この世界には数多の悪が存在する…時を駆ける怪盗、データの世界を襲う戦士…そのような世界において、時空を超え、世界の平和を密かに守る秘密組織が存在した…
その名も…「S-Force」!
I.Pマスカレーナ「…えーっと、次の取引相手は…あそこの博士で…ブツは…」
乱破小夜丸(…ようやく尻尾を掴めました…執行対象の運び屋…)
乱破小夜丸「…執行対象確認……」
乱破小夜丸(……よーし、今日こそは忍らしく確保してやります!)
I.Pマスカレーナ「…それじゃ、いきますか…」
乱破小夜丸「執行!」バッ!
I.Pマスカレーナ「!?!?」
乱破小夜丸「運び屋、覚悟!私は時空を超え、悪をくじき、人知れず世界を守る結社、S-Forceが一、乱破ちよ…」
I.Pマスカレーナ「やばっ…」ダッ!
乱破小夜丸「あっ!まだ名乗り終わってないのに!待てー!」
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プラ=ティナ「…で、結局対象を取り逃がしたと…」
小夜丸「やっちゃいました!」
プラ=ティナ「…そして、名乗ったせいで、執行対象に我々が追っていることを知られたと…」
小夜丸「やっちゃいました!」
プラ=ティナ「挙げ句のはて、追いかけるときに派手に術を使い、街を破壊したと…」
小夜丸「…やっちゃいました!」
プラ=ティナ「…あなた、自分が何をしたかわかってるのかしら?我々は秘密裏に世界を守る組織なのよ?」ニコッ
小夜丸「…はい、わかってます…」
プラ=ティナ「それなのにわざわざ名乗って、街を壊すとは、どういうことなのかしら?え?」ニコニコ
小夜丸「はい、すみません…」
小夜丸(プラ=ティナさん、笑顔で怒るの、怖い…)
プラ=ティナ「だいたいあなたは…」
ジャスティファイ「プラ=ティナ、そこら辺にしといてやれ。」
プラ=ティナ「あら司令官、ですが小夜丸はずっと失敗続きですわ。そろそろ灸を据えてやらないと…」
ジャスティファイ「次で挽回させればいい…小夜丸にちょうどいい案件がある。」
小夜丸「案件?」
ジャスティファイ「ああ、新たな執行対象だ。」
小夜丸「どこのだれです?」
ジャスティファイ「>>4(遊戯王カードでお願いします)」
多次元壊獣ラディアン
小夜丸「らでぃ…あん?」
プラ=ティナ「司令官!あれはかなり大きな仕事ですわよ?小夜丸にはまだ…」
ジャスティファイ「いや、ラディアンの相手は素早い動きができる忍の小夜丸にこそふさわしい仕事だ…」
プラ=ティナ「ですが…」
小夜丸「大丈夫ですよプラ=ティナさん!私やれます!忍ですから!」
ジャスティファイ「本人もそういっている。行かせてやろう。私も支援しよう。」
プラ=ティナ「……はあ…わかったわ…」
プラ=ティナ「…はい、ここを通れば、ラディアンの現れる場所まで行けるわ…」
小夜丸「ありがとうございます!」
ジャスティファイ「小夜丸、これを持っていけ、何かの役にたつだろう。」
>>6、>>8(魔法、罠カード)を手に入れた!
生贄封じの仮面
スケープゴート
小夜丸「ありがとうございます!…では、小夜丸、いって参ります!」
ジャスティファイ「ああ、行ってこい、出動!」
KYOUTOUウォーターフロント
小夜丸「到着!…おお、なんと巨大な建物…なかなか発展している街です!」
小夜丸(おっと、いつまでも街に感心してはいられない…)
小夜丸(えーっと、執行対象の情報は…多次元壊獣ラディアン…高い知能と、素早さを持つ…現在はこの世界に潜伏中…容疑は…世界侵略…)
小夜丸「えっ、世界侵略!?」
小夜丸(これは…確かに大きな事件…よーし、俄然張り切ってきた!)
小夜丸(じゃあまずは…情報収集して、どこに潜んでいるのか探さねば!)
小夜丸(情報収集の基本は聞き取り!とりあえずこの世界の住民に色々聞いてみましょう!…まずは…そこにいる人に!)
出会ったモンスター >>10
キスキル&リィラ
今日はここまでにします
キスキル「リィラ!次はあっちの店行くわよ!」
リィラ「キスキル、買いすぎじゃない?」
キスキル「良いの良いの!昨日はがっぽりだったんだから!」
小夜丸「あの、少しいいですか?」
キスキル「あん?」
小夜丸「この街について色々聞きたくて…」
キスキル「まず、あんた誰よ?」
小夜丸「あ、失礼、私は乱破小夜丸です。ここには来たばかりで…」
キスキル「ラッパチヨマル…」
キスキル(聞いたこともない名前…顔も見たことないし…どこぞのエージェントとかではないか…)
キスキル「…ごめん、ちょっといい?…リィラ、どうする?」
リィラ「…少なくとも依頼主ではなさそし…証拠は残してないから、警察が私たちをかぎつけたはずはないけど…」
キスキル「…そうよねぇ…ま、とりあえず適当に応対しとく?」
リィラ「そうだね。」
リィラ(…でもあの子の袖に書いてあるマーク、どこかで…?)
キスキル「はいはい、ごめんなさいねー、で、何?」
小夜丸「はい、この街の噂について教えてほしくて…」
キスキル「あら、噂?」
小夜丸「はい、情報とか噂に詳しい人とかいませんか?」
キスキル「それなら…>>14(モンスターカード)」
悪魔の知恵
キスキル「見た目はキモいけど、情報収集ならアイツに聞くのが一番よ。場所は…」
リィラ「私が案内してあげる。」
キスキル「え、何で?」
リィラ「私も悪魔の知恵に聞きたいことができた。」
キスキル「そうなの?…じゃあ、アタシも行くわ!ついてきなさい!チヨマル!」
小夜丸「ありがとうございます!」
キスキル「はい、ここ。」
悪魔の知恵「シュウウウウ…」
小夜丸「ひえっ…」
キスキル「大丈夫大丈夫!攻撃とかしてこないから!キモいけど!」
悪魔の知恵「ゴオオオオオオ…」
小夜丸「…というか、しゃべれるんですか?どうやって聞けば…」
リィラ「手を触れて、心の中で問いかければ、テレパシーで答えてくれるよ。」
小夜丸「これに触れる…」
小夜丸(…ええい、南無三!)ピトッ
悪魔の知恵「オオオ…オオオ…」
小夜丸(多次元壊獣ラディアンの居場所を教えてください!)
悪魔の知恵(…この街のどこかに潜んでおる…奴は変装をして潜伏しておる…)
小夜丸(なるほど…何に変装していますか?)
悪魔の知恵(この街の…長なり…)
小夜丸(長…なるほど、わかりました…)
悪魔の知恵(うむ…では、知恵の分の代償を払え…)
小夜丸(だ、代償?)
悪魔の知恵(悪魔の力を使ったのだ…さっさと代償を払ってもらおう…)
小夜丸(…その代償とは?)
悪魔の知恵(我の知らぬ知識を寄越せ…)
小夜丸(知識を…?)
悪魔の知恵(ああ…とはいえ、お前はなにもする必要はない…少し力を抜け……はぁっ!)
小夜丸(っ!)
悪魔の知恵(…ふむ、名前は小夜丸、齢は18、スリーサイズは…)
小夜丸(ちょっと、何の知識ですか!?)
悪魔の知恵(我にとって知らぬことであったからな…この数値もただの知識で、我自身そのようなことに興味はないが…ふむ、なかなかのナイスバディよの…)
小夜丸(興味ないって本当ですか!?それ!)
悪魔の知恵(グフフフフ…さあな…さあ、次はどんな知識がほしい?我は貴様の肌着の…)
小夜丸(…もう、良いです!)
キスキル「あ、終わった?」
小夜丸「はい…この街の長を調査すればいいとわかりました。」
リィラ「長…」
キスキル「長っていうと…>>18(モンスター)」
ドラゴンメイド・ハスキー
今日はここまでにします。
小夜丸「メイド…メイドさんがなぜ長に?」
キスキル「あら、あんたそんなことも知らずに来たの?今のKYOUTOUでは「萌え」が力なのよ。」
小夜丸「どういうことですか?まず「萌え」とは?」
キスキル「それも知らないの?何て言うのかしらねぇ…何かへの愛情だけど、恋とも愛とも、なんとも言えないような物…それが「萌え」よ。」
小夜丸「はぁ…」
リィラ「少し前から突然KYOUTOUで「萌え」が一部で流行しだしたの。瞬く間にそれは広がり、人は狂ったように「萌え」を追い求めるようになった…」
キスキル「そしていつしか「萌え」を持つものが力を持っていったってわけ。「萌え」の原点にして頂点、それがメイドってこと。」
小夜丸「なるほど…それで、そのメイドさんはどこにいますか?」
リィラ「そこに見えるKYOUTOUタワー…そこに今はいるって聞くよ。」
小夜丸「なるほど、協力、ありがとうございました!助かりました!では!」
キスキル「…ふぅ、行ったわね…「萌え」も知らないなんて、どんな田舎から来たのかしら。」
リィラ「さぁね。…まあ、これからわかるよ。」
リィラ(教えてもらうよ、悪魔の知恵…)
悪魔の知恵「オオオ…」
KYOUTOUタワー前
小夜丸(ここですね…まずは中身を偵察…といきたいですね。)
マグネッツ1号「KYOUTOUタワーのメイド…最高に萌えたな、2号…」
マグネッツ2号「ああ兄貴…俺たちでも太刀打ちできない「萌え」だったぜ…」
小夜丸(間違いはなさそうですね…)
小夜丸「すみません、少しいいですか?」
マグネッツ1号「ん?なんだ?」
小夜丸「KYOUTOUタワーを見に来たんですが…どこから入れます?」
マグネッツ1号「おや、君は今からか…あっちの入り口から入れば、お出迎えをしてくれるよ。そこそこ待つことにはなるだろうけど。」
小夜丸「なるほど、ありがとうございます!」
小夜丸(ふう、ようやく…)
ウィーン
小夜丸「…」
小夜丸(では、潜入開始です!)
最初に会うメイド
>>23(ハスキー以外のドラゴンメイド)
ラドリー
短くてすみません、今日はここまでです。
ラドリー「お帰りなさいませ、ご主人…あ、お嬢様!」
小夜丸「お嬢様…?」
ラドリー「お席へご案内します!こちらへ!お嬢様!」
小夜丸「…あ、私ですか。すみません。お願いします。」
小夜丸(一体どういう施設なんでしょう?)
ラドリー「はい、こちらにお座りください!」
小夜丸「あ、どうも。」
ラドリー「お嬢様、初めての来店…いえ、お久しぶりのご帰宅ですので、失礼ながらお名前を忘れてしまいました。ですので、お名前を教えてください!」
小夜丸「いや、帰宅じゃありませんし、忘れたも何も、初対面ですよ?」
ラドリー「いや、ここは我々メイドが屋敷にすむ主人をお迎えすると言う設定を楽しむ場所でして…あ、設定とか言っちゃだめって言われてるんでした…えーっと…」
小夜丸「あ、大丈夫ですよ。わかりました。だいたい。」
ラドリー「あ、そうですか?では、お名前をこちらに書いてください。読んでもらいたい名前で良いので。」
小夜丸「では…」サラサラ
ラドリー「はい、えーっと…しょう…よる…まる?」
小夜丸「ちよまるです。」
ラドリー「ちよまる…変な名ま…あ、何でもないです。ちよまるお嬢様ですね。かしこまりました。あ、私は本日担当させてもらいます、ラドリーと呼んでください!」
小夜丸「はい、ラドリーさんですね。よろしくお願いします。」
ラドリー「はい。ではちよまるお嬢様、早速ですが、メニューはこちらになります。」
小夜丸「はい。」
小夜丸(萌え萌えミルク、きゅんきゅんクリームパスタ…珍妙な名前です…)
小夜丸「あの、すみません!ラドリーさん!この萌え萌えミルクとは?」
ラドリー「ただのミルクですね!他のも大体そうです!色々書いてありますけど、オムライスとか、パスタとかですね。」
小夜丸「あ、なるほど。あの、ついでに色々聞いても良いですか?」
ラドリー「はい、何ですか?」
小夜丸「では…」
1、ハスキーのこと
2、ラドリーのこと
3、この店のこと
>>27
1
今日はここまでです。
小夜丸「ハスキーさんについて何ですが…今日はいますか?」
ラドリー「あ、メイド長ですか?残念ですが、メイド長は今日はお店には出てないですよ。」
小夜丸「そうなんですか?」
ラドリー「はい、というか、ほとんどお店には出ないんですよ。少し前はお店にも出てたらしいのですが…今は色々お忙しい方なので!」
小夜丸「メイドの仕事が、ですか?」
ラドリー「いえ、このKYOUTOU1の「萌え」を持つものとしての公務ですね。」
小夜丸「それの公務とは一体何を?」
ラドリー「それは…わかりませんね。ラドリーまだ新人なもので…詳しいことは…」
小夜丸「そうですか…では、今ハスキーさんはどこに?」
ラドリー「今はこのタワーの最上階かと!最近は大体ずっとそこにいると聞いてますよ。」
小夜丸「行けるんですか?最上階には。」
ラドリー「一般の方は展望台フロアまでで、最上階にはいけません。最上階にいくには専用のエレベーターを使うことになってるはずです。」
小夜丸「専用エレベーター?」
ラドリー「はい、このフロアの奥にパスカードがないと入れないエリアがありまして、そのエリア内にあると聞いてます。私は入れないんですけどね。」
小夜丸「そうなんですか?」
ラドリー「はい、メイドレベル4のカードがないと入れないんですよ。ラドリーはレベル2なので…」
小夜丸「そうですか…」
ラドリー「実はレベル4なのはあそこにいる店長のチェイムさんだけなんですよ。つまり今ハスキーさんに会えるのはチェイムさんだけですね。」
小夜丸「なるほど…メイドレベルを上げるのはどうやって?」
ラドリー「頑張ってメイドとして「萌え」を高め、功績をあげればメイドレベルも上がります。」
小夜丸「ふむ…」
小夜丸(潜入して、ハスキーさんに化けたラディアンに潜入する糸口が見えましたね…正当に潜入するか、荒っぽくいくか…どうしましょう?)
1.正当な手段
2.粗っぽい手段
>>31
2
今日はここまで。
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小夜丸(ここは忍らしく、手早く行きましょう!)
ラドリー「もう質問は大丈夫ですか?さよ丸お嬢様。」
小夜丸「大丈夫です。あと、ちよまるです。」
ラドリー「そうですか、じゃあお嬢様、オーダーはお決まりで?」
小夜丸「あ、じゃあこのミルクと、オムライスで…」
ラドリー「かしこまりました!」
小夜丸(情報は聞き出せました。長居する必要は薄いですが…まあ、腹ごしらえでもしときましょう!)
ラドリー「よいせっ…よいせっ…」プルプル
小夜丸(こちらに運びに来てますが…ずいぶん不安定な…)
ラドリー「よい…あっ!」ガッ!
小夜丸「!」シュタッ!
ガシッ
ラドリー「イタタ…あれ?痛くない?」
小夜丸「…大丈夫ですか?」
ラドリー「あ、大丈夫です…って、お嬢様?」
小夜丸「ふぅ、無事で良かったです。」
ラドリー「あ、ありがとうございます。食器は?」
小夜丸「食器ならキャッチできましたよ、割れると危ないですからね。」
ラドリー「食器まで無事なんですか!ありがとうございます!これで怒られずに…」
ナサリー「ラドリーちゃん?料理は無事じゃありませんよ?」
ラドリー「はっ…」
ナサリー「ちゃんとお掃除しなくちゃね、ラドリーちゃん?」
ラドリー「は、はいぃぃー!掃除道具取ってきます!」
ナサリー「全く…お嬢様、すみませんねぇ、ラドリーは新入りなもので…お嬢様は、お怪我などは…」
小夜丸「あ、いえ、大丈夫です。忍ですから。」
ナサリー「本当、ご迷惑をおかけして申し訳ありません…本日お代は結構ですので…」
小夜丸「忍びとして当然の当然の事をしただけですが…良いんですか?」
ナサリー「ええ、こちらからの精一杯のお詫びでございます。」
小夜丸「ありがとうございます…」
ナサリー「…」
ナサリー(あのお嬢様、さっきラドリーちゃんからハスキーさんの事や、このタワーの事を根掘り葉掘り聞こうとしてた…そして、あの人間離れした動き…一応、チェイムさんに報告した方がいいかなぁ?)
小夜丸(…時間は夜、人気もなし…では…潜入開始!)
小夜丸(…まずはこのセキュリティを…)
小夜丸「…次元流忍術…爆破!」
ドォーーン!
小夜丸「…よし、突破!」
小夜丸(このスピーディーさ、まさしく忍!)
小夜丸「…では、早速…!!」
小夜丸(何者かの気配がする…)
待ち構えていたモンスター>>38
エクレシア
今日はここまで。
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小夜丸(メイドさんの誰かでしょうか…)
エクレシア「びっくりしました…突然爆発するなんて…」
小夜丸「…あれ、メイドさんじゃ…ない?誰です?」
エクレシア「はい?私はエクレシアですが…あなたは?」
小夜丸「…乱破小夜丸、忍です。」
エクレシア「チヨマル…あ、さっきチェイムさんに言われた人と同じですね…ってことは、あなた、侵入者何ですか?」
小夜丸「…」
エクレシア「そうなら…ここは退いてくれませんか?争い事はないほうが良いので!」
小夜丸「それは出来ません、世界を守るために、進まねば!」
エクレシア「…それなら、倒さなきゃ行けませんね。あなたに恨みはありませんが、いつの間にかこの世界に来てしまい、戻れない私にご飯を食べさせてくれた恩を返さなくてはならないので……すみません!」ブン!!
小夜丸「!!速攻魔法、スケープゴート!」
ポン!
羊トークン「メエエエエ…」パリーン!
エクレシア「…囮で避けましたか…次は当てます!」ATK 1500
小夜丸「…っ!」ATK 800
小夜丸(これは…あれをやるしかないですね…彼女はこの世界に来てしまったと言っていた以上、別世界の人間…ならば!)
小夜丸「次元流忍術!大変化!プラ=ティナ!」
ドン!
エクレシア「!」
プラ=ティナ「開きなさい、次元の穴…」ATK 2200
ブアアア!
エクレシア「!?これは…ザ・ホール?まさか…」
プラ=ティナ「…少し違うわ…これはあなたが元いた世界につながる扉…」
エクレシア「元いた世界に…?」
プラ=ティナ「ええ…あるべき場所に…還りなさい…」
ギュイイイイン!
エクレシア「っ!吸い込まれて…っ!あっ!ああぁ…」
シュウウウウ…
プラ=ティナ「…ふぅ…」
ドロン!
小夜丸「どうにかなりました…」
小夜丸(大変化…他人の姿や能力をそのまま使える強力な術…長時間は持たない上に私はS・Forceの面々にしかなれず、体力も使ってしまうからあまり使いたくは無いのですが…今回は仕方ないですね。別世界の人を放置するのは混乱の元ですから…彼女も、元の世界でやるべきことがあったのでしょうし…)
小夜丸「…よし、では次こそは…」
チェイム『ふふ…聞こえますか?侵入者さん。なかなかの「萌え」を持つあのものを倒すとは…なかなかやりますわね…ですが、あの程度、まだ序の口…』
小夜丸「!この声は…」
チェイム『私はチェイム、あなた程度、メイド長の手を煩わせるまでも無い…これから先に待ち構える私が選抜した二人の「萌え」を持つ者たちで、あなたを灰にしてあげましょう。』
小夜丸「…」
チェイム『では侵入者さん、ごきげんよう。』プチッ
小夜丸「…放送が切れましたか…」
小夜丸(あと二人刺客がいるとは…簡単にはいかなそうです…)
次の刺客
>>44
ゆきうさぎ
幽鬼うさぎ「………」
小夜丸「…次の刺客ですか…」
小夜丸(見た目は幼いですが…不気味な雰囲気と、手にしている獲物の数々…油断は出来ませんね…)
幽鬼うさぎ「………」
小夜丸(…どうやら向こうは守りに入っているようですね…ならば…)
小夜丸「…次元流忍術…」
幽鬼うさぎ「……!!」シュッ
小夜丸「っ!」
幽鬼うさぎ「!!!」ジャキン!
小夜丸「くっ…」
小夜丸(すばやい…なんとか避けましたが…追撃は)
幽鬼うさぎ「………」 DEF 1800
小夜丸(無いようですね…また守りに入っています…しかし、あの守備力では突破できませんね…ならば、やはり…)
小夜丸「次元流忍術…」
幽鬼うさぎ「!!!!」ジャキン!
小夜丸「っ!おっと!」
幽鬼うさぎ「………」
小夜丸(…また忍術に反応して攻撃を…)
幽鬼うさぎ「………」
小夜丸(…そしてまた、防御…まさか…)
幽鬼うさぎ「………」
小夜丸「……」
幽鬼うさぎ「………」
小夜丸「……」
小夜丸(まさか、こちらが攻撃しなければ、何もしてこないのでは?…なら…)
小夜丸「……」ソロリソロリ…
幽鬼うさぎ「………」
小夜丸「……」ソロリソロリ…
幽鬼うさぎ「…………」ATK 0
小夜丸「…やりました、突破成功です!」
小夜丸(まさか、戦わないことが解決策だったとは…忍らしくなくて盲点でした…)
チェイム「くっ、うさぎ、何をやっています!?高い給金を払っていると言うのに!あんなに簡単に…」
チェイム「…まあ、良いでしょう、次の者は取っておき…必ずや侵入者を塵にするでしょう…私に匹敵する「萌え」の持ち主なのですから…」
小夜丸「…さて、次は…」
次の刺客>>49
せんとうきロゼ
ロゼ「来たね。侵入者。」
小夜丸「…!」
ロゼ「私の強さの証明のため、あなたを抹[ピーーー]る。…閃刀起動、エンゲージ。」
小夜丸「!」
小夜丸(鎧が出現した?)
ロゼ「装着完了。戦闘開始。」シャキン!
小夜丸「!?」
小夜丸(これは…まずそうです!ここはまた…)
小夜丸「次元流忍術…大変化!エッジ・レイザー!」
ドン!
ロゼ「!」
エッジレイザー「拙者が相手つかまつろう…いざ。」ATK 1500
ロゼ「姿を変えたか。だが、結果は変わらない。」ATK 1500
エッジレイザー「来るか…ふんっ!」キン!
ロゼ「っ!」
エッジレイザー「はっ!」シャキン!!
ロゼ「!」
エッジレイザー「見えた!」ズバッ!
ロゼ「ぐっ。くっ…貴様。火力は変わらないはず…」
エッジレイザー「拙者は人々がために剣を振るっている。自分のために振るうそなたに負ける道理は無し…」
ロゼ「ふざけるな。…人々のために戦う、そんな綺麗事…虫酸が走る。」
エッジレイザー「…何?」
ロゼ「私は私のために戦い、強さを証明する。…閃刀起動…」ゴゴゴ
エッジレイザー「む……何だ!?」
ロゼ「Z-000 ジーク。」
エッジレイザー「むっ、ぐおお!」
ドロン!
小夜丸「あっ、変身が…」
ジーク「私は強い、負けない…侵入者…始末する!」
小夜丸「っ…」
小夜丸(どうしましょう…壊獣用の支給されたマジック、トラップでもどうにも…はっ、そういえば以前のミッションの残りのトラップがまだ…確かそれは…>>52)
針虫の巣窟
今日はここまで。
小夜丸(…針虫の巣窟…運に任せるしか無いですか…)
ジーク「私は孤独であるほど強くなる…終わりだ、侵入者!」ATK1500→2500
小夜丸「トラップカード、針虫の巣窟!」
ジーク「!!」
針虫「キシャー!」針虫「ピー!」針虫「シャー!」針虫「ピギャー!」針虫「シャー!」
小夜丸(さあ、どうにか打開できるものを…)
S-Forceチェイス
幻影死槍
幻影霧剣
幻影騎士団ダスティローブ
スキル・サクセサー
小夜丸「…!」
小夜丸(これなら…!)
小夜丸「幻影死槍で、破壊を防ぐ!」
ジーク「ちっ…運の良いやつめ。」
小夜丸「今度はこちらから!墓地のS-forceチェイスをコストに…次元流忍術、大変化!ディガンマ!」
ディガンマ「はっはっは、ワシに任せろ!」
ジーク「私にそいつの攻撃は通用しない!」
ディガンマ「どうかの?ワシは墓地の幻影霧剣を除外して効果発動!ダスティローブを特殊召喚!そして効果発動!」
ダスティローブ「オンナノコニキラレタカッタ…」
ディガンマ「そして、墓地のスキルサクセサーの効果発動!攻撃翌力をさらにあげる!」ATK1000→1800→2600
ジーク「…何!?」
ディガンマ「さあ…食らうがよい!」
ジーク「くっ…ぐあああああ!」
ドロン!
小夜丸「ふう…どうにか倒せました…運だよりでしたが…」
チェイム「くっ…まさか、ロゼまでも…かくなるうえは私が…」
ガタガタ…
チェイム「…うん?なんです、誰もここにはいないはず…っ!!」
小夜丸「…さて、ここがエレベーター…」
小夜丸(…ここも誰か守っていると思ったのですが…)
「ハロー♪」
小夜丸「っ!誰です!」
キスキル「ああ待って、待って。」
リィラ「…私たちよ。」
小夜丸「あれ、あなたたちは昼間の…なぜここに?」
キスキル「ちょーっとアタシらもオシゴトがあってね。」
小夜丸「お仕事…?」
リィラ「そう。私たちも色々あって、上のハスキーに用があるの…だから、協力してくれない?」
小夜丸「協力?」
リィラ「そう、共に上まで向かいましょう。お互いメリットはあるでしょう?」
小夜丸「ふむ……まあ、良いですよ!」
キスキル「やった、じゃあヨロシク!ちなみにアタシらの持ってる魔法、罠は>>56と、>>58だから。」
強欲な贈り物
トラブルサン
今日はここまで。
小夜丸「…なるほど。」
小夜丸(トラブルサンはともかく、強欲な贈り物とは、ずいぶん変わった魔法トラップを…)
キスキル「どうしたの?何か不満?」
小夜丸「あ、いえ、別に…」
リィラ「じゃあさっさと行きましょう。面倒なチェイムは先に倒しておいたから。」
小夜丸「えっ、そうなんですか?」
キスキル「アンタが注意を集めてたお陰で楽に侵入出来たのよ、お陰で楽に片付いたわ。…さ、それじゃ、ハスキーのもとまで行くわよ!」
小夜丸「あ、はい…」
KYOUTOUタワー 最上階
キスキル「着いたわね、ここが最上階…」
小夜丸(ここにラディアンが…)
「おや…チェイムからは怪しいものは一人と聞いていますが…」
小夜丸「!」
ハスキー「…まあ、良いでしょう。一人でも三人でも変わりません。何を盗みに来たのか知りませんが、メイド長である私自らがもてなしてあげましょう。」
小夜丸「盗みじゃありません!あなたの野望を止めに来たんです!」
キスキル(アタシらは盗みに来たんだけどね♪)
ハスキー「野望?なんのことやら…」
小夜丸「とぼけないでください!S-Forceとして…化けの皮をはがし、あなたを止める!」
ハスキー「ふふふ…やってみせなさい!…竜化!」
シュトラール「この姿で、焼いてあげましょう!」ATK 3500
小夜丸「っ…」
リィラ「へぇ、あのメイド、本当にドラゴンなんだ。」
キスキル「ま、アタシらならなんとかなるけどね♪」
リィラ「うん。合体しようか。」
小夜丸「合体?」
キスキル「ええ、カモン!リィラ!」
リィラ「キスキル、しっかり支えてね…」
キスキル・リィラ「合体完了!」ATK 2200
小夜丸「ただ抱えただけに見えますが?」
シュトラール「ふざけてるんですか?」
キスキル・リィラ「ふざけてないわよ…見てなさい!私たちの力!!」
シュトラール「ふっ、あなたたちから返り討ちにしてあげましょう!」
キスキル・リィラ「はあああああっ!」
ドーーーーン!
シュトラール「くううううう!ぐっ…くっ…バカな…なぜ…」
キスキル・リィラ「ふん、アタシたちのコンビネーションの力、ナメんじゃないわよ!」ATK 4400
シュトラール「くっ…まだ…終わりじゃありませんよ…この体がダメならば、次の体に…」
小夜丸(嫌な予感が…ならば!)
小夜丸「トラップカード、生け贄封じの仮面!」
シュトラール「!くっ…そのカードは…これでは、新たな体を奪うことが出来ない!」
小夜丸「終わりですね、さあ、おとなしく確保を…」
シュトラール「…ふっ…まだ終わってなどいない…かくなるうえは、見せてあげましょう!はっ!」パリン!
小夜丸「!」
小夜丸(窓を割って外に!)
シュトラール「はああああ…はっ!」ギュイイイイン!
ラディアン「…ふははははっ…これが私の真の姿!」
キスキル「嘘でしょ!?姿を変えて巨大化した!?」
小夜丸「なんて大きさ…このタワーに匹敵するサイズです…」
ラディアン「ふふふ…この姿をさらすつもりはありませんでしたが…こうなってしまった以上、仕方ありませんね…武力による侵攻に切り替えさせていただきますよ!出でよ!>>65(壊獣、あるいはそれっぽいモンスター)!」
シズキエル
今日はここまで。
ジズキエル「命令受信、起動。」
キスキル「デカいのがまた来た!!?」
ラディアン「ふふふ…さあジズキエル!KYOUTOUをカオスに陥れるのです!まずはタワーにいる小娘たちから破壊しするのです!!」
ジズキエル「承知。破壊活動、開始。」
小夜丸(巨大なモンスター…私だけではどうにも…)
キスキル「どうすんのよリィラ!」
リィラ「…ここは私たちの能力でいこう…」
キスキル「オッケー、復活は任せて!」
リィラ「ええ…さあ、ジズキエル…私からやりなさい。」
ジズキエル「敵認識、破壊。」
リィラ「くっ…きゃあああっ!」バーーン!
小夜丸「!!リィラさん!」
キスキル「大丈夫よ、計画通りなんだから!さあよみがえって、リィラ!」
リィラ「…復活。そして、私の能力…発動!」ドーーーーン!
しゅううう…
キスキル「…やったかしら?」
ジズキエル「…損傷、ゼロ。」
リィラ「そんな…」
ジズキエル「反撃行動、開始。」
リィラ「!!」バーーーーーン!
キスキル「リィラーー!」
ラディアン「フハハハハッ!ジズキエルが持つ鋼鉄の装甲は、自分を狙った能力すべてを無効化し、反撃するのです!」
キスキル「…そんなやつ、どうすれば…」
ラディアン「さあ、ジズキエル、どんどん破壊しなさい!」
ジズキエル「承知。エネルギーチャージ、開始。」
小夜丸「…」
小夜丸(こうなったら、あれに賭けるしか…)
小夜丸「…キスキルさん、力を貸してください。」
キスキル「…何、アイツをどうにか出来るの?」
小夜丸「成功するかどうかはわかりませんが、どうにかできる…と思います。」
キスキル「何か不安…でも、アタシ一人じゃどうも出来ないから…わかった、アタシは何するの?」
小夜丸「私と…繋がってください。」
キスキル「は?繋がるって…」
小夜丸「手を繋いで、私と心を通わせてください!」
キスキル「心を…難しそうだけど、やってやるわ!アンタに賭けるからね!」ぎゅっ
小夜丸「…」
小夜丸(心を落ち着け……
キスキル(心を…通わせる…)
小夜丸(…よし、なんとか…いけます!)
小夜丸「次元流大忍術、共鳴変化!」ボン!
変化したモンスター、>>70(リンク3のモンスター)
真超量機神王ブラスター・マグナ
今日はここまで。
キスキル(……あれ、結局どうなって…って、ちょっと、何ここ!?コックピット!?)
小夜丸(キスキルさん…聞こえますか?)
キスキル「あ、その声は…何、どうなったの?」
小夜丸(私の体は今真超量機神王ブラスター・マグナに変化しています…キスキルさんは中で操縦をよろしくお願いいします!)
キスキル「は?操縦って…」
小夜丸(大丈夫です!これに変身したということは、中に救援がいるはずですから!)
キスキル「救援?」
「俺たちを呼んだか!」
キスキル「!?」
レッドレイヤー「炎のように燃える心!レッドレイヤー!」ビシッ!
ブルーレイヤー「水のように溢れる知識!ブルーレイヤー!」ビシッ!
グリーンレイヤー「風のように素早く推参!グリーンレイヤー!」ビシッ!
ホワイトレイヤー「光のように輝く正義!ホワイトレイヤー!」ビシッ!
レッドレイヤー「四人会わせて…」
四人「機獣戦隊、超量士!」バーーーーン!
キスキル「……何?コイツら…」
小夜丸(正義の味方、超量士さんです。彼らと協力して、頑張ってください!)
レッドレイヤー「よろしくな、ピンクレイヤー。」
キスキル「ピンクレイヤーってアタシ?何かダサい…」
グリーンレイヤー「あ、モモレイヤーの方が良い?」
キスキル「え、もっとダサ…」
ブルーレイヤー「あなたたち、無駄口はここまでよ、敵が攻撃して来るわ!」
レッドレイヤー「そうか、ならば…やるぞ!」
ラディアン「まさか巨大ロボットになるとは…ですが、関係ありません、焼き払いなさい!」
ジズキエル「承知。エネルギー、発射。」ドーーーーン!
ブラスターマグナ「!」バーン!
レッドレイヤー「ぐううう…中々やるようだ…ならば…ホワイト!」
ホワイトレイヤー「わかったレッド!カモン!マグナキャリア!」
マグナキャリア「…」ゴオオオオオオオオオ!
キスキル「何あれ?」
レッドレイヤー「我らが機艦だ!では、いくぞ!みんな!」
ホワイトレイヤー「出撃!マグナライガー、グランパルス、エアロボロス!」
マグナライガー「グオオオオオ!」
グランパルス「キュイイイイ!」
エアロボロス「シャアアアアア!」
キスキル「ちょっと、三人いなくなったけど…」
ホワイトレイヤー「三人は別のロボットを操縦する。我々二人でこちらを動かすんだ。」
レッドレイヤー「いくぞ!超量合体!」
ウィーン!ウィーン!ガチャッ!
三人「完成、グレートマグナス!」
ジズキエル「敵、認識。破壊。」
レッドレイヤー「ふっ、どうかな…いくぞ、効果発動!マグナスブレード!はあああっ!」
バーーーーン!
ジズキエル「損傷、拡大…停止。」
ラディアン「何っ、まさか…ジズキエルが…」
レッドレイヤー「次はお前だっ!いくぞ、ホワイト、ピンク!」
ホワイトレイヤー「任せて!」
キスキル「ちょっと、どうすんの?」
ホワイトレイヤー「レバーを引いてくれ、ピンク!」
キスキル「え、こう?」
ブラスターマグナ「ひっさーつ!」
キスキル「え、何?」
レッドレイヤー「こちらも…」
グレートマグナス「ひっさーつ!」
ラディアン「くっ…」
レッドレイヤー「いくぞっ!必殺、ダブルマグナブレードスラーーーッシュ!」
バーーーーーーーーーン!
レッドレイヤー「正義は…勝つ!」
キスキル「…」
キスキル(何か…これ、アタシ、いる?)
小夜丸「ふう、これにて解決!皆さん、ありがとうございました。」
レッドレイヤー「正義のためならいつでも力を貸そう。じゃあな!」
キスキル「…」
小夜丸「キスキルさんも、ありがとうございました。お陰で世界が救われました!」
キスキル「世界を救った感ゼロなんだけど…」
ピロロロロロ…
小夜丸「あ、通信が…はい、何ですか?」
プラ=ティナ『聞こえるかしら?小夜丸。』
小夜丸「はい、問題なく!」
プラ=ティナ『なら、本題に行くわね。小夜丸、終わってすぐで悪いけど…実はね、ラディアンはまだ生きているわ…』
小夜丸「えっ、ですが、さっきの爆発で…」
プラ=ティナ『奴は多次元壊獣…どうやら爆破の直前で別次元に逃げたみたいだわ。』
小夜丸「別次元…それはどこです?」
プラ=ティナ『>>75(フィールド魔法、あるいは場所っぽいところ)』
端末世界NEXT
小夜丸「了解しました。すぐに向かいます。プラ=ティナさん、お願いします。」
プラ=ティナ「ありがとう、それじゃ、転送するわよ。」
小夜丸「はい!…では、いってきます!」シュン!
キスキル「…消えたわね…何か、今回のオシゴトは儲からなかったわね…」
キスキル「…ま、面白いことはあったし…いっか!」
端末世界NEXT
小夜丸「…ついたようですね。」
小夜丸「…さて、ではいつも通り、この世界の状況をつかみましょうか…すみません!」
いたモンスター >>79(ネクロス、霊獣使い、テラナイトモンスターのどれか)
ウィンダ
ウィンダ「…」
小夜丸「あの、少し良いですか?」
ウィンダ「はい?…見ない顔ね、あなた誰?どこから来たの?」
小夜丸「私は乱破小夜丸、忍びです。ラディアンを追って、世界を超えてここまで来ました。」
ウィンダ「ラディアン…世界を超える…?何か、怪しいわね…服装も、何か変だし…」
小夜丸「怪しいものではありませんよ。私はこの世界を守るために、この世界のことを知りたいだけです。」
ウィンダ「…どうも、怪しさがぬぐえないわ。戦いは終わったとはいえ、また何か起こらないとは言えないし…どうしようかしら……」
???「ピィー!」
ウィンダ「あ、ファルコ…ちょうどよかった。ファルコ、あなたはあれのこと、信じて良いと思う?」
ファルコ「ピ?」ジー
小夜丸「…?」
ファルコ「ピッ!ピヨッ!ピィ!」
ウィンダ「うん、大丈夫そうなのね…そう、ファルコが言うなら、とりあえず信じようかしら。ごめんなさいね、疑って。」
小夜丸(なにやら小鳥と会話を…まあ疑いは晴れたようですが…)
ウィンダ「あたしはウィンダ。…それで、なんだったかしら?」
小夜丸「この世界について…まずここはなんと言うんですか?」
ウィンダ「ここは霊獣の里、人と獣が共生する集落よ。」
小夜丸「霊獣の里…なるほど、最近変わったことはありましたか?」
ウィンダ「私は…無いわね、ファルコは?」
ファルコ「ピィー!ピピ!」
ウィンダ「うん、うん…」
小夜丸「なんと言っているのです?」
ウィンダ「>>82(霊獣モンスター)が何か関係してそうなことをいってたみたいね。」
カムイくん(長老)
今日はここまで。
小夜丸「なるほど、であれば、そのカムイさんに聞きに行きましょう。」
ウィンダ「そうね。案内するわ。ついてきて。」
ウィンダ「カムイくーん、いる?」
ファルコ「ピィー!」
長老「おお、ファルコと、ウィンダ姉さんか、どうしたかな。…おや、そちらのお嬢さんは?」
ウィンダ「何か、違う世界から、ラディアンとか言うのを追ってきたんだって。」
小夜丸「どうも、乱破小夜丸と申します。」
長老「ほう、違う世界…」
ウィンダ「何か手がかりがほしいらしいの。それで、ファルコがカムイくんが何かそれらしいことをいってたって聞いたから。」
長老「ふむふむ、なるほどな…ファルコが聞いていた話と言うと、あれかの…」
小夜丸「あれとは?」
長老「実はな、ちょっと前にカンナホークが何か飛来物が落ちてきたのを見たそうでな、しかもそれがおそらく神星樹の跡地近くに落ちたようでの。伝えに来てくれた。」
ウィンダ「…神星樹…」
長老「そうじゃ、また何かあるかと思うと不安での。至急ネクロスにも連絡して、調査しにいかねばと準備をしておった。」
小夜丸「神星樹に…ネクロスとは?」
ウィンダ「この世界の生命システムを司っていたもの、それが神星樹よ。ネクロスと言うのは儀水鏡って言うのを使う、私たちとは別の集落にすむ人々のことね。」
小夜丸「生命システム…ふむ、なるほど…」
長老「何もなければ良いのじゃが…さて、そろそろカンナホークが向こうからの返事を持って帰ってくるころか…」
カンナホーク「ホォーーーク!ホゥ!」
長老「おお、ちょうど帰ってきたか。どれどれ…ふむ、了解した。>>85(「影霊衣」モンスター)を使わせる…とな。」
シュリット
今日はここまで。
長老「ふむ、どうやら協力してくれるみたいだの。さて、こちらからは…」
小夜丸「もちろん私は向かいますが…」
ウィンダ「カムイくん、ファルコと、あたしに行かせてくれる?」
長老「ほう、行きたい理由があるのかの?」
ウィンダ「先の大乱では、操られていたとはいえ、色々迷惑かけちゃったし…もっと言えば、さらに前の大乱でも、創星神を目覚めさせちゃって、カムイくんには一族とか、色々なものを背負わせることになって…ずっとそう感じてた。だから、その分だけ、犯した罪の分だけ、みんなの役に立ちたい。私がよみがえったのも、きっと罪を償うためだって思うの。」
長老「ふむ…なるほど、わかりました。…だがウィンダ姉さん、これだけは言っておきたい。罪滅ぼし等と考える必要はない。わしたちがウィンダ姉さんに罪があるなどと考えたことは一度もないのだから。過去と向き合い、清算する…それも大事なことだが、いつまでも過去にとらわれてはいけないと思うぞ。」
ウィンダ「カムイくん…ふふっ、立派なこと言っちゃって。カムイくんの癖に。」
長老「はっはっはっ、一応長老ですからな。」
ウィンダ「ふふっ、そうだったわね。……ありがとう、カムイくん。…それじゃ、さっそく、行ってくるね。」
長老「おっと、まちなされ、これを持っていきなさい。」
>>89(魔法、罠カード)を手に入れた!
風霊術ー雅
すみません。今日はここまで。
ウィンダ「これは…何か懐かしい感じの魔翌力を感じるけど…」
長老「それは風霊術。かつてウィンダ姉さんの姉妹を名乗る魔法使いから託されました。」
ウィンダ「私の…姉妹?…まさか…」
長老「ええ、おそらくは、そうでしょうな。里を抜けた後は霊使いとして修行を重ねていたそうです。身勝手で里を出たため、もう二度と戻らないつもりだったそうだが、里の騒動を聞いて、いてもたってもいられず、里に来たそうだ。最も、その頃にはすべて終わった後でしたがな。」
ウィンダ「…」
長老「里の外の仲間にも迷惑はかけれないと、短い期間で帰ってしまわれたが…そのときに託されたのがこの術…もし一族の人間が戻ってきたら、自分の魔術を込めたこれを渡してほしいと。ですから、この術はウィンダ姉さんに託しますぞ」
ウィンダ「…そう、ウィンの…懐かしいわけだわ。…ええ、ありがとう。大切に使わせてもらうわ…」
ウィンダ「…それじゃ、いってくるわね…行くよ、ファルコ!」
ファルコ「ピィィィィィ!ピー!」
小夜丸「!」
小夜丸(巨大化しました!)
ウィンダ「あなたも乗りなさい!」
小夜丸「え、大丈夫何ですか?」
ファルコ「ビィーー!」
ウィンダ「嬢ちゃんくらい余裕だぜ、だって。」
小夜丸「で、では…」
ウィンダ「…よし、それじゃ、いってくるわ!」
長老「ええ、必ず帰ってくるのじゃぞ…」
ファルコ「ビィーー!」バッサバッサ
小夜丸「ー!凄いですね。空を飛ぶというのは。」
ウィンダ「ふふっ、そうでしょう?特にこの辺りは風が良いからね。こんな経験なかなか無いでしょう?」
小夜丸「忍ですから、ガエル・サンデスになら乗ったことはあるんですが。」
ウィンダ「カエル…?」
小夜丸「忍の乗り物の定番ですよ?」
ウィンダ「何よそれ…」
ピロロロロ…
ウィンダ「ん?何?」
小夜丸「あ、失礼、通信です…はい?」
ジャスティファイ『聞こえるか?』
小夜丸「あ、隊長。こちら小夜丸。どうぞ。」
ジャスティファイ『少し遅れてしまったが、追加の支給品をそちらに送る。捜査に役立ててくれ。』
>>93(魔法、罠カード)を手に入れた!
最終戦争
小夜丸(ふむ、これは…効果は強力ですが、なにやらリスクの大きそうな感じですね。)
ウィンダ「なんだったの?」
小夜丸「隊長からの支援物資です。」
ウィンダ「支援?」
小夜丸「はい、最終戦争というもので…」
ウィンダ「最終戦争…嫌な響きね…」
小夜丸「まあ、そうですね。」
ウィンダ「出来ればそんなカード使わずに終わらせたいものね。…あら、そろそろ合流地点につくわね。じゃ、一旦着地するわよ。」
小夜丸「あ、はい。」
ウィンダ「…さて、ここが合流地点のはず…」
シュリット「おう!やっと来たのか!ウィンダさんと…誰だお前?」
ウィンダ「これから調査にいく飛来物を追って来たらしい人よ。」
小夜丸「忍の小夜丸と申します。」
シュリット「へぇ…俺はシュリット!大魔導師の血をひく、天才術師だぜ!」
小夜丸「シュリット君ですね。子供ながらに働くとは立派です。偉いですね。」
シュリット「子供扱いすんな!こう見えても大戦時は大活躍したんだぞ!」
小夜丸「そうなんですか?」
シュリット「おうよ!」
ウィンダ「アバンスくんいわく、暴れすぎて謹慎くらったこともあるんだって。泣いて謝ったから許してあげたとか…」
シュリット「ちょっ…それは…」
小夜丸「なるほど、やはり…」
シュリット「うるせー!そんなことは良いだろ!ほら、調査にいくんだろ調査に!行こうぜさっさと!」
ウィンダ「はいはい、そうね…その前に、お互いの戦力を確認しとかないと。私は風霊術-雅。」
小夜丸「私は最終戦争です。」
シュリット「俺は降魔鏡と万華鏡と…>>96(魔法、罠カード)」
儀水鏡
ウィンダ「儀水鏡?それってリチュアのよね?あなた使えるの?」
シュリット「じーちゃんから渡されたんだ。俺には使えねえから、お守りみたいなもんだろ。」
ウィンダ「そう。リチュアの儀式も出来るなら戦力幅も広がると思ったけど。」
シュリット「へっ、あんな古くさいのがなくても、影霊依の技術があれば十分だろ。」
ウィンダ「だといいけど。」
シュリット「ほら、さっさと行こうぜ。ぱぱっと終わらせて帰るぞ。」
小夜丸「そうですね。行きましょうか。」
その頃…
ラディアン「…」
ラディアン(あと少しであの世界の制圧が成ったものを…あのものたち、許しませんよ…)
ラディアン(この端末世界には利用できる力が多くある…氷の龍、侵略者、2柱の創星神…最も、今はその力の残滓に過ぎませんが…十分な力だ。)
ラディアン(それを手にいれるためには、まずはこの世界で動きやすい体が必要…知能指数10000の私なら、この神星樹に残されたデータも分析が可能だ、さて、さっそく姿をとらせてもらうとしましょうか…)
ラディアン(…ふむ、これにしましょう…)
>>99(デュエルターミナル世界のモンスター)
トリシューラ
ラディアン(さあ、かつて世界を破滅に追いやったその力、見せてもらいましょう…)
トリシューラ「ギャオオオオオ!」
トリシューラ(ふふふ…力が溢れる…!)
ギャオオオオオ!
ウィンダ「!!この鳴き声…まさか…トリシューラ?」
シュリット「トリシューラ?あれなら封印されてたし、今回の争乱でアノマリリスもろとも破壊されたはずだろ?」
ウィンダ「そうだけど…この鳴き声は間違いないわ。今でも忘れないもの。あの時の声は。」
小夜丸「だとすれば…ラディアンの変身能力でしょうか?ならば急ぎましょう。」
ウィンダ「ええ…行くよ、ファルコ。」
ファルコ「ビィィィィ!」
ウィンダ「…確か声はこの辺りから…」
ギャオオオオオ!
小夜丸「!!」
トリシューラ「グギャアアアア!」
ウィンダ「…!やっぱり…」
シュリット「おいおい、マジかよ?」
小夜丸「…これが…」
トリシューラ『ふふふ…もう来ましたか。待っていましたよ。』
小夜丸「…やはりあなたですか…ラディアン、今度こそ確保します!」
トリシューラ『私を確保?愚かな…この力を前に、まだそんなことが言えますか?ふん!』ATK 2700
ビュオオオオオオ!
小夜丸「!!くっ!ああっ!」
シュリット「小夜丸!ちっ、うおっ!?」
ウィンダ「きゃあっ!?」
ファルコ「ピィィィッ!」
トリシューラ『ははははっ、素晴らしい力だ!!』
シュリット「ちっ、世界を征服だかなんだか知らねえが…偽物が、三龍の力を、悪事に使うんじゃねえよ!………ブリューナクの力よ!鏡より出て、降魔せよ!はああああっ!」
ブリューナクネクロス「おらぁっ!」
ビュオオオオオオ!
トリシューラ『!!…ほう、そちらも三龍の力を…』
トリシューラネクロス「ああ、偽物のてめえに何か負けねぇぞ!」
トリシューラ『ふふふ…なるほど……だが、トリシューラにはかなわない!…はぁぁっ!』
ビュオオオオオオ!
ブリューナクネクロス「!!くっ!」
ウィンダ「シュリット君!…くっ…ファルコ!」
ファルコ「ピィィィ!」
トリシューラ『雑魚が…』ブン!
ウィンダ「くっ!きゃあっ…」
ファルコ「ピィィ!?」
トリシューラ『ふはははははは!圧倒的な力です…だが、まだ私は満足しない…更なる力を私は手にする!』
小夜丸「更なる…力…?」
トリシューラ『そして私は…この世界の新たな神となる!そのためには……破壊と創造の力が必要です…ちょうど良く、創造の力をかつて浴びたものがいますね…』
ウィンダ「!」
トリシューラ『ふん!』ガシッ!
ウィンダ「!!」
トリシューラ『さて、あとは、破壊の力だ…さあ、どこにいますかね…ふふふ…』バサッ!バサッ!
小夜丸「ラディアン、待て………ぐっ…」
小夜丸「…あれほどの力とは…」
シュリット「ちっ、油断したぜ…しかし、まさか、ウィンダさんが…」
ファルコ「ピィィィ…」
小夜丸「…くっ…今すぐにウィンダさんの奪回をせねば…」
シュリット「ああ…しかし、奴はどこに…」
小夜丸「……破壊の力を持つものが必要と言ってましたが…」
シュリット「破壊の力か…もしや、あいつか?」
小夜丸「何か心当たりが?」
シュリット「最近、クリフォートみてぇな、怪しげな影が最近見つかってな…捕獲して、交代で誰かが見張ってるんだが…」
小夜丸「今は誰が?」
シュリット「今は…>>104(影霊依モンスター)」
エリアル
小夜丸「見張っている場所は?」
シュリット「俺たちの集落の外れの方だな。」
小夜丸「なるほど、案内してくれますか?」
シュリット「おう!急いで向かうぞ!クラウソラスの力よ…鏡より出で、降魔せよ!」
クラウソラスネクロス「ひとっとびで向かうぜ!ついてこい!」
小夜丸「はい!」
小夜丸(これがあっているのかはわかりませんが…大事な手がかりです。間に合うとよいのですが…)
エリアル「……ねぇ、あなた、あなたは誰?」
???「……」
エリアル「どこから来たの?」
???「…」
エリアル「…私、わかる…あなた、シャドールの力を持ってる…でも、シャドール、滅んだはず…何者なの?」
???「……f@#%lnh&イsap?カ>n!ajハeqwi…」
エリアル「……今日も…ダメ…」
エリアル(話しかけても意味不明な言葉をたまに発するだけ…正体もまだわからない…)
エリアル「はあ…とりあえず…結界をはりなおして…」
ドタドタ!
エリアル「…?誰か…いるの?」
来たのは…
シュリット
ラディアン
>>106
シュリット
お久しぶりです。また少しずつ書いていきたいと思います。
シュリット「!エリアル!」
小夜丸「良かった、間に合ったようです…」
エリアル「あ、シュリット君…それと…」
小夜丸「あ、私は小夜丸、世界を守るために来た忍です。」
エリアル「忍…?まあいい…私はエリアル…」
シュリット「自己紹介してる場合じゃないんだ…あいつは今どうなってる?」
エリアル「あいつ…?ああ、あの子なら結界の中に…」
???「…」
エリアル「…何かあったの?」
シュリット「実は…」
エリアル「…トリシューラの力を持つものにウィンダがさらわれた?」
シュリット「ああ…それで、そいつは破壊の力と創造の力が必要って言ってた。それで、クリフォートみてぇなあれが狙われてるんじゃないかって思って…」
エリアル「…なるほどね…わかった。…時間が差し迫ってるなら、来たならここで守るしかない…かな…」
小夜丸「ならば、持ち物が大事になってますかね…」
エリアル「私が持ってるのは…>>108(魔法罠カード)」
地獄の扉越し銃
シュリット「扉越し銃?そんなもん役に立つのかよ?」
エリアル「役に立つよ…たぶんね…それに、鏡はあるんでしょ?」
シュリット「ああ、鏡なら俺が持ってる。」
エリアル「なら…平気…ひとつ貸してくれる?」
シュリット「ああ。」
小夜丸「私が持っているのは、最終戦争です。」
エリアル「最終戦争…それはできるだけ…使わないようにしたい…」
小夜丸「そうですね。…!この気配…みなさん、そろそろ来ますよ…」
ラディアン「ふふふ…おや…あなたたちもいるとは…。足だけは速いようだ…」
小夜丸「…忍ですから。」
ラディアン「ほう…シノビ…宇宙忍者なら私の世界にもいましたよ、私が滅ぼしましたがね…まあ、そんなことは良いでしょう。さて、破壊の力…こちらはより純度の高いものが手に入りそうだ…」
???「……」
エリアル「…させない…あなたがなにかは知らないけど…もう、戦うのは…たくさん…」
ラディアン「ふふふ…私は別に戦いたいわけではありませんよ、私が求めるのは力と、支配…あなたたちが服従するのであれば、無駄な暴力はしませんとも。今回とて…そうですね、その力を渡し、神として私を崇めるのであれば、今までの非礼もすべて許してあげましょう。」
シュリット「ふざけんな…この世界にもう神はいらねぇ!俺たちで手を取り合って、俺たちの力で生きていくんだ!支配なんてさせるかよ!」
ラディアン「…そうですか…ならば…」
トリシューラ「圧倒的なこの力の前に!消えるが良い!」
ビュオオオオッ!
小夜丸「っ…!来ます!」
エリアル「……任せて…氷結界!」
トリシューラ「ふははははっ!これが力の差だ!私を止めることなど出来ない!」
シュウウウ…
エリアル「…それは…どう…かな…」
トリシューラ「何?貴様、なぜ立っている…」
エリアル「トリシューラと言っているけど…あなたの氷は、本物には遠く及ばない…」
トリシューラ「何だと…?」
エリアル「強大な力なことには間違いないけど…それくらいの氷なら、私の氷結界は破れない…」
トリシューラ「氷結界…」
エリアル「そして、あなたが氷を放ったことで…私の鏡が効果を発動する…」
トリシューラ「そ、それは…氷結界の鏡!」
エリアル「氷結界の鏡…それは龍を鎮める鏡…儀水鏡も降魔鏡も源は同じ…だから、術者によってその姿を変える。」
トリシューラ「くっ…」
エリアル「…反射せよ、鏡…」
ビュオオオオッ!
トリシューラ「ぐあああっ!」
ラディアン「くっ…」
エリアル「…トリシューラじゃ、私には勝てない…」
ラディアン「…ふふふ…まだ終わりではない…私が従えているのはジズキエルのみではない!いでよ!」
>>111(壊獣、あるいはそれっぽいモンスター)
ラーの翼神龍スフィアモード
ラディアン「いでよ!ラーの翼神竜!」
テーテーテテテーテテテテテー テーテーテテテーテテテテテー
ラー球体「…」
エリアル「…!あれは…一体…」
ラディアン「三幻神…世界のすべてを作りし神が一柱、ラーの翼神竜。最も、今は休眠状態ですが…」
シュリット「神でも何でも関係ねぇ!神ならとっくに倒してんだ!これでも…食らえ!」
ラー球体「……」
シュリット「…!攻撃が…あたらねぇ!」
ラディアン「ふふふ…この神はあなたたちの神とは次元が違う…攻撃など届くはずもないでしょう。」
小夜丸「…!ですが、そちらから攻撃をする気配は……」
ラディアン「ふふふ…神は古代神官文字の呪文を唱えることで目覚め、唱えたものの僕となる…知能指数10000の私ならば、古代神官文字を理解し、唱えるなど容易いことだ…」
小夜丸「なるほど…ならば…次元流忍術!大変化!ラプスウェル!」
ラプスウェル「ふっ…我の力、見せてくれよう…ラプラス・センス!…ふむ、なるほどな…イウ アーク イル フェスイ…」
ラディアン「…!なぜ古代神官文字を…」
ラプスウェル「…エル ネウ クアトウ…何、我は世界のすべての動きを観測できる…そこから演算して、貴様が唱える呪文を予知し、唱えたのだよ。」
ラディアン「なんだと…」
ラプスウェル「さあラーの翼神竜よ。やつを蹴散らせ!」
ラー「ギャオオオオ!」ATK 4000
ラディアン「ぐわあああああ!」
小夜丸「…ふう…」
シュリット「…これで…終わりか?」
小夜丸「…いえ、まだです……ラディアンが破壊されたあとがありません。これはおそらく…分身の術か何かで、本体はまた別に場所にいるようです。」
シュリット「まだ終わってないのか…だったらどこに……神星樹か?」
小夜丸「神星樹ならば分かりやすいですが…一度我々に見つかっている以上、拠点を移しているのでは?」
エリアル「神になりたがってた…だったら…祭壇じゃないかな…」
シュリット「祭壇?」
エリアル「霞の谷の祭壇…かつて創星神が鎮座した場所…」
小夜丸「なるほど…あり得ますね。」
シュリット「よし、ならいってみるか…」
エリアル「それなら一旦霊獣の里に戻った方がいいよ。案内してくれるはずだから…私は念のため…ここの守りを固めておくから…」
小夜丸「はい、ありがとうございます。」
エリアル「…あと、これ、あげる、何かの役にたててね…」
地獄の扉越し銃を手に入れた!
小夜丸「ありがとうございます!」
霊獣の里
小夜丸「…というわけで、よろしくお願いします。」
長老「…ファルコから大体話は聞いておりましたが…なるほど、そのようになっておりましたか。…わかりました。案内をつけましょう…>>114(ウィンダ以外の霊獣モンスター)で良いですかな。」
ウェン
ウェン「……じい様から話は聞きました。ウェンです。よろしくお願いします。」
小夜丸「…」
小夜丸(シュリットさんといい、ウェンさんといい…この世界の幼子はみな立派に働いているのですね…私があれくらいの齢の頃はまだ師匠や兄弟子たちにべったりで…)
ウェン「…どうかしましたか?前ならちゃんと見えております。」
小夜丸「あ、いえ、そういうわけでは…小夜丸です。よろしくお願いします!」
シュリット「うっす、ウェン。よろしく頼むぜ。ピリカも元気か?なんでもちょっと前に新しい術が…」
ウェン「無駄話は行けませんよ、シュリット。早速行きましょう。」
シュリット「相変わらず真面目だな…ま、でも確かに急いだ方がいいな。頼むぜ。」
ウェン「では、参りましょう。こちらです。」
小夜丸「…おや?ウェンさん、霊獣は連れていかなくても良いのですか?」
ウェン「…」
シュリット「おい、お前…」
小夜丸「ウィンダさんや長老さんも連れてますし、ウェンさんも…」
長老「小夜丸さん、先の大乱で多くの生命が亡くなりました。それは…人だけでは無いのです。」
小夜丸「…あっ……ごめんなさい…」
ウェン「…謝ることではありません。疑問に思うことは当然ですから。それに、私はもう悲しんでいませんから。平気です。」
小夜丸「ですが…」
ウェン「…この世界に、何も失っていないものなどいませんから、いつまでも悲しんでいられませんから。」
小夜丸「…」
ウェン「さあ、参りますよ。」
小夜丸「…はい、わかりました。」
その頃…
ウィンダ「……はっ……ここは…祭壇…」
???『目が覚めた?』
ウィンダ「…っ!その声は……」
ウィン『久しぶり、お姉ちゃん。』
ウィンダ「…ふざけないで…」
ウィン『…どうしたの?』
ウィンダ「…あの子がそんなに若いわけないじゃない…それに、あの子は私の事をウィンダって呼ぶ…どういうつもり…ラディアン…」
ウィン『…ふふふ…』
ラディアン「バレましたか…最後ですから、せっかく姉妹で会わせてあげたというのに。父親のほうが良かったですかね?」
ウィンダ「ふざけないで…私の家族を騙るなんて許さな…っ!」
ラディアン「デモンズチェーン。あなたは動けませんよ…」
ウィンダ「…っ!あなた…何をする気?」
ラディアン「言ったではないですか。私は神となる。」
ウィンダ「神?…神なら、もう…」
ラディアン「確かに神は死にました。ですが、そのデータは神星樹の中に残っている。それと創造と破壊の力を合わせれば…神にも等しい存在となれるのです。」
ウィンダ「そんなことが…出来るわけ…」
ラディアン「出来るんですよ…神星樹からデータを読み取り、その能力をコピーできる私なら…ね。」
ウィンダ「…」
ラディアン「あなたは創造と破壊、2つの力を持っている…実に最高な素材だ。破壊の力を逃したが…まあいいでしょう。」
ウィンダ「っ…」
ラディアン「あなたを喰らえば、私は神となれるのです……おっと、その前に、うるさいこばえが来たようだ…」
小夜丸「ラディアン!今度こそあなたを止めます!」
ラディアン「ふふふ…しつこい小娘だ…私の邪魔をするなら…今度こそ消えていただきましょう!…はあっ!」
小夜丸「また姿を…」
シュリット「あれは…>>119(DT世界のモンスター)」
イビリチュア・マインドオーガス
シュリット「…リチュアの力…トリシューラの次はリチュア…俺たちの先祖の力を勝手に使いやがって…」
マインドオーガス『ふふふ、龍を復活させて世界を滅ぼした氷結界、他種族と抗争し、2度目の破滅の引き金を引いたリチュア…実に罪深い、穢れた力…ですが私は活用してあげましょう。新たに世界を支配し、『平和』を実現するためにね。』
シュリット「ふざけんな!てめぇ…一族を愚弄しやがって…許さねぇ!…トリシューラの力よ…鏡より出でて…っ!なんだ…鏡が…」
マインドオーガス『トラップカード、封魔の呪印…厄介な儀式は封じさせて貰いました…』
シュリット「ちっ…だったら…万華鏡!」
マインドオーガス『マジック・ジャマー!』
シュリット「っ!くぅっ…」
小夜丸「シュリットさん!」
ウェン「シュリット!」
マインドオーガス『ふふふ…おまけに、トラップカード、王宮の鉄壁、発動!』
ウェン「…!」
小夜丸「そのカードは…」
マインドオーガス『あなたたちの効果は除外出来ないと使えない…儀式魔法も封じさせていただきました…この世界の勢力のことはしっかりと対策させていただきましたよ。』
シュリット「…っ!」
ウェン「どうすれば…」
マインドオーガス『ふふふ…おとなしく私の支配下に入れば良い…なんども争い、世界を破滅させたあなたたち…引き金を引いたリチュア、世界を滅ぼす神を呼び出したガスタ、そして、先の大乱もミドラーシュ…やウェンディゴ…ガスタの血をひくものが世界の破壊に大きな役割を果たした…そんな、繰り返し、世界を滅ぼす力を呼び寄せてきた愚かなあなたたちよりも、良い支配をしてあげましょう…あなたたちが統治しても、この世界は滅びるだけだ。私が管理してあげましょう。』
小夜丸「……それは違います。」
マインドオーガス『何?』
小夜丸「確かにこの世界の人たちは、なんども争っていたかもしれません。ですが…彼らはそれでも立ち直り、手を取り合っています。子供でさえも、己が出来ることを行い、立ち直っています。」
マインドオーガス『ほう?』
小夜丸「もちろんそれは、子供が子供でいられなかったこと、世界がそれだけ過酷だったということなのだと思います。ですが、その過酷も乗り越えて、生きているんです。ここの住民たちは、誰からの支配を受けずとも生きる力を持っているんです。また争っても、また協力し、立ち直る、そんな力を持っています。だから…この世界は滅びませんよ。」
マインドオーガス『ほざきますねぇ。…ならば、この危機をあなたたちは乗り越えられるのですか?』
小夜丸「出来ますよ…」
シュリット「…おい、何する気だよ?」
小夜丸「私と…繋がりましょう。」
ウェン「繋がる…」
小夜丸「私と手を繋いで…心を繋がらせて…大きな力を呼び出します。」
シュリット「…なんかわからねぇが…よし、やってやる!」ギュッ
ウェン「…!」ギュッ
小夜丸「次元流大忍術…共鳴変化!」
変身するモンスター
>>122
エクソシスターズ・マニフィカ
ボン!
ミカエリス「…ん?何がどうなって…おわっ、なんだこれ!なあウェン、何が…って、誰だお前!?」
カスピテル「………まさか、シュリット?…小夜丸さん、これは…」
小夜丸(はい、私です。聞こえてますか?)
カスピテル「っ!声が直接…」
小夜丸(私が体を変化させて、その体にあなたたちの精神を共鳴させています。技などは私が補助しますので、共に戦いましょう!)
ミカエリス「へぇーそんなことができるのか!体と精神の共鳴か…おお、すげぇな!感触とかもある!」モミモミ
小夜丸(あの…その体は私の体でもあるわけですから…その…)
カスピテル「…シュリット…」
ミカエリス「あ、悪い…」
マインドオーガス『ふふふ…貴方たち、ふざけている余裕は…無いですよ!はっ!』ATK2500
ミカエリス「!よっと!」
マインドオーガス『!バカな…』
ミカエリス「…ふう。なんとか相殺できる…てとこか…」ATK2500
カスピテル「…一人なら互角、ならば、二人なら、勝てますよ。」
ミカエリス「おう、そうだな…いくぜ、俺に合わせられるか?」
カスピテル「ばかにしないでください。あなたに合わせるくらい、簡単です。」
ミカエリス「そうだよな…よし、いくぜ!」
マインドオーガス『くっ!』
カスピテル「やあっ!」
マインドオーガス『ぐっ…くっ…』
小夜丸(今です!皆で力を会わせ…マニフィカを!)
ミカエリス「いくぜ!」カスピテル「いきます!」
マニフィカ「「もたらされるは希望の光!響くは救済の旋律!」」
マインドオーガス『くっ…』
マニフィカ「「響け!マニフィカ!!」」
マインドオーガス『ぐあああああ!』
ラディアン「…くっ…おのれ…」
小夜丸(…!また時空を移動する気です…逃がしません!真名看破です!)
カスピテル「わかりました。…カルペディベル!」
ラディアン「!体が…動かない…!」
カスピテル「罪深き魂…汝の名は、ラディアン。」
ラディアン「ぐっ…まさか…やめろ、私は…世界の神に…」
カスピテル「その魂を救済せん…浄化。」
ラディアン「ぐああああああーー!」
カスピテル「…救済完了…」
小夜丸(真名看破により、ラディアンは消滅した…世界の混乱は回避できたのです!)
シュリット「ふー、終わった…」
ウェン「ウィンダばあ様、大丈夫ですか?」
ウィンダ「うん、平気、みんなありがとう…ウェンちゃん、いつも言ってるけど、私のことウィンダばあ様っていうのはやめて…」
ウェン「?じい様より年上なのですから、正しいのでは?」
ウィンダ「いやそうなんだけど…」
シュリット「そんくらいで文句言うなよ。ババァ。」
ウィンダ「ば、ババァですって?シュリット君…許さないわよ!」ゴチン!
シュリット「いてっ!なんだよ!俺も助けてやったのに!」
ウィンダ「ふふ、それとこれは別。」
シュリット「そんな!」
ウェン「…ふふ…」
小夜丸(この世界では、それぞれが生きる強さを持ちながら、違う部族たちでも、世代がはなれていても、手をとりあっている…これなら、きっと、いつまでも、歩んでいける…そんな世界を守れてよかったです。)
小夜丸「…では、皆さん、私はこれで!」
ウィンダ「え、もういっちゃうの?お礼もしてないのに。」
小夜丸「礼には及びません。私の仕事はこれで終わりです。貴方たちならば、もう助けずとも世界を保っていけると感じました。次の助けを求める世界のもとへ行かなくては。長老さんやエリアルさんにも、よろしくお願いします。」
シュリット「別にいいんじゃねえの少しくらい。」
小夜丸「迅速さが大事なのです。忍ですから。」
ウィンダ「そう…」
小夜丸「短い間でしたが、ありがとうございました。…では、皆さん、お元気で!」
Mission1 case closed!
数日後…
小夜丸「プラ=ティナさん!」
プラ=ティナ「…何かしら?」
小夜丸「執行対象を…ください!」
プラ=ティナ「ダメよ。」
小夜丸「何でですか?ラディアンは忍らしく迅速に解決して見せました!」
プラ=ティナ「そうね。あれは司令官も喜んでいたわ。」
小夜丸「ならばなぜ…」
プラ=ティナ「適材適所。貴女向けの執行対象がいないだけよ。次の執行対象が割り当てられるまで、精進してなさい。」
小夜丸「そんな!」
???「はっはっは!そう焦るな。お主は若いんだからな。」
小夜丸「あなたは…」
ディガンマ「ワシじゃよ。司令官はおらんのか?」
プラ=ティナ「あらディガンマ。この前実験で本部を停電にしかけた反省文でも提出しに来たのかしら?」
ディガンマ「ふん、停電してないのだから良かろう。その件ではないわ。いつも通りデータの海で情報を探していたら、面白いものを見つけたのでな。」
プラ=ティナ「面白いもの?」
ディガンマ「>>127(遊戯王のモンスター)に関する情報じゃ。」
↑
プラ=ティナ「ラビュリンス…ふむ、ダンジョンを守る悪魔ね…」
ディガンマ「そうじゃ。」
プラ=ティナ「あの集団はダンジョンに入らない限りは特別何かする者たちではないはずよ。」
ディガンマ「そうじゃ。あやつらがなにかするというわけではない。」
プラ=ティナ「…なら、何?」
ディガンマ「あやつらの守るダンジョンに挑戦する者たちが何を求めておるか…それは報酬があるからじゃ。攻略される度に報酬が変わるのだが…その報酬が少し気になるでの。これをみるが良い。」
プラ=ティナ「…これは…ふむ…なるほどね…」
ディガンマ「先に我らで回収しておくべきだと思わんか?」
プラ=ティナ「…確かに、これは回収の必要があるか…しかし、この任務をやるとなると、侵入する能力が必要ね。」
小夜丸「!」
ディガンマ「うむ、迅速さが必要じゃの。」
プラ=ティナ「だとすれば、身軽さと素早さ…」
小夜丸「!!つまり、忍である私の出番ですね!」
プラ=ティナ「…あなたに出来るかしら?」
小夜丸「出来ます!忍ですから。素早さには自信がありますし、隠密も出来ます!忍ですから!」
プラ=ティナ「はいはい、忍なのはわかってるわ……まぁ、隠密能力については疑問だけど…一応適正はあるわね……わかった。司令官に伝えておくわ。担当はあなたでね。」
小夜丸「ありがとうございます! 」
プラ=ティナ「指令がおって下るだろうから、それまでに準備しておくようにね。」
小夜丸「はい!」
小夜丸(…そして…)
プラ=ティナ「はい、許可が降りたわ。執行対象は白銀の城のラビュリンス、目的はダンジョン、白銀の迷宮城の攻略、担当者はあなた。」
小夜丸「はい、私に任せてください。すぐに解決してきます。」
プラ=ティナ「これからいくのは罠だらけのダンジョン。くれぐれも油断しないこと、良いわね?」
小夜丸「わかってます!では…乱破小夜丸、行って参ります!」
白銀の迷宮城
小夜丸「…ふむ、ここですか…」
小夜丸(この城に潜入して攻略していけば良いわけですね。私の思っていた城とは少し形や構造が違いそうですが、まあ、忍ですから、なんとかなりますね!)
小夜丸「…いざ、ダンジョンへ!」
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その頃…
アリアーヌ「主さま!主さま!新たな挑戦者が来たようです!」
白銀ラビュリンス「っ!本当!?」
アリアーヌ「はい、しかも、いつもの騎士じゃないです!」
白銀ラビュリンス「なんですって?…ふふふ…新しい来客なんていつぶりかしら…アリアーヌ!アリアンナ!盛大におもてなししてあげなさい。」
アリアーヌ「かしこまりました!主さま!」
アリアンナ「了解しました。主さま。」
白銀ラビュリンス「ふふふ…今回のは1週間考えに考えた自信作!完璧な罠を突破して見せなさい!そして私を楽しませて!」
小夜丸「…さて…ここが入り口ですか…よし、たのもー!です!」ギィィィ…
アリアーヌ「ようこそ!白銀の迷宮城へ!」
アリアンナ「ようこそ。白銀の迷宮城へ。」
小夜丸「!」
アリアーヌ「わたし、アリアーヌです!よろしく!」
アリアンナ「アリアンナです。よろしくお願いします。」
小夜丸「は、はぁ。」
アリアーヌ「迷宮への挑戦が初めてのあなたに向けて、説明を行います!」
小夜丸「説明?」
アリアンナ「はい、まずは全体の説明を。あなた様には、全三層からなるこの迷宮城を攻略していただきます。」
アリアーヌ「それぞれの層にいるボスを倒して進み、最後に待つこの館の主を攻略する。そうすることで、この迷宮は攻略です!ただし、道中には多くの罠が仕掛けられていますので、ご注意を!」
小夜丸「罠…」
アリアンナ「途中でリタイアする際には、大声でリタイアを宣言するか、壁に設置されたリタイアボタンを押してください。」
小夜丸「リタイア?」
アリアーヌ「そうすれば外に脱出できます!あと、中断してまた途中から再開したいときも同様にその旨伝えてください!」
アリアンナ「いままで通った経路の地図が見たいときには、こちらの紙に記録されているのでご覧ください。また、敵の情報を見たいときには、こちらのレンズで見れば…」
小夜丸「なにか、ずいぶんと親切な迷宮ですね…?」
アリアーヌ「それだけしないと攻略してくれる人がいないんですよ。」
小夜丸(それだとまるで攻略して欲しいかのような…)
アリアンナ「…これにてチュートリアルは終わりです。」
アリアーヌ「こちら、チュートリアル達成報酬です!お受け取りください!」
>>133(遊戯王カード)を手にいれた!
みかんこ神楽
小夜丸「これは…」
アリアンナ「儀式魔法…助っ人キャラを召喚できます。是非お役立てください。」
アリアーヌ「それでは、以上で説明は終わり!それでは、転移を始めますよ。第一迷宮、ウェルカムラビュリンスへ、いってらっしゃーい!」
シュン!
小夜丸「…ほう…ここが迷宮…では、早速攻略していくとしましょう!」
白銀ラビュリンス「入ってきたわね…第一迷宮、ウェルカムラビュリンス。私自慢の調度品たちに加えて、今回はダンジョンのボスとして新たに>>135(遊戯王のモンスター)を配置した…さあ、突破して見せなさい!」
ダウナード・マジシャン
第一迷宮
小夜丸「…」
小夜丸(さて、いまのところはなにも起きてはいませんが…注意して進まねば)
竜飾灯「……」
小夜丸(…あれは…巨大な燭台…でしょうか。なにか怪しいのですが…)
竜飾灯「…」
小夜丸(…罠には注意するべきでしょうが…ここを通らないと進めませんし…)
竜飾灯「…」
小夜丸(上を飛ぶ…いやあれを飛び越えようとしたら天井にぶつかりますね…!そうだ、あれをつかえば…)
小夜丸「次元流忍術、大変化!グラビティーノ!」
グラビティーノ「行くぞ、グラビティコントロール!」
竜飾灯「!?体が重く!」
ヒュー!ガチャン!
グラビティーノ「やはり罠か…だが、見抜かれれば無意味だ。…それでは、破壊!」
竜飾灯「ドラー!負けたドラ………だが…俺はまだ序の口…まだ残ってる…せいぜい時計に気を付けるドラ!」
小夜丸「…ふむ。」
小夜丸(次は時計ですか…)
狂時計「クルックー…クルックー…」
小夜丸(あれが時計…あれならば私でも…)
小夜丸「はっ!」
狂時計「クルッ!?クルックー!」ドーン!
狂時計「…負けたっポ…最後は暖炉…」
小夜丸(…ふむ、最後は暖炉…)
「暖まって休んでいってください」
火吹炉「…」
小夜丸「…」
小夜丸(明らかな罠……しかし、暖炉となると破壊するには力が必要…となると…暖炉…熱…!)
小夜丸「大変化、ラプスウェル!」
ラプスウェル「ふっ…我の更なる力を見せてくれよう。マクスウェル・エナジー!」
火吹炉「ニャッ!熱い…何をするにゃ!」
ラプスウェル「我はこの場所のエネルギーの動きを操れる…お前の熱をすべてお前に集めておるのさ。」
火吹炉「そんな…にゃー!」ドーン!
小夜丸「…ふぅ、これでこのフロアの罠はすべてでしょうか?」
アリアーヌ「おーめでとーうございまーす!」
小夜丸「!あなたは…」
アリアーヌ「はい、アリアーヌです!おめでとうございます。1フロアの罠をすべて事前に見破り、解除しました!主さまがお喜びですので、シークレット報酬です。どーぞ!」
>>138を手に入れた!
墓荒らし
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小夜丸「墓荒らし…ですか。」
アリアーヌ「はい、お役立てください!それでは、ボスはあちらの扉の奥です、どうぞ!頑張ってくださいね!」
小夜丸「…本当に親切な迷宮ですね…」
ガチャッ
小夜丸「…これは…」
小夜丸(扉の奥の部屋は、瓶のようなものが辺り一面に散乱していた。)
???「…来ちゃった…」
小夜丸「…!あなたが…ボスですか?」
???「あー、…せっかく脱ニートの一歩として人と接触しなくていい仕事に着いたのに…ここならほとんど人も来ない、好きに研究してていいってあのメイドたちが言ってから来たのに…しかもさぁ、昨日は今日が乗って研究しまくったから今日は徹夜明けなんだよ。勘弁してよ…ホント。」
小夜丸「あの、あなたは…?」
???「…そうだよ。ボクはダウナード。脱ニートして働いてる魔術師。人付き合いが苦手だからこんな迷宮を職場にしたのに……転職しようかな。」
小夜丸「あの、ダウナードさん?急いでるので、嫌なら戦わずとも…」
ダウナード「いや、そうもいかないよね…一応報酬もらってるから……ちょっと待ってね…このボク特性ドーピング剤で…」ゴクゴク
ダウナード「力がみなぎる…キタキタキターーーー!」
小夜丸「!!」
ダウナード「ボク特性ドーピング剤の効能は身体能力向上、体力回復、気力向上!ボクの天才的発想のお陰で、誰でも速効で効果テキメンなのさ!」ATK2800
小夜丸「…薬物による一時的な強化…というわけですか。」
ダウナード「そういうこと…めんどいから、一撃で終わらせてあげるよ!」
小夜丸「…大変化、ディガンマ!」
ディガンマ「ふっ…わしのガジェット、見せてやるわ!」
ダウナード「っ!…急にやる気が…くっ…ボクの薬でやる気マックスのはずなのに…」
ディガンマ「わしの電波兵器により、人々の脳に働きかけ、やる気を削ぐ…その結果、相手は攻める気が無くなる…」
ダウナード「うっ…しかも薬の効き目が…くっ…もとの体力増やす訳じゃないからもう…あぁ…急に疲れが…だるい…つら…あー……もうダメ…………zzz…」DEF 200
小夜丸「…これで勝ったってことで良いんでしょうか?」
アリアーヌ「ぱんぱかぱーん!ステージクリア!おめでとうございます!中断もできますが、どのように?」
小夜丸「急いでいるので、そのままお願いします。」
アリアーヌ「かしこまりました!では、第2迷宮、フェアーウェルカムラビュリンスへ、どうぞ!」
白銀ラビュリンス「第一迷宮は軽く突破したけど第二迷宮はそうはいかない!あそこには罠として釣天井やら落とし穴、そして>>143(罠カード)、そしてボスには>>145(モンスター)」
デーモングリッチ
フレシアのこわくま
アリアンナ「…出番でございますか。主さま。」
白銀ラビュリンス「ええ、あなたたちで精一杯のおもてなしを。」
アリアンナ「かしこまりました。」
小夜丸「さて、第2迷宮…周囲に注意しながら進まねば…」
カチッ!
小夜丸「!?」
ヒュー!
小夜丸(天井が…!…っ!)シュン!!
ドーン!
小夜丸「……ふぅ…危ない…」
小夜丸(忍なので助かりました…)
小夜丸「さて、次は…!」
パカッ!ヒュー!
小夜丸(!?今度は落とし穴ですか!)
小夜丸「忍には…通用しません!…空気を蹴って…はっ!」ピョン!
スタッ!
小夜丸「忍ですから、楽勝ですね。」
アリアンナ「羽もなく飛ぶとは…なかなかの手練れですね。」
アリアーヌ「すごーい!きっと主さまもよろこんでますよ!」
小夜丸「空中多段飛びは忍の基本です…あなたたちが来たということは、またなにか?」
アリアンナ「いえ、今回は…あなたに対する罠…試練として。」
アリアーヌ「私たちが中ボス…お相手します!」
アリアンナ「私たちは二人で一人、堅守速攻、攻防一体…」DEF 2100
アリアーヌ「私たち悪魔の技…楽しんでいってくださいね!」ATK 1800
小夜丸「っ!」
小夜丸(…なるほど…二人での攻めと守りの両立…隙がない…)
小夜丸「…ならば…こちらも…マジックカード、御巫神楽、発動!儀式召喚!降臨してください!」
ピカッ!
オオヒメ「…私を呼び寄せたのはあなたですか?…私はオオヒメ、光を司るもの…あなたに舞の加護を授けましょう…」
小夜丸「この迷宮攻略、あの二人を倒すために、力を貸してください。」
オオヒメ「ふむ…容易いこと…神楽の舞で、悪魔であっても照らして見せましょう…」
アリアーヌ「来ましたね、SSRサポートキャラ!」
アリアンナ「ここで使いますか……せめて、我ら悪魔の技で破壊させていただきます!はっ!」
オオヒメ「無駄です…祓舞…破壊から守る加護を…」
アリアンナ「っ!くっ!」
オオヒメ「さあ、祓いましょう…神楽の舞!」
ピカッ!
アリアーヌ「きゃあああっ!」
アリアンナ「くぅぅぅぅっ!」
アリアンヌ「…負けました…」
アリアーヌ「強いですね、あなた…」
アリアンナ「ですが、この迷宮にはまだまだ番人がいる…」
アリアーヌ「あなたは全員を突破できますかね?」
アリアンナ「…番人を全員倒したその時に、またお会いしましょう…」シュン!
アリアーヌ「ではではまた♪…あ、やっぱりちょっと待ってください…」
小夜丸「?」
アリアーヌ「ごそごそ…あ、これだ…」ポイッ!
アリアーヌ「あー、うっかりアイテムをドロップしちゃいましたー、ですが私は体力の限界なので、帰りますー…」シュン!
小夜丸「……なんなのでしょうか、この迷宮は…」
小夜丸(まあとにかく、拾っていきますか…)
>>148(遊戯王カード)を手にいれた!
ヤマタノ竜絵巻
小夜丸「これは…ヤマタノ竜絵巻?」
オオヒメ「八俣大蛇…かつてスサノオに討伐されし大蛇…その力を封じた巻物ということでしょう。」
小夜丸「なるほど…」
オオヒメ「さあ、先へ参りましょう。私の加護が続く時間には限界がありますからね…」
小夜丸「あ、はい…」
小夜丸「この先におそらくボスが…」
オオヒメ「ふむ、どんな闇であっても私が祓いましょう…」
ガチャッ
プーン…
小夜丸「っ!これは…なんという匂い…」
???「女の子に対してそれは失礼じゃない?」
小夜丸(そこにあったのは臭気を放つ巨大な花のようなもの…そしてその上に鎮座する、一人の少女…)
小夜丸「あなたが…ボスのようですね。」
???「そう、私はフレシア、このフロアの番人…あら、今日は女の子が二人…いつもは男ばっかりなのに…」
小夜丸「…」
フレシア「でも大丈夫。私はどっちもいけるクチ…だから…イイコト…しよ?」
ポワン!
小夜丸「!?」
小夜丸(匂いが変わった…これは…いい匂い…)
小夜丸「…」ボー…
フレシア「フフフ…そう…もっとこっちへ…」
オオヒメ「!いけません!祓舞!」
小夜丸「…っ!はっ!私は…」
オオヒメ「匂いにつられていました。おそらくその先に落とし穴があります…」
小夜丸「なんと…」
フレシア「ちっ…もうすこしで…というかあなた、なんで私の匂いが効かない…」
オオヒメ「舞の加護の力です。そして私はあなたと同じく、植物に関わるものですから。」
フレシア「…ふーん……あの悪魔たち、やっかいなキャラを渡して…」
オオヒメ「では、今度は私から…一緒に舞いましょう?誘い輪舞!」
フレシア「くっ…うっ…体が…勝手に…くっ…」
オオヒメ「さあ、今のうちに次の層へ!」
小夜丸「よ、良いのですか?」
オオヒメ「私の加護もここまでのようですから。さあ、早く!」
小夜丸「…感謝します!」
小夜丸(…あれ、この層、私ほとんどなにもしてませんね…まあいいです、次では活躍しましょう!)
白銀ラビュリンス「すごいすごい!もう第三層!でもね、最終層は、さらに難しくしたわ!ボスには>>151」
ダイノルフィア・ケントレギナ
白銀ラビュリンス「さらにあそこには像と、その僕たちを設置している…あなたの冒険もそこで終わり!…でも、もし万が一来たときのために準備しとかないと。アリアンナ!いい感じの演出の準備よろしく!」
アリアンナ「かしこまりました。主さま。」
白銀ラビュリンス「アリアーヌ!私のメイクアップよろしく!」
アリアーヌ「かしこまりました!主さま!」
小夜丸「…さて…ここが最終ダンジョン…ですか。」
小夜丸「一体どのような罠が…」
魔神像「………」
小夜丸(これは…巨大な像…まるで今にも動き出しそうな…)
ゴゴゴゴゴ…
小夜丸「!?」
魔神像「……」ビカッ!
小夜丸「っ!!」
魔神像「……!」ブン!
小夜丸「はっ!」ヒラッ
魔神像「……ホウ、ヨケタカ…」
小夜丸「…動いた…やはり、これが罠…しかし、攻撃はよけた…ならば…反撃です!」シュッ!
魔神像「…アマイ!」ボン!
魔法の筒
小夜丸「!!ぐっ…これは…」
魔神像「ククク…コウゲキタイサクハバンゼン、ワタシハコウゲキデハタオセン!ソシテワタシヲタオサネバサキニハススメン!」
小夜丸「…!なんと…」
魔神像「ククク…タイサクガアルコトニハアルガ、ソレハコノサイシュウメイキュウノナカニソンザイスルフタツノカギガヒツヨウ!ソシテソノカギハワガシモベガマモッテオル!!マサニバンジャク!」
小夜丸「…しもべが2体?」
魔神像「ククク…ソウダ。」
小夜丸「…なるほど…」
小夜丸(つまりその鍵を探して倒せば良いと…やるべき事を教えてくれるとは、やはり親切な…)
小夜丸「だとすれば…探します!」
小夜丸(…恐らくあれが最初の鍵…そしてそれを守るのは…>>154)
勇者トークンとその仲間達
小夜丸(…複数人とは予想外…ですが、何とかするしかないですね…)
グリフォン「!!おい、誰か来る臭いがするゾ!」
小夜丸(…気取られた…かくなる上は…)
小夜丸「……」
魔鉱戦士「来たか!おうおう、ずいぶんと可愛い嬢ちゃんだなぁ!」
水遣い「どうしますか、勇者さま。」
勇者「無論、迎え撃つまでだ。俺たちによるこの世界への復讐…その第一歩だ。」
小夜丸「…勇者?勇者なのに…復讐なのですか?」
勇者「ああそうだとも。俺たち4人はこの世界を救うため、あらゆる場所を旅し、魔族と戦い続けた…世界を救う使命のために…そしてついに魔王を倒した。」
グリフォン「最初はオイラたちも感謝されたんだ。だけど、魔王の驚異が去ったことで、オイラたちの力を恐れる人々が出てきたんだゾ…」
水遣い「そして我々は迫害されるようになった。世界を救った私たちを世界は拒絶した…」
魔鉱戦士「だから俺たちは決意したんだ、復讐を。」
勇者「まあ、魔鉱戦士だけは町を行き来出来たりするんだけどな!…まあともかく、「異世界転生したら世界を救うことになった件」だったのが「魔王を倒して世界を救ったのに迫害されたので、魔族に寝返って復讐しようと思う」になったわけだ。」
小夜丸「…なるほど…」
水遣い「まあ、そういうことなので、今は我々は魔族につき、働こうとしているわけです。このルートを歩むのも何度目か…」
勇者「え、何度目って何?」
水遣い「あ、いえ、何でもありませんよ。」
勇者「そうか……まあ、というわけだからな、お嬢さん。鍵がほしいなら…俺たちと勝負だ!」
小夜丸「…」
小夜丸(…数が違うのは不利…ならば…)
1 墓荒らし発動
2 ヤマタノ竜絵巻使用
>>156
2
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