チノ「抱きつくのはやめてください!!!」 (33)

ココア「チノちゃーん」すりすり

チノ「わっ、ココアさん…」

リゼ「おいおい、仕事中にいちゃつくなよw」

ココア「えへへ~」

チノ(…………………)

チノ「あの、ココアさん、そろそろいいですか?」

ココア「チノちゃん照れてるの?可愛い妹め~」ぎゅー

チノ「本当に怒りますよ……」

ココア「怒ったってやめないも~ん えへへ~」

チノ「……はぁ……もう………………」

ココア「チノちゃんもふもf チノ「いい加減にしてください!!!!!!」

バンッ!!!


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ココア「っ…」ビグビグッ…

リゼ「なっ……」ビクッ…

客「なんだなんだ?」「どうした?」「喧嘩か?」

ココア「ち、チノちゃ……」

チノ「いい加減にしてください、やめてって言いましたよね?今仕事中なんですよ?何回言えばわかるんですか?時と場合を考えてください!!!」

リゼ「お、おい…!」

ココア「あ…ぁ……ぁ…チノちゃ…ごめ、ごめんなさぃ………」オロオロ…

チノ「……これっきり…二度としないでくださいね」

ココア「………………………………」ジワッ…

リゼ「こ、ココア……こっち!…」ぐいっ…

客(こ、こわ…私常連だけどあの娘…あんな大きな声出せたんだ…)
客2(知らんぷり知らんぷり…)

ココア「ぅぁぁぁ…グスッ……」ポロポロ…

リゼ「よしよし…ココア…」

ココア「チノちゃんに嫌われちゃったぁ………」ポロポロ…

リゼ「大丈夫だ、きっとチノはイライラしてただけだって」

リゼ「まあチノの気持ちもわからんでもないが…あんな怒る必要はないよな」

リゼ(いや、でもあんな怒るのは異常か)

ココア「全部、やめてって言われてやめなかった私のせいだよ…グスッ…」

リゼ「まあ落ち着けって、お前たちのことだ、大丈夫だろ、コーヒー淹れてやるから待っててくれ」

ココア「うん…ありがと…」グスッ…

リゼ「新しい客は…きてないな…よし」

チノ「何やってるんですかリゼさん」

リゼ「ココアのやつにコーヒー淹れてやろうとおもって」

チノ「はぁ…その必要はないですよ…」

リゼ「は?なんでだ?」

チノ「ココアさんが一方的に悪いですし、慰める必要なんてないからです、余計なことしたら反省しないじゃないですか」

リゼ「一理あるが…厳しすぎるだろ」

チノ「じゃあわかりました、私がコーヒー持っていくんでリゼさんはここを任せます」

リゼ「え、ああ、ついでに仲直りしておけよ」

チノ「……………はい」

ガチャ…

ココア「あっリゼちゃんありがt…

チノ「……………」

ココア「ち、チノちゃ………」

チノ「…………」

ココア「チ、チノちゃん!…さっきはごめんなさい!……チノちゃんのことを何も考えずに…何度もやめてと言われたのにやめなくて…思えば毎日やめてって言われてたのに……本当にごめんなさい……!」

チノ「ココアさん………………」

ココア「チノ…ちゃ…っぐ!? ←胸ぐら掴まれる


チノ「ココアさん、何か勘違いしてませんか??」ジロ…

ココア「ひっ!…………な、なに……いって…」

チノ「私はあなたを絶対に許しません、これまで私にしてきたこと倍にして返しますから」

ココア「え……え………」

チノ「なんです?言いたいこともはっきりと言えないんですかっ!?」バンッ!!

ココア「ひっ!?…………ご、ごめんなさいっ!!……」

チノ「謝ったら済むと思っていますよね、さっきから何度も謝ってますけどっ!」ガシッ!!

ココア「い、痛っ…!髪…痛い……!」

チノ「あはは、年下にいいようにやられて悔しくないんですか?」

ココア「やめて…やめて…よ………っ」グイ…

チノ「……ココアさん…前から思ってましたけど……ほんっっとーーに力、弱いですよね、私より非力で…無能って…そんな人がずっーーと姉ぶってただなんて信じられませんよw」

ココア「もうやめて…やめてよぉ……もう許してぇ!……」ポロポロ…

チノ「……」ゾクゾクッ…

チノ「…ココアさん涙でぐじょぐじょ、ですね…みっともない!みっともない!…」

ココア「…ぅぁぁぁ………」ポロポロ…

チノ「…これからは私の言うことは絶対に聞くこと、いいですね?」

ココア「……………」ポロポロ…

チノ「逆らったり苛つかせるようなことしたら…………わかってますね?」

ココア「…………グスッ………」ポロポロ…

バチンッ!!

ココア「痛っ!……………」ヒリヒリ

チノ「へ ん じ してくださいよ」

ココア「わ、わかった……それでチノちゃんの期限が治るなら……」

チノ「…そうですね、私に忠実になればいつもの私、ですよw…じゃあ私は先に行ってますね、あ、このことは誰にもバラしちゃだめですからね、バラしたら………………………殺しちゃいますよ?…」ボソッ…

ココア「ひっ…………」

チノ「じゃあ……また……あとで………クスッ…」

ガチャ…バタンッ…

ココア「…………」ポロポロ…

リゼ「あ、チノ、ココアと仲直りできたか?」

チノ「はい…私も少しは怒りすぎちゃったって言っておきました、現にそうですから…私、どうかしてたんです…きっと」

リゼ「いやまあ、ココアも悪いしな、ちょうど良かったのかもしれないな、今回のこれは」

チノ「ええ……そうですね」

リゼ「てかあいつは?」

チノ「ココアさんなら疲れちゃったらしくて部屋で休んでますよ」

リゼ「なっ…まあ……いいか…今は人少ないし…」

チノ「……………」

数時間後

リゼ「それじゃあなチノ」

チノ「ええ、お気をつけて」



ココア「チノちゃん……」

ココア(今日のチノちゃん…人が変わったみたいだった………あれが本当にチノちゃんなの?……信じられない……まだ頬が痛い……私より小さいのに力は私より強くて……すごく…怖い……チノちゃんに怯えるなんて………もうやだ……)

コンコン…

ココア「っ…………寝てるふりしよう…」

チノ「ココアさん…?」

コンコンコンコンコンコン…

ココア「どっかいってよっ…」ボソッ…

チノ「開けないと……………………許しませんよ?…」

ココア「っ……………」ダッ…

カチャ……ガチャ……

ココア「ち、チノちゃん…!ど、どうしたの…かなぁ…?」ニコニコ……

チノ「なんですぐ開けてくれなかったんですか?」

ココア「あっえっ…えっと…寝ちゃってて…ごめんね!……」

チノ「………」ジトッ…

ココア「……っ…」



チノ「ま、いいです、それより私、料理作ってる最中に指切っちゃったんです、ほらここ 」

ココア「え……あ……うん」

チノ「それで止血してないんですよまだ、あほら、まだ垂れてきてますよね血」

ココア「あっ、た、大変…、絆創膏貼らなきゃ…えっと……ここに」

チノ「………そんなの使わなくていいです」

ココア「え、で、でも…バイキンがはいったら…」オドオド…

チノ「ココアさんがなんとかしてください、姉なんでしょ?私の」

ココア「え………で、でもどうすれば…」

チノ「はい………お口開けてください…」

ココア「えっ…な、なんで……」

チノ「察しが悪いですね…………イライラしてきちゃいましたよ…」

ココア(っ!?…また殴られる……!?)

チノ「………………」

ココア「あぁ………ぅ…ペロッ……」

チノ「つっ……いいです…そのまま」

ココア「ペロッ……ペロッ……」

チノ「舐めるだけじゃなくちゃんと中まで…」

ココア「………あむっ……ジュルッ……」

ココア(んっ………血の味が……)

チノ(んっっ……くすぐったくて…気持ち良い……あぁぁ……………)

ココア「んくっ……え、えへへ…チノちゃん……ど、どうかな……」

チノ「…い…いいから続けてください」

ココア「ふぁい…あぁぁ…レロ……」

チノ(ま、わざと指切ったんですけどね…やった価値ありましたね…まさか本当に舐めるとは……このまま……このままです………このままいけば…ココアさんを……)

チノ「ココアさん…良い子です」ナデナデ

ココア「あっ…/////うう………」

ココア(こんなこと…普通じゃないのに……やめないとだめなのに………)

チノ「も、もういいです……」

ココア「えへへ…ど、どうだったかな…」ニコニコ…

チノ「……………………ココアさん………………」

ココア「っ……な、なに……かな…チノちゃ…ん……」ニコニコ…

ココア(お、怒ってる……なんで!?…ちゃんとやったのに……)

チノ「なんでそんなに怯えてるんですか?」すっ…

ココア「ひっ!!やぁ………」ビクビクッ…

チノ「あは…ただ髪の毛触っただけですよ……」

ココア「…………」ガタガタ……

チノ(ちょっと態度変えただけで笑顔から怯えた顔………まあ作り笑顔なのわかってますけど)

ココア「ち、チノちゃん………あ、あのね………やっぱだめだよ……チノちゃん………」

チノ「なんです?急に」

ココア「も、もとのチノちゃんに戻って…お願いだから…」

チノ「何言ってるんですか…これが本当の私ですよ」

ココア「ちがう…違うよ……こんなのチノちゃんじゃない……グスッ…」

チノ「うるさいです、もういいです、ムカついてきたんでまた殴りますね」

ココア「や、やだ…!やめて……」

チノ「私との約束を破った罰です、私を苛つかせた罰です!」ドガッ!!

ココア「あぐっ…!!痛い………」ポロポロ…

チノ「顔出とバレちゃいますからね…!」ドガッボゴッ

ココア「あっ…ぐっ!……ゴフッ…ごめ…なさ……ぃぃ……」ポロポロ…

チノ「良い顔です…もっとその顔見せてください……いつも笑顔のココアさんが悲痛に歪んだ顔をもっと見たい…!……」ゾクゾクッ…

ココア「やだぁ…やめてぇ………許して……」ポロポロ…

チノ「だめです♪」

ドガバギドコッ………

チノの拷問は10分も続いた…

チノ「はぁ………はぁ…………はぁ………はぁ………」

ココア「ひぐっ………ぐすっ……」ポロポロ…

ココア「おねえちゃ……助けて………助けてぇ………」ポロポロ…

チノ「はぁ…はぁ……もう一度いいますが……誰かにバラしたら………殺しますから……はぁ……はぁ……ココアさんは一生私のもとから離れることはできません……ずっと私と一緒です……」

ココア「ぁ……ぁ…………」

チノ「よいしょ………ココアさん軽いですね……」

ココア「…………」

ドサッ…

チノ「今日は一緒に寝ましょう?泣きじゃくったココアさんを私がなでなでしながら寝かせつけてあげますから……きょ、今日だけは甘えてもいいですからっ…/////特別ですよ?普段はこんなことしてあげないんですからね…」

ココア「………ぅん…ウレシイ…な……アハハ……」

チノ「それじゃあ電気、消しますね」



ココア「すぅ………すぅ……」Zzz…

チノ「クスッ…もう寝ちゃってます……実は言うとですね……本当は…全くココアさんに怒ってなんていません……仕事中に抱きついてくるのもほんとはとても嬉しかったんです……だって私はココアさんのこと、食べちゃいたいくらい好きですら………おっちょこちょいで誰にでも優しくて明るくて元気で…私とは真逆な人………そんなココアさんを壊して私のものにしたいってずっと思ってたんです……」

なでなで…

ココア「うぅぅ……チノ…ちゃ…ん……ごめ…ん…ね……」Zzz……

チノ「きっかけは……チヤさんがボールをココアさんの顔にぶつけたとき、悲痛に歪んだ顔をして、私はそれを見た瞬間………とても興奮したんです…私はそんなココアさんをもう一度見たくて……クスッ……だから…これからも私はココアさんに沢山暴力をふるいます…傷つけて泣かせてその後優しくして落ち着かせて安心させて…それを繰り返します…これから楽しい毎日になりますね…♪大好きですよココアさん……ちゅっ…」

 
ココア(………………たすけて……)

次の日

チノ「あ、おはようございますココアさん!」

ココア(っ…)

ココア「お、おはよ……チノちゃん」

チノ「朝ごはんとっくにできてますよ!早く食べましょう」

ココア「う、うん…いただきます……」

ココア「…………………」

チノ「…………どうかしましたか?」

ココア「な、なんでもない…ょ………!」

チノ「………別に何も変なのは入ってませんよ…」

ココア「…………」

チノ「学校で変なヘマでもされたら困りますし………朝ごはん食べないと元気でませんし…………」

チノ(バレたら困りますし………)

ココア「あむっ…ん……ごくん……」

ココア(よかった…普通だ……)

チノ「あ、そうそうこれ」

ココア「な、なにかな…これ」

チノ「GPSですよ」

ココア「え……それって」

チノ「はい、ココアさんが変な人に連れて行かれないためのものです」ニコッ

ココア「うっ…あ、だ、大丈夫だよ………そんなのなくても……!?

チノ「………………」

ココア「あ、ぅぁ……、ぁぇ…えっあ、ありがとうっ…!心配してくれてるんだよね!ありがとう!……」

チノ「いえいえ……あ、でもそれ携帯の電源と共有して使うものなので携帯に繋げといてくださいね、あと携帯の電源を切ったら使えなくなるのできらないでくださいね」

ココア「うん…うん………ください」

チノ「それじゃあ行きましょうかそれぞれの学校に」

↑ちょいミス

ココア「うん………うん…………」くださいは誤字です





チノ「ココアさん、その顔、なんとかなりませんか?」

ココア「ぇ………」

チノ「その深刻そうな顔なんとかしてください、それじゃあ怪しまれます」

ココア「う、うん…ごめんね…」

チノ「ま、バレたら困るのはココアさんですからね…私は別にいいんですけど」

ココア(いっそのこと…誰かに話したい…でも…その人まで巻き沿いにしちゃったらと思うと…)

チノ「それじゃあ、私はこっちなので」

ココア「うん…またあとで」

チノ「はい…また  お家で 楽しみましょう では」

ココア「…………」ブルブルッ…

チヤ「あ、ココアちゃんおはよー」

ココア「お、おはよーチヤちゃん!」

チヤ「あらー?今日はすごく元気ね!」

ココア「そ、そうかな?えへへ!」

チヤ「それじゃあ学校に行きましょ」

ココア「うん…」

ジーッ……

チノ「…………ほっ……どうやら大丈夫みたいですね…それじゃあ私は私の学校にいかないとですね…」



マヤ「おー、チノー、おはよー!」
メグ「おはようチノちゃん!」

チノ「おはようございますマヤさんメグさん」

授業中

先生「であるからして……これがあれで…………」

チノ「…………………………」イライライライラ……

チノ(ココアさんに会いたいココアさんに会いたいココアさんに会いたいココアさんに会いたいココアさんに会いたいココアさんに会いたいココアさんに会いたい…………………………)

チノ「…………………………………………………………………………………………」


……


ココア(なんとかして……前のチノちゃんに戻さないと…きっとわるいものでも食べちゃったんだ……)

帰り 

チヤ「あれ?ココアちゃんは?」

クラスメイト「ココアならもう帰ったわよ」

チヤ「えっ!?はやい!私置いていかれたの!?」ガーン…



ココア「はっ……はっ……けほけほ…………早く帰らないと…いつつ……」

ココア(うっ…痣が痛くて……うまく走れないよ……)

シャロ「ん…………あれは…ココア?…どうしたのかしら…」

シャロ「おーい!ココアー!」

ココア「しゃ、シャロちゃん……!?…つつ…」

ココア(っ!そうだった…明るい顔しないと…感づかれちゃう…!)

ココア「あ、あははシャロちゃん!奇遇だね!シャロちゃんも今帰り?」

シャロ「そうよ、今日はバイトあるからこの道なの」

ココア「そうなんだ…」

シャロ「ねえ、あんたこれから暇?」

ココア「え、、ぜ、全然暇じゃない…急いで帰らないと…」

シャロ「あら…そう……残念ね……クレープの試作品の試食してもらおうと思ったのに…」

ココア「ごめんねシャロちゃん…この埋め合わせはまたいつか…」

シャロ「くすっ…だーめーよ!今来て♪」グイッ…

ココア「え…こ、困るよ……」

シャロ「ココアがね、好きそうなやつなの、クレープ美味しそうに食べてたからだからね、って…別にあんたを思って作ったとかじゃなくて……えっと と、とにかく来なさい!」

ココア「だ、だめ………だめっ!!」バッ…

シャロ「…えっ………コ…ココア?」

シャロ「ココアがね、好きそうなやつなの、前にクレープ美味しそうに食べてたから…その顔を思い出しながら……って…別にあんたを思って作ったとかじゃなくて……えっと と、とにかく来なさい!」

ココア「だ、だめ………だめっ!!」バッ…

シャロ「…わっ………コ…ココア?」

ココア「だめだよシャロちゃん…行けない」

シャロ「どうして…?なんでよ…」

ココア「それは………その…急ぎの用事で…」

シャロ「急ぎの用事ってなによ…」

ココア「そ、それは……言えないよ…」

シャロ「言えない用事なの?……ねえ…ココア…あんたなんか変…どうしちゃったの?」

ココア「っ……どうもしないよ…」

シャロ「嘘よ!さっきも足引きずってたの見たわ!何かあったの?」

ココア(そんな…見られてた…?!)

シャロ「ココア!正直に言って!」

ココア「だめっ!だめっ!絶対にだめだよ!」

シャロ「ねえなんで…お願い……言ってよココア…私達友達でしょ?」

ココア「友達でも言えないことくらいあるよ…私は平気だから…ね?」ニコッ…

シャロ「わ、私は親友のつもり!」ガシッ!

ココア「い、痛いよっ…話してシャロちゃん!…」

シャロ「嫌…離さないから……だって…今のココア…すごく思いつめてる顔してるもの!…」

ココア「離して……グスッ…お願いだから…」ジワッ…

シャロ「ねえ…ココア、聞いて?…私ねココアを守りたい…ココアがいま苦しんでるなら助けてあげたい、ココアが私達に隠して一人で苦しんでる…それを想像したら胸がとても張り裂けそうになったの…だから助けてあげたい!だからココア…話して?ね?」

ココア「…シャロちゃん…シャロちゃんは優しいんだね………グスッ…」

シャロ「あ、当たり前よ!…だって…私…アンタのこと……う…ううん…今はいい……それよりココア…クレープ、食べる気になった?」

ココア「うん!行くよ!えへへ…シャロちゃんありがとう!大好きっ!」ギュー…

シャロ「っー!////////い、いくわよ…!/////」

ココア「シャロちゃんってリゼちゃんのことが好きなの?」
ココア「シャロちゃんってリゼちゃんのことが好きなの?」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1576518662/)

チノ「今日から私がお姉ちゃんです!」
チノ「今日から私がお姉ちゃんです!」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1576432052/)



こっちのスレ放置して何やってるの~?wwwwwwww
バカの一つ覚えみたいに同じような内容のスレ乱立させて完結まで持っていくことも出来ないの?wwwwww

ココア(っとその前に携帯の電源を切らないと……チノちゃん怒るだろうなぁ…きっとまた暴力を……)

シャロ「ココア?………」

ココア「ううんなんでもない、シャロちゃんいこっか」

……

ココア「あはは、とっても美味しいね」

シャロ「そ、そうかしら?」

ココア「うん!」ニコニコ

シャロ「ふぅ…やっといつもの笑顔に戻った……」

ココア「え?」

シャロ「あんたさ、無理し過ぎなのよ…」

ココア「無理なんてしてないよ」

シャロ「してるわよ、すぐわかったもの」

ココア「……………」

シャロ「何があったの?話してみて」

ココア「って感じで………」

私はシャロちゃんにすべてを話した

シャロ「し、信じられない………チノちゃんがそんな………」

ココア「私だって信じられないよ……」

シャロ「傷見てもいい…?」

ココア「う、うん……でも恥ずかしい」

シャロ「いいから」

ココア「わっ……」

シャロ「うっ……」(痛そう……)

シャロ「酷いわね…アザだらけじゃない……」

ココア「うん…でもシャロちゃんに話せてよかった」

シャロ「ココア……」ウルッ…

ココア「だ、大丈夫だよシャロちゃん…きっと何とかなるから…」

シャロ(私にできることはないかな………)

シャロ「ねえココア…私のところに引っ越してもいいのよ?」

ココア「え?」

シャロ「ち、チノちゃんの家にに比べたら狭いけど……でもその………ね?おいで?……」

ココア「で、でも……チノちゃんに何されるかわからないよ?…」

シャロ「大丈夫よ!私も説得するから!それに私がココアを守るから!」

ココア「で、でも…うぅ………」

シャロ「もう!はっきりしなさいよ!」ガシッ!

ココア「しゃ、シャロちゃん!?…」

シャロ「ココア!私のところに来て!」

ココア「い、痛い…シャロちゃん痛いよ……」ウルッ…

シャロ「あ…う…ご、ごめん……」パッ…

シャロ「わかったわ…でも何かあったら過ぎ私のところに来なさい…いい?」

ココア「うん!ありがとう!」

シャロ「じゃあ…また明日ね」

ココア「うん、ばいばい」

シャロ「………」

シャロ「…………ココア………」



ココア(帰りたくない…言い訳……どうしよう…携帯の電源が切れたでいいかな…変じゃないかな…)

ココア「ただいま……」

チノ「おかえりなさい」

ココア「あ、ご、ごめんねチノちゃん…その…すぐ帰ってこれなくて…あとその携帯の電源が切れてて…」

リゼ「何言ってんだ?ココア」

ココア「へ…あ、リゼちゃん……」

チノ「………………」

リゼ「ほら、はやく着替えて仕事だぞ」

ココア「う、うん……」

チノ「…あとでお仕置きですから」ボソッ…  

ココア「っ…………………」

仕事中

リゼ「ココア?どうした、お前なんかへんだぞ」

ココア「え…な、なにが…?」

リゼ「あ、そうか…いやなんでもない 気にするな」

リゼ(昨日チノと色々あったから反省してるんだな)

ココア「………」



リゼ「おつかれ、ココア、今日のお前なかなか良かったぞ、皿も割らないし特に失敗なんてしてないし」

ココア「えへへ…そうかな」

リゼ「ああ、な?チノ」

チノ「そうですね」

リゼ「さてと、それじゃあ帰るわ」

ココア「あ、わ、私送ってくよ!」

リゼ「は?…いや、別にいいよ」

ココア「あ、そ、そうだよね…」

チノ「………」

リゼ「じゃあまた明日な」

チノ「二人だけになりましたね」

ココア「っ………あ、あのね!チノちゃん!!」

チノ「はい?」

ココア「も、もうやめてよ!私が悪かったから!」

チノ「…………」

ココア「私のこと嫌いなんだよね?だったら私…もうチノちゃんにはあんまし接しないから…私…チノちゃんに甘えすぎてたのかもしれない…だから…その…私ここを出ていこうと思うの…」
 
チノ「…………」

ココア「シャロちゃんに相談したら来てもいいって言ってくれたから…だかr」

ドスッ!

言葉を言い終える前にチノちゃんが飛びついて後ろに隠していたナイフのようなもので襲いかかり、そして腹部に鋭い痛みが走った……

ココア「……ら………ゴフッ………えっ……な………」

チノ「…………痛い…ですか?…痛いですよね…」

ココア「がっ…………たす…けて……痛いぃ………」

チノ「あはは…ものすごい血………暖かい……」

ココア「救急車…………死にたくないよぉ……」ポロポロ…

チノ「死んじゃいますね、私が…ココアさんを逃がすと思いますか?それに………あれほど内緒にしてくださいっていったのに………………許さないです………ココアさんを殺して…私も死んで…終わりです」

ココア「や…だ……」

すでに血溜まりができていてココアの意識が遠のいていく…

カランカラーン

リゼ「すまない!忘れ物してしまった!」

チノ「っ………」

ココア「…………ゴフッ………ハァハァ…」

リゼ「……………え…な………なにやって………」

チノ「っ!!……」ダッ…



その後のことは覚えていない…
でも遠い意識の中でチノちゃんとリゼちゃんが戦っていた、でも…さすがのチノちゃんでもリゼちゃんには勝てなくその場に気絶させられ捕まってしまった
そして…警察に引き渡された……

数日後………

ココア「いつつ………」

シャロ「あ…まって、今起こしてあげるから」

ココア「うん…」

シャロ「ココア……はい、痛み止め」

ココア「ありがとう…」


その後チノちゃんがどうなったのかは私にはわからない…
でもきっと、二度と合うことはないと思う
私は数週間かけてやっとまた、もとの生活に戻れるようになった
そう、もとの生活に元通り



ココア「シャロちゃ………やめ…て……」

シャロ「ごめん…ごめん…でもココア…もっと……」ハァハァ…

ココア「くるし……苦しいよぅ……」

シャロ「ごめん…ココア…ココアの苦しんでる顔が可愛くてしょうがないの……あぁ…ぐちゃぐちゃにしたい……好き…大好き………私もこんな気持ちになるなんて思いもしなかったの…前にね…ココアの泣いてるところみてね…胸がきゅんきゅんして……ココア…好き好き…んっ………」

ココア「やっ……ンンンッ!……」

シャロ「ん…ぁ…チュッ……プハッ……ハァハァ……ココアぁ…ずっと…ずーっと…側に居てね………肉体的にも…精神的にも…沢山虐めて壊して私だけのものにするんだからっ…これからはずーっとここで暮らしていいからね、学校も行かなくていい、私が死ぬまで面倒見てあげる…♪」


終わり

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