サトシ「やっぱりスイレンの淹れたお茶は美味いよ。心が安らいで辛い記憶を過去にしてくれる」
スイレン「ありがとサトシ」
TV『小説大賞にレセナの法定が』
サトシ「お茶飲んでる時に読者もいい」
スイレン「サトシはあんまり本読まないでしょ?」
サトシ「...細かい事は気にしなくていい」
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スイレン「ハガキが来てたけどセレナとティエルノさん結婚したって」
サトシ「前から似合い夫婦って思っていたんだ」
スイレン「...私達もお似合いかな?」
サトシ「...話しておきたいことがあるスイレン。聞いてくれないか?」
スイレン「なに?」
天に向かってサトシは指を鳴らした。
パチっという男を合図にサトシのポケットから糸目の男が飛び出してきた。
カントーの親友...ニヒルなタケシだ。
サトシ「世界で一番はタケシなんだ」
タケシ「そういうことだ。悪いな」
スイレン「そんな...!今までの同棲は遊びだったの!?」
サトシ「...本当の愛には敵わないのさ」
サトシはタケシの手を引いて家から出て行こうとする。
スイレン「ま、待って行かないでサトシ!」
タケシ「邪魔だ」
行く手を塞ぐスイレンにタケシの蹴りが命中した。
スイレンは吹き飛ばされ壁に叩きつけられ泡を吹いている。
タケシ「新しいバイク欲しかったんだよな俺ぁ」
気を失ってるスイレンに魔力を注入し、ぐにゃぐにゃと形を変えていき、鉄のバイクに生まれ変わった。
タケシ「さぁ...楽園に行こうサトシ」
サトシ「うん」
サトシとタケシはバイクに跨った。
タケシの操るバイクは守るべき人を乗せて夕焼けに向かって消えていった。
ハッピーエンド
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