アイドルマスターミリオンライブ!のSSです。
プロデューサーさんは罪深いですね。
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静香「もしもし、現行犯です。成年男性が女子中学生に襲い掛かろうと、はい」
P「もう通報してる!!」
P「ちょっと待ったぁ!」
静香「なんですか電話中ですよ静かにしてください」
P「なんでいきなり通報してるんだよ!!」
静香「何って……プロデューサーが犯罪行為に及ぼうとしていたからじゃないですか」
P「謂れのない!」
星梨花「あの、どうしたんですか静香さん」
静香「星梨花は気にしなくていいのよ。私の後ろに隠れていなさい」
P「だって、だって俺ちゃんと我慢したもん! ふわもこ星梨花にぎゅっとして良いって言われたけど我慢したもん!」
静香「そういう状況に陥ったというだけで罪です。罪人です」
P「そんなぁ」
星梨花「あの、私なにかプロデューサーさんに迷惑をかけちゃいましたか……?」
静香「星梨花は何も悪くないのよ。プロデューサーが全部悪いの」
P「ひでぇ言いぐさ」
静香「さぁ星梨花、逃げるのよ。この男の目が届かないところまで」
星梨花「えっ、じゃあ私、着替えてきますね」
静香「それが良いわ」
P「ねぇ静香、不可抗力って言葉知ってる? もしくは冤罪って言葉」
静香「被告人の発言は一切認めません」
P「基本的人権って言葉も知ってる?」
ガチャ
エレナ「やっほープロデューサー! 外、寒かったヨー!」
P「あっエレナだ」
エレナ「どれくらい寒かったかって言うと~、このくらいだヨー! ぎゅー!」
P「ぎゃあぁ冷てぇえ!!」
エレナ「エヘヘー、プロデューサーあったかいネー♪」
P「おいおいエレナ離れなさい、って……」
静香「……」ジー
P「ハッ! まずい、また通報される!」
静香「……」
P「あれ?」
エレナ「えーい、次はシズカだヨー!」
静香「わっ、エレナさん冷たいですよ。やめてくださいよ、もうっ」
エレナ「静香は柔らかくて気持ち良いネー」
P「あれ?」
ガチャ
星梨花「あっ、エレナさん。おはようございます!」
エレナ「ヤッホーセリカ! アッ、この前のチャイナ衣装だネー」
星梨花「えへへ。はいっ、美咲さんに調整が必要かどうか見たいから着て欲しいって頼まれたんです」
P「うんうん、ピッタリで似合ってるぞ」
静香「あ、もしもし。はい、事件です」
P「なんで!?」
静香「はい、現行犯です。成年男性が女子中学生に厭らしい目を……」
P「いやいやいや、おかしいでしょ」
静香「なんですかプロデューサー。文句があるなら証言台でお願いします」
P「なんで星梨花を見ただけで通報されないといけないんだ!」
静香「えーっと、そう、覗きです。痴漢です」
P「今考えたよね!?」
エレナ「どうしたノ?」
星梨花「私はよく分かりません……」
エレナ「チャイナ服も良く似合ってるヨー、セリカ♪」
星梨花「えへへ、ありがとうございます♪」
エレナ「セリカならきっとサンバの衣装も似合うヨー」
静香「あっ、累犯ですね。プロデューサー、大人しく自首してください」
P「なんでっ!?」
静香「いま、星梨花のサンバ衣装を想像しましたよね?」
P「してっ、してない、してない!」
静香「あっ、その反応はもうダメですね。自白とみなします」
P「ひどいや」
静香「じゃあエレナさんは星梨花を安全なところに連れて行ってください」
エレナ「よく分からないケド、一緒にサッカーしよっ!」
星梨花「分かりました、じゃあ行ってきますね♪」
P「全てにおいて謂れが無いんだよなぁ」
ガチャ
茜「プロちゃんプロちゃー――――ん!!!」
P「うわぁっ!?」
茜「凄いんだよプロちゃん! この前の南エリアの公演で、無断で販売していた茜ちゃん人形が売れに売れてね!」
茜「四半期の粗利が1,500万円を突破したよーー!! 褒めて褒めてー-!!!」
P「ん、ん? 褒めれば良いかどうか反応に困るな……」
茜「迷ったら褒めれば良いんだよ! ほらほら、茜ちゃんのナデナデしどころだぞ♪ ほれほれ♪」
P「ん、うーん。まぁ、よく頑張ったな」ナデナデ
静香「……」ジー
P「むっ、これはアウトか!?」
茜「凄いんだよプロちゃん! この前の南エリアの公演で、無断で販売していた茜ちゃん人形が売れに売れてね!」
茜「四半期の粗利が1,500万円を突破したよーー!! 褒めて褒めてー-!!!」
P「ん、ん? 褒めれば良いかどうか反応に困るな……」
茜「迷ったら褒めれば良いんだよ! ほらほら、茜ちゃんのナデナデしどころだぞ♪ ほれほれ♪」
P「ん、うーん。まぁ、よく頑張ったな」ナデナデ
静香「……」ジー
P「むっ、これはアウトか!?」
>>12 重複投稿失礼しました。
静香「……」
P「おや?」
茜「手を止めない!」
P「はい」ナデナデ
茜「うにゃ~」ゴロゴロ
ガチャ
美也「おや~? 可愛いネコちゃんが居ますね~?」
茜「そうそう。茜ちゃんはいっつも可愛いネコちゃんだからね、美也ちゃんもナデナデして良いよ?」
美也「ありがとうございます~」ナデナデ
美也「あっ、そういえば私も、今日の学校のテストで100点を取ったんですよ~。褒めてもらいたいです~」
P「えっ、うーん」
茜「しょうがないにゃあ。プロちゃんの手は二本あるからね、一本は美也ちゃんに分けてあげよう」
美也「ありがとうございます~。それではお願いしますね~」
P「う、うーん。それでは失礼して……」ナデナデ
美也「良いですな~」
静香「……」ジー
P「むっ、これはどうだ……?」
静香「……」
P「あれ?」
ガチャ
星梨花「あ、茜さんと美也さん。ちょうど良かったです。今度の公演のお芝居なんですけど」
静香「ピピー! アウトです! プロデューサー、今すぐ手を後ろに回して地面にうつ伏せになってください」
P「ホイッスルどこから出したお前」
茜「ん? どうしたのモガミン」
静香「野々原さんと美也さんはそのまま捕まえていてください。もしもし、現行犯です。はい、今こちらで確保しています」
星梨花「あの、どうしたんですか?」
P「俺も聞きたい」
静香「お芝居って言葉を聞いて、星梨花に際どい台詞を言わせようと思いましたよね?」
P「発想力がすげぇや」
美也「どういうことでしょうか~?」
P「俺も知りたい」
静香「危険です。お二人は今すぐ星梨花を連れて逃げて下さい」
星梨花「え、でもお芝居……」
静香「プロデューサーのいないところでやった方が良いと思うわ。野々原さん、美也さんお願いします」
茜「え、じゃあ行こっか。よく分からないけどプロちゃん悪くないよ?」
P「俺もそう思う」
静香「ふぅ……危ないところでした」
P「今のところ静香の方が危ないけどな」
ガチャ
環「あっ! おやぶんいた!」
風花「そんなに急いで入ったら危ないよ環ちゃん」
歌織「あっプロデューサーさん。お疲れ様です」
P「みんな揃ってどうしたんですか」
風花「環ちゃんがみんなで一緒におやぶんのところに行こうって……」
環「あのね、今日寒いからみんなでおしくらまんじゅうしようよ!」
歌織「えっ!?」
P「えっ!?」
環「えーい! おしくらまんじゅう!」
P「うわっ!?」
風花「え、えーっと……」
歌織「わ、私たちはどうしようかな……」
環「え~。ふうかもかおりもやらないの? たまき寂しいぞ~」
風花「ぐっ……」
P「冷静になってください」
歌織「な、何事も経験ですよね。えぇーい!」
風花「失礼します!」
P「冷静になってください!!!!!!!」
環「おっしくらまんじゅう、押されて泣くな!」
風花「お、おしくらまんじゅう……」
歌織「押されて泣くな……うぅ……」
P「冷静に!!!なって!!!!ください!!!!!!」
静香「……」ジー
P「ハッ! 流石にこれは……」
環「わぁーい温かいぞー!」
静香「……」
P「あれ?」
風花「あ、あったかいですね……」
歌織「そうですね……」
P「あなたたちは冷静になってください」
ガチャ
星梨花「あの」
静香「もしもし、今すぐ来てください。はい、住所は〇〇市〇〇の……」
P「なんで!?」
静香「いま星梨花のこと見ましたよね?」
P「見ただけで!?」
環「せりかも、おしくらまんじゅうする?」
星梨花「みなさん何してるんですか?」
風花「何してるんでしょうね私たち」
歌織「そうですね」
環「おしくらまんじゅうしたら温かくなるんだぞ!」
星梨花「そうなんですか? 私、やってみたいです!」
静香「星梨花、もう少し我慢して。もう少ししたら迎えが来てプロデューサーを連れて行ってくれるから」
P「なんなんだよもう」
P「大体こんなことで警察に電話したら迷惑かかるだろ、イタズラ電話はやめなさい」
静香「そんなことするわけないじゃないですか。私はずっと星梨花のお父さんに電話してましたよ」
P「もっとやめろ!!!!!!」
おわり
終わりました。せりしずは良いですねぇ……。
HTML依頼出してきます。
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