【亜人だらけ】アマネ「亜人だらけの」コダマ「クリスマレディオ~」【番外編】 (72)

アマネ「メリクリメリクリ~」

コダマ「メリークリスマス!」

アマネ「いえーい、みんな年末よろしくヤッてる?」

コダマ「アマネさん、下品っす」

アマネ「まぁまぁ、ってところでクリスマスってなに?」

コダマ「さぁ。わかんねぇっすけど」

コダマ「昔は年末祭には死者が帰ってきたとか」

アマネ「目出度い、のか? それをクリスマスっていうのか」

コダマ「おそらく」

アマネ「じゃあ蘇ってるかーい!」

コダマ「イェーイ」

アマネ「このラジオは学園を中心に放送部チャンネルで生放送中だ」

コダマ「協賛は、生徒会、アダム・ド・ローエングラム・アークフォード・フォン・ロスチャイルド、以上の協力を得て実施しております」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1577273040

コダマ「このラジオは皆さんからのメールを中心に今旬の話題などをお気楽に話していく一夜限りのラジオです」

アマネ「リアルタイムだからなー。乗り遅れるんじゃねぇぞ」

コダマ「ゲストなんかも適宜お呼びして聞きたいこと、言いたいことを好き勝手投げつけてきまーす」

アマネ「ってことで、どうもこの二人じゃ華がねぇってことで早速ゲストの力に頼りまーす」

アマネ「………俺らそんな華ねぇのか?」

コダマ「まぁ、あんまり人気ではない、ってところっすかね」

コダマ「っていうか俺たち厄介者扱いされてるっすから」

アマネ「じゃあ、最初のゲストはこの人―」

【ゲスト】>>3 【誰でもいいです】

ソロ

アマネ「ところでだ、顔は広いけど実際どうなんだ」

ソロ「なにがだい?」

アマネ「モテるのか?」

ソロ「ふふ、ふふふ。そういうことで人の価値は測れないからその質問は無価値と言わざるを「モテないんだな」ぐぅ」

ソロ「これでも美人なんだけどね」

コダマ「まぁ、見てくれはいいっすよね」

ソロ「棘を感じる」

アマネ「いいだろ、ドMなんだから」

ソロ「風評被害が激しいよ」

ソロ「そういう君達はモテるのかい?」

アマネ「あん? モテたらこんなことしてねぇよ」

コダマ「同じく」

ソロ「よし、この話はやめにしよう」

アマネ「だな。じゃあここでいっちょお便りを一つ」

コダマ「えーっと」

>>5

ソロ「どうも、みんな大好き新聞部のお姉さん。ソロだよ(笑)」

アマネ「けっ。何がみんな大好きだ。ショタコンの癖に」

ソロ「ななな、なにを言ってるのかな。事実無根だ(滝汗)」

アマネ「っていうかどこから侵入した」

ソロ「空気が入る場所ならどこにでも侵入できる」

アマネ「さすが第三種危険種族」

ソロ「照れるね」

コダマ「お久しぶりです。ソロさん」

ソロ「実際お久しぶりな感じはあるよね。みんな私に会いたかったかな?」

アマネ「お前に会いたい奴いないと思うわ。俺がいうのもなんだけど」

ソロ「でもパンチラ画像とか売ってるから顔は広いんだよね」

アマネ「なんでお前が風紀委員に掴まってないか謎だよ」

コダマ(実は買ったとかいえねぇなぁー)

アマネ「新聞部と言えば学内でも顔が広いほうだけど、実際どんなことやってるんだ?」

ソロ「そうだね。個人個人で思い思いの新聞を作るのが基本だけど、学園紙を月一で発行してるよ」

ソロ「最近起きた大きな事件とか、話題の人物とか学食とかの情報いろいろまとめてね。あ、もちろんこっちはゴシップは入ってない」

ソロ「さすがに私でも真面目なときはあるんだよ(微笑)」

ソロ「で、それが活動費になるわけだけだよ」

コダマ「あ、俺も買ってるっす。色々情報乗ってて便利なんですよね」

ソロ「学内のことを知りたければまずは新聞部にと言われるくらいだからね」

ソロ「今ならモマ副部長のパンチラ画像付き」

アマネ「おい、まともに売れよ」

アマネ「ところでだ、顔は広いけど実際どうなんだ」

ソロ「なにがだい?」

アマネ「モテるのか?」

ソロ「ふふ、ふふふ。そういうことで人の価値は測れないからその質問は無価値と言わざるを「モテないんだな」ぐぅ」

ソロ「これでも美人なんだけどね」

コダマ「まぁ、見てくれはいいっすよね」

ソロ「棘を感じる」

アマネ「いいだろ、ドMなんだから」

ソロ「風評被害が激しいよ」

ソロ「そういう君達はモテるのかい?」

アマネ「あん? モテたらこんなことしてねぇよ」

コダマ「同じく」

ソロ「よし、この話はやめにしよう」

アマネ「だな。じゃあここでいっちょお便りを一つ」

コダマ「えーっと」

>>7

元ヤンの臭いがします

コダマ「元ヤンのにおいがします」

ソロ「………は?」

アマネ「なに、お前ヤンキーだったの?」

ソロ「こ、この美女たる私がそう見える?」

アマネ「んー、でもメール届いてるしな」

ソロ「風評被害も甚だしいね」

ソロ「ところで宛名は」

コダマ「非公開です」

ソロ「そこをなんとか」」

アマネ「まぁ、お前が元ヤンだったら面白いとは思うけど」

ソロ「ギャップ萌え?」

アマネ「いや、雑魚そうなのになって」

ソロ「あん?」

アマネ「…もしかしてマジで元ヤン?」

ソロ「なわけないじゃない(微笑)」

アマネ「だよなぁ」

ソロ(………もしかしてデュオの仕業? だったら絞めなきゃ)

ソロ「私の過去を探るものは葬らなければ」ボソッ

コダマ「あ、音拾えなかったっす」

ソロ「風の音じゃないかな(暗黒微笑)」

アマネ「時間もまだあるしもう一枚読むか」

ソロ「読まなくていい読まなくていい」

アマネ「ソロを辱めるようなの頼むぜ」

コダマ「えーっと」

>>10

姉弟なのに風と雷で属性違うんですね
義理姉弟だったりしますか
デュオくんかわいいですよね

コダマ「姉妹なのに風と雷で属性違うんですね。義理兄弟だったりしますか? デュオ君かわいいですよね」

コダマ「だそうっす」

アマネ「デュオっていったら番長連の雷のやつだろ? 弟だったのか?」

ソロ「うん、そうだよ。まったく姉には似ず困った弟だよ」

ソロ「でも可愛いからよし」

アマネ「あー、えっと、まぁいいや」

コダマ「実際のところ義理兄弟なんすか?」

ソロ「私たち精霊に血縁という関係はないんだよね。その土地で生まれたものを血縁とするから、デュオと私は生まれた場所が一緒でね」

コダマ「あー、ゴーレムと一緒っすか」

ソロ「発生系だね。君達とは違って」

コダマ「で、生まれた場所と時期が近かったから姉弟なんですね」

ソロ「血はつながらないけどれっきとした姉弟だよ」

ソロ「可愛いでしょ」

アマネ「まぁ、顔だけ見れば」

コダマ「でも雷ビリビリしてて怖いっす」

ソロ「かわいいんだ、これ小さいころの」

ゴロゴロゴロドーンッ

コダマ「……この話やめといたほうがいいと思うんすけど」

アマネ「俺も今日くらいは痛い目にあいたくねぇわ」

ソロ「そうだ。今度デュオ特集を組んで」

コダマ「あー! あー!! あー! 次! 次ソロさんへの最後の質問っす!!」

>>12

デュオとどっちが強いん元ヤンさん

コダマ「デュオとどっちが強いん元ヤンさん」

ソロ「おい」

コダマ「へ?」

ソロ「私をからかってるやつら全員がんくび揃えて私んところこい!」

ソロ「神風のソロここに降臨だぞ、こらぁ!!」

ソロ「てめぇらそのメールよこせ! あとこのラジオ聞いてるやつら!」

ソロ「てめぇらもみんなまとめてみな殺しだぁ!!」

ソロ「デュオォ! 私の長刀と弓もってこい」

ソロ「風雷コンビの再誕だぁ!」

ビュォオォォォォォォウッ

コダマ「ひ、ひぃいいぃいいっ」

アマネ「あ、あいつまじで元ヤンなのかよ」

コダマ「こ、これ放送事故じゃ」

アマネ「風紀委員が動くだろ。とにかく私たちは私たちの仕事をするだけだ」

アマネ「結構付き合ってきたけどあんなんだったんだな」

コダマ「惨劇が起きないといいっすね」

アマネ「優秀な風紀委員がなんとかするでしょ」

アマネ「あー、このレディオはどんな質問でも随時拾っていくんでよろしく」

コダマ「じゃあ次のゲストを呼ぶ前に」

アマネ「ヨームで『Rapping Air』」

コダマ「ヨームさんって実は俺の知り合いなんですよ」

アマネ「まじで?」

コダマ「小学校からの付き合いです。最近会えてないですけど」

アマネ「その話を聞きたいが次のゲストが来ちまってるんだ」

アマネ「じゃあ次のゲスト」

コダマ「>>15さんどうぞー」

セラフ「どうも皆様。生徒会副会長、セラフ・ロートシルトですわ」

セラフ「青春してますか? 今日こそ青春の日ですよ」

アマネ「結構大物が来たな」

コダマ「今日はあの槍もってないんですね」

セラフ「薄汚い悪魔がいませんもの」ウフフ

コダマ「普通にみたら優し気なお姉さんっすよね」

セラフ「ふふ、実際優しいお姉さんですよ」

アマネ「でも俺、なんか自己中な性格って会長から聞いてるぜ」

セラフ「あらあら、あのゴキブリったら。でも自分の幸せ満ちて、人にやさしくできますから」

アマネ「案外俗っぽいのか?」

セラフ「心理ですよ。本当に優しくしたいのなら自分が幸せでなければ」

アマネ「えーっとここで生徒会匿名さんからのメールです」

アマネ「お菓子を食べられたあげく、自分が幸せにならなければ人に優しくできないと言われました」

アマネ「らしいぜ」

セラフ「………それも青春?」

コダマ「ぜったい違うと思うっすけど、あ、またメールが」

>>20

天使の中でも序列がありそうですけど
他の天使たちとは仲は良いですか?

コダマ「天使の中でも序列がありそうですけど、他の天使とは仲は良いですか?」

セラフ「一般的には翼が多いほど優れているとされますね」

アマネ「12枚ってことは結構えらいのか」

セラフ「ふふ、恥ずかしながら」

アマネ「それで、仲はいいのか?」

セラフ「皆等しく神の御子ですから。ですが妹は私のことをあまり好きでないと」

アマネ「姉妹ってのは結構複雑なもんだからな」

アマネ「一番仲がいい天使ってのは誰なんだ?」

セラフ「順位をつけるのは好ましくありませんが、しいて言うならセフィムかしら」

アマネ「あー、あの悪い意味で有名人」

セラフ「あの言葉はきっと神の意志に通ずるものですわ」

コダマ「何も考えてない気もするっすけど」

コダマ「じゃあ次のお便り」

セラフ「でしたら私が読んでみたいです」

セラフ「えっと」

>>22

ベリアに対するそれはツンデレですか
セラベリですね

セラフ「べリアに対するそれはツンデレですか。セラベリですね」

アマネ「セラベリわっほい」

セラフ「」グチャッ

コダマ「わわっ。手紙握りつぶしたら駄目ですよ」

セラフ「ふふ、うふふ、うふふふふ」

セラフ「わたくしがあの唾棄すべき黒虫に好意を抱いていると?」

セラフ「久々に、愉快なジョークを聞きましたわ」

セラフ「この、幸せ」

セラフ「あやつにぶつけて」ゴゴゴゴゴッ

コダマ「ちょっ、ここで暴れるのはやめてくださいっす! アマネさん次! 次のはがき!!」

アマネ「実際嫌いでいいのか?」

セラフ「殺したいですわ」

アマネ「おう、最上級系」

アマネ「とりあえずみんなも聞いてるから落ち着いてくれ」

セラフ「」ザクザクザクザクザクザク

コダマ「ひっ」

アマネ「なんだ、その人形」

セラフ「どこでも断罪人形ですわ♪」

アマネ「落ち着いてくれ」

セラフ「ふぅ、あら、わたくしとしたことが」

アマネ「これは地雷だったらしいな。次のメールで最後だがいいか?」

セラフ「オッケーですわ♪」

>>24

お姉さまズは見た感じ麗しいのに学園でも最高位の戦闘力集団なのは恐ろしいですよね
他のお姉さまズのことどう思ってますか

アマネ「おっと、その前に一曲入れとくか」

コダマ「ウィザーズシンフォニーで「トゥモローイズトゥデイ」」

一日限りのはずでしたが続きます

この世界の時間よ、止まれ!

コダマ「お姉さまズは見た感じ麗しいのに学園でも最高位の戦闘力集団なのは恐ろしいですよね。ほかのお姉さまズのことどう思ってますか?」

セラフ「まぁ、麗しいだなんて、うふふ」

アマネ「いや、後半もちゃんと聞けよ。戦闘力集団って言われてんぞ」

コダマ「セラフさんとヒョウカさんが強いのは知ってますけど、実際ほかの方々はどうなんですか?」

セラフ「エグゾセさんはとてもお強くて、ユークリッドさんは女子力が高いですわ」

コダマ「じょ、女子力?」

セラフ「ふふ。私たちは優雅に過ごすことを目的としているのです」

アマネ「いや、メンバー的には優雅な日常とはかけ離れてる気がするんだが」

セラフ「そうでもないですわよ? 麗らかな午後には皆さんでお茶をたしなむこともありますもの」

アマネ「絵にかいたようなお嬢様だな。けっ」

アマネ「それで仲はいいのか?」

セラフ「もちろんですわ。ヒョウカさんには何度か凍結封印かけられたりしてますけど」

コダマ「そりゃあ生徒会っていえば学園屈指の問題集団っすからね」

アマネ「前の生徒会よりは愉快だと思うけどな」

セラフ「特にユークリッドさんとは一緒に買い物行ったりと仲良くさせてもらってますの」

アマネ「まぁ、あいつは学園内でも淑女として有名だもんな」

セラフ「あ、ちなみにエグゾセさんは、あら、これは言っちゃいけませんでしたわ」

アマネ「そういわれると気になるんだが」

セラフ「うふふ、私が怒られてしまいます」

コダマ「ヒントだけでも」

セラフ「そうですわね。実はああ見えてエグゾセさん、歌がとても上手なのです」

アマネ「へぇ、それは意外」

コダマ「セイレーンでも破滅の歌声とか言われてますもんね」

アマネ「もっと根掘り葉掘り聞きたいことはあるが時間が押してるんでな」

セラフ「名残惜しいですわ。とても楽しい時間でした」

コダマ「ぜひ、また来てくださいよ」

セラフ「その時は、ふふ」

アマネ「放送部が送る~」

コダマ「クリスマレディオ~」

アマネ「お、俺らにも質問が届いてるぞ」

コダマ「嬉しいっすね。テンション爆上げっす」

アマネ「えっと」

アマネ「『コダマたんのもふもふ耳の裏側に顔をうずめて深呼吸したい』」

アマネ「だってさ」

コダマ「ちょっとそれは遠慮したいですね。っていうかそのはがき選んじゃいけないやつでしょ?」

コダマ「じゃあこっちは『アマネさんのパンツをのぞこうと上の階から覗いてみたら暗闇でした。穿いてないんですか?」

アマネ「穿いてるよ! っていうかパンツ覗こうとするな変態が!」

コダマ「暗闇になってるってなんなんすか?」

アマネ「見られるから晦まし魔術かけてるんだよ」

コダマ「だったらさかさまにならなきゃ」

アマネ「これは俺のアイデンティティーだ。不撓不屈の反逆者だからな」

コダマ「さて、次のゲストが来たみたいですよ」

アマネ「それじゃあお前ら待望のゲストだ」

コダマ「>>31さんです」

セフィム

アマネ「またもや天使様のご登場だ」

コダマ「セフィムさんです。よろしくお願いします」

セフィム「聖なる夜に舞い降りた白い雪は恋人達の愛をなぜ燃え上がらせるのだろうか」

アマネ「うん、さっそく意味わかんねぇわ」

セフィム「どうも皆さま。優しい日々を過ごしていますか?」

コダマ「セフィムさんと言えば白衣の天使って感じですけど、実際結構不明なところが多いですよね」

コダマ「今回はそのヴェールを剥がしていけたらなと思います」

セフィム「隠されたものを見たがる人は多い。なぜ隠されたか考えようともしないのに」

コダマ「あのぉ、セフィムさん?」

セフィム「はい、なんでしょう」

コダマ「この人、顔はぽやっとしてるんだけどなぁ」

アマネ「話が通じないタイプだよな。マイペースの極みというか」

コダマ「気が付いたらどこかにいってそ、セフィムさん! そっち機材の部屋っすから!」

セフィム「風も水も流れゆくもの。そこに人のエゴを挟んではいけない」

コダマ「あぁもう! 質問いくっすよ! チェケラ!」

アマネ「>>34からだ」

普段何してるのか

アマネ「普段何してるのか」

アマネ「そうだよ。普段から何してるんだよ」

セフィム「散歩ですよ」

コダマ「えーっとそれ以外には」

セフィム「お散歩ですね」

コダマ「ほら趣味とか」

セフィム「ふふ、散歩です」

アマネ「はい、ゲスト間違えたー!!」

コダマ「まぁまぁ、散歩も楽しい、みたいですし」

コダマ「散歩の何が好きなんですか?」

セフィム「いろいろな方に出会えることです」

セフィム「東や西や北や南、どこに行っても人と巡り合えますから」

コダマ「え、うん、なになに。ここで情報が入ったんすけど、セフィムさん、番長連の会合に出席したこともあるとか」

アマネ「なにやってんだよ」

セフィム「歩いていたらいつのまにか」

コダマ「番長さんたち困惑でしょうね」

コダマ「追い出そうとしてもなぜか現れ続けたとか」

アマネ「何もんだよこいつ」

セフィム「人をあれやそれで表すことはできない。表してしまえば僕が僕でなくなってしまうから」

コダマ「ちなみにそのよく意味深なこといってるのはなんなんすか?」

セフィム「?」

アマネ「無意識かよ………」

アマネ「とりあえずは普段からさ迷ってっるらしい。会いたい奴は学園内をさ迷ってれば出会えるかもな」

セフィム「人に会いたいのならまずは歩いてみることさ。考えていても雲はまってはくれやしない」

アマネ「…ぶっちゃけこいつとトークできる気がしねぇわ」

アマネ「あー次のメール」

コダマ「>>36さんっす」

学園三奇人ってまさか貴女じゃ

アマネ「学園三奇人ってまさか貴女じゃ」

アマネ「だそうだが、どうなんだ?」

セフィム「そう呼ばれたことはないですよ?」

コダマ「っていうか学園内の奇人って三人で収まるのか?」

アマネ「だよな。リューンのところの三姉妹は三奇夫人とか呼ばれてるのは知ってるけど」

コダマ「上二人は本当に有名ですからねぇ。ルミエールさんは三奇人の一人って呼ばれてるのは知ってるっすけど」

アマネ「この学園、本当謎だらけだよな」

コダマ「生徒数1万じゃすまないですし」

セフィム「奇妙と君が言うのなら僕はそれに胸を張って特別なのさと答えよう」

コダマ「まぁ、奇妙なのは否定できないよね。セフィムさん」

アマネ「まぁ、三奇人が誰なのか、今後きっと出てくるんじゃないか?(他力本願)」

コダマ「レディオでは三奇人の情報について募集してまーす」

コダマ「さて次のメールは>>38さんからです」

もしかしなくてもボッチ?

コダマ「もしかしなくてもボッチ?」

セフィム「ボッチ、とは」

コダマ「親しい人はいるのかってことっす」

アマネ「たしかに誰かとつるんでるイメージないわな」

セフィム「仲がいい人はいますよ」

アマネ「へぇ、そいつぁ意外だ。誰なんだ?」

セフィム「数年前にゼミ教諭として赴任してきた」

コダマ「あの赤毛でそばかすで眼鏡で地味目の」

セフィム「えぇ、あの方とは星の巡り会わせが良いみたいで」

セフィム「それと、リリーのところにいることもありますね」

アマネ「リリー?」

コダマ「教会のシスターさんです。あの人も天使ですしね」

セフィム「それとペナンドットさんとも親しいと思っています」

コダマ「神出鬼没のペナンドットっすか。たしかにセフィムさんも神出鬼没っすもんね」

アマネ「そういう奴らだからなんか気があうのか?」

セフィム「だからボッチとやらではないのです」

セフィム「私を一人だと笑うのなら笑えばいい。私には一人になれるという選択肢を選んだ意志があるのだから」

コダマ「これ二重人格疑惑あるっすよね」

アマネ「じゃなかったらこえぇよ」

コダマ「っと、もうお時間っすね」

アマネ「じゃあセフィム。お疲れ様」

セフィム「今日はありがとうございます。これを聞いてる方」

セフィム「またどこかでごきげんよう」

コダマ「あれ!? もういない!?」

アマネ「あいつは死角を移動する術でもつかってんのか?」

コダマ「えーっと、ここで一曲」

コダマ「アイレーンで『思春期少女的狂奏曲』」

コダマ「学内の音楽シーンはめまぐるしくかわっていきますね」

アマネ「そこらへんは放送部もかかわってるからな」

アマネ「プロデュース部の部長からいろいろはなし仕入れてるし」

コダマ「アマネさんてきに次来そうな歌手は?」

アマネ「あー、マンドラゴラがボーカルやってるデスメタルバンド『マンドレイク・スクリーミング・ゴア』かな」

コダマ「アマネさんっぽい趣味っすね。ちなみに俺は機械天使のテクノユニット『発条式奇怪少女集団』っすかね」

アマネ「年末の音楽祭も楽しみだな。これを聞いてるやつらは誰を応援してるんだろうな」

コダマ「こんどアンケートとってみるのもいいっすね」

コダマ「次のゲストの準備整ったみたいですよ」

アマネ「そんじゃあ次のゲストは>>41だ」

モモ

モモ「カリスマJK、モモだよー。よろしくねっ」

アマネ「うわ、ビッチきたよ」

コダマ「モモちゃんちーっす」

モモ「コダマん、ちーっす」

アマネ「お前は、確かモマの従妹だったか?」

モモ「そーだけど、種族は違うし」

アマネ「お前もパンツ見せるのが趣味なのか?」

モモ「パっ、パンツゥ!? べ、別にそれくらい見せる自信あるけど」

アマネ「ちらり」ペラッ

コダマ「おっ、ピンク」

モモ「きゃっ。めくるとかあんた変態なわけ!?」

アマネ「自信あるって言うから。だったらスカート脱いでパンイチであるけば?」

モモ「それただの変態でしょ!? ファッションって言葉しってんの!?」

アマネ「でも男性経験豊富なんだろ? いまさら見せるくらい」

モモ「ももも、もちろん男なんて日替わりだし? さらにお代わりだし?」

アマネ「クソビッチじゃん、やっぱ(ズキューン)とか(ばきゅーん)なプレイはするのか?」

コダマ「規制音被せるの面倒なんでそういうネタは勘弁勘弁」

モモ「えっ、なにそれ」

アマネ「知らないのか?」

モモ「あたしくらいになるとディープすぎて逆に常識が非常識っていうか」

アマネ「うわっ、ひくわ」

アマネ「で、そんなクソギャルビッチにメールが来てるぞ」

コダマ「>>43さんからっす」

ぶっちゃけモマのことはどう思ってるの?

コダマ「ぶっちゃけモマのことはどう思ってるの?」

モモ「モマねえは、口うるさい姑みたいな存在かな」

アマネ「口うるさいのか?」

モモ「はしたない服装してーとか、言葉使いがどうのってちょーうるさいの!」

モモ「私は私。カリスマJKなんだから!」

コダマ「おしゃれって一言でいうとあれだけど、拒絶反応でちゃう人がいるタイプのおしゃれだもんな」

モモ「ちょーかわいいじゃん?」

コダマ「頭硬い人とかは嫌いそう。アマネさんはこういう格好はどうっすか?」

アマネ「いや、俺には似合わねぇだろ」

モモ「そんなことないよ。今度コーディネートしちゃおっか?」

アマネ「ソロに写真撮られてからかわれるのがオチだ」

コダマ「結局モマさんのこと嫌いなん?」

モモ「嫌い、じゃあないけどー」

モモ「もうちょっと、私のこと理解してくれたらなって、思う」

コダマ「だそうですよモマさん。このレディオ聞いてるといいな」

アマネ「初めてこのラジオが役に立ったかもな」

モモ「ってかモマねえも野暮ったい格好してるし、私がコーディネートしたいのに」

コダマ「新聞記者か探偵かってみたいな恰好してるっすもんね。キャスケット被って」

アマネ「スカートが精いっぱいのおしゃれなんだろうな」

モモ「つーことで、今度の休み、一緒に服買いに行くから、よろしくっ」

今日はここまで

もうクリスマス関係ない

名前だけしか出てないキャラでも全然OKです

コダマ「もうすぐCMあけまーす」

モモ「CMやたら長くなかった?」

アマネ「あん? 気のせいだろ」

コダマ「3,2,1」

アマネ「って感じで別に仲が悪いわけじゃないみたいだな。つまんねぇの」

モモ「なに。あんた的には仲が悪かったほうがよかったの?」

アマネ「修羅場にこそ俺たちありってな。不仲のほうがいろいろと面白い」

モモ「残念。でも、向こうが私のことどう思ってるかは知らないけど」

コダマ「まぁまぁ、きっとモマさんもモモさんのことかわいい妹みたいにおもってますって」

コダマ「じゃあ次のお手紙! >>50さんからっす!!」

クレル

コダマ「あれ、これ生徒会のクレルさんじゃん」

アマネ「お、なんて?」

モモ「クレルって、結構美人で有名の。そんな人から私に一体なんの」

コダマ「恋愛経験ゼロって本当?」

モモ「そそそ、そんなわけないでしょ。こんな激カワギャルが恋愛したことないなんて、そんなわけないじゃない」

コダマ「っすよねー。それで今まで付き合ってきたのはどんな人?」

モモ「い、いっぱいいすぎて覚えてないわね」

アマネ「まじかよ。くそビッチじゃん」

モモ「私にとって恋愛なんて食事と一緒だもの」

コダマ「ほえー、俺もそこまでモテてみてぇなぁ」

コダマ「なんかモモさんキスとかあいさつ代わりっぽいっすよね」

モモ「き、キス!?」ボッ

アマネ「ん、どした。顔真っ赤だが。もしかして」

モモ「い、いやキスなんてお子様がすることだから。あたしくらいになると人前でできないもっとやばいキスするから、かえって普通のキスはこっぱずかしくてできないというか」

アマネ「ふーん、なるほどねぇ」

コダマ「放送禁止級のキスっすかぁ。ディープなやつかな」

アマネ「多分もっとえげつないんだろ」

モモ「当り前じゃない」

アマネ「へぇ、それで初体験はいつ?」

モモ(初体験? キスのことよね。それだったら幼児舎で見たことあるわ)

モモ「4歳のときよ」

アマネ「………まじかよ」

モモ「もちろん。なんたってモテモテだったもの」

アマネ「これ以上突っ込むとやばい話題になりそうなんで次いくぞ」

コダマ「はいよっす。えーと次のお葉書は>>54さんから」

今までのデートで特に印象深かったことは?

コダマ「いままでのデートで印象深かったことは?」

モモ「えーっと、それは」

アマネ「なんかこいつのことだから多人数プレイとか言いそう」

モモ「多人数プレイ…」

アマネ「えっ。まじであんの?」

モモ「初等部の時にクラスの男子達とやったことあるけど」

モモ(おままごと。これもデートよね?」

アマネ「…お前の人生ゆがみきってねぇか? チビのときなにやってんだよ」

モモ「お母さんって呼ばれてたわ」

アマネ「おいおい、ロリショタでママショタプレイは業が深いぜ」

モモ「あ、でも、犬役とかもいたから」

アマネ「プラスSM………」

コダマ「壮絶な世界っすね。これ放送していいんすか?」

アマネ「いや、生放送だし」

モモ「結構頻繁にしてて、男子を追ったり、追われたりとか、物陰に一緒に隠れて息を殺したりとか、あとはみんなビショビショになって」

コダマ「わーわー!! 次の曲いくっすよ!」

アマネ「エコーロケーションズで『ココロ・パルス』」

コダマ「危うく放送事故になるところだった」

アマネ「もう手遅れな気がするわ」

コダマ「モモさんにはご退場してもらいました」

アマネ「歩くセクロスは放送事故のもとだからな」

アマネ「いやしかし、恋人同士がなぜか過ごすこの今日にどれだけの人が聞いてるんだろうな」

コダマ「はい、ここで緊急速報」

アマネ「どした」

コダマ「少年君捕獲大会、決着がついたそうです」

アマネ「そんなもんやってたのか」

コダマ「この日を一緒に過ごしたいといろんな人から追われたらしいっす。モテるっすねぇ」

アマネ「本人心底迷惑そうにしてるけどな。優勝者は姉か?」

コダマ「あー、そこまでまだ情報は入ってないっす」

コダマ「さて、次が最後のゲスト!」

アマネ「>>57準備はいいか?」

ベルンカステル

ベルン「呼ばれたけれど、こんななれ合いに意味はあるのかな」

アマネ「ないとは思うけどこっちもスポンサーいるんでな」

コダマ「ちょちょちょ、レディライト家の人っすよ?」

アマネ「でも学生だ。なら立場は一緒だろ」

アマネ「ってか、この季節にベルンカステル嬢がいるとひどく部屋が冷えるな」

ベルン「僕じゃどうしようもないよ。君は呼吸を止めることができるのかい?」

アマネ「まぁ、こんな時のために毛布持ってきてたけどよ」

コダマ「あ、俺もください」

アマネ「すまねぇがこの毛布は一人用なんだ」

ベルン「しかしあの少年とやら、いったいなんの価値があるのかな。解せないよ」

ベルン「所詮人間。特別な力などないのに」

アマネ「でもロード家のものだからな」

ベルン「戦前の引きこもり貴族の末裔が、レディが連れ出さなきゃその座にいないのに」

アマネ「えーっと、どうかしたか?」

ベルン「いや、なんでもないよ。それより自己紹介をしておこうか」

ベルン「僕はベルンカステル・レディライト。分家だけど、能力は本家には負けてないさ」

ベルン「もし、私たちを迫害するような輩は、顔を炙って樽に閉じ込めるからよろしく」

アマネ「こえぇよ。つーかレディライトを迫害するやからなんていないだろ」

ベルン「さぁね。人間は信用できない」

コダマ「そんなミステリアスなベルンカステルさんにお手紙が届いてるっす」

コダマ「>>59

人間嫌いなようだけど、親戚に人間にお熱なのがいるぞ

コダマ「人間嫌いなようだけど、親戚に人間にお熱なのがいるぞ。だそうです」

ベルン「人間に………? いったいそれは」

アマネ「ベルンカステル嬢的にはそれ許せるのか?」

ベルン「許したくはない、といったところかな」

ベルン「でも、みんなには幸せになってほしいし、その人間がどんなものか見極める必要があるね」

アマネ「もしダメな人間だったら」

ベルン「そのときはボクが憎まれ役を買うさ」

ベルン「でもレディライトの血に人間が混じることは好ましくない。もしかするといざってときは………」

アマネ「いざってときは?」

ベルン「地下牢にでも幽閉しようかな」

アマネ「金持ちだから実際できそうで嘘かどうかこれわかんねぇぞ」

コダマ「実際やってしまいそうなところが怖いっす」

ベルン「幸せになれそうなら応援するよ。まぁそれにはまず」

ベルン「ボクたちに並ぶ能力をもってないといけないけどね」

アマネ「ムリゲーじゃん」

コダマ「レディライトさんたち、みんなハイスペックっすからね」

ベルン「ボクたちは幸せにならないといけないんだ。それがボクたちの義務」

コダマ「ベルンカステルさんにはいいひとはいないんすか?」

ベルン「ボクに?」

ベルン「考えたこともなかったな」

アマネ「我こそはというやつら、ベルンカステル嬢はフリーだぞー」

ベルン「くくく。待ってるよ?」

コダマ「さて次のお手紙>>61さんからっす」

初代レディライトの伝記本持ってるけど初代様かわいいよね
初代様の旦那になりたいだけの人生だった

コダマ「初代レディライトの伝記本持ってるけど初代様かわいいよね 初代様の旦那になりたいだけの人生だった」

ベルン「惜しい、時代が数百年遅かったね」

ベルン「確かに初代は眉目秀麗で頭脳明晰だったらしいね」

ベルン「社交界では輝くその姿でいろんな人を魅了したらしいし」

ベルン「でも初代も人間嫌いでね。知っているとは思うけれど人間に裏切られたんだ」

アマネ「ベルンカステル嬢も人間となにかあったのか?」

ベルン「………ボクも信じてた人に裏切られたからさ」

アマネ「坊主にくけりゃ袈裟まで憎いってやつか」

ベルン「初代の生き写しと言われているボクで良ければ一度お相手してあげてもいいよ」

ベルン「君がボクに見合う亜人であるならね。ククク」

アマネ「人間だったら…?」

ベルン「人間が、ボクを愛するわけないさ」

ベルン「もう、ボクにその資格はない」ボソッ

コダマ「人間とベルンカステルさんの溝は深い。まぁ、藪蛇にならないように次の話題に」

コダマ「>>63

どんな邪法に手を出したんだ?ベルグレイン

コダマ「どんな邪法に手を出したんだ。ベルグレイン」

ベルン「!?」

アマネ「名前間違ってるしわけわかんねぇよ」

ベルン「はは、あて名はあるかい?」

コダマ「あて名………ペンネームっすね」

コダマ「黒衣の勇者さんからっす」

アマネ「懐かしいな、見てたわ」

ベルン「………」

ベルン「生きている…のかい、君は」

アマネ「ん?どうした?」

ベルン「いや、なんでもない。それより間違いみたいだし次のはがきにいこうよ」

コダマ「っすね。じゃあ最後>>65さんから」

レディライト家親戚多いけど
皆のことどう思ってるん
P.S ベル一族は報われてもいいと思う

コダマ「レディライト家親戚多いけどみんなのことどう思ってるの PS.ベル一族は報われてもいいと思う」

ベルン「ハハハ、ボクたちが報われない? そんなわけないじゃないか」

ベルン「金も名誉も地位も、全部手に入れたのだから」

アマネ「それで、ほかのレディライト家の人のことどう思ってるんだ?」

ベルン「もちろん大好きさ。愛してるよ」

アマネ「こりゃまたストレートな」

ベルン「クク、みんなの存在はレディライト家繁栄のあかしだからね」

コダマ「でも姉妹がいっぱいってうらやましいっすね」

アマネ「そういえばレディライト家のやつって女しか聞いたことねぇけど男はいないのか?」

ベルン「さぁ、ご想像にお任せするよ」

アマネ「さて、時間もそろそろ」

コダマ「あっという間だったっすね。いろんな人と知り合えてよかったっす」

ベルン「みんなも今日という日を楽しみに過ごすといい」

ベルン「もしかしたら気まぐれな幽霊が会いに来てくれるかもしれないしね」

アマネ「それじゃあ風邪ひくなよー」

コダマ「このレディオはアマネとコダマとゲストの皆さんでお送りしました」

コダマ「最後に相殺部隊で「ユーレイズ」」

アマネ「んじゃあなー」

コダマ「ばいばーい」

~とある暗闇のなか~

「君はまだ生きていたのか」

「いいや、死んでいないだけだ」

「あのハガキ、いったい」

「私自体が呪いの塊みたいなものだからな。わかるさ」

「一体どんな呪法を使った」

「呪法だなんて、ただのおまじないさ」

「何が目的だ」

「一族の繁栄だったか、いや人間の抹殺だ」

「俺がお前をそこまで追い込んだか」

「あぁ、そうさ。君のせいでボクはひねくれてしまった」

「本当に申し訳ないと思っている。あれは全面的に私が悪い」

「君は絶対に許さない。それだけは心の底に刻み込まれている。あの熱さとともに」

「この体にはないはずの傷が痛むのさ」

「………どうする。俺は抵抗しない。死にもしないがな」

「………君が、君がもしまともなら」

「ボクは今でも王子様の存在を信じてられたんだ」

「王子、様?」

「今だから言うよ、ボクは君が『好きだった』。あの時までは」

「だからこそあの時のボクの思いを裏切った君を許さない。いいや、それだけじゃない」

「ボクは人間たちがしてきたことを全部覚えている。ランハオの姿やレディ家の兄がやったこともね」

「人間の禍々しいところを見てきたんだ。だから今更ボクは人間を受け入れようなんて思わない」

「どうする。ボクはきっと人間をこれからも追い込んでいく。君が勇者を気取るというなら」

「勇者だなんて、そんな名前は名乗れない。何一つ守れなかった私に勇者だなんて、それは揶揄というものだ」

「私の目的はただ一つ、死ぬことだけだ」

「く、ククク、いい気味だ。君が永遠に苦しむのを見るのはね」

「それで贖罪となるのなら。この哀れな体をいくらでも見るといい」

「死なない体で見ているといい。人間たちが滅んでいく姿を」

「…なにかあるというのか」

「もうすぐ、もうすぐ始まる。クククっ」

「もう一度、あの日々が戻ってくるのさ」

おわり

クリスマス限定のはずなのにずいぶん長いことかかってしまって申し訳ない。

では、また本編のほうで

おやすみなさい

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