【スーパーヒーロータイム】イズ「スーパーバレンタイン大戦」 (41)

~バレンタインより数日前~


~飛電インテリジェンス~

イズ「もうすぐバレンタインですね…」

イズ「検索した結果、大切な人にチョコレートを贈る日だとか」

イズ「私は当然、或人社長に送る予定です」

イズ「早速作業に移りましょう」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1584185847

イズ「という訳でお願いします、天才ショコラティエヒューマギア、千代小田カカオ」

千代小田カカオ「もうどんだけ~」

イズ「できれば当日までにお願いしたいのですが…」

カカオ「他ならぬイズちゃんのお願いだもの、まっかせなさーい!」

イズ「何故貴方は男性型なのに女性言葉を…とにかくお願いします」

~そのころ龍井家~

カナロ「最近オトの様子がおかしいんだ…」

コウ「えっ、そうなのか?」

カナロ「ああ、最近俺のことを避けているような気がしてな…」

メルト「確かに変だな、最近お茶にも誘ってくれなくなったし」

カナロ「なん…だと…」

~バレンタイン前日~

イズ「そろそろチョコが出来上がる頃ですね…早速受け取りに行きましょう」


オト「う~ん…困ったな~」


ドンッ


オト「きゃっ!」ドサ

イズ「大丈夫ですか?」

オト「す、すみません…ちょっと考え事してて…」

イズ「私の機能に問題はありません、ご安心を」

オト「え?機能?」

イズ「・・・!」ピピピ



オト「あ、あの…」

イズ「スキャン終了、貴方は人間ではありませんね」

オト「!?」

オト「ど、どうしてそれを…」

イズ「身体構造が人間ともヒューマギアとも異なっていたので」

オト「ひ、秘密ですよ?」

イズ「ええ、勿論です」

オト「実は私リュウソウ族で…」

イズ「リュウソウ族…私のデータベースには存在しません」

オト「データ…あなたは一体?」

イズ「私は秘書型ヒューマギア、イズと申します」

オト「ヒューマギア…あなたも人間じゃないんですか?」

イズ「はい…」

オト(そうなんだ…それにしても…)



イズ「?」ボイン

オト(この人…おっぱいおっきい…)

オト(私もあれくらいあったらなぁ…)

イズ「どうしました?」

オト「あ、いえ…」

イズ「もしかして、何かお悩みですか?」

オト「え?」

イズ「前方不注意になるくらいですから、深刻な悩みだと分析しました、もしかしてバレンタインに関してですか?」

オト「な、何でわかったんですか!?」

イズ「この時期の女性の悩みを分析したまでです」

オト「はい、実は好きな人と大好きなお兄ちゃんに渡そうと思ったんですけど…」

イズ「・・・・・」

オト「その…どっちの分も買うには持ち合わせがなくて…」

オト「それでどうしよっかなって…」

イズ「そうですか…」


ガシッ


オト「えっ?」

イズ「ついてきてください」

~一方その頃~

モテない男「ハァ…」ソロリ

モテない男「どうせ今年もチョコ貰えないんだろうな…」




クレオン「おっ、いいカモ発見!」

モテない男「えっ?」

~スイーツショップ~

カカオ「いらっしゃ~い♪」

イズ「お邪魔します」

カカオ「あ~らイズちゃん、待ってたわよ♡」

オト(わぁ、すごい濃そうな人…)

カカオ「あら、その子は?」

イズ「実は折り入ってお願いがあるのですが」

カカオ「あら、何かしら?」

イズ「この子の分のチョコレートを作ってくれませんか?」

オト「えっ」

カカオ「ふふ~ん…なるほどね、でもどうせなら…」




カカオ「自分たちで作ってみない?」

オト「自分で…?」

イズ「どうゆう事ですか?」

カカオ「あれから色々考えたのよ…」

カカオ「やっぱり大切な人には手作りの物を渡したほうがいいんじゃないかってね」

カカオ「大丈夫よ、ワテクシが教えてあげるから♡」

オト「わ、わかりました!」

イズ「あなたがそこまで言うなら」

~数時間後~

オト「できました!」

イズ「私もできました」

カカオ「あらあら、素敵じゃないの、どんだけ~」


イズ「じゃあ早速渡しに行きましょう」

オト「はい!」


ガッシャーン


イズ「?」

カカオ「あら?外が騒がしいわね」

フェニックスマイナソー「チョコオオオオオオオオオ!!!!!」


ワー キャー


オト「あ、あれは!」

イズ「該当データ無し、マギアでもレイダーでもないようですね」

オト「あれはマイナソーです!」

イズ「マイナソー…?」

オト「えっと…人の心から生み出される怪物です」

イズ「レイダーのようなものでしょうか」

カカオ「も~いったい何なのよ…」



フェニックスマイナソー「チョコオオオオオオオオオ!!!!!」ボオオオオオオオッ


ドロドロ


オト「あ!店のチョコが!」

イズ「溶けていってますね…」

カカオ「ああ…ワテクシのチョコが…」

カカオ「・・・・・」


イズ「カカオ?」


カッ


<●> <●>



カカオ「人類ヲ、抹殺セヨ」

オト「あの、カカオさん…?」


カカオ「ガアアアアアアアアアアッ!!!!」



オト「え!?え!?」

イズ「離れてください」




アークマギア(ベローサタイプ)「人類ヲ、抹殺セヨ」

オト「か、カカオさんが怪物に…」

イズ「チョコを溶かされた事で人間の悪意を感じ取ったようですね」

オト「ど、どうすれば…」

イズ「残念ですがどうしようもありません」




アークマギア「抹殺」

フェニックスマイナソー「チョコオオオオオオオオオ!!!!!」

ケボーン!

ライジングホッパー!



リュウソウブルー「ハアアアアアアアアアアアッ!!!」


仮面ライダーゼロワン(ライジングホッパー)「でりゃああああああああああああ!!!」


ズバン! バキィッ


怪人ども「「グアアアアアアアアアアアアアッ!!」」


オト「あっ!」

イズ「あれは…」

ゼロワン「イズ!大丈夫か!」

イズ「或人社長…何故ここに?」

ゼロワン「いや、イズがこっそり出かけてくの見えてさ」



ブルー「オトちゃん、大丈夫?」

オト「メルト君…」

ゼロワン「さて、ここからは…」

ブルー「俺達の出番だ」



ゼロワン「ん?つーかあんた誰?」

ブルー「いやお前こそ誰だよ」


アークマギア「抹殺」

フェニックスマイナソー「チョコオオオオオオオオオ!!!!!」


ゼロワン「ま、いいや、今は…」エビバディジャンプ!

ブルー「あいつを倒すのが先だ」キュウリュウソウ!


メタルクラスタホッパー!

ヒエヒエー

ゼロワン(メタルクラスタホッパー)「行くぞ!」フィニッシュライズ!

ブルー(ヒエヒエソウル)「ああ!」ソウ ソウ ソウ ソウ ソノチョーシ!



プログライジングストラッシュ!!!


ブルー「ブリザードディーノスラッシュ!!!」


ズバアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアン!!!!!



怪人ども「「グアアアアアアアアアアアアアッ!!!!!」



ドカアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアン!!!!!

カカオ「あら?ワテクシは何を…?」

オト「元に戻った!」


フェニックスマイナソー「チョコオオオオオオオオオ!!!!!」

ゼロワン「おいあっちまだ元気だぞ」

ブルー「フェニックスだからそう簡単には死なないって事か…」

~一方その頃~

クレオン「お前なんか一生チョコ貰えねーんだよ!」

モテない男「うわああああああああああああああ!!!!!」





フェニックスマイナソー「チョコオオオオオオオオオ!!!!!」ドシーン‼

ゼロワン「おっきくなっちゃった!」

ブルー「まずいな…」

ゼロワン「周りにまだ沢山人がいるのに…」


フェニックスマイナソー「チョコオオオオオオオオオ!!!!!」ボオオオオオオオッ!!!


ワー キャー


ブルー「まずい!」



??「ぷにシールド!」

キュアフォンテーヌ「交わる2つの流れ!キュアフォンテーヌ!」ペェ!

ゼロワン「また青いのキター!?」

ブルー「君は…?」

フォンテーヌ「話は後で、町の人達は私が守ります、だから…」


ゼロワン「よーし!マンモスで…」



プテラードン「ようオト!大変そうだな!」

オト「ピーたん!」

ブルー「丁度よかった、俺を…」

オト「ピーたん!私を乗せてくれない?」

ブルー「えっ」


オト「女の子の大切な日を滅茶苦茶のするなんて許せない!」

イズ「同感です、私もご一緒しましょう」

ゼロワン「ええ…」

プテラードン「何かよくわかんねーけど行くか!」

プテラードン「竜装変形!」ガシャン


ヨクリュウオー「ヨクリュウオー!!!」


オト「これ私たちの動きに連動するんだよ!」

イズ「わかりました」

オト「えい!」

フェニックスマイナソー「グアッ!」

イズ「・・・・・」ブン

フェニックスマイナソー「ギャッ!」


ゼロワン「つえー…」

ブルー「女は強しだな」

オト「一気に行くよ!」

イズ「はい」

ヨクリュウオー「よっしゃああああああああ!!!!!」


3人「「「ヨクリュウオー!ブリザードクローストライク!!!」


ドカアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアン!!!


フェニックスマイナソー「グアアアアアアアアアアアアア!!!」ヒュウウウウウウウウウウ


イズ「太陽まで吹き飛びなさい」

~その後~

メルト「何とか片付いたな」

或人「ああ、君もありがとな」

ちゆ「いえ、たまたま近くをジョギングしていたので…」


オト「メルト君」

イズ「或人社長」


男2人「「ん?」」

女2人「「チョコ受け取ってください!」」

メルト「ありがとう、嬉しいよ」

オト「えへへ…」


或人「ありがとうイズ!ちょこっとでもよかったのに嬉しいな!」

イズ「今のはチョコとちょこっとをかけたギャグですね」

或人「うっ…」

或イズ「「はい! アルトじゃー…ないと!!!」」


メルオト(寒っ)

ちゆ「ぷっwww」



リュウソウゴールド「無事かオト!」

オト「遅いよお兄ちゃん…はいチョコ」

カナロ「おお…ありがとう!」


~おわり~

~おまけ~

トワ「兄さん今年もたくさんもらったねぇ」

バンバ「町を歩いてるだけで勝手に集まるんだ、迷惑な事だ」

アスナ「じゃあ少しちょーだい!」

コウ「俺も!」



シェスタ「今年も貰えませんでしたねマキゾエ副社長」

副添「副添だよっ!(泣)」


天津「私がチョコを貰える確率…1000%」

唯阿(何言ってんだコイツ)


~本当におしまい~

これで終わりです、1月遅れながらバレンタインネタでした

最近は共演も少なくなってきて寂しい…

キラメイはこれからどうなるか…楽しみです

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