【ポケモン」主人公「安価で初期設定を決めよう」 (16)

安価で主人公の設定決めてきます。
>>2
主人公の性別
>>3
主人公の名前
>>4
主人公のポケモン
>>5
主人公の出身地方(町指定あればそれも)

とりあえずこれぐらいで。
主人公の出身については私が基本ナンバリングのシリーズしかやってないのでレンジャーやコロシアムの要素は抜いてくれると助かります。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1544509762

イエロー

アルセウス

カロス

ちょっと考えますね…

ミアレシティ。カロス地方の中心部に位置し、同時にカロス一の都市でもあるこの街では賑やかな声が絶えることが無い。
 住民たちの声で目が覚めた私は、枕元にあるお気に入りのピカチュウ型目覚まし時計を確認する。現在、午前8時24分。完全な寝坊である。
 「イエロー何してるのー!?また遅刻するわよー!」
 1階から母親の声が響く。昨日の朝も寝坊してしまったし、今日は流石に起きるとしよう。
 「おはよー・・・・・・」
 寝ぼけ眼を擦りながら階段を降り、リビングへのドアを開ける。
 「おはようじゃないでしょ。さっさと準備して学校行きなさい。アンタただでさえ成績よくないのにこれ以上遅刻したらホントに留年するわよ?」
「わかってるって…すぐ行くから…」
洗顔、歯磨き、着替え。朝の行程をおよそ10分で終わらせて出発の準備は完了だ。
「いってきます」
現在8時35分。まあギリギリ始業には間に合うだろう。といっても、華のJKがこんな朝を過ごすのもどうかと思うが、
家を出て 5分程でもう目的地に着いた。ポケモンハイスクール。カロスで唯一存在するポケモントレーナー育成専門の高校だ。

基本的にはポケモントレーナーを目指す人たちが入学するのだが、ポケモンに対する総合的な知識を求めてポケモンブリーダーやポケモンドクター志望の生徒も通っている。
 私も一応トレーナー課の生徒ではあるのだけど、とある理由で成績はダントツ最下位だ。

 「あら?あなたまだ学園を辞めていなかったのね」

 教室に入り自分の席に座るやいなや、待ち構えていたかのように女子生徒の1人に声を掛けられた。ロングの金髪にトレードマークの女優帽、いわゆるお嬢様だ。その証拠に後ろには数人の取り巻きが控えている。

>>11 さん。自分から辞める気はないって何度も言ってると思うけど」

「あなたの意思の問題ではなくてよ。みな優秀なポケモントレーナーを目指している中で、あなたのような志の低い人間は邪魔だと言っているの」

 >>11が回りの取り巻きに「そうでしょう。皆さん」と問うと、一斉に取り巻きたちが首を縦に振る。

「そもそも。未だにポケモンの一体も持っていないあなたがポケモントレーナー課に居ること自体、おかしなことだと思いません?」

「・・・・・・」




>>10
安価でお嬢様の名前お願いします

安価ミスりました。
>>12でお願いします

セレナ

いい加減このやりとりも何度目だろうか。
 私がポケモンハイスクールに入学してから1年半。確かに私は未だに1体もポケモンを持っていない。大体の生徒は入学前の時点で所持しているし、そうじゃなくても入学後に学校側からポケモンは貰える。
 だからそれをわざわざ断って未だにポケモンを持っていない私に「意識が低い」と憤るセレナの気持ちは、私自身わからなくはないのだけど。

「3年生に上がるまでには捕まえるからさ。それでいいでしょ?」

「遅すぎますわ。本当にポケモンを捕まえる気があるのなら、今日の課外授業で捕まえなさい。もし明日までにポケモンを捕まえていなければ、私の人脈を使って貴女を退学に追い込む事もあると思っていなさい。それでは」

言いたいことは言い切った、とばかりに満足気にセレナが自分の席へ戻って行く。
しかしそうか、すっかり忘れていたけど今日は課外授業だった。

確か今日の課外授業はミアレシティから南にあるハクダンの森の探索だ。野生のポケモンのゲットや別のトレーナーとのバトルが主な目的とされている。

「ま、私には関係ないんだけど…」

無論、ポケモンを持ってない私はバトルもゲットもできない。一応捕獲用にモンスターボールは持っているけど、使うことはまずないだろう。

「はいおはよー。それじゃあ早速課外授業行くぞー。準備しろ準備ー」

始業のチャイムがなると同時に、担任教師がドアを開けて現れた。
それに応じて生徒達もバタバタと席を立つ。殆どの生徒は口では「めんどくさい」とか「歩いてくのいやだな」なんて言ってるが、どこか楽しそうに見える。
確かに、1日中教室でバトル理論やら育成理論やらの勉強よりはよっぽど楽しいだろう。
ただ1つ、明らかに皆んなとは違う、ニヤニヤと薄ら笑いを浮かべているセレナ達がが気になったーーー。

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