津田タカトシ「会長にマジギレしてみよう」 (30)
ー夜ー
タカトシ「はぁ…今日も生徒会活動ハードだったな…」
タカトシ「主にツッコミが…」
タカトシ「最近は萩村もツッコミ放棄気味だし…俺にもっと負担が…」
タカトシ「どうすれば…」
津田コトミ「タッカにぃー!勉強教えて!」
タカトシ「お、コトミか、」
コトミ「どうしたのそんな顔して?不感症の悩み?」
タカトシ「ねーよ」
タカトシ「実はさ…」
ーーーーー
コトミ「う~む…そうだなぁ…」
コトミ「正直もうタカ兄はツッコミキャラ確立してるからこの立場を変えるのは難しいよ?」
タカトシ「うっ…確かに…」
コトミ「そもそもタカ兄は自己主張しないからダメなんだよ!一回ガツンと言ってみよー!」
タカトシ「ガツンとか…」
コトミ「別に本気で怒らなくてもちょっと怒ってその後ネタバラシー!みたいな?」
タカトシ「なるほど…効果はあるかもな」
タカトシ「やってみるよ、ありがとうコトミ」
ー翌朝ー
タカトシ「おはようございます」
天草シノ「遅いぞ津田!生徒会は登校時間の30分前には来て!校門で挨拶運動と何度言えば…」
七条アリア「ちょっとシノちゃん、津田くんも男の子なんだから…」
シノ「ハッ!そ、そうか…すまなかったな津田…これからはゆっくりと抜いて来てくれ…」
タカトシ「朝から飛ばしてんなオイ」
タカトシ(朝一番のツッコミ…ここはまだ怒るところじゃないな…怒るなら会長か七条先輩が1人の時かな…)
すいませんちょっと出かけます
ー生徒会室ー
シノ「ふぅ…とりあえず一区切りついたか…」
タカトシ「ですね。」
タカトシ「そういえば萩村と七条先輩は何処へ?」
シノ「あぁ、あの2人は今畑の取材を受けているらしい。あの2人が終われば私達も取材だぞ」
タカトシ「なるほど」
シノ「何を聞かれるのだろう…好きな体位とかか?」
タカトシ「ははは、畑さんなら聞きそうで…」
タカトシ(おっと…うっかり突っ込みそうになったけどこれはキレていいタイミングなんじゃないか?)
タカトシ「………」
シノ「む?どうした津田?」
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