「ですから、私のトモは触らないんですか?」
「何の……何の事だスズカ?」
突然かつ衝撃の言葉に理解が追いつかず、待ってくれと片手をあげて制止する。しかしスズカはそんな俺の“逃げ”を許さずにすかさず“差し”た。
「スぺちゃんとマックイーンのトモを触りましたよね? 私のトモは触らないんですか?」
「お、おう……」
いつも通りのスズカだった。静かで聞く者を落ち着かせるスズカの声音だ。粛然《しゅくぜん》とさえ言える。そんな彼女が不思議そうに俺を見上げていた。
さて、どうしたものか。いつも通りの様子で尋常ならざる事を言い出した教え子に、俺はいったいどうすればいいのだろうか?
頭を抱えたくなる気持ちをなんとかこらえていたら、気がつけば天を仰いでいた。
天井付近に位置する小窓から、太陽の光が差し込んでいるのが見える。キレイ好きのスカーレットが号令をかけて定期的に清掃をしているが、太陽に当てられたホコリがチラホラと舞うのが確認できた。
楽しそうだなと、間抜けな気持ちが芽生える。俺もそこに行きたいと、切実な想いを抱く。
するとホコリと一緒に舞っていた相手が見えてきた。キラキラと光り輝くそれは、小さな小人だろうか。幼少の頃に誰もが想い描く妖精たちが、そっと手を差し出してくる。
――貴方も私たちと踊りましょう。
「ああ、待ってくれ。俺も今行くから」
そして俺は日の光を浴びるために外へと駆け出し――
「私の方が足が速いです」
「うおっ!?」
――あっさりとスズカに回り込まれてしまった。
「くっ、ごまかせなかったか」
「あ、演技だったんですね。良かった。このまま行かせてしまったら、トレーナーさんの心がどうかなってしまうと思って止めたんですけど」
「ああ、心配してくれてありがとうスズカ」
でも心配してくれるのなら、突然妙な事を真剣に言い出さないでほしいと言いたかった。
「ふふ」
しかしお礼を言われて満足げなスズカを前にしたら言えるわけがない。
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そうだ、スズカはちょっと――いや、かなり天然なところがある。私のトモは触らないんですか、何て事を言い出したのもスズカにしかわからない理由があるんだろう。そしてそれは決して不純な理由なわけがない。
「あのな、スズカ。まるで自分のトモを触ってほしいというか、触っていない事を責めているように聞こえたんだが」
「別に触ってほしいわけでも責めているわけでもありません。トレーナーさんが下心があってああいったコトをしているわけでもないのはわかっています。でも……」
ここで初めてスズカは不満気な表情を見せる。
「……女性の足を触るのは、親しい間柄であっても相手の了承が無ければ許されませんよね? それほどのコトをスぺちゃんたちにはしているのに私にはしていません。それがこう……何と言いますか、胸がモヤモヤして……どうしてだろうと思って訊いたんです」
その表情は何が原因なのか自分でもよくわかっていないため、それがさらに不満を募らせているように見えた。
それにしても……スピカのメンバーは全員同じぐらい気を配って指導するよう心掛けていたが、よもやこんな事で不平等感を抱かれようとは。
「聞いてくれスズカ。俺がトモを触るのはまだ走っている姿を見た事が無い奴だけだ。いや、スぺだけは二回触ったが、アレはアイツがダイエットなんて言い出したからその場のノリというやつだ。スズカの走りを十分に魅せてもらっている俺が、今さらトモを触る必要なんてないだろ?」
「それは……そうかもしれませんが」
俺の言葉を理解はしたものの、納得はしていない様子だ。アプローチを変える必要があるな。
「それにスズカは俺がトモを触っても反撃できないだろ。俺がつい“スズカはどういう走りをするんだろう”という興味を抑えられなくてトモを触ったとしよう。それに恥ずかしいとか気持ち悪いと感じたのに反撃しなかったら、俺が一方的に悪者になるじゃないか」
「……トレーナーさん。下心が無いとはいえ、断りなく女性の足を触るのはどのみち悪者だと思います」
スズカのもどかしそうな表情が、困ったような笑みに変わる。よし、最初はどうしたものかと困惑したが、何とか解決――
「……つまり反撃できるのなら触ってくれるんですね?」
「……スズカさん?」
胸を撫で下ろしたのもつかの間のこと。
スズカの口から小さいが、決して聞き逃す事ができない不穏な言葉が漏れる。
上ずった俺の声をかき消すように、風切り音が部屋で鳴り始めた。
「こう……でしょうか?」
ブォン、ブォンと。左手を左右に振って、平手打ちの練習をするスズカの姿がそこにあった。
――最高速度70キロ。それは脚力だけで生み出せるものではない。脚の動きに連動した腕ふりによるリズムと推進力が不可欠だ。
G1ウマ娘の平手打ちともなれば、人の首をへし折るぐらいは容易《たやす》い。
「よし……! トレーナーさん、どうぞ」
満足のいく平手打ちができるようになったのか、スズカは満面の笑みを浮かべながらこちらへと手を広げる。
それは何だ? 何を意味する? この通り反撃(致命傷)できるようになったから、遠慮なくトモを触ってくれという意味なのか!?
「できるか!」
「……え?」
俺の当然の叫びはスズカには予想外だったようで、不思議そうに首をかしげている。
「あの……大丈夫です、トレーナーさん。私ちゃんと反撃しますから」
「俺が大丈夫じゃないんだよ!」
「トレーナーさんを一方的に悪者になんかしませんから」
「お前が一方的に悪者になっちまうんだよ!」
「……?」
ダメだこの娘、全然わかってない。それとも俺なら大丈夫だとでも思っているのか? 俺なんてしょせん、ゴルシ・テイオー・ウオッカ・スカーレットの四人組に蹴られれば吹っ飛ぶか弱い存在なんだぞ。
「あ――」
「……お?」
そこでスズカがはたと気づいたように動きを止めた。ようやくわかってくれたのか?
「……トレーナーさん。女の子の脚を触るのは、嫌な思いをさせたコトに対して反撃があるから許されるんですよね?」
しかしスズカは自分の腕力について思い至ったわけではなく、不満気なスズカを納得させるために言った俺の言葉を思い出していたようだ。
「いや……許されるわけではないけど、なあなあになる感じか」
「じゃあ私が先にトレーナーさんを攻撃をすれば、その反撃として私のトモを触ってくれますか?」
「――――――――――は?」
何を……言っているんだ……スズカは……?
「トレーナーさんに酷いコトなんかしたくありませんけど……大丈夫です、ちゃんと手加減しますから」
室内に再びブォン、ブォンという風切り音が鳴り響く。
これの何が大丈夫だと言うのだろうか?
「それでは始めますね、トレーナーさん」
「ま、待て! 待ってくれスズカ!」
手を挙げて制止するが、スズカは風切り音を従えながらゆっくりとにじり寄る。
「10……9……8……」
「そのカウントダウンはなんだ!? 0になったらどうなるんだ!? 頼むから待ってくれ!」
「…7………6………5………」
「お、カウントが少し遅くなったな! もしかしてそれで待ってるつもりかスズカ!?」
「4………3………2………」
「頼むから何か答えてくれ!」
「1――」
「わかった! オマエのトモを触るからビンタは、ビンタだけは止めてくれ!」
「ぜ――本当ですか!!」
目の前に迫った強風に前髪を煽られながら両手を上げて降参する。それにスズカは目を輝かせて喜んでくれた。
その年頃の少女相応のはしゃぎ方は、脅迫で得られた結果に喜んでいる事に目をつむりさえすればほほ笑ましいものだった。脅迫された当事者である俺にしてみれば頭が痛くなるが。
教育者として注意すべきだろうかという考えが少しよぎる。しかしそれは、スズカの淑《しと》やかなのにマイペースという彼女らしさを損ねかねない。
「……まあいいか」
スズカがこんなワガママを言う相手は身内ぐらいで、身内なんて迷惑をかけ合ってなんぼなもんだ。
「ではトレーナーさん、どうぞ」
「はいはい、今やるから」
弾んだ声でせかすスズカに、こんな事はさっさと終わらせようと彼女の前で膝を付く。
そしてスズカのトモに手を伸ばして――つかみ損ねた。
「……スズカ?」
不思議に思って顔を上げると、スズカは俺以上に驚いた様子だった。
「えっと……触るからな、トモを」
「え、ええ。どうぞ」
念のため確認を取り、手をトモへと伸ばし――スズカが足を引いたため、また空ぶってしまった。
「……スズカ?」
再び顔を上げると、そこには頬を赤らめて顔を背ける教え子の姿があった。
「あ、あの……トレーナーさん。もしかしてこれって……え、エッチじゃないですか?」
「そうだよっ!!」
あまりにも今さらな事を言い出したから、つい大声で突っ込んでしまった。
「で、でも……トレーナーさんが未成年の教え子に、エッチなコトをするはずありませんよね?」
「俺はエッチな目的でトモを触ったりしないが、男が女の脚を触るのは普通ならエッチに決まってるだろ! だから俺はスぺやマックイーンに顔面蹴られたんじゃないか!」
「それはそうなんですけど……相手がトレーナーさんだから大丈夫だと思っていたのに、いざとなったら恥ずかしくて」
これはアレだな。覚えがある。
周りから本当にあのジェットコースターは怖いよと止められたのに列に並び、席に座って機体がゆっくりと動き出してから後悔するヤツだ。大丈夫だと思っていたのが、いざとなったらこれっぽっちも大丈夫じゃなかったヤツだ。
「……うん、じゃあ止めるか。止めよう!」
「そ、それはダメです!」
「ええぇ……」
止められると期待できたのも一瞬だけ。スズカはどうしてか意固地になっているようだ。俺にトモを触られるなんて恥ずかしいだけなんだから止めちまえばいいものを。
「目をつむっていますから、トレーナーさんはトモを触ってください」
「いや……触れって言われても」
顔を赤らめているだけでもマズいのに、目をつむって小刻みに体を震わせている少女――それも自分の教え子のトモを触れと?
「はあ……じゃあ触るからな」
深く考えなくてもマズい状態だ。こんな状況さっさと終わらせてしまおう。
これが最後だとスズカのトモに手を伸ばす。目をつむっていても気配を察したのか、スズカの体がピクリと反応しかける。しかし踵《かかと》が浮き上がりかけはしたが、その場から動く事はなかった。
「……ん……ンッ」
「……っ」
頭上から恐怖と緊張を押し殺した、つやのある声が下りてくる。スズカの緊張が俺にも移ってしまったのか、トモを触ろうとする手がぎこちなく震えた。
「お願いします……トレーナーさん」
「ああ……わかった」
トモを触る直前で止まってしまった俺を、スズカが濡れたような声で促す。その声からは恐怖と緊張が伝わってきたが、それ以上に俺への信頼が込められていた。こんな声で頼まれたのなら、男として腹をくくるしかない。
俺はついに、ジャージの布で隠されたトモへと手を伸ばし――
「おっつかっれさーん! ゴルシちゃん登場で――あん?」
「ちょっと、入口で立ち止まらないでくださいまし、ゴールドシッ…………え?」
「あ……」
トモに指先が触れた辺りで勢いよく扉が開かれた。
扉から差す日の光は、そこに立つゴルシとマックイーンの姿を照らし出す。二人の後ろにはさらにウオッカ、スカーレット、スぺ、テイオーの姿も見えた。
一瞬――しかし永遠にも思える静寂が場を包んだ。
頬を赤らめてかすかに涙ぐんだ様子の女生徒と、その脚を今まさに触ろうとしているトレーナー。それを目撃してしまった少女たち。
次に何が起きるのかを理解して、俺は静かに覚悟する。
「まっ――」
スズカが制止しようとしたが、ターフの上のように駆ける四つの影を止めるには遅かった。
『うおらあああああぁぁぁっっ!!!』
「ごふぉ……っ」
ゴルシ、テイオー、ウオッカ、スカーレット四人による蹴りは、かつての公園と同じように人ひとりを吹き飛ばすには十分すぎる威力である。しかしあの時と違うのは――
「この……っ」
宙に舞うこの体を受け止めるのが地面ではなく、回り込んでいたマックイーンであったこと。
「痴れ者がああああぁっっ」
「ぬぐがあああああぁぁぁっっ」
俺の体を背中越しで受け止めるや否や、自らの両肩を支点として俺の体を海老反《えびぞ》りにさせる。
プロレスの大技アルゼンチンバックブリーカーだ!
「トレーナーさあああぁぁん!」
「え、あのスズカさん。これってもしかして……え? 待って皆!」
意識を失う俺が最後に見たのは、泣きながら俺に駆け寄るスズカと、一連の事態で真っ先にスズカに駆け寄っていたであろうスぺの……すがた……だった……。
――
――――
――――――――
「ったくアイツ等、も少し手加減しろってんだ」
ウマ娘四人に蹴られた挙げ句、プロレス技をかけられてもこうして生きているのだから何だかんだで手加減はしているのだろうが、昨日のダメージはまだ残っている。
「すみません、私のせいで……」
「お互いちょっと考えが足りなかったな。あんな場面を見たらそりゃ蹴るわ。でもアルゼンチンバックブリーカーはねえだろ」
「大丈夫ですか、ボキボキボキィって音がしましたけど」
スズカは申し訳なさそうに耳を垂らしながら、マックイーンに破壊された俺の背中を優しく撫でる。
「凄いですね……あんなにのけ反ったのに、ちゃんとつながっています」
「……」
悪意の無い感嘆の声に、板チョコのようにポッキリと折れてしまう自分が想像された。
「トレーナーさん?」
「いや、何でもない。そういえばちゃんと誤解は解けたのか?」
「スぺちゃんとゴールドシップはすぐに信じてくれたんですけど、他の皆には騙されてないかって心配されちゃいました。でも最後にはわかってくれたから大丈夫です」
「ああ……ウオッカはともかく、他の三人は俺の事をやいのやいの言いそうだしな」
「は、はは」
スズカの苦笑が俺の想像通りであったと教えてくれる。まあアイツ等が俺に口うるさいのは最初っからだし、別に嫌われているわけじゃないからいいんだが。
「……」
「……スズカ、どうした?」
別に何かあったわけではない。ただ背中に回っているスズカから何か言いたげな雰囲気を感じられた。
「私……トモを触られるのは恥ずかしいコトだと、知っていたつもりなんです」
「……で、実際俺に触られそうになってどうだった?」
「トレーナーさんが相手なら大丈夫だと思っていたのに、思っていたほど大丈夫じゃありませんでした」
「そりゃ良かった」
「……何が良かったんですか?」
むすっとした声をあげるだけでは飽き足らなかったようで、痛くない程度の強さで背中をスズカにつねられる。
思えばスズカがこんな風に甘えられる男は俺だけなんだろう。それを喜ばしいと思う反面、そこから先はスズカが将来出会う相手のために取っておかなければと意識する。
「別にスズカは今回の事で男が怖いとか、気持ち悪いとか思ってないんだろ?」
今も俺の背中をつねり続けているが、嫌な相手にはそれすらできないだろう。ましてや優しく撫でるなんてできるわけがない。
「そういうトラウマを負うことなく、男にトモを触られるのが思っていたよりずっと恥ずかしいって気づけたんだ。ほら、良い事じゃないか」
そう考えてみれば、ウマ娘四人に蹴られて吹き飛ばされた挙げ句にプロレス技をかけられたのも、そう悪くはな――いや、やっぱり悪いか?
「……そのコトなんですけど、私も私なりに答えを出してみたんです」
「おお、どんなやつだ?」
物思いにふけっていると、スズカは俺の背中をつねるのを止めると正面に回ってくる。
自分の出した答えに確信は無いのか不安げにうつむいているが、それでも俺に聞いて欲しいようだ。
「トモを触られるのは恥ずかしいコトだとわかったけど、じゃあ誰になら触られてもいいのか考えてみました。
最初に浮かんだのはスぺちゃんたちスピカの皆、それにエアグルーヴにタイキシャトル、そしてフクキタルでした」
「うん、こうして挙げてみるとけっこう多いな」
スズカはボディタッチが多い子ではない。例え同性であっても手や肩ならともかく、トモを触れてもいいのはよほど親しい相手だけだろう。
そして俺と出会った頃のスズカには、そこまで親しい相手はここまで多くなかったはずだ。それが今ではこんなにもトモを触ってもいい相手を挙げられる事を喜んでいると――
「そして……男の人は、トレーナーさんだけでした」
「……は?」
何か――とんでもない事を言い出した。
理解が追いつかず、目をパチクリさせながら改めてスズカを見る。
すると不安からうつむいていると思っていたが、恥ずかしくてうつむいていた事がその赤らんだ頬からわかった。
「これまでこんなコトを考える機会が無かったので、昨日は混乱してしまいました」
混乱なら俺も負けていないよ。
目に入れても痛くない教え子からこんな告白をされるだなんて、想定できるわけねえよ。
さっきから除夜の鐘みたいに頭の中がぐぉんぐぉんと鳴り響いてるぞ。
「あの……今度はちゃんと覚悟してからお願いするので、よろしくお願いします」
「…………は?」
「で、では!」
何を、と問い返す間もなく。言いたい事を言い終えたスズカは部屋を飛び出てしまった。
「……………………は?」
壊れたスピーカーのように口から同じ音が漏れ続ける。これ以上漏れないように、こぼれないようにと口を上に向けた。
天井付近に位置する小窓から、太陽の光が差し込んでいるのが見える。キレイ好きのスカーレットが号令をかけて定期的に清掃をしているが、太陽に当てられたホコリがチラホラと舞うのが確認できた。
楽しそうだなと、間抜けな気持ちが芽生える。俺もそこに行きたいと、切実な想いを抱く。
するとホコリと一緒に舞っていた相手が見えてきた。キラキラと光り輝くそれは、小さな小人だろうか。幼少の頃に誰もが想い描く妖精たちが、そっと手を差し出してくる。
――貴方も私たちと踊りましょう。
「ああ、待ってくれ。俺も今行くから」
そして俺は、日の光を浴びるために外へと駆け出して行くのであった。
――ウマ娘に走りで勝てるわけがないのに。
~おしまい~
最後まで読んでいただきありがとうございました。
初めてアニメ時空で書きましたが、やはり沖スズは良いですね。
次にウマ娘を書く時は、独占力が暴発してしまった会長か、スズカにお尻を触られた沖トレが南坂のお尻を触るか、ヤエノムテキと師範代のアンジャッシュか、ハッピーミークが激怒する話になると思います。
これまでのおきてがみ(黒歴史)デース!
確信を得てしまったダイワスカーレット
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1638049796
トレーナー「ひたいに油性ペン(極太)で“オグリ”と書かれた」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1641677571
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