洋風イタリアンレストラン

子分「お疲れ様です」

ラーメンマン「お疲れアルヨ！いやー子分くんがいるとすごく助かるネ！もう親分さんのところなんて辞めてウチに来るヨロシ」

子分「そう言ってくれるのは嬉しいんですけど俺のいる場所は親分の所だけなんで」

ラーメンマン「アイヤー！そういうと思ったヨ！冗談ネ！」

ラーメンマン「それより最近この町に祖国のマフィアが入り込んでるらしいネ！子分くんもよく危ないことに首突っ込むから気をつけるヨロシ！」

子分「相変わらず物騒だなぁ」

ラーメンマン「気をつけて帰るネ！これお給料と焼き立てのピッツァね！」

子分「いつもありがとうございます」

帰り道

チャイニーズマフィアa「早くこっちに来るんだ！」

チャイニーズマフィアb「早く来い！」

美少女「離してください！！」

子分「早速すれ違ったよ.....それよりあの子を助けないと」

子分「そこの怪しい奴らその子を離せ！」

チャイニーズマフィアa「なんだお前は！」

チャイニーズマフィアb「ヒーロー気取りか！」

子分「ここら辺じゃ見ない顔だけどアンタ達龍組の関係者か？」

チャイニーズマフィアa「うるさい！お前には何も教えることなんてないんだよ！やっちまえ！」

子分君戦闘中・・・・・・

子分「中国の人って普通に話せるんだな....とりあえず気絶させたからゴミ捨て場に投げておこう」

子分「君大丈夫？？」

美少女「ありがとうございました！！あの私を匿ってください！！」

子分「はっ？」

子分「ただいまー」

兄貴「おかえり～今日のご飯は私の手作りサッポロ一番味噌ラーメンよ・・・・・・」

美少女「あの.....こんばんは」

兄貴「大変よ！親分ちゃん！子分君がか、か、彼女を連れてきたわ！！お赤飯よ！お赤飯を炊かなきゃ！！」

親分「ひゅー！ひゅー！」

子分「違うって！仕事の依頼だよ！ボディーガードしてほしいんだって！」

兄貴「なーんだつまんないの」

親分「おもしろくねぇな」

子分「こいつら......」

親分「まぁいいや。それよりお嬢ちゃん金は持ってるのか？」

美少女「前金で百万くらいなら.....私を3日守ってくれたらもっと払いますから！！」

子分「(親分....目が￥になってるよ.....)」

親分「子分！なにやってんだ！お客様を中に通せ！兄貴はお茶を淹れろ！！」

兄貴「はーい」

親分「それじゃ依頼内容について話を聞こうか」

美少女「その前に私はこういうものです」名刺を出す

兄貴「ここって日本有数の大企業じゃないの！」

美少女「そうです。私はそこの社長令嬢でして....」

親分「なるほどな。アンタを誘拐しようって輩でもいるのかい？」

美少女「そうなんです....理由はわからないんですけどチャイニーズマフィアに狙われてて」

親分「理由がわからないとなるとそこから調査しないとな」

美少女「助けていただけるんですか？」

親分「もちろん！旅は道連れ世は情けっていうだろ？？」

美少女「ありがとうございます！！このご恩は絶対に忘れません」

金髪美少女？「とりゃぁぁぁぁぁぁ！！」ドアを蹴破る

美少女「！？」

金髪美少女？「ちょっと子分君！！彼女ってどういうこと！！私というものがありながら許せない！！」ドカッバキッグサッ

子分「痛い！なんでお前がここにいるんだよ！」

親分「面白そうだから俺が呼んだ」

子分「あんたって人はぁぁぁぁぁぁ！！」

美少女「やめてください！！」

金髪美少女？「何よ！泥棒猫！アメリカじゃ浮気は銃殺刑なのよ！」

美少女「違います！子分さんとは今日会ったばかりですし！ここには仕事の依頼で来たんです！」

金髪美少女？「へっ.....本当？」

兄貴「本当よ。相変わらずそそっかしいわね」

金髪美少女？「なーんだ！もっと早く言ってよ」

子分「散々ボコボコにしておいてそれはないだろ....」

金髪美少女？「ごめんごめん！夫婦喧嘩は犬も食わないっていうでしょ？」

美少女「この美しい人は子分さんの恋人なんですか？」

子分「違うよ！それにこいつは男だし」

金髪男の娘「でも心は通じ合ってるもんねー」

子分「通じ合ってない。俺にそんな趣味はない」

金髪男の娘「結婚式までしたのにー」

子分「頼むからあの事はもう思い出させないでくれ....」

美少女「こんなに可愛いのに男性だなんて....」

金髪男の娘「あんた見る目あるわね！気に入ったわ！」

金髪男の娘「でも子分君をたぶらかしたら許さないから」

親分「それより子分！早速情報収集に行ってこい」

子分「わかりました！とりあえず龍組の組長の所と眼鏡白衣の所に行ってきます」

美少女「私もご一緒してよろしいですか？」

金髪男の娘「私も行くー！日本でデートだ！」

兄貴「アンタ達はダメよ」

子分「どうして？金髪男の娘は強いし襲われても問題ないと思うけど」

兄貴「白衣眼鏡ちゃんの所に行くんでしょ？だったらこの子達を連れてくのはダメよ」小声

子分「？まぁいいけど」

兄貴「美少女ちゃんは外に出すのは危険だし男の娘は外に出したら何するか分からないから！あんた達はここで待機よ」

美少女「そうですよね....わかりました。」

金髪男の娘「ぶーぶー！」

龍組事務所

子分「組長久しぶりです。」

組長「おお子分か！今日はどうした？？」

子分「実は最近街に入り込んでるチャイニーズマフィアの件なんですけど」

組長「あああいつらか島荒らしたりしてないから泳がしてたんだが....また親分と厄介ごとに首突っ込んでんのか？」

子分「まぁそんな所です。あいつらの目的とか情報が組長の所に入って来てませんか？」

組長「入ってないことはないんだが.....なんか真のアイドルがどうとか訳の分からないことを言ってたって組員が言ってたな」

子分「真のアイドル？なんですかね....それ」

組長「さぁな....まぁ言えることが一つだけあるとすれば」

組長「うちの娘が真のアイドルってところだな」

組長娘「古文が来てるって本当？？」

子分「久しぶりだな」

組長娘「うん！今ね！小学生の宿題で将来の夢を書いてたの！」

組長「パパのお嫁さんか？？」

組長娘「えっ？全然違うよ？子分のお嫁さん！」

組長「ほう......」刀に手を伸ばす

子分「はは.....俺そろそろ帰ります！さよなら！！」

ヤクザa「組長を止めろ！！」

ヤクザb「血の雨が降るぞ！早く止めるんだ！」

ネットカフェ

子分「組長の眼.....やばかった....あれは俺を仕留めようとしてる目だった....」

子分「確か眼鏡白衣がいるのはこの部屋だった気がする」コンコン

眼鏡白衣「ひぃ！？だれ！？」

子分「俺だよ」

眼鏡白衣「こ、こ、こ、子分くん！？」

子分「ちょっと頼みがあってさ、入ってもいいかな？」

眼鏡白衣「ちょちょちょっと待って！片付けるから！！すぐだから！！」

2時間後

眼鏡白衣「お、お待たせ」

子分「お、おう」

眼鏡白衣「それで頼みたいことってな、なに？」

子分「ちょっと集めて欲しい情報があってさ。最近ここら辺にいるチャイニーズマフィアの情報なんだけど」

眼鏡白衣「う、うん、中国にハッキングかけて調べてみる」

子分「ありがとう！眼鏡白衣が機械に強くて助かったよ」

眼鏡白衣「わ、私もお願いがあるんだけど.....」

子分「なに？俺にできることならなんでも言ってよ」

眼鏡白衣「わ、私とその....で、で、で」

子分「デ？」

眼鏡白衣「私とデジモンワールドを徹夜でやってください！！」

子分「へっ？？そんなことでいいの？」

眼鏡白衣「う、うん(またデートがしたいって言えなかった...」

子分「あとは情報を集まるの待ちながら美少女を護衛するしかないか」

2日後

金髪男の娘「ねぇねぇショッピングに行かない？」

美少女「えっでも出歩くのはダメって兄貴さんが....」

金髪男の娘「ちょっとぐらいなら大丈夫よ！子分を誘惑する服が欲しいのよね！ほらいきましょう！」

・・・・・・・・・

組長娘「こっそり子分君に会いに行っちゃおー」

・・・・・・・・・

眼鏡白衣「ふふ....子分君のところに行って一緒にゲームしよう」

商店街

金髪男の娘「結構いい衣装が買えたわ」

美少女「衣装ってコスプレ衣装じゃないですか！早く帰らないと怒られますよ！」

組長娘「あっ！」

金髪男の娘「あっ！」

組長娘「あんたは確か子分君につきまとってる。変態ホモ！」

金髪男の娘「アンタは子分君に色目を使ってる発情雌猫じゃない」

金髪男の娘「アンタみたいな幼児体型に子分君は靡かないわよ！」

組長娘「胸ならクラスでは大きい方だもん！あんたなんて男だから洗濯板じゃない！！」

美少女「あわわ....火花がバチバチしてます！そこの人！お願いですから止めてください！」

眼鏡白衣「え、え、えぇぇぇ！！無理ですよ！！」

・・・・・・・・・・

チャイニーズマフィアa「無関係な奴もいるけどどうする？」

チャイニーズマフィアb「まとめて攫ってしまえ！」