―事務所に集まった五人の男女
結華「ねぇ……みんなも同じ事考えていたんだよね……」
咲耶「あぁ……恋鐘を思ってだな……」
摩美々「まさかー、プロデューサーまでとはー」
シャニP「す……すまん……てっきり……」
霧子「ど……どうしよう……」
―そこには
―アンティーカのもう一人のメンバーの誕生日プレゼントが……
―同じモノが五セット分並んでいた……
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こがたん誕生日記念SSです
軽く読めますので、お付き合いを
―それは数日前のことだった
結華「ねぇ、もうすぐこがたんの誕生日だけど、何か用意してある?」
咲耶「いや。たしか……去年はフライパンとかのセットだったからね」
摩美々「あんな重いのもうやだー」
霧子「ま、摩美々ちゃん!」
結華「Pたんは何か考えてある……といっても、一日前にチョコの誕生日だから、先にそっち?」
P「いや、チョコのはもう準備してある。みんなとお菓子を作るセットを一揃えで買ったからな」
咲耶「ははっ、去年の恋鐘を真似たね」
摩美々「ずるはいけないんだー」
霧子「でも……すごく喜びそう…だね」
結華「うーん、実物の方がいい気がするんだけどなー」
P「もちろん、そっちも抜かりない。夏葉に頼んでチョコフォンデュのセットを借りれることになってるからな」
摩美々「うわー、あまあまー?」
―結局纏まらず……
咲耶「やぁ、恋鐘。最近、料理の方はやってるかな?」
恋鐘「当然たい!ばーりばり腕もあがっとーよ!今度また披露するたい」
咲耶「それは楽しみだな」
恋鐘「あ……けど、事務所にあるお皿とかが少し欠けたりしてんな。もっとよか皿があると嬉しいばい!」
咲耶「ほぅ……」
――――――壁
結華、摩美々、霧子、P「なるほど……お皿ね」
恋鐘「どうせ事務所に置くなら、高級感あふれるのがいいたい!」
咲耶「なるほど、日本人らしく目で料理を味わうのに、食器のその一部というわけか」
恋鐘「そうたい!例えばこんなのが欲しいたい」
つ【雑誌の見開き】
咲耶「へぇ……参考になるね」チラチラ
恋鐘「よーし、来月の給料日にも見てくるたい!」
~~~~~~~~~~~~ホワンホワン
結華「で、みんなして誰が何を買うか相談しなかった結果がこれか……」
咲耶「すまない……せめてそういった場を設ければ」
P「いや、そういう時に、プロデューサーである俺が声をかけていれば」
摩美々「ほんとー、しっかりしてよねー」
霧子「摩美々ちゃん!……あ、ぷ、プロデューサーさんは……その……気にしないで……」
P「ははっ、いつも『楽しく話せたな』で済ましてきたのが仇になったな……」
結華「ふぇぇ……どうしよう」
ガチャ
恋鐘「おっはよーさん!!」
「って……この大量の皿は、どげんしたばい!?」
霧子「じ、実は……」
恋鐘「うちの……ヒック……うちの誕生日の為に……ヒック……うちは幸せものたい!」ビェェェン
摩美々「うわぁー、収拾がつかなくなってきたー」
P「落ち着け、恋鐘。これはそのあれだ……」
恋鐘「ん……」ウックウック
P「実使用用、保存用、観賞用、布教用、自慢用と考えるんだ!」
結華「」ズコー
結華「ちょいとPたん!いくらこがたんで「それならいいたい!」
結華「は?」
恋鐘「実際に事務所でみんなに出す時に使う分!」
恋鐘「うちの部屋に飾っておいて楽しむ分!」
恋鐘「何かの機会に、うち達の絆の証拠と自慢する分!」
恋鐘「ほかにもいっぱーい、活用するたいっ!!」
咲耶「ははっ、結果おーらいみたいだな」
霧子「よかった……です」
恋鐘「じゃあ、さっそく使わせてもらうばい!」カチャカチャ
咲耶「使うって……もしかして」
恋鐘「そうばい!いてもたってもいられなくなったたい!」パチッ!シュゴ
摩美々「あー、もうこうなったらとまらないよー」
P「そうだな。なら、パーティーの準備をするか」
結華「んじゃ、ケーキ持ってくるね!」
咲耶「飲物は任せてくれ」
摩美々「がんばれー」ゴロン
霧子「摩美々ちゃん!!」ユサユサ
―この後、みんなでパーティーを楽しみました
―数十年
恋鐘娘「それじゃあ、行ってきます」
恋鐘「ちょい待つばい!」
カチャカチャ
恋鐘「これ……持って行くばい」
恋鐘娘「これって……お母さんがアイドルだった時の……!?」
恋鐘「よかばい……この時の為に取って置いた『保存用』たい!」
恋鐘娘「お母さん……うんっ!」
恋鐘娘「必ず……幸せになるからね!」
恋鐘「当然たい!うちの娘なら……うん」ニコッ
―お幸せに……
おしまい
こがたんの娘さんも、胸部装甲がすごそうだと思います
では、ありがとうございました
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