千川ちひろ「ヒューマギアP!」 (84)

~346プロ、事務室~

ちひろ「プロデューサーさん達が過労で倒れた今…」

ちひろ「遂に我が社にもAI時代が来たんですよ!」

ちひろ「それにしても遅いですね…」


ガチャ


或人「こんにちはー」

ちひろ「あ、来ました!」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1571066695

ちひろ「遅かったですね、待ちくたびれましたよ」

或人「いや~すみませんね、ハハハ…」

イズ「或人社長、社内で迷ってましたよね」

或人「そういうこと言わなくていいの!」

ちひろ「・・・・・」

或人「いやでもおかげで可愛いアイドル達も見れたし…」

或人「迷路にまよってメーロメロ…なんつって」

イズ「今のは迷路とメロメロをかけたギャグですね」

イズ「はい!アルトじゃないと!」ドヤァ

或人「解説しなくていいからぁ!」

ちひろ(この人、楓さんといい勝負かも…)

ちひろ「あの、夫婦漫才はその辺に…」

イズ「夫婦…?」

或人「そこ引っかかんなくていいから!今すぐ準備しますね」ガサゴソ






ちひろ「これが…」

イズ「はい、こちらが新しくプロデューサーとして働く…」

或人「愛取(あいどる)プロデュー太です!」

P「はじめまして」

ちひろ「凄い…ホントに人間みたいですね」

イズ「既に346プロの全アイドルのデータを読み込ませてあります」

ちひろ「もう!?100人以上いるのに!?」

或人「そんなに…そりゃ前のプロデューサーさんも倒れるよね…」

Pマギア「私は大丈夫です」




ガチャ




凛「おはようございます」

ちひろ「あ、凛ちゃん、おはようございます」

凛「何してんの?」

ちひろ「新しいプロデューサーさんが来たんですよ」

凛「ああ、そういや今日だっけ…確かヒューマギアの…」



Pマギア「渋谷凛さんですね、おはようございます」ペコ

凛「!」キュン

凛「ふ、ふーん…アンタが新しいプロデューサー?悪くないじゃん」

Pマギア「よろしくお願いします」

ちひろ「あらあら、もう仲良くなっちゃって」




ガチャ



まゆ「おはようございますぅ」

Pマギア「佐久間まゆさんですね、おはようございます」ペコ

まゆ「!」キュン

まゆ「あ、あなたは…」

Pマギア「本日よりプロデューサーに就任したプロデュー太と申します」

まゆ「うふ、うふふふふふふふ・・・」

Pマギア「?」

まゆ「まゆの新しい王子様ですねぇ」ギュッ

凛「!」

まゆ「これから社内を案内してあげますよぉ」

凛「ちょっとまゆ!」ガシッ

まゆ「あら凛ちゃん、いたんですか?」

凛「最初からいたよ、初対面で馴れ馴れしすぎじゃない?」

まゆ「何か問題でも?」

凛「そうやって前のプロデューサーも連れ回しすぎてぶっ倒れたよね?」

まゆ「うっ…」

まゆ「り、凛ちゃんだってプロデューサーさんのスーツの匂いこっそり嗅いでたじゃなですかぁ!」

凛「うっ…」


或人「ああ、こりゃプロデューサーさんもぶっ倒れるわ」

ちひろ「でも機械化されればそういうこともなくなりますよね」

或人「そ、そうですかね…」

ちひろ「期待してますよ、うまくいけば第2、第3のPマギアの購入も考えてますから」

イズ「ありがとうございます」

~1ヶ月後 346プロ~

或人「またここに来るとは…」

イズ「緊急のそうだんだそうです」

或人「にしても…」

フワ「・・・・・」

或人「何でアンタまでいるわけ?」

フワ「調査だ」

或人「さいですか」

フワ「フン」

或人「しかし驚いたよなぁ、まさか346さんから大量に発注が来るとは…」

イズ「今ではほぼアイドル1人につきほぼ1人プロデューサーがついてるそうです」

或人「副社長も驚きと喜び半々の反応してたもんなぁ」

フワ「その分暴走した時の危険性も高い、いざという時は…」

或人「まぁまぁ、周り見て見ろよ、アイドル達のあの笑顔を…」

ありす「ほらプロデューサーさん!行きますよ!」

ありすP「ま、待ってくれ橘…働きすぎて俺の体はボロボロだ…」

紗南「あー!また負けたー!強いねプロデューサー!」

紗南P「心が躍るぜ!」

心P「俺の初めての人間の友達になってくれて…ありがとう」

心「はい♪」

かな子P「かな子君、ハッピーバースデイ!誕生日ケーキだよ!」

かな子「あれ、今日私の誕生日だったっけ…?でも美味しそう…」

光「プロデューサー!ヒーローごっこしよう!」

光P「それがここでの俺の役割か、だいたいわかった」

ほたる「プロデューサーさん!アイスの棒当たってます!」

ほたるP「よっしゃラッキー!」

留美「プロデューサー君、この婚姻届にサインを…」

留美P「ビリっときたぜ!」

或人「ほら、ちゃんと共存ができてる」

イズ「そうですね」

フワ「それが長く続けばいいがな」


楓「あら、あなたたちは…」

或人「高垣楓さん…こんにちは」

楓「飛電の皆さんですね、いつもお世話になっております」ペコ

或人「いや~ハハハ…」

楓「流石、飛電秘伝の技術…フフフ」

或人「・・・・・」



イズ「はい!アルトじゃないと!」ビシッ

或人「いや言わなくていいんだよ!」


フワ(は、腹が痛い…www)プププ

楓「それでは、失礼します」ペコ

楓P「失礼します」ペコ

楓「プロデューサーさん、この後一杯どうです?」クイッ

楓P「いえ、私は飲めないのですが…」


イズ「或人社長、そろそろ…」

或人「うん」


七海「あ!飛電の社長さんなのれす!」タタタ…

或人「七海ちゃん、これから仕事?」

七海「はい!釣り番組なのれす!」

七海P「フフン、君も僕の七海ちゃんに釣られてみる?」

七海P「それじゃ七海ちゃん、行こうか」

七海「はい!」タタタ…




イズ「私たちも行きましょうか」

或人「うん」

~事務室~

或人「こんにちは~」

ちひろ「あっ!やっと来てくれました!」

イズ「何か問題でも?」

或人「さっき社内見て回ったんですけど特に問題はなさそうだったんですけどね」

ちひろ「それがそうでもないんですよ…見てください」

蘭子P「ヤミノマヤミノマヤミノマ…」ブツブツ

凛P「クンカコワイクンカコワイ…」

まゆP「シバラナイデ…」

杏P「俺は気づいたんだ…働いたら負けだ!」



ちひろ「あのへんがちょっとオーバーヒートしてしまって…」

或人「うわぁ…」

イズ「データはちゃんと入ってるはずなんですが…」

或人「きっとアイドルの個性がデータを上回っちゃったんだろうなぁ…」

イズ「そういうものですか」

或人「ああ、俺も芸能界にいた身だからわかるぜ!」

イズ「そんな大きな舞台やってないじゃないですか」

或人「うっ…」

イズ「とりあえず回収してアップデートしてみますね」

ちひろ「よろしくお願いします」

フワ「そんなんでどうにかなればいいがな」

或人「あれ?もしかして心配してくれてる?」

フワ「違う!」

~346プロ、正面玄関~

七海P「七海ちゃん、準備はできたかな?」

七海「はいなのれす…あ!」

七海P「どうしたの?」

七海「マイ釣竿を忘れてきたのれす、取ってくるのれす!」タタタ…

七海P「うん、待ってるよ」

七海P「フフフ…」

??「ねぇねぇ」

七海P「ん?」



















迅「やぁ」

七海P「君は誰だい?」

迅「僕は…」



ガチャッ



七海P「うっ…」

迅「君の友達だよ」



<●> <●>


七海P「メツボウジンライネット ニ セツゾク」

七海「お待たせしました~」タタタ…

七海P「七海ちゃん…逃げ、テ…」

七海「え?」




アーケロン! ゼツメライズ!




アーケロンマギア「シャアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!!」

七海「」

キャアアアアアアアア


ちひろ「えっ!?」

或人「下が騒がしいな…」

イズ「或人社長、出番です」

或人「くそっ、やっぱりか!」

フワ「恐れていたことが…」

アーケロンマギア「ガアアアアアアアアアアアアッ!!!!!」

キャー ワー


或人「これは…」

七海「ぷ、プロデューサーさんがぁ…」

或人「七海ちゃん…」

七海「なんかウミガメさんみたいになったのれす!カッコいいのれす!」キラキラ

或人「いや暴れてるじゃんアイツ!」

イズ「或人社長、早く対応を」

或人「あ、ああ…そうだな」ガシャン


ジャンプ!

オーソライズ!

ドカアアアアアアアアアアアアアアン!!!

七海「ば、バッタが…」

ちひろ「ちょっと!会社壊さないでくださいよ!」


或人「変身!」


プログライズ!


飛び上がライズ! ライジングホッパー!!!


"A jump to the sky turns to a rider kick."

仮面ライダーゼロワン(ライジングホッパー)「お前を止められるのはただ1人!俺だ!」

アーケロンマギア「ガ…?」

ゼロワン「イズ、アイドル達を頼む」

イズ「わかりました」

ちひろ「避難誘導なら私も手伝います!それと…」

ゼロワン「?」



ちひろ「あまり物壊さないでくださいね」

ゼロワン「…善処します」

七海「あ、あの…」

ゼロワン「大丈夫、俺が、彼を止めて見せるから」

七海「は、はいなのれす!」




アーケロンマギア「ツ、ツラレテエエエエエエエエエエエエエエエエエッ!!!」

ゼロワン「行くぞ!」

幸子P「おやおや」

輝子P「一体なんの」

小梅P「騒ぎかな?」


ゼロワン「あ!今出てきたら…」


アーケロンマギア「ボクニツラレテエエエエエエエエエエエエエエッ!!!」シュババ


トリロバイトマギア×3「ガガ…」


ゼロワン「あーあ…」

アーケロンマギア「チャオオオオオオオオオ」バッ

ゼロワン「あ!逃げるな!」ダッ

トリロバイトマギア「ガガ…」

ゼロワン「あーもう邪魔!」


フワ「何やってんだ!フン!」バキィ!


バレット!

オーソライズ!

フワ「変身!」

ショットライズ!

シューティングウルフ!!!

"The elevation increases as the bullet is fired."

仮面ライダーバルカン(シューティングウルフ)「ヒューマギアは残らずぶっ潰す!」

ゼロワン「おお・・・」

バルカン「こいつらは俺がやる!」バキュン!

トリロバイトマギア「ガッ…」


ゼロワン「わ、わかった!」

タタタ…

ゼロワン「どこ行った…」


キャー ワー


ゼロワン「アイドル達は大丈夫かな…」




珠美「めええええええええええん!!!」


バシーン!


トリロバイトマギア(珠美P)「ギャアアアアアアアアアアアアア!!!」

珠美「ふぅ、危なかったです」

ゼロワン「あれ・・・?」

拓海「オラァ!」バキィ!

拓海P「グワッ!」

早苗「逮捕よ!」ガチャリ

早苗P「・・・・・」

亜季「殲滅であります!」ズガガガガガガガ

亜季「ギャアアアアアアアアアアアアア!!!!!」



ゼロワン「なんか…アイドルって凄いな」

訂正

金) 21:05:35.53 ID:1CRyPfvj0
拓海「オラァ!」バキィ!

拓海P「グワッ!」

早苗「逮捕よ!」ガチャリ

早苗P「・・・・・」

亜季「殲滅であります!」ズガガガガガガガ

亜季P「ギャアアアアアアアアアアアアア!!!!!」



ゼロワン「なんか…アイドルって凄いな」

アーケロンマギア「・・・・・」

ゼロワン「あ!いた!」

ガッシャーン!


仮面ライダー迅「邪魔はさせないよ!」

ゼロワン「おい!窓ガラス割るなよ!俺が怒られるだろ!」

迅「ええ…」

ワーワー

光「周りが大変なことに…どうしようプロデューサー…」

光P「やれやれ、こうなったらもうこんな玩具ごっこはおしまいだな」


ブチッ


光P「ふぅ…」

光「み、耳の奴とった…」

光「あ、アンタ一体…」

光P「俺か?俺は…」



光P「変身」


カメンライド! ディケイド!



仮面ライダーディケイド(ネオディケイド)「通りすがりの仮面ライダーだ」

光「え、えええええええええっ!?プロデューサー人間!?」

ディケイド「ったく、ただの下見のつもりだったんだがな」


ディケイド「ハァッ!」バキィッ!

迅「うわっ!」

ゼロワン「えっ…誰?」

ディケイド「気にするな、通りすがりの仮面ライダーだ」

ゼロワン「いや気になるんですけど…」

迅「何なの君?僕の邪魔をしようっての?」

ディケイド「ああ…まぁそうだな」


ディケイド「ほら、こいつは俺がやるから行けよ」

ゼロワン「は、はい!」タタタ…

迅「あ!待て!」

ディケイド「そんなにあいつと戦いたいか?」ガシャン


カメンライド! ゼロワン!


ライジングホッパー!


ディケイドゼロワン「じゃあこういうのはどうだ?」

迅「え?どうなってんのそれ?」

~一方その頃~

トリロバイトマギア軍団「ガガガ…」

バルカン「ハァハァ…何体いるんだこいつら」


バサッ


??「この本によれば、この世界のライダーと我が魔王はいずれ相まみえる」

バルカン「何だお前は?」

??「気にしないでくれたまえ、これはあくまで下見だ」ガシャン

??「変身」


トウエイ! フューチャータイム!


スゴイ! ジダイ! ミライ!


カメンライダーウォズ! ウォズ!

仮面ライダーウォズ「フッ」

バルカン「お前も、仮面ライダー…?」

ウォズ「さて、このキカイを倒せばいいのかな?」

ジカンデスピア! ヤリスギ!

トリロバイトマギア軍団「ガガ…」

バルカン「…どうやら味方と見ていいようだな」

バルカン(でも槍でやりすぎってwww)プププ

~346プロ、室内プール~

ゼロワン「とうとう追い詰めたぞ…」

アーケロンマギア「ギ・・・・・」

ゼロワン「しかしプールまであるとは…すごい事務所だな」

ゼロワン「でもあれが使えるな!」ファング!

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom