亜美「うーん…ひまー」
真美「ひーまーひーまー」
亜美「ひまぁ!」
律子「うるさい!」
亜美「暇暇暇暇暇暇暇暇」
律子「DIOかあんたは!」
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真美「だって暇なんだもん」
律子「しょうがないでしょ?これからは中々収録ができないから撮り溜めるために仕事が立て込んでるんだから」
亜美「だけど移動多すぎっしょー」
真美「それも大阪と東京のテレビ局何回往復すんのさ」
律子「それも仕方ないでしょ。どうしてもスケジュールが合わないんだから」
亜美「全部違う局だからね。ちかたないね」
律子「だからもうちょっと我慢してね」
亜美「後どれくらいかかるの?」
律子「2時間」
真美「うあうあー!?そんなに待てないYO!」
亜美「亜美たち暇で死んじゃうYO!」
律子「えぇ…そんな大袈裟な…何か暇つぶしのゲーム持ってないの?」
亜美「そりゃゲーム機は持ってきたけど…」
真美「移動が多すぎて全部飽きちゃったもん」
律子「そんなこと言われても…他に何か暇つぶしできるもの持ってないの?」
亜美「うーん、暇つぶしかぁ…」
真美「あ!そうだ!ほら、亜美あれだよあれ!」
亜美「え?…あ!あれか!」
真美「うん、あれあれ」
律子「あれって何なのよ?」
亜美「そうと決まれば…携帯取り出し!」
真美「ポパピプペ!」ポパピプペ
律子「ちょ、あんたたち、誰に電話かけてるの?」
亜美「あ!?小田っち?暇?」
??『暇なわけあるかぁぁぁぁぁぁあ!!!!』
律子「うるさっ!?」
真美「もう!うるさいよ小田っち」
律子「小田っち?あんたたち、誰と電話してんの?」
??『ワシやぁぁぁあ!』
律子「なんでスピーカーホンじゃないのにここまで聞こえるのよ!?」
亜美「りっちゃん、小田っち知らないの?ほら、去年の年末に彗星の如く現れた…」
真美「『おいでやす~』でお馴染みの」
おいでやす小田『誰がそのギャグ知ってんねん!!!!!』
律子「ちょ!?あんたら!なんて人に電話してんの!?」
亜美「え?でも多分小田っちも暇だよ?」
おいでやす小田『なんも暇ちゃうわぁぁぁあ!』
真美「真美たちは暇なんだYO!」
亜美「暇暇暇暇暇暇暇暇ぁ!」
おいでやす小田『おのれは承太郎かぁぁあ!』
真美「さすが小田っち!そこにシビれる憧れるぅ!」
律子「いつ連絡先交換したのよ…」
亜美「まあまあ、小田っち。どうせ小田っちも大阪と東京の往復で暇っしょ?」
真美「真美たちが歌ってあげるから♪」
おいでやす小田『え?歌ってもらえんの?現役アイドルに?嬉しいなぁ』
亜美「アイムレディ…」
おいでやす小田『おお!それめっちゃ有名な…」
亜美「ファーストジェントルメェン~♪」
おいでやす小田『う、うぅん…』
真美「もっしも~」
おいでやす小田『あぁ、それはビジョナ…』
真美「し~あなたにはまだ電話繋がらない~♪」
おいでやす小田『おぉ…』
亜美「あおいーとりー♪」
おいでやす小田「あ、これはもう…千早ちゃんの…」
亜美「皿~♪どこにしまったかしら~♪」
おいでやす小田『何やねんその曲!!!!』
亜美真美「「きゃはははははは!!」」
おいでやす小田『きっしょい歌ぁぁぁあ!!』
亜美「どうしたの?小田っち?」
おいでやす小田『知ってる歌かなって思ったら全然知らん曲やんけ!!!!765プロの曲歌えや!!!」
真美「働かない全ての者たちに告ぐ!」
亜美「We need メーデー!権利を!」
おいでやす小田『怖っ!?どこのアイドルが権利を主張する歌つくんねん!?』
律子「いや、それは本当にあるやつじゃないの!?」
真美「そうだYO!やすやすったら全く…」
おいでやす小田『え?こっちが悪いん?』
亜美「そんなんだからR-1優勝できないんしょ?」
おいでやす小田『関係無いやろ!!!!!』
真美「関係無いやrooooooooo!」
おいでやす小田『ネタで弄ってくんなぁぁぁぁあ!!!!』
律子「ちょっとアンタたち!流石に失礼がすぎるわよ!小田さんも困ってるじゃない!」
おいでやす小田『困るかぁぁぁぁぁあ!!!!』
律子「えええええ!?」
おいでやす小田『あ、すいません…間違えました…』
律子「声ちっさ!?」
真美「おいでっちは最近仕事増えすぎてどこがツッコミどころかわかんなくなってきてるんだYO!」
亜美「でもお仕事がこの調子ならいい時計買えちゃうんじゃない?」
真美「ロレックスとかね」
亜美「奥さんも若くて美人な人らしいよ?」
真美「二十歳年下のモデルかな?」
おいでやす小田『弄ってきとんのぉぉぉお!!!!』
亜美真美「「あははははは」」
おいでやす小田『ホンマに君らええ加減に…え?あ…はい、はい…すいませんでした…』
亜美「あれ?」
真美「どうしたの?おだおだ?」
おいでやす小田『いや、今移動中の新幹線で…』
律子「いや、そっちも移動中だったんかい!?」
おいでやす小田『デッキで話してたんやけど「うるさい」って怒られて…』
律子「そりゃそうなるわ!」
亜美「あははは!やす小田っぽいね!」
おいでやす小田『さっきからなんぼほど呼び方変えるねん!あ、すいません…』
律子「いや、そりゃそうなるでしょ!」
真美「大丈夫?殴られたりしてない?」
おいでやす小田『さすがにそんなことはないけど…』
亜美「ピンチになったらいつでも助けに行くYO!」
おいでやす小田『えぇ…ありがたいけど、そんなすぐには無理やろ…』
真美「無理だと思うから無理なんだYO!」
亜美「どれだけ臭くても、鼻を摘んで食べればいい!」
真美「どれだけ長くても、折り畳んで仕舞えばいい!」
亜美「どれだけ身体が機械でも、お洒落な帽子を被ればいい!」
真美「色んな帽子を持っています!」
亜美真美「「Mr.メタリック!!!」」
おいでやす小田『それ元相方のネタやないかぁぁぁあ!!』
亜美『…なーんてことがあったんだYO!』
あずさ『あら、良かったわね~』
伊織『ふーん…』
真『そうなんだ…』
真美『あれ?どったのみんな?』
響『いや、どうっていうか…』
雪歩『うん…ねぇ…?』
亜美『うあうあー!?どうしたのさー!?』
千早『いや、私たちも年末の番組は見てるから、おいでやす小田さんが面白いのは知ってるのだけれど…』
春香『今二人はLINEで文字に起こしてるからさ…』
貴音『何というか…こう、面白さが伝わりにくいのです…』
真美『えええええ!?』
亜美『そんなことあるかぁぁぁぁあ!!!!』
春香『うん、二人がだいぶ感化されるくらいにハマってるのは伝わってるんだけどね?』
真美『くっ…盲点だった…』
亜美『まさか小田っちのネタが文字にすると普通のことしか言ってなかったなんて…』
響『誰もそこまで言ってないぞ!?』
伊織『あんたたち容赦ないわね…』
亜美『まあ、そう言われると思って…』
真美『ジャンジャジャーン!』
写真
真『ん?なにこれ?』
亜美『劇場のチケットだYO!』
真美『小田っちに頼んだら、みんなの分もくれたんだー!』
亜美『「是非生で見に来てくreeeeeeee!」って言ってた』
伊織『嘘つけぇぇぇえ!』
雪歩『いいのかな…』
真『たしかに、僕達までいいの?』
亜美『うん、むしろ「お前ら二人だけでくるな!」って言われてるから』
響『どんだけ弄ったんだ!?』
千早『でも、大丈夫なのかしら…』
春香『まあ、向こう側がそこまで言ってくれてるなら…』
千早『いや、そうじゃなくて…』
ピコンッ
春香『ん?』
響『社長からLINEが…』
あずさ『私のところにも…』
伊織『ってことは全員?』
真『何々…えっと…「感染者拡大の影響を受けて、我が765プロでもライブは無観客の配信制に切り替えることにした…」だって』
亜美『へー』
真美『まあ今の時代ちかたないよねー』
伊織『いや、ちょっと待ちなさいよ』
亜美『ん?』
真美『どったのいおりん?』
伊織『うちの事務所がそれなりの対応したってことは…』
やよい『おいでやす小田さんのライブも…』
亜美『あっ…』
真美『あっ…』
響『ほら、ニュース出てるぞ』
『おいでやす小田、単独ライブ中止』
亜美『うあうあー!?』
真美『あ、小田っちからLINEだ…』
春香『なんて書いてあるの?』
真美『ん?これ、ボイスメッセージだ』
亜美『とりあえず貼り付けるね』
?
0:05
雪歩『5秒だけ…』
あずさ『なんて言ってるのかしら…』
ポチッ
おいでやす小田『なんでこんなことなんねん!!!!!!!!』
伊織『わざわざ言うことか!』
終わり
最後まで見てくれてありがとうございました
因みにタイトルの「おいでやす小田で遊ぼう」は実際のイベント名を元にしています
https://search.yahoo.co.jp/image/search?p=おいでやす小田で遊ぼう&ei=UTF-8&fr=applep1#08abba378c196ae98ba605fa91b4aa6d41645932cc89ce25184ef2eb0506c588
ありがとうございました
おいでやす小田さん、おめでとうございます
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