シェゾ「アルル(の魔翌力)を狙い始めて早二十年以上…」
シェゾ「幾度となくアルルへと仕掛けたアプローチは悉く流され、それどころか、いつしか俺はヘンタイの押印すらされてしまっていた…」
シェゾ「最近ではヘンタイネタが災いしてか何かとギャグ担当で、当初から既に微々たる物であった闇の魔導師としての威厳など今や見る影もない」
シェゾ「このままでは…この現状を黙認していれば、俺はヘンタイ街道を突っ走り、一生の笑い者になってしまう…くっ!そんな運命は否!断じて否!絶対に避けてやる!」
シェゾ「だからここらで奴らを見返す様な行動を取ることが必要だと思い立ち、今日の今日こそアルルの魔翌力を奪ってやると決心したんだ!」
シェゾ「その為に俺は今から>>3をするとしよう!」
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こっそりストーキング
シェゾ「アルルの後をこっそりつけて、奴から魔力を奪う隙を伺うとするか…」
シェゾ「だがその為にはまずアルルを探さないと…」
……カーくん、今日はどんなカレーが食べたい?
ぐぐぐーぐー!
ふふ。分かった、じゃあ今日はそれにするね。
ぐー!……
シェゾ「何とも都合良く俺の付近を通りかかったな…ならば早速、奴らに気付かれない様慎重に後をつけるとしよう…」サササッ
……
……
アルル「えーっと、あとはジャガイモと人参ね…」
カーバンクル「ぐー」
シェゾ(俺もついでに夕飯の材料でも買っていくかな…)
「あれ、ヘンタイシェゾじゃない。こんな所で会うなんて奇遇だね」
シェゾ「ヘンタイって言うな!…って」
シェゾ「お前はドラコじゃないか」
ドラコケンタウロス「ふふ、やあ」
シェゾ「何用でここにいるんだ?」
ドラコケンタウロス「小腹が空いたから何か食べ物でも買おうと思ったのよ」
ドラコケンタウロス「…というか、あんたの方こそ何でここにいるのよ?昼間から町中に現れるなんて珍しいじゃない」
シェゾ「今日こそアルル(から魔力)を頂こうと思ってな。隙を伺う為に、奴の後をこっそりつけているんだ」
ドラコケンタウロス「…あんた、やっぱりヘンタイなんだね…」
シェゾ「なっ!?ど、どういう意味だ!」
ドラコケンタウロス「まあ、精々頑張ると良いよ。応援はしないけど。それじゃあね」ツカツカ
シェゾ「あっ!ま、待てっ!ドラコーっ!」
シ-ン
シェゾ「ち、畜生!一体何が奴に、俺のヘンタイというイメージ像を再認識させてしまったんだ!内に秘められた魔力を目的として、魔導師の卵であるうら若き少女の後をつける事の一体どこがヘンタイだというんだ!」
アルル「…あれ、気のせいかな?今シェゾの声が聞こえた気が…」
シェゾ(ま、マズイ!このままだと見つかってしまう!こうなったら…>>7で乗り切るしかない!)
強風で目眩まししてその内に木陰に隠れる
シェゾ(こうなったら…魔力で風を起こして、一瞬気を引かせた隙に木陰か何かに身を隠すとしよう)
シェゾ「はっ!」ビュウウウ
アルル「っ…なんだか突然風が強く…!」
シェゾ(よし、この隙に…ん?)
ヒラッ
シェゾ「ぶっ!!!!」
シェゾ(み、見てしまった…!あ、アルルの…アルルの白パンツを…っ!!)
アルル「…あれ、もう止んだ?一体何だったんだろう…って、あ!」
アルル「シェゾ、こんな所で何やってんの!?」
シェゾ「し、しまった!パンツに気を取られて身を隠すのを忘れてしまった!」
アルル「パンツ…?…あ!もしかしてさっきの強風…君がおこしたものなの!?」
シェゾ「ぎくっ!…い、いや…何のことだかさっぱり…」
アルル「嘘だっ!」
シェゾ「ほ、本当だ!」
アルル「なら何で身を隠そうとしてたの!」
シェゾ「そ、それには訳が…」
アルル「風を起こしてボクのぱ…パンツ…を目に焼き付けた後、見つからないようにする為でしょ?」
シェゾ「ち、違う!お前のパンツを見たい等という如何わしい思惑は微塵もなかった!」
アルル「でも風は起こしたんだよね?」
シェゾ「う…ま、まあな…」
アルル「もう…シェゾのバカバカバカッ!!ヘンタイ!!」
シェゾ「くっ…!」
アルル「こうなったらみっちり懲らしめてやる!ダイアキュート!ダダイアキュート!ダダダイアキュート!」
アルル「ジュジュジュジュゲムっ!!!」バッッ
シェゾ「なっ!?」
シェゾ(あれを喰らえば…流石の俺でも堪えられない…!畜生、ここでばたんきゅ~なのか…!?)
>>10がコンマ50以下で命中、51以上で回避
ある魔法の名前をレスすれば、ジュゲムを跳ね返して確実にダメージを防ぐことが出来る
るいぱんこ
逆に考えるんだ、最初に超撃をくらっておいた方が安心だと
シェゾ「ぐはぁぁぁぁ!!!」
シェゾ(首が吹き飛びそうな程に凄まじい爆発だった…。何とかばたんきゅ~は免れたが…もう立ってられねぇよ…ごふっ)ボロボロ
アルル「ふぅ、これでちょっとは憂さ晴らし出来たかな?」
シェゾ「い、今のでちょっとなのか…」
アルル「全く…君のヘンタイ癖は一体いつになれば直るのかなぁ…」
シェゾ「お…俺も…好きでやっている訳じゃない…!」
アルル「長い付き合いなんだから理解してるよそれぐらい。…それにしても、シェゾって本当に残念だよね」
シェゾ「一体何が残念なんだ…」
アルル「だってさ、その言動にさえ目を瞑れば、容姿端麗かつとても強くて頼りになる、正しく理想の男性像そのものな格好いい青年なんだもの」
シェゾ「…ふん。それがどうしたと言うんだ」
アルル「ボクももしシェゾが、出会って早々年頃の少女を眠らせて拉致監禁して、おまけにここぞという時に取り返しのつかない言い間違いをする様なヘンタイじゃなかったら、魔力どころか自分の全てをあっさりあげちゃってたかもね」
シェゾ「な、何だと…」
アルル「…まあ、今ではそんな残念な面も含めて君が好きなんだけどさ…」ポツリ
シェゾ「…? 何か言ったか?」
アルル「う、ううん、何も言ってないよ」
シェゾ「…?」
「コラ!店の中で爆発を起こすとはどういうつもりだ!…って」
アルル「ご、ごめんなさい!弁償はしっかりするから許して…って」
「「あ!!」」
アルル「ふふふじゃない!久しぶりだね!」
ふふふ「こちらこそお久しぶりなのね、常連さん」
シェゾ「お前もプリンプに飛ばされていたのか…」
ふふふ「…おや、ヘンタイ魔導師な常連さんもいらっしゃったのね」
シェゾ「ヘンタイって言うな!」
アルル「…あれ?でも確か…ふふふって行商人じゃなかった?」
ふふふ「こっちの世界は魔導師はいても冒険者は少ないから、行商人は全くもって儲からないのね…だから、店を構えて商売する事にしたのね。因みに物件は物々交換で譲って貰ったのね」
シェゾ「商魂逞しいな…」
アルル「この店には今日初めて来たんだけど、中々に品揃えが豊富で気に入ったよ」
ふふふ「ふふ、ありがとうなのね」
ふふふ「…そうだ。常連であるあなた方だけに、表では扱っていない秘密の商品を売ってあげるのね」
アルル「え、良いの?店壊しちゃったのに」
ふふふ「いいのいいの。常連さんだし弁償してくれるなら目を瞑るのね」
アルル「うーん、でもなぁ…折角の親切心を無下にする様で悪いけど、今は取り敢えずカレーの材料が欲しいんだよね…」
ふふふ「ならばつい最近に入手したとっておきのスパイスを売ってあげるのね」
アルル「本当?!ありがとう!」
ふふふ「ヘンタイ魔導師さんはどうするのね?」
シェゾ「そうだな…折角だし頂くとするか」
ふふふ「ならばこの中から選ぶのね」スッ
1・鈍い輝きを放つ赤色の水晶玉
2・妖しい光沢を放つ桃色の液体が入ったガラスの容器
3・奇抜な色使いと歪な形状とが特徴的な魔導力が篭ったオブジェ
ふふふ「因みにこれらの用法や効果については全く知り得てないので使用は自己責任でお願いするのね。まあその代わりお安くしておくけど」
シェゾ「そうだな…ならば、>>13を購入するとするか」
安価訂正
>>19
3
ふふふ「ほほう、それを選ぶとは随分と酔狂なのね」
シェゾ「このオブジェにはただならぬ何かが籠っていると直感的に感じ取ったんでな」
ふふふ「ふふ、その直感が当たるといいのねぇ」
ふふふ「さて、それじゃあ代金を頂くのね」
シェゾ「…ほらよ」スッ
ふふふ「毎度ありなのね!」
……
……
アルル「いやぁ、まさかこんなにたくさんのスパイスがあの値段で購入できるとは思ってもみなかったなぁ」
カーバンクル「ぐーぐー!」
シェゾ「しかし、どんなスパイスが入ってるのかは詳細には分からないとあの金魚は言っていたぞ。だから精々気をつけて使用する事だな」
アルル「…あれ、もしかしてボクの事を心配してくれてるの、シェゾ?」
シェゾ「…ふん。お前の身にもしもの事があったら、お前から魔力を奪えなくなってしまう可能性があるからな」
アルル「何だか素直じゃないなぁ…まあでも、気遣ってくれて有難う」ニコッ
シェゾ「ぶっ!?!?」
シェゾ「よ、用事を思い出したので、これにて失礼させて貰うぞ!さらばだアルル!」シュババッ
アルル「…ふふ、やっぱりチョロいなぁ…」
カーバンクル「ぐー?」
……
……
シェゾ「はぁ…はぁ…アルルの笑顔のあまりの可愛らしさに、思わず吐血してしまった…」
シェゾ「…って、アルルから離れてしまっては折角後をつけていた意味がないじゃないか!俺はなんてバカな事を!」
シェゾ「…い、いたたたたっ!か…身体が突然、痛み出して…はっ!そういえば瀕死だったんだ…!早くヒーリングを唱えないと…」
>>22「そうはさせない」
シェゾ「!?…何者だ!」
アルル
シェゾ「あ、アルル!?お前追ってきていたのか!」
アルル「まあね。何だか嫌な予感がしたからさ」
アルル「…で、その予感はどうやら的中してたみたいだね?」
シェゾ「なっ!?…お、お前を追っていたのは、れっきとした訳があってだな!」
アルル「訳なんてこの際どうでも良いよ。それより…」
アルル「シェゾのバカーッ!!ヘンタイ!!今度こそばたんきゅ~させてあげるよっ!」
シェゾ「くっ!こうなったら…戦うしかない!」
アルル・ナジャ(とカーバンクル)が現れた!
アルル「直接対決は久しぶりだね…」
シェゾ「そうだな…思えばプリンプに訪れて以来、勝負事と言えばぷよぷよばかりだった」
アルル「でも魔導の鍛錬は欠かさず続けてきたからね。最後に君と戦った時よりも、ボクは数段強くなっている筈だよ」
シェゾ「ほう、それは面白い…ならば現在のお前が、俺が魔力を奪うに相応しい相手かどうか試してやろうじゃないか」
アルル「ボロボロの身で良くそんな偉ぶった発言が出来るね…」
相手はかなり強そうだ!
>>26
1・購入した奇妙なオブジェを理解していないなりに使ってみる(どの様に使うかは>>26が決める)
2・魔法を使う(使う魔法は>>26が決める)
2
リバイア
アルル「よーし、それならまずは…」
アルル「ファイヤー!」ボッ
シェゾ「残念だったな!リバイア!」ピキ-ン
俺の体の周辺に魔法の壁が出来た
シェゾは攻撃を跳ね返す!
アルル「あつっ!」
アルルは返ってきた小さな火の玉を喰らった!
ちょっぴりダメージ
相手はピンピンしてる
アルル「まさか戦い始めて早々リバイアを使うとはね…あつつ」
シェゾ「その反応の割には随分と手加減してファイヤーを撃っていた様だが?」
アルル「まあ一応、君がリバイアを唱えて僕の魔法を跳ね返すという展開も予想はしてたからね」
シェゾ「ほほう…やるじゃないか」
アルル「ふふ、それ程でも」
次はどうする?
>>29
1・購入した奇妙なオブジェを理解していないなりに使ってみる(どの様に使うかは>>29が決める) ??2・魔法を使う(使う魔法は>>29が決める)
1
オブジェを投げつける。普通にアルルに大ダメージ
シェゾ「それっ!」
俺は奇妙なオブジェをアルルへと投げつけた!
アルル「え!?ちょ、ちょっと…痛っ!!」
投げつけられたオブジェはなだらかな弧を描く様な軌道でアルルの頭へと向かい、直撃した!辺りにドンッ!という鈍い音が鳴り響く
スペシャルダイナマイトダメージ!
敵が怯んだ、チャンスだ!
シェゾ「闇の剣よ…斬り裂け!」
アルル「うわぁっ!!」
スペシャルダイナマイトダメージ!
相手はちょっとよろけている
アルル「もう!卑怯だわ!」
シェゾ「闇の魔導師が卑劣な手を使って何が悪い?」
アルル「ぐぐぐ…その返答はずるいよ」
アルル「こうなったらボクももう手加減しないよ!ライトニング!」バリバリ
アルルの手からあらゆる存在を打ち砕き、蒸発させんばかりの強大なエネルギーが込められた激しい稲妻が放たれた!稲妻は轟音を発しつつ猛スピードでこちらへと向かってくる
シェゾ「あががが!」バリバリバリ
シェゾ(も、もう立ってられねぇよ…本当の本当にばたんきゅ~寸前だ…)ボロボロ
>>32
1・オブジェを投げてしまったので現在使用不可
2・魔法を使う(使う魔法は>>32が決める)
>>31で
シェゾ(ヒーリングでの回復量は今ひとつだ。例え回復しようとも、その回復分再びダメージを受けてしまっては意味がない…。となれば、敢えてばたんきゅ~を回避する事を諦めて、リザレクティアでの回復を狙った方が英断か…)
シェゾ「リザレクティア!」
俺の身を不思議な光が纏いはじめた
アルル「リザレクティアか…厄介だね。ならばこっちは!」
アルル「ガイアヒーリング!」
シェゾ「な、何!?」
アルルは眩いばかりに光り輝く不思議なオーラに包まれる。そのオーラの中で、アルルの傷はみるみるうちに塞がっていった
シェゾ「ガイアヒーリングだと!お前、一体いつそんな超高位魔法を習得したんだ!」
アルル「習得も何も…ガイアヒーリングの魔法自体は幼稚園生の頃から覚えていたよ」
シェゾ「この俺でも扱えない魔法を幼稚園生の頃にだと…!?」
アルル「そうそう。と言っても、莫大な魔力と魔導力を必要とするから、単独で扱える様になったのはつい最近の事なんだけどさ」
シェゾ「その事実が示すのは即ち、現在のお前の力が相当な領域までに到達しているという事。…ふっふっふ、ますますお前(の力)が欲しくなったぞ!」
アルル「あちゃー、余計な事言っちゃったかな…」
>>35
1・オブジェを投げてしまったので現在使用不可 ??2・魔法を使う(使う魔法は>>32が決める)
安価ミス、使う魔法は>>35が決める
2 ルアク・ウォイド
シェゾ「与えたダメージを治癒されるのであれば…治癒しきれない程のダメージを与えれば良いだけの事!ルアク・ウォイド!」
敵の防御力が下がった
アルル「くっ…ならば、こちらのダメージが蓄積する前に君を倒すまで!」
アルル「アイスストーム!」ゴォォォ
身を刺す様に冷たい吹雪が辺り一体に巻き起こる!
シェゾ「ぐはぁっ!!」
シェゾ「ばたんきゅ~」
俺が倒れ伏した途端、身に纏っていた光が輝きを強め、俺の全身を飲み込む
その光の中にて、みるみるうちに俺の身体の傷は治癒していった
リザレクティアの効果で復活した!
シェゾ「さて…ここからが正念場だ」
>>38
1・オブジェを投げてしまったので現在使用不可
2・魔法を使う(使う魔法は>>38が決める)
上
シェゾ「一気にカタをつけてやるぜ!ダイアキュート!」
俺の魔導力が三倍に増幅した
アルル「ならばこっちも、ダイアキュート!」
敵の魔導力が三倍に増幅した
シェゾ「ふん。アルル…お前、そろそろ魔翌力が底をついてきたんじゃないのか?」
アルル「ふっふっふ、残念だったねシェゾ。魔導酒を持ってきているから、魔翌力が枯渇して一方的にやられる心配はないのよ」
シェゾ「チッ…」
シェゾ(ならば俺もそろそろ魔翌力を回復しないとマズイか…)
>>41
1・オブジェを投げてしまったので現在使用不可
2・魔法を使う(使う魔法は>>41が決める)
3・暗黒剣(ダメージを与えつつ体力と魔翌力を奪う。因みに、体力の吸収量はエナジードレイン、魔翌力の吸収量はマジックスナッチに劣る)
2
スリープ
シェゾ「暫く眠って貰おうか。スリープ!」
アルル「ちょ、まっ、それは…がくっ」
アルルは深い眠りに堕ちた。すーぴーすーぴー…
そろそろ魔力が危ないか…?
シェゾ「よし。無事、眠りに落ちた様だな」
シェゾ「…それにしてもこの展開、アルルとの初めての邂逅を想起させるな…」
シェゾ「あの頃はまだ互いに見ず知らずの関係で、戦いの際も殺すつもりで奴を襲ったが…今となっては、ただの魔力源ではなく、どこか放ってはおけない、俺にとって…そう、特別な存在とでも称するべきものになってしまったな…」
シェゾ「って、俺は一体、何を一人ごちっているんだ…戦いに意識を戻さねば」
>>44
1・オブジェを投げてしまったので現在使用不可
2・魔法を使う(使う魔法は>>44が決める)
3・暗黒剣(ダメージを与えつつ体力と魔翌力を奪う。因みに、体力の吸収量はエナジードレイン、魔翌力の吸収量はマジックスナッチに劣る)
アレイアード
シェゾ「いくぜ、俺の十八番!」
シェゾ「アアレイアード!」
闇の剣の透き通った剣身が黒く鈍い輝きを放つとともに、闇の魔力がその輝きへと集い始める
否や、それが爆発的に増幅すれば、俺が闇の剣を振り下ろすと共に、膨大なエネルギーの塊となって敵へと放たれた!
アルル「ぐー…ぐー…ぐぅ!?」ビクッ
大打撃!
アルルはそろそろばたんきゅ~
魔力はすっからかん
シェゾ「アルルはまだ眠っているな…」
>>48
1・オブジェを投げてしまったので現在使用不可
2・魔法、特技を使う(何を使用するかは>>48が決める)
undefined
シェゾが使用する魔法や特技を威力順に纏めてみた(独自解釈含む)
アレイアード>シャドウエッジ>エクスプロージョン=ダイヤモンドダスト=デュナミス=スティンシェイド>フレイム=ブリザード=ライトニング=クラッシュ>ファイアー=アイスストーム=サンダーストーム
火系
エクスプロージョン(超強力な爆炎)>フレイムストーム(強力な火炎)=フレイム(強力な火炎、壁を貫通する)>ファイアーストーム(火炎)=ファイアー(火炎)
氷系
ダイヤモンドダスト(超強力な吹雪)>ブリザード(強力な吹雪、壁を貫通する)>アイスストーム(吹雪)
雷系
ライトニング(強力な雷撃、壁を貫通する)>サンダーストーム(電撃)
爆裂系
デュナミス(超強力な爆発)>クラッシュ(強力な爆発)
闇系
シャドウエッジ、もしくはサギタ・アダマス(闇の魔力で構成された結晶で串刺しにする、超々強力)>スティンシェイド(超強力な闇の波動、毒効果あり)
アレイアード系
アレイアード・ロン(シェゾが所持している中で最強の攻撃手段。想像を絶する程強力な闇の古代魔法、大打撃が出やすい)>アレイアード・スペシャル(極めて強力な闇の古代魔法)>アレイアード(凄まじく強力な闇の古代魔法)
その他の魔法や特技
マジックスナッチ(MPを奪う)、ダグアガイザン(経験値を奪う)、エナジードレイン(体力を奪う)
闇一閃(闇の剣を特技化したもの)、居合い斬り(離れた敵を斬りつける。障害物を貫通する)、暗黒剣(相手から魔力と体力を奪いつつ闇の斬撃、体力の回復量はエナジードレイン、魔力の回復量はマジックスナッチにそれぞれ劣る)、空間斬(闇の剣で空間ごと斬り裂いて攻撃)、分身斬り(分身が見える程に素早い動きで何度も斬りつける)
お前が欲しい(闇の剣を遠隔操作して離れた敵を斬りつける。威力はほとんどないが、まれに即死させる)
スリープ(相手を眠らせる)
ダークブレード(敵にかけられた特技の効果を打ち消す)
シール(一時的に相手の特技を封印する)、ダークバインド(闇の魔力で相手を拘束する)
ブレインダムド(脳を溶かしてのーみそぷーにする。もとい、呪文攻撃力を下げる)、ばよばよ(相手に加齢の呪いを掛ける。様々なステータスが減少)、ストラ・ウォイド(相手の攻撃力を下げる)、ルアク・ウォイド(相手の防御力を下げる)
ダイアキュート(次に使う魔法の効果を三倍にする)
シールド(魔障壁を張って身を守る)、リバイア(受けたダメージを増幅して相手に返す)、イクリプス(暫く無敵になる、アルルが使用する同名の魔法の上位互換)
テレポート(離れた場所へワープする)、パートチェンジ(自分と他者の位置を入れ替える)
ライト(明かりを灯す)
ピュリファ(解毒する)、コンディア(毒以外の状態異常を解除する)
ヒーリング(体力を少し回復)、リザレクティア(予め、もしくはばたんきゅ~した者に掛けると、体力半分で復活する)
安価変更、>>51で
2
闇一閃
シェゾ「闇の剣よ…斬り裂け!」
勢いよく闇の剣を振り下ろし、敵を斬りつけた!
アルル「ぐびゃっ!?」ビクッ
アルルにかなりのダメージ
そろそろばたんきゅ~
魔力、ない
シェゾ「チッ…魔力が尽きているせいか、イマイチ威力が出なかったな…」
アルル「いたたた…これぞ正しくいたさのホームラン…それにしても、寝込みを襲うだなんてむごいね」ヨロッ…
シェゾ「…もう目を覚ましたのか」
アルル「当然!簡単にやられる訳にはいかないからね!」
シェゾ「ふん、だが残念だったな。幾らお前がもがこうと、最終的に勝利を収めるのはこの俺だ」
>>54
1・オブジェを投げてしまったので現在使用不可
2・魔法、特技を使う(何を使用するかは>>54が決める)
>>51でマジックスナッチ選んだ方が良かったかな…
安価なら下
シェゾ(よし…ここは一旦、マジックスナッチで魔力を奪って態勢を整えるとするか…)
シェゾ(…って、それは無理だ!マジックスナッチを使用するにも魔力が必要となる!魔力が完全に尽きてしまっている現状、魔力を奪いたいのであれば…暗黒剣を使用するしかないな)
>>57
1・オブジェを投げてしまったので現在使用不可
2・魔法、特技を使う(何を使用するかは>>57が決める)
暗黒剣
犬顎菊もしくは竜の角とか持ってないのかシェゾ…
オブジェ拾えや!!
シェゾ「お前の力…頂くぞ!」
アルル「えっ…ちょ、その技は確か」
闇の力を纏い黒く変色した闇の剣で、敵を激しく斬りつける!
アルル「ぐげぇっ!」
アルルにまあまあのダメージ
もうじきばたんきゅ~
体力と魔力を奪った
アルル「はぁ…はぁ…そろそろ回復しないとマズイな…」
アルルは魔導酒を飲み始めた
アルル「…ぐびぐびぐび、ぷはーっ!魔力回復!」
アルルの魔力が回復した
シェゾ(この調子だとまたガイアヒーリングで回復されるな…アイテムを所持していない以上、長期戦になると明らかにこちらが不利だ。早々に決着をつけたい…だが奴を一撃で仕留める魔法を繰り出すには、まだ魔力が足りない気もする…どうする?)
>>64
1・オブジェを投げてしまったので現在使用不可
2・魔法、特技を使う(何を使用するかは>>64が決める)
2 マジックスナッチ
シェゾ(よし…ならばマジックスナッチで奴から魔力を奪うとするか。こちらの態勢を整え直せる上に、厄介なガイアヒーリングを封じる事も可能だからな)
アルル「さあ…どうするの、シェゾ?」
シェゾ「ふっふっふ…ならばお前(の魔力)を頂くとしよう!」
アルル「きゃあああ!ヘンタイっ!」
シェゾ「あっ、違う!今のは『お前の魔力を頂くとしよう』と宣言したかったんだ!だからそんなに声高に叫ぶな!」
アルル「あはははは、理解してるよそんなの。ちょっと揶揄ってみただけよ」
シェゾ「なっ!?…ぐぬぬぬ、もう許さんぞ!マジックスナッチ!」
手から魔力が妖しい光となって放たれる
それは瞬く間に敵へと届き、否や、その身体を包み込むと、じわじわ魔力を吸い取っていった
敵から魔力を大量に奪った
アルル「くぅ…魔力を吸い取られた…これじゃあガイアヒーリングを使えない…」
シェゾ「はっはっは!俺を辱めた報いだ!」
アルル「ええい、こうなったら!アイスストーム!」
身を刺す様に冷たい吹雪が辺り一体に巻き起こる!
シェゾ「くっ!…ふん、その程度か?」
シェゾ(さあ…これで準備は整った。後は派手にトドメの大技をお見舞いしてやるだけだ!)
>>67
1・オブジェを投げてしまったので現在使用不可
2・魔法、特技を使う(何を使用するかは>>67が決める)
アレイアードスペシャル
シェゾ「これでトドメだ!アレイアード・スペシャル!」
闇の剣の透き通った剣身が黒く鈍い輝きを放つとともに、膨大な闇の魔力がその輝きへと集い始める ??否や、それが更に爆発的に増幅すれば、俺が闇の剣を勢いよく振り下ろすと共に、あらゆる存在を打ち砕かんとする凄まじい魔力の奔流となって敵へと放たれた!
大打撃!
スペシャルダイナマイトダメージ!
アルル「うわあああっ!!!」
アルル「そ、そんな…まさか負けるなんて…」
アルル「ばたんきゅ~」
アルルはばたんきゅ~
戦闘に勝利した!
シェゾ「ふっ…やっと…やっと……やっと、勝利をこの手に掴む事が出来た…!」
シェゾ「これで今度こそ、アルルから魔力を奪う事が出来る…!!」
シェゾ「嗚呼、夢にまで見たこの瞬間!じっくりと達成感に浸りたいところだがっ!」
シェゾ「まずは魔力を奪う事が先決だ!誰かに邪魔されては堪らんからな」
シェゾ「さて…ならば早速、俺の住処へと連れて行って、ゆっくり魔力を吸収してやるとするか…ん?」
カーバンクル「ぐー!」
シェゾ「何だ…俺の邪魔をする気か、カーバンクル」
カーバンクル「ぐーぐー!」
カーバンクル「ぐー!」ビィィィッ
シェゾ「なっ!?」
カーバンクルのルベルクラクから、空気中に漂う微小な存在すら容赦なく蒸発させる灼熱のビームが放たれた!
シェゾに巨大ダメージ
シェゾ「くっ!なんて熱さなんだ…って」
シェゾ「アルル諸共…いなくなっている…!?」
シェゾ「畜生!今日こそ成功したと確信したのに…!また取り逃がしてしまった…!!」
シェゾ「このままでは引き下がれん!こうなったら>>70から魔力を奪ってやる!」
アミティ
undefined
シェゾ(赤ぷよ帽の娘…もといアミティも、何らかの神に由来する力の一端を所持していた筈だ。その力を奪えば、態々アルルを狙わずとも大幅なパワーアップが見込める…最も、当の本人はその真実に気付いていないようだがな)
シェゾ(となれば、早々にプリンプ魔道学校へ向かうとしよう。俺が学生だった頃の感覚で言えば、今が丁度、生徒たちが下校する時間帯な筈だ)
シェゾ「…その前にオブジェを回収しておくか。また何かに使えるかもしれんしな」
……
……
シェゾ「さて…魔道学校に着いたな」
シェゾ「俺の読み通り、丁度下校時間の様だ。ならばアミティもそろそろ現れる筈だが…」
アミティ「あれ?どうしてヘンタイ魔導師のお兄さんがここにいるの?」
シェゾ「誰がヘンタイだ!…って、ほう…。…まさか自ら俺の元へとやって来るとはな。正しく飛んで火に入る夏の虫だ…」
アミティ「…何か言った?」
シェゾ「…いいや、何も言っていない。お前の空耳なんじゃないか?」
アミティ「ふーん、じゃあそうかも…。…あ、そうだそうだ!折角の機会だし一つ質問しても良いかな!どうしても聞きたい事があったの!」
シェゾ「…何だ、言ってみろ」(小娘の戯言に付き合うなど億劫でしかないが、ここは敢えて乗ってやって、相手の隙を誘うとするか)
アミティ「えっと…その…アルルとどこまでいったの?」
シェゾ「アルルと?どこまで?」
アミティ「そうそう!」フンスフンス
シェゾ(やけに興奮しているな…何故か。それにアルルとどこまで、というのは一体…あ、もしかして)
シェゾ「つい先程、(魔力を)奪う寸前にまで到達したぞ。実に長い道のりだった」
アミティ「え…?それってつまり…」
シェゾ「(戦闘的な意味で)倒したんだ、奴を。漸くな」
アミティ「奪う寸前…倒した…それってそれってつまり押し倒して%#&¥@+?$%」
シェゾ「?…どうした、気でも触れたのか?」
アミティ「キャー!キャー!お兄さんって凄く大胆なんだね!!」
シェゾ「…突然何だ?」
アミティ「もうとぼけちゃって!でも頑張ってね!私は応援するから!」
シェゾ「おい、だから何の事を言って…」
アミティ「それじゃあねヘンタイさん!また機会があったら、アルルとどこまでいったのか是非是非教えてね!!!」シュババババ
シェゾ「…電光石火で去って行った…」
シェゾ「…って、唖然としている場合ではない!急いで後を追わねば!」
シェゾ「そしてヘンタイって言うな!その呼称だと俺のアイデンティティがまるでヘンタイという要素のみしか存在しない様に捉えられるだろうがっ!!」
……
アミティ「んふふふー、それにしても良いこと聞いちゃったなぁ~♪あの二人のこれからに目が離せないねー♪」タッタッタッ
シェゾ「おい、待て!」タッタッタッ
アミティ「まあ以前からシェゾとアルルはお似合いだと思ってたし、予想通りといえば予想通りなんだけどー♪」タッタッタッ
シェゾ「待てと言っているだろうがコラ!おい!」
アミティ「あっ、でもそれじゃあ、サタン様とはどうなっちゃうのかな…アルルとサタン様もなんだかんだでお似合いだったと思うし、ちょっと勿体無い気が…」タッタッタッ
シェゾ「ぐぬぬ…俺の話を聞けーっ!!!」タッタッタッ
アミティ「ま、でもいっか♪」
シェゾ「…チッ、まるで聞こえていないな…ならば仕方がない、なるべく手荒な真似はしたくなかったんだが…ダークバインド!」
手から放たれた闇の魔力は実体を持って敵へと纏わりつき、拘束した
アミティ「きゃあ!?!?」ガシッ
アミティ「う、動けない…どうして…」
シェゾ「…先程から何度も呼び掛けていたんだが、まるで耳にしていない様子だったんでな。一旦魔法で拘束させて貰った」
アミティ「へ、ヘンタイシェゾ!追いかけてきてたの!?」
シェゾ「誰がヘンタイだ!…まあな。お前に用があった」
アミティ「用ってま、まさか…キャー!!ヘンタイ魔導師さんは私にも手を出すつもりなのね!?」
シェゾ「…お前がやたらと騒いでいた理由をたった今理解した。全く、誤解甚だしい奴だな」
アミティ「へ?」
シェゾ「奪う寸前だったのは魔力で、倒したというのは勝負でアルルを打ち負かした事の意だ。決して如何わしい意味ではない」
アミティ「じゃ、じゃあ用があるっていうのも、私のカラダに手を出すんじゃなくて…」
シェゾ「お前の魔力が欲しいだけだ!誰がお前みたいなちんちくりんに手を出すかっ!」
アミティ「え~!!…つまんないのー」ジトッ
シェゾ「お前が勝手に期待していた事だろうが。何故こちらが失望されにゃならんのだ」
シェゾ「…そんな事よりも!さあ、お前の魔力、頂くぞ!」
アミティ「キャアアアアアッ!!!」
>>76「>>77」
ドラコケンタウロス
あ、居た!シェゾ~!あそびに・・・また女の子襲ってるよこのヘンタイ・・・(ジト目)
undefined
ドラコケンタウロス「あ、居た!シェゾ~!」
シェゾ「む、その声は…ドラコか!チッ、またしても邪魔が入ってしまったな…」
アミティ「ふぅ、助かった…」
ドラコケンタウロス「あそびに…って、また女の子襲ってるよ、このヘンタイ…」
シェゾ「…その物言いは更なる誤解を招くからやめろ」
シェゾ「大体、俺などよりもこの小娘の方が余程ヘンタイに相応しいと思うんだが?どうやら思考回路が、哀れにも色情に染まりきってしまっている様だからな」
アミティ「染まりきってるってほどじゃないとは思うけど…」
ドラコケンタウロス「アミティがどうこうなんて関係ないでしょ?あんたがヘンタイなのは不変の事実なんだからさ」
シェゾ「なっ…!何度も言うが、俺は断じてヘンタイなどではない!シェゾ・ウィグィィ(神を汚す華やかなる者)の名を持つ、偉大なる闇の魔導師だ!」
アミティ「そして重要な場面でとんでもない言い間違いをしちゃうヘンタイでもあるんだよね!」
シェゾ「やかましいっ!」
アミティ「わっ!」
シェゾ「これ以上の罵言は看過せんぞ、次はないと思え…!」
アミティ「ご、ごめんなさい!」
ドラコケンタウロス「ちょっと!女の子を脅すだなんて、あんたどういう神経してるのよ!」
シェゾ「ぐぬっ…!」
ドラコケンタウロス「ほら!突っ立ってないで、早くアミティに謝りなさいよ。怖がってるじゃない」
シェゾ「…恫喝する様な真似をしてす、すまなかった」
アミティ「い、いいよ、そんな気にしてないし」
ドラコケンタウロス「うんうん、これで良し」
ドラコケンタウロス「…危ないところだったね、アミティ。でももう大丈夫だからね」
アミティ「う、うん、有り難う」
ドラコケンタウロス「じゃあ、気をつけてお帰り」
アミティ「うん、それじゃあ二人とも、さようなら!」テクテク
シェゾ「……」
シェゾ「…はっ!あまりの急展開に思わず呆気に取られてしまっていた…おいドラコ、アミティは何処へ行った?」
ドラコケンタウロス「アミティならもう帰ったよ」
シェゾ「なっ!?…くっ、またもや獲物を取り逃がしてしまった…!」
ドラコケンタウロス「悪事なんて成し遂げられないもんなんだよ。素直に修行して、己を磨いたらどう?このあたしみたいに!」
シェゾ「成し遂げられなかった原因がそれを言うか。…だがまあ、時には修行をするというのも…悪くはない」
ドラコケンタウロス「よし、ならば修行も兼ねて、あたしと>>83して遊ぶってのはどう?」
シェゾの家で泊まり込みで筋トレ
シェゾ「俺の家で…筋トレ?」
ドラコケンタウロス「ん?何かマズい事でもあった?」
シェゾ「いや、俺の住処に来るのは騒がしくしない限り一向に構わん事なんだが…お前は至高の美少女を目指しているんだろう?」
ドラコケンタウロス「そうだけど、何か?」
シェゾ「筋肉量を増やしてしまっては、見栄えが悪くなって、美少女から遠ざかってしまうんじゃないのか?」
ドラコケンタウロス「ははっ、分かってないなぁ~シェゾ。美しさには適度な肉体のハリも必要なのよ。そのハリを維持するためには、筋肉をつける必要があるの」
シェゾ「ほう」
ドラコケンタウロス「それにあたしは、美しさだけじゃなく強さも磨いてるからね。その為にもまずは、筋トレで基礎的な身体能力を向上させないといけないでしょ?」
シェゾ「…お前もお前なりに深慮しているんだな」
ドラコケンタウロス「当然よ。目指す夢は最強の格闘美少女だからね」
シェゾ「…夢、か。俺も闇の魔導師になる以前は、躍起になって追い求めていたっけな…最早、遥か大昔の話だが…」
ドラコケンタウロス「…大昔?シェゾって何歳なの?」
シェゾ「…さあな。とうに数えるのをやめてしまっている」
ドラコケンタウロス「…もしかして、見かけよりもずっと歳上だったりする?」
シェゾ「…まあな」
ドラコケンタウロス「という事はつまり…シェゾ・ジジィィ?」
シェゾ「ぶっ!!!!」
シェゾ「やめんかバカ!急に老けた様で心情的にくるものがあるわ!その上嫌に上手い掛けなのが腹が立つ!」
ドラコケンタウロス「いやだって、そんなに歳食ってるって言うもんだからさ…それに白髪だし」
シェゾ「これは生まれつきだ!全く…」
ドラコケンタウロス「じゃあ…ヘンタイ・ジジィィ?」
シェゾ「混ぜるなっ!!」
……
……
ドラコケンタウロス「相変わらず暗くてジメジメしてて、薄気味悪い住処だねぇ」
シェゾ「ふん…この暗闇と静寂の心地良さが理解出来ないとは、哀れな奴だ」
ドラコケンタウロス「理解したくないよそんなの」
ドラコケンタウロス「こんな場所に住んでたら、その内キノコでも生えてくるんじゃないの?」
シェゾ「生えるか!」
シェゾ「…つまらん茶番はもううんざりだ。とっとと筋トレを開始するぞ」
ドラコケンタウロス「はいはい」
…数分後
ドラコケンタウロス「うーん、やっぱり普通の筋トレだとイマイチ負担がこないなぁ」
シェゾ「ふむ…俺も丁度そう思っていたところだ。ならば」
シェゾ「ストラ・ウォイド!ストラ・ウォイド!」
俺とドラコの攻撃力が減少した
シェゾ「これで通常の筋トレでも負荷を感じる筈だ」
ドラコケンタウロス「おお、流石シェゾ」
シェゾ「ふん、この程度は容易いさ」
……数時間後
ドラコケンタウロス「はぁ…はぁ…もう…限界…」
シェゾ「はぁ…はぁ…ならばここいらで…切り上げるとしよう…丁度ストラ・ウォイドの効果も解除される頃だ…」
ドラコケンタウロス「…よし、じゃあ今から夕飯の準備をしない?お腹が空いて仕方がないわ」
シェゾ「…?帰るんじゃないのか?」
ドラコケンタウロス「泊まり込みって言ったじゃん」
シェゾ「な、何っ!?…くっ、ドラコと一夜を共に過ごしている様など、誰かに見られてしまってはまたヘンタイ呼ばわりされてしまう…」
ドラコケンタウロス「もう立派にヘンタイだから何の問題ないでしょ」
シェゾ「俺は断じてヘンタイなどではない!」
ドラコケンタウロス「はいはい、それじゃあどっちが材料の買い出しに行く?」
シェゾ「何故俺の同意なしに、今から夕飯の用意をする体で話が進んでいるんだ…まあ良い、俺も丁度腹が空いていた事だし、ここは素直に乗ってやるとしよう」
シェゾ「買い出しに行くのは…」
>>87
1・俺(シェゾ)
2・ドラコ
3・丁度洞窟に侵入してきた誰か(誰が侵入してきたかは>>87が決める)
安価>>90で
1
レス番指定よりも↓2とかでいいんじゃないかなって思う
ドラコケンタウロス「え、良いの?一応一泊お世話になるから、買い出しくらいはあたしが行くつもりだったのに」
シェゾ「その程度の気遣いなど無用だ」
ドラコケンタウロス「ああそう。…前々から思ってたけど、シェゾって意外と人付き合い良いよね。闇の魔導師なのに」
シェゾ「ふん…」
ドラコケンタウロス「まあ取り敢えず、あんたが行くって言うのならば頼んだよ」
シェゾ「ああ」テクテク
……
……
シェゾ「…さて、取り敢えず洞窟…もとい、俺の住処の外へと出たぞ」
シェゾ「念の為の確認だが、魔力は…それなりに回復しているな」
シェゾ「しかし、つい先程までの激しい運動によって、身体のあちこちが痛んでしまっている…だから、思う通りに行動するのは少々ばかり難しいかもしれんな…」
シェゾ「まあよりにもよってプリンプで、死を賭した命懸けの戦闘を仕掛けられるなどという事はないだろうが…」
シェゾ「…って、たかが夕飯の材料の買い出しに向かう程度で、俺は一体何を深慮しているんだ…」
シェゾ「悩む必要など全くない、町へは…>>93」
1・普通に歩いて向かうとしよう
2・面倒なのでワープを使用して向かうとしよう
3・近道だと思われる道無き道を歩いて向かうとしよう
>>90
気遣い有難う、でもセリフの中に安価を仕込む時に分かりづらくなるからこの形式のままでやらせてもらうよ
1
シェゾ「悩む必要など全くない、町へは普通に歩いて向かうとしよう。ここからそう遠く離れている訳でもないからな」テクテク
……
シェゾ「…思えば俺は今日、一体何故あんなにもアルルの魔力を奪うのに躍起になっていたんだ…?」テクテク
シェゾ「何らかの動機はあった筈だが…うーむ、思い出せん…」テクテク
シェゾ「まあ、忘れる程度の事だ。些末な物であったに違いない」テクテク
>>96「>>97」
アルル
(あ、シェゾだ!今日は何だかやけに縁があって、うれしいな・・・////)
undefined
アルル(あ、シェゾだ!今日は何だかやけに縁があってうれしいな…////)
アルル「…って、ボクは一体何を考えて…!」
シェゾ「…ん?…ほう、アルルじゃないか。今日はやけにお前との縁に恵まれているな」
アルル「そ、そうだね」
シェゾ「折角の出会いだ、今すぐにでもお前の力を奪ってやりたい所だが…生憎、今はとある事情であまり道草を食っていられんのでな。今回ばかりは見逃してやる」
アルル「事情…?…へぇ、シェゾが用事に駆られるだなんて珍しいね」
シェゾ「まあな。俺の帰りを待っている奴がいるもんでな」
アルル「…えっ。それってどういう…」
シェゾ「なり行きでドラコと共に一泊する事になったんだ。俺の住処でな。それであいつが、腹が減ったと声高に主張するもんだから、俺が夕飯の買い出しに行ってやっているん最中なんだ」
アルル「……」
アルル「………」ギロッ
シェゾ「ど、どうした。そんな恐ろしい目で俺を見つめて」
アルル「…あのさ」
シェゾ「な、何だ」
アルル「ボクも一緒に泊まっていい?」
シェゾ「何故?」
アルル「泊まって、いい?」
シェゾ「あ、ああ、構わないが」(な、何だ、アルルから放たれているこの何とも形容しがたい妙な威圧感は…)
アルル「…それとさ」
アルル「買い物も付き合っていい?」
シェゾ「まあ特に拒む理由もないからそれも構わないが…」
アルル「…ふふ、そう」
アルル「…ありがとう」ニコッ
シェゾ「ぐっ!!!」
アルル「そうと決まれば早速、町へ向かって出発!」
カーバンクル「ぐっぐぐ~!」
シェゾ「あ、ああ…」ヨロヨロ
……
……
シェゾ(破壊力が強すぎやしないか、アルルの笑顔…今日二度目だというのに、危うく意識が吹き飛んじまうところだった…)テクテク
シェゾ(…それにしても)チラッ
アルル「~♪」スキップ スキップ
シェゾ(要求を受け入れてやった途端、一気に上機嫌になりだしたな…俺と共に過ごせるのが、それ程にも嬉々たる事だったというのか…?)テクテク
ワイワイ ガヤガヤ
シェゾ(…と、色々思案している内に町へ着いた様だな)
シェゾ「さて、それじゃあまずは…あ」
シェゾ「…そういえば何を作るのか決めていなかった…。…うーむ、ならば夕飯は…>>103にするとするか」
>>103
1・カレー
2・カルボ・ナーラ
3・自由安価
カレーボ・ナーラ
シェゾ「ならば夕飯は…カルボ↓・ナー↑ラにするとするか」
アルル「それならカレー風味のカレーボ・ナーラにすると良いよ」
シェゾ「…は?何を言っているんだ、お前は」
アルル「言った通りよ。カレー風味のカルボ・ナーラ、即ちカレーボ・ナーラをお勧めしてるだけ」
シェゾ「お前…(味覚の)ヘンタイか?」
アルル「違うっ!」
シェゾ「ならば…カレーの過剰摂取で気でも狂ったのか?」
アルル「それも違うっ!」
アルル「本当に美味しいんだってば!味の保証はするから!信じて!」
シェゾ「…もし不味かったら?」
アルル「責任持ってボクが全部食べるよ。そして後日カレーをご馳走してあげる」
シェゾ「結局カレーか!」
シェゾ「…まあ、いいだろう。時には他者の意見に耳を貸すというのも悪くない。お前の主張、真だと受け止めて、今日の夕飯はカレーボ↓・ナ↑ーラにしようじゃないか」(ドラコには悪いがな)
アルル「うんうん、いつもはボクが君の(身勝手な)意に付き合ってあげてるからね。たまには君がボクの意に付き合うべきだよ」
シェゾ「…さて、夕飯のメニューも決まった事だし、材料の購入に取り掛かるとするか…」
アルル(無視した…)
シェゾ「…どうせならば夕飯の材料だけでなく魔導酒の購入もしておきたいな。今日、アルルと行った様な純粋な戦闘が起こった際に重宝する」
シェゾ「出来れば竜の角や犬顎菊などが欲しいもんだが…こちらの世界には獣炭を除いて存在しないだろうし、贅沢は言ってられんな。そもそも本当に必要になれば、時空を斬り裂いて一旦元の世界へと戻ればいいだけの事」
シェゾ「さて。長々と語ったが、入る店は…>>112」
>>112
1・普通の食品店
2・ふふふの店
3・ウィッチの薬屋
4・???
5・???
カレーカルボナーラは普通に美味いよ
まあカルボナーラ特有のクリーミーな味わいが損なわれる手前、邪道ではあるが
3
じゃあハーピーとセリリも呼ばないと
シェゾ(まずは挨拶がてらウィッチの薬屋にでも向かうか…正直何をされるか分かったもんじゃないから、あまり気が進まないんだがな…)
……
……ウィッチの薬屋
ウィッチ「おいっす!シェゾ、それにアルルさん」
アルル「ねぇ…何でウィッチの店に来たの?」
シェゾ「折角だから挨拶でもしておこうかとな。寄る予定はなかったんだが」
ウィッチ「えっ…そ、それってつまり、態々私に会うためだけにここへいらしたという事ですの?」
シェゾ「まあそうなるだろうな」
ウィッチ「!」ポッ
ウィッチ「……///」カァァァ
シェゾ「…何だウィッチ、顔が随分と紅くなっているぞ?熱でもあるのか?」
ウィッチ「し、しししし心配ご無用!全くぜ~んぜん大丈夫ですわっ!!」
シェゾ「そうか」
ウィッチ「はいっ!」ニコッ
アルル「……」イライラ
カーバンクル「ぐー…?」
アルル「…ねぇ、挨拶も済んだことだし、さっさと別の店へ行こうよ」
シェゾ「そうだな。じゃあな、ウィッチ」
ウィッチ「ちょっとお待ちを!どうせならば商品も見ていって下さらない?」
シェゾ「仕方ない…もう少々ばかり付き合ってやるとするか」
アルル「はぁ…まあ、一応見ていくとしようかな。品揃えに期待は殆ど抱いてないけど」
ウィッチ「ではごゆっくり♪」
……
……
シェゾ「まあ予想通りではあったが…有効利用出来そうな薬が殆ど存在しなかったな」
アルル「いい加減品揃えを改善したらどうなのよ…」
ウィッチ「むぅ…失礼ですわねお二人共!私はしっかり、客のニーズに沿った商品作りをしていますわ!…多分」
アルル「多分じゃ駄目でしょ。やっぱり品揃えを検討しなきゃ」
シェゾ「全く…この調子では、ウィッシュ(ウィッチのおばあちゃん)のメモもただの紙切れ同然だな」
ウィッチ「ぐぬ…で、では、今から新たに、予約注文も承る事に致しますわ!」
シェゾ、アルル「「予約注文…?」」
ウィッチ「そう、予約注文!前もって私に欲しい薬をおっしゃっていただければ、例え店にその薬がなくとも、二週間以内に作成して売ってさしあげるという画期的かつ合理的なシステムですわ!」
ウィッチ「最も、作った商品は注文された方に直接取りに来て頂きますが。流石に配達までしてさしあげる程、懇篤なサービスにするつもりはないので」
シェゾ「ほう、それはお前にしては良い案じゃないか」
ウィッチ「お、お前にしてはとはどういう意味ですの!」
アルル「まあでも確かに、そのシステムを導入すれば多少はお客が増えるかもね」
ウィッチ「でしょう?」
ウィッチ「という訳で、たった今から予約注文を開始致しますが…お二人はどうされますか?」
アルル「ボクはいいかな」
ウィッチ「あらそれは残念」
シェゾ「俺は…そうだな、うーむ…」
>>121
1・注文してみる
2・注文しない
>>116
え?ハーピーは俺の嫁だよ?
1
ウィッチ「ふふ、よくぞ言って下さいました!それではどんな薬をご所望で?」
シェゾ「>>124」
ポーションと、ついでにお前が欲しい。あ、今回は魔翌力的な意味じゃなくて文字通りのプロポーズだぞ
undefined
シェゾ「ポーションと、ついでにお前が欲しい。ああ、今回は魔力が欲しいという意味ではなく、言葉通りのプロポーズだぞ」
ウィッチ「……えっ?」
アルル「……え」
ウィッチ「ななななな、何を言っているのかしらシェゾは私の聞き間違いかしらああきっとそうねそうなんだわ」
シェゾ「俺は確かにお前が欲しいと言ったが?」
ウィッチ「な、ならば貴方の気が狂ったのかしら」
シェゾ「俺は本気だ」
ウィッチ「…本当に?」
シェゾ「本当だ」
アルル、ウィッチ「………」ポカ-ン
ウィッチ「え、えええええええええええ!?!?!?!?///」
アルル「」ポカ-ン
ウィッチ「…しぇ、シェゾ…///」
シェゾ「何だ」
ウィッチ「ほ、本当はその様なはしたない申し出を羞恥心のカケラも感じられない体で述べる貴方が憎たらしくて憎たらしくて仕方がないのだけれど、かといって貴方の想いを無下にするのもどうかと思うので、特別に私とき…キスをする事を許可してさしあげますわ///」
アルル「ちょ、まっ、待って!」
シェゾ「……」
ウィッチ「さあ、早く…///」
アルル「しぇ、シェゾ!…う、嘘だって言って!」
シェゾ「…くくくくく」
ウィッチ「ほら私の気が変わらない内に早く…って、ん?」
アルル「ど、どうしたの、シェゾ」
シェゾ「くくくく…はーはっはっはっはっは!まんまと引っかかったな、ウィッチ!」
ウィッチ「えっ!?!?」
アルル「えっ!?!?」
シェゾ「プロポーズなぞ嘘に決まっているだろう!お前を困惑させる為の単なるブラフだ!はっはっは!」
アルル「…ほっ」
ウィッチ「……許しませんわ」
シェゾ「はっはっはっは…ん…?」
ウィッチ「女心を弄ぶだなんて絶対に許しませんわ、このヘンタイッ!!シューティングスター!!」
天から幾多もの流星が雨の如く降り注ぐ!
シェゾ「なっ!?ぐはぁっ!!」
シェゾ「な…何故俺がこんな目に…俺はただ、常日頃の仕返しをしてやろうと考えただけだというのに…!」
ウィッチ「それにしても度が過ぎますわ!全く」
ウィッチ「……本当だと思って損したじゃない」ボソッ
アルル「そうだよシェゾ。今のはボクの目から見ても少しばかりやり過ぎだったと思うよ」
アルル「……ホッとはしたけど」ボソッ
シェゾ(…イマイチ現状の把握に至っていないが、今後この様な真似は控えるとするか…)
……
……数分後
ウィッチ「…それで、ポーションが欲しい、との事でしたか」
シェゾ「ああ」
ウィッチ「ポーションと言えども、千差万別、色々あります。貴方の希望はあまりにも漠然とし過ぎていて、承りかねますわ」
シェゾ「うーむ、それもそうか…ならば、>>132の効果を持つポーションを頼む」
疲労回復
ウィッチ「…フツーですわね。依頼があまりにも陳腐過ぎて、イマイチやる気が起きないわ」
シェゾ「悪かったな!」
ウィッチ「まあ予約を承ると宣言してしまった以上、しっかりとお作り致しますが」
シェゾ「ふん…頼んだぞ」
ウィッチ「はいはい。…ところで、今更な質問なのですが、お二人はどうして一緒におられるんですの?」
シェゾ「ああ、それはだな。夕飯のz」
アルル「あーあー何でもないわよ!!町に行く途中でたまたま会って、折角だから一緒に行動してるだけ!」
ウィッチ「は、はあ」
アルル「それじゃあウィッチ、ボク達そろそろ別の店に入りたいから、ここでお暇させて貰うね!それじゃあ!」ビッ
シェゾ「痛い痛い痛い、耳を引っ張るな!自分で歩ける!」ズリズリ
ウィッチ「…アヤシイですわね…」
……
シェゾ「全く…何故俺が喋っている途中で、強引に割り込んできたんだ?」
アルル「…キミはどこまで行っても鈍感だね、バカ。…ついでにヘンタイ」
シェゾ「ヘンタイは関係ないだろう!」
アルル「はいはいそうだよねー」
シェゾ「チッ、まるで相手にしていないなコイツ…」
シェゾ「兎も角、続いて向かう店は…」
>>136
1・普通の食品店
2・ふふふの店
3・ウィッチの薬屋(選択不可)
4・???
5・???
6・???
因みに?で埋め尽くされている選択肢も選択できるよ
果たしてどこに向かうかはお楽しみ
5
undefined
シェゾ「…うーむ、今一つ良さそうな店が見つからんな…」
…お菓子をどうぞ。
アルル「…ん?この声は…」
……
……
?「はい、あま~いお菓子をどうぞ」
子供「わあ、ありがとう!」
母「ふふ、良かったわね」
?「ふふふふ」
アルル「やあ、レムレス」
レムレス「…あ、君はアルルだね。まさかここで出会うなんて」
アルル「ボクもここで君に出会うとは思ってもいなかったよ」
レムレス「隣にいるのは…ヘンタイで有名な闇の魔導師さんだね」
シェゾ「誰がヘンタイだ!」
アルル「はいはい、君がヘンタイなのは紛れも無い事実なんだからそう声高に否定しないの。…レムレスはここで何をしているの?」
レムレス「みんなにお菓子を配っていたんだよ」
アルル「ああ、そう。…それだけ?」
レムレス「それだけだよ」
シェゾ「…暇なんだな、お前」
レムレス「暇とは酷いなぁ。僕の夢の実現の為に必要不可欠な行動だというのに」
シェゾ「ふん、お前の夢などどうでもいい上に、興味すら湧かん」
レムレス「冷たいなぁ」
シェゾ「俺が闇の魔導師である以上、当然の事だ」
レムレス「闇の魔導師、か。その割には、君は随分と世の為になる行為もしている様に思えるけどなぁ」
アルル「そうなんだよね。実際ボクも幾度となくシェゾに助けられているし。本人はそれでも純粋な悪人のつもりなのかもしれないけど」
シェゾ「ぐぬっ…!…ふん、何のことだか」
アルル「はは、相変わらず素直じゃないわねー」
レムレス「ふふ、彼にとってこの話は色々と不都合な様だから、この辺りで切り上げてあげようか。…それよりも」
レムレス「はい、二人もお菓子をどうぞ」サッ
アルル「あ、ありがとね」
シェゾ「…仕方がない、貰っておいてやろう」
レムレスのキャンディを手に入れた
食べると魔力が少し回復するぞ
アルル「…それじゃあレムレス、ボク達はまだ買い物があるから、そろそろ行くね」
レムレス「うん、それじゃあね」
テクテクテクテク
レムレス「…相変わらず凄まじい魔力の持ち主だったな、彼。もし戦闘になったら、僕なんかではせいぜい一矢報いれるかどうか…」
レムレス「…彼が負に傾かない事を祈るばかりだね」
……
アルル「…ねえ、寄り道してばかりだけど、いつになったら夕飯の材料を購入するの?」
シェゾ「…付き合うと自らで宣言したからには、黙っていろ。俺だって欲している物があるんだ」
アルル「はいはい」
シェゾ「…さて、次に向かうのは…」
>>142
1・普通の食品店
2・ふふふの店
3・ウィッチの薬屋(選択不可)
4・???
5・レムレス
6・???
1
……
アルル「…あれ、ここ普通の八百屋じゃない。何か欲してたんじゃなかったの?」
シェゾ「ドラコを待たせる訳にもいかんのでな。欲していた物はまた次回訪れた際に購入する事にした」
アルル「へぇ~…」ジ-ッ
シェゾ「な、何だ、その揶揄う様な目は」
アルル「やっぱりシェゾって、闇だとか神を汚すだとか名乗ってる割には随分とお人好だよね~って思ってさ」
シェゾ「…何だ、俺を侮辱しているつもりか?」
アルル「はは、まあね。…でも、ボクはシェゾのそんな所、好きだよ」
シェゾ「なっ…///」カァァァ
シェゾ「な、何を言っているんだお前は!」
アルル「あ、照れてる照れてる~♪シェゾってば初々しくて可愛い~♪」
シェゾ「ぐっ…///だ、黙れ!馬鹿にするな!」
八百屋店主「ははは、お似合いだねぇ二人とも」
アルル「え?…へへ、そう見えますか…?///」
シェゾ「ぐっ、一連のやり取りを盗み見していたのか貴様…!許さんっ!斬り殺してやる!」バッ
八百屋店主「うわっ!」
アルル「ちょ、ちょっとシェゾ、落ち着いて!」
シェゾ「これが落ち着いていられるかっ!」
アルル「それでもこんな公の場で人殺しをするのは流石にマズイよ!」
シェゾ「くっ…」
八百屋店主「はは、仲が良くて結構結構。観てるこっちも微笑ましいぜ」
アルル「そっちもいい加減しつこいわよ、おっさん!」
八百屋店主「す、すまん…」
……
……数十分後
シェゾ「全く…ただ歩みを共に進めているだけで、恋人だなんだと煽ってくる連中には、つくづく辟易を覚えるな」
アルル「だよね~、ほんと」
シェゾ「俺達は全くもってそういった間柄ではないというのに…」
アルル「えー、ボクとシェゾの仲だよ?全くもって、は言い過ぎじゃない?」
アルル「…あわよくばそういった間柄になる可能性もあるのにさ…///」ボソッ
シェゾ「?…今何か言ったか?」
アルル「い、いや。何も言ってないよ」
シェゾ「本当か?随分とアヤシイもんだが。…だがまあ、確かにお前の言う通り、完全否定は少々ばかり行き過ぎた考えだったかもしれんな」
アルル「あれ、珍しく素直に自分の過ちを認めるんだね」
シェゾ「…まあ、な。…はっ、全く、このシェゾ様も随分と堕ちたもんだ。主にお前達のせいでな」
アルル「みんなからヘンタイと呼ばれる原因は君にあるけどね。言うなれば自業自得よ」
シェゾ「ぐっ…」
アルル「さあさあ、夕飯の食材も全部買ったことだし、早く君の住処へ行こうよ」
カーバンクル「ぐーぐー!」
シェゾ「急かさずとも今からそうするつもりだ。…ほら、行くぞ」スタスタ
アルル「はーい!ふふふ…♪」(シェゾと一緒に一泊…ドキドキするな…♪…はっきり言ってドラコが邪魔だけど…)テクテク
……
シェゾ(さて、帰りは…)
>>147
1・普通に歩く
?2・面倒なのでワープを使用する?
3・近道だと思われる道無き道を歩く
2
シェゾ「…アルル、俺に掴まれ」
アルル「え、と、突然何?」
シェゾ「いいから早く」
アルル「う、うん…」スッ
シェゾ「…ワープ!」
シュゥゥゥゥ
……
……水晶の洞窟前
シュゥゥゥゥ
シェゾ「…着いたか。もう離していいぞ」
アルル「うん。…ワープを使うならそう言ってくれればよかったのに」
シェゾ「その程度の声掛けは省いても構わんだろ」
アルル「ダメなの!」
シェゾ「何故?」
アルル「そ、そりゃあ…いきなり掴まれだなんて言われたら、ドキドキするからに決まって…」モジモジ
シェゾ「…?」
ドラコケンタウロス「…あ、お帰りシェゾ!」
ドラコケンタウロス「…って、あれ。どうしてアルルも一緒なの?…も、もしかしてあんた、あたしとアルルとでスリーピー…」
シェゾ「違うわ!こいつが『自分も俺の住処へと泊まりたい』と懇願してきたので、仕方なく連れてきただけだ!」
ドラコケンタウロス「本当に~?」
シェゾ「本当だ!…第一、静寂を好む俺がどうして好き好んで他人を自分の住処へと招かねばならんのだ」
ドラコケンタウロス「ああ、それもそうか」
シェゾ「ふん…全く」
ドラコケンタウロス「じゃあさっさと中に入って夕飯の用意をしようよ。材料買ってきたんでしょ?」
シェゾ「言われずともそうするつもりだ。…行くぞアルル」
アルル「うん」
カーバンクル「ぐー!」
……
……水晶の洞窟内部
ドラコケンタウロス「そういえば聞いてなかったけど、夕飯の献立は何にするの?」
シェゾ「カレーボ↓・ナ↑ーラだ」
ドラコケンタウロス「…は?何それ」
シェゾ「カレーとカルボ↓・ナ↑ーラを融合させた創作料理だ」
ドラコケンタウロス「…美味しいの、それ…」
シェゾ「さあな。俺は食った事がないから分からん。勧めた本人であるアルル曰く、美味いとの事らしいが」
ドラコケンタウロス「カレー狂いのアルルの話を信じて大丈夫なの?」
アルル「失礼ね!カレーとカルボ・ナーラは合うんだよ!ボクは自信を持ってそう主張する!」
ドラコケンタウロス「ならアルルがそのカレーボ・ナーラとかいうのを作ってよ。あたし達がやったら失敗しそうだし」
シェゾ「そうだな。俺もそれに賛成する」
アルル「むぅ…分かったよ」
……
ウィッチ「シェゾとアルルさんの様子が何やらおかしいと感じたので、後をこっそりつけようと思ったら、ワープを使用されて何処へと消え去ってしまい…」
ウィッチ「その後必死に二人の行方を上空から捜索してみたものの、未だ手掛かりは掴めず…」
ウィッチ「結局大した宛てもなく、何となしにシェゾの住処である水晶の洞窟へとやって来てしまいましたわね」
ウィッチ「まあ陰気なシェゾの事ですし、既に帰宅している可能性は高いと思われますが…」
ワイワイ ワイワイ
ウィッチ「…おや、何やら洞窟の内部から声が聞こえてきますわね」
ウィッチ「接近して様子を伺ってみようかしら…」ス-ッ
……
……水晶の洞窟前
ウィッチ「……」ヒョッコリ
……
ドラコケンタウロス「思ってたよりイケるじゃない、カレーボ・ナーラ」
シェゾ「ああ、悪くはないな」
アルル「でしょ~?」ドヤァ
……
ウィッチ「な、なななな何でドラコさんとアルルさんがシェゾの住処にいるんですの…っ!?」
ウィッチ「…はっ!ま、まさか、夜な夜なこっそりシェゾを襲う気じゃ…!」
ウィッチ「い、いけませんわそんな事!…も、勿論シェゾに何が起ころうがわたくしには全く関係ない事ですわ!た、ただ、彼にはそれなりに借りがあるので今それをお返ししようとしているだけなんですわっ!」
ウィッチ「…そ、それにしても、アルルさんは兎も角、ドラコさんまでシェゾを狙っていただなんて…今までそんな素振りは一度も見せた事がなかったというのに…油断なりませんわね…」
……
シェゾ「…!何者かの気配を感じる…」
アルル、ドラコケンタウロス「え?」
シェゾ「……そこか」
シェゾ「…洞窟の入り口でこちらを覗いているのは分かっているぞ。姿を見せろ!」
……
ウィッチ「ひっ!」ビクッ
ウィッチ「あ、相変わらず鋭い勘の持ち主ですわね…」
ウィッチ「まあ…隠れる必要性も特にないので、ここは素直に彼の言葉に従うとしましょうか…」テクテク
……
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