【シャニマス】灯織「モンスターハンター……?」 (18)

モンハンの用語が一部出てきますが実質モンハンは大して関係ないです。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1560360054

――正午、事務所

ガチャッ!

灯織「ふぅ……」

灯織(午前のレッスンは終わり……午後は真乃が学校に戻って授業受けるから――)

灯織「ん?」



真乃「ほわぁ……」

めぐる「へー……」


灯織「どうしたの、2人とも。壁なんて見て……」チラッ



『283プロ交流会イベント! PS4を持っているみんなで【モンスターハンター:ホワァールド】をマルチプレイで遊ぼう!』
『みんなのやり込み具合も違うだろうし、探索や下位クエがメインになるかな? 参加してくれる人はアンティーカの三峰まで連絡よろしく!』



灯織「この張り紙……ゲームで交流会?」

真乃「ほわっ……モンハンかぁ」

めぐる「わぁーっ! みんなでモンハンかぁ、楽しそうかも!」

真乃「……あっ、そういえばこの前、プロデューサーさんがプレステ持ってるかって聞いてきたんだよね」

めぐる「そういえばわたしも聞かれたなぁ。うちの事務所、結構プレステ持ってる子が多くてこの企画出来たのかな?」

灯織「そうかもね……でも真乃、私たちは――」

真乃「せっかくだから、私たちも参加してみんなと遊ばない?」

灯織「えっ!?」ビクッ!!

めぐる「あっ! いいねー、普段は他のユニットのメンバーと何かするって機会も少ないし、もっと仲良くなりたいもんね!」

灯織(えっ、え……真乃、もしかして……プレステ……)

真乃「……ほわっ、どうしたの灯織ちゃん?」

灯織「ま、真乃……もしかして、プレステ……持ってるの?」

真乃「え? うん、持ってるよ」

灯織「っ!?」ドクンッ!!

灯織(ま、真乃が、プレステを……持ってる……?)

めぐる「わたしの学校のクラスのみんなも大体プレステ持ってるかなー。灯織も参加するよね? せっかくだしみんなで遊ぼう?」

灯織「わっ、わたっ、私……プレシュテ……持って、ない……」ハァ、ハァ、ハァ……

めぐる「えええっ!?」

真乃「ほわっ……灯織ちゃん、プレステ持ってないんだ……」

灯織「だっ、だって……ゲーム、やったこと……ない、から……」ハァッ、ハァッ、ハァッ……

灯織(そ、そう、だよね……私たちくらいの年齢なら、ゲームで遊んだりする、よね……普通……)

めぐる「そっかー、プレステって買うと結構高いし、さすがに今回の為にプレステ買うのもお金もったいないよね」

真乃「そうだね……モンハン以外にも遊びたいゲームがあるなら考えちゃうかもしれないけど……」

めぐる「イルミネからはわたしたちだけで参加しよっか」

真乃「うん……」

灯織(あ、あ……あああああ……そ、そんな……そんな落胆した顔で見ないで……真乃、めぐる……)グニャァァァァ……


……
…………

――午後、風野家(居間)

灯織「……プレステ4、パソコンから通販サイトを検索してもやっぱり結構高いんだ」カチッ、カチッ

灯織(最新の薄型が3万円くらいだし、PS4Proはもっと高い……それにゲームソフトだって……)

灯織(プレステ4が販売されてから結構経っているみたいだし、今さら初期型の中古品を買うと壊れやすい物に当たるかもしれない……)

灯織(そうなればお金の無駄……だけど、真乃とめぐるはモンハンで遊んでいるみたいだし)

灯織「私ももう少しゲームとかで遊んでいたら……こんなときに、真乃やめぐるが色々教えてくれたら……っ!!」

灯織「……ダメ、こんなことで真乃とめぐるに頼っていたら、これくらい、自分で色々考えなきゃ……事務所の交流会の為にお小遣いでプレステ4を買うか、どうしようか」

灯織「例えば、量販店でセールをやっていないか、ゲーム専門店で安値で売られていないか……色々調べてから考えないと」カタカタカタッ!

カタッ!

灯織「これは……!」ハッ!!



『モンスターハンター:ホワァールド(Steam版)待望のSteam版(PC)がついに登場!』



灯織「Steam……パソコンで遊べるホワァールド……!?」ガタッ!

灯織「凄い……プレステ4だけじゃなくて、パソコンでも遊べるなんて……これが、モンスターハンターの力……!」カタカタカタッ!!

灯織「これならゲームソフトのお金だけでプレイできる。それなら私だって……っ!!」ハッ!!!!

灯織「……ここで焦っちゃダメ。いつもなら焦ってミスをしちゃうけど、パソコンでゲームをプレイするなら、要求スペックをしっかり確認しないと」カタカタカタッ!

灯織「えっと、推奨スペック……CPU……? グラフィックボード……? えっと、スペックの確認方法は……」カタカタカタ……

灯織「……うん、このパソコンに入っているCPUとグラフィックボードは推奨スペック以上の物みたい。これなら遊べる……!」

灯織「ゲームソフトの値段は大体6千円くらいだし、あとは……コントローラーを買わなきゃダメなのかな?」

灯織「うん……ソフトとコントローラーを買うくらいなら大丈夫。とりあえずキーボードでもプレイできるみたいだから、最初はゲームで遊んでみて、難しそうならコントローラーを買いに行こう……」カチッカチッ!

灯織(これで真乃とめぐるとも一緒に遊べる……モンハンが出来れば私だって……!)

……
…………

――数時間後、夕方


灯織「よし、ダウンロードが終わった……! 準備も出来たし、さっそくプレイしよう……!」


『モンスターハンター:ホワァールド』


灯織「すっ、凄い……! 本物みたいなグラフィック……まるで、映画を見ているみたい……」

灯織「公式サイトの画像と同じくらいの綺麗さ……これがプレステ4の力……!」

灯織「自分でキャラクターの外見を決められるんだ……猫の見た目も決められるなんて……でも、なんだか難しい」カタッカタッ……

灯織「……これに時間掛けると終わらないような気がするし、このセットの中から選んで決めちゃおう」カチッカチッ!

灯織「名前……? そっか、このキャラクターは自分の分身だから決まった名前がないのかな? それなら……『風野灯織』……よし、作成できた」

灯織「……やっぱり本物みたいなムービー……クラスの子たちも、モンハンで遊んでいる話を聞いたことあったし、本当に流行ってるゲームなんだ」

灯織「あっ、こ、ここから自分で操作するんだ……よ、よし!」


……
…………

――数十分後

灯織「ふぅ……何とか恐竜みたいなモンスターから逃げて、集落みたいな場所に辿り着いた……いつか私が、あんな大きなモンスターと戦うんだ……!」カチッ、カチッ!

灯織「最初はチュートリアルなのかな? キーボードの操作がすごく難しいから、やっぱりコントローラーは買ったほうがよさそう……」

灯織「そうだ、集落に着いて自分で歩けるようになったんだし、真乃……はまだ家に帰ってないかも。めぐるは今日は家にいるって話していたし、めぐるに連絡しないと……!」ハッ!!

灯織「めぐる、出掛けてないかな……」ポパピプペ

trrrrrrr!!

めぐる『もしもし灯織ー? どうしたのー?』

灯織「あ、めぐる。私ね、モンハン買ったんだ」

めぐる『ええええーっ!? モンハン買っちゃったんだ! 思い切ったねー……』

灯織「うん、私もみんなと遊びたいなって思ったから……それで、少し遊んで集落みたいなところに着いたところなんだ」

めぐる『あっ、それじゃあ集会部屋で遊べるかも。一緒に遊ぶ?』

灯織「うん、集会部屋? 場所が分からないけど……」

めぐる『クエストに行ってないなら拠点にいるよね? わたし集会部屋作るからちょっと待ってて!』

灯織(えっと、集会エリア……あ、これかな。えっと、部屋番号を入れると特定の人とだけ遊べる……なるほど)カチカチッ

めぐる『部屋作ったよー! 番号はMANOHIOISGODね!』

灯織「えっと、MANO……」カタカタッ!


『ルームが見つかりません』


灯織「あれ?」


めぐる『どうしたのー?』

灯織「番号入れても部屋が見つからないって……」

めぐる『あれ? もう一回言うね、MANOHIOISGODだよ』

灯織「えっと……やっぱりダメみたい」カタカタッ

めぐる『あれー? おっかしいなぁ、回線の調子悪いのかな?』

灯織(めぐるが困ってる……私も色々調べて原因を探さないと……!)カタカタカタカタッ!!

灯織(こういうときは公式サイトに何か書いてあるかも――)

灯織「!!!!!?!?!?!?」ビクゥッ!!



『※Steam版『モンスターハンター:ホワァールド』同士のみマッチング。他機種版とはマルチプレイはできません。』



灯織「ぴぎぅっ!!?!?」ドクンッ!!!!

めぐる『ん? どうしたの灯織ー?』

灯織「そっ、そ、そっ……そんっ……!!」ハァーッ! ハァーッ! ハァーッ!

灯織(他機種とは出来ない……パ、パソコンは……プレステ4と一緒に遊べないってこと……!?)ハァッ、ハァッ、ハァッ!

灯織(そんな……せっかく、真乃とめぐると……遊べると思ったのに……!!)ハッ!!



『283プロ交流会イベント! PS4を持っているみんなで【モンスターハンター:ホワァールド】をマルチプレイしよう!』



灯織(そう……張り紙には、PS4って……! パソコン版は、最初から違った……!? そ、そんな……!!)ヒューッ! ヒューッ! ヒューッ!

灯織(だ、だめ……緊張で、体が震えて……呼吸も、苦しくなって……やっぱり、私は何にも出来ないままで……)ハァッー! ハァッー! ハァッー!

灯織(助けて……真乃……めぐる……!!)

めぐる『うーん、わかんないなー……はやく集会部屋作って、真乃も帰ってきたら3人で遊びたいのにね』

灯織「ウ゛ッ!!!!!?!!!!!!?!?!?」ビクンッ!!

ドサッ!!

めぐる『灯織? どうしたのひお――』プッ!

ツーッ、ツーッ……


……
…………

――夜

灯織「……はっ!?」バッ!!

灯織「わっ、私……一体何を……」ハァ、ハァ、ハァ……

灯織「確か、モンハンを買って、めぐると……」チラッ



『※Steam版『モンスターハンター:ホワァールド』同士のみマッチング。他機種版とはマルチプレイはできません。』



灯織「パソコンのモニターに悪魔の文字が……そ、そうだ……私が、よく調べないでパソコン版で遊び始めたから、めぐると一緒に遊べなくて気絶して……」

灯織「……せっかく、私も……真乃とめぐると、遊べると思ったのに」

灯織「うっ、ううっ……」グスッ

灯織「……ううん、こんなことで泣いていたら、本当に1人だと何もできないまま……もしかしたら、パソコンの設定とか弄れば、出来るようになるかも」

灯織「だけど……公式で出来ないって書いてるし……」ハッ!!


『参加してくれる人はアンティーカの三峰まで連絡よろしく!』


灯織「そうだ、こんな時は……!」


……
…………

――数分後

結華『ええええっ、PC版で何とかPS4とマルチ出来ないかって?』

灯織「う、うん……そのっ、私も、真乃やめぐる……みんなと、遊びたいって、思って……」ハッ、ハッ……!

結華(息遣いから電話越しからでも分かる追い詰められている感じ……これもしかしてPS4とマルチやろうとしてやっちゃったのかなぁ)

結華『うーん、そうはいってもねー、Steam版が出たときはPS4民もわざわざ移住したプレイヤーもいたし、公式で対応してないなら仕方ないっていうか……』

灯織「そっ、そう……です、よね……無理ですよね……」

結華(……)

結華『よし、三峰お姉さんが何とかしてあげよう! ちょっと今から駅まで来れる? あ、自転車は無しで歩いてきてね?』

灯織「……?」


……
…………

――駅前

灯織「結華さん、まだかな……」


結華「おーい!!」


灯織「ユッ! ゆ、結華さん」ビクッ!

結華「いやーゴメンゴメン、やっぱりここまで持ってくるの重たくてさー」ガサッ!

灯織「えっ?」

結華「はいこれ、プレステ4。一応配線とコントローラーもソフトも箱に全部入ってるから」

灯織「えっ、え……え?」

結華「ん、どしたの?」

灯織「え、これ……?」

結華「三峰お姉さんは優しいからひおりんにプレステ4をプレゼント! ってのはどう?」

灯織「へっ? で、でも、プレステ4って中古でも高くて……ソフトも……」

結華「あー、まあ貰うってだけならちょっと気が引けるかー……うん、それじゃあ取引しよう! 8千円でいいよ?」

灯織「はっせ……え、でも8千円ってソフト1本分の値段くらいじゃあ……」

結華「このプレステ4ねー、大きい初期型だからお店で売っても5千円くらいしかしないんだよねー。ソフトだって供給多いから売っても安いし」

結華「ひおりんが中古屋で一式買うと2万ちょっとするでしょ? なら三峰から直接買ったほうがお得だと思うよー? こっちもお店で売るのと変わらないくらいの値段だし」

灯織「でも、そうしたら結華さんのプレステ4が……」

結華「あ、大丈夫大丈夫、最近Pro買ってさー、元々コレ売ろうと思ってたんだよね。初期型とはいえまだまだ動くし、しばらく遊ぶだけなら十分だと思うよ」

結華「それにひおりんだってみんなと遊びたいんでしょ? 三峰がプロデューサーにお願いしてイベント企画なんてしちゃったからこんなことになったんだろうけど」

灯織「……! そ、そんな……そ、それじゃあ、えっと、遠慮なく……ゆ、譲ってください」

結華「はいはーい、それじゃ8千円ね」

灯織「はい……ぁ、し、しまった……財布、家に起きてきたままだった……」ビクッ!

結華「あらら、それじゃ今度事務所で会った時でいいよ。次のレッスン予定、メールしておくから」

灯織「ゆ、結華さん……ありがとうございます……!」

結華「それじゃあどーぞ。重いから気を付けて持って帰ってね」

灯織「はい、お金は今度必ず事務所でお渡ししますから……」

結華「うんうん、ほらほら早く帰ってプレステ4のセットアップしないと。初期化はしておいたけど、モンハン始めるまで結構時間掛かるよー?」

灯織「は、はいっ! それじゃあ、また……!」

灯織(これで真乃とめぐると遊べる……!)





結華「ふー、若い子も大変だねー。ま、一緒に遊べないと寂しいだろうし、違うユニットだけど三峰もお姉さんらしいところ見せないとね」

結華「さーてと、帰る前に新しいプレステ買って帰らないとねー……こりゃ来月行く予定だった推しのライブ遠征は中止かなぁ」

結華「ま、これもみんなで楽しく遊ぶ為って考えて、よしとしておきますか」

……
…………

――数日後、日曜日、事務所

恋鐘「わっ、わっ!? ちょっ、霧子! 恐竜の上から来たドラゴンが恐竜を掴んどるばい!」

霧子「ふふふっ、リオレウスさん、アンジャナフさんが美味しいのかな……?」

摩美々「霧子結構上手いじゃーん」

めぐる『あっ、ほらほら灯織、今真乃がハンマーでスタン取るみたいだよ!』

灯織『えっと、スタン……攻撃のチャンス……!』

真乃『むんっ、むんっ、ほわぁっ』

果穂『樹里ちゃん今のうちに罠仕掛けてください!』

樹里『ちょっと待ってろ、落とし穴落とし穴……』

結華「おっ、睡眠弾でレウス眠ったね。千雪さんナイスタイミング」

千雪「いえいえ、どういたしまして」

甜花「千雪さん、甜花が鍛えてあげたから……今ならマムソロも余裕……!」

ガチャッ!

P「ただいまー」

摩美々「あ、プロデューサー帰ってきたじゃん」

P「みんな遊んで……ってビデオ通話しながら遊んでんのか……よくやるな……」

結華「事務所に4台もPS4持ち込んでるからねー。事務所に来れないメンバーは家から繋げてるし、結構ワイワイやって楽しんでるよ?」

P「まあ、今日はオフだしいいけどさ……俺は最近忙しくてゲーム触る時間も減ったなぁ」

甘奈「あっ、プロデューサーさん、甘奈お茶入れてくるね」

P「ん? ああ、気にしなくていいんだが」

甘奈「ダーメ、営業から帰ってきて疲れてるんだからちょっと休んでて。甘奈たちも騒いじゃってるし」

甜花「あ……て、甜花も、一緒にお茶の準備……する……!」

甘奈「ホント? うわぁーさすが甜花ちゃんやっさしー! それじゃ一緒に準備しよーね♪」

甜花「う、うん……甜花、頑張る……!」

咲耶「おっと、2人にばかりやってもらっては悪いね。私も手伝ってくるよ」



P「俺もたまにはモンハンつけるかな。新モンスターもまだ狩ってないし」

千雪「……」

結華「Pたんも一緒にやる?」

P「いや俺はここにいる限りは仕事中だから……」

千雪「……あ、あら?」ガチャガチャ

P「ん、どうした千雪?」

千雪「えっと、さっきまで撃っていたボウガンの弾が無くなっちゃって……どうしたらいいのかしら……」

P「素材持ってるならメニュー画面から調合出来るはず……メニュー開いて、調合リストから……」

千雪「あっ、これですか? すみません……最近甜花ちゃんと一緒に遊ぶようになったんですけど、まだあんまり慣れていなくて……」

恋鐘「!?」

P「ま、始めたばかりなら仕方がないか……アクションゲームだし少しずつ覚えていけば大丈夫」

千雪「ふふっ、プロデューサーさん、やっぱりこういうのは詳しいんですね」

P「まあ、俺もそれなりにはやってるから……」

恋鐘(あの女……! さっきまで得意になって遊んでたばい……! プロデューサーが帰ってきて突然態度が変わっちょるけん、なんて卑しか女たい!)

恋鐘「かーっ! かぁーっ!!」

摩美々「どうしたの恋鐘ー?」

恋鐘「はっ!? な、なんもなかよ……」

霧子「つ、次……恋鐘ちゃん、やる? 探索クエストだから、このまま遊べるし……私のキャラ、使っていいよ……」

恋鐘(そうばい……! 恐竜と戦っとる間にあの女に罠にハメてやるたい……!)

恋鐘「それじゃあうちも遊ばせてもらうたい。あんまりゲームやったことないけど、最近霧子が色々教えてくれたからうちも随分出来るようになったけん、任せといて」

結華「頑張れ頑張れー」

バスンッ!!

ボボボボボンッ!!

霧子「あっ……千雪さんの、拡散弾が恋鐘ちゃんに……」

恋鐘「あーっ!! うちが吹っ飛んだばい!」

千雪「あらら、ごめんなさい。照準が上手く合わせられなくて……」

結華「まー拡散弾って反動大きいもんね」

P「まあ千雪も慣れてないみたいだし、仕方ないな」

ドスッ!!

恋鐘「あ、うちが恐竜に踏まれて死んだばい……」デーン……

恋鐘(あ、あの女……卑しいだけじゃなくてなんてずる賢い女たい……!!)

恋鐘「かーっ! かーっ! かぁーっ!!」

摩美々「恋鐘うるさーい。そろそろばりうんこ行っておかなくていいのー?」

……
…………

――風野家(居間)

灯織「事務所のほうも楽しそう……あ、リオレイアの討伐終わった」カチャカチャッ

めぐる『おわりー! 灯織、これで素材揃った?』

灯織「ちょっと待って……うん、鱗も揃ったから大丈夫」

真乃『ほわっ、よかったね灯織ちゃん』

樹里『それじゃ探索マップ変えるかー。にしても、真乃のハンマー結構上手いな』

めぐる『ね、スタンのタイミングもバッチリだし!』

灯織「うん、真乃ってこんなにゲーム上手だったんだ……」

真乃『えへへ』

樹里『それじゃアタシはまた果穂に交代するか。果穂、真乃たちとクエスト行っていいぞ。夏葉たちのほうはまだ盛り上がって終わらないだろうし』

果穂『はーい! それじゃああたし、次は陸珊瑚行ってレイギエナ倒したいです!』

めぐる『灯織がまだ慣れてないからクエスト貼らないで行こっか。灯織、準備いい?』

灯織「うん、大丈夫」

果穂『それじゃあ頑張りましょー!!』



灯織(よかった……色々あったけど、こうしてみんなと遊ぶことが出来て……)

灯織(最初は戸惑って、結華さんに迷惑掛けちゃったけど……やっぱり、みんなとこうして遊ぶことが出来るのって、いいな……)

灯織(ありがとう、結華さん……ありがとう、モンスターハンターホワァールド……!)



……
…………

おしまい。

特にオチは無いけど三峰を出したかったのと灯織を追い詰めたかっただけです。
秋に追加されるアイスボーンも楽しみですね。

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom