【安価・コンマ】呪術廻戦・因占 (141)

本スレは週刊少年ジャンプの漫画『呪術廻戦』をベースとした安価スレです。
原作の設定等を利用させていただきますが、原作のキャラは出てきません。ご了承の程よろしくお願いします。


まずは主人公のスペックを決定していきます。全てコンマでの判定です。

白兵(↓1)…肉体の戦闘力。根本的な強さ。
呪力(↓2)…呪術を用いる際に消費するエネルギー。MP的なもの。
家系(↓3)…どれだけ優れた家系の出身か。名家の場合、特別な能力が付与される可能性がある。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1564848104

おぉっと、ゾロ目が早速出ましたね。白兵の追加判定(↓1)です。

主人公のスペックは以下のようになりました。

白兵(58)…平均よりやや上。弱くはないが特長にはなり得ない。
呪力(83)…パナい。此奴に張り合える相手はそう出てこないだろう。
家系(10)…呪術師の家系の場合、最下級の出となる。一般人の場合は君なんで産まれてきたのとなる。

次は主人公の立場です。呪術師(人類サイド)か呪詛師(悪党サイド)かの多数決です。2票先取した方で進みます。

所属は虎杖や伏黒君たちの所属である呪術師側、つまりは呪術高専側です。

次は、主人公の設定を決めていきます。術式以外の設定(名前や性別、来歴等)を↓5まで募集します。その後、コンマで誰になるか決めたいと思います。
残りの四人はチームを組む時のメンバーに採用されたりすることを予め伝えておきます。なので、全員一年固定となります。

朝になったらキャラ設定を再開する予定です。では、おやすみなさいませ。

更井谷 縁詩(さらいや・えにし)
17歳・女性
一般人の家の出だが、捨てられていたのを養育者の老夫婦に拾われたので実際の家系は不明であり、名前も老夫婦がつけたものであり本来の自分は全くの不明

中学生の時に友人達と心霊スポットに行った際に呪術絡みの事態に巻き込まれて能力が覚醒、事態の収集にきた高専の呪術師に発見されてその庇護下になった

呪術師に対しては自分が頑張って成果を挙げて金を稼ぎ、育ての親の老夫婦に恩返しが出来ればいいという考え

キャラが出揃ったので、コンマで決定(↓1)します。

1、2…羽咲 姜里(♂,16)
3、4…更井谷 縁詩(♀,17)
5、6…班目 瞳真(♂,17) 視改術式
7、8…天宮 向日葵(♀,15) 天操術式
9、0…件 和泉(♂,19)

主人公は羽咲 姜里に決定しました。次は、彼の術式を決定します。術式を↓5まで募集しますが、誰が使っている等の所有者の限定はしないでください。
これも後ほど、コンマでどの術式を使うか決定します。選ばれなかったものは、他のキャラに利用します。

また、コンマ(↓1)で羽咲の戦闘スタイルを決定します。

1~3…近接型。物理的な手段で戦うインファイター。
4~6…遠距離型。狙撃や式神等で離れた場所から攻撃する。
7~9…支援型。デバフを用いたりといった変則的な攻撃。
0…エクストラ。特別な術式を扱えるレアケース。

羽紋術式[はもんじゅつしき]
呪力を込めて作った羽ペンで文字・線を書く(描く)事ですその事象を発現させる術式。

・「爆」と書けばその場に爆発性の呪力の塊をセットできる。起爆は任意で可能。
・線を引けばその地点に「境界」が発生し防護壁となる。ただし壁は薄いので時間稼ぎ程度にしかならない。
・葉っぱなどに「索敵」と書いて飛ばせばその辺を飛び回る索敵レーダーになる。
・ただし、書いて発言できる事象は「二文字以下」、線ならば「2m」が限界である。
・また、羽ペンそのものの作成に時間がかかるので一度壊されるとまた作る必要がある(その為常に予備を携帯する)
・なお、インクは市販の物や自身の血液などなんでもよい。

翼隷術式【よくれいじゅつしき】

翼を持つ鳥類に呪力を与えて従属・操作する術式
従えた鳥類は躰のどこかに『花』のような紋様が浮かび、ポテンシャルが強化されて何時間も最高速度で飛び続けたり、拳銃弾の直撃にも耐えるようになるなど鳥類としては逸脱した強力な体躯を獲得する

術者に視覚・聴覚を伝達して簡易的なドローンとして使える他、命令をダイレクトに伝えながら操作することも出来る
複数匹を同時に操作することも可能であるが、脳に負担をかける行為であるので普段は2~3匹、戦闘でも5~6匹程度が限界

また、命令だけ与えてあとは鳥類の自律行動に任せるようなことも可能であるが、細かい変更ができず融通は聞かない
ただしこちらは数に制限はない

従えられる鳥の数は術者にもよるが、『従属』させてキープさせて置くだけなら常時20匹程度は可能で、戦闘で緊急に増やして後で解放するなら50匹程度まで可能

基本的には一度『従属』されたら鳥が死ぬまで使役可能であるが、従えた数だけ呪力を消費するので術者の意思で自由に解除できるが、解除した鳥は非常に短命になってしまう

揃ったので、コンマで決定(↓1、2)したいと思います。
今回はエクストラが選出された上に呪力が高いため、二つの術式を使えるようになります。

1、2…羽紋術式
3、4…傀儡術式
5、6…黒点呪法
7、8…組成術式
9、0…翼隷術式

1、2…残った術式で一番上のもの。
3、4…残った術式で上から二番目のもの。
5、6…残った術式で上から三番目のもの。
7、8…残った術式で一番下のもの。
9、0…十の位で判定。それでも駄目なら再判定(↓3)。

コンマ

羽咲はエクストラのため、任意で呪具の所有の有無を決められます。
必要か否かの多数決です。二票先取した方で進み、必要票の二票目でコンマ判定を行います。

1~4…四級呪具
5~7…三級呪具
8、9…二級呪具
0…一級呪具
00…特級呪具

必要かな

四級呪具の配備が確定しました。↓2まで四級呪具を募集します。性能は控えめでお願いします。
今回は、コンマの高い方を採用します。

傀嘴銀(かいしぎん)

装飾が施された銀製の千枚通し、相手に突き刺して呪力を流し込み内部から損傷させる
自分に向けて軽く刺すことで思考をクリアにして落ち着け、呪術を使う際の集中の手助けににもする

赤手甲(せきてっこう)
真っ赤な手甲。
近接格闘能力を補う為の装備。
身体能力の向上効果や呪力生成の効率化の効果が微量ながら存在する。

これで主人公の設定は終了です。チームがどうなるかは本編の中で決まります。
夜になったら投稿したいと思いますので、それまで先生や呪霊を募集をします。これは自分が気に入ったものを選んで採用していくスタイルです。

では、また後ほど。

すみません。高専生徒や呪術師、呪詛師の設定もいただけたら助かります。

堂屋 芦光(どうや あしみつ)

26歳、男性

代々続く呪術師の家系の次男
あまり戦闘向きでは無く、情報を整理したり人員を配置する後方支援に向いた能力で、ある程度の自衛は出来るが基本的に戦闘は最初から考慮していない

エリートで有能な次期当主の兄がおり、よく比較されていたためコンプレックスを抱えている

先生としては真面目だが基本的に補助なので一部の生徒からは下に見られている

西暦 2018年 某高校


キーンコーンカーンコーン

女子生徒「駅前のスタバで新商品出たって」ガタン

男子生徒「んじゃ行くべ」ガタッ

羽咲 姜里「………」ジッ

男子生徒「どうした姜里、お前も来るの?」

姜里「いや、遠慮しとくよ。お邪魔虫にはなりたくない」

男子生徒「そんなんじゃねぇよ!また明日な」

姜里「うん、明日」

???「う、あ」

タッタッタッ

姜里「俺だけ、か」

俺は、人には見えないものが視える。

家柄が関係しているのか、体質によるものなのか。はたまた、その両方か。

理由ははっきりしていないが、視えることは確か。

俺は、呪術師の家系に生まれた。とは言っても、俺で二代目の新興の家なのだが。

呪術師のルーツは、千年以上前に遡る。呪い…つまりは人の持つ負の感情がベースとなっている以上、呪術師の存在は人類の存在と並行している。はず。

姜里(まぁ、そんな長い歴史があると、名家だとかが生まれるわけで)タンッ

姜里(出来立てホヤホヤの羽咲家は、ヒエラルキーの下層にいるのだ。親父の才能があったお陰で、今の位置に居ることが出来るんだけど)トッ

男子生徒「これあっま!めっちゃ甘!」

女子生徒「それが良いんでしょ」

???「い、え」フヨフヨ

姜里(念のために尾行してるけど、目立った動きは無いな)

姜里(人が居なければサックリ殺れるんだけど。鴉は人目に付くからなぁ)

姜里(呪術師としての修行にしても、呪霊退治とかして良いのかな。高専の人に見つからなければ良いけど)

そんな甘い考え、すぐに消え失せた。

夜 廃ホテル内


女子生徒「なんで廃墟に来てんの私たち」

男子生徒「面白そうとかそんな理由だったはず。お前も賛成してたやん」

???「う…あ…」ブルブル

姜里(廃ホテルか。肝試しスポットとして有名だったっけな)

姜里(今ならいける、けど。呪霊の様子がおかしい)

姜里(何故、震えてる)ピシピシッ

姜里「えっ」サッ

ドガァアン

姜里「…っ!」ドゴッ

姜里(反応が間に合った…!音が無かったらヤバかったかも…!)

男子生徒「き、姜里!?おま、なんでここにいるんだ!」

姜里「さっさと家に帰れ!!!」ジャキンッ

女子生徒「ひっ!その道具は何なの!?」ビクッ

姜里「死にたくなければ帰れってんだぁ!!!」

男子生徒&女子生徒「ひぃぃぃぃ!!姜里が怒ったぁぁぁぁぁ!!!」ダバダバダバ

姜里(これで、この呪霊に専念出来る!)チャッ

呪霊(?級)「あそぼ、あそぼぉよぉ」ユラユラ

姜里(タイマンなら、出し惜しみする必要はねぇ。一気に殺す!)

"翼隷術式"

姜里「『黒雨(くろあめ)』!!」ズズズ

鴉「カァー!」バサッ

鴉「カァー!」バササッ

鴉「カァー!」バサーッ

呪霊「いた、いたた」ドドドドドッ

姜里「俺の術式は"翼隷術式"。鳥類を呪力で使役する術式だ」ズズズ

姜里「すぐ死ぬお前に、言う必要は無いかもしれないが。分かりやすく教えてやる」ズズ‥

姜里「使役する鳥は皆、術式の影響で身体能力が強化されるんだ。で、その源は俺の呪力なわけ」

姜里「呪力を纏ってるってことは、だ」

呪霊「あっ」ブチュッ

姜里「生きた呪具なんだよ、そいつら」

姜里「…俺、どうしよ。これじゃ学校行けないな」

高校二年生の俺は、この度目出度く不登校となりました。

姜里(不登校初日。先生が何か電話でも寄越すと思ったら)

???「初めまして、羽咲 姜里さん」

???「私は堂屋 芦光。都立呪術高専の教員です。呪術高専の名前くらいは、聞いたことがあるかと」

姜里(呪術高専の先生がいらっしゃった。他の誰でもない、俺を迎えに)

芦光「姜里さん。説明するまでもないですが、あなたには高専に来ていただきます」

姜里「説明してくださいよ」

芦光「呪術高専の管轄外での呪術使用。および一般市民前での呪術使用」

姜里「前者は兎も角、後者は未遂です!使ったのは逃げた後ですから!」

芦光「呪具を見せましたよね」

姜里「………」

芦光「これは譲歩です。あなたがこの条件を飲めないなら、一家断絶をする可能性も浮上するのですよ」

芦光「不穏分子を残しておく必要はありませんので」

姜里「あーはいはい分かりました!行きますよ!」

姜里「で、クラスメイトとかいます?」

芦光「…それは、編入してからのお楽しみということで」

羽咲 姜里、都立呪術高専編入決定。

触りなのであっさり終わらせていただきました。次から色々とキャラが出てきます。

クラスメイトの人数を決定(↓1)します。

11、44…零人
1~5…一人
6~9…二人
0…三人
00…四人

二名のキャラをコンマで決定(↓1、2)します。術式はこちらで今あるものから設定します。

1、2…更井谷 縁詩(♀,17)
3、4…班目 瞳真(♂,17) 視改術式
5、6…天宮 向日葵(♀,15) 天操術式
7、8…件 和泉(♂,19)
9、0…十の位で判定。それでも駄目なら再判定(↓3)。

1~3…残ったキャラで一番上のもの。
4~6…残ったキャラで上から二番目のもの。
7~9…残ったキャラで一番下のもの。
0…十の位で判定。それでも駄目なら再判定(↓4)。

クラスメイトは全員女ですね。本日の進行はこれで終了です。
術式、呪具、呪霊、先生、呪術師、呪詛師等々、必要なものが沢山あります。
我儘なことは承知の上で、皆さまのご助力をいただけたらな、と思います。

では、おやすみなさいませ。

都立呪術高専


堂光『所用で遅れますので、教室で待機していてください』

姜里「って言ってたけど。クラスメイトがいるかには答えてもらえなかったな」ズカズカ

鶯「ホーホケキョ」

姜里「ぼっちはやだなー男がいーなー」ガチャッ

???「おっ」

???「わわっ」

姜里「…女でもぼっちじゃないだけマシか」

???「おい今何つった」ガタッ

???「縁詩さんステイ」ドウドウ

姜里「あ、別に嫌なわけじゃないんだよ。ただ、同性の方が気が楽でさ」

???「遠回しに女が嫌っつってんだろぉがぁ!?」

???「女の子がそんな言い方したらいけません」

???「あっ、自己紹介がまだだったね。私は天宮 向日葵。肩のその子は?」

姜里「こいつは眷属的な奴。俺の術式で使役してるんだ」

鶯「ホー」ツンツン

姜里「俺は羽咲 姜里。新興の家の出身だけど、まぁよろしく」

向日葵「私は呪術師の出ですらないよ」

姜里「うせやろ」

ヤベェ先生の名前が渾名みたいになってる。


???「…あたしは更井谷 縁詩。女だから云々言ったら、顔面鈴木にするから」

姜里「幽☆○☆○書のモブとか誰が憶えてんの」

縁詩「憶えてるじゃん…」

向日葵「私はこんな断片的な情報で伝わってることの方が怖いよ」

姜里(…何というか、呪術師の世界とは無縁って感じだな。二人とも)

姜里(どこにでもいるJKって感じだ。それを言ったら、俺も元DKなんだけど)

芦光「…お待たせしました。少し時間を取られてしまいまして」

縁詩「堂本先生、あたしこいつ嫌なんですけどー」

姜里「初対面で嫌われたの初なんですけど」

芦光「我慢してください。今年の入学者は現時点で、皆さんだけですから」

縁詩「えっ。少なっ」

姜里「命懸かってるから。そもそも、呪術師の家系自体多いわけじゃないし」

縁詩「知った口で言うのな」

姜里「さっき呪術師の家系出身言ったじゃん!」

ギャーギャー ギャーギャー

芦光「………」

向日葵「私が話を聞くので、続けてくださいっ」

芦光「…そうですね」コホン

芦光「ここに来た理由は人それぞれでしょうが、これからは皆さんで連携して、呪霊や呪詛師と戦っていただきます」

姜里(俺半分脅迫されてたけど)

縁詩(あたし無理矢理連れて来られたけど)

向日葵(いつの間にかここにいたんだけど)

鶯「ホーホケキョ」ウンウン

芦光「まぁ、長々と説明するのも何ですし。今日はこれでお開きにしましょうか」

縁詩「あたし三時間掛けてここに来たんだけどぉ!?」

芦光「あ、これが寮の鍵です。全員分用意しました」チャリン

向日葵「あれ、荷物とか送ってたっけ」

芦光「その辺りの手配はこちらで済ませています」

芦光「それが私の役目なので」

縁詩「出来る大人って感じだわ」ジロッ

姜里「俺大人じゃねーし。まだ16のピチピチ学生だし」

縁詩「歳下かい!じゃあ焼きそばパン買ってきてよ!」

姜里「んなベタなことするかよ」

また先生の名前間違えてる。ごめんなさい先生。


姜里「で、これからどうすんの俺たち」

縁詩「あたしが知るか。堂屋先生に訊けば?」

向日葵「先生どこか行ったよ?ほら、あの車」

芦光カー「」ブロロロロー

姜里「…誰か学生乗ってない?」

向日葵「高専の制服着てるけど、どう見ても学生じゃないよね」

縁詩「…コスプレ?」

向日葵「呪術師のコスプレって出来るのかな」

姜里「一般市民は知らないんだから出来るわけない」

縁詩「呪術師様の意見は参考になりますなー」

姜里「俺自身はまだ呪術師じゃないんだよなぁ…」

縁詩「めっちゃ呪術師アピしてたのに」

姜里「家系に生まれたとしか言ってねぇよ」

姜里チームの行動の安価(↓1)です。呪霊の討伐及び呪詛師の捕縛は不可能です。

縁詩「羽咲の趣味って何なの」チュー

姜里「何だよ藪から棒に」←お使いさせられた

姜里「まぁ元高校生だし?趣味とかは普通だよ。ほいメロンパン」ポイッ

縁詩「普通って人によって基準違うでしょ」パシッ

姜里「ゲームしたり」ビリッ

縁詩「インドアか」

姜里「アイドル追っかけたり」バリボリ

縁詩「オタクか」

向日葵「アイドルってどちら様?」

姜里「機械仕掛けのお姫様『神野眞姫那』ちゃんだ」

向日葵「誰?」

縁詩「…聞いたことないな」ポチポチ

縁詩「え、本当に誰?調べても全然出てこないんだけど」

姜里「地下ドルだよ!!!」

縁詩「分かるわけないわ」

姜里「正直だろうなー思ってた」

姜里「次はお二方の番」

縁詩「あたしは…映画良く観てるね。クロー○とかろ○でなしブルースとか」

姜里「ヤンキー漫画」

縁詩「好きなのは○沢。関わるのは死んでも御免だけど」

姜里「辛辣ゥ」

縁詩「誰だって嫌がるだろ!」

向日葵「えと、私の趣味は手芸かな。良くてるてる坊主作ってるんだ」

向日葵「明日も晴れになりますように…って」

姜里「眩しいっすね…」

縁詩「こんな良い子がなんでこんな学校に」

向日葵「私は良い子じゃないよ…」

縁詩「こういうの、どう捉えたらいいか困るよね」

姜里「言葉通りに受け取るべきなのか」

鶯「ホーホケキョ」ガジガジ

翌日 都立呪術高専


芦光「早速ですが、皆さんには呪霊討伐に赴いてもらいます」

姜里「初仕事ですか」ムシャムシャ

姜里(何回かやったことあるけど)

芦光「今回は…これですね」パサッ

縁詩「新聞記事?」ペラッ

向日葵「えーっと…廃路線?なのかな?」

芦光「はい。奥多摩の廃路線に立ち入って、消息不明になる人が続出しています」

姜里「それで、高専に要請が来たと」

芦光「等級は不明ですが、被害状況から見て高くて三級が関の山です」

芦光「保険として、三人での対処となります。心配無いでしょうが」

向日葵「…怖いなぁ」

姜里「三級…。まぁ大丈夫だろ、倒したことあるし」

縁詩「どれだけいるかは分からないっぽいけどな」

芦光「奥多摩までの移動費はこちらに」

芦光「健闘を祈ります」

本日の進行はこれで終了です。次回から、本格的に判定とかが増えていきます。
設定は引き続き募集中です。

では、おやすみなさいませ。

雨頼 川悠(うらい・せんゆう) 18歳・男性

高専二年
雨乞いなどの天候に関わる祭事に携わる長い歴史を持った家系の生まれ
自身も家の後継者として「特殊」な呪術の鍛練を受けている

他人から羨望や尊敬を受けるのに喜びを感じるタイプで、
打算ではあるものの、他者(特に同業者の後輩)には優しく接して質問にも丁寧に答える

ただし、自分を嫌う人間(逆恨みの類)は嫌がり、出来る限り合うことがないようにしている

呪具は打撃武器にもなる錫杖を使用している

奥多摩 道路


縁詩「やっと着いたー」ノビー

姜里「………」パラパラパラ

鴉「カァー」ムシャムシャ

鷹「チチッ」ガツガツ

向日葵「鳥さんがいっぱい」

縁詩「餌付けしてんの?」

姜里「ああ。腹ペコより、腹が膨れてる方が力出るからな」ツンツン

姜里「痛てて。今は食パンしか持ってないんだよ」

縁詩「廃路線ってどこだっけ」

向日葵「えーと。確か、近くに橋があって。そこを登っていくとか何とか」

縁詩「橋?どんな橋なのよ」

向日葵「そこまでは分からないよぉ」

姜里「こいつらに偵察させるからちょい待ち」スッ

姜里「…飯食ったな?元気いっぱいだな?よし、上空から偵察してこい!」

バサバサバサッ ビュオッ

縁詩「…便利な術式ねぇ」

姜里「親父譲りのやつだけどな。俺自身が持つのはちと扱い辛い」

縁詩「二つ持ってるとかずるい。一個くれ」

姜里「あげようと思ってあげられるものじゃないんだよなぁ」

ジャリッ ジャリッ

姜里「ここだ。この橋に登って、茂みの方に突っ走ればいい」

向日葵「鳥さん帰ってきてないのに、ここまで来れるなんて…」

姜里「眼を『借りた』んだ。俺はリアルタイムで、隷属させた鳥の視界を視ることが出来る」

縁詩「遠く離れた場所も見れるって、ドローンみたいだな」

姜里「違わねえ」

縁詩「…で、どうやって登る?流石に数メートル上までは飛べないよ」

姜里「まぁ見てなって」パチン

バサバサバサッ バサバサバサッ

縁詩「ひゃぁ!?」ビクッ

姜里「暴れたら爪が食い込んで痛いぞー」

向日葵「鳥さんありがと」

鴉「カァー」

スタンッ

姜里「じゃ、悪霊退治といきますか」

縁詩「『帳』を降ろせるなら降ろせって堂屋先生が」

姜里「はいはい。出来るか分からんけどやってみますよ」スッ

姜里「『闇より出でて闇より黒く、その穢れを禊ぎ祓え』」

ドロドロドロ

向日葵「うわぁ、真っ黒」

姜里「気を取り直して、悪霊をやっつけにいきましょうかねぇ」

ザッザッ

姜里(でも、おかしいな。こんな山奥で呪霊が出て、そう都合良く餌になる人間がやって来るのか?)タンッ

姜里(呪霊が生まれるには、人間の生み出す負の感情が必須。つまり、人がいなければならない)

姜里(…心霊スポットか廃墟としてその筋の人に有名なのか、それとも。まぁ、呪霊がいるってんなら碌な噂じゃない)

縁詩「羽咲、向日葵。あれ」

ズオオオオ

向日葵「廃車両…だね。こんな線路上にあるなんて」トコトコ

姜里「俺が中を見る。二人は外を調査してくれ」

縁詩「分かった」

向日葵「うん」

ガタッ ズズズ ガターン

姜里「……うっ…」ムワッ

姜里「臭ぇ…。死体が腐ってるのか…」ガサッ

死体「」プラーン

姜里「首吊り自殺…。死んで何ヶ月だ?ところどころ骨が見えてる」

姜里「で、座席に座ってる死体はなんか溶けてるな。これは呪霊の仕業と見て間違いない」

姜里「…怪しいのは、この自殺体か。一度触ってみるかな」スッ

ドガァアァアアアン

姜里「……っ!?」ピトッ

姜里「あ」

ズズズズズズ

呪霊「」フラフラ

姜里「運転手席から出てきたか…!」ジャキンッ

縁詩「羽咲ィッ!」ガララッ

姜里「どうした!?」

縁詩「向日葵が拐われた!!!」

姜里「んだとぉ!?」

数分前


向日葵「………」ウロウロ

縁詩「………」ウロウロ

向日葵「何も無いね」

縁詩「何人も行方不明になってるってのに、死体の数も少ないね…」

向日葵「うん…。どこかで生きてるのかな…?」グチャッ

向日葵「わっ!?」ビクッ

向日葵「…こんなところにペンキ…?しかも、乾いてないからまだ新しい…」スッ

ピカー

向日葵「………っ!違うっ…これ…」

向日葵「血だ…!」グイッ

向日葵「きゃあっ!」ドプンッ

縁詩「……!」ザッ

縁詩「向日葵ィィィ!!!」

呪霊「」ノッシノッシ

姜里「………」チャキッ

縁詩「………」サッ

姜里「…天宮は戦えるのか?」

縁詩「知らない…。どんな術式を持ってるのかすら聞いてない」

姜里「そうか…」

姜里(この呪霊、中々攻撃してこないな。余裕があるのか、手が出せないのか…)

姜里(天宮を拐ったのも呪霊なのか?だとしたら、そっちも心配だ)

縁詩「…羽咲。お前、呪霊を殺してきたんだよな」

姜里「ああ…」

縁詩「…向日葵を任せて良いか?」

姜里「………」

どう対応するかの多数決を行います。二票先取した選択肢で進んでいきます。

1…姜里が残り、縁詩に救援に向かってもらう。
2…縁詩に残ってもらい、姜里は救援に向かう。
3…二人で倒した後に、救援に向かう。
4…その他の手段。自由にお書きください。

姜里「…俺は一人でもこいつ一体なら殺せる」

姜里「天宮の方はどれだけ出てくるか分からない。そっちに行ってくれ」

縁詩「…良いのか?」

姜里「女を助けて正義のヒーローを気取るつもりはねぇよ。それに」

姜里「態々この場から連れ去ったってことは、それだけ腕に自信が無いってことだ。更井屋と天宮二人でも問題ないだろう」

縁詩「甘く見てくれるね…」

縁詩「だがまぁ、呪術師様が言うならそうした方が良さそうだ」グッグッ

縁詩「…死ぬなよ」

姜里「分かってるって」

縁詩「っし!待ってろよ向日葵!」ダンッ

姜里「……ふぅ」

呪霊「」グリンッ

姜里「じゃ、戦ろうか」パチン

縁詩「と意気込んで出たけどさぁ」ダダダダダ

縁詩「向日葵はどこにいるんだよ!?おーい!向日葵ーーー!」

シーン

縁詩「くそ…。この暗い森の中で人捜しは無理がある…」バサバサバサッ

鴉「カァー」バサバサバサッ

縁詩「鴉ゥ?…首に変な模様がある。ってことは、羽咲の…」

鴉「カァー!」ビュオッ

縁詩「あたしを先導するように…ッ!そっちにいるんだね!」

縁詩「今行くから、生きててよ!!!」ドンッ

向日葵「はぁ…はぁ…」ブルブルッ

呪霊「」

呪霊「」

呪霊「」

向日葵(落ち着いて…落ち着いて、私。一人だからって、怖がらないで)

向日葵(決めたでしょ。もう、他の人に迷惑を掛けないって…)

向日葵「………ッ」ギュッ

向日葵「…怖い…よぉ…」

向日葵「でも…!」

向日葵「独りぼっちでも…やらなきゃ…!」

向日葵「私は…生きて皆のところに戻るんだ…!」

呪霊「」トコトコ

奥多摩 廃車両内


呪霊「」フラフラ

姜里「………」

姜里「………」スッ

呪霊「!」グリンッ

姜里「っと!」ダンッ

呪霊「」ピタッ

ドロドロドロ トプッ

姜里「…あれ、襲ってこないな」

姜里(首吊り死体に触れたら襲ってきて、廃車両から出れば行動をやめ、姿を消す)

姜里(ジョ○ョのスタンドみたいだな)

姜里「しかし…死体の数が妙に少ないのが気になるな」

姜里「天宮が拐われたのに関係しているとは思うが…んー…」

姜里「…何にせよ、あれを殺さなきゃ始まらないか」

姜里「………」ブスリ

姜里「…っし、集中出来た。やりますかね」

コンマで戦闘を判定(↓2)します。どう戦うかを記載してください。

1~3…劣勢
4…膠着
5~8…優勢
9…撃破
0…???

姜里「室内だと、鳥の扱いに困るからな。動けないリスクはあるが、こっちを使う」スッ

姜里「"傀儡術式"『獰瑠(どうる)』!!!」

人形「」カタカタカタカタカタカタ

呪霊「!?」ズバッ

姜里「掠めただけか!やっぱこれ使い難い!」ズズズ

人形「」チャキッ

姜里「死体が邪魔だぁ!」ズズズズズズ

ズバズバッ

呪霊「…!」ドロッ

姜里「逃げる気か!?」グッ

姜里「なっ…」グイッ

姜里「いってぇ!」ドガァン

姜里(座席から手が伸びて、死角から俺を掴んだのか!)

姜里(この列車自体が、こいつの生得領域みたいなものか…!呪力は大したことないから、効果も範囲もしょぼいけど)

姜里「条件を付けまくってるから辛うじて展開してるんだろうが、厄介極まりないぜクソが…!」

呪霊「」アーン

コンマで向日葵の戦闘を判定(↓2)します。

1~4…劣勢
5、6…膠着
7~9…優勢
0…撃破

ゾロ目なので追加の判定(↓1)です。

向日葵の生存が確定したところで、本日の進行はこれで終了です。これによって、姜里側の戦闘も強制終了してしまいます。
設定募集は常時継続中です。いつ採用するかは分かりませんが、なるべく全て採用するつもりです。

では、おやすみなさいませ。

呪具「戯手槍(ぎしゅそう)」

四級呪具

コルト・ガバメントのエアガン内部部品に呪力を伝える特製部品が使われている
一時期騒ぎになった炭酸ガスでボールベアリングを発射する違法改造の代物
元の遊戯銃からの改造が容易で費用も控えめだが、威力自体も控えめであり三級以上には牽制程度にするのが限界

太刀洗 千紫(たちあらい せんし)
26歳・女

紫色の鮮やかな着物をきた京美人。
艶やかな黒髪に知的な銀縁の眼鏡がトレードマークで、着物の上からでもわかる巨乳。
捉えどころがなく、常に微笑を浮かべた魔性の女。束縛を嫌い、自由と波乱をこよなく愛する。
男女ともに行けるバイセクシャルであり、特に房中術に精通している。
呪術高専出身だが、理念が性に合わず離脱。呪詛師として男や女を誑かしながら気ままに生きている。
使う術式は「他者の体液」を媒介にその人物やその体液を付着させた物を自在に操る『液操術式』。
体液であれば血液・唾液などを問わないが、『自身が直接採取した他者の体液に限る』という縛りを設けて術式を強化している。
意識を完全に乗っ取った完全な操作や、無意識に働きかける暗示など、支配力に関しては随一。

羽咲 王里(はねさき おうり)
49歳・男

姜里の父で第1級呪術師。
元は鳥類を研究する大学生であったが、フィールドワーク中に呪霊と接触。
その騒動の中で突然変異的に呪術師となる。
姜里の扱う『翼隷術式』の生みの親であり、姜里以上の数の鳥を従え、更に1羽1羽が1級呪物並みの力を力を持つ。
『翼隷術式』の情報収集能力の高さを生かし、東京のみならず関東圏全てに鳥を配置して監視カメラのように呪い・呪詛師などの情報を収集、その情報を元手として『羽咲家』の立場を1代で確固たるものとした正真正銘の『化け物』である。

亜菱(あびし) 36歳・男性

呪詛師
低級の呪物を「魔除け」として一般人にばら蒔く売人
時には自身で呪霊をけしかけてそれを助けるようなマッチポンプのようかこともしている

体のあちこちに包帯を巻いたり、傷が覗いた痛々しい姿をした中年の男であり、少なくとも顔は普通の「いい人」を装って顧客に近づくが基本的に「俺の客は全員馬鹿で阿呆」だと思っている

奥多摩 森の中


向日葵「むぅぅぅん………」ギュッ

"天操術式"

『哭堕蒼槍(なだそうそう)』!!

積乱雲が発生すると、強力な上昇気流で水分は上空高くに吹き上げられる。

場合にもよるが、高度に発達した積乱雲は1万メートルにまで到達するという。

上空1万メートルの気温は-50℃。そこで冷却された水分は氷の塊となり、下降気流に乗って地表に降り注ぐ。

これが俗に言う『雹』であり、その威力は…

パキパキ パキキキキッ

呪霊「???」

ズドドドドドドォ

車のボンネットをも破壊する!!!

呪霊「!?」グチャッ

向日葵「あの時とは違う…私は、この力を…!」

呪霊「ーーー!!!」ブオッ

向日葵「きゃっ…!!!」タッ

ゴロンゴロン ボゴッ

向日葵「はぁ…痛…」ポタポタ

呪霊「………!」グッ

向日葵「う…あぁ…」

グシャァッ

縁詩「向日葵に何してんの…?」

呪霊「!??」グラッ

向日葵「縁詩…さん…」

縁詩「無事で良かったよ。ギリギリだったけど」グググ

縁詩「オラァッ!」ゴッ

呪霊「!?」グニャァッ

パァンッ

縁詩「…四体か。この程度の強さなら、いけるね」

縁詩「やるよ向日葵。あたしらでどうにかしなきゃならないからな」

向日葵「羽咲くんは…」

縁詩「あいつは大丈夫。あんだけ啖呵を切ったんだ。すぐに終わらせるさ」

向日葵「…うん、分かった!」

縁詩「良い返事だね。それじゃ、やりますか!」

奥多摩 廃車両内


姜里「頼んだぜお前ら!」パチン

鷹「ピィーッ!」ドウッ

鴉「カァー!」ドウッ

鴉「カァー!!」ドウッ

ガシャーン パリーン

呪霊「!!!」ドロッ

ズドドドドッ

姜里(避けたか!)

呪霊「ーーー!!」ニュッ

姜里「転がった座席からも!?」

呪霊「……!?」ピタッ

ブルブルッ ブルブルッ

呪霊「………」ドシャッ

姜里「…死ん…だ…?」

縁詩「羽咲ー生きてるかー」

姜里「ああ。何とかな」

縁詩「不機嫌じゃん、どうしたの」

姜里「戦ってたら、勝手に死んだ」

向日葵「勝手に?」

姜里「急にぶっ倒れて生き絶えたんだよ」

縁詩「まぁ勝ったってことで良いでしょ」

縁詩「これからどうしたら良いんだっけ」

姜里「堂屋先生に電話するべ」プルルルル

芦光『もしもし』

姜里「堂屋先生、終わりました」

芦光『そうですか。遺体は発見出来ましたか?』

姜里「ええ。まぁ…」チラッ

向日葵「………」フルフル

姜里「廃車両の中に四人です。腐敗具合からして、数ヶ月前の奴もあります」

芦光『…分かりました。遺体はそのままにしておいてください。回収班を手配します』

芦光『それと、迎えも用意してあります。バス停まで移動して、待機していてください』

姜里「はい」プツッ

奥多摩 バス停


姜里「痛かったよなーゴメンなー」ズポッ

鷹「チチッ」ムシャムシャ

縁詩「ガラス塗れなのに元気な顔してんね」グルグル

姜里「バフ掛かってるからな。それはそうとして、気分の良いものじゃないんだ。怪我を放置するのは」

縁詩「良いとこあんじゃん…。はい、終わったよ」ポンッ

向日葵「ありがと…縁詩さん…」

縁詩「気にしなくていいよ」

ブロロロロー キキィーッ

???「ふぅ。一時間飛ばしっぱなしは疲れるわ」

姜里「あなたが、お迎えの人ですか?」

???「ええ。私は毒峰 菜々緒。高専の先生よ、よろしくね」フリフリ

準一級呪術師 毒峰 菜々緒

縁詩「毒峰先生、寮までお願いします」

菜々緒「それより、ご飯にしましょ。頑張った皆へのご褒美よ」

姜里「財布空っぽです」

菜々緒「勿論奢りよ。生徒にお金を出させるわけにはいかないわ」

姜里&縁詩「イェーーーーイ!!!」

翌日 都立呪術高専


芦光「呪霊討伐、お疲れ様でした」

姜里「一時はどうなるかと思いました。まさか、天宮が連れていかれるとは」

向日葵「うぅ…ごめんなさいぃ」

縁詩「これはあたしのミスだ。せっかく二人でいたってのに」

芦光「反省は後にしてください」

鶯「ホーホケキョ」ムシャムシャ

芦光「それと、皆さんには来月に府立呪術高専との交流会に参加してもらいます」

姜里「急すぎる」

芦光「それまでは、各々の判断で活動してください。呪霊や呪詛師と交戦する可能性のある場合は、二級以上の呪術師の同伴を怠らずに」

縁詩「はーい」

姜里の行動の安価(↓1)です。呪霊討伐、及び呪詛師捕縛の内容までは決められません。

姜里「おばちゃん、食パン二斤ちょうだい」

おばちゃん「はいよ。鳩にでもあげるのかい?」ポンッ

姜里「そんなとこ」パシッ

おばちゃん「毎度ありー」

姜里「うす」スタスタ

姜里「ほれ飯だぞー」パラパラパラ

鴉「カァー!」ワラワラ

ガツガツ ムシャムシャ

姜里「………」スタスタ

姜里(人少ねぇなぁ…。皆出張ってるのかな)スタスタ

~~~♪

姜里「…歌声?体育館からか」チラッ

???「………」スヤスヤ

姜里(誰かベンチで寝てやがる)

どちらに向かうか決定(↓2)してください。

1…体育館
2…ベンチ

姜里(この歌、聴いたことあんだよなぁ)コソコソ

鷹「………」コソコソ

鴉「………」コソコソ

鶯「………」コソコソ

???「必ず帰るから~♪あなたも笑っていてぇ~♪」フリフリ

???「曇った笑顔じゃ~あなたが見えないのぉ~♪」クネクネ

姜里「ホッ、ホアァァァァァーーーーーーッッッッッッッ!!!?!!!?!」

???「いひぃっ!?!」ビックゥゥゥ

姜里「お台場のユニコーンの上でライブやらかした『聖 歌音』だぁぁぁぁ!!」

姜里「ヤベェ本物だ!?この学校にいるってことは呪術師なのか!!!」

歌音「練習に叫んだら…メッ!だよ?」

姜里「うわぁぁぁぁぁ!!お叱りを受けてしまったぁぁぁぁぁ!!俺ファンじゃないのにぃ!!」

歌音「………」

歌音「………は?」

歌音「…今、ファンじゃないって言った?」ズイッ

姜里「あっ、はい。知ってるだけです」

歌音「テメェ誰のファンだオラァッ!!!」ブンブン

姜里「マイク振り回すのは危ないと思います」

姜里「あとパンツ見えましたよ。黒なんですね」

歌音「見せパンに決まってるだろぉぉぉ!!!」ガシャーン

歌音「で!誰の!ファン!なんじゃ!!!」

姜里「機械仕掛けのお姫様『神野眞姫那』ちゃん」

歌音「………誰だよ」

姜里「ホント知名度無いなぁ!?そこも好きなんだけどさ!!」

歌音「そんな無名より私を好きになれよぉぉぉぉぉぉ!!!」

姜里「誰を好きになるか決めるのは俺なので。俺は眞姫那ちゃん一筋なので!!!」バサーッ

鷹「チチッ…」バサーッ

歌音「こいつ、イラストがプリントされたシャツ着てやがる…!」

歌音「しかも、なんかそれっぽいリボン鳥に着けてやがる!!!」

姜里「どうだ!これであなたを好きになる理由が無いことが分かったか!!!」

歌音「…流石に引くわー」

姜里「あなたにもこんなファンやこれ以上やべーファンいるんですけどね」

歌音「それは別に良いんだよ!!金蔓なんだから!!!」

姜里「ファンが聞いたら泣くぞおい」

歌音「はぁー…はぁー…。余計に疲れた…」

姜里「龍角散舐めます?意外と美味しいですよ」

歌音「ミルク味?」

姜里「はい」

歌音「全部くれたら許す」

姜里「かしこまり」スッ

歌音「…あっ!そろそろマネージャーと打ち合わせしなきゃ!」

歌音「今日のことは他言無用だからねっ!歌音のお願い☆」

歌音「バラしたらお前バラすからね!」ダダダダダ

姜里「………」

姜里「…結構面白い人だな。次から少し気を向けてみるか」

姜里の行動の安価(↓1)です。呪霊討伐、及び呪詛師捕縛の内容までは決められません。

都立呪術高専 教員室


芦光「今の姜里さんに出せる仕事はこれです」パサッ

姜里「悪徳呪詛師の捕縛と、魔性の女の捕縛…ですか」

姜里「俺でも出来るってことは、大したことないってことですか?」

芦光「彼らは脅威度が低い、と判断されている呪詛師です。未だに、彼らの毒牙に掛かって犠牲になった方はいません」

芦光「せいぜい、全治二週間の入院くらいですかね」

姜里「どんな怪我を負ったんですか」

芦光「…聞きたいですか?」

姜里「まぁ、はい」

芦光「…腎虚です。女性の呪詛師にこってりと搾られたそうです」

姜里「男の夢っすなぁ」

芦光「そんな良い話では無いと思いますがね」

どちらの仕事に向かうか決定(↓2)してください。

1…悪徳呪詛師
2…魔性の女

また、同伴する呪術師をコンマで決定(↓3)します。

奇数…毒峰 菜々緒
偶数…パパ

新宿駅


姜里「………」ズゾゾゾ

姜里「流石都会。そこら中にスタバが乱立してやがる」

姜里「…ホント甘いなこれ。ベロがおかしくなりそうだ」チュー

菜々緒「おまたせ。あなたの鳥が元気に飛んでるわねぇ」

姜里「分かるんすか」

菜々緒「まぁ、術式自体は知ってるから。見分け方もそれなりに」

姜里「なるほど」

菜々緒「今回のターゲットは『亜菱』。一般市民に呪物を売り付ける悪徳呪詛師よ」

姜里「他に情報は?」

菜々緒「包帯と傷痕ね。それ以外の情報は引き出せなかったわ」

菜々緒「民間人相手だと、手荒な手段は取れないの。解ってもらえる?」

姜里「つまり、地道にやるしかないわけですね」

菜々緒「そうだけど、君の"翼隷術式"なら時間は短縮出来るはず」

姜里「…ですね。そういう点では、俺の家系は呪詛師の天敵みたいだ」

菜々緒「…違わないわ。だから、あなたも力を付けないと」

菜々緒「でないと、全てを喪うわ。あなた自身の命さえも」、

姜里「何とかなるでしょ。俺でも充分に戦える術式があるんだから」

菜々緒(強力な術式ほど、対策を練られるものなのよ…)

菜々緒(それに気付く日が早く来ると良いのだけれど…)

仕事中の安価(↓2)です。どういった行動を取るか記載してください。

本日はこれで終了です。両面宿儺は原作と同じように、存在だけはしてます。器を出すか、宿儺そのものをポン出しするかは決めておりません。
同じく、特級仮想怨霊(真人や花御、漏瑚たち)も存在はしてますが、いつ出てくるかは未定です。
どちらも、原作と同じキャラはしていません。というか、出てくるとしたら募集した設定の中から採用します。
五條枠や夏油枠とかもまだ出てくるかすら決まってないのに言うことではない気がしますが。

では、おやすみなさいませ。


火隅 太(ひすみ・ふとし) 享年25歳・男性

二級呪霊 通称【歪(ヒズミ)】

生前は警察官で射撃のオリンピック候補だったが、それを妬んだ同僚により呪物を仕込まれて、利き腕だった右腕を中心に躰をねじ切られて死亡
恨みを持ったまま自身も呪霊となり、陥れた同僚を殺害、以降は「悪徳警官」「汚職警官」を狙って殺戮を繰り返している

基本的には警官の制服姿であるが、右腕が対物ライフルのような形状に変化しており、遠距離からの呪力の込められた「呪撃弾」により対象を捻り切って殺害する

また、右目がライフルのスコープのようになっており、彼の狙撃能力を補佐している

本来は高く見積もっても三級相当なのだが、狙われる心当たりのある「上層部」の働きかけにより二級に指定される

遊戯術式[ゆうぎじゅつしき]
自身から半径30m以内にいる存在すべてに『遊戯のルール』を強制する術式。
この術式を強制された者は「術師が提案した遊戯」に乗らなくてはならない。
その遊戯に勝利もしくは敗北する事若しくは術者が任意で解除する場合によってのみ術式は解除される。
術式強制中は術者問わずいかなる者・物に危害も加える事ができない。
攻撃翌力は皆無だが徹底して『足留め』に特化した術式であり、引き分けを続ければ半永久的に足留めが可能。しかし、呪力が上回る場合強制解除も可。
しかし『遊戯の勝敗が明確であるほど強制力が強まる。』『遊戯の認知度が高いほど強制力が強まる。』などといった多数の縛りを設けているため、特級でも弱い者なら簡単に取り込める。

姜里「こういう商売をする人って、人目につかない場所で取引をすることが多いですよね」

菜々緒「闇商売はそうね。それを逆手に取って、普通の喫茶店とかで取引する場合もあるらしいけど」

姜里「まぁ、基本は裏通りとか廃墟とかでやるでしょう。たぶん」

姜里「ってわけで、お前ら。仕事だ」パチン

鴉「カァー!」ピシッ

鴉「カァー!!」ピシッ

鴉「カァー!!!」ピシッ

菜々緒「敬礼するなんて可愛い兵隊さんね」

姜里「『包帯』と『傷痕』。そのどちらの特徴を持つ人間を捜せ」

姜里「捜索エリアは『裏通り』と『廃墟』。人通りが少ない場所を重点的に調べろ」

姜里「やるべきことは解ったな?ターゲットを見つけたやつには、高級な食パンをプレゼントする」

姜里「飯が欲しいなら全力で事に当たれ。俺の鴉軍団よ、行ってこぉーい!!!」

鴉たち「「「カァー!!!(意訳:ご飯は俺のもんだぁーーーッッッッッッッ!!!)」」」バサバサバサッ

数時間後


姜里「………」キュイィィィィィィン

姜里「…駄目ですね。掠りもしませんでした」

菜々緒「あら…」

姜里「相手の情報が少ないから、気が付いてないだけかもしれませんね。もう少し、取引とやらの詳細が知れたら…」

菜々緒「うーんと。『亜菱』の犯行は基本的に二つのパターンに集約されるわ」

菜々緒「一つは『呪物』を『御守り』と称して売り付ける」

菜々緒「もう一つは『低級の呪霊』を嗾けた後に、それを退治して『魔除け』として売り付ける、所謂マッチポンプね」

姜里「随分と狡い手を使いますね。『良い人』と思われたい意図を感じる」

菜々緒「手段は兎も角、呪物を売ってなければ良い人なんだけど」

菜々緒「何せ、低級であろうと呪物は呪いを引き寄せる危険な物だから」

菜々緒「大勢の人がいる都会だと、集まる呪いの『質』と『量』が桁違いなのよね」

姜里「だから早めに手を打つ。厄介な呪霊が生まれる前に膿を出す必要がある、ですよね?」

菜々緒「その通り。普通の人には呪霊が見えない。認識して、対処が出来る私たちが動かなければならないの」

菜々緒「私たちの活動も、その無力な人たちの支援の上に成り立ってるから」

仕事中の安価(↓2)です。どういった行動を取るか記載してください。

呪霊やそういうのに悩まされてそうな人を探してつけてみる、売人と関係があるかも

姜里「囮捜査…は無理ですね。俺制服着てるし」

菜々緒「私は顔が割れてるのよねぇ」

姜里「なら、プランBと行きましょう」スッ

菜々緒「お手並み拝見させていただくわ」

姜里「ふっふっふ。"翼隷術式"の力、見せてやりますよ」

姜里「というわけで、追加の食パンをお願いします」←土下座

菜々緒「お金は?」

姜里「何十匹も飼ってたら秒で尽きました」

菜々緒「しょうがないわねぇ。報酬が出たら甘いスイーツ要求するわよ」ゴソゴソ

姜里「アザーッス!!!」

菜々緒(上の人にだけど)

姜里「命令変更だ。今度は『鬱屈とした雰囲気を漂わせてる』民間人と『呪霊が憑いてる』民間人を捜せ」パラパラパラ

姜里「発見したら俺に情報を送り込むんだ。ほら行けっ!」パァンッ

バサバサバサッ

菜々緒「これがプランB?」

姜里「はい。ターゲットを直接見つけられないなら、それに繋がる奴を捜すしかない」

姜里「『物』を売っている以上、足はつきます。ゴタゴタを引き起こしかねない代物を、他人に任せるのは考えにくい」

姜里「麻薬ならまだしも、呪物です。その性質を知っているなら、尚更他人に任せるようなことはしない」

姜里「呪物に呪霊が寄せられて顧客が死ねば…そこまで行かなくても被害が出れば、俺たちに完全にバレますからね」

姜里「『魔除け』と称して売るのなら、相手はその手の面倒事に巻き込まれている人に限る。それを見張れば、勝手に正体を現すでしょう」

菜々緒「聞き込みはしないのね」

姜里「そんなことしちゃ、今追っていることがバレちゃいますよ」

姜里「俺たちのアドバンテージは『持ってる情報が少ないと思われていること』です。実際、少ないんですけど」

姜里「だから、今はそこまで警戒されているわけじゃないと思います。ずっと注意を払うのは、疲れますからね」

姜里「そういう『長い間広範囲を調べる』のは俺の十八番です。ボロを出す瞬間は見逃しませんよ」

菜々緒「…流石、あの人の息子といったところね」

菜々緒(何でもかんでも『どうにかなる』と考えてるのはちょっと危ないけど、自信があるのは良いことよね。うん)

住宅街


女の子「………」キョロキョロ

女の子「………」ガチャッ

バタン シュポンッ

鴉「………」ジーッ

鴉「………ッ!」バサッ

鴉「カァー!」

姜里「………!」ピクッ

菜々緒「…何かあったのね」

姜里「はい…!でも、何か妙なんです」

姜里「普通の民家なのに、僅かな呪力が一瞬だけ感じられたんです。ほんの一瞬強まって、また消えた」

姜里「…あっ!また同じような感覚が…でも、これは…」

姜里「今度は逆です…。急に消えました」

菜々緒「…普通の民家で呪力が発生する。それも、一瞬だけ…」

菜々緒(呪力自体は発生してもおかしくないわ。その源は人間の感情だから)

菜々緒(…でも、感情は。怒りや妬み、憎しみとかは、一瞬で消えるようなものじゃない。『尾を引く』もの)

菜々緒(それを抱いて一瞬で収められるなら、そもそもそんなものは抱かない。もし抱けるとしたならば)

菜々緒(その人は、イカれている)

菜々緒「…羽咲くん。その見張っていた家、どこにあるか教えてくれる?」

姜里「分かりました」

深夜 住宅街


ビュオオオオオオオ

姜里「………」バサバサバサッ ←電柱の上に立ってる

菜々緒「満足げな表情してるのね」←鴉に掴まれてる

姜里「電柱の上でポーズ取るのって強そうな感じしませんか?」

菜々緒「男の子の考えてることは、偶に理解出来ないわ」

菜々緒「…これからやること、解ってる?」

姜里「はい。『ターゲットと接触した可能性のある子から、なるべく穏便に情報を引き出す』。ですよね」

姜里「だから『これ』を使います。頼んだら支給されて驚きましたが」

菜々緒「小型の無線機ね」

姜里「これをこうやって…」カチャカチャ

鴉「カァー」バァーン ←首に取り付けた

姜里「あとは子供とお話しをするだけです。夢か魔法と勘違いするでしょう」

菜々緒「騙すみたいで可哀想ね」

姜里「良心が痛むんでそんなこと言わないでください」

本日はこれで終了です。次回から『亜菱』戦が始まる…かも?
式神って好きに姿を変えられるのだろうか。まぁ二次創作だし多少は良いですよね。

では、おやすみなさいませ。

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