まほ「家事をしてくれる人が必要だと思うんだが君はどう思う?」
男「そうだね。まほは家事炊事が苦手だからありだと思うよ。」
まほ「君は家事が得意だよな?」
男「そうだね。ここに住まわせてもらう代わりに整備士兼使用人をしているから結構自信があるよ。」
まほ「君の作る味噌汁は本当に美味しいから毎日飲みたいと思っているぞ。」
男「そう言ってもらえるとすごく嬉しいよ。」
まほ「これからも毎日作ってほしいと思っているんだが」
男「?辞める予定もないから留学に行くまでは毎日飲めるよ??」
まほ「そうだな......」
男「うん。」
まほ「・・・・・・・」
男「・・・・・・・」
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まほ「私は海外で一人暮らしをするわけだが女の一人暮らしは危険だと思わないか?」
男「確かに少し心配だね。もしかしたら治安もあまり良くないかもしれないし」
まほ「だから男性のボディーガードを連れて行った方がいいとは思わないか?」
男「確かに.....」
まほ「だから....その.....だな。」
男「わかったよ。」
男「俺からも屈強なSPをつけた方がいいんじゃないかってそれとなく伝えておくよ」
まほ「そうじゃなくて......」
男「????」
まほ「・・・・・・」
男「・・・・・・・」
まほ「そういえば君はなぞなぞが得意だったな。」
男「そうだね。暇な時はなぞなぞの本を読んでるくらいだけど」
まほ「もし仮に私がドイツの街角でスフィンクスに遭遇したとしよう。」
男「ごめん。ちょっと何言ってるかわからない。」
まほ「まぁ聞いてくれ。スフィンクスの出すなぞなぞに答えられないと食べられてしまうんだ。」
男「物騒な話だね。」
まほ「だからなぞなぞが得意な人を連れて行く必要があると思うんだが」
男「なるほど....だったら」
まほ「!?」
男「俺のなぞなぞの本をあげるよ。全部読み終わってるしもしドイツでスフィンクスにあったら使ってみて」
まほ「ありがとう......」
男「・・・・・・」
まほ「・・・・・・」
まほ「私はすごくホームシックなんだ。」
男「それは10年くらい一緒にいるけど初めて聞いたね。」
まほ「だからドイツの住居をを限りなくこの西住邸に近づける必要があると思うんだ。」
男「それは一理あるかもね。」
まほ「だからこの家で私と長い時間を共にした人を連れて行く必要があると思うんだがどう思う?」
男「そうだね。アリだとおもうよ。」
まほ「一人すごく適任な人がいると思うんだが。」ちらちら
男「....そうだね。離れるのは寂しいけど犬を連れて行くしかないのか」
男「一緒に散歩に行けなくなると思うと少し寂しいけど」
まほ「向こうの住居はペット禁止だから」
男「そっか.....」
まほ「・・・・・・」
男「・・・・・・・」
まほ「私はいつも筋トレをしてるわけだが」
男「戦車道は身体が資本だからね。」
まほ「腹筋の時に足を押さえてくれる人が必要だと思わないか?」
男「??腹筋専用のトレーニング器具持ってなかったけ?」
まほ「いやあれでは駄目だ。私は腹筋をする時誰かに押さえてもらわないと効果が2%くらいしかないことが調べて判明しているんだ。(西住まほ調べ)」
男「それは非効率だね。」
まほ「だから誰かしら連れて行く必要があると思うんだ。」
男「向こうで友達作ったら?」
まほ「そうだな....その手があったか.....」
男「・・・・・・」
男「つまり何がいいたいの?」
まほ「えっとその......」
男「なにもないならもう行くよ?」
まほ「待ってくれ!!あの.....私の留学についてきてください...//」
男「いいよ。初めからついて行くつもりだったし」
まほ「本当か!!」
男「本当だよ。」
結局出発前日に男はコロナウイルスに感染して留学にはついていけなかった。そしてまほが留学中にみほといい感じになってそのまま結婚した。
まほ「留学してたら妹に彼氏(予定)を寝取られた.....」
完
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