パワポケ「テンセイクンポケット？」 (11)
神「は～い」
パワポケ「誰っ！？」
神「どうも～かみでぇ～す」
パワポケ「うわぁ……」
神「ちょっと～目の前に女神がいるっていうのに何その反応？」
パワポケ「いやだって……」
神「そんな対応力だから万年2軍で落ちぶれちゃったのよ」
パワポケ「なにぃ」
神「あ。ちなみに貴方もう死んでるから」
パワポケ「んん！？」
神「プロに入って8年間ずっと2軍のまま貴方の人生は終わったのよ。ご愁傷様ね」
パワポケ「……」
神「あら？怒らないの？てっきり怒られると思ったのだけど」
パワポケ「……まぁ事実だしな」
神「そんな貴方にちょっとした神様からの気まぐれでプレゼントがあります」
パワポケ「死んだ俺に？ははっ。神様ってのは面白い存在なんだな」
神「まぁちょっと貴方にはやって貰いたい事があるのよ」
パワポケ「やって貰いたいこと？」
神「そうよ。それじゃあ行くわよ。ダイスローーール」
パワポケ「はい？」
コンマ値によって転生後の初期値決定
下1 ミート
下2 パワー
下3 走力
下4 肩力
下5 守備力
下6 エラー回避
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aa
aaa
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パワポケ「えっと、急にサイコロ回してどうしたんですか？」
神「よいしょっと。これ、あんたの初期能力値だから」
パワポケ「能力値？」
神「あんたまだ状況がわかってないの？」
パワポケ「いや、説明を何も受けてないんだが」
神「万年2軍のまま死んでしまった貴方を転生させて新しい人生を送ってもらいます。とはいっても野球はやって貰うけどね」
パワポケ「転生？」
神「そう。よくアニメとかで聞くでしょう？あれよあれ」
パワポケ「って事は今のサイコロは」
神「そう。あんたの野球としての能力値よ。まぁどんなもんかはあんたには見えないしわからないだろうけど……どれどれ」
ミート33 F
パワー5 G
走力19 G
肩力62 C
守備力63 C
エラー回避18 G
神「あ～これは苦労するかもね」
パワポケ「ちょっと怖いんですけど！？」
神「まぁまぁ。最初から最強になったって困るでしょう？それとも借物の力で無双したかった？」
パワポケ「む。舐めるなよ！俺だってプロだったんだ！自分の力で今度こそ絶対に一軍に入ってやる！」
神「まぁそれじゃあ頑張ってね。そして、未来を変えてね」
パワポケ「はっ夢か」
何てことにはならずに俺はちゃっかりと転生とやらをしてしまったらしい
目が覚めたら俺の両親は既に死んでいて親戚に面倒を見てもらっている中学3年生だった
そして寮付きの高校に入学が決定していた
元々は甲子園に出場していた学校なのだが何故か一度閉校してツナミグループが新たに開校した学校らしい
らしいというのは夢に出てきた神様が勝手に決めたらしい進路だったからだ
目覚めたらトントンと知らない間に話が進んでいて気持ち悪いったらありゃしないが
パワポケ「とにかくもう一度やりなおせるんだ。どんな事だってやってやる」
パワポケ「とりあえず自主トレだ！」
そして入部の時が来た
監督「集合！それじゃあ今年の一年。名前と希望ポジションを言ってくれ」
パワポケ「パワポケです！希望ポジションは……」
ポジション
安価下1
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