ウール「す、スウォルツ!勝手にアナザーライダー作らないで!」 (8)



アナザーファイズ「あ、あぁ~ッ!」

スウォルツ「お前には新しい体験をしてもらう。意見は求めん」

アナザーフォーゼ「うぅ……あ、ありがとうございました……」





数週間前、オーラが佐久間龍一と契約してアナザーファイズにしたのだが、

『魔王相手に一人で戦うのは無謀ではないか』

という懸念の声があり、結果、スウォルツが僕達のサポートをしてくれるようになった

しかしスウォルツには独自の思惑があるようで、いつもいつも無愛想にアナザーウォッチを勝手に埋め込んだ結果

出てきたアナザーライダーがアナザーフォーゼなのだった



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オーラ「はぁ……スウォルツの奴、勝手にアナザーライダー作るんだから……」

ウール「あ~あ、どうにかしてスウォルツのアナザーライダーを僕達にも扱いやすい傀儡にしてもらえないかな~」

ウール「……ん?」


深夜なのにスウォルツの部屋から明かりがついている


スウォルツ「ふっ!はっ!」

ウール、オーラ(す、スウォルツが自分の部屋でアナザーウォッチを埋め込む練習をしている!?)

スウォルツ「ふぅ……こんなものか……早くオーマジオウに変わる新たな王を擁立せねば……」




ウール「スウォルツー!」バターンッ!

スウォルツ「!?」





オーラ「スウォルツ……ごめん、スウォルツは私達の為にアナザーライダーを産み出す練習をしてたのに、私達はそんな事も知らずに……」

ウール「ハフッ!ハフッ!スウォルツの部屋のチョコ美味しい!」

スウォルツ「ドサクサに紛れて勝手に食べるな」

ウール「ご、ごめんスウォルツ……」

スウォルツ「この位は普通だ。それが俺達の使命なのだからな」

スウォルツ「それに、俺はまだアナザーライダーを一人しか産み出していない」

ウール「そ、そんな事ないよ!スウォルツのその気持ちだけでアナザーライダーは産み出せるんだ!」

ウール「あっ、そ、そうだ!スウォルツ手出して!」

スウォルツ「こうか?」

ウール「そう!それじゃあ今からアナザーウォッチ作るからね!」

ウール「これから契約する予定のアナザーライダーを呼ぶからね!ちゃんと受け止めてね!」

スウォルツ「?」

ウール「ウオーッ!ウィザード!オーズ!鎧武!ゴースト!出すぞ!」

<ウィザード!

<オーズ!

<ガイム!

<ゴースト!

スウォルツ「これは……!」

ウール「くっ、ふぅ……すっごいいっぱい出たぁーッ!」

スウォルツ「しかし、なぜ……」

ウール「それはね……スウォルツの気持ちが僕に伝わったからだよ!スウォルツのオーマジオウを倒して都合のいい王を擁立しようという意思がね!」


スウォルツ「オーマジオウを、倒す……」



ウール「そう!だからアナザーライダーの数なんて二の次だよ!」

ウール「アナザーライダーの生成は、強いライダーより好きなライダーでやってもらうのが一番なんだよ!」

スウォルツ「……少し、練習に付き合ってもらってもいいか?」

ウール「もちろん!」




その後、僕は一晩中顔にアナザーウォッチを当てられ続けて次の日の朝は顔が少しむくむ程疲弊していた

でもまぁ、その日以来、アナザーライダーを産み出す時スウォルツが確認してくれる様になったので結果オーライ!





ジオウⅡ「ウール!逃げろ!」

ウール「えっ?」


終わり

ガバガバ改変すみませんでした
好きなアナザーライダーはアナザーシノビです

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