楓「心さんを舐める」 (31)

楓 (心さんが寝てる……)



心「すぅ……すぅ……」

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楓 (心さんが寝てる……心さんが……しんさん……)

楓「」ウーン


心「Zzz……」


楓「!」ピコーン





楓「心さんが辛酸を舐める……」


楓「…………」


楓 (98点)

楓 (辛酸ってどんな味なんでしょう)

心「Zzz……」

楓「…………」ジー

心「Zzz……」

楓「あの……心さん、味見させてもらってもいいですか?」ツンツン

心「う〜ん……? Zzz……」

楓 (よし……。了承を得ました)

楓 (まずはどこをいただきましょう……) ジー


心「Zzz……」


楓 (胸元が美味しそう……) サワサワ


心「Zzz……」


楓 (胸元に決定)

楓 (そ、それでは失礼して……) ゴクリ


心「Zzz……」


楓「」ペロッ


楓「!?」

楓 (こ、これは……)




楓 (砂糖味!)


心「ん……? Zzz……」


楓「…………」

楓「す……」


楓 (す、凄いです心さん……!) ペロペロ


心「Zzz……」


楓 (まさか……砂糖の味がするなんて……!) ペロペロ


心「Zzz……」


楓 (あ、あんまい……おいしい……) ペロペロ


楓 (他のところもいただいてみましょう) ペロペロ


心「Zzz……」

-------------
----------
-------



瑞樹「」ガチャ



楓「」レロレロ

心「Zzz……」


瑞樹「!?」


楓「あ」

心「Zzz……」


瑞樹「な、なに…………!?」

楓「あの、違うんです、これは」

瑞樹「え? ……え? 何が……?」

楓「心さんの味が気になったんですけど」

瑞樹 (?????)

楓「ちゃんと許可は貰いました」

瑞樹「そ、そう……」


瑞樹 (わからないわ……)

楓「聞いてください瑞樹さん。心さんは砂糖の味がするんです」

瑞樹「え?」

楓「瑞樹さんもどうですか?」

瑞樹「フ、フフッ‥‥楓ちゃん、酔ってる?」

楓「私も最初は驚きましたけど、本当なんです」

瑞樹「嘘おっしゃい」

楓「本当です。舐めれば、"わかり"ます」

瑞樹「そんな事したらダメよ……」

楓「大丈夫です。心さんは心が広いですから。心だけに」ペロペロ

楓「」ペロペロ

心「Zzz……」

瑞樹「こ、こーら。もうやめましょ?」

楓「やめられないです止まらないです……」ペロペロ

心「Zzz……」

瑞樹「…………」

楓「ちなみに唇が一番甘かったです」チュパチュパ

瑞樹「楓ちゃん、病院行きましょ?」

楓「」ペロペロ

心「…………んー……」

楓「」ペロペロ

心「ん…………んんん……?」

楓「あ、おはようございます、心さん」チュッ

心「へ……?」

楓「」ペロペロ

心「…………」

楓「」ペロペロ

心「…………」

心「…………」

心「…………」



心「……………………!?!?!?!?」

心「!???」バッ

楓「あっ」

心「なんだ!? なんだなんだ!?」

瑞樹 (やっぱり許可貰ってないのね……)

楓「……心さん? 落ち着いてください」

心「えぇぇ……!? えぇ……!?」

瑞樹「はぁとちゃん、深呼吸よ」

楓「心だけに」

瑞樹 (2点)


心「スゥー‥‥ハー‥‥」

心「お、落ち着いたけど……」

瑞樹「落ち着いたけど意味がわからないのね、わかるわ」

楓「心さん、そこに座ってもらえますか?」

心「なんで?」

楓「舐め回すので」

心「ブチ回すぞ」

楓「心さん、さっき舐めてもいいって言ったじゃないですか」

心「……? いや絶対言ってないわ」

瑞樹 (絶対言ってないわ……)

楓「むぅ……証拠だってあります」つスマホ

瑞樹「えっ?」

楓「」ポチポチ



楓『あの……心さん、味見させてもらってもいいですか?』ツンツン

心『う〜ん……? Zzz……』



楓「…………」

心「…………」

瑞樹「…………」

心「……それ寝言な☆」

楓「そう、ですか……」

瑞樹「わかってたでしょ?」

楓「…………いえ?」

心「重症だな楓ちゃん☆」

楓「それでは改めてお願いします。舐めさせてください」

瑞樹「重症だわ……」

心「うーん……」

楓「…………」

心「ま、一回だけなら☆」

瑞樹 (!?)

楓「本当ですか!」キラキラ

心「う、うん。一回だけだぞ?」


瑞樹 (私がおかしいのかしら……)

瑞樹「はぁとちゃんは心が広いわ……」

楓「心だけに」

瑞樹「…………」

心「…………」



「……………………………………………………」



楓「さて、それでは……」

心「あ、ちょっと待って! はぁとまだ心の準備が! 心だけに! なんつって!」

楓「…………」ガシッ

心「……!?」ビクッ


ぶちゅうううううううう!!!


心「んーーーー!?!?!?」

楓「」レロレロ


瑞樹 (私は夢を見ているのかしら???)

楓「」チュパチュパチュパチュパチュパ

心「んーーー! んーーー!」ジタバタ

楓「」レロレロレロレロレロ

心 (ぁ……あれぇ……? なんか……意識が………………)

楓「…………」


心「」バタッ

心「」


瑞樹「えっ……ちょっと、はぁとちゃんが倒れたわよ……!?」

楓「大丈夫です。眠らせただけですから」

瑞樹「何でそんな事ができるのよ」

楓「私はお酒の味なので、酔わせて眠らせました」

瑞樹「…………これは夢ね」

楓「志乃さんと一緒に寝たらこんな体質になってたんです」

瑞樹 (急に現実味を帯びてきた気がする……)

楓「いただきまふ」ペロペロ

心「」


瑞樹 (また舐めはじめた……)


楓「」ペロペロ

心「」

楓「あまい……」ペロペロ

心「」


瑞樹「……」


楓「おいしい……」チュパチュパ

心「」


瑞樹「……」ソワソワ


楓「やわらかい……」モミモミ

心「」


瑞樹「…………」ソワソワ

瑞樹「か、楓ちゃん……?」ソワソワ

楓「はい」

瑞樹「……私も舐めていいかしら?」

楓「!」

瑞樹「楓ちゃんがあまりにも美味しそうにしてるから私も舐めてみたくなっちゃったの」

楓「ふふふ……もちろん構いません♪」

瑞樹「そ、そう? ありがとう。どこからいただこうかしら……」

楓「右手の甲はまだ舐めていないので、そこをどうぞ♪」

瑞樹「右手の甲ね、わかったわ……」

心「」

瑞樹「」ペロッ


瑞樹「!?」

瑞樹「…………」

楓「どうですか!」

瑞樹「あ……」


心「」


瑞樹「甘いわ! なにこれ!」ペロペロ

楓「でしょう!」ペロペロ

瑞樹「しかも……やわらかい」モミモミ

楓「たまらないです……」モミモミ

瑞樹「はぁとちゃん、なんて罪な子……」ペロペロ

瑞樹 (sinだけに)

楓「」ペロペロ

瑞樹「」ペロペロ

心「」

楓「あぁもう……服が邪魔です……脱がしちゃいましょう」ヌガセヌガセ

心「」

瑞樹「楓ちゃんストップ……。もうこんな時間よ」

楓「あら……本当に」

瑞樹「はぁとちゃんはお持ち帰りにしない?」

楓「そうですね……家で美味しくいただきましょうか♪」

瑞樹「決定ね」

楓「はい。では車を出してもらって……」



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心さんは美味しくいただかれました。

後日、楓さんは、りんご狩りをしているところをちひろさんに見つかってしまい、怒られてしまいました。

楓さんは、怒られた腹いせにちひろさんのことも食べてしまいました。
甘くて美味しかったけど、少しだけお金の味がしたそうです。

瑞樹さんは、いちご狩りをしているところを早苗さんに見つかってしまいました。
すごく強い早苗さんに瑞樹さんが勝てるはずもなく、シメられてしまいました。

心さんは、かな子ちゃんをはじめとする甘いものが大好きなアイドル達に大人気になってしまい、毎日忙しくなりました。



おわり

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