モナーク 第61前哨基地
エマ・ラッセル「慌ただしいわね、どうしたの」
研究員「なんでもお偉いさんの視察が午後からあるそうです」
研究員「急な視察で迎え入れの準備を。 博士は娘さんの相手でもしてください」
エマ「なら、お言葉に甘えさせてもらうわ」
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マディソン・ラッセル「モスラが孵化するまでもうすぐだね」
マディソン「オルカを使ってコンタクトをうまくとれれば怪獣とも共存できるように・・・」
エマ「きっとできるわ。」
エマ<娘には悪いけど、オルカは怪獣を完全に支配するために使わせてもらうわ。人類の数を削減して地球環境の保護と再生した環境で新たな人類の繁栄を実現するために>
研究員「あの、これは視察のはずでは!」
???「心配するな、我々はアメリカ人でちゃんとモナーク上層部からの許可は得ている。これは上層部からの書類だ」
???「彼らは陸軍のデルタだ。この施設がテロリストによる襲撃を受ける可能性が判明したため警護にあたる。」
研究員「確認しました。確かにあなた方は見方のようですね」
???「私はFBIのジェームズ・ブラックだ。エマ・ラッセル博士に会いたい!」
ジェームズ「あなたがエマ・ラッセル博士ですか?」
エマ「私がエマですが・・・」
ジェームズ「私はFBIの人間です。早速だがあなたを逮捕させていただく。」
ジェームズ「心当たりはおありでしょうが、逮捕状です。」
マディソン「ママが逮捕なんて何かの間違いよ!」
ジェームズ「残念だが事実だ。彼女は以前からマークされていたアラン・ジョナというエコテロリズムを信奉する傭兵と手を組み、ギドラというモナーク管理下に置かれた怪獣を覚醒させ破壊活動を目論んでいる」
マディソン「そんな、オルカを利用してテロを引き起こそうとしたの!」
マディソン「嘘だよね、嘘と言ってよママ!」
エマ「・・・証拠はあるの・・・?」
ジェームズ「アラン・ジョナとの符牒を使った通信記録や盗聴を避けるための手紙によるやりとりは確認済みだ。いいのがれはできんよ」
エマ「そう、我が国の情報機関を私と彼は舐めていたようね。ことを起こす前に逮捕されるなんて」
エマ「事実よ、私はキングギドラを利用したテロを目論んだ!」
マディソン「そんな・・・」
ジェームズ「君を逮捕する。勿論弁護士を呼ぶ権利はあるが、いずれ本国に連行してからだ!」手錠をはめる
ペンタゴン
軍人「国防長官、エマ・ラッセルをFBIがたったいま拘束したそうです」
国防長官「そうか。では、ただちに始めてくれ」
国防長官「怪獣を使って我が国、いや人類を危機に陥れた愚か者には鉄槌を!」
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