雷電「ここがIS学園か……」 (107)

MGRとISのクロスです





プルルップルルッ

ボリス「久しぶりだな、雷電!」

雷電「ボリスか?今日はどうした?」

ボリス「いや、実はな、お前にとっておきの仕事を頼みたいんだ」

ボリス「ずっと前にミッション単位毎のコントラクターも居るとケヴィンが話しただろう?」

ボリス「前みたいに社員としてではなく、一ミッション限りのコントラクターとして仕事を頼みたいんだ」

雷電「ああ、いいぞ。ちょうどこっちの事情も片付いて、暇だったところだ」

雷電「で、どんな仕事なんだ?」


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1376238176

ボリス「おお、よくぞ聞いてくれた!!」

ボリス「マヴェリックにくる前、ISという物に関心があったのを覚えているか?」

雷電「ああ、確か日本で作られたという女にしか扱えない兵器の事だな」

ボリス「まあ、厳密には兵器とは違うと国際IS委員会は言っているがな」

ボリス「今回はそのISの操縦士を育てているIS学園に潜入してもらう」

雷電「わざわざ学園の方にか?」

ボリス「そうだ、この映像を見てくれ」




映像視聴中




雷電「これは……この前行われた公開試合の映像か」

ボリス「ああ、そしてここに注目をしてほしい」

雷電「ん?これだけ他のISと違うな……」

ボリス「実はこのISがもしかしたらメタルギアなのではないかと国際IS委員会の日本代表が疑っていてな」

ボリス「委員会に気づかれる前に処理をしたいとの事だ」

雷電「なるほどな、確かに非核三原則を掲げている日本に、核兵器を搭載しているかもしれないメタルギアがあると大変な事になるだろうな」

ボリス「今回のミッションはIS学園に潜入して、メタルギアの有無を確認してほしいそうだ」

雷電「IS委員会の人間なら直接訪問して見に行けばいいんじゃないか?」

ボリス「IS委員会の者と言えど、IS学園に訪問をする際はちゃんとした理由が無ければ入れないみたいだ」

ボリス「倉庫のISを見せろだなんて言えば、すぐに追い返されるのは目に見えている」

ボリス「それに、ちゃんとした理由も無しにIS学園を訪問したとなれば、各国から疑いの目で見られて、問題を余計に大きくしてしまう危険性もあるからな」

雷電「なるほど、だからマヴェリックに依頼が来たという訳か」

雷電「面白いな。一度ISをこの目で見てみたかったんだ、その依頼受けようじゃないか」

ボリス「よしきた!三日後に本社まで来てくれ。そこで詳しい作戦を立てていこう」

雷電「了解した」

一週間後 日本

プルルップルルッ

ケヴィン「雷電、作戦開始だ!」

雷電「はあ、また下水道を通るのか……」

ケヴィン「まあ、そう落ち込むな。日本の下水道は前のとは比べ物にならないほど綺麗だぞ!」

ケヴィン「……まあ臭いはどうしようもないけどな」

雷電「そこからしか入れないのなら仕方が無い」

プルルップルルッ

ボリス「いいか雷電、今回のミッションは殺しは無しだ」

ボリス「日本はISの影響もあってか、サイボーグの普及率が非常に少ない。警備員もおそらく全員人間だろう」

ボリス「間違っても高周波ブレードで殺すような事はするなよ」

雷電「大丈夫だ、そのためにこの木刀を持ってきてある」ブンッ!

木刀蛇魂「いいセンスだ」

雷電「少し気絶させるだけなら問題はあるまい」

ボリス「ならいいが……」

プルルップルルッ

ドクトル「雷電、いきなりで申し訳ないんだが1つ頼みがある。聞いてくれないか?」

雷電「どうしたドクトル?」

ドクトル「もし、もしISと戦うような事があれば、コアの横にあるチップという物を回収してほしい」

ドクトル「そうすれば、今までできなかった対IS用のVR訓練ができるようになるかもしれないからな」

雷電「コア本体じゃダメなのか」

ドクトル「流石の私もコアの解析はまだできていないんだ。あともう少しなんだが……」

ドクトル「なるべくなら戦う事無く帰って来られるのが一番だが、君にとっても悪い話ではあるまい?」

雷電「わかった、ISと戦う事になる際はしっかりと覚えておこう」

ドクトル「頼むぞ、雷電」

ボリス「今回もしISと戦う事になった場合はドクターに聞いてみてくれ。ここの誰よりも詳しいからな、必ず参考になるはずだ」

雷電「そう言う事だ、俺の方からもよろしく頼むぞ、ドクトル」

ドクトル「ああ、任せておけ」


プルルップルルッ

コートニー「雷電、今回も私が記録を取ってるから、セーブしたくなったら私にいってね」

雷電「ああ、了解した」

コートニー「こうしてまたあなたと仕事ができるなんて感激だわ」

雷電「嬉しいことを言ってくれるな」

雷電「そろそろ行くか」

少しずつ投稿していきたいと思います

今はここまでです

学園内

ガラン!

雷電「ふぅ、ここがIS学園か」

プルルップルルッ

ボリス「雷電、学園内のIS倉庫を目指してくれ」

ボリス「左側から行くのが一番近いが、警備の手薄な右側から向かってくれ」

ボリス「右側は教室のあるエリアだが、生徒達は教室から出てくる事はまず無い」

ボリス「生徒達に見つかる可能性も限りなく低いだろう」

雷電「大丈夫なのか?」

ケヴィン「ああ、生徒に関しては大丈夫だ」

ケヴィン「だが、教室エリアを抜けた食堂と寮の当たりに3人の警備員が確認できている」

ボリス「しつこく言うようだが、くれぐれも警備員を殺さないようにな」

ピピッ(無線切断)

雷電「行くか」

タタタッ

食堂

警備員(女)「……」

雷電「……」ススッ

警備員「……」

雷電「フンッ!」

バコッ!

警備員「あぅ……」

バタッ

ケヴィン「おいおい、ちったぁ手加減してやれよMan!(笑)」




タタタッ

寮エリア

雷電「こちら雷電。寮に到着した」

雷電「警備員二人がこちらを見ている。見つからずに突破するのは難しいかも知れない」

ボリス「何か気をそらす物は無いか?」

雷電「そう言えば、さっき気絶させた警備員の懐をあさったらこれが……」

ケヴィン「雷電……女の懐をあさったのか」

雷電「敵だろう、問題はあるまい」

コートニー「変態ね……」

つホモ同人

コートニー「!」ガタッ!

ケヴィン「ど、どうしたコートニー?」

コートニー「い、いえ、何でも無いんです……あは、あはははは……」

ケヴィン「そ、そうか……」

ボリス「まあ、それでもなんとか気をそらせるだろう。試しに使ってみろ」

雷電「セイッ」

警備員1「?」

警備員2「?」



雷電(さあ、早く抜けてくれ)


警備員1「!」

警備員2「!」

警備員1「これは……!」

警備員2「ちょっと!それ見つけたのアタシが最初よ!」

警備員1「何を言っている!私が見つけたに決まってるだろう!」

警備員2「それはアタシの物よ!いいからよこしなさい!」

警備員1「やめろ!私の物だ!誰にも渡さんぞ!」

警備員2「ぐぬぬぬぬ!」

警備員1「うぬぬぬぬ!」



雷電「……女という物はどうも理解しがたいな」

ケヴィン「奥さんの手料理ほどじゃないだろ?」

雷電「……まあな……」


雷電「今のうちに抜けるか」

雷電「こちら雷電、寮を抜けた」

ボリス「よし、そのまままっすぐ行けば、倉庫の前に到着するはずだ」

ボリス「倉庫のゲートはIDカードが無いと開かないみたいだ。手当り次第に警備員のポケットをあさって見つけるしか無い」

ケヴィン「今確認できるのは6人だ。気づかれると増援を呼ばれるから気をつけろ」

雷電「了解した」

雷電「ふん!」

雷電「せい!」

雷電「はぁ!」

雷電「でや!」

雷電「とう!」

ジャック「ふっはっはっはっは!」

警備員「ぐふっ……」バタッ

雷電「ケヴィン、警備員は誰も持っていなかったぞ」

ケヴィン「……そうなると、やっぱり教師が持ってると考えるしか無いな」

雷電「さすがに教師はまずくないか?」

ボリス「教師をうまく気絶させる事ができれば確実だろう。教師ならほとんどがIDを持っているはずだ」

ボリス「ゲートをきるか、教師から盗ってくるかは、お前の対応に任せる」

雷電「どうするか……」

>>31

教師狩りか

雷電「気は進まないが、教師から失敬してくるのが一番だろうな。」

ケヴィン「よしわかった!ここから100m先に第二休憩所がある。そこから一人分の反応があるんだ」

ケヴィン「教師か生徒かは分からんが、とりあえず向かってみてくれ」

ボリス「IDを盗る際はバレないようにな。教師に見つかるとシャレにならん」

雷電「分かった」

第二休憩場

真耶「ふぅー、やっと午前中の授業終わったなー」

真耶「コーヒー飲もうっと!」

雷電「あれは……制服を着てないし、教師で間違いないだろう」

ボリス「何か身を隠せるものを使ってこっそり近づいて倒すのが得策だろう」

雷電「ならばこいつを使うとしよう」

つダンボール

木刀蛇魂「ダンボールか!分かってるじゃないか!雷電!」

ケヴィン「またダンボールか、懐かしいな」

ケヴィン「あの時はまさかダンボールで突破するとは思ってなかったな」

雷電「今回もしっかりスニーキングしてやろう」

バサッ

ダンボール「……」ススッ

ダンボール「……」ススッ

ガタン!

ダンボール「まずった!」

真耶「?」

CAUTION! 99.9%

真耶「何だろう?」

真耶「あの~、誰か居るんですか?」

てくてく


ダンボール「……」

ダンボール(頼む!無視してくれ!)

真耶「あら?」

ダンボール「……」

真耶「なーんだ、ただのダンボールか……」

0%

真耶「あ、いけない。コーヒーの事忘れてた♪」

スッ

雷電「でぁ!」

バキッ!

真耶「あぅ……」

バタン

雷電「今のうちに……」

真耶っぱい「……」

雷電「……」

ゴソゴソモミモミ

真耶「……」ビクン

雷電「っ!あった!」

雷電「見つけたぞ。これで入れるはずだ」

ケヴィン「やるじゃないかMan!……っとほめてやりたいところだが……」

ケヴィン「雷電、あんたさっきその女性の胸をあさるついでに揉んでただろ?」

雷電「え!?そ、そんな事は……!」

ケヴィン「……はぁ、気持ちは分かるよ。俺も男だし、アレはかなりの大きさだったからな」

ケヴィン「でもあんたには奥さんも子供も居るんだろ?それに今は任務中だぞ」

ケヴィン「他のみんながコーヒー買いに行っててよかったな。この事はみんなに黙っておいてやるから」

雷電「ありがとう……助かる」

ケヴィン「……で?どうだった?」

雷電「柔らかくて張りがあった。ローズのよりも良かったかもしれない」

ケヴィン「まじかよ!今度から俺も現地で働いてみようかな……」

雷電「それもいいかもな。嫌な事ばかりな現場だが、たまにいい事もあるからな」

ケヴィン「はは、違いないな!」

ケヴィン「おっと!みんなが戻ってきた!あんたも早くゲートまで戻ってくれ」

雷電「わかった」

ひとまずここまで。

今後も少しだけ安価を取っていきたいと思います。

雷電「こちら雷電、倉庫に入った」

ボリス「その中にメタルギアと疑わしきISがあるはずだ」

ボリス「オーグメントモードで見つけられるはずだ」

ケヴィン「あの映像では確か白と黒の機械だったな」

ドクトル「おおお、これがISか。映像越しとはいえ、これほど近くで見るのは初めてだ」

雷電「悪いが工場見学ならまた今度にしてくれ」

雷電「さっき教師に危害を加えてしまったからな。早いところ見つけ出して破壊しないと、警報を鳴らされるかもしれない」

少しして……

雷電「!」

雷電「ボリス、黒と白の機械を見つけ出した。映像を送る」

ドクトル「おお、これだよ、間違いない」

ボリス「まだ起動していないなら、絶対防御も発動していないはずだ。」

ボリス「今なら一刀両断できるぞ」

雷電「了解した。破壊する」

ケヴィン「ちょっと待て雷電!誰か来てる!二人分の反応だ」

ケヴィン「まっすぐこっちに向かってきてる!どこかへ隠れろ!!」

雷電「ッチ、こんなときに!」

「この前頼んだ例の物はできたのかい?」

「ええ、この通り」

「どれどれ……」

雷電「何かを二人で話しているようだ」

ボリス「雷電、二人の顔が見たい。まだ近づけるか?」

雷電「ああ、まだ大丈夫だ」

ススッ

雷電「これで行けそうか」

ケヴィン「ああ、十分だ。さあて、ご尊顔を見せてもらおうじゃないか」

轡木十蔵「確かにいただいたよ。いやあ、君たちの技術には驚かされるばかりだ」

スコール「それはどうも。結構高かったのよ、これ」

十蔵「ああ、大切に使えわせてもらうとするよ」







ケヴィン「なんだって!?」

ボリス「まさか、そんなつながりがあったとは……」

ケヴィン「俺たちは思ったよりもマズい現場に出くわしたみたいだ」

雷電「どうした二人とも、何をそんなに驚いているんだ?」

ケヴィン「いいか雷電、向こうにいるじいさんの方がこのIS学園を取り仕切っている人物だ」

ケヴィン「表向きはこの学園の用務員だが、実際はあのじいさんが全部取り仕切っているって話だ」

ケヴィン「そして隣に居る金髪の姉ちゃんが……」

ボリス「スコール・ミュゼール、亡国機業の幹部だ」

雷電「亡国機業!?あの女がリーダーなのか!?」

ケヴィン「ああ、間違いない!」

ケヴィン「裏の世界で暗躍する秘密結社。第二次世界大戦中に生まれ、50年以上前から活動していて、組織の目的や存在理由、規模などの詳細が一切不明の謎が多い組織だが、まさか学園の理事長とつながっていたとはな……」

雷電「“愛国者達”とはまた別の物なのか」

ボリス「いいネタになりそうだ。録画しておこう」

雷電「しかしあの二人は何を話しているんだ。何か取引をしたのだけは分かるが……」










スコール「でもまさかIS学園の理事長が私たちと組もうだなんて」

十蔵「なに、時代が変われば戦争も変わる」

十蔵「今までは男だけが戦場で死んでいたのが、これからは男女ともに仲良く死ねる訳だ。ISのおかげでね」

スコール「例の少年はいつ私たちにわたるのかしら?」

十蔵「そう焦ってはだめだよ。失敗はできないからね、しっかり準備を整えなくては」

十蔵「もうすぐこの学園は学校から、少女達の脳を売りさばく、かつての“ワールドマーシャル”を超えるPMCになるんだ。まあ、いまは見る影も無いがね」

十蔵「もちろんVR訓練は受けてもらうよ。シアーズ・プログラムというプログラムを基本に、戦闘に特化したプログラムを受けてもらうからね」

スコール「相変わらず趣味の悪い人ね」

スコールはミュゼールじゃなくて、ミューゼルでした……

十蔵「君も同じ事を考えていたじゃないか。お互い野望を実現させるために敵が居なくなってラッキーな事じゃないか」

スコール「そうね、まあ、このメタルギアも居る事だし、そう遠くない未来の事になる事を期待しているわ」

十蔵「安心してくれ。君がその美貌を保っている間には実現するさ」










雷電「シアーズ・プログラム……あいつら……!!」

ボリス「デスペラードと同じ事をするつもりか!」

ケヴィン「あの語り口からすると、脳の摘出はまだ行っていないみたいだが……」

コートニー「未来のある女の子を兵器に使うだなんて、やってる事がデスペラード社と同じじゃない!何でこういうのはいつまでも無くならないの!?」

雷電「戦争に需要がある限り、こういうクソみたいな事を考えるウジ虫どもは消えないんだ……!!」

ウィ~ン……

ガタッ

雷電「ん?」

ド―ン!!

雷電「グハッ!?」

ガシャーン!!


十蔵「!」

スコール「!」


ALERT! 99.9%

雷電「くっ、背後を取られるとは俺も油断したもんだ」

雷電「貴様らの企みの深いところまでは分からんが……」

雷電「デスペラードと同じ事をするというのなら、俺はお前達を殺す!」

十蔵「お前は……ジャック・ザ・リッパー……!」

スコール「これが……」

十蔵「今は一時退散だ!逃げるんだ!」

スコール「もちろんよ!」

ウィ~ン……

ドカーン!

ボリス「やつら、壁に穴をあけて逃げていったぞ!」

ケヴィン「クソ!警報が鳴ってる!早く学園から出ないと捕まっちまうぞ!」

ボリス「とりあえずメタルギアの存在は確認できた!ミッションは終了だ!今はそこから出る事を考えろ!!」

雷電「了解だ!!」

ボリス「あれはグラートか!」

ドクトル「確かにあの形はグラートだな。だがグラートの要塞らしき物は無かった」

ドクトル「そうなると考えられるのは、さっきまで並べてあった量産型の打鉄というISがグラートに変形したということだな」

雷電「有人機から無人機に変形か……」

ドクトル「おそらく日本オリジナルモデルだろうな。操縦者が死んでも無人機となって戦い続けられるようにしたんだろう」

雷電「めんどくさい相手だ」

BGM:http://www.youtube.com/watch?v=jTQIogLBFBs 

雷電「ふん!はぁ!せい!」

雷電「ドクトル!ブレードが通らない!」

ドクトル「ISにはシールドという物と絶対防御という物が備わっている。ISの装自体はオリジナルのグラートや、サイボーグよりもかなり脆い物だ」

ドクトル「だがまずはシールドエネルギーを0にしてからでないと、斬撃ができないだろう」

ドクトル「要するに動かなくなるまで攻撃すれば斬撃できるという事だ」

雷電「なるほどな。ならば遠慮なくいかせてもらおう!」


雷電「せい!」

ガン!ガン!ガン!

雷電「食らえ!」

ド―ン!

雷電「はぁ!」

ドォン!(シノギカウンター)


雷電「とまった!」

ドクトル「今だ!斬撃してチップを抜き取るんだ!」

斬!!

奪!!

ガシャーン!

雷電「ふぅ」

ボリス「良くやった雷電!」

アナウンス「侵入者発見!侵入者発見!代表候補生および教員各位は直ちに防衛に向かってください。これは訓練ではありません。これ(ry)

ケヴィン「雷電!倉庫にくるときに通った道は封鎖されていて教師がかなり配備されている!」

ケヴィン「ここはアリーナエリアを抜けて正門から出るしか無い!」

ボリス「アリーナエリアでは戦闘はさけられないだろう。アドバイスが欲しい時はドクトルか俺たちに無線をくれ!」

雷電「わかった!まあ、こうなるのは何となく分かってたからな」

今日はここまで

ケヴィン「そこのアリーナを抜けるんだ!」

スパーン!スパーン!

雷電「でや!」

ガシャーン!


セシリア「アレが侵入者……!」

鈴「あたし達のところに来るだなんてついてない奴ね!」

雷電「やっぱりか……」

ボリス「しょうがない、交戦して片付けるんだ。簡単に倒せる敵では無いが特別難しいという訳でもない」

ケヴィン「何か聞かれても無視するんだ!口をきかないようにしろ!」

雷電「了解だ」

鈴「ねえ、アンタ何の目的でこの学園に入ってきたの?」

雷電「……」

セシリア「答える気は無いということですね……」

鈴「ならば問答無用よ!私たちの持ち場に来た事を後悔させてやるんだから!」

セシリア「せめて一曲分は楽しませてくださいな!」


BGM:www.youtube.com/watch?v=jTQIogLBFBs

ALERT! 99.9%

雷電「ドクトル!あいつらの機体について教えてくれ」

ドクトル「なるほどなるほど、右に居るアジア系の子は中国の代表候補生、鳳鈴音だな。アレは燃費と安定性を第一に考えた第三世代のIS“甲龍”だ」

キン!キン!ガン!

SHENLON 85.5%

鈴「くっ、ISもなしに渡り合えるなんて、やるわね!」

鈴(この力……こいつサイボーグなの?)

ドクトル「接近戦と遠距離戦のバランスがうまく調整されている。懐に入るタイミングと離れるタイミングを見極めるんだ」

ドン!ドン!ドン!

SHENLON 62.8%

鈴「セシリア!なかなか手強いわよ!こいつ!」

セシリア「私もいましてよ!」

バキューン!

ドカーン!

雷電「グァ!」

雷電「クソ!気を取られてた!」

ドクトル「もう一人の方は、イギリスの代表候補生、セシリア・オルコットだ。彼女の使う機体は第三世代のブルーティアーズ」

ドクトル「見ての通り、遠距離専用という訳だ」

ドクトル「彼女の持っているライフルと周りに浮いているピットからレーザーが出る仕組みになっている」

ドクトル「先に彼女を倒しておいた方がいいだろう」

雷電「遠距離型なら何度も相手をしているからな」

セシリア「さあ、踊りなさい!」

雷電「はぁ!」

セシリア「なっ!」

ガン!ガン!ガン!ゴン!

セシリア「くっ!!」

BLUE-TEARS 67.6%

セシリア「ここから地面まで20mはあるというのに……」

セシリア(それにさっきのブレード……威力が桁はずれですわね)

セシリア(シールドエネルギーがこれほど減らされてしまうとは……)

セシリア「鈴さん!気を抜かないでください!」

鈴「分かってる!」

ボリス「レーザーを撃ってくるぞ!レーザーはニンジャランでさけるしか無い!」

バキューン!バキューン!

セシリア「ちょこまかと!」

雷電「もらった!」

ガン!ガン!

雷電「はぁ!」

ドーン!

セシリア「いやあ!」

BLUE-TEARS 32.8%

ボリス「そのまま地面にたたき落とすんだ!」

雷電「はぁ!!」ガシッ

セシリア「え?」

雷電「せい!」

セシリア「きゃっ!」

ドーン!(地面に衝突)

セシリア「ウグッ」

BLUE-TEARS 19.5%

鈴「セシリア!」

鈴「この!でやー!!」

雷電「オラ!」

ガーン!(シノギカウンター)

鈴「うわ!」

SHENLON 45.8%

セシリア「鈴さん!」

セシリア「このままでは終われませんわ!」

セシリア「食らいなさい!」

雷電(ミサイルか!)

走!!

雷電「ふん!はっ!せい!とう!」

セシリア(ミ、ミサイルの上を!?)

雷電「タァ!」

斬!!

スパーン!スパーン!スパーン!

セシリア「私のスターライトが!!」

ガン!

BLUE-TEARS 0.0%

ボリス「今だ!装甲を切り裂け!中の操縦者までは切らないようにな!」

セシリア「いやあ!」

斬!!

ガシャーン!ガシャーン!ガシャーン!

雷電「もらった!」

奪!!


セシリア「ごめんなさい……鈴さん」

鈴「セシリア!」

鈴「よくもセシリアを!」

鈴「食らえ!」

ギン!ギン!ギン!

雷電「てやぁ!!」

ガーン!

SHENLON  21.8%

斬!!

ガシャーン!ガシャーン!

SHENLON 9.8%

雷電「てい!」

ガーン!

SHENLON 0.0%

鈴「いや!」

斬!!

雷電「貰い受ける!」

奪!!




鈴「みんな……ごめん……」

バタン……

ボリス「ハラショー!!流石だ!雷電!」

ケヴィン「そのアリーナを抜けるともう1つアリーナがある!そこに誰かいるかは分からんが、そこしか無い!そこを通ってくれ!」

雷電「分かった」







アリーナ

雷電(オーグメント)「……」

雷電「……ここには誰もいないようだな」

ケヴィン「ついてるな!そこからまっすぐ行けば生徒玄関へ出られるはずだ!そこへ向かってくれ」

生徒玄関前

ボリス「雷電、以前の交戦場所から増援依頼信号が発信されていたようだ。信号の発生地点をソリトンレーダーに表示する。」

ボリス「対応についてはお前の判断に任せる」

雷電「増援か……」

どうする?

>>77

破壊する

アリーナ

雷電「ここか」

雷電「……」

雷電「どこにも居ない……」

ヒュン!

雷電「!」

スッ

雷電「……」

「あ~あ、外れちゃったか」

「ここで一年生が二人やられたみたいなんだけど……」

「ひょっとして……あなた?」

雷電「……」

「ん~、寡黙な人なんだ」

「私、寡黙な人もすきなんだけどぉ……」

「さすがに生徒会長として、学校が荒らされるのはちょっと頭にくるかな~」

雷電「生徒会長?この女は誰だ?」

ケヴィン「その子は、更識楯無、この学園の生徒会長だ。」

ケヴィン「噂じゃあこの学園で生徒一強いって話だ」

雷電「こいつがか?こんなところでお目にかかれるなんて光栄だな」

楯無「私のかわいい後輩達を、この学園をぐちゃぐちゃにした事は許さないからねぇ」

楯無「……覚悟してもらうよ!」

雷電「……」

雷電「ドクトル、あのISの横にクリスタルが浮かんでいるぞ」

ドクトル「あのISはミステリアス・レイディ。あの横にあるクリスタルのような物が特徴だ」

ドクトル「このISは他の物と比べても装甲が薄い。何発か攻撃を当てればすぐに斬撃できるだろう」

ドクトル「だが横にあるナノマシンで構成されたクリスタルは水だ。水のベールが攻撃を無効化するだろう」

雷電「突破口は無いのか?」

ドクトル「どうやらあの水は操縦者の操作によって動かされているようだ。自律型の兵器ではない様だな」

ドクトル「そうなると話は簡単だ。あのISの動きを止めればいい」

ドクトル「いかにナノマシンであるとはいえ、もとは水だ」

雷電「電磁グレネードか」

ドクトル「そうだ。他にも水の特徴を生かした攻撃もしてくるだろう」

ドクトル「特に水蒸気には気をつけることだな」

雷電「ふん!」

ピチャ

雷電「せい!」

ペチャ

MYSTERIOUS-LADY 99.7%

雷電「なかなか減らないな……」

楯無「ほらほら!どうしたの?」

雷電「槍か!」

ヒュン!

ギン!

雷電「しょうがない、早速使うか」

雷電「はぁ!」ブンッ

楯無「よっと!」

雷電「そこだ」

楯無「え?」

バーン!バチバチバチ!

楯無し「あああああああああ!」バチバチ

雷電「ふん!せい!はぁ!とう!はっ!」ガシャ―ン!

MYSTERIOUS-LADY 53.8%

楯無「今のは利いたよ……」

楯無「じゃあ私も本気で行くからね!!」

雷電「ん?クリスタルが小さくなっていく……」

雷電「濃霧か!」

楯無「お返しだよ♪」

ドドドドカーン!

雷電「グワァ!!」

バタン!

雷電「また使われたらたまったもんじゃないな」

雷電「今度は拳だ」

楯無「どんどんいくよ~!!」

ヒュン!ヒュン!ヒュン!

雷電「ッ!!」スッスッ

雷電「オラァ!」

ドーン!

バーン!バチバチバチ!

楯無「またああああああああああ!!!」ビリビリ

雷電「でやあ!とう!」ガン!ガン!

MYSTERIOUS-LADY 20.0%

楯無「つ、強い……」

楯無(冗談ぬきでマズいかも)

楯無「こうなったら出し惜しみは無しだよ!!」

雷電(水を集めだした……!!)

楯無「行け!《 蒼流旋》」

ボリス「中にガトリングが仕込んであるみたいだ!ニンジャランではじき返しながらあの槍を崩すんだ!」

楯無し「いけええええええええ!!」

キン!キン!キン!

雷電「はあ!」

斬!!

バシャーン!バシャーン!

楯無「!!」

雷電「でりゃぁ!」

ガーン!

楯無「いやぁ!」

MYSTERIOUS-LADY 10.0%

楯無し「まだまだ!!」

雷電「はあ!」(E)ディストピア

つψ

楯無「グハッ!」

雷電「せい!」

ガキン!

MYSTERIOUS-LADY 0.0%

楯無「うそ……」

斬!!

奪!!

楯無「……あはは、みんなに顔向けできないや……」

バタッ

雷電「なかなか手強い相手だった……学園最強は大げさな表現じゃなかったみたいだな」

ボリス「なかなかだったぞ、雷電」

ケヴィン「正門が開いているみたいだ!今のうちに出よう!」

雷電「ああ!」

アメリカ マヴェリック本社

ボリス「……あれはやはりメタルギアで間違いないだろう」

ケヴィン「ああ、スコールの奴がそう言っていたしな」

コートニー「見たところ有人機だった気がするけど……誰が乗るんだろう?」

雷電「誰だっていい。メタルギアがあるなら破壊して、あのじじいと女もろとも葬り去るだけだ」

ボリス「次は轡木を直接倒さないとな。今度は正門から堂々と入ってもらう」

ボリス「ある程度騒ぎを起こして、学園中の人間を引きつけるんだ。引きつけたところで轡木の本性を暴いてやるのさ」

雷電「決行は三日後だ、あまり時間はあけられない」

ボリス「ああ、頼むぞ!みんな!」

とりあえずここまで。

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