレイヤーの切り替えを表していたはず…」



セクトレ「この世界は劣化『コピー』。出力先が違えばいくらでも存在はできる」

ブラトレ「どういうことだ…?」



セクトレ「アプリだけが出力先じゃないってこと。データは共有しているから貴方と同一の存在ではある」



セクトレ「けれど貴方と私は違う。それはーー」



ガシッ



ヒシアマゾン「捕まえたよ!」



ヒシアマトレ「アマゾン?!」



ナリタブライアン「お前から被害を受けたというウマ娘が何人も存在する。学園として話しを聞く必要がある」



ブラトレ(生徒会が動くのか?しかしシンボリルドルフは彼女の味方だぞ…)



セクトレ「ふーん…そうくるんだ」



下2 このあとどうなったか

セクトレ「再走案件ね。『あきらめる』わ」



ブラトレ「なに……」



セクトレ「貴方が目覚まし時計を使えるのと同じことよ」



ブラトレ「時間を戻しても無駄だ…」



セクトレ「ただ戻すだけの貴方とは違うのよ」



ブラトレ「どういうことだ…?」



セクトレ「そんなこと言うわけないでしょ。じゃあサヨウナラ」



カチッ

カチ、カチカチッ



→『あきらめる』



セクトレ「……ちっ、メイショウドトウがヒシアマトレの所に入るのは確定か…それより前には戻れない」



セクトレ「これは厄介ね…潰すとしたら先にヒシアマトレね。ブラトレは後回し」



セクトレ「二次創作の世界に来て大人しくエンディングを迎えようだなんてバカのすること。自由に生きればいいのよ」



セクトレ「女の身体でトレーナーという地位を手に入れた。それならやることは一つ!」



セクトレ「…この世界はエンディングを迎えれば消えてしまう。それなら全力で阻止してやる!」



セクトレ「私がこの世界をしゃぶり尽くす!世界は私の欲に塗れた理想郷になる!」



セクトレ「私にとっての桃源郷はここにあった!」

今日はここまでです



ありがとうございました

トレーニング中



ヒシアマゾン「アンタと併走するのは悪くないね!」



メイショウドトウ「お役に立てて何よりですぅ」



ヒシアマトレ「チームでいつでも併走ができるのは大きいな。アマゾンは追込みだから実戦数がものをいう」



ヒシアマゾン「どんな奴でもタイマンで倒す!…って言いたいとこだけど実際にはそう簡単じゃないんだよ」



ヒシアマトレ「合同トレーニングは悪くないが毎回向こうと都合を合わせるのは手間だったからな」



ヒシアマゾン「お喋りはこれくらいにしてもう一本いくよ!」



メイショウドトウ「頑張りましょう~」



下2 このあとどうなったか

トレーナー室にて



ブラトレ(まさか『あきらめる』をされるとは思っていなかった。目覚まし時計よりも上位互換じゃないか)



ブラトレ(どこまで戻るのかは不明だが、奴が不利になる状況はこの先出てこないということか)



ブラトレ(あきらめられる前に先に捕まえればどうだ?いや捕まえた時点で力を使われる)



ブラトレ(目覚まし時計なら時計を奪えば問題ない。奴の力はタチが悪いぞ)



ブラトレ(どうすればいい…俺にも同じ力があればわかりやすいんだが……)



『保存して中断』
『あきらめる』



ブラトレ(ん……頭の中に何か出てきた…)



ブラトレ(ひょっとしてこれは…?奴と同じことができるということなのか?)

ブラトレ(奴が俺と同じような存在ならば使えて当然なのか…)



ブラトレ(よし…ならばこの力を徹底的に分析する。奴が使えなくなるのが一番良いがそんな気配は無かった)



ブラトレ(目覚まし時計のように反動も無く回数制限も無い。だからあんな場面でも奴は使ったんだ)



ブラトレ(奴にとっての切り札を潰しておけばこの先有利になる。相手が俺と同じような存在なら酷いことをしようが抵抗は無い)



ブラトレ(俺が彼女へ行った行為は最低なものだった。俺は殺されて当然のことをしたんだ)



ブラトレ(相手が俺だというのならその罪滅ぼしにもなる…と思いたい)



ブラトレ(この世界を奴の好き勝手にはさせない)



下2 このあとどうなったか

ブラトレ(一度あきらめるを俺も試してみよう。そうしてみれば見えてくるものもあるだろう)



→あきらめる



「なんでやめたんだ」



ブラトレ(なんだ…?)



「しょうがないよね…」



「嫌だ!見捨てないで!」



ブラトレ(声が頭に響く……!!)



「そうやって裏切るんだ」



ブラトレ(違う、俺は……)



「また殺してやる」

タマモクロス「アンタ、大丈夫か?」



ブラトレ「……………問題ない…」



タマモクロス「体調悪いんやったら休んどきや?」



ブラトレ「大丈夫だ…」



タマモクロス「それやったらウチの話し聞いてくれるか?アンタの実力見せて欲しいねんや」



ブラトレ「……」



タマモクロス「ナリタブライアンは周回タイム二位やろ?アイツを育てた力をウチで試した欲しいんや」



ブラトレ「仮契約といったところか…?」



タマモクロス「話しが早いやん!そういうことやで!」

ブラトレ(以前のタマモクロスは短気で怒ると人の話しを聞かないウマ娘だった)



ブラトレ(その性格のせいで道を間違い続け、しまいには余命宣告までされた…)



ブラトレ(性格が治っているとは考えられない。彼女の為にも仮の契約を受けて少しでも矯正した方がいいな)



ブラトレ(短気は突然治ることはない。まずは自分の性格を知るところから…メンタルチェックもやってもらおう)



タマモクロス「なにを考え込んどるんや?」



ブラトレ「いや…少しな…」



下2.このあとどうなったか

トレーニング中



ナリタブライアン「オグリキャップと仲が良いそうだな」



タマモクロス「ウチの永遠のライバルやからね!」



ナリタブライアン「奴にもトレーナーは居ないんだろ」



タマモクロス「みんな遠慮しとるって。根性無しのトレーナーはこっちからお断りやっちゅうねん!」



ナリタブライアン「それはそうだ。声をかけるのを迷うくらいなら最初から近付いてこなくていい」



タマモクロス「アンタのとこのトレーナーは肝も座っとるし実力もある!ウチが言うから間違いないで!」



ナリタブライアン「私が選んだんだから当然だ」

ブラトレ「ブライアンとはうまくやれているな… タマモクロスは俺が担当するとして…オグリキャップにも良いトレーナーが欲しい…」



ブラトレ「トレーナーに恵まれれば…彼女は恐ろしいくらいに伸びる…」



ガサガサ



ブラトレ「……?」



ツインターボ「こそこそ…」



ブラトレ「おお…!ツインターボだ…」



ツインターボ「誰にもバレてないな、このまま偵察を続けるぞ!」



ツインターボ「ターボがいつも途中で力尽きるのはトレーニングが間違ってるからだ!為になるトレーニングを見つけて…」



ブラトレ「やあツインターボ」



ツインターボ「ひぅ?!」



ブラトレ「こっちに来ないか…なあ…?」



下2 このあとどうなったか

トレーナー室にて



ネイチャトレ「ツインターボを僕が担当するんですか?」



ブラトレ「君なら彼女を任せ…いや、君こそ相応しいと思ったんだ…」



ネイチャトレ「日頃からお世話になっているので断ることはしませんけど、どうしていきなりなんですか?」



ブラトレ「いきなりじゃない…前から考えていたんだ…」



ナイスネイチャ「考えてても口に出さないと伝わりませんけど?」



ネイチャトレ「ブラトレさんは無口だから」



ナイスネイチャ「無口のレベル超えてる気がするんですけど~」



ブラトレ「……」

ネイチャトレ「君は僕がトレーナーでいいのかい?」



ツインターボ「コイツがそれがいいって言うから来た!」



ブラトレ「それがいいんだ…」



ナイスネイチャ「なーんか強引な気もするけどトレーナーさんはどう?」



ネイチャトレ「一人だけ担当するより二人の方が良いとも聞くし、引き受けるつもりだよ」



ナイスネイチャ「じゃあ貸しイチってことでこの子引き取ろっか」



ブラトレ「覚えておこう…」



ツインターボ(怪しい目してたけどまともな奴だった!)



ブラトレ(ツインターボはいい…いいぞ……だが近過ぎると毎日のように手を出してしまう)



ブラトレ(前の世界での思い出を胸に…ここは彼に託しておこう)



下2 このあとどうなったか

トレーニング場にて



タマモクロス「ウチの何処がエセ関西やねん!」



ゴルシトレ「お前からは本物って感じがしねぇからな」



タマモクロス「言いがかりも大概にせぇよ!」



ブラトレ「他人にどう言われようといいじゃないか…気にするな…」



タマモクロス「コイツが喧嘩ふっかけてきたんや!殺すぞ!」



ゴルシトレ「お、やんのか?セガを舐めるんじゃねぇ」



ヒシアマゾン「待ちな!アタシの前で揉め事は許さないよ!」



ブラトレ「いつの間に……」

ヒシアマゾン「二人で揉めてるならタイマンで決着つけな!」



タマモクロス「やったろやんか」



ゴルシトレ「メガドラタワーを持ってる俺は無敵だ」



ブラトレ「喧嘩させるのはマズイ…」



ヒシアマゾン「喧嘩じゃないよタイマンさ!」



タマモクロス「何でもええからコイツは潰す」



ゴルシトレ「やってやろうじゃねぇか!」



ブラトレ「なるべく穏便に済ませてくれよ…」



下2 このあとどうなったか

一時間後



ブラトレ「ダメだ…決着がつかない…」



タマモクロス「お前のクイズが簡単過ぎるんじゃボケ!」



ゴルシトレ「もっと知識に偏りのあるクイズを出せよ」



ヒシアマゾン「クイズがダメなら別のことでタイマンするしかないね」



ゴールドシップ「よぉ~なにやってんだよ」



ゴルシトレ「見ての通りだ」



ゴールドシップ「よし!ここはアタシに任せとけ!」



ブラトレ「今ので通じ合えるのか…」

レース場



ヒシアマゾン「こうなったらレースで決着だよ!ちょうど模擬レースがある時間で助かったね」



タマモクロス「ウチはトレーナーおらへんから出られへんやんけ!」



ブラトレ「なら俺がトレーナーになろう…」



ゴルシトレ「いけゴルシ!エセ関西を関西に送り返してやれ!」



ゴールドシップ「任せとけ!」



ヒシアマゾン「うんうん、これでいいんだよ!」



ヒシアマトレ「良かったのか…?」



ヒシアマゾン「ついでにアタシもこのレースに出るからねトレ公!」



ヒシアマトレ「お、おう…頑張れよ」



下2 どうなったか

レース中



タマモクロス(なんやコイツ!追込みで走るんと違うんか!)



ゴールドシップ(アイツの為にも負けらんねぇ!)



タマモクロス「くぁ~~!邪魔すんなゴールドシップ!」



ゴールドシップ「うるせぇバーカ!悔しかったらアタシより前で走ってみな!」



タマモクロス「そんなええ位置でおったら抜かせれへんやろが!」



ゴールドシップ「このレースはもらったからな!」



ヒシアマゾン「いいタイマンしてるみたいだね!アタシも混ぜてもらおうか!」

ゴルシトレ「じゃ俺は帰るわ」



ブラトレ「最後まで見ないのか…?」



ゴルシトレ「見なくてもわかるからいいんだよ」



ブラトレ「今度時間は作れないか…君と一度じっくり話したい…」



ゴルシトレ「彼氏いるから無理だわ」



ブラトレ「口説こうとしていない…これからのこと…トレーナーとしてのことを…」



ゴルシトレ「そういうのはセガがハード出してからにしようぜ。じゃあな~」



ヒシアマトレ「どこまでも自由な奴だな」



ブラトレ「自由と失礼を…履き違えてはいけないんだ…」



下2 このあとどうなったか

レース終了



ヒシアマゾン「アタシの勝ちだね!」



ゴールドシップ「なんだよ同着かよ~」



タマモクロス「んぎぃ~~!ゴルシもセガ男も許さん!次は本番でボコボコにしたるからな!」



ブラトレ「いい心意気だな…」



ヒシアマトレ「ちゃっかり一着だったがゴールドシップに勝ったのは大きいぞ。この調子で経験を積んでいければ最高だな」



ヒシアマゾン「トレ公~!アタシのレース見てくれたかい?」



ヒシアマトレ「バッチリ見てたよ最高のレースだった」



ヒシアマゾン「当たり前だろ!アタシを誰だと思ってるんだい!」

トレーナー室



タマモクロス「次は勝つ!絶対負けへん!」



ナリタブライアン「正式にタマモクロスのトレーナーになったんだな」



ブラトレ「成り行きだが…こうなって良かったと思う…」



ナリタブライアン「私のライバルになれそうか?」



ブラトレ「素質はかなりのものがある…君と同じか、それ以上…」



ナリタブライアン「私を負けさせるようなウマ娘に育ててみろ」



ブラトレ「任せておいてくれ…」



下2 このあとどうなったか

学園内



セクトレ「次のターゲットは誰にしようかな…と」



セクトレ「前回はあからさま過ぎたのが悪いから今度はじっくりと…ぐふふ」



アグネスデジタル「ひゃあ!次のウマ娘ちゃんを探してるんですねぇ!」



セクトレ「そうよ~トレーナーの居ないウマ娘を探しちゃってるの」



アグネスデジタル「トレーナーさんのチョイスは素晴らしいものばかりでしゅ!」



セクトレ「そうでしょ?貴女も存分に楽しめる子の方がいいわよね」



アグネスデジタル「ありがとうございましゅ!」



セクトレ(アグネスデジタルのトレーナーであることを充分に活かせば、次のターゲットは楽に決まるのよね)

セクトレ(デジタルの周回タイムは五位。これをチラつかせればどんな子だって釣れるのよ)



セクトレ(だけど…今は目立つとまたアイツに邪魔されるから大きくは動けないのよね)



セクトレ(この際モブでもいいかしら。しゃぶり尽くしてる最中に何か思い付くかもしれないから有りよね)



セクトレ(迷うわ~誰を犯してやろうかしら)



アグネスデジタル(トレーナーさんの目が素晴らしい目をしてましゅ!)



アグネスデジタル(百合の花が咲く瞬間がまた見れる?!んぎゃえええええーーー!」



セクトレ「デジタルもキマってることだし、次はこの子にでもしようかしら」



下2 このあとどうなったか

トレセン内



セクトレ「貴女はまだトレーナーが居ないのよね」



メジロドーベル「ええ…」



セクトレ「男が苦手なのよね?トレーナーって男の人が多いから辛かったわよね」



メジロドーベル「辛くなんかない、一人でも走れるから」



セクトレ「でもトレーナーが居て損はないわよね?」



メジロドーベル「少し……考えさせて」



セクトレ「いい返事を期待しているわ」

セクトレ(あの感じだとドーベルの担当になれそうね。メジロ家のウマ娘は気になってたのよ)



セクトレ(それにしても…タマモクロスがあの男の傘下に付くのは計算外よ)



セクトレ(オグリキャップは気になってからセットでタマモクロスも必要かと思ってたのに…やられたわね)



セクトレ(トレーナーとしての能力は奴のが上だし仕方ないのよ。わかってはいるけどモヤモヤするわね)



セクトレ(このストレスはメジロドーベルで発散する!汚れを知らないメジロの令嬢をぶち犯す!)



セクトレ(やることは決まったからあとは全力でやるだけよ)



下2 このあとどうなったか

学園内にて



ブラトレ「む……」



タマモクロス「コイツは確かアグネスデジタルのトレーナーやんな?」



セクトレ「そんなに警戒しなくていいじゃない」



ブラトレ「……」



セクトレ「同じ存在同士仲良くしましょう。でも……エンディングなんか迎えさせないから」ボソボソ



セクトレ「ふふふふふ…じゃあね『ブラトレ』さん」



タマモクロス「なんやアイツきしょいわぁ……」



ブラトレ「奴のことは気にしなくていい」



タマモクロス「近付いてきたら返り討ちにしたるわ」



ブラトレ「それで間違っていない…奴とは関わらないのが正解だ…」

今日はここまでです



ありがとうございました

トレーニング終



ヒシアマゾン「今日もありがとねトレ公!じゃアタシは寮に帰るよ」



メイショウドトウ「へぇぇ……」



ヒシアマゾン「なんだいあれくらいでへばってちゃ長距離なんか走れないよ!」



メイショウドトウ「アマゾンさんがタフなんですよぉ…」



ヒシアマゾン「寮長なんだから鍛えてて当然だよ!ほら早く帰る!」



メイショウドトウ「お疲れ様でしたぁ……」



ヒシアマトレ「俺のトレーニングは甘くは無い、アマゾンの体力が人並み以上なんだろうが…」



ヒシアマトレ「彼女には寮長という責任もある、弱っている所や疲れなんか見せられないと思っているんだろう」



ヒシアマトレ「たまにストレス発散もしているし……心配はしなくていいだろうが、何か気になることがあったらすぐに聞いてみるようにしよう」



下2 このあとどうなったか

学園内にて



アグネスデジタル「トレーナーさん不機嫌そうですけど何か……?」



セクトレ「ダイタクヘリオスに声かけようとしたらトレーナーに阻止されたのよ」



アグネスデジタル「それはそれは…」



セクトレ「メジロドーベルに集中しろってことかもしれないわね」



アグネスデジタル「そうですよ!ドーベルさんから会って話したいって連絡も来たじゃないですか!」



セクトレ「トレーナー室に呼び出せればこっちのものよ」

セクトレ「クスリ入りのドリンクの用意は?」



アグネスデジタル「完璧でしゅ!」



セクトレ「この準備を怠るとメイショウドトウみたいに逃げられるのよ」



アグネスデジタル「あんなことはもう起きません!むほほほ!」



セクトレ「あとは…隠しカメラは止めておいて」



アグネスデジタル「どうしてですか?」



セクトレ「勘が鋭い奴がいるからその対策よ。映像になんか残さなくても快楽堕ちさせれば問題ないわ」



アグネスデジタル「んぎゅぅぅぅぅ!!」



セクトレ「メジロ家の令嬢をたっぷり可愛がってあげるわよ」



下2 このあとどうなったか

とある銭湯



ヒシアマトレ「この集まりはなんなんだ?」



ネイチャトレ「偶然出会っただけで派閥でも無いですよね」



バクシントレ「ルナトレさんが派閥を作りたがってるって聞きました」



ブラトレ「下らないことだな…」



ニシノトレ「トレセン学園を自分のものにしようとしてるんですよ」



ブラトレ「そんな暇があるなら…トレーナーとしてちゃんとするべきだろう…」



ネイチャトレ「トレーナーとして間違ってますよね」

ヒシアマトレ「間違ってるのはお前だろ」



ブラトレ「なにがだ…?」



ヒシアマトレ「鈍器でもぶら下げるのかお前は」



ニシノトレ「もしフラワーとうまぴょいだってなったら…割けます」



ネイチャトレ「ナリタブライアンはこれを相手にしてるんですね…」



バクシントレ「エグいです」



ブラトレ「……」



ヒシアマトレ「全てのウマ娘は寝取られに注意だな」



ニシノトレ「ウマ娘と結婚してうまぴょいが原因で別れるって多いんですよね」



バクシントレ「近付けちゃいけない…絶対に」



ブラトレ「そんな目で見ないでくれ…」



下2 このあとどうなったか

ブラトレ「派閥なんか関係ない…ただ『ウマ娘の幸せ』のために頑張るんだ…」



ヒシアマトレ「そりゃそうだが相手が悪いんだよ」



ニシノトレ「ルナトレはトレーナー主任の立場ですから」



ブラトレ「そんなの関係ない…いざとなれば俺が…」



バクシントレ「頼もしいですね」



ネイチャトレ「頼もしくてもブラトレさんには力はありませんよ」



ヒシアマトレ「権力には従うしかないからな」



ブラトレ「奴から権力を無くすのが先だな…」



ニシノトレ「怖いこと言ってますね」



バクシントレ「こういう場だから言えるかもしれません」

銭湯出ました



ヒシアマトレ「ヒシアマゾンから連絡が来ていた。メジロドーベルを知らないかということだった」



ニシノトレ「メジロ家のウマ娘は寮には住んでませんよね?」



ネイチャトレ「家に帰ってこないから学園に連絡が来たんじゃないんですか?」



ブラトレ「彼女にはトレーナーが居なかったな…」



バクシントレ「遊びに行ってるとかじゃないですか?」



ヒシアマトレ「過去にメジロパーマーが家出した時も同じような騒ぎはあったな」



ブラトレ「一度学園に戻って…俺たちも探してみよう…」



ニシノトレ「ヒシアマトレさんは寮に戻った方がいいですよね」



ヒシアマトレ「なにか情報があれば伝える。一度解散だな」



下2 このあとどうなったか

トレセン学園内



ヒシアマトレ「やはり寮には何も情報は無かった」



ブラトレ「学園内に…手掛かりがあるはずだ…」



メジロアルダン「トレーナーさん?こんな時間にどうしたんですか?」



ブラトレ「君はどうして学園に…?」



メジロアルダン「ドーベルさんが戻ってこないと聞いて学園を探していたんです」



ヒシアマトレ「俺たちもなんだ、ヒシアマゾンから連絡を受けて彼女を探していた」



メジロアルダン「そうだったんですか…」



ブラトレ「向こうから来たということは…そっちには居ない…」



メジロアルダン「どこに行ってしまったんでしょう」

メジロドーベル「……」



セクトレ「ゲっ、またあんたなの」



メジロアルダン「ドーベルさん!」



ブラトレ「何をしていたんだ」



セクトレ「今後のことを話し合っていたのよ。彼女の担当になることになったわ」



ヒシアマトレ「本当なのか?」



メジロドーベル「ええ…」



ブラトレ「言わされているわけじゃないんだな」



メジロドーベル「私の意志よ…」



ヒシアマトレ(顔が赤い気がするが気のせいか?)



グチュ…



ヒシアマトレ(水音……?)



メジロドーベル「あ……ぁ…っ」



セクトレ「……」



ブラトレ「何をしている」



セクトレ「何もしてないわよ」



メジロドーベル「ぁん……」



メジロアルダン「大丈夫ですか?」



メジロドーベル「少し…疲れただけだから……」

セクトレ「良かったら私が送り届けるわよ?」



ブラトレ「遠慮しておこう…後は任せていいか…?」



メジロアルダン「…はい」



セクトレ「じゃあ私は帰るわね~」



ヒシアマトレ「限りなく怪しいが証拠が無い限りな…」



ブラトレ「メイショウドトウも…証拠が無かったんだな…」



ヒシアマトレ「証拠を残すようなバカじゃないってことだな」



メジロドーベル「はぁ…はぁ………」



メジロアルダン「顔も赤いし息も荒い…絶対に何かされたんですね」



メジロドーベル「違うから……大丈夫だから…」



メジロアルダン「……」



下2 このあとどうなったか

数日後、トレーナー室にて



ブラトレ「俺に相談…?」



メジロアルダン「セクトレさんのことについてです。あの人がドーベルさんに近付いてから変な感じがずっとあるんです」



メジロアルダン「纏わりつくような気持ち悪さも感じます。こんなことは今までありませんでした」



ブラトレ「君もトレーナーが居なかったな…それが原因だ…」



ブラトレ「君は奴に狙われている…気を付けて行動するんだ…」



メジロアルダン「狙われる……」



ブラトレ「同性だからと安心してはいけない…」



メジロアルダン「やはりそういう意味での狙われるということですね」

メジロアルダン「ドーベルさんは既に…ということでしょうか」



ブラトレ「その可能性は高い…」



メジロアルダン「わかっているなら助けてください!」



ブラトレ「証拠が無い…それに同性同士は…スキンシップだと逃げ道があるんだ…」



メジロアルダン「そんな…」



ブラトレ「ドーベルの様子は…どうなんだ…?」



メジロアルダン「心ここにあらずといった感じです」



ブラトレ「快楽漬けになっているなら…状況は深刻だ…」



メジロアルダン「貴方なら助けてくれると聞きました。ドーベルさんを助けてください」



下2 このあとどうなったか

アルダンには一両日中にトレーナーを見つける事、万が一見つからなければ自分が請け負う事を伝える
次にドーベルの帰宅時間が遅くなったら現場を押さえるからすぐに自分だけに伝えてくれと

>>179+ブラトレ念の為『途中で保存』をする

トレーニング場にて



メジロドーベル「……!」



ブラトレ「……」



メジロドーベル「もう一回…!」



ブラトレ「トレーニングはまともにやっているようだな…」



セクトレ(目立ちなさいよドーベル。私の評判が上がればもっと手を出しやすくなるんだから)



メジロドーベル「はあ…はあ……!」



ブラトレ「ちゃんとトレーニングをやっているなら厄介だ…隙がない…」

メジロドーベル「よし、もう一回…」



セクトレ「一旦休憩しなさい。熱の入れすぎは非効率よ」



メジロドーベル「……わかったわ」



ブラトレ「無理もさせていないのか…さて…どうする…」



ブラトレ「奴が担当しているアグネスデジタル…彼女の周回タイムは良かったが…セクトレは関係ないと思っていた…」



ブラトレ「しかし…このトレーニングを見ている限り…奴の力もあったようだ…」



セクトレ「しっかり休みなさいよ」



メジロドーベル「……」



ブラトレ「奴を崩す方法が…なにかあるはずだ…」



下2 このあとどうなったか

ブラトレ、嘆く声を振り切り『あきらめる』を選択し何処まで戻れるか試して見る事に

ブラトレ(現時点でとれる策は無い。ならば未知のことを試す時だ)



→あきらめる



ブラトレ(これを選択した時にどこまで戻るのかを試しておこう)



「またそんなことするんだ」



ブラトレ(これは試しておかないといけないんだ)



「都合の良い言い訳ばっかり」



ブラトレ(どうとでも言ってくれ。責められることは慣れている)



「人の心を壊しておいてよくそんなことが言えるね」



「私が永遠に走らされた苦しみを無かったことにしたいの?」



「くたばれ」



ブラトレ「……」



→あきらめる

ーー



ブラトレ「……どこまで戻ったんだ?」



ブラトレ「時間は…夜か。問題は日付だ…」



ブラトレ「スマホで…カレンダーを確認…」



ブラトレ「……」



ブラトレ「ドーベルが帰って来なかった日か…」



ブラトレ「奴らはトレーナー室に居たと言っていた…なら…今迎えば間に合うかもしれない…」



ブラトレ「行ってみるか…」



下2 このあとどうなったか

ksk

トレーナー室にて



メジロドーベル「ァ…………」



セクトレ「よーく効いてるわね」



アグネスデジタル「タキオンさん特性のおクスリです!」



セクトレ「さて……上と下どっちがいい?」



アグネスデジタル「上でしゅ!!」



セクトレ「私は下ね」



アグネスデジタル「メジロ家のお口をぉぉぉーーー!興奮し過ぎて死んじゃいましゅーー!」



セクトレ「下の口を好き放題犯してから調教に入ろうかしら」

ガチャガチャ



セクトレ「……」



ブラトレ『お前がそこに居ることは分かっている』



メジロアルダン『ドーベルさんはそこに居るんですよね?』



ブラトレ『お前の行為はガイドライン違反だ』



「貴女の行為はガイドライン違反です」



アグネスデジタル「どぉするんですか?!」



セクトレ「甘いわね。ガイドライン対策もしてないとでも思ってるの?」



アグネスデジタル「へぇ?」



セクトレ「アイツの方が全てにおいて優れている。けどアプリとパソコンじゃできることは大きく違うのよ」



→保存して中断

バギッ



ブラトレ「緊急事態だ…こじ開け……」



メジロアルダン「誰も居ない……?」



ブラトレ「どういうことだ…ここに居たはずなのに…」



メジロアルダン「貴方は必ずここに居るとおっしゃいましたよね?」



ブラトレ「……居たはずなんだ…」



メジロアルダン「もう貴方には頼りません。メジロ家の力を使って全力で捜索します」



ブラトレ「過去に戻ったとしても…同じ未来になるということではないのか…?」



下2 このあとどうなったか

ブラトレ、奴が何をしたのか確かめる為にもう一度『あきらめる』で戻ってみる事に、嘆く声に「文句や恨み言なら俺を操作した奴に言え」と一喝。
すると、保存の中に知らないデータが入っているのに気付く

ブラトレ(奴が何をしたのか確かめる為にはもう一度…)



「いい加減にしなよ」



ブラトレ(文句や恨み言なら俺を操作した奴にー)



「お前の意志で私を使った癖に」



「金が足りないから私を走らせたんだ」



「お前がやった」



「絶対に許さない」



ブラトレ(……もう一度戻ろう)

ーー



ブラトレ(同じだ……さっきと同じ時間、日にちに戻っている)



ブラトレ(目覚まし時計のように戻れる範囲が決まっているのか?)



ブラトレ(これは想定していなかった…もっと前に戻れると思っていた)



メジロアルダン「あら貴方は…」



ブラトレ(同じことを繰り返しても意味はないが、無視するわけにはいかない)



ブラトレ(奴を止めることが俺の使命なんだ)



下2 このあとどうなったか

トレーナー室の前



ブラトレ(結局アルダンとは別れるしかなかった。敵対することは避けたかった)



ブラトレ(どんな手を使うのかは知らないが、釘を刺しておいて損はない…はずだ)



コンコン



ブラトレ「メジロドーベルのトレーナーになるなとは言わない…だがやり方を考えた方がいい…」



「……」



ブラトレ「絶対に尻尾を掴んでやるからな…」

事後



メジロドーベル「はぁ………ぁ……」



アグネスデジタル「最高でした…………もう死んでもいい…」



セクトレ「まだまだこれからよ。道具も使って堕とすところまで堕とすわよ」



アグネスデジタル「ひゃあああ…!!」



セクトレ「ログアウトすれば存在を認識されなくなる。この状態ならナニをしても知られることは無いからなんでもできるのよ」



セクトレ「メジロの令嬢を快楽漬けにすることだって可能なのよ」



グリッ



メジロドーベル「あっ!!」



セクトレ「私の欲望はまだこんなものじゃないのよ」



下1 このあとどうなったか

ブラトレ(アルダンには必ずトレーナーを見つける事、万が一見つからなければ自分が請け負う事を伝えた)



ブラトレ(トレーナー室にいることは分かっている、ならば出てきた瞬間に…)



ガチャッ



メジロドーベル「ん……ぁ…」



アグネスデジタル「まともに歩けてないみたいですけど…?」



セクトレ「歩くだけで感じるくらいには仕上がったわね」



セクトレ「いいドーベル?貴女は私の性奴隷よ。私の望む時間、場所で犯されなさい」



セクトレ「逆らってもいいけど言うことを聞けば死ぬほど気持ち良くさせてあげる」



メジロドーベル「あ……へ…へへぇ…」



アグネスデジタル「ヨダレ垂らしちゃってるう!また舐めたいでしゅ!!」

ブラトレ「おい」



セクトレ「ふん、待ち伏せとは芸が無いわね」



アグネスデジタル「はわわわわ…!」



セクトレ「正義のヒーロー気取り?残念、ヒロインは助けられなかったわね」



メジロドーベル「はぁ…っ……はぁ…」



ブラトレ「こんな状態じゃまともに走れない」



セクトレ「走れるのよ。外野は黙ってなさい」



ブラトレ「……」



セクトレ(クスリを飲ませなければここまでにはならない。アンタの浅い考えじゃ絶対に無理なのよ)



下1 このあとどうなったか

学園内



モブ「ねえあの噂聞いた?」



モブ「昨日のレースでメジロドーベルが圧勝したんでしょ?」



モブ「才能はあるって言われてたけどずっと勝てなかったあの子が勝つなんて」



モブ「きっと新しくついたトレーナーのお陰だよね」



モブ「変態ウマ娘のトレーナーだから変な目で見てたけど、実力は本物かも」



モブ「まだ担当は募集してるって聞いたからちょっと行ってみようかな」



モブ「私も行く!」



モブ「アドバイスだけでもくれないかな~」

メジロアルダン「ドーベルさんが勝つことは嬉しいですが家に帰ってくるのは毎日のように遅い…」



メジロアルダン「ブラトレさんがドーベルさんの帰宅時間が遅くなったら教えて欲しいと言っていましたが、何も解決していません」



メジロアルダン「ドーベルさんが強さの代わりに失ってはいけないものを失った…そんな気がして仕方ないんです」



メジロアルダン「私の脚は脆くレースには向かない…いずれこの学園から去ることになるでしょう」



メジロアルダン「レースで名を残せないのは覚悟しました、でもドーベルさんは救います」



メジロアルダン「私の命と脚に変えてでも必ず助けます」



メジロアルダン「この覚悟はマックイーンから学びました。どんな手段を使ってでもドーベルさんを…」

今日はここまでです



ありがとうございました

トレーナー室にて



ヒシアマゾン「なんだい改まってどうかしたのかい?」



ヒシアマトレ「ウマ娘への注意喚起だよ。家に帰るのが遅いウマ娘や、家に帰ってこない子が多いそうだ」



メイショウドトウ「家出ってことですか?」



ヒシアマトレ「そういうことにしたいんだろうが、実際は違うかもな」



メイショウドトウ「…?」



ヒシアマゾン「お金もらってうまぴょいするアレだろ?」



メイショウドトウ「あ……」



ヒシアマトレ「蹄鉄やシューズ代を浮かせるのに流行ってると聞いた」



ヒシアマゾン「そんな話しをしてる奴は見てないけどね」



メイショウドトウ「うう…」



ヒシアマトレ「もし見つけたり話しを聞いたりしたら各トレーナーに知らせるように、だそうだ」



下2 このあとどうなったか

ヒシアマトレ「ところで…この映像を見てくれないか?」



ヒシアマゾン「この前やってたレースかい?」



メイショウドトウ「メジロドーベルさんが勝ったレースですよねぇ」



ヒシアマゾン「圧倒的な強さだったって評判だったよ」



ヒシアマトレ「確かにドーベルが圧倒的な速さを見せているが、彼女のが赤かったり、目の焦点が合っていなかったりしている」



ヒシアマトレ「それに若干脚を壊しそうな走りをしている。偶然にしては気になる点が多過ぎる」



ヒシアマゾン「偶然じゃなかったらなんなんだい?」



ヒシアマトレ「……分からない」



メイショウドトウ「これ…トレーナーさんはセクトレさんですよね…?」



ヒシアマトレ「何か気付いたことがあるのか?」

メイショウドトウ「この映像からは何もわかりませんけど…デジタルさんがクスリがどうとか…言ってたことがあったなぁって…」



ヒシアマトレ「おいおい…本当なら大問題じゃないか」



ヒシアマゾン「セコイことして勝とうだなんてタイマン精神が足りてないね!」



ヒシアマトレ「ドーピングの類いじゃない、洗脳や依存させる為のクスリだ」



メイショウドトウ「ドーベルさんを助けないと!」



ヒシアマトレ「助けるといっても難しい。軽々しく違法なものを使う奴じゃない、捕まえた所で証拠も出ないだろう」



ヒシアマゾン「だからって黙って見てるのかい?」



ヒシアマトレ「どうするのが正解か……」



下2 このあとどうなったか

トレセン学園内



ヒシアマトレ「クスリと言えばアグネスタキオンじゃないか」



ヒシアマゾン「デジタルと同室だしクロかもしれないね」



「……」



ヒシアマトレ「どうやら先客が居るみたいだな」



アグネスタキオン「ふぅん……君とは何処かで会った気がするねぇ」



ブラトレ「気のせいだ…」



アグネスタキオン「スピリチュアルは好まないが君とは何かあった気がするんだよぉ」



ブラトレ「……」

ヒシアマトレ「ブラトレはひょっとして俺と同じ目的か?」



ブラトレ「そうだろうな…」



ヒシアマゾン「アンタ、怪しいクスリなんか作ってないだろうね?」



アグネスタキオン「怪しいという定義は人によって違うからねぇ」



ブラトレ「どんなものを作っているんだ…」



アグネスタキオン「それは企業秘密さ」



ヒシアマゾン「誤魔化してるようじゃ無さそうだけど面倒臭いね」



ヒシアマトレ「どうする?強引な手を使うのも有りだと思うが」



ブラトレ「そうだな…」



下2 このあとどうなったか

ヒシアマゾン「フジキセキに言って寮長権限で抜き打ち検査してみるかい?」



アグネスタキオン「やれやれ…仕方ないねぇ」



ゴソゴソ



アグネスタキオン「これをデジタル君に渡していたんだよ」



ブラトレ「ドラッグか…」



アグネスタキオン「そんなものじゃないよ、市販品のハーブをブレンドしたものさ」



ヒシアマトレ「隠していた理由はあるだろう」



アグネスタキオン「簡単に友人を裏切るほど安い女じゃないのさ」



ブラトレ「これはもらっていくぞ…」



アグネスタキオン「すぐに作れるし問題ないよ」

ブラトレ「これは教えてくれたお礼だ…」



アグネスタキオン「ふぅん?」



ブラトレ「手作り弁当だ…脚の完成を頑張ってくれ…」



アグネスタキオン「んっふ……」



ヒシアマトレ「アグネスデジタルにこれを渡していたのなら間違いなく使っている」



ヒシアマゾン「けどこれは大したものじゃないんだろ?」



ヒシアマトレ「何かと組み合わせたのかもしれない」



ヒシアマゾン「これだけじゃまだ証拠には足りないってことだね」



下2 このあとどうなったか

タキオン研究室



アグネスデジタル「どれもこれも私の好物、悪くない弁当だ」



アグネスデジタル「ちょうどお昼時だからいただいてしまおう」



(モルモットくぅ~ん)



(私に弁当を作り続けておくれよぉ~添い遂げておくれよぉ~)



アグネスデジタル「……?」



アグネスデジタル「今なにか……気のせい…?」



アグネスデジタル「デジャヴというヤツか、珍しいこともあるものだね」



アグネスデジタル「ああ美味しい…毎日この弁当は食べたくなるねぇ」

学園内



ヒシアマゾン「アンタらが犯人だね!」



マチカネフクキタル「きぇぇーーー!なんでそうなるんですか!」



コパノリッキー「アマゾンさんの言うことは正しいと思うな」



マチカネフクキタル「リッキー先生ぇ?!」



コパノリッキー「プラシーボなら有り得ると思う。ちょっと気持ち良くなるクスリでも暗示で凄く効くようになるし」



ヒシアマゾン「占いや風水でなんとかなるんじゃないのかい?」



コパノリッキー「思い込みといえば占いだけど…」



マチカネフクキタル「だから私じゃないですってば!」



ヒシアマゾン「アンタ達は重要容疑者ってとこだね」



マチカネフクキタル「シラオキさまーーー!無実の罪を晴らして下さいーーー!」



下2 このあとどうなったか





セクトレ「前のはちょっと調整がうまくいってなかったわね」



アグネスデジタル「脚への負担が大きすぎました…」



セクトレ「違和感なく勝てるようやるわよ」



アグネスデジタル「ドーベルしゃんの準備完了でしゅ!」



メジロドーベル「あへぇ……」



セクトレ「一度調教しちゃえばこっちのものなのよね」



アグネスデジタル「ああもう我慢できない!キスしていいでしゅか?!」



セクトレ「脳を犯すくらい激しいのをしてやりなさい」



アグネスデジタル「はあぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

アグネスデジタル「ドーベルさんの唾液美味し過ぎましゅ……」



メジロドーベル「!!!!!!」ビクビク



セクトレ「もう言葉も出せないみたいね」



チョロチョロ…



アグネスデジタル「お小水が!聖水垂れ流し!!」



セクトレ「コレを見るだけで身体が反応してるのよ」



アグネスデジタル「出ました電極セット!」



セクトレ「これを耳から入れて……」



グリグリ



メジロドーベル「グ…ェ………」



セクトレ「ウマ娘の頭の構造ってこうする為にあるのよ。そうとしか思えないくらい都合が良いわ」

メジロドーベル「ア"ァォォォォあぁぁぁぁぁぁ!!」



アグネスデジタル「脳に直接電気を流すだなんて外道なことを!」



セクトレ「あんまりやると脳が焼けるから要注意ね」



メジロドーベル「ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」



アグネスデジタル「この表情堪らない…もう一回いただきましゅ!」



セクトレ「脳に刻まれた記憶も電気信号に過ぎない。死ぬ程努力したと脳に刻み込めば持っている以上の力が出せる」



セクトレ「それとついでに性感度を百倍くらいに上げとけばこの子も幸せなのよ」



アグネスデジタル「んひゃ~~オアシスでしゅ!」



下2 このあとどうなったか

飲み屋にて



セクトレ「私はアンタと敵対するつもりはない、むしろ協力関係になりたいわ」



ブラトレ「……」



セクトレ「『オプション』が使えるプレイヤー同士が組めば学園もウマ娘も世界も思い通りになるわ。それにエンディングを迎えてどうするつもりなの?」



セクトレ「貴方が元の世界に帰ることがエンディングに含まれている。エンディングを迎えるということはこの世界を滅ぼすこと」



セクトレ「ここに住む人やウマ娘はどうなるの?貴方は虐殺者として元の世界で行きていくのよ」



セクトレ「私と組んでこの世界を永続させるのがベストな選択だと思わない?」



ブラトレ「……」



セクトレ「無視は酷いんじゃないかしら」

ブラトレ「正直…答えは出ていない…どうするのがベストなのかわからない…」



ブラトレ「ただ…お前のやっていることは間違っている…」



セクトレ「当たり前でしょ?アンタは自分のやること全て正解だと思ってるの?」



ブラトレ「そういうことじゃない…」



セクトレ「そういうことなのよ。これが私にとっての最善でありやりたいこと。ドーベルは勝てて嬉しそうにしてるわ」



ブラトレ「それと引き換えに…なにを失った…?」



セクトレ「怪我で現役を終える子に比べればどれだけマシか。実際ドーベルも苦しんでたのよ」



セクトレ「私のお陰で勝てるようになって彼女も喜ぶ。方法が違うだけで貴方とやっていることは同じ」



ブラトレ「同じなわけがない…」



セクトレ「その発言は全てのトレーナーの否定よ」

セクトレ「レースで良い結果を出す為に占いに頼るウマ娘もいる。風水に頼るウマ娘もいる」



セクトレ「占いと風水が良くて私のが悪い理由はなに?」



ブラトレ「……」



セクトレ「死ぬほど気持ちよくさせてレースに勝たせる。風水に比べてどれだけ健全かしらね」



セクトレ「ちなみに、風水の子は私の協力者だから」



ブラトレ「なに……?」



セクトレ「この世界を守るという点では貴方と利害は一致してるわ。そこだけは忘れないで」



下2 このあとどうなったか

ブラトレ「……分かった…お互い一度『自由』に生きてみよう…」



ブラトレ「メジロドーベルは一度も拒否はしていなかった…それが答えなのかもしれない…」



ブラトレ「俺の担当に手を出さなかったら…俺もお前に何もしない…」



セクトレ「サークル結成ってとこね?いいわよ」



セクトレ「モブ共がガイドライン違反しようとしたら二人で止める必要もあるわね」



ブラトレ「それはそうだ…」



セクトレ「宜しく…と言っていいのよね?」



ブラトレ「約束さえ守ってくれればいい…馴れ合いはいらない…」



セクトレ「同じ自分とは思えない台詞ね…まあいいわ」

飲み屋を後に



ブラトレ(奴がなにをしているのかは分からない。手の内が分からないのに敵対するのは無謀だ)



ブラトレ(大人しくしろと言ってする奴じゃない。ああ言っておけば楽しむ準備に時間をかけるはずだ)



ブラトレ(その隙に奴の尻尾を掴む、ヒントでも得られれば…いや、何かを掴むんだ)



ブラトレ(エンディングのことも考えなければいけないが奴を野放しにもできない)



ブラトレ(前は主役と対立する形になったからああなった。うまく付き合って主役〈ヒシアマトレ〉と協力したい)



ブラトレ(主人公と主役が協力してもいいんだ)



下2 このあとどうなったか

翌日、トレーニング場にて



ブラトレ「……」



タマモクロス「短期間でめっちゃタイム伸びたわ。当たりのトレーナー引けたみたいやわ」



ナリタブライアン「当たり前だ私のトレーナーだからな」



タマモクロス「ふぅ~ん?トレーナーを取らんといてって言いたいん?」



ナリタブライアン「奴とはそんな関係じゃない」



タマモクロス「ほんならウチが貰ってええんやね?」



ナリタブライアン「そんなつもりも無い癖に」



タマモクロス「なんやアンタ面白くないなぁ、ボケにはちゃんと突っ込めなあかんで」



ナリタブライアン「知ったことじゃない」

タマモクロス「おーいトレーナ~」



ブラトレ「彼と協力……」ぶつぶつ



タマモクロス「あかん上の空や、ほんなら先にあんたに話しとこか」



タマモクロス「オグリにトレーナーおらんのは知ってるやろ?それでセクトレの所に行こうとか言うてんねん」



ナリタブライアン「やめておけ」



タマモクロス「ウチもそう言うたんやけどなんか焦ってるみたいやねん。慌てる必要なんか無いって言うてるんやけどな」



ナリタブライアン「私のトレーナーがいるぞ」



タマモクロス「ウチと同じトレーナーはなんか嫌らしいで。レースでお互いに高め合いたいとか言うてたから」



ナリタブライアン「アイツと関わるくらいなら嫌なことでも我慢しろ」



タマモクロス「そうやね、今日はもうちょい強めに言うてみるわ」



下2 このあとどうなったか

ブラトレ「オグリキャップ……?」



タマモクロス「なんや話し聞いとったんかいな」



ブラトレ「それだ…!」



ナリタブライアン「なにか閃いたのか」



ブラトレ「ああそうだ…」



タマモクロス「なんなん?電波な会話やめてくれへん?」



ブラトレ「オグリキャップを呼んできてくれ…会わせたいトレーナーがいる…」



タマモクロス「そんなん急に言われても…」



ナリタブライアン「私も探してくる。どこに連れていけばいい?」



ブラトレ「それはーー」

トレーナー室にて



ブラトレ「君が近寄ろうとしていたセクトレは良い噂を聞かない…彼なら安心できる…」



オグリキャップ「彼女が危険なのは理解しているが私は強くなりたい」



ブラトレ「彼でも問題無い…」



オグリキャップ「それは私が決めることだ」



ヒシアマトレ「俺をディスりに来たのか?」



ヒシアマゾン「タイマンなら受けてたつよ!」



ブラトレ(彼がオグリの担当になれば必然的にコミュニケーションが増える。このチャンスを活かしたい)



オグリキャップ「メジロドーベルの走りは凄かった、あんな風に私も走りたい」



ブラトレ「彼の方がメリットもある…考えてみてくれないか…」



ヒシアマトレ「なんで俺の意見は無視されてるんだ?」



ヒシアマゾン「トレ公にはアタシがついてるから心配しなくてもいいからね!」



下2 このあとどうなったか

タマモクロス「あのなオグリ、確かにコイツはネクラっぽいし話しベタやけど間違ったことは言わへん」



タマモクロス「セクトレが怪しいのはほんまやし、ここはウチのトレーナーを信用したってや」



オグリキャップ「そうか…タマがそこまで言うのなら信用しよう」



ブラトレ「そういうことだ…宜しく頼む…」



ヒシアマトレ「この話し合いに俺は必要だったか?」



ブラトレ「一ヶ月の仮契約でいい…将来的には君を満足させてくれるトレーナーだからな…」



オグリキャップ「わかったそうしよう」



ヒシアマゾン「トレ公、担当が三人になるけど大丈夫かい?」



ヒシアマトレ「適正も似ているしなんとかはなるが…ダートのことは勉強し直しだな」



ナリタブライアン「おいタマモクロス、トレーナーは私のトレーナーだからな。言い方に気を付けろ」



ヒシアマトレ「痴話喧嘩は外でやってくれ~~」

今日はここまでです



ありがとうございました

今日は少し更新できそうです

トレーニング場にて



ヒシアマゾン「オグリは中々やるね!今までトレーナーが居なかったとは思えないよ!」



メイショウドトウ「怪物と呼ばれているだけありますよぉ」



ヒシアマトレ「俺も彼女の走りに驚いている。この才能を伸ばせないならトレーナー失格だ」



ヒシアマゾン「トレ公ならできて当然だろ!」



メイショウドトウ「あまりプレッシャーをかけない方が…」



ヒシアマトレ「アマゾンにハッパをかけてもらう方が俺には良い」



ヒシアマゾン「本当に落ち込んでるならアタシもちゃんと対処を考えるからね」



ヒシアマトレ「この重圧に負けていては話しにならない。俺が成長する為にもこれまで以上に努力していく」



下2 このあとどうなったか

トレーナー室にて



実況『見事勝利したのはタマモクロス!他を寄せ付けない素晴らしい走りでした!』



オグリキャップ「これがタマの実力だ」



ヒシアマトレ「アイツが担当してすぐにレースに出てこれか…」



オグリキャップ「私もレースに出ればこれくらい走れる」



ヒシアマトレ「その言葉に嘘はなさそうだが…」



オグリキャップ「出ると不都合があるのか?」



ヒシアマトレ「目標も聞いていないのにいきなりレースに出すのもどうかと思ったんだ」

オグリキャップ「ヒシアマゾンとメイショウドトウの目標は決まっているのか?」



ヒシアマトレ「アマゾンは有マで一着。去年のリベンジを果たしたい」



ヒシアマトレ「メイショウドトウはまだ心が治り切っていないが、次のG3のレースで復帰する」



オグリキャップ「ならそのレースに私も出る」



ヒシアマトレ「出る……のか」



オグリキャップ「私は目標なんて考えるより目の前のレースに勝てればそれでいい。どうしても決めたいならお前が決めるんだ」



オグリキャップ「私のトレーナーになるというのならそれくらいやってくれ。私はタマに勝つ為に走るんだ」



ヒシアマトレ「それは目標じゃないのか?」



オグリキャップ「違う。タマと走るのは私の一部なんだ、絶対に切り離せないものなんだ」



オグリキャップ「難しいことは全て任せる。私は指示に逆らうことは無いが意味が無いと思ったらここから去る」



下2 このあとどうなったか

飲み屋にて



ヒシアマトレ「ブラトレにオグリを任されたが、中々な性格をしている」



モブAトレ「厄介なのを押し付けられたんだろ」



ハヤヒデトレ「ブラトレね……ハヤヒデも最初あんなネクラに妹は任せられないとか言ってたけど、今は実力を認めてるのよね」



モブAトレ「実力はあっても性格が良いとは限らないだろ」



ヒシアマトレ「アイツが担当したタマモクロスに比べればまだマシなのかもな…」



ハヤヒデトレ「絶対そうよ、タマモクロスって地方時代に暴力沙汰を何回か起こしてるから」



モブAトレ「関西弁の奴ってプッツンしやすいって聞くからな」

モブAトレ「そういやブラトレとセクトレって似てるよな?声とか顔とか雰囲気とか」



ヒシアマトレ「似てるか?俺はそうは思わない」



ハヤヒデトレ「雰囲気はまるで違うけど、確かに顔は似てるわね。化粧で誤魔化されてるけど、顔のパーツはそっくりよ」



ヒシアマトレ「そもそも似てるからってなんなんだ?」



モブAトレ「セクトレって悪い噂しか聞かないだろ?そんな奴と似てるっことは親族の可能性がある」



モブAトレ「ってことは二人とも裏で何かやってるかもって思ったんだよ。協力すれば色々とやり易いだろ?」



ヒシアマトレ「どう思う?」



ハヤヒデトレ「可能性はあるかもしれないわね。セクトレが担当してるアグネスデジタルも悪い噂があるのよ」



ヒシアマトレ「ってことはオグリはブラトレの手先の可能性もあるのか?」



モブAトレ「警戒しておいて損はない。難儀な性格なのもそういう指示なのかもしれないぞ」



ヒシアマトレ「そうか…そう言われれば簡単に引き受け過ぎてしまったかもしれないな」



ハヤヒデトレ「気にし過ぎな感じもするけど、新しく担当する子の情報は調べおくべきだったわね」



下2 このあとどうなったか

翌日、厨房にて



ブラトレ「これでよし…」



アグネスタキオン「早くからご苦労だねぇモルモット君」



ブラトレ「何の用だ…」



アグネスタキオン「ふぅん、もう少し色鮮やかな方が私の好みなんたがねぇ」



ブラトレ「これは君の弁当じゃない…」



アグネスタキオン「え?」



ブラトレ「俺は君のトレーナーにはなってない…」



アグネスタキオン「この前の弁当はそういう事じゃないのかい?」



ブラトレ「違う……」



アグネスタキオン「ふぅん…」

ブラトレ「俺は君のトレーナーになれないが…トレーナー探しは手伝おう…」



アグネスタキオン「…」



ブラトレ「わかったなら早く…」



アグネスタキオン「ぐす……」



ブラトレ「?!」



アグネスタキオン「あの弁当…本当に美味しかったんだ…あんなのを食べたらもう…ミキサー食には戻れない…」



ブラトレ(タキオンはこんな性格じゃなかったはずだ。何かイレギュラーがあったのか?)



アグネスタキオン「私を見捨てないでくれよぉ……モルモットくぅん……」




下2 このあとどうなったか

ブラトレ「仕方ない…一ヶ月の仮契約でトレーナーになろう…」



アグネスタキオン「本当かい……?」



ブラトレ「目の前で泣かれて…無視できるはずがない…」



アグネスタキオン「モルモット君がこんな身体にしたんじゃないか…」



ブラトレ「誤解を招く表現はやめてくれ…」



ブラトレ(タキオンとスズカには悪いが二人を担当すると周りが敵だらけになる。この一ヶ月でタキオンの新しいトレーナーを探そう)



ブラトレ(俺でないとタキオンの脚が完成することは無い。トレーナーとして実力が無くともタキオンをコントロールできる人物が相応しい)



アグネスタキオン「ぐす…早くお弁当を……」



ブラトレ(イレギュラーではなく俺と出会い方が違っていればこうなっていたのだろうか)

暫くして



タマモクロス「今日もお弁当ありがとうやで!」



ナリタブライアン「肉は入っているだろうな」



ブラトレ「野菜も入れたからな…」



ナリタブライアン「チッ、野菜は必要ないというのに」



タマモクロス「好き嫌いせんとなんでも食わなあかんで」



ブラトレ「タマの体調はどうだ…?」



タマモクロス「昨日レースしたと思われへんくらい調子ええで!ハードな練習でもやったる!」



ブラトレ「うまく調整できていたからな…」



ナリタブライアン「トレーナーはそこを含めて優秀だからな」



ブラトレ「負荷は軽めだがトレーニングは行う…頼んだぞ…」



タマモクロス「ウチに任せとき!」



下2 このあとどうなったか

某所にて



メジロアルダン「ここに呼ばれた理由はわかっていますね?」



メジロライアン「ドーベルに何をしたの?」



セクトレ「あの子の最近の頑張りは知ってるでしょ?まずは褒めてあげるのが筋なんじゃない?」



メジロブライト「ドーベルさんは頑張りましたね~」



メジロアルダン「ブライトは少し静かにしてて」



メジロライアン「メジロ家にこんなことしてどうなるかわかってるの?」



セクトレ「どうなるのか是非教えて欲しいわね」



メジロライアン「ぐ……」



メジロアルダン「まるで悪びれる様子がありませんね」

セクトレ「同じメジロだから心配するのは分かるけど、彼女は拒否はしてないでしょ?」



セクトレ「それなのに助けようなんてただのエゴよ。それか妬みね」



メジロブライト「妬むんですか~?」



セクトレ「貴女たちの最近の成績は知ってるわよ、良くて五着だなんて笑えるわよねー



メジロブライト「それはドーベルのことが心配で…!」



セクトレ「メジロ家が言い訳なんかしてるんじゃないわよ。マックイーンみたいに脚を壊す覚悟で走ってから言いなさい」



セクトレ「他人の心配をする前に結果を出すのがウマ娘よ。ドーベルはメジロ家に恥じない走りをしてる」



セクトレ「負け犬が私の邪魔をしないで。わかったら早く消えなさい」



メジロアルダン「絶対にドーベルさんに何かしてるのに…!」



メジロライアン「ここで下手に手を出すとこっちが悪者になる、ここは我慢…」



下2 このあとどうなったか

モブトレ「貴女の能力は素晴らしいですが脚の脆さが致命的です」



メジロアルダン「ドーベルさんを救う為にもトレーナーさんが必要なんです!」



モブトレ「速くなりたいという理由ならまだしも、そんな理由でトレーナーを…」



メジロアルダン「そんな理由…?今なんて言いましたか?」



モブトレ「…失礼します」



メジロアルダン「また断られてしまいました…これで何人めかもう数えるのも馬鹿らしくなってきました」



メジロアルダン「自分の脚を責めたことはありませんでしたが、今だけはこの脚が憎くて仕方ありません」



メジロアルダン「ドーベルさんも救えない癖に満足に走ることもできないこんな脚なんて……!」



メジロアルダン「……ううっ!!私は一体何の為にトレセン学園に来たというの!」

アグネスタキオン「モルモットくぅん、もっと私に構っておくれよぉ」



メジロアルダン「タキオンさんがトレーニングを…?私と同じか、それ以上に脚が脆いはずなのに」



アグネスタキオン「君のお陰で私は走れているんだよぉ」



ブラトレ「……」



メジロアルダン「あの方がタキオンさんのトレーナー…」



ブラトレ「君とは一ヶ月の付き合いだ…」



アグネスタキオン「そんなこと言わないでずっと私の面倒を見ておくれよぉ。おはようからお休みまで隣に居ておくれぇ」



メジロアルダン「一ヶ月……仮契約ということですか。ならその後ならチャンスがあるということですね」



メジロアルダン「あの方がトレーナーになってくれるなら私の脚でも走れる!ドーベルさんも救うことができる!」



メジロアルダン「どんな手を使ってでも彼を手に入れなければいけません。多少……道を踏み外そうとも構いません」



下2 このあとどうなったか

メジロマックイーン「メジロ家専任トレーナーの枠を増やして欲しいと聞いた時はどんな事情があるのかと思いましたわ」



メジロアルダン「私の言っていることはおかしいでしょうか」



メジロマックイーン「メジロ家のウマ娘として間違っていません。仲間を救うだけでなく自分も強くなろうというその心意気は素晴らしいもの」



メジロマックイーン「いいでしょう私からおばあさまに話しは通しておきますわ」



メジロアルダン「ありがとうございます…!」



メジロマックイーン「しかし、強引な手を使うのは最後の手段。私が一度話してみますから早まったことはしないように」



メジロアルダン「わかりました」



メジロマックイーン「話して分からないのなら……やることは一つですから」

トレーナー室にて



メジロマックイーン「貴方の力を貸して欲しいんです、アルダンが必要としていますのよ」



ブラトレ「事情はわかるが…今はブライアン、タマを育てること…そしてタキオンのトレーナーを見付けるので忙しい…」



メジロマックイーン「交渉決裂ということですわね」



ブラトレ「少し待って欲しいんだ…」



メジロマックイーン「残念ながらこちらには時間にはありませんのよ」



プシュッ



ブラトレ「」バタッ



メジロマックイーン「…もしもしアルダン?ええ、彼には眠ってもらいました」



メジロマックイーン「これからメジロ家に連れて帰って…そうですわね。強引な手を使う必要があるかもしれません」



下2 このあとどうなったか

メジロ家別邸、地下牢



ブラトレ「……」



ブラトレ「牢屋か……これはどうしようもない…」



ブラトレ「拘束されていて身動きもとれない…諦めて戻るしか…」



ガチャッ



メジロアルダン「目覚められたようで何よりです」



ブラトレ「ここは…メジロ家なのか…?」



メジロアルダン「本家ではありませんがメジロ家です」



ブラトレ「そこまでして俺を…」



メジロアルダン「私には貴方が必要なんです」

メジロアルダン「ドーベルさんを救う為、そして私の脚でもレースを走れるようにして欲しい」



メジロアルダン「このあと何が起こるのか、私の格好を見ればわかりますよね?」



ブラトレ「……」



メジロアルダン「このネグリジェは普段着るものではなく、所謂勝負の時に着るものです」



メジロアルダン「最後のお願いです。私の担当になってください」



ブラトレ「今は担当を増やすのが難しい…だから代わりのトレーナー探しは手伝う…」



メジロアルダン「……ふんっ!」



ビリビリッ



メジロアルダン「ウマ娘の力を舐めるからこうなるんです。服を破くくらいどうってことないんですよ」



メジロアルダン「言って分からないなら身体で分からせるしかありません。どうか…お覚悟を」



下2 このあとどうなったか

メジロアルダン「な、なんですかこの大きさ……!」



ブラトレ「……」



メジロアルダン「こんなのが私の中で暴れたら…!!」



ブラトレ「こんな事してもドーベルの為じゃない…快楽で従わせるだなんて…」



メジロアルダン「……快楽で従わせる為にこんなことをしているんじゃありません。トレーナーさんは既成事実という言葉はご存知ですか?」



ブラトレ「やめてくれ……」



メジロアルダン「止めません。最初は大きさに戸惑いましたが少し頑張れば…よし」



ブラトレ「頑張らなくていいんだ……」

メジロ家本宅にて



メジロライアン「アルダンがあそこまで本気だったなんて思わなかった」



メジロマックイーン「ドーベルだけの為ならあそこまでするとは言わなかったでしょう。脚のこともあったから強引な手を使ったんです」



メジロブライト「既成事実は最強ですから~」



メジロライアン「うう…アルダンがあの人とシてると思うと落ち着かないよ…」



メジロマックイーン「これもメジロ家には必要なこと。慣れておいて損はありません」



メジロブライト「マックイーン様は経験がありますの~?」



メジロマックイーン「……さて、そろそろ別邸に向かいましょう。もう終わっている頃でしょう」



メジロライアン「どんな顔して会えばいいのかわかんないよ…」



下2 このあとどうなったか

翌日



メジロアルダン「凄い……!こんなトレーニングがあっただなんて!」



タマモクロス「新人の子もタキオンと同じで脚が弱い子なんやね。四人同時やなんて流石やね」



ブラトレ「彼女はタキオンと一緒で仮契約だ………」



タマモクロス「なんでそんなに疲れてるんよ?昨日ちゃんと寝たんか?」



ブラトレ「……」



ナリタブライアン「他の女の匂いがする」



ブラトレ「タキオンと彼女のトレーナーは必ず見つける………」



タマモクロス「そんなこと言うて結局アンタが面倒みそうな気がするわ」

メジロアルダン「トレーナーさん!」



ブラトレ「なんだ……?」



メジロアルダン「私とは仮契約の後でちゃんと契約してもらいます。そういう約束ですよね?」



ブラトレ「………」



メジロアルダン「ドーベルさんを救う為に力を貸してもらうだけじゃなく、トレーナーとしても私を支えて下さい」



タマモクロス「ほらな、やっぱり結局アンタが担当するんやで」



メジロアルダン「それと…」



メジロアルダン「あんなの知ったら私、もう戻れません。絶対に逃しませんからね」ボソボソ



ナリタブライアン「トレーナーからコイツの匂いがする」



タマモクロス「あ……あぁ?お前まさか…手ぇ出したん違うやろな…?」



ブラトレ「………」



アグネスタキオン「モルモットくぅーーーん!!昼寝から起こすのも君の仕事だろう!」



アグネスタキオン「君はずっと隣に居てくれないと困るんだ!一生私の面倒をみておくれよぉ!」



ナリタブライアン「後で話しがある」



ブラトレ「どうしてこうなるんだ………」

ありがとうございました



更新はできるだけしたいと思っています

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